【26卒】4月に内定なしはやばい?各選考の対策方法と内定獲得のためにすべきことを徹底解説!

【26卒】4月に内定なしはやばい?各選考の対策方法と内定獲得のためにすべきことを徹底解説!

4月までに内定がないのはやばい?

4月までに内定がないのは出遅れているといえます。

しかし、手遅れではないため安心してください。

本記事では、内定を獲得するために必要な対策方法とするべきことを解説します。

4月から就活を始める人や就活しているが、まだ志望企業から内定がもらえない人は、ぜひ参考にしてください。

就活は、きちんと対策することで、内定獲得に近づきます。

効率よく就活するためにも、本章の解説を読み、行動に移してください。

4月時点での内定率

4月時点での内定率は、株式会社リクルートが運営する就職みらい研究所の調査によると、2024年4月1日時点での内定就職率は58.1%でした。(出典:株式会社リクルート|就職プロセス調査(2025年卒)「2024年4月1日時点 内定状況」)

そのため、4月時点で内定が1つもないのは、出遅れている印象です。

しかし、就活は早く内定を獲得するゲームではありません。

また、内定数が多いからといって、就活がうまくいっているとも限りません。

自分が納得した企業1社から内定を獲得することが重要です。

約6割の就活生が内定を持っていますが、焦る必要はありません。

以降の章で解説する取り組みを実践して、内定を獲得しましょう。

4月にやるべきことやスケジュールを知りたい就活生は、こちらの記事を参考にしてください。

【選考フロー別】内定獲得のためにするべきこと

内定獲得のためにするべきことを、以下の4つの段階に分けて解説します。

内定獲得のためにするべきこと
  • ES・履歴書で落ちてしまう場合
  • Webテストで落ちてしまう場合
  • グループディスカッションで落ちてしまう場合
  • 面接で落ちてしまう場合

就活は、対策するべき項目が多いのが特徴です。

そのため、自分が足りていない箇所を正確に把握することが大切です。

自分がよく落ちてしまう段階は、注意深く読むようにしましょう。

また、まだ何も準備していない就活生は、まずこちらの記事を読んでください。

ES・履歴書で落ちてしまう場合

ES・履歴書で落ちてしまう場合は、以下の4つに取り組みましょう。

ES・履歴書で落ちてしまう場合の対策
  • 自己分析をする
  • 業界・企業分析をする
  • 誤字脱字チェックをする
  • 人に読んでもらう

ES・履歴書は、採用担当者との最初の接点です。

魅力的な文章にすることで、次の選考につながります。

反対に、自分の強みや人柄が伝わらないと、書類選考で不採用になるので注意してください。

以降の章ではES・履歴書の作成に必要なポイントを詳しく解説していきます。

自分がどこでつまずいているのか、確かめながら読むようにしましょう。

また、以下の記事は、ESの基本的な書き方や守るべきことを解説しています。

書類選考を突破したい就活生は、あわせて読むようにしましょう。

自己分析をする

書類選考で落ちる就活生は、自己分析をしましょう。

自分の強みや特性、長所などを理解していないと、魅力的な文章が作れません。

そのため、まずは自分のことをきちんと把握することが重要です。

学生時代の部活やアルバイト、学業などさまざまな角度から、自分の様子を振り返りましょう。

友人や家族に質問するのも効果的です。

周囲から自分がどう見えているのか確認することで、客観性もあわせた自己分析が完成します。

さらに、自己分析ツールの利用もおすすめです。

質問に答えるだけで、AIが自分の強みや弱みを教えてくれます。

テストにかかる時間が5〜10程度で終わるため、時間の心配は必要ありません。

移動時間や授業の空き時間に終えることが可能です。

まずは、自分自身のことをきちんと理解しましょう。

業界・企業分析をする

自己分析ができた就活生は、業界・企業分析を確認しましょう。

業界・企業の特徴をきちんと理解していないと、自分の価値観にあった企業が見つけられません。

合同説明会に参加したり、インターンに参加したりして、企業理解を深めてください。

得た情報を整理することで、志望企業と競合他社との違いが比較できます。

違いを理解することで、適切な志望動機が作成可能です。

ES・履歴書に記載する志望動機は「なぜその企業を志望するのか」を明確にする必要があります。

他社にも当てはまる志望動機を伝えてしまうと、入社意欲が伝えられません。

業界・企業分析で手に入れた情報を参考にすることで、独自性が生まれます。

志望動機がうまく書けない就活生は、業界・企業分析を見直しましょう。

誤字脱字チェックをする

ES・履歴書で落とされる原因に誤字脱字が挙げられます。

誤字脱字が1つあるだけで、即不採用になることはありません。

しかし、採用担当者の印象が悪くなります。

たとえば、以下のような印象を採用担当者は持つでしょう。

誤字脱字から受けるマイナス印象
  • 志望度が低い
  • 注意力がない
  • 慌てて作成した

誤字脱字は、誰しもがしてしまうミスです。

しかし、就活は人生を大きく左右するイベントです。

採用担当者は、ES・履歴書の完成度から就活生の意気込みをチェックしています。

少しでもマイナス評価を受けないためにも、誤字脱字には注意しましょう。

文章を目視で確認したり、音読したりすることで、回避できる確率が高まります。

さらに、誤字脱字をチェックするAIツールを利用するのもおすすめです。

文字を入力するだけで間違いを指摘してくれます。

人に読んでもらう

自分以外の人にES・履歴書を読んでもらうことも有効です。

ES・履歴書は、誰が読んでも理解できる文章にすることが大切です。

そこで、友人や家族に読んで感想をもらいましょう。

第三者目線を加えることで、独りよがりな文章になることを回避できます。

ほかにも、大学のキャリアセンターや就活エージェントもおすすめです。

就活のプロに添削を依頼することで、効率よく文章を修正できます。

また、どの点を改善するべきなのか、わかりやすく教えてくれるため、修正しやすくなるでしょう。

人に読んでもらうのは恥ずかしい気持ちが生まれます。

しかし、早めにチェックしてもらうことで、軌道修正が容易になります。

完成したES・履歴書は一度人に読んでもらいましょう。

Webテストで落ちてしまう場合

Webテストで落ちてしまう場合は、以下の2つに取り組みましょう。

Webテストで落ちてしまう場合の対策
  • 事前にテストの種類を調べる
  • 2週間前から勉強する

Webテストは、その場で対応するのが困難な選考です。

もちろん、瞬時に対応できる就活生もいますが、緊張した場面かつ、時間制限がある中で普段通りの実力が発揮できるかどうかは不明です。

そこで、あらかじめWebテストを対策してください。

Webテストは、書類選考や面接と同様に、きちんと対策しないと不採用になります。

書類選考のおまけで実施されるわけではないので、注意してください。

事前にテストの種類を調べる

Webテストで落とされる就活生は、事前にテストの種類を調べてください。

志望企業が実施するテストの種類を把握しておくことで、効率よく対策できます。

志望企業の公式ホームページや口コミから調べましょう。

以下は、Webテストの種類をまとめた表です。

代表的なものを紹介しているので、参考にしてください。

試験名 特徴
SPI 言語能力、非言語能力(数的処理能力)、性格特性を測定する
基礎学力や論理的思考力を測るのに適している
玉手箱 能力検査(言語、計数、英語)と性格検査がある
問題数が多く、時間制限が厳しい
GAB 言語、計数、英語、パーソナリティを測定する
高難易度の問題が出やすい

すべてを対策するには、時間が足りません。

そのため、志望企業が実施するテストに絞って対策しましょう。

2週間前から勉強する

Webテストは、2週間前から勉強してください。

きちんと対策すれば、点数を伸ばせます。

学校の試験と同様に、同じ問題を繰り返し解くことが効果的です。

Webテストは、種類ごとに出題傾向があります。

パターンを覚えることで、効率よく点数を獲得できます。

Webテストは、新しく知識を覚える必要はありません。

今までに習った範囲の知識をうまく引き出すことで、スムーズに解答可能です。

そのため、Webテスト前日の勉強では意味がありません。

そこで、2週間前から勉強を始めることで、知識の定着が見込めます。

学業や部活、ほかの就活対策があるため、忙しい日々を送ると思いますが、スキマ時間を見つけてWebテストも対策しましょう。

グループディスカッションで落ちてしまう場合

グループディスカッション(GD)で落ちてしまう場合は、以下の項目を再確認しましょう。

グループディスカッションで落ちてしまう場合の対策
  • GDの知識をつける
  • 企業の事業内容に関する知識を持っておく
  • 友人と対策する

GDは、企業によって選考に含まれない場合があります。

そのため、対策をおろそかにしがちです。

志望企業の選考フローに、GDが含まれていないか、早めにチェックしておきましょう。

また、GDは、ただ話し合うだけではありません。

採用担当者がどういった点を見極めているのか、何を求められているのかを理解しておく必要があります。

さらにGDは、自分一人だけでは対策できないため、注意してください。

GDの知識をつける

まずは、GDの知識をつけましょう。

GDには、進め方や役割分担など、ある程度の決まりがあります。

以下に役割を表にまとめたので参考にしてください。

役割名 役割
タイムキーパー 時間配分を管理し、議論が時間内に終わるように調整する。
書記 議論の内容を正確に記録する。
必要に応じてホワイトボードや模造紙に議論の要点をまとめる。
司会 議論の進行を管理し、全員が発言しやすい雰囲気を作る。
議論が脱線しないように軌道修正し、時間内に結論を導く。
発表者 グループでまとめた結論を、ほかの参加者や評価者に分かりやすく発表する。
アイデアマン 議論が停滞した際に、新たな視点やアイデアを提供する。

GDの知識がないと、やるべき行動がわからず、本番の立ち振る舞いに迷うので注意してください。

企業の事業内容に関する知識を持っておく

GDの議題は、志望企業の事業に関する内容がほとんどです。

もちろん知識がなくとも、議論は可能です。

しかし、知識があることに越したことはありません。

自分の意見に説得力を持たせられるでしょう。

以下は、GDのテーマと議題例をまとめた表です。

GDのテーマ 議題例
課題解決型 コンビニの売上をアップさせる方法
企画立案型 コンビニで発売するおにぎりの新商品を考案
討論型 おにぎりとサンドイッチどちらに注力するべきか
フェルミ推定型 日本全国にあるコンビニの数を求めよ
ブレーンストーミング型 新しいタイプのコンビニとは?

上記の表がそのまま出題されるわけではないため、その場に応じて柔軟に対応しましょう。

友人と対策する

GDは、友人と対策しましょう。

GDは複数の就活生が1つのグループになって討論します。

そのため、1人での対策が困難です。

そこで、友人を集めてGDを練習してください。

過去に出題された議題を参考に、実際に話し合ってみましょう。

自分の頭の中で考えるよりも、言葉にすることで、情報が整理できます。

練習する際は、自分に向いている役職を見つけるようにしましょう。

自分の得意ポジションを決めておくことで、やるべき行動が明確になります。

ただし、毎回同じ役割ができるとは限らないため、さまざまな役割を一度は経験しておくようにしましょう。

ほかにも、企業が実施する合同GD練習会に友人と参加するのもおすすめです。

複数のお題に挑戦でき、採用担当者からのアドバイスがもらえます。

面接で落ちてしまう場合

面接で落ちてしまう場合は、以下の通りに取り組みましょう。

面接で落ちてしまう場合の対策
  • 自己分析・企業分析をする
  • 必須質問に対する答えを作っておく
  • 面接の壁打ちをする

面接は、内定を獲得するまでに複数回実施されます。

そのため、対策が欠かせません。

書類選考は問題なく突破できるが、面接で止まってしまう就活生は、ぜひ参考にしてください。

とくに面接は事前準備が重要です。

あらかじめ自己分析や企業研究が終わっていないと、曖昧な回答しかできません。

詳しい対策方法は後述します。

まずは、一次面接を突破し、次に二次面接、最終面接へとステップアップするためにも、本章の解説を読んでください。

こちらの記事では、頻出質問を20個紹介しています。

通過率を上げるためのポイントも解説しているので、参考にしてください。

自己分析・企業分析をする

まずは、自己分析と企業分析をしましょう。

就活の軸と企業に対する深い理解があれば、質問に対して落ち着いて正確に答えられます。

「矛盾した答えを言ってしまう」「質問の意図からずれた内容を答えてしまう」と感じる就活生は、もう一度自己分析・企業分析をやり直しましょう。

ただし、自己分析と企業分析がゴールにならないよう注意してください。

自己分析と企業分析は、内定を獲得するための手段です。

分析することに満足しないようにしましょう。

また、分析した結果をもとに、自己PRや志望動機を作り直してください。

企業が求める人物像にマッチした内容に変わるはずです。

完成したら、採用担当者にアピールできるように何度も練習しましょう。

必須質問に対する答えを作っておく

次に、必須質問に対する答えを作っておきましょう。

あらかじめ、回答を用意することで練習が可能です。

面接は緊張する場になるため、即座に回答を考えるのは困難です。

そこで、どの企業でも質問されるものに関しては、事前に答えを用意しておきましょう。

たとえば、以下の表をマネしてください。

質問 回答例
学生時代に力を入れたことは何ですか? 学生時代はテニスに力を入れました。
県ベスト4を目標に、練習に取り組みました。
あなたの強み・弱みは何ですか? 私の強みは、忍耐力です。
目標達成に向けてコツコツ努力できます。
一方で頑固な一面があります。
志望動機は何ですか? 私は、地元の野菜を使って、地域産業を盛り上げる事業に魅力を感じ、志望しました。
自分なりに質問と回答例を作っておくことで、本番でも余裕を持って回答できます。

面接の壁打ちをする

自己分析と企業分析、質問例が作成できたら、面接の壁打ちをしましょう。

何度も練習することで、次第に面接に慣れてきます。

面接会場の入るところから、出る瞬間までを通して経験しておくことで、本番で緊張する確率が低くなります。

とくに、自分が話す内容は、完璧に暗記してスラスラ言えるようにしましょう。

たとえば、自己紹介や自己PR、志望動機などです。

しかし、面接は練習相手がいないと緊張感が生まれません。

そこで、就活エージェントに相手になってもらいましょう。

就活のプロが面接官役をやってくれるので、本番に近い空気感で練習できます。

また、練習が終われば良かった点や改善点を教えてくれます。

成長が実感できるためモチベーションの維持にも役立つでしょう。

4月に内定ゼロの人がやるべき就活

4月に内定ゼロの人がやるべき就活は、以下の3つです。

4月に内定ゼロの人がやるべき就活
  • 現状把握と今後のスケジュールの整理
  • 業界を絞ってエントリー数を増やす
  • 就活のプロに頼る

4月に内定がゼロでも巻き返しは可能です。

本章で解説する内容をきちんと理解し、実行してください。

周囲に内定を持っている人が現れて、焦る気持ちは理解できます。

しかし、自分の就活に集中することが、ゴールへの近道です。

1つずつクリアしていきましょう。

現状把握と今後のスケジュールの整理

4月に内定ゼロの人がやるべき就活の1つ目は、現状把握と今後のスケジュールの整理です。

まずは現在の就活状況を整理しましょう。

以下の項目を中心に整理することで、スムーズにできます。

就活スケジュール確認項目
  • エントリーの締切日
  • エントリー中の企業
  • 説明会・面接の日程

あらためて情報を整理することで、自分に足りていない箇所や不必要なものが見えてくるでしょう。

たとえば、説明会の予定ばかりで、実際にエントリーしている企業がないと選考が進みません。

ほかにも、面接の予定がなければ、書類選考を見直す必要があります。

次にやるべき行動が見えてくるため、状況を一度整理することをおすすめします。

業界を絞ってエントリー数を増やす

4月に内定ゼロの人がやるべき就活の2つ目は、業界を絞ってエントリー数を増やすことです。

内定を獲得するには、企業にエントリーする必要があります。

さらに、エントリーするには、志望業界を絞っておく必要があります。

興味のある業界をいくつか選択しておくことで、時間と労力を集中させることが可能です。

確かに、さまざまな業界を調べることで、自分の価値観にあった業界・企業が見つかる確率は高くなります。

しかし、就活に使える時間は限られています。

中途半端な対策になることを防ぐためにも、業界は厳選しておきましょう。

さらに、業界を決めることで志望企業も決めやすくなります。

その結果、エントリー数が増え、内定を獲得できるチャンスが増加します。

就活のプロに頼る

4月に内定ゼロの人がやるべき就活の3つ目は、就活のプロに頼ることです。

自分では気がつかない長所や改善点を教えてくれます。

たとえば、就活エージェントと模擬面接する中で、柔軟性を持っていることを褒められるかもしれません。

さらに、自分では完璧だと思っていた志望動機に、就活エージェントからのアドバイスで改善の余地が見つかることもあるでしょう。

就活のプロの力を借りることで、成長スピードが何倍にもなります。

4月に内定を持っていない就活生にとって、大きな味方になってくれるでしょう。

さらに、就活エージェントを利用することで、非公開求人を紹介してくれます。

大手の就活サイトには掲載されていない求人になるため、競争倍率が低くなるメリットがあります。

就活のプロの力を借りて、内定を獲得しましょう。

4月からでも間に合う業界と募集の少ない業界

続いて、4月から就活を始めても間に合う業界と募集が少なくなる業界を解説します。

4月は、募集を打ち切る企業と募集を開始する企業が入り混じっている時期です。

そのため、スケジュールを立てて、効率よく取り組むには、4月からでも間に合う業界を把握しておきましょう。

さらに、4月になると募集が少なくなる業界を知っていれば、早めに対策することが可能です。

4月から就活する人は、本章の解説を参考にしてください。

4月からでも間に合う業界

4月からでも間に合う業界は、以下の5つです。

4月からでも間に合う業界
  • 総合商社
  • 損害保険
  • 介護福祉業界
  • アパレル業界
  • 公務員航空・鉄道業

上記の業界は、4月からESの提出が始まり、6月ごろに内定が出始めます。

そのため、4月から行動しても間に合う可能性が高いです。

ただし、企業ごとによってESの締切日は前後します。

業界全体で統一されているわけではないため注意してください。

たとえばA社は4月20日まで、B社は4月25日までとわずかに差があります。

志望企業を見つけたら、エントリーの締切日をスケジュールに組み込んでおきましょう。

スケジュールで管理することで、ES作成の優先順位が明確になります。

さらに、エントリーし忘れる危険性が低くなるためおすすめです。

4月以降の募集が少ない業界

4月以降の募集が少ない業界は、以下の5つです。

4月以降の募集が少ない業界
  • IT業界
  • 広告業界
  • 外資系企業
  • マスコミ業界
  • メガベンチャー

上記の業界は、早期に選考を開始しており、4月になると採用人数に達するため応募を締め切ることが多くなります。

経団連のスケジュールとは関係なく、独自に採用活動しているため注意してください。

二次募集する可能性はありますが、どの企業も実施するとは限らないため、一次募集の段階からエントリーすることをおすすめします。

自己分析ツールや業界・企業研究ノートを用いて、効率よく就活対策しましょう。

応募できる企業が少なくなるとはいえ、0社になるわけではないため、早めに準備してください。

1か月以内に内定をとる方法

1か月以内に内定をとる方法は存在します。

しかし、一般的な就活と同じように行動していては困難です。

そこで、本章では1か月以内に内定をとる方法を紹介します。

やるべきことは、一般的な就活と大きくは変わりませんが、いくつか工夫する必要があります。

1か月は就活にとって短い期間です。

効率よく対策して、内定を獲得しましょう。

本章で解説する方法に即効性はありません。

内容をきちんと理解し、1つずつクリアしていきましょう。

4月中に内定をとる方法

4月中に内定をとる方法は、以下の2つです。

4月中に内定をとる方法
  • とにかく行動する
  • 企業選びに時間をかける

就活は、数か月かけて行動していくのが一般的です。

あらかじめスケジュールを立てて、1つずつ目標を達成していきます。

しかし、4月中に内定をとるとなると、普通とは違った行動が求められます。

とくに戦略的な準備をしなければ、実現は困難です。

そこで、本章では、4月中にやるべきことを2つに分けて解説します。

就活を1か月で終わらせたい就活生は、ぜひ参考にしてください。

また、就活が1か月で終わらなかったとしても、すべてが終わるわけではないため、安心してください。

とにかく行動する

4月中に内定をとるには、とにかく行動しましょう。

行動することで、就活対策に必要な情報が集められます。

たとえば、以下のような行動がおすすめです。

今すぐ行動を始めるべき就活
  • 説明会
  • 自己分析
  • 業界・企業研究
  • ES・面接対策
  • OB訪問・インターン

就活はやるべきことが多岐にわたります。

ゆっくり行動していては、対策が終わらないため、スピード感を持って取り組みましょう。

また、就活にはさまざまなテクニックが存在します。

しかし、テクニックは量がともなって、初めて効果を発揮します。

そのため、4月中に内定がほしいと考える就活生は、必要だと思う対策をどんどん進めましょう。

対策は、遠回りになることはあっても、無駄になることはないため、積極的に行動してください。

企業選びに時間をかける

1か月で内定をもらうには、企業選びに時間をかけましょう。

就活は、片っ端からエントリーすれば、内定が獲得できるわけではありません。

きちんと自分の目で確かめてからエントリーすることが重要です。

時間がない時こそ、企業選びに力を入れてください。

選考が始まると多くの時間がかかります。

しかし、自分の理想とは違った企業であれば、時間のロスにつながります。

そこで、エントリー前に時間を使うことで、無駄なエントリーを回避できるでしょう。

もし内定を獲得できたとしても、入社後にミスマッチが発覚してしまうと、就活の意味がなくなります。

自分の価値観にマッチした企業に就職するためにも、企業選びは慎重に実施しましょう。

4月中に内定をとれる企業とその見つけ方

4月中に内定をとるには、企業の特徴とその見つけ方を理解する必要があります。

企業によっては、選考フローが1か月以上の時間が必要です。

そのため、エントリーする前から対象外になってしまいます。

事前に確認しておかないと、時間の無駄になってしまうため、本章の解説を参考にしてください。

以降の章で1か月で内定がとれる企業の特徴、見つけ方を詳しく紹介します。

1か月と時間を決めて活動するためには、戦略が欠かせません。

とりあえず行動するだけでは、限界がきます。

本章を読み、4月にやるべきことを明確にしましょう。

企業の特徴

4月中に内定がとれる企業の特徴は、以下の3つです。

企業の特徴
  • 早期選考を実施している企業
  • 通年採用を実施している企業
  • 特定のスキルや専門性を重視する企業

早期に内定を獲得するには、企業の特徴を押さえておく必要があります。

すべての企業で実践できるわけではないので、注意してください。

さらにわかりやすく解説すると、以下の企業が狙い目です。

4月中のねらい目企業
  • 中小企業
  • ベンチャー企業
  • 大企業のグループ会社

上記の企業は、選考にかける時間が短いため、採用がどんどん進んでいきます。

たとえば、一次面接から二次面接までの間隔が、数日から1週間程度の場合もあるでしょう。

待ち時間が少ないことで、1か月で就活を終えられる可能性があります。

ただし、次の選考までに準備する時間も短くなるため注意してください。

効率的な探し方は就活エージェント

4月中に内定を獲得するなら、就活エージェントを利用しましょう。

就活のプロがサポートしてくれるため、自分にしかできない準備に集中できます。

たとえば、ESの作成や面接の練習などです。

就活エージェントは、練習している間に自分に適した企業を探してくれます。

あらかじめ希望の条件を伝えておくことで、理想に近い企業を紹介できるでしょう。

選考スピードが早い企業を自力で見つけるには、時間が足りません。

就活エージェントをうまく活用して、分業しましょう。

さらに、就活エージェントなら書類の添削や面接の練習相手にもなってくれます。

内定獲得に必要なサポートを総合的に担当してくれるため、時間短縮になります。

大手の内定をとる方法

大手の内定をとる方法は、以下の3つです。

大手の内定をとる方法
  • 志望動機にこだわる
  • OB訪問・インターンに出席する
  • WEBテストの対策に時間をかける

大手企業は、採用倍率が高く、就職するのは困難です。

しかし、まったく方法がないわけではありません。

本章で解説する内容を読むことで、大手企業にエントリーする勇気が持てるようになります。

大手企業は、一朝一夕で突破できるほど甘くありません。

自分の魅力を伝え、大手企業からの内定を勝ち取りましょう。

志望動機にこだわる

まずは、志望動機にこだわってください。

企業は、志望動機から就活生の人間性や価値観、入社意欲を確かめています。

自己分析と業界・企業分析を徹底して、志望する企業に特化した志望動機を作成しましょう。

また、以下のような理由は、志望動機に用いるのは避けてください。

避けるべき志望動機
  • 給与
  • 福利厚生
  • 企業のネームバリュー

就活生側として言いたくなる気持ちは理解できます。

しかし、採用担当者側で考えると上記の理由には主体性がなく、入社意欲が感じられません。

志望動機を考える際は、採用担当者がどのように受け取るのかまで想像しましょう。

読み手のことまで考えることで、オリジナリティがある志望動機が見つけられます。

OB訪問・インターンに出席する

OB訪問・インターンに出席するのも効果的です。

得られるメリットとして、以下の4点が挙げられます。

OB訪問・インターンに参加するメリット
  • 職場の雰囲気がわかる
  • 実際の業務を体験できる
  • 採用担当者に顔を覚えてもらえる
  • 社会人としてのマナーが身につく

OB訪問とインターンは、公式ホームページや説明会では得られない情報、体験が手に入ります。

大手企業を志望するのであれば、対策するうえで貴重な材料になるでしょう。

OB訪問は、人脈が必要になるため、大学のキャリアセンターや先輩に相談してください。

また、インターンは人数を制限するために、選考が実施される可能性があります。

事前に参加理由や自分の強みなど、用意しておく必要があるため、注意してください。

WEBテストの対策に時間をかける

Webテストの対策に時間をかけてください。

大手企業は、WEBテストで就活生の人数をかなり絞るからです。

大手企業は知名度が高く、採用人数に対して、エントリー数が多くなります。

全員を面接する時間はないため、Webテストを実施して、人数を厳選します。

そのため、書類・面接対策に加えて、Webテストの準備も進めましょう。

Webテストを対策するには、志望企業で実施されるWEBテストの種類を調べてください。

テストの種類が違えば、対策するべき内容も変わります。

とくに出題される問題の傾向に差があるため、注意してください。

Webテストは、時間をかけて勉強すれば点数が取れます。

面接と比較して、事前に対策できる箇所が多いため、時間のあるうちから取り組みましょう。

内定獲得が遠のくNG行動

内定獲得が遠のくNG行動は、以下の3つです。

内定獲得が遠のくNG行動
  • スケジュールを立てずに行動
  • 就活の軸を決めずに行動
  • 独りよがりの行動

内定獲得には、避けるべき行動がいくつかあります。

本章では、とくに注意するべき行動を解説します。

無意識のうちにやってしまっていないか、確かめながら読むようにしてください。

知らない間に損をしているかもしれません。

4月から就活を始めて、遅れを取り戻すためにも参考にしてください。

スケジュールを立てずに行動

NG行動の1つ目は、スケジュールを立てずに行動することです。

就活は長期間にわたって取り組む活動です。

そのため、効率よく就活を進めるには、スケジュール管理が欠かせません。

何も計画を立てずに、目の前の選考に集中するだけでは、遠回りになってしまいます。

そこで、具体的な行動内容をあらかじめ決めておきましょう。

たとえば「4月中には5社エントリーする」「6月までに内定を1社獲得する」などです。

ゴールを決めておくことで、期間内にやるべきことが見えてきます。

就活は、エントリーから始まり、書類・面接対策とやるべきことが多岐にわたります。

順番に行動していくことで、漏れのない対策が可能です。

スケジュールを立てていない就活生は、まずはスケジュールを作成しましょう。

就活の軸を決めずに行動

NG行動の2つ目は、就活の軸を決めずに行動することです。

軸が決まっていないと、企業選びに迷います。

判断を誤ってしまうと、自分の価値観に合わない企業にエントリーしてしまうでしょう。

もし、内定が獲得できたとしても、入社後につらい思いをするのは自分です。

企業選びで失敗しないためにも、就活の軸は早期に作成しましょう。

また、就活の軸はすべての土台です。

書類や面接対策を完璧にしても、足場が悪いと就活がうまくいきません。

4月は、周囲の就活生がどんどん就活を進めている時期です。

自分だけうまくいかず、焦ってしまうかもしれません。

しかし、冷静な気持ちで就活を継続するためにも、就活の軸は決めておきましょう。

独りよがりの行動

NG行動の3つ目は、独りよがりの行動です。

周囲と比較したり、相談したりせずに就活を進めると、自己流の就活になる危険性があります。

内定獲得に向けて、行動したものの、努力の方向性がずれてたら意味がありません。

就活は周りにいる頼れる人に相談しながら進めてください。

たとえば、大学のキャリアセンターや就活エージェントがおすすめです。

就活のプロが内定獲得までを、きちんとサポートしてくれます。

就活がうまくいかないと感じる就活生は、自分の進む方向性が間違っていないか、プロに質問してみましょう。

内定獲得に必要な要素を明らかにし、アドバイスしてくれます。

まとめ

本記事では、4月時点で内定がない就活生向けに、対策方法と内定獲得のポイントについて解説してきました。

4月に内定がなくても問題はありませんが、対策を工夫することで内定獲得できるチャンスが広がります。

まずは、現状をきちんと把握しましょう。

自分にとって必要な対策を明確にしてください。

そして、就活エージェントの力を借りましょう。

プロのアドバイスを受けることで、効率よく成長できます。

本記事の解説を読み、納得する企業から内定を手に入れてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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