結局いつから就活を始めれば良いのかわからない人も多いでしょうが、今回は大学3年生の6月には何をすべきかについて紹介します。
26卒の人はどのくらいが6月に就活を始めているのか、大学3年生の6月は就活に向けて何をすれば良いかなど、様々な観点から紹介します。
2024年最新の調査データも紹介しているのでぜひ今後の就活の参考にしてください。
- 大学3年生の6月からの就活でやるべきこと
- 大学3年生の6月からの就活スケジュール
- 大学3年生の6月からの就活のポイントと注意点
目次[目次を全て表示する]
大学3年生の6月に就活を始めている人の割合は?
結論として、大学3年生の6月に就活を始めている人の割合は増加しています。
就活市場が実施した調査によると、24卒の大学3年生は6月以前の動き出しが19%だったのに対し、25卒の人々は33.9%と大幅に増加しています。
早い段階で選考を始める企業が増えていることなど様々な理由が考えられますが、いずれにせよ26卒においてはさらに6月の段階で就活を始める大学3年生は増えると考えられます。
したがって、「大学3年生の6月から就活を始めるのは早すぎる」ということは全くないと言って良いでしょう。
- 調査期間:2024年4月22日〜4月23日
- 調査対象:2024年度卒業学生〜2025年度卒業学生
- 有効回答数:110人
就活アドバイザー: 木下恵利
就活の動きだしは確かに年々早まっていますが、まだまだ動いてない人はたくさんいます。周りと差をつけたい人は、今からでもすぐ就活を始めましょう!大学3年生の6月に就活を始めると、サマーインターンにも間に合います!!
大学3年生の6月の就活スケジュール
では、大学3年生の6月の就活スケジュールはどのような概要になっているのかについても紹介します。
6月にやるべきことや参加すべきイベントを紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
1.大手がサマーインターンの募集を開始する
まず、大学3年生の6月の段階では大手の企業がサマーインターンの募集を開始します。
大手企業というだけあって倍率はかなり高いですが、インターンに参加できれば早期選考の案内を受けられるなどメリットが非常に多いです。
サマーインターンは学生にとって企業の雰囲気や業務内容を直接体験する貴重な機会です。
これにより、自分が本当にその企業で働きたいかどうかを判断できるだけでなく、自分のスキルや適性を再確認することもでき、自己成長にもつながります。
就活アドバイザー: 木下恵利
さらに、インターン期間中に優れたパフォーマンスを見せることで企業からの評価が上がり、正式な採用選考においても有利になる可能性があります。したがって、サマーインターンの募集開始は大学3年生の6月には非常に重要な就活イベントであり、積極的に参加を検討すべきなのです。
2.合同説明会の開催
合同説明会も大学3年生の6月頃には実施され始めます。
この時期にはまだ特定の企業に入りたいと確定している就活生が少ないため、合同説明会によって様々な企業を見られる機会は非常に有用です。
この説明会は複数の企業が一堂に会する場であり、学生は1日で多くの情報を得られます。
これにより、自分の興味や適性にあった企業を効率的に見つけられるでしょう。
また、合同説明会では企業の採用担当者と直接話す機会もあり、雰囲気や社風を肌で感じられます。
さらに、他の就活生との情報交換の場としても利用でき、就職活動の進め方などについてお互いに相談できます。
合同説明会に参加する際は、事前に参加企業の情報を調べ、質問事項を準備しておき、より有意義な時間にできるように心がけましょう。
3.内定を獲得する学生が出始める
最短で6月頃から、内定を獲得している学生が現れ始めます。
ただし、その数は少数であり、主に人事と直接知り合いだった場合やこの時期に採用を行っている中小企業だったケースがほとんどです。
従って、周りに内定をすでに得られた学生が現れたとしても焦る必要はありません。
大学3年生の6月に内定を獲得する就活生は、就職活動を非常に早く開始し、しっかりと準備を進めてきた結果として早い段階で内定を得られたと考えられます。
この時期に内定を獲得しているということは、業界研究、企業研究を徹底的に行い、積極的にアプローチしてきた成果です。
とはいえ、多くの就活生はこれから本格的に就職活動を開始するため、焦らずに自分のペースで準備を進めるようにしましょう。
大学3年生の6月に就活を始めるならコレをやれ!
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1
- 自己分析
- 全ての就活の基本!
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2
- 業界研究
- 気になる業界を調べてみる
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3
- サマーインターンへの応募
- 大学3年生の6月がHOT!
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4
- エントリーシートの作成
- 一度作って添削してもらおう!
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5
- 面接対策
- 3年生の6月はインターン面接を対策!
大学3年生の6月に就活を始めるにあたって、取り組まなければいけない対策は大きく分けて5つあります。
時間に余裕があるため、1つに絞らず、ぜひ5つの対策すべてに時間をかけて取り組んでみてください。
いずれも就活において非常に重要な対策であり、あなたが目指す企業に入社できるかを左右する重要な要素です。
1.自己分析
就活を始めるにあたって真っ先に取り組むべきは自己分析です。
自己分析は就職活動のすべての基本であり、自分の長所や短所、価値観や興味、能力などを明確にする作業です。これにより、自分に向いている業種や職種、企業を見つけ出せます。
自己分析を行うことで、履歴書やエントリーシート、面接において説得力のある自己PRや志望動機を述べられるようになります。
具体的には、自分の過去の経験や実績を振り返り、成功体験や失敗体験を整理し、それらから学んだことや得たスキルを洗い出しましょう。
また、他者からのフィードバックを参考にすることで、自分では気づけなかった強みや課題、改善点を見つけることもできます。
自己分析を徹底的に行い、就職活動全般における基盤を築き上げましょう。
2.業界研究
自己分析が終わったら、次に取り組むべきは業界研究です。
自分に向いていそうな業界をピックアップし、詳しく調査します。
各業界の働き方や業務内容、業種、職種をくまなく調べることが重要です。
例えば、業界の現状や将来の展望、主要な企業、競争環境や業界固有の課題やトレンドなどを把握することで、業界全体に関する理解が深まります。
また、業界研究を通じて具体的にどの企業を受けるべきかが明確になり、応募先企業の選定にも役立ちます。
業界研究の結果をエントリーシートや面接に反映させることで、志望動機の説得力が増し、採用担当者に好印象を与えることも可能です。
3.サマーインターンへの応募
業界研究が完了したら、続いてサマーインターンにも応募しましょう。
特に大学3年生の6月は大手企業がサマーインターンの募集を開始する時期です。
サマーインターンに参加することで企業の実際の業務を体験し、企業文化や働き方を直に感じることができます。
インターン期間中に優秀な人材であることを積極的にアピールできれば、早期選考の案内を受けられることもあります。
自分が気になる業界や企業に対して積極的にアプローチする良い機会です。
企業の求める人物像や募集要項をよく確認し、自分の強みや適性をアピールしたエントリーシートを作成し、合格できるように取り組みましょう。
また、インターンを通じて得られた経験やスキルは後の本選考でも大いに役立つため、インターン期間中は様々なことにチャレンジすることをおすすめします。
4.エントリーシートの作成
サマーインターンに応募する際は、エントリーシートの作成を避けて通ることはできません。
エントリーシートは企業が就活生を初めて評価する重要な書類です。
従って、初めてエントリーシートを書く場合は練習として何度も書き直すことが大切です。
自己分析や業界研究の結果をもとに自分の強みや志望動機を具体的に記述し、企業に対する熱意や適性をアピールしましょう。
エントリーシートの内容は具体的かつ簡潔にまとめることが大切です。
企業の求める人物像を理解し、それに合わせたアピールポイントを明確に伝えることで、選考通過する確率も高まります。
エントリーシートを書く際には誤字脱字や文章の論理性にも注意し、読みやすい文書を心がけましょう。
エントリーシートの作成は就職活動における大きな一歩であり、ここでの努力が後の選考にも大きく影響します。
5.面接対策
エントリーシートが完成したら、次に取り組むべきは面接対策です。
サマーインターンではエントリーシートによる書類選考を通過した後、面接が待っています。
面接は自分の考えや経験をスムーズに話すことが求められるため、模擬面接などを利用して練習するようにしましょう。
模擬面接を通じて質問に対する適切な回答や表現方法を身につけられます。
面接では企業の採用担当者に対して自分の熱意や適性をアピールすることが重要です。
事前に企業研究をしっかりと行い、企業の特性や求める人物像についても理解しておきましょう。
また、面接の際には身だしなみや態度にも注意を払い、第一印象を良くすることも重要です。
大学3年生の6月に就活を進めるメリット
大学3年生の6月に就活を進めるメリットは大きく分けて3つ存在します。
それぞれのメリットを理解することで、より早い段階で就活を始めようとモチベーションが高まるはずです。
ぜひそれぞれのメリットを最大限に活用し、早い段階で内定を獲得できるように取り組みましょう。
1.準備に長く時間が使える
大学3年生の6月に就活を始める最も大きなメリットは、準備に長く時間を使えることです。
自己分析や業界研究、企業研究やエントリーシートの作成、そして面接対策まで、就活の準備に十分に時間を割けます。
早期に始めることで、各ステップを丁寧に進めることができ、焦らずに自分自身を見つめ直す時間も確保できます。
自己分析を通じて自分の強みや弱み、価値観やこれからのビジョンを明確にできれば、今後の就活の確固とした基盤となるでしょう。
また、業界研究や企業研究をしっかりと行うことで、自分に合っている業界や企業を見つけ、志望動機をより具体的かつ説得力のあるものに仕上げられます。
エントリーシートの作成においては、何度も書き直して添削を行う必要があるため、早い段階で就活に取り組むことがおすすめといえるのです。
就活アドバイザー: 木下恵利
大学3年生の6月から就活を始めることで得られる最大のメリットは、準備に時間をかけられることです。自己分析や業界研究など、就活の各ステップを丁寧に進め、焦らずに自分自身と向き合えます。
2.インターンシップに参加できる可能性が高まる
早い段階から就活を始めれば、サマーインターンに参加できる可能性が高まります。
多くの企業は大学3年の6月からサマーインターンの募集を開始するということもあり、募集期間は限られているため、早めに就活をスタートし、サマーインターンに参加することが大切です。
先ほども紹介しましたが、サマーインターンにおいては企業の実際の業務を体験し、企業の文化や働き方を理解できます。
これにより、その企業や業界が自分の興味や適性に合っているかなども確認でき、将来のキャリア選択に大きく役立ちます。
また、インターン中に様々な経験を積むことで実践的な能力を身につけることができれば、インターンに参加した企業だけでなく、他の業界の企業の選考においても、社会人として活躍できる素質がある人物であることをアピールできます。
3.早期選考に参加できる可能性が高まる
サマーインターンに参加できるだけでなく、早期選考に参加できるチャンスが広がるのも、早い段階で就活を進める大きなメリットの1つです。
多くの企業はサマーインターンに参加した学生の中で優秀な人物に早期選考を案内しており、インターンシップを通じて優秀な学生を早い段階で確保したいと考えています。
早期選考に参加できれば、一般的な選考プロセスよりも早く内定を獲得できます。
これにより、他の就活生よりも一歩リードし、就活のストレスを大幅に軽減できます。
また、早期選考で内定を得られた場合、その企業に対する気持ちも強まり、より具体的なキャリアプランを立てることも可能です。
就活アドバイザー: 木下恵利
大学3年の6月から就活を始めるもう一つのメリットは、サマーインターンと早期選考への参加機会が広がることです。 多くの企業は、サマーインターンで優秀な学生を早期選考に招待しています。これは、優秀な人材を早い段階で確保したいという企業の思惑からです。 早期選考で内定を獲得できれば、一般選考よりも早く就職活動を終えることができ、ストレスも軽減できます。
大学3年生の6月に就活を進めるデメリット
続いて、大学3年生の6月に就活を進めるデメリットについても理解しておきましょう。
以下の3点を理解した上で、自分が早い段階で就活を始めることに耐えられるか検討し、自分に合ったタイミングで就活を始めるようにしましょう。
1.学業との両立が大変
大学の授業が忙しい人の場合、特に学業との両立が大変です。
3年生の前期はまだ単位を取得しきれていない人も多く、ゼミが始まる時期でもあるため、学業の両立は非常に大変です。
従って、就活と学業の両立をうまく図るためにはスケジュール管理が求められます。
就活アドバイザー: 木下恵利
まず、就活のスケジュールをしっかりと組み、重要な授業や試験と重ならないように計画を立てることが重要です。
また、就活エージェントを利用するなどして効率的に進めることもおすすめです。
面接対策やエントリーシートの添削などプロのアドバイスを受けながら短期間で進めることができるため、学業だけでなく、アルバイトなど他のことで忙しい人もぜひ利用してみましょう。
2.就活が長期戦になる
早い段階で就活を始めてしまうと、就活が長期戦になる可能性があるということも忘れてはなりません。
就活を始める時期が早まっていることは間違いありませんが、就活を終了する時期はそこまで変化していないのです。
つまり、就活を早く始めても必ずしも早く終わるわけではなく、ただ就活の期間が長くなってしまう可能性があります。
長期間にわたってモチベーションを維持し続ける必要があるため、精神的にも体力的にも負担が大きくなる可能性があるのです。
就活アドバイザー: 木下恵利
長期にわたる就活において焦りや不安を感じやすく、途中でいわゆる「燃え尽き症候群」になってしまうリスクもあります。
したがって、計画的に休息をとり、リフレッシュする時間を設けるなどして対策しましょう。
3.受けられる業界や企業が限られる
大学3年生の6月の段階で内定が得られていなくても、全く焦る必要がないと先ほど説明しました。
それは、まだ選考を実施している企業が少ないからです。
就活アドバイザー: 木下恵利
つまり、あまり早く就活を始めても、まだ受けられる業界や企業が限られるということも覚えておきましょう。
特に大手企業や人気のある企業ではサマーインターンや早期選考の枠を設けている場合はありますが、全ての企業がそうとは限りません。
自分が行きたい企業や業界が明確にある場合、その企業が早期選考枠を開いているか、インターンシップの募集を開始しているかを慎重に調べるようにしましょう。
もし目指す企業が早期選考を行っていない場合、通常の選考スケジュールに合わせて準備を進めましょう。
大学3年生の6月に応募しやすい業界3選
大学3年生の6月に応募しやすい業界は大きく分けて3つあります。
以下の業界の企業は大学3年生の6月の段階で選考を実施していることもあるため、早い段階で内定を獲得してしまいたいと考えている人は、ぜひ興味のある業界の中から気になる企業に応募してみましょう。
1.IT業界
IT業界は新しい人材を積極的に採用する傾向にあり、年中採用枠を設けている企業が多いのが特徴です。
特にインターンシップの募集や早期選考を6月から実施している企業は非常に多く、大学3年生でも応募しやすい業界です。
NTTデータや富士通、NECなどの大手企業は積極的にインターンシップを開始し、早期から優秀な人材を確保するための選考を行っています。
これにより、就活生は実際の業務を体験し、企業の雰囲気や働き方を理解する機会を得られます。
IT業界では技術革新が日々進んでおり、新しい技術やサービスの開発に関わるチャンスが多いため、成長意欲の高い学生にとっては非常に魅力的な業界です。
特にプログラミングやデータサイエンスなどのスキルがある就活生は高い評価を受けることが多いため、IT系のスキルに自信がある人は積極的に応募してみましょう。
2.金融業界
金融業界は銀行、証券会社、保険会社など毎年多くの新卒就活生を採用するため、早期選考やインターンシップの募集を積極的に行っています。
特に大手金融機関は早期選考を進めていることが多く、大学3年生の6月から応募しやすい業界の1つです。
特に大手企業はインターンシップを通じて学生に業務内容を体験させ、優秀な人材を早期に見極めることを目指しています。
金融業界では金融、経済に関する知識だけでなく、顧客対応能力やコミュニケーション能力が重視されるため、実務を通じてこれらの能力を身につければ他の業界に応募する際も有利に働きます。
金融業界は業種が多岐にわたるため、各分野の特性や求められるスキルについても詳しく調べておくことも重要です。
あなたがインターンを受ける企業の業種についてもあらかじめ理解を深めておきましょう。
3.コンサル業界
コンサル業界は専門的な知識やスキルを持つ人材を求めているため、幅広い時期で採用枠を設けて優秀な人材を見逃さないようアンテナを張っているところが多いです。
特に外資系コンサルファームは早期選考を進めていることが多く、大学生の6月から積極的に応募しても良いでしょう。
コンサル業界では問題解決能力や分析力、コミュニケーションスキルなど多岐にわたる能力が求められます。
クライアントとの関係構築やプレゼンテーション能力を求められるため、早い段階でインターンシップに参加し、自分の能力を磨くことをおすすめします。
コンサル業界で身につけられるスキルは多くの業界で求められるものであるため、他に目指している業界がある人でも、インターンの参加は成長という観点から見て非常におすすめです。
大学3年生の6月から就活を始めて成功に近づこう!
今回は大学3年生の6月から就活を始めたいと考えている人向けに取り組んでほしい対策やメリット、デメリットなどについて紹介しました。
年々就活を早い段階で始める就活生が増えており、大学3年生の6月から就活を始めても早すぎるということは全くありません。
むしろ、早い段階で内定を得られる可能性も高まるため、その後の学生生活を心に余裕を持って過ごせる可能性も高まるでしょう。
しかし、場合によっては就活の期間が非常に長期にわたる可能性があるため、定期的に趣味などにも取り組み、心身ともにリフレッシュを図りながらストレスフリーに進めるように心がけてください。
就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
木下恵利
大学3年の6月に就活を始めることで、夏休みの過ごし方が変わります。また早期スタートなので、大学4年生になるころには就活を終えて遊ぶ時間ができるかもしれません!少なくとも、早めに始めることで就活が手遅れになることは防げるので、ぜひ早めに就活スケジュールを確認しましょう!