【自分の強みがわからない】自分の強みを見つける方法を徹底解説!効果的にアピールする方法も!

【自分の強みがわからない】自分の強みを見つける方法を徹底解説!効果的にアピールする方法も!

ESや履歴書では自己PRや自分の強みをアピールする欄がありますよね。

その時に「自分の強みがわからないから就活をうまく進められない」「何を書けばいいのか分からない」などと悩んだ就活生は多いのではないでしょうか。

本記事でぜひポイントを掴んでいきましょう。例文も記載していますので参考にしてみてください。

【自分の強みがわからない】なぜ自分の強みがわからないのか

まずは強みを見つけられない理由を確認してみましょう。

強みがない人はいません。

何かしらあります。

改めて自分自身を見直してみると何かでてくるかもしれません。

何が原因で見つかっていないのか一緒に探してみましょう。

強みがないと思い込んでいる

自分の強みがないのが当たり前と思い込んでいませんか?

あなたの強みは他の人から見たらすごいものかもしれません。

自分自身では分からない場合、家族や友人・アルバイト先の方などに聞いてみるのが有効です。

家族に見せる面・友達に見せる面・仕事上での面での違いも分かると思います。

いろいろな場面での強みや共通する強みなどを自分で分析してみましょう。

自信がない

「強みがない」と思い込んでいる理由は自信がないだけかもしれません。

まず謙虚である必要はないです。

あなたが「しいて言うならこれが強みかも...」と思う強みを発揮したエピソードを話せるのならそれは立派な強みといえます。

過去の経験・学業・部活・人間関係などを思い返してみてください。

自分の強みが弱いと感じていても、なぜ強みに思ったのかの根拠付けが大事です。

実績がない

何か表彰されたり盛大に褒められたりした経験がなくても強みとしてアピールして大丈夫です。

企業は凄いスキルや特長を持っている人ではなく、企業に合った人柄の人を求めています

「企業が求める人物像は何か」に焦点をあてましょう。

自己分析が足りていない

自分の強みがわからない理由の代表例として、自己分析が十分に行われていないことが挙げられます。

就活を始めるにあたって、多くの人から「自己分析はしっかりした方が良いよ」と言われ、すでに十分に行ったと思っている人も多いでしょう。

しかし、強みが見つからないということは、取り組み方が悪い、もしくは十分に時間をかけていない可能性があります。

したがって、再度、入念に自己分析に取り組みましょう。

もし自己分析が足りていないと、自分の強みがわからないだけでなく、それを面接官に感じ取られてしまう可能性もあります。

「自己分析もできていないのか」「自己理解が浅いのではないか」と、悪い評価をされてしまう可能性が非常に高いです。

正しい方法で自己分析を行い、自分の経験やスキルを細かく見直しながら、長所や強みを明確にしておくことが求められます。

例えば、過去の成功体験や苦労して乗り越えた出来事を振り返り、その中で自分がどのように行動し、どのような結果を導いたかを分析すれば、自分の強みが浮かび上がるでしょう。

【自分の強みがわからない】企業が自分の強みを聞く理由

続いて、企業が自分の強みについて聞いてくる理由について紹介します。

様々な理由が考えられますが、ほとんどの企業に当てはまる理由は以下の2つです。

相手側の意図が何であるかを理解しておけば、それに沿ってより質の高い回答ができるようになるはずです。

ぜひ、以下の2つの理由を熟読して、回答作成に活かしてください。

入社後のイメージを掴むため

企業が応募者に強みを聞く目的の1つとして、入社後の具体的な働き方や活躍のイメージをつかむことが挙げられます。

応募者が持っているスキルや長所が企業の業務やチームにどのように役立つかを事前に知ることで、適切な人材を採用しやすくなるからです。

特に新入社員は入社後に様々なスキルを学びつつ、自分の持つ強みを発揮して業務に貢献していくことが求められます。

そのため、企業は応募者の強みが実際の職務にどう活かせるか、またその強みがあることで新たな業務に対応できるかを慎重に見極めようとしています。

例えば、コミュニケーション能力が強みの応募者ならば「クライアント対応や社内のチーム連携でその能力を発揮できるか」が企業側の注目ポイントとなります。

分析力や問題解決力が強みの応募者であれば、業務改善やデータ解析を通じて貢献できるかどうかが評価されるでしょう。

強みを聞くことを通じて、企業は応募者が自分の強みをどのように理解し、入社後にそれを活かしながら成果を上げられるかを具体的に想像します。

したがって、応募者の強みを知ることは、入社後の成長と貢献度を見極めるための重要な判断材料なのです。

社風と合致するか確かめるため

企業が応募者に強みを聞くもう1つの目的として、応募者の性格や強みが社風と合致するかどうかを確かめることも挙げられます。

企業ごとに異なる理念や価値観があり、それが社風として形作られます。

この社風は、働く人たちの仕事に対する姿勢やチームの雰囲気、さらには日々の業務への取り組み方に大きな影響を与えるものです。

応募者の強みがその社風に合っているかどうかを確認することで、企業はその応募者が長期的に社内で活躍できるかどうかを判断しています。

社風との相性が悪ければ、どれほど優秀な人材でも、長続きせず、結果的にモチベーションが低下する可能性が高くなります。

モチベーションが低下すると早期離職の可能性もあり、時間とお金をかけて採用した企業からしても、新卒というチャンスを失う就活生にとっても大損害です。

したがって、強みについて確認し、入社後のミスマッチを防ぐことを企業は意識しているのです。

【自分の強みがわからない】就活でアピールすべき強みとは

強みと言ってもどんなことをアピールすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

以下ではどんなアピールが効果的なのかを紹介します。

・人柄
・スキル

人柄

よく「あなたって〇〇だよね」と言われた経験があると思います。

特に努力家・粘り強い・忍耐力・継続力・ストレス耐性が強い・相手の意見を尊重できるなどが多く挙げられます。

他己分析からも参考にすることも大事です。

個性

自分ならではの個性をアピールするのも選択肢の1つと言えるでしょう。

他の応募者にはない自分だけの特徴や得意分野は、就活において大きな武器となります。

個性とは単に人と違うというだけでなく、その独自性が企業にとってどのように役立つかを具体的に示せるものです。

例えば、何かに強く集中できる力がある応募者は「集中力を活かして難しい課題に取り組み、持続的に成果を出すことができる」とアピールできます。

このような個性が企業の求める能力や社風に合致すれば、大きなアピールポイントとなり、他の応募者との差別化が図れるでしょう。

また、企業側も個性豊かな人材を求めており、多様な背景や考え方を持つ人が集まることで新たな視点やアイデアが生まれることも期待しています。

そのため、自分の個性を理解し、企業でどのように活かせるかを明確に伝えることが重要です。

スキル

スキルは資格だけではないです。

例えば、計画性・リーダーシップ・課題解決力などが挙げられます。

部活での経験やアルバイト先で培った経験などから結びつけるのも効果的です。

実績ばかり話してもせっかくすごいのに薄い内容になってしまいます。「何で」このスキルがついたのかが大事です。

アピールしてはいけない強み

社会人として当たり前とされる人柄やスキルはアピールしてはいけません

思いやり・時間厳守・嘘をつかないなど社会人としては当たり前のことです。

もし言うとしても、あまりにも簡易的で、抽象的なためやめましょう。

【自分の強みがわからない】企業に刺さる強みを見つける方法

自分の強みがわからないという人に向けて、自分の強みを見つける方法を紹介します。

・自己分析
・他己分析
・短所の言い換え
・企業が求める人物像から考える

自己分析

自分の強みを見つけるのに重要なのが自己分析です。

自己分析は就活においても重要なのでこれを機に自己分析してみましょう。

以下では自分の強みを見つけるのにおすすめな自己分析の方法を紹介します。

自分史

自分史とは自分の人生を振り返り、どんなことがあったか・どんな心情の変化があったのかなどをまとめていく方法です。

紙を用意して、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学など各フェーズごとの出来事、心情の変化を書いていくのがおすすめです。

具体的なやり方はこちらです。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフはあなたがこれまでどんな心情の変化があったのかをグラフで記していく方法です。

自分史と同様、紙を用意し、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学など各フェーズごとで気持ちがどう上下したのか書いていきましょう

テンプレート月の具体的なやり方はこちらです。

他己分析

他己分析は他の人に自分の強みを聞く方法です。

家族や友人などに自分の強みは何だと思うか聞いてみましょう。

具体的なやり方はこちらです。

短所の言い換え

長所と短所は表裏一体です。

短所は長所や強みにもなり得ます。

どうしても自分の強みがわからない・思いつかないという人は自分の短所を言い換えてみましょう。

言い換えの例はこちらの記事を参考にしてみてください。

企業が求める人物像から考える

企業に響く強みは企業の求める人物像に合っている強みです。

企業が求める人物像から自分の強みと言えそうなものを選んでみましょう。

自分の特徴を細かく言い換える

企業に刺さる強みを見つけるための方法として、自分の特徴を細かく言い換えることも有効です。

多くの応募者がアピールする「コミュニケーション能力」や「リーダーシップ」などの一般的な強みは、他の人と差別化しにくいのがデメリットです。

そのため、まずは自分の特徴をより具体的に言い換え、細分化することで独自性を見つけることが重要です。

例えば「コミュニケーション能力」といっても、その中には「交渉力」「表現力」「チームワークを促進する能力」「傾聴力」など様々な要素が含まれます。

自分がどのような場面でコミュニケーション能力を発揮したのか、そしてコミュニケーションのどの部分に、特に強みがあるのかを突き詰めて考えることで、他の応募者と差別化できる具体的な強みが見えてきます。

また、自分の特徴を言い換える際には、過去の経験や実績を基に、その強みがどのように活かされてきたのかを具体的に示すとさらに良いです。

例えば、アルバイトでお客様との交渉を円滑に進めた経験があるなら、それは単なる「コミュニケーション能力」ではなく、具体的な「交渉力」や「問題解決能力」としてアピールできるエピソードになります。

このように、言い換えによって自分の強みを細分化することで、企業が求めている具体的なスキルや資質にマッチするかどうかを強調することもできるのです。

【自分の強みがわからない】みんなが参考にする強み集

続いて、多くの就活生の方がアピールする自分の強みを箇条書きで紹介します。

自己分析の結果をもとに、自分が以下のどれかに当てはまらないかぜひ考えてみて、一度回答の下書きを作成してみてください。

その回答の下書きが自分にとってしっくりくるものである場合は、就活でアピールしても良いでしょう。

強み一覧
  • 問題解決力
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション能力
  • 交渉力
  • チームワーク力
  • 課題発見力
  • プレゼンテーション力
  • 計画力
  • 責任感
  • 向上心
  • 柔軟性
  • 忍耐力
  • 創造力(クリエイティビティ)
  • 自己管理能力
  • 分析力
  • 協調性
  • 行動力
  • 適応力
  • 目標達成力
  • ストレス耐性
  • 主体性
  • 感受性
  • マルチタスク能力
  • 自己学習能力
  • 企画力
  • 集中力
  • 情報収集力
  • 洞察力

【自分の強みがわからない】自分の強みを効果的にアピールする方法

アピールすべき強みが決まったらアピールする文章を考えていきましょう。

効果的にアピールするには構成が重要です。

以下ではおすすめの構成を紹介します。

おすすめの構成

・結論
・根拠
・企業にどう貢献するのか

結論

まず最初にあなたの強みは何なのかという結論を伝えましょう。

最初に結論を伝えることで相手に話が伝わりやすくなります。

結論ファーストは社会人の基礎です。

根拠

あなたが強みを発揮した経験を話しましょう。

アルバイトや部活など、大学生活で経験したエピソード・過去経験を選ぼう

話す順番としては、「自分の強みを発揮するに至ったきっかけ」「どう強みを発揮したのか」「その結果どうなったのか」の順番で話すのがおすすめです。

企業にどう貢献するのか

最後にどう企業に貢献するのかで締めましょう。

自分の強みを入社後にどう発揮できるかを伝えることで企業側はあなたが入社後に活躍するイメージができます

【自分の強みがわからない】例文

自己分析・他己分析などをしたうえでも、なおしっくりこないという方は例文で確認していきましょう。

書き方のヒントなどが見つかるかもしれません。

【例文】

私の強みは瞬発力とコミュニケーション力です。
この2つは現在アルバイトからの経験です。私は現在〇〇でマネージャーという時間帯責任者の役職に就いております。その日のメンバーをどこのポジションに配置するのかを考え、お店をまわしていくのですが、その際に、その日のメンバーは何が得意で、苦手なのか、メンバーとの相性などを考えて配置します。その時に活きていくのが瞬発力とコミュニケーション力です。
一度配置したが、うまくいかない時に、瞬時に判断しメンバーに声をかけて配置を変えます。中には嫌なことも言えない子がいるので私は常日頃、プライベートの話もしてせめても自分の時間帯は働きやすい環境を作っています。そのおかげで上手くお店を回すことができ、昨年の9月は今までの売り上げから6.8%あげ、過去最高売り上げに貢献しました。
以上のことから御社で働いてもうまくいく時もいかない時でも何が良くて悪かったのか瞬時に判断し、仮にわからなくても上司や同期とコミュニケーションを取り自分のことを客観視して改善に繋げることができます。

【自分の強みがわからない】アピール文は見直しが重要

自分の強みのアピール文を考えたら見なおしをしましょう。

誤字脱字をはじめ、主述の関係が的確かなど、文章に誤りがないか確認し、他の人に見てもらうのも重要です。

文章に違和感がないか、マイナスな印象を与えないかなどの確認のために第三者に見てもらいましょう。

就活エージェントを活用しよう!

より効果的なアピール文を作成したい人は就活エージェントの活用がおすすめです。

誤字脱字もそうですが、内容の具体性・書き方の確認など丁寧にみてくれます

また、エージェントの人とお話することで自分の強みを再確認したり、新たに発見できることもあります。

1人で抱え込む前に活用するのが効果的です。

おすすめのサービスは就活市場エージェントです。

まとめ

今の自分自身の強みはこれだ!と分かっている方もそうでない方も改めて内容を見直してみるのはいかがでしょうか。

自分の強みは何だろうと悩んでいたのが少しでも改善されれば幸いです。

また、自分の強みはESでも面接でも重要な項目となっています

内容を濃くし、自信をもって挑みましょう!

内定に一歩でも近づけるよう応援しています。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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