志望する企業を決めるうえでは憧れの企業や、やってみたい仕事や関心のある業種を基本に選んでいくのが一般的です。
もっとも、一番の関心事は内定を得られるかどうかです。
志望する企業がどれくらいの難関なのか、比較的、内定が得やすい企業なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
企業の内定難易度を知るために活用されている、就職偏差値についてご紹介します。
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就職偏差値とは?
高校受験や大学受験において、偏差値を基準に志望校選びをした経験がある方は多いのではないでしょうか。
学力テストなどで得られる自分の偏差値に合わせて志望校や滑り止め校を選ぶ方もいれば、志望している学校の偏差値に届くよう受験勉強を頑張る方もいたことでしょう。
就職偏差値は学校の偏差値になぞらえ、内定を得る難易度などを示す基準です。
情報交換の掲示板である2ch就職版の情報をもとにして就職偏差値ランキング委員会というコミュニティが作成して、毎年発表を行っているものです。
企業の既存社員や内定者の学歴とその大学の偏差値をはじめ、人気度や応募倍率などをもとに偏差値を出してランキング形式で発表しています。
学校の偏差値は毎年大きく変動するものではなく、難関校のランキングはほぼ固定されています。
企業の就職偏差値ランキングの場合、常に上位にランキングする企業が多い一方で、急成長企業が一気にランキングを上げることや学校の偏差値に比べると毎年少しずつ変化が見られるものです。
知名度が高く難関とされる人気企業であっても、大きな不祥事が起きたり、企業の信頼を揺るがす事件や事故が起こったり、経営基盤や財政基盤を揺るがし、将来性が不安になる事態や上場廃止といった事態が起こると、一気に偏差値を下げたり、ランク外になることも少なくありません。
就活偏差値の数字
就職偏差値の数値は2ch就職版の情報を元に就職偏差値ランキング委員会という集団が、独自に出している数値です。
就活にあたって就活生が自分の学歴や能力などに応じてエントリーする企業を選びやすくすることや将来性を考えて企業選びができるようにと、参考的な目安を示している数値となります。
企業の人気度や規模や知名度、応募倍率や定員や実際の入社数などの情報や口コミ情報などを元に作成されており、必ずしも企業が正式に公表している数値やデータに基づくものではありません。
70の頂点に君臨する企業をSSランク、67~69まではSランクであり、入社できれば自慢し放題レベル、 66~60まではAランクで人生勝ち逃げレベル、58~59はBランクですが、それでも勝ち組の壁をクリアできるレベルと評価されます。
大学の偏差値ではない?
そもそも偏差値というのは、あるテストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。
平均点を偏差値50になるように変換し、その人の点数が50の基準からどれくらい高い点数、または点数だったかの位置づけを表すものです。
また、大学受験の大学選びで指標となっていた大学の偏差値は、予備校などが独自に算出しており、特定の大学のある学部を受験する人の予備校などの模試で偏差値と入試が終わった後の追跡調査で判明した合否などを総合し、偏差値どのくらいの人がそこに何%くらい合格するかといった指標を示しています。
就活偏差値はテストの結果や得点分布に基づくものではないので、大学受験で参考にしていた偏差値とは異なります。
確実に当てにすべきではない!
就職偏差値はあくまでも、応募するにあたってのハードルの高さを示すことや内定の貰いやすさなどの参考指標に過ぎません。
就職偏差値ランキング委員会でも、正確性・最新性・有用性などそのほか一切の事項についていかなる保証をするものでもないと免責事項で公言しています。
大学の偏差値とも一致しないので、たとえば、偏差値56レベルの大学の出身者や高校時代の偏差値が55くらいだったという方が、就職偏差値70の企業に絶対に受からないということを示すものではありません。
一方で、学生時代は偏差値75だったから、就職偏差値70のSSランクに楽々受かるわけでもないのです。
大学受験が主にテストの点数で評価されたのに対し、就活はあくまで人そのものを見て判断されるからです。
あくまで参考までにする
就活の選考は大学受験のように点数が良い人を順に合格させるものではありません。
企業として必要な人材であるかを、能力や人柄、社風に合うか、採用する新卒のバランスや組織全体のバランスなども踏まえて選考されます。
企業が強化したい事業の方向性が異なる場合や経営戦略などが変更されれば、その年によりほしい人材も異なってきます。
大学の学力偏差値が75であっても、文系の方やまったく専攻分野が異なる理系の方がSSランクを志望しても、選考に通らない可能性も高いです。
一方、学力偏差値は60であっても、企業が新たな開発のために求めている知識や技術を大学で徹底して学んできた学生なら、喉から手が出るほどほしい人材であるケースもあり得ます。
あくまでも、ライバルがどのくらい多く、内定を貰うにはどのくらい力を注ぐ必要があるかを示す参考指標として活用しましょう。
就職偏差値ランキング文系編
就職偏差値ランキング委員会が発表した最新版の文系(総合職)就職偏差値ランキングをご紹介します。
2021卒向けのランキングとなっています。
上位はなるほどととか、やっぱりといった企業がランクインしているかもしれません。
一方で、思った以上に上位にランキングされる企業がある場合や逆に予想外に低めの偏差値の企業もあるかもしれません。
文系の特徴はいわゆる理系向けの企業であっても、技術職だけでなく、事務を担うスタッフなどが必要なため、業種を超えて幅広くランクインする点です。
SSランク
SSランクは人気度が高く、募集人数に対する応募者が多く、かつ、いわゆる高学歴の大学のOB、OGが多い選考基準も厳しい企業です。
[69] 国際協力銀行・日本銀行・野村證券(GM)・三井不動産・三菱地所
[68] 東京海上(SPEC)・ドリームインキュベータ・日本政策投資銀行・日本テレビ・日本取引所・野村證券(IB)・三菱総研
[67] 三大出版社・テレビ朝日・電通・日本生命(AC)・ 野村AM・フジテレビ・三菱商事・みずほ証券(IB)・みずほFG(GCF) ・SMBC日興証券(セルトレ)
[66] 第一生命(FE)・大和証券(GM)・ 日本郵船・博報堂・みずほFG(GM/AM)・三井物産・三菱東京UFJ(戦財/FT)・三菱UFJモルガンスタンレー(IB)・SMBC日興証券(IB)・TBS
[65] アセットマネジメント・伊藤忠商事・経営共創基盤・経団連・コーポレートディレクション・商船三井・住友商事・大和証券(GIB)・大和投資信託委託・テレビ東京・トヨタ・日本財団・野村総研(コンサル)・三菱東京UFJ(GCIB)・三菱UFJ国際投信・JA共済(AC)・JICA・JR東海・NHK
Sランク
SランクはSSランクに比べて知名度が低いものの、人気があり、就活生にも相応の学歴や能力が求められる企業です。
[64] 朝日・共同通信・国際石油帝石・ジャフコ・新日鐵住金・大和住銀投信投資顧問・日経・ニッセイAM・日本経営システム・日本証券金融・日本M&Aセンター・任天堂・丸紅・三井住友AM・三菱UFJリサーチ&コンサルティング・ 読売・JXエネ
[63] 旭硝子・味の素・出光シェル・サントリー・証券保管振替機構・信越化学・ 全銀協・損保協・中電・東急不動産・東ガス・ドコモ・日証協・日本相互証券・農林中金・ホンダ・三井住友トラストAM・三菱重工・JFEスチール・NTTデータ経営研究所
[62] 小田急・キリン・京王・経済同友会・住友不動産・損害保険料率算出機構・東急・東京海上日動・東京建物・東電・日産・日本総研(コンサル)・ 阪急 ・三菱化学・三菱UFJ信託・みずほ総研(コンサル)・JR東・JRA
[61] アサヒ・上田八木短資・川崎汽船・住友化学・世界貿易センタービルディング・セントラル短資・大阪ガス・大和総研(リサーチ)・ 中日・東京短資・東京流通センター・東燃・日清製粉・日本生命・バンダイ・日立コンサルティング・富士フィルム・毎日・みずほ情報総研(リサーチ)・ JR西
[60] 花王・サッポロ・資生堂・首都高速・住友電工・双日・デンソー・トーア・再保険・東宝・豊田通商・日揮・日本郵便・JASRAC・ JT ・KDDI ・R&I
Aランク
Aランクも人気企業であることに変わりはありません。
SSランクやSランクに比べると競争倍率などがやや低い程度で、その人の能力によっては難易度の高い企業です。
[59] 産経・地電・電源開発・NEXCO中・NTTデータ・東レ・富士セロ・川崎重工・コマツ・森トラスト・キーエンス・キャノン・ANA・三井住友信託・武田薬品・三菱マテリアル・三菱東京UFJ銀行・預金保険機構・生保協・信託協・JA共済・信金中金・シグマクシス・ヤマハ・関電・日立
[58] SMBC・JFC・MS海上・NKSJ・第一生命・3Mジャパン・日東電工・森ビル・NEXCO東西・三菱倉庫・メタルワン・ 神戸製鋼 ・伊藤忠丸紅鉄鋼・旭化成 三井化学・ IHI・三菱電機・ADK・ソニー・ブリジストン・プルデンシャル生命・アビームコンサルティング・キッコーマン・ ヤクルト・ハウス食品・松竹・エイベックス
[57]みずほ銀行(OP) ・あいおいニッセイ同和・明治安田生命・住友生命・商工中金・郵貯銀行・NTT東西・野村不動産・阪神高速・JX金属・JSR・豊田織機・リコー・NTTコム・クラレ・帝人・富士通総研・日本能率協会コンサル・SBIC・三井不動産ビルマネジメント・三菱地所ビルマネジメント・オリエンタルランド・吉本興業
[56] JR九州・昭和電工・古河電工・島津製作・ニコン・鹿島・住友金属鉱山・宇部興産・住友倉庫・ソフトバンク・かんぽ生命・パナソニック・富士通(SE除く) ・日本総研(IT) ・全信組連・新生銀行・JCB・マネックス・QUICK・ NTTファシリティーズ・サンシャインシティ・東京ビッグサイト・村田製作所
Bランク
Bランクといっても簡単に内定がもらえるわけではありません。
企業の数は大学の数や高校の数に比べて圧倒的に多いので、Bランクでも、かなりの知名度があり、経営基盤などもしっかりしている企業ばかりです。
Bランクなら入りやすいのではなく、実力的にはAランクやSランクにチャレンジできる人が無理せず、早めに内定を得たいなどでエントリーするようなレベルです。
就職偏差値ランキング理系編
続いては最新版の理系就職偏差値として、2021卒向けに就職偏差値ランキング委員会が発表したランキングをご紹介します。
SSランク
SSランクは知名度も高いグローバルレベルの企業が並んでいます。
[70] IBM(基礎研) ・Google(ソフトウェアエンジニア) ・Intel ・JAXA
Sランク
Sランクの上位には業種として、理系の学生に人気の高いカテゴリがランクインしています。
文系のSランクに比べて、大きくばらけることがないのも特徴です。
[69] 上位研究所(MRI/NTT持株/豊田中研/鉄研/電中研/産総研)
[68] 上位金融(数理専門)・ NHK(放送技術)
[67] JXエネルギー・JR東海・Microsoft
Aランク
理系の場合、Aランクに入ると、国内で知名度の高い企業が続々とランクインしてきます。
Aランクでこのラインナップですので、SランクやSSランクはかなりの難易度であることがおわかになるのではないでしょうか。
[66] ドコモ(中央)・ 新日鐵住金・ INPEX ・TV局・ 武田薬品
[65] JR東・サントリー・味の素・アサヒ・キリン・東京ガス・昭和シェル・旭硝子・ ANA(技術)・ 日揮・ 三菱重工・ 第一三共・キーエンス・トヨタ
[64] JR西・日清製粉・三菱化学・東燃・信越化学・日産・JFE・アステラス・エーザイ・任天堂
[63] JT・電源開発・日清食品・大阪ガス・中電・出光・住友鉱山・住友電工・JX金属・コマツ・日立(非SE) ・KDDI・東レ・住友化学・千代田化工・キャノン・ホンダ・ JAL(技術) ・川崎重工・富士フィルム
[62]ニコン・資生堂・ユニチャーム・東邦ガス・関電・豊田自動織機・ファナック・花王・SCE・HP・日本IBM(SE)・ NTTデータ・ソニー・ 三井化学・旭化成 ・ゼロックス・IHI・ 明治 ・三菱マテリアル・ 三菱電機・デンソー
[61] 昭和電工・板硝子・東洋エンジ・ NTTコミュニケーション・大手ゼネコン ・帝人・JSR・東京エレクトロン・ヤフー・サッポロ・王子製紙・古河電工・三井金属・神戸製鋼・NRI・日東電工
[60] NTT東西・HOYA・ダイキン・日本製紙・コニカミノルタ・富士通(非SE)・住友重機械・カシオ・DIC・大日本スクリーン・宇部興産・積水化学・マツダ・森永製菓・ソニーモバイル・クラレ・大陽日酸・リコー・パナソニック
Bランク
理系のBランクは技術系の企業が多く、理系出身者の技術や専門知識などを活かして活躍できる企業が多くラインナップされています。
また、東芝やNECなどかつてはより上位にランキングされていたものの、財政基盤を揺るがすトラブルやリストラなどが起こり、将来性に不安が出てランキングを下げた企業も、Bランクにとどまっている状況がみられます。
[59] エプソン・ヤマハ発動機・ブリジストン・テルモ・ DNP・凸版・クボタ・日新製鋼・村田製作所・浜松ホトニクス ・日立ハイテク・日立金属・フジクラ・三菱瓦斯化学・東ソー・カネカ・日立化成・住友ベークライト・島津製作所
[58] 富士重工・京セラ・オリンパス・オムロン・東芝・NEC・アイシン・ダンロップ・スズキ・大同特殊鋼・DOWA・日本軽金属・トクヤマ・日本電気硝子 ・三菱レイヨン・日本触媒・日本ゼオン・日産化学・関西ペイント・ブラザー工業
SSランクに受かるためには
では、SSランクの企業に受かるにはどうしたらいいのでしょうか。
SSランクには文系も理系も知名度が高く、専門性や能力が求められる企業が目立ちます。
さらに学歴や学校の偏差値が高いだけでは不十分で、行動力やコミュニケーション力などビジネスをしていくうえで高い能力が要求される企業が並びます。
応募者も多く、学歴などから見れば同じレベルの人ばかりなので競争も厳しいです。
そのうえ、書類選考に始まり、グループ面接や個別面接など何度もの面接が重ねられるなど、内定を得るまでに複数の選考をクリアしなくてはなりません。
どうすればSSランクに受かるのか、ポイントを押さえておきましょう。
なぜその企業に就職したいのかを明確にする
どの企業においてもいえることですが、なぜ、その企業を選んだのか、なぜ、その企業で仕事をしたいのかを明確にしましょう。
レベル的には同じ就活生がエントリーしますから、学歴やTOEICの点数、留学経験などだけで選んでもらえるものではありません。
ハイレベルな闘いの中でも、特にこの人はと思わせる、その企業でなければならない理由と、その企業にどう貢献できるのか、自分の能力と想いをアピールしましょう。
将来なりたい姿をイメージする
将来の希望として管理職になって後進の育成をしたいとか、企業の成長に役立つ新しいプロジェクトに関わりたいなどと言うのは簡単です。
こうした内容はその企業でなくても良く、どの企業でも通用する将来の姿です。
SSランクに受かりたいなら、その企業でどう成長していきたいかをしっかりと考えて伝えることが大切です。
自分の将来イメージが、その企業でないとできないこと、その企業でないと成し得ないことを具体的に描いてアピールしましょう。
就活のプロに相談する
SSランクには同じようなレベルの人が集まり、学歴や能力レベル的には比較や優劣がつきにくい人ばかりがエントリーしてきます。
そのため、志望動機や自己PRなど、その人の個性やその人の想いを伝えられる点で差をつけなくてはなりません。
志望動機や自己PRの書き方ノウハウなどもネットなどで情報を得られるため、SSランクを志望するレベルの人になると、エントリーシートの内容や面接の回答もかなり整った状態です。
そこから先に抜け出すには、就活のプロの手を借りるのがオススメです。
エントリーシートの書き方や面接の受け答えのノウハウをネットで見て参考にするだけでなく、より具体的にマンツーマンで指導を受けるようにすれば、一般的な成功ノウハウではなく、その人が受かるためのノウハウやアドバイスが伝授されます。
自分の強みをとにかく見出す
SSランクに受かるためには、企業が求めている人物像を明確に割り出したうえで、自分がそれにいかにマッチする人材であるか、自分の強みを徹底的に打ち出す必要があります。
SSランクの内定をもらうには、一流大学出身でないと無理なわけではありません。
一流大学出身者でも採用されない人もいますし、三流大学出身でも受かる人はいます。
企業が開発、製造している技術や製品に役立つ知識や技術がある方やその時々の経営戦略によって求められる人物像にマッチするかが重要であり、学歴が決め手ではないからです。
SSランク企業が求めるものが、自分に備わっているか、しっかりと探し出して強みをアピールしましょう。
その会社であなたはどんな貢献ができるか
SSランク企業に受かるためには、あなたがその企業でどんな貢献をできるかを、具体的にアピールすることが大切です。
企業で働くということは、与えられた仕事や任務、課題に取り組み、それに対して対価を得ることであるとともに、企業が収益を上げ、安定成長を遂げていくために業績を上げていく存在にならなくてはなりません。
どんなに学力偏差値が高くても、人とのコミュニケーションはまったくできません、自分が興味あることしか取り組みたくありませんという人物では採用されることはありません。
学力偏差値や学歴を問わず、その企業に貢献できることが具体的に示せれば、内定の道は拓けます。
ただ、がむしゃらに頑張るではなく、なんの事業や分野で自分が大学で習得したことやこれまでの経験や強みがどう活かせるかを具体的にアピールしましょう。
会社で何を成し遂げたいか
SSランク企業に受かるためには、入社後に成し遂げたいことや将来のビジョンを語りましょう。
ただ与えられた業務を淡々とこなす、既存の技術や既存の製品を製造するだけではインパクトが足りません。
企業は絶えず成長していかなければならず、グローバルな時代には競争もいっそう激しく、SSランク企業といえども、生き残るために必死です。
これからの時代に必要となる新しい技術の研究開発に取り組みたい、企業が計画している新しい事業にチャレンジしたい、既存の技術や製品を時代のニーズに合わせて改善、改良、進化させたいといったビジョンを、自分が具体的に貢献できることと結び付けてアピールしましょう。
自分の偏差値を知るためには
ここまで企業の偏差値を紹介してきました。
受験では自分の偏差値と志望校の偏差値を比べることでその差を埋めるために勉強していたことが多いと思います。
就活でも同じように自分の偏差値や現状を知ってからいきたい企業との差を埋めていくことで内定を獲得することができるようになります。
ここでは、自分の偏差値を知るためにできることを紹介していきますが、ここでいう偏差値とはただの目安に過ぎないため、あまり気にし過ぎないようにしてください。
自己分析をする
就活は受験とは違って自分の能力やスキルが数字で現れるものではありません。
そのため自分で自己分析をすることで自分がどのくらい偏差値が高いのかを知る必要があります。
自己分析をすることで自分の現状がわかるほか、過去の経験を振り返ったりして面接で話せるエピソードを掘り起こすということもできるので自己分析は定期的にすることをオススメします。
自己分析にはモチベーショングラフを作成したり就活のプロに相談したりするなど様々な方法があります。
就活の情報を集める
自分の偏差値を知るためには他の就活生がどのように就活を行っているのかといったことを知る必要があります。
そのためにも就活の情報を集める必要があります。
就活の情報とは企業の採用フローだけでなく、他の就活生がどのように就活を進めているのかといったことや企業の説明会や選考にどのような学生が来るかを知ることで他の就活生と自分との差を知ることができます。
就活の情報を集めるためには就活のプロに相談していく中で他の就活生はどのような人がいるのかを聞いたり、SNSで他の就活生がどのような投稿をしているのかを知る方法があります。
就活市場エージェントでは企業の就活情報から、他の就活生の情報まで把握しています。
まとめ
就職偏差値は企業の人気度や応募倍率、OBやOG、内定者の学歴などをもとに、就職偏差値ランキング委員会が作成して毎年発表しているものです。
ランクに合わせて、どう対策を採れば内定に結び付きやすいかを知る参考になります。