【最新】理系の就職偏差値の総合ランキングと業界別ランキングを紹介!特徴も徹底解説

【最新】理系の就職偏差値の総合ランキングと業界別ランキングを紹介!特徴も徹底解説

この記事では理系の方向けに人気の業界の就職偏差値ランキングについて紹介しつつ、それぞれのランクにおいてどのような傾向があるのか、どのような企業があるのかについて解説します。

就職偏差値とは、企業の就職難易度を偏差値としてまとめたもののことで、X(旧Twitter)を中心に近年話題に上がっています。

自分が受ける企業がどの位置に存在しており、どのような傾向があるのかについて理解しておけば、就活がスムーズに進みますので、ぜひ参考にしてください。

こちらは理系向けのランキングですので、文系の方はこちらから文系の就職偏差値ランキングをご覧ください。

理系の就職偏差値ランキング【総合編】

まずは業界を分けずに総合的に理系の就職偏差値ランキングを見てみましょう。

どのような傾向があるのか、どのような人物像を求めているのかなどについて、ざっくりと確認しておいてください。

【総合】Sランク

【理系】総合Sランク
偏差値 企業名
80 キーエンス
79 任天堂
78 トヨタ自動車、ソニー

Sランクに位置する企業は業界トップの技術力と収益性を持ち、世界的に認知されている優良企業です。

選考難易度は非常に高く、理系の方にとって憧れの存在となっています。

キーエンス、任天堂、トヨタ自動車、ソニーがこのランクに含まれます。

これらの企業はそれぞれの業界におけるリーダーであり、革新的な製品やサービスを提供している企業です。

例えば、キーエンスは産業用センサーや計測機器の分野で世界的なシェアを持つ企業で、その高い利益率と効率的なビジネスモデルは他企業の模範となっています。

任天堂はゲーム業界で圧倒的なブランド力を持ち、ハードウェアとソフトウェアの両方で革新を続けています。

いずれの企業も、高い技術力と収益性に裏打ちされた確固たる地位を築いており、非常に魅力的な選択肢です。

【総合】Aランク

【理系】総合Aランク
偏差値 企業名
77 三菱商事、三井物産
76 伊藤忠商事、住友商事
75 丸紅、デンソー

Aランクに位置する企業はグローバルな事業展開と高い競争力を持つ大手総合商社や主要メーカーが中心です。

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、デンソーがこのランクに含まれます。これらの企業は事業の多角化や国際的なネットワークを活用し、安定した経営基盤を築いています。

三菱商事や三井物産はエネルギー、金属、食品、物流など多岐にわたる事業を展開しており、グローバル市場での競争力が高いです。

伊藤忠商事と住友商事も資源開発や消費財ビジネスに強みを持ち、新たな事業分野への挑戦を続けています。

Aランクの企業はグローバルな視点でのキャリア形成を目指す方にとって魅力的な選択肢であり、高い専門性と経営安定性を兼ね備えた職場環境が魅力です。

【総合】Bランク

【理系】総合Bランク
偏差値 企業名
74 本田技研工業(ホンダ)、パナソニック
73 日立製作所、三菱電機
72 富士通、リクルート

Bランクの企業は国内外で高い評価を受ける大手企業が中心で、安定した経営基盤と広範な事業展開が特徴です。

本田技研工業(ホンダ)、パナソニック、日立製作所、三菱電機、富士通、リクルートがこのランクに含まれます。

これらの企業は特定の技術分野でリーダーシップを発揮しており、キャリアの多様性が魅力です。

ホンダはバイクや自動車、航空機エンジンに至るまで多岐にわたる事業を展開しており、その技術力と製品力が高く評価されています。

パナソニックは家電、電池、ソリューション事業を中心に幅広い分野で活躍しており、環境技術への投資が進んでいます。

日立製作所はITやインフラ、ヘルスケアといった分野で事業を多角化しており、社会的課題解決に向けた取り組みが特徴です。

Bランクの企業は安定性と挑戦の両立を目指す方にとって魅力的なキャリア選択肢と言えるでしょう。

【総合】Cランク

【理系】総合Cランク
偏差値 企業名
71 川崎重工業、IHI
70 東芝、NEC
69 三菱重工業、日産自動車
68 SUBARU、マツダ
67 ヤマハ発動機、スズキ
66 シャープ、京セラ

Cランクの企業は特定の分野に強みを持つ企業が多く、地域密着型や技術特化型の事業展開が特徴です。

川崎重工業、IHI、東芝、NEC、三菱重工業、日産自動車、SUBARU、京セラなどがこのランクに含まれます。

川崎重工業やIHIは航空宇宙や船舶といった高度な技術分野で強みを発揮しています。

東芝とNECは電機業界での豊富な経験を活かし、エネルギーやITソリューションの分野で事業を展開しているのが特徴です。

日産自動車やSUBARU、マツダはそれぞれの市場ニーズに応じた製品開発を行い、競争力を維持しています。

ヤマハ発動機やスズキはバイクや小型車の分野で国際的な評価を受けており、特定市場での存在感が強いです。

Cランクの企業は特定の分野でのキャリアを目指す方にとって適した選択肢を提供しています。

理系の就職偏差値ランキング【コンサル編】

続いて、コンサル系の理系の就職偏差値ランキングについて紹介します。

基本的に、文系でも理系でも就職偏差値があまり変わることがない業界ではありますが、どのような能力が求められるのかなどについては多少異なるため、確認しておいてください。

【コンサル】Sランク

【コンサル】Sランク
偏差値 企業名
74~76 マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニー

Sランクのコンサルティング企業は世界的に著名な戦略系コンサルティングファームが多く、選考難易度が非常に高いのが特徴です。

このランクには、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーが属します。

これらの企業では高度な分析力、論理的思考力、問題解決能力が求められるため、応募者にはトップクラスの学歴や実績が必要とされます。

また、国際的なプロジェクトに参加する機会が多いため、語学力やグローバルな視点も重要です。

これらの企業の業務は企業の経営戦略の立案から実行支援まで幅広く、顧客に提供する価値が非常に高いのが特徴です。

特に、データサイエンスや定量分析を駆使した課題解決が求められる場面が多く、自分の専門知識を活かしながら、刺激に満ちたキャリアを築けるでしょう。

【コンサル】Aランク

【コンサル】Aランク
偏差値 企業名
71~73 A.T.カーニー、ローランド・ベルガー、アーサー・D・リトル(ADL)、PwC Strategy&(旧ブーズ・アンド・カンパニー)

Aランクのコンサルティング企業はグローバルに展開しつつ、特定の分野に特化したサービスを提供する企業が多いのが特徴です。

A.T.カーニー、ローランド・ベルガー、アーサー・D・リトル(ADL)、PwC Strategy&(旧ブーズ・アンド・カンパニー)がこのランクに属します。

これらの企業は戦略から実行支援まで幅広い業務をカバーしており、顧客の課題解決に深く関わることができます。

特に、製造業やIT業界などの特定分野に強い企業が多く、理系の専門知識を活かせる場面が多いのが魅力です。

選考では専門性と実務経験が重視される傾向がありますが、新卒採用では基礎的なスキルやポテンシャルも評価されます。

また、これらの企業はSランクよりはプレッシャーがやや少なく、ワークライフバランスを重視した働き方を提供する企業も増えています。

【コンサル】Bランク

【コンサル】Bランク
偏差値 企業名
68~70 アクセンチュア(戦略部門)、三菱総合研究所(MRI)、ドリームインキュベータ(DI)、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)

Bランクのコンサルティング企業は総合系や業務改善系のコンサルティングを手掛ける企業が多く、選考難易度は中程度です。

アクセンチュア(戦略部門)、三菱総合研究所(MRI)、ドリームインキュベータ(DI)、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)がこのランクです。

これらの企業では柔軟な対応力や適応力が求められ、幅広い業界に対応するためのジェネラリスト的なスキルが重視されます。

特に理系出身者はプロセス改善や技術革新の提案を行う場面で活躍できる機会が多いです。

Bランク企業の特徴として、安定した働きやすい環境が挙げられます。

長時間労働や高いプレッシャーが比較的少なく「コンサルとして働きたいけれど、ワークライフバランスも重視したい」という人に向いていると言えるでしょう。

【コンサル】Cランク

【コンサル】Cランク
偏差値 企業名
65~67 野村総合研究所(NRI、コンサル部門)、日本経営システム(JMS)、コーポレイトディレクション(CDI)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング

Cランクのコンサルティング企業は地域密着型や国内市場に特化した企業が多く、実務スキルやコミュニケーション力が重視される傾向にあります。

野村総合研究所(NRI、コンサル部門)、日本経営システム(JMS)、コーポレイトディレクション(CDI)、三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどが該当するランクです。

選考難易度は比較的低いものの、特定の分野に特化した専門知識や経験が評価される場面が多いです。

クライアントとの距離が近く、密なコミュニケーションを重視したサービスを提供しています。

また、Cランク企業の特徴として地域社会や特定分野への貢献が挙げられます。

例えば、地方自治体や中小企業の支援を中心に行う企業が多く、地域に根ざした働き方を望む人に適しています。

Cランク企業で得た経験は他の業界や企業へのキャリアアップにも役立つ基盤となるため、新卒の方にもおすすめできる企業が多いと言えるでしょう。

理系の就職偏差値ランキング【メーカー編】

理系向けのメーカー業界の就職偏差値ランキングがどのようなものであるのかについても確認しておきましょう。

Sランクともなると、名前を聞いたことがない人は居ないような「超」がつく大企業になりますが、AランクやBランクにも有名な企業が存在しており、魅力的な企業が多いのがメーカーの特徴です。

【メーカー】Sランク

【メーカー】理系の就職偏差値ランキング
ランク 企業名
Sランク キーエンス、任天堂、トヨタ自動車、ソニー

Sランクに位置するメーカーは業界トップの技術力、収益性、そして革新性を兼ね備えた企業が属しています。

キーエンス、任天堂、トヨタ自動車、ソニーといった企業が含まれ、それぞれの業界で世界的なリーダーとしての地位を築いています。

これらの企業の特徴は圧倒的な技術革新を推進する能力と、それをビジネスに落とし込む高い実行力です。

選考難易度は非常に高く、応募者には高度な専門知識と技術力が求められます。

また、製品開発や生産技術の分野では最先端の研究や技術を活用したプロジェクトに携わることができるため、理系の方にとって「挑戦の場」として最適です。

Sランク企業の魅力は高い給与や充実した福利厚生だけでなく、働くことで得られるスキルや経験のレベルの高さにあります。

しかし、仕事に対する要求水準が非常に高いため、自己管理能力やストレス耐性は欠かせません。

【メーカー】Aランク

【メーカー】Aランク
ランク 企業名
Aランク 東京エレクトロン、レーザーテック、ディスコ、ファナック、本田技研工業(ホンダ)、パナソニック

Aランクのメーカーは高い技術力と市場シェアを持つ企業が多く、選考難易度も高いのが特徴です。

東京エレクトロン、レーザーテック、ディスコ、ファナック、本田技研工業(ホンダ)、パナソニックといった企業がこのランクに属します。

いずれもそれぞれの分野で圧倒的な存在感を持ち、競争力の高い製品やサービスを提供しています。

このランクの企業では専門性と実務経験が重視され、応募者には即戦力としての技術力が必須と言えるでしょう。

しかし、ポテンシャルをされる可能性もあるため、スキルと将来への展望の両方を語ることを推奨します。

【メーカー】Bランク

【メーカー】Bランク
ランク 企業名
Bランク 日立製作所、三菱電機、富士通、リクルート

Bランクのメーカーは安定した経営基盤と多角的な事業展開を行う企業が多く、選考難易度は中程度です。

代表的な企業には日立製作所、三菱電機、富士通、リクルートなどが含まれます。

このランクの企業では基礎的な技術スキルや専門知識に加え、柔軟な対応力や協調性が重視されます。

幅広いプロジェクトに携わる機会が多く、異なる分野や部署間での連携が求められるため、チームでの仕事に強い関心を持つ人に適していると言えるでしょう。

また、働きやすい環境が整備されている企業も多く、ワークライフバランスを重視する方にとって魅力的な職場です。

Bランク企業は急成長を求めるよりも安定したキャリア形成を重視する人に適しており、基礎からスキルを積み上げたい方にとって最適と言えます。

【メーカー】Cランク

【メーカー】Cランク
ランク 企業名
Cランク 川崎重工業、IHI、東芝、NEC、三菱重工業、日産自動車、SUBARU、マツダ、ヤマハ発動機、スズキ、シャープ、京セラ、日本電産、オムロン

Cランクのメーカーは特定の分野や地域に特化した強みを持つ企業が多く、選考難易度はメーカー業界の中では「まだ」低い方です。

このランクには川崎重工業、IHI、東芝、NEC、三菱重工業、日産自動車、SUBARU、マツダ、ヤマハ発動機、スズキ、シャープ、京セラ、日本電産、オムロンなどが含まれます。

これらの企業では地域社会や特定の産業分野に密着した事業を展開しており、実務的なスキルや経験を重視した採用を行っています。

安定性が高く、長期的に働きたい方にとって魅力的です。

総じて、地域社会への貢献や、ニッチな分野での革新に携わるチャンスが豊富で、キャリア初期に経験を積む場として最適です。

また、比較的柔軟な働き方を提供する企業が多く、ライフステージに合わせてキャリアを構築したい方にも向いています。

理系の就職偏差値ランキング【IT編】

続いて、理系向けのIT業界の就職偏差値ランキングについて確認してみましょう。

特にSランクは世界的に有名な企業が名を連ねており、誰もが一度は憧れたような素晴らしい企業ばかり存在しています。

IT業界は将来性も高く、魅力的な企業が多いため、あまり興味がないという方もぜひざっくりとでも良いので読んでみてください。

【IT】Sランク

【IT】理系の就職偏差値ランキング
ランク 企業名
Sランク Apple、Google、Microsoft、Amazon、Facebook、Cisco Systems、Salesforce

Sランクに位置するIT企業は世界的に著名で革新的な技術力とビジネスモデルを持つ企業が中心です。

選考難易度が非常に高く、求められるのは高度な専門知識、プログラミングスキル、データ分析力、そしてグローバルなコミュニケーション能力です。

Apple、Google、Microsoft、Amazon、Facebook(Meta)、CiscoSystems、Salesforceが含まれます。

Appleはデザインと機能性を融合した製品で市場をリードしており、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの統合が強みです。

Googleは検索エンジンを基盤にクラウド、AI、広告技術の分野で圧倒的な競争力を持ちます。

これらの企業はグローバル市場での影響力と収益性が非常に高く、理系の方にとって憧れのキャリアパスと言えるでしょう。

【IT】Aランク

【IT】Aランク
ランク 企業名
Aランク Oracle、VMware、日本IBM、PwC、NTTデータ、アクセンチュア、Adobe、日立製作所、富士通、野村総合研究所(NRI)、SAP、新日鉄住金ソリューションズ(NS-SOL)、日本ヒューレットパッカード、NTTコミュニケーションズ、Speee、楽天、NEC、富士ゼロックス、日本総研、大和総研、DMM

AランクのIT企業は国内外で高い評価を受ける大手企業が多く、安定した経営基盤と多角的な事業展開が特徴です。

NTTデータ、アクセンチュア、日本IBM、富士通、野村総合研究所(NRI)などがこのランクに含まれます。

これらの企業は戦略からシステム開発、運用支援まで幅広いサービスを提供しており、選考難易度はかなり高いですが、幅広いキャリアパスを提供する点が魅力です。

このランクの企業では必ず、技術力と業務遂行力を兼ね備えた人材が求められます。

特に国内市場での事業拡大を目指している企業が多く、地域に根ざしたプロジェクトにも携わることが可能です。

また、新卒社員に対する教育体制が整備されており、長期的なキャリア形成を目指す方にとって適した環境が提供されています。

【IT】Bランク

【IT】Bランク
ランク 企業名
Bランク NTTコムウェア、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、電通国際情報サービス(ISID)、三菱UFJインフォメーションテクノロジー、BIPROGY(元日本ユニシス)、みずほ情報総研、JSOL、クニエ、沖電気工業、農中情報システム、SCSK、Sky、日立システムズ、日立ソリューションズ、東京海上日動システムズ、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)、オービック、NTTエレクトロニクス、オージス総研、セプテーニ

BランクのIT企業は安定した経営基盤を持つ中堅企業が多く、幅広いキャリアパスと成長機会を提供するのが特徴です。

BランクにはNTTコムウェア、電通国際情報サービス(ISID)、BIPROGY(元日本ユニシス)などが含まれます。

これらの企業では特定の業界や分野に特化したソリューションを提供しており、選考では柔軟性や実務スキルが重視されます。

特定分野での専門性を活かした業務に携わりたい人に適しており、実務経験を積みながらキャリアアップを目指せます。

また、比較的安定した職場環境が整っているため、ワークライフバランスを重視する方に人気があるのも特徴です。

【IT】Cランク

【IT】Cランク
ランク 企業名
Cランク ニッセイ情報テクノロジー、TIS、東洋ビジネスエンジニアリング、NECソリューションイノベーター、富士通エフサス、ソニーグローバルソリューションズ、都築電気、NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)、コベルコシステム、日興システムソリューションズ、シンプレクス、NTTデータ先端技術、テクマトリックス、キヤノンITソリューションズ、三井情報、第一生命情報システムズ、MS&ADシステムズ、東芝情報システム、ワークスアプリケーションズ、JR東日本情報システム(JEIS)、パナソニックインフォメーションシステムズ、三菱UFJトラストシステム、みずほトラストシステムズ、NTTデータ関西、NTTテクノクロス、NECネッツエスアイ、三菱総研DCS、兼松エレクトロニクス、三菱電機インフォメーションシステムズ、ネットワンシステムズ、セゾン情報システムズ、日立産業制御ソリューションズ、フコク情報システム、三菱電機インフォメーションネットワーク、ANAシステムズ、JTB情報システム、インターネットイニシアティブ、富士通マーケティング、富士通ビー・エス・シー、大塚商会、富士通ネットワークソリューションズ、NTTPCコミュニケーションズ、SOMPOシステムズ、三井住友トラスト・システム&サービス、明治安田システム・テクノロジー、NECネクサソリューションズ、NECフィールディング、エクサ、NEC情報システム、東芝デジタルソリューションズ、富士通FIP、島津ビジネスシステムズ、DTS、インフォコム、インフォテクノ朝日、双日システム、インテック、リコーテクノ、NTTデータカスタマサービス

CランクのIT企業は地域や特定分野に強みを持つ企業が多く、働きやすさや安定性が特徴です。

このランクにはニッセイ情報テクノロジー、TIS、富士通エフサス、NECソリューションイノベーターなどが含まれます。

選考難易度は比較的低いですが、実務的なスキルや専門分野での知識は必ず確認されます。

地域密着型のビジネスや特定の分野でのニッチな技術を活用しており、地域社会に貢献するプロジェクトに携わることが可能です。

また、比較的柔軟な働き方が可能であり、安定した環境を求める方におすすめで、専門知識を活かして長期的なキャリア形成を目指す人にも向いていると言えるでしょう。

理系の就職偏差値ランキング【金融編】

最後に、金融業界の理系就職偏差値ランキングについて紹介します。

金融業界を中心に企業選びをしている方はぜひ参考にしてください。

【金融】Sランク

【金融】Sランク
偏差値 企業名
76 ゴールドマン・サックス
75 モルガン・スタンレー、ブラックロック、JPモルガン
74 フィデリティ、メリルリンチ
73 ドイツ銀行、シティグループ、UBS
72 クレディ・スイス、バークレイズ、BNPパリバ
71 ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル、野村證券(グローバル・マーケッツ部門)、日本銀行、HSBC、RBS

Sランクの金融機関は世界的に著名な投資銀行や中央銀行を含む、金融市場の最前線で活躍する企業が属します。

これらの企業は選考難易度が非常に高いのが特徴で、高度な専門知識、論理的思考力、データ分析スキル、グローバルな視点が求められます。

代表的な企業はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ブラックロック、JPモルガンなどです。

資本市場や資産運用、リスク管理、M&Aアドバイザリーなどの高度な金融サービスを提供しており、世界中のクライアントから信頼されています。

競争の激しい国際的な金融市場において、戦略的な意思決定を支える役割を担っているため、従業員には迅速かつ正確な対応能力が必要です。

給与や待遇も業界内で最高水準であり、成長機会が豊富ですが、その分、長時間労働や高いプレッシャーが常に付きまとう企業ばかりです。

【金融】Aランク

【金融】Aランク
偏差値 企業名
70 東京海上日動(スペシャリスト)、野村證券(投資銀行部門)、日本政策投資銀行(DBJ)、国際協力銀行(JBIC)、日本取引所グループ(JPX)
69 日本生命(アクチュアリー)、野村アセットマネジメント、みずほ証券(投資銀行部門)、みずほフィナンシャルグループ(グローバルコーポレートファイナンス部門)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(投資銀行部門)、SMBC日興証券(セールス&トレーディング)
68 みずほフィナンシャルグループ(グローバルマーケッツ/アセットマネジメント部門)、SMBC日興証券(投資銀行部門)、第一生命(ファイナンスエンジニア)
67 三菱UFJ銀行(戦略財務会計、財務トレジャリー)、大和投資信託、三菱UFJ国際投信、大和証券(投資銀行部門、グローバルマーケッツ部門)
66 三菱UFJ銀行(グローバルコーポレート&インベストメントバンキング部門)、日本証券金融、アセットマネジメントOne
65 証券保管振替機構、ニッセイアセットマネジメント、三井住友アセットマネジメント

Aランクの金融機関は国内大手の銀行や証券会社、保険会社などが中心で、安定した経営基盤と幅広い事業展開が特徴です。

これらの企業には東京海上日動、日本政策投資銀行(DBJ)、国際協力銀行(JBIC)、野村證券(投資銀行部門)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などが含まれます。

このランクの企業では専門性が高い分野でのスキルや実務経験が求められますが、新卒採用では基礎的な金融知識を重視することもあります。

また、投資銀行部門やアセットマネジメント部門では企業分析や市場調査、資本戦略の立案といった高度な業務を担当するため、論理的思考力とプレゼンテーション能力が重要です。

国際的なプロジェクトに参加する機会も多く、グローバル人材としてのスキルを磨ける環境が整っていますが、国内市場にも強く根ざしているため、安定性や地域社会への貢献も重視されます。

【金融】Bランク

【金融】Bランク
偏差値 企業名
64 三井住友トラスト・アセットマネジメント、大和住銀投信投資顧問、全国銀行協会
63 日本証券業協会、損害保険協会、日本相互証券、農林中央金庫
62 損害保険料率算出機構、東京海上日動火災保険、三菱UFJ信託銀行
61 日本生命保険、東京短資、セントラル短資、上田八木短資
60 トーア再保険、格付投資情報センター(R&I)、三菱UFJ銀行(オペレーション部門)

Bランクの金融機関は資産運用やリサーチ業務を中心に展開し、高い評価を受ける中堅企業が多いのが特徴です。

いずれも安定性と働きやすさを兼ね備え、比較的長期的なキャリア形成が可能な環境を提供しています。

三井住友トラスト・アセットマネジメント、大和住銀投信投資顧問、日本証券業協会、農林中央金庫などがこのカテゴリーの代表的な企業です。

これらの企業は特定の市場や業界に特化したサービスを提供し、専門性を高めながら着実に経験を積めます。

リサーチや資産運用に携わるポジションではデータ分析や市場動向の予測が重要なスキルとされ、論理的思考力や数値解析力が必須です。

また、業務範囲が比較的限定されている場合が多く、個々のタスクを深く掘り下げることが求められます。

SランクやAランクの企業ほどのプレッシャーや長時間労働は少ないため、ワークライフバランスを重視する人にもおすすめです。

【金融】Cランク

【金融】Cランク
偏差値 企業名
59 三井住友海上火災保険、JA共済、生命保険協会、信託協会、預金保険機構、三井住友信託銀行
58 日本政策金融公庫(JFC)、SMBC(総合職)、第一生命保険、プルデンシャル生命保険、損保ジャパン、信金中央金庫
57 みずほフィナンシャルグループ(オペレーション部門)、商工中金、明治安田生命保険、全国信用組合中央協会、SBIC
56 住友生命保険、かんぽ生命保険、あいおいニッセイ同和損害保険、金融庁、地方銀行協会、信用保証協会(首都圏・大都市)、松井証券、マネックス証券
55 ゆうちょ銀行、野村證券、SMBC日興証券、全労済、Quick、地場証券ディーラー

Cランクの金融機関は地域密着型や国内市場に特化した企業が多く、安定した働きやすさが魅力です。

三井住友海上火災保険、JA共済、第一生命保険、地方銀行、信用組合などがCランクに含まれます。

これらの企業は大規模な国際業務よりも地域社会の金融ニーズに応えることを重視しており、地元に貢献したいと考える方にとって魅力的な選択肢です。

選考難易度は比較的低いですが、求められるスキルは実務能力やコミュニケーション力など、多岐に渡ります。

例えば、保険業務では顧客との直接的な接触が多く、信頼関係を築く能力が必要です。

データ解析や統計学の知識を活用できる仕事が多く、信用リスク評価やマーケット分析などの分野で貢献できます。

一気にステップアップできる可能性は低いですが、安定しているのが魅力と言えるでしょう。

理系ならではの就職偏差値ランキングを理解しよう!

今回は理系の方向けに代表的な業界を中心とした就職偏差値ランキングを紹介しました。

この記事の使い方は「ただなんとなく眺める」ではなく「自分が目指す企業はどの位置にいて、どのような傾向があるのか」を理解することです。

すると、自ずとどのような対策をすれば内定を獲得しやすいかが思い浮かぶことでしょう。

ぜひ本記事を参考に、第一志望への内定を目指してください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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