金融業界は、業界全体の人気が高く、企業間の採用難易度の差も大きいのが特徴です。
金融業界は企業の数も多いことから、実際に選考に進む前にそれぞれの企業の採用難易度について比較したいと考えている学生もいますよね。
企業から内定をもらうのがどれくらい難しいのかを知るためには、就活偏差値が役立ちます。
企業の就職難易度を偏差値で表したもの
就職活動中の学生の中には、「どの企業を受けるべきか迷っている」「自分のレベルに合った金融企業がわからない」といった悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
本記事は、2024年最新の金融業界就職偏差値ランキングを分野別に紹介し、ランキングの特徴や傾向について解説します。
- 金融業界の各分野の就職偏差値ランキング
- 金融業界の就職偏差値ランキングの特徴
- 金融業界の就職偏差値が高い企業に就職するためのポイント
- 金融業界への就職を目指す就活生
- どの金融企業を受けるべきか迷っている人
- 志望している金融企業の難易度を知りたい人
目次[目次を全て表示する]
【金融業界】総合の就職偏差値ランキング
金融業界の総合就職偏差値ランキングには、ES(エントリーシート)や適性検査の段階から選考が難しい企業が多く含まれています。
これらの企業に内定を獲得するためには、早い段階から入念な対策が欠かせません。
ランキング上位の企業の特徴や求める人材像を分析し、自分の強みをアピールできるよう準備しましょう。
SSランク
[76] ゴールドマンサックス
[75] モルガンスタンレー ブラックロック JPモルガン
[74] フィデリティ メリルリンチ
[73] ドイツ銀行 Citi UBS
[72] クレディスイス バークレイズ BNPパリバ
[71] ソシエテジェネラル クレディアグリコル 野村證券(GM) 日本銀行 HSBC RBS
[70] 東京海上日動(SPEC) 野村證券(IB) DBJ JBIC JPX
Sランク
[69] 日本生命(AC) 野村AM みずほ証券(IB) みずほFG(GCF) 三菱UFJモルガンスタンレー(IB) SMBC日興証券(セルトレ)
[68] みずほFG(GM/AM) SMBC日興証券(IB) 第一生命(FE)
[67] BTMU(戦財会,FT) 大和投信 三菱UFJ国際投信 大和証券(IB,GM)
[66] BTMU(GCIB) 日証金 アセマネone
[65] 証券保管振替機構 ニッセイAM SMAM
Aランク
[64] SMTAM 大和住銀投信投資顧問 全銀協
[63] 日証協 損保協 日本相互証券 農林中金
[62] 損害保険料率算出機構 東京海上日動 三菱UFJ信託
[61] 日本生命 東京短資 セントラル短資 上田八木短資
[60] トーア再保険 R&I BTMU(OP)
Bランク
[59] 三井住友海上 JA共済 生保協 信託協 預金保険機構 三井住友信託
[58] JFC SMBC(総合職) 第一生命 プルデンシャル生命 損保ジャパン 信金中金
[57] みずほFG(OP) 商工中金 明治安田生命 全信組連 SBIC
[56] 住友生命 かんぽ生命 あいおいニッセイ同和 金融取 地銀協 信用保証協会(首都圏・大都市) 松井証券 マネックス
[55] ゆうちょ銀行 野村證券 SMBC日興証券 全労済 Quick 地場証券ディーラー
[54]大和証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 みずほ証券 新生銀行 大同生命 JCB オリックス MUL
Cランク
[53] 横浜銀行 富国生命 りそな銀行 三井住友プライマリー生命 あおぞら銀行 三菱UFJニコス SMFL
[52] 静岡銀行 千葉銀行 中央労金 東京海上あんしん生命 三井住友あいおい生命 三井住友カード
[51] 福岡銀行 常陽銀行 SMBC信託銀行 京都銀行 朝日生命 太陽生命 三井生命
[50] 富士火災 共栄火災 日新火災 城南信金 京都中央信金 SJNKひまわり生命
【金融業界】銀行の就職偏差値ランキング
金融業界の銀行への内定を目指す方は、各行の経営方針や求める人物像の違いを理解し、自分に合った銀行を見極めましょう。
この章では、金融業界の銀行の就職偏差値ランキングを紹介します。
ただし、本ランキングでは外資系金融機関は除外していることに注意してください。
SSランク
[71] 日本銀行
[70] DBJ(日本政策投資銀行) JBIC(国際協力銀行)
Sランク
[69]みずほFG(GCF)
[68] みずほFG(GM/AM)
[67] BTMU(戦財会,FT)
[66] BTMU(GCIB)
Aランク
[64] 全銀協
[63]農林中金
[62] 三菱UFJ信託
[60]BTMU(OP)
Bランク
[59] 三井住友信託
[58] JFC(日本政策金融公庫) SMBC(総合職) 信金中金
[57] みずほFG(OP) 商工中金
[56]地銀協
[55] ゆうちょ銀行
[54]新生銀行
Cランク
[53] 横浜銀行 りそな銀行 あおぞら銀行
[52] 静岡銀行 千葉銀行
[51] 福岡銀行 常陽銀行 SMBC信託銀行 京都銀行
[50]城南信金 京都中央信金
【金融業界】証券会社の就職偏差値ランキング
金融業界の証券会社では部署によって求められるスキルや適性が大きく異なるため、まずは自分の興味や強みを生かせる部署を見つけましょう。
その部署に特化した対策を行うことが内定獲得のカギとなります。
この章では、金融業界の証券会社の就職偏差値ランキングを紹介します。
SSランク
[71]野村證券(GM)
[70] 野村證券(IB) JPX
Sランク
[69] 野村AM みずほ証券(IB) SMBC日興証券(セルトレ)
[68] みずほFG(GM/AM) SMBC日興証券(IB)
[67] 大和投信 三菱UFJ国際投信 大和証券(IB,GM)
[66] 日証金 アセマネone
[65] 証券保管振替機構 ニッセイAM SMAM
Aランク
[64] SMTAM 大和住銀投信投資顧問
[63] 日証協 日本相互証券
[61] 東京短資 セントラル短資 上田八木短資
[60] R&I
Bランク
[57]SBIC
[56]松井証券 マネックス
[55] 野村證券 SMBC日興証券 地場証券ディーラー
[54]大和証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 みずほ証券
【金融業界】保険会社の就職偏差値ランキング
金融業界の保険業界は、長期的な視点で顧客との関係を構築することが求められるため、コミュニケーション能力や対人スキルが重視されます。
偏差値ランキングと合わせて、自分の人柄や価値観が企業風土と合うかどうかを見極めながら、志望先を選びましょう。
この章では、金融業界の保険会社の就職偏差値ランキングを紹介します。
SSランク
[70] 東京海上日動(SPEC)
Sランク
[69] 日本生命(AC)
[68]第一生命(FE)
Aランク
[62] 損害保険料率算出機構 東京海上日動
[61] 日本生命
Bランク
[59] 三井住友海上 JA共済 生保協 預金保険機構
[58] 第一生命 プルデンシャル生命 損保ジャパン
[57] 明治安田生命
[56] 住友生命 かんぽ生命 あいおいニッセイ同和
[54]大同生命
Cランク
[53]富国生命 三井住友プライマリー生命
[52] 東京海上あんしん生命 三井住友あいおい生命
[51] 朝日生命 太陽生命 三井生命
[50] 富士火災 共栄火災 日新火災 SJNKひまわり生命
【金融業界】就職偏差値ランキングの特徴
金融業界の就職偏差値ランキングには、いくつかの特徴が見られます。
金融業界を目指す学生は、これらの特徴を理解した上で、自分に合った企業選びや就職対策を行うことが重要です。
ここからは、金融業界の就職偏差値ランキングの特徴を紹介します。
外資系・政府系が特に高い
就職偏差値ランキングを見ると、外資系金融機関や政府系金融機関の偏差値が特に高いことがわかります。
これらの企業は、高い給与水準と福利厚生が整っているホワイト企業として知られる企業も多く、全国の学生が就職を希望しています。
その結果、倍率が高くなり、選考通過のハードルも上がっている傾向にあります。
外資系や政府系の金融機関を目指す場合は、語学力や専門知識、グローバルな視点が求められます。
また、企業の理念や文化に共感できるかどうかも重要なポイントです。
自分の強みを生かしつつ、企業が求める人材像に近づけるよう、早期から準備を進めることが内定獲得のカギとなるでしょう。
メガバンクは部署によってかなり差がある
メガバンクの就職偏差値は総じて高いものの、部署によって大きな差が見られるのが特徴です。
特に、投資銀行部門やグローバル部門など、高度な専門性が求められる部署は、他の部署に比べて倍率が高く、難易度も上がる傾向にあります。
メガバンクの難関部署を目指す場合は、その部署で必要とされるスキルや知識を身につけることが不可欠です。
金融工学や会計学などの専門知識に加え、語学力やプレゼンテーション能力などがあると他の学生と差別化を図れますよ。
グループディスカッションや集団面接を取り入れている企業も多いので、しっかりと対策しましょう。
就職偏差値の決まり方についてより深く知りたい方はこちらをご覧ください。
【金融業界】就職偏差値が高い企業に就職するためのポイント
金融業界は非常に人気が高く、毎年多くの学生が就職を希望しています。
しかし、高い倍率をくぐり抜けて内定を勝ち取るためには、周到な準備と努力が求められます。
この章では、金融業界の就職偏差値が高い企業に内定するための3つのポイントを解説します。
1.金融業界についての知識を深める
金融業界には、銀行、証券、保険など様々な業態があり、それぞれの企業で扱う商品やサービス、求められるスキルが異なります。
しかし、業界全体を完全に把握するのは現実的ではありません。
そのため、まずは自分が志望する企業の事業内容と、その競合他社の情報を重点的に分析することが重要です。
企業のホームページやIR資料、ニュースリリースなどを通じて、業界の動向や各社の強み、経営戦略などを理解しましょう。
また、企業説明会や OB・OG 訪問を積極的に活用し、生の情報を収集することも効果的です。
こうした企業研究を通して、面接での質問に的確に答えられる知識を身につけると同時に、自分のやりたい仕事やキャリアプランを明確にしていくことができるでしょう。
2.お金についての知識を深める
金融業界で働く以上、お金に関する知識は必須です。
面接では、金融経済のしくみをはじめ日経平均株価、ドル円レート、債券と株式の違い、資金調達の方法など、お金に関する質問が出題されることもあります。
直接面接で聞かれることがなくても、グループディスカッションのテーマなどになる可能性もあります。
これらの質問に的確に答えられるよう、日頃からお金について学ぶ姿勢を持つことが大切です。
まずは、経済学や金融論の書籍を読んで基礎知識を身につけましょう。
また、日経新聞など経済紙の記事を毎日チェックし、最新の経済動向をフォローすることも重要です。
加えて、ファイナンシャルプランナーなど金融系の資格取得にチャレンジするのもおすすめです。
資格試験の勉強を通じて、金融知識を体系的に習得することができるでしょう。
金融業界がどんな業界かを体系的に知りたい学生はこちらも参考にしてください。
3.就活エージェントを利用する
自分の就職偏差値を客観的に判断し、どのレベルの企業を受けるべきかを知るには、就活エージェントを活用するのが効果的です。
就活エージェントでは、業界の採用動向や求められる人材像を熟知しているため、自分の強みを生かせる企業を提案してくれます。
おすすめは就活市場エージェントです。
選考対策や模擬面接など、内定獲得に向けたサポートも充実しています。
エージェントと二人三脚で就職活動に取り組むことで、効率的に内定を勝ち取ることができるでしょう。
就活エージェントを上手に活用し、金融業界での内定獲得を目指してください。
【金融業界】就職偏差値まとめ
本記事では、2024年最新の金融業界就職偏差値ランキングを分野別に紹介し、各分野の特徴や傾向について解説しました。
金融業界は人気が高く、企業間の採用難易度の差も大きいことがわかります。
就職活動では、自分のレベルに合った企業を選ぶことが重要ですが、ランキングはあくまで目安です。
最終的には、自分の強みや価値観を生かせる企業を見つけることが何より大切です。
本記事で紹介した情報を参考に、自分に合った企業選びと効果的な就職対策を進めてくださいね。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート