【大学4年生】6月から就活を始めてもまだ間に合う!夏休みまでに内定を獲得するための3ステップを徹底解説!

【大学4年生】6月から就活を始めてもまだ間に合う!夏休みまでに内定を獲得するための3ステップを徹底解説!
この記事のまとめ
  • 大学4年生の6月からでも夏休み前に内定を獲得できる!
  • 夏採用のエントリーは早めにすべき
  • 大学4年の6月からの就活はエージェントの利用がおすすめ

この記事では、大学4年生の6月から就活を始めるにあたって、

  • 6月からの就活スケジュール
  • 夏休みまでに内定を獲得する3ステップ
  • 6月からの就活で気をつけるべきポイント

これらを解説していきますので、ぜひ今後の就活の参考にしてください。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

この記事では、6月から始める就活のスケジュールや注意点を詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

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【大学4年生】6月からでも就活は間に合う?

ポイント
  • 大学4年生の6月以降に就活を終了する学生は多い
  • 大学4年生の6月時点で内定がなくても大丈夫

大学4年生の6月から就活を始めても内定を獲得できるのだろうか?という点は不安に思う方も多いポイントです。

4年の6月にもなると、周りの就活生も就活を終えてきていて不安になるのではないでしょうか。

そこで、大学4年生の6月の就活について、リアルなところをお伝えします。

大学4年生の6月以降に就活を終了する学生は多い

就活を終了した時期は?

株式会社HR teamが運営する就活情報メディア就活市場では、2024年4月、2024年度卒業学生〜2025年度卒業学生を対象に、自身の就職活動に関する調査を行いました。

調査概要

調査期間:2024年4月22日〜4月23日

調査対象:2024年度卒業学生〜2025年度卒業学生

有効回答数:110人

こちらの調査では、大学4年生の6月以降に就活を終了した、と回答した学生の割合は40.0%にのぼり、就活生の半数弱が4年生の6月以降に就活を終了していたことが明らかになりました。

こちらのデータから分かる通り、大学4年生の6月から就活をする、といっても決して遅すぎることはありません。

大学4年生の6月時点で内定がなくても大丈夫

そもそも6月よりも前から動いていたものの、6月時点で一つも内定がない…と焦っている学生も多いでしょう。

4年生の6月を迎えた段階で内定を獲得できていないと、就職できないかも…と不安になるものです。

Memo

企業の採用枠はどんどん少なくなっていくため、前から動いていたが内定が獲得できていない方も、とにかくスピード感を意識して行動することが大事です。

実際のところ、就活を進めても結果につながらないことはよくあるため、6月時点での内定ゼロは珍しくありません

【大学4年生】6月から始めて内定を獲得するための就活スケジュール

大学4年生の6月から就活を始めると聞くと、今からじゃもう遅いのではと不安になる方も少なくありません。

しかし実際には、6月以降から動き始めて内定を獲得する学生も多く存在します。

焦る気持ちは自然なことですが、ここから大切なのは計画的かつスピーディに動くことです。

6月から就活を本格的に始める方は、限られた時間を有効に使うためにも、無理のない現実的なスケジュールを立て、段階的に準備と実践を重ねていくことが大切です。

以下では、6月から10月1日の内定式までを見据えた具体的なスケジュールをご紹介します。

今の自分に必要な行動が何かを明確にしながら、一歩ずつ前進していきましょう。

6月前半 企業選びの方針を固め、数社の企業説明会にエントリーする

6月前半の段階では、まず自分がどんな業界・職種を目指したいのかを整理するところから始めましょう。

ここを曖昧にしたままでは、エントリーする企業を選びきれず、後々のスケジュールにも遅れが出てしまいます。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

志望業界がまだ定まっていない場合は、やりたくないことや価値観に合わない企業を避けるという観点から整理してみるのも有効です。

そのうえで、業界研究や職種研究を進め、自分に合った企業の傾向を掴んでいきましょう。

企業説明会への参加は、オンラインであれば時間の融通もききやすく、比較的気軽に参加できます。

ポイント

6月前半のうちに5〜10社程度を目安に説明会にエントリーし、企業ごとの特徴や雰囲気を掴むことからスタートしましょう。

6月後半 企業説明会に参加しながら、ESやテストの準備を進める

6月後半は、実際に企業説明会へ参加しながら、その企業への理解を深めていく時期です。

このタイミングでは、説明会で得た情報をもとに、エントリーシート(ES)の作成や適性検査の準備を同時並行で進めていきましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

特にESでは、なぜその企業なのか、自分がどのように貢献できるのかといった点を具体的に伝える必要があります。

説明会で得た企業の特徴や価値観を踏まえ、自分の経験と重ねて表現すると、説得力が増します。

また、適性検査(SPIやWebテストなど)の形式は企業によって異なるため、事前に出題形式を確認し、対策本やアプリで実践的な問題演習をしておくと安心です。

ポイント

6月後半は準備の質を高めることに注力し、選考への土台を築きましょう。

7月前半 面接に進むことができた企業の選考対策を最優先にしながら、選考突破を目指す

7月前半には、エントリーした企業から順次選考の案内が届き、早ければ一次面接が始まるころです。

この時期は、複数の企業の選考が同時進行になることもありますので、スケジュール管理が重要です。

面接では、これまでの経験や志望理由をいかに具体的に伝えられるかがカギとなります。

ポイント

企業ごとの求める人物像に沿った受け答えができるよう、企業研究を深めたうえで模擬面接などを活用して練習を重ねましょう。

また、面接でうまく話せなかったと感じた場合は、その都度振り返りを行い、改善点を次に活かすことが大切です。

選考のステップを一つずつ丁寧に進めることで、着実に内定に近づいていきます。

7月後半 内定間近の企業への意志決定の準備を進めつつ、落ちたら追加でエントリーする

7月後半になると、早ければ最終面接や内定の連絡が届くタイミングです。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

面接の手応えや企業との相性を振り返りながら、ここで働きたいと思える企業への意志決定に向けて、しっかりと準備を進めていきましょう。

一方で、思うような結果が出なかった場合でも落ち込まず、冷静に次の行動に移ることが大切です。

就活はタイミングやご縁の要素もあるため、仮に不合格だったとしても、自分の価値が否定されたわけではありません。

この時期でもまだ募集を継続している企業は多くあります。

特に中小企業やベンチャー企業は、夏以降も積極的に採用を行っていることが多いため、新たな選択肢として視野を広げてみるのもおすすめです。

ポイント

意志決定と追加エントリーの両立を意識しながら、最終局面に備えましょう。

8月前半 内定獲得、十分な企業理解の上で意志決定をする

8月前半には、内定を獲得する学生も増えてきます。

もし内定をいただいた場合は、すぐに返事をする前に、しっかりと企業理解を深め、納得のいく判断をすることが大切です。

企業の雰囲気や職場環境を再確認するために、OB・OG訪問や社員インタビューの記事、企業のSNSなどから情報を得るのも一つの手段です。

ポイント

この企業で働く自分がイメージできるかという視点を持ち、自分の将来像と照らし合わせて考えてみましょう。

また、複数の企業から内定をいただいた場合は、待遇や仕事内容だけでなく、自分が成長できる環境かどうかという観点も大切にしてください。

焦らず、でもしっかりと考えたうえでの意志決定は、その後の社会人生活をより良いものにしてくれます。

8月後半〜9月 学生最後の夏休みを楽しむ

無事に内定先が決まったら、少し肩の力を抜いて、学生生活を楽しむ時間を持ちましょう。

特に夏休みは、卒業までの貴重な自由時間です。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

旅行や趣味、アルバイト、インターンシップなど、これまでできなかったことに挑戦する良い機会です。

また、社会人になると時間の使い方が大きく変わります。

学生のうちにしかできない経験を積むことで、自分の価値観を深めたり、新たな視点を得られることもあるでしょう。

就活で培った自己理解や行動力を活かしながら、充実した夏を過ごしてください。

ポイント

頑張ったからこそ得られた夏休みだからこそ、自分をねぎらい、リフレッシュすることも忘れずに。

10月1日 内定式参加

10月1日は多くの企業で内定式が行われる日です。

内定式は、正式にその企業の一員として迎えられる第一歩であり、同期との初対面の機会でもあります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

緊張するかもしれませんが、楽しみにして臨んでくださいね。当日はビジネスマナーを意識し、清潔感のある服装や丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

内定式では企業のビジョンや今後の予定について説明されることも多いため、しっかりメモを取りながら聞く姿勢も大切です。

また、今後に向けた課題や研修についての案内がある場合もありますので、メモや資料はきちんと整理しておくと安心です。

ポイント

社会人への第一歩として、誠実な気持ちで参加することで、良いスタートを切ることができるでしょう。

【大学4年生】6月からの就活でやるべき5つのこと

6月からの就活でやるべきこと
  1. 自己分析
  2. 将来のビジョンを明確にする=就活の軸を決める
  3. 志望する企業を決める
  4. 説明会に参加する
  5. 就活エージェントに登録する

ここまで、大学4年生の6月から就活を始めても十分に内定を獲得できるチャンスがあることを説明してきました。

ここからは、実際に大学4年生の6月から就活を始めるときに必ずやってほしいことを6つ解説します。

何から手をつけたらよいかわからない方は参考にしてみてください。

1. 自己分析

まず就活で一番重要なことは自分の価値観を知ることです。

なぜなら就活とは自分のポテンシャルを見極め、潜在能力や可能性と企業が求めていることがどれだけ合っているかを企業に伝えることだからです。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

就活で最も大切なのは、自分の価値観をしっかりと理解することです。自己分析を通じて、自分がどうなりたいのか、将来のビジョンはなんなのかを見つけましょう。

自己分析は全ての基本です。

自己分析をすることで就活の関門であるESや面接の質問に対して、うまく答えることができます。

2. 将来のビジョンを明確にする=就活の軸を決める

企業は就活がゴールになっている学生を求めていません。

なぜなら就活がゴールになっている場合、入社後にやりたいことが何かわからなくなってしまい、離職率が高くなってしまう傾向にあるからです。

将来のビジョンを明確にするには、過去の自身の心が動いた出来事を洗い出すことが必要です。つまり自己分析が必要になってきます。

3. 志望する企業を決める

6月から就活を始める場合は、3つ目のポイントとして志望する企業を決めましょう。

決め方は次のとおりです。

企業の絞り方
  1. 興味のある分野から業界や業種を絞る
  2. 自分自身の就活の軸に合ったものを絞り込む

上記の方法でいくつか候補を絞れば、志望先も見えてくるでしょう。

6月からの就活でどこの企業にエントリーすれば良いのかわからない…と困っている方は、少しずつ絞り込むことを意識してみてください。

いきたい企業が見つかったら企業研究をしよう!

行きたい企業や、やりたい職種から受けたい企業を決めたら、その企業の研究をしましょう。なぜなら、自分がその企業を受けた理由どうして競合他社ではなくその会社なのかといったような質問に答えなければいけないからです。

4. 説明会に参加する

企業説明会では、企業研究をせずともおおまかな企業の概要を把握できます。

就活に関するイベントは、業界やエリアに絞って行われるイベントなどもあります。

それらのイベントでは自分自身の興味のある分野を扱う企業や、就活の軸に合った企業が見つかりやすいことが大きなメリットです。

説明会やその他関連のイベントは1時間程度で終わるものや、オンラインで参加できるものもあり、さまざまなパターンが見受けられます。

6月からの就活で、とにかくスピード感を意識したいときには、企業説明会などのイベント参加はおすすめの方法といえるでしょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

特に、特定の業界や地域に特化したイベントでは、自分の興味や就活の軸に合った企業を見つけやすくなります。1時間程度で終わるものやオンライン参加が可能なものも多く、手軽に情報収集ができるので、積極的に参加しましょう。

5. 就活エージェントに登録する

6月からの就活で、出遅れてしまったからこそより効率的に企業探しがしたいという学生は、就活エージェントの活用もおすすめです。

ポイント

就活エージェントは、あなたに合った企業を紹介してくれるのみでなく、ESや面接の対策も徹底的にサポートしてくれます。

ESの書き方がわからない、面接が苦手…と悩んでいる方でも安心です。

おすすめなのは就活市場エージェントです。

就活市場エージェントなら就活に関して多方面でのサポートが受けられ、それでいて費用は一切かかりません。

学生の利用満足度は97%と非常に高いため、就活に不安がある方はぜひ登録から始めてみましょう。

【大学4年生】6月からの就活で絶対にやるべき選考対策

絶対にやるべき選考対策
  1. エントリーシート(ES)対策をする
  2. WEBテスト対策をする
  3. 面接対策をする

大学4年生の6月に就活をスタートする、となると、卒業まであまり時間がない、と焦る学生も少なくありません。

しかし、時間がない中でも、選考対策は怠ってはいけません。

選考対策を怠ってしまうと、せっかく企業を選んでエントリーしたとしても、選考を通過できなければ内定を獲得することはできないためです。

ここでは、大学4年生の6月から就活を始める方向けに、必ずやるべき選考対策を解説します。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

時間がない中での就活は大変かもしれませんが、選考対策を怠ってはいけません。ここからは、必ず行うべき選考対策について詳しく解説していきます。

1. エントリーシート(ES)対策をする

ESとはエントリーシートのことで、企業に提出するアピール書類の一つです。

企業によっては応募者が殺到することもあるため、その場合はESをチェックしたうえでの書類選考が行われます。

そのためES作成時は、相手にわかりやすく、魅力的に仕上げることが重要です。

ESで特に重要となるのは志望動機や自己PR、そしてガクチカです。

友人などの周りの人によく読んでもらったり、就活エージェントのES添削を活用したりして、スムーズに魅力的なESを作成していきましょう。

書いたESは必ず添削してもらおう

ESは、企業に提出する前に必ず添削をしてもらいましょう。誰かに頼むのはが面倒斗いう場合は、ES添削ツールなどを利用しても問題ありません。

どんな方法であれ、必ず一度第三者の目線で見てもらい、アピールを見直しましょう。

ESをすぐ添削してもらいたい人向けのツールは以下の記事を参考にしてください。

2. WEBテスト対策をする

就活の選考の中では、Webテストが実施されることも近年では少なくありません。

Webテストは、能力検査と性格検査の2つに分かれます。

能力検査は働くうえで最低限のスキルが備わっているかをチェックし、性格検査は、仕事を共に行う人材としてふさわしいか判断するのが特徴です。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

近年、就活の選考でWebテストが多く行われるようになっています。Webテストは、能力検査と性格検査に分かれ、能力検査では基本的な能力や知識をチェックし、性格検査では企業の社風に合う人かどうかなどを判断しています。

2つの検査の中でも、特に能力検定は事前の対策が欠かせません。

Webテストの種類にはさまざまなバリエーションがあるため、種類に合わせて柔軟に対策する必要があるといえるでしょう。

Webテストの種類と対策について、詳細は以下の記事をチェックしてみてください。

3. 面接対策をする

6月からの就活でも面接対策はやはり欠かせません。

どのような企業の選考にも、面接は必ず組み込まれているのが特徴です。

そのため就活成功を目指すには、面接突破は避けて通れません。

Memo

一般的に就活の面接は、一次面接→二次面接→最終面接の流れで進んでいきます。

なお、面接の形態は企業によって異なり、グループ面接が行われることもあればオンライン面接が行われるケースもあります。

今までに面接の経験がほぼなく、苦手意識を持っている学生も少なくないでしょう。

そのため面接対策では、しっかりとした反復練習をすることと流れの把握、内容のブラッシュアップが重要といえます。

面接では聞かれる質問がある程度固まっているため、記事をよく読んで対策しましょう。

【大学4年生】6月からの就活を成功させるためのポイント

6月から就活を始める場合、限られた時間の中で成果を出す必要があるため、何となく行動するのではなく、しっかりとした戦略と優先順位が重要になります。

6月からの就活を成功させるためのポイント
  • 志望する企業は5~8社に絞る
  • 10月1日の内定式を見据えて就活を進める
  • 実践的な面接対策を行う

就活の全体像を理解し、自分の状況や進捗に合った行動を取ることで、短期間でも納得のいく内定を目指すことが可能です。

特に、就活においては情報収集、自己分析、企業選び、選考対策、内定後の意思決定の5つのステップがあり、どの段階でも今、自分がやるべきことは何かを明確にしておくことが成功への近道です。

ここでは、6月スタート組が限られた時間の中で内定を目指すために押さえておきたい、実践的なポイントを3つご紹介します。

どれもすぐに実行できる内容ばかりですので、今日からの行動にぜひ役立ててください。

志望する企業は5~8社に絞る

6月の後半には、志望する企業を5〜8社程度に絞り込み、効率的に就活を進めていくことが重要です。

企業数を絞らずに大量にエントリーすると、情報整理や選考準備が追いつかず、一社一社に対する対策が浅くなってしまう可能性があります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

まずは自分が何を大切にしたいのか(価値観)、どのような仕事に魅力を感じるのか(仕事内容)、どんな環境で働きたいのか(社風や制度)などの視点から、比較検討を行いましょう。

そのうえで、説明会での印象や企業からの情報を参考にしながら、志望度の高い企業を厳選していきます。

絞った企業に対しては、説明会への参加、OB・OG訪問、企業研究などを通じて深く理解し、選考での志望動機や自己PRにしっかり反映させましょう。

数を追うよりも、質を高めることが成功への近道です。

10月1日の内定式を見据えて就活を進める

6月から就活を始める場合、多くの企業が開催する10月1日の内定式を一つのゴールとして逆算し、計画的に動くことが必要です。

約4ヶ月という限られた期間の中で内定を獲得するには、今月中にエントリー、来月は選考、翌月は意思決定といったスピード感が求められます。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

この短期間で結果を出すには、あらかじめスケジュール感を持って就活に臨むことがとても大切です。

たとえば、6月中にエントリーと企業選びを済ませ、7月には選考に集中し、8月には最終面接・内定獲得という流れを想定して動くとよいでしょう。

また、内定式は企業によっては同期との交流や今後の研修案内などが行われる大切なイベントです。

ポイント

10月に安心してその日を迎えるためにも、スケジュール管理をしっかり行い、いつまでにどこまで進めるかを常に意識しながら、行動を積み重ねていきましょう。

実践的な面接対策を行う

8月の前半に内定を獲得することを目指すならば、7月中には面接が本格化します。

そのため、6月後半からは模擬面接や面接練習にしっかり取り組むことが欠かせません。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

自己PRや志望動機を話す練習はもちろん、質問への返答の仕方や話し方のトーン、目線など、実践的な対策を行いましょう。

模擬面接はキャリアセンターや就活支援サービスなどで受けることができますし、友人同士での練習も効果的です。

録音や録画をして自分の話し方を客観的に見直すのもおすすめです。

【大学4年生】6月から就活を始める際の注意点3選

6月から就活を始める際の注意点
  • 準備に時間をかけすぎない
  • 手あたり次第エントリーしない
  • 視野を広く持つ

6月から就活を始めるときは、スピーディーに動くためにも、さまざまな点に注意する必要があります。

多くの学生は、6月を迎える頃には内定を獲得しているため、6月からの就活は遅れていることに変わりはありません。

注意点をしっかりとチェックしたうえで、6月からの就活をスピーディーに成功させましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

6月から就活を始めると、多くの学生がすでに内定を獲得しているため、スピードが鍵となります。注意点をしっかりと確認しておきましょう。

1. 準備に時間をかけすぎない

就活には、ESやWebテスト、面接対策など準備として行うべきことがたくさんあります。

そのためつい足踏みしてしまい、なかなか選考に挑戦しない方も少なくありません。

しかし、繰り返しお伝えしているように、6月からの就活はスピード勝負です。

ポイント

時間が進むにつれ、エントリーを受け付けている企業はどんどん減っていきます。

準備ももちろん大事ですが、準備期間にはあらかじめめどをつけたうえで、積極的にエントリーすることが大切です。

2. 手あたり次第エントリーしない

6月からの就活はスピード勝負ですが、手あたり次第エントリーするのはNGです。

エントリーは、ある程度企業を絞って行うのが良いといえるでしょう。

「数打ちゃ当たる」の考え方でエントリーしすぎると、対策が薄っぺらくなるせいで、受かりにくくなります。

ポイント

志望度の高い企業1社に絞って就活を進め、内定しても、入社したあとに苦しむことはあります。

時間を無駄にしないためには、就活の軸に沿って企業を絞り、そのなかから10社ほどに絞り込むことが大切です。

3. 視野を広く持つ

6月からの就活の注意点3つ目は、視野を広く持つことです。

例えば業界を1つに絞って、その業界の企業しかエントリーしないという就活の仕方は、あまり望ましくありません。

特定の業界にのみ志望先を限定してしまうと、その業界の企業が軒並みエントリーを締め切っていたとき、エントリー先がないという状態に陥ります。

業界は1つのみでなく、3つ程度の候補を見つけておくと良いでしょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

6月から就活を始める際には、視野を広く持つことが重要です。特定の業界に絞ってしまうと、その業界の企業がすでにエントリーを締め切っている場合、他にエントリーする企業がなくなってしまうというリスクがあります。少なくとも3つの業界には目を向けておきましょう。

ほかには、「大手が良い」「ベンチャーに入りたい」といったように会社の規模にこだわりすぎるのもNGです。

興味がない企業でも、説明会に出席したことで興味がわくこともあります。

ポイント

やみくもにエントリーしない、とはいいつつ、大学4年生の6月からの就活は、正直言って特定の業界や会社の規模にこだわっている余裕がありません。

できる限り視野を広く持ち、柔軟な考え方で就活を進めるようにしましょう。

大学4年生の6月からの就活はエージェントを利用しよう!

ここまで大学4年生の6月から就活を進めるときのやるべきことやポイントを解説してきました。

しかし、4年の6月からの就活には大きなデメリットがあります。

それは、スケジュール管理がとても大変になることです。

Memo

実は4年生の6月からの時期では、選考スパンが短くなったり、一度に受ける企業の数が多くなってしまったりと、就活スケジュール管理が大変になる要因が詰まっているのです。

そこで、就活市場では就活エージェントの利用をおすすめします。

ここではおすすめする2つの理由を解説します。

ポイント1.スケジュール管理を代わりにやってくれる

ひとつめのおすすめポイントは、スケジュール管理を代わりにやってくれる点です。

先述した通り、一度に受ける企業の数が多くなると、選考がいつあるのか、その企業の選考対策はできているのかといった管理がとても大変になります。

ポイント

就活エージェントを利用していれば、エージェントの担当者がスケジュール管理を代わりにやってくれるだけでなく、日程に応じて選考対策の提案をしてくれたり、説明会や選考のリマインドをしてくれます。

これは就活エージェントを利用するひとつの大きな理由になりうるでしょう。

ポイント2.非公開の選考ルートがあることも

ふたつめのおすすめポイントは、非公開の選考ルートを紹介してもらえる可能性がある点です。

エージェントはクライアント企業と関係値が深いことも多く、サイトなどには掲載していないが、そのエージェントからであればエントリー可能、という非公開選考ルートをもっていることがあります。

ポイント

例えば就活市場では、弊社からのご紹介限定でエントリーシート(ES)の選考が免除されたり、2回の面接だけで内定獲得できる選考ルートをご紹介することができます。

まずは就活についての軽い相談ももちろん可能なので、ぜひお気軽にお越しください。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

非公開の選考ルートが存在することを知っておくと有利です。エージェントは企業との強い関わりを持っているため、通常の公開ルートではなく、そのエージェント経由でしか応募できない選考ルートを紹介できることがあります。ぜひエージェントに相談してみてください。

大学4年生の6月からでもポイントを押さえて内定を獲得しよう!

4年生の6月から就活し、なおかつ成功するためにはスピード感をもって対策をすることが必要です。

非常に厳しい状況に追い込まれていることをしっかり把握しましょう

しかし、就活で一番の敵は焦って周りが見えなくなることです。

落ち着きをもちつつ、スピード感をもって就活をいますぐ始めましょう。

就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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