はじめに
ESや履歴書では自己PRや自分の強みをアピールする欄がありますよね。
その時に「自分の強みがわからないから就活をうまく進められない」「何を書けばいいのか分からない」などと悩んだ就活生は多いのではないでしょうか。
本記事でぜひポイントを掴んでいきましょう。例文も記載していますので参考にしてみてください。
【自分の強みがわからない】なぜ自分の強みがわからないのか
まずは強みを見つけられない理由を確認してみましょう。
強みがない人はいません。
何かしらあります。
改めて自分自身を見直してみると何かでてくるかもしれません。
何が原因で見つかっていないのか一緒に探してみましょう。
強みがないと思い込んでいる
自分の強みがないのが当たり前と思い込んでいませんか?
あなたの強みは他の人から見たらすごいものかもしれません。
自分自身では分からない場合、家族や友人・アルバイト先の方などに聞いてみるのが有効です。
家族に見せる面・友達に見せる面・仕事上での面での違いも分かると思います。
いろいろな場面での強みや共通する強みなどを自分で分析してみましょう。
自信がない
「強みがない」と思い込んでいる理由は自信がないだけかもしれません。
まず謙虚である必要はないです。
あなたが「しいて言うならこれが強みかも...」と思う強みを発揮したエピソードを話せるのならそれは立派な強みといえます。
過去の経験・学業・部活・人間関係などを思い返してみてください。
自分の強みが弱いと感じていても、なぜ強みに思ったのかの根拠付けが大事です。
実績がない
何か表彰されたり盛大に褒められたりした経験がなくても強みとしてアピールして大丈夫です。
企業は凄いスキルや特長を持っている人ではなく、企業に合った人柄の人を求めています。
「企業が求める人物像は何か」に焦点をあてましょう。
【自分の強みがわからない】就活でアピールすべき強みとは
強みと言ってもどんなことをアピールすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
以下ではどんなアピールが効果的なのかを紹介します。
・スキル
人柄
よく「あなたって〇〇だよね」と言われた経験があると思います。
特に努力家・粘り強い・忍耐力・継続力・ストレス耐性が強い・相手の意見を尊重できるなどが多く挙げられます。
他己分析からも参考にすることも大事です。
スキル
スキルは資格だけではないです。
例えば、計画性・リーダーシップ・課題解決力などが挙げられます。
部活での経験やアルバイト先で培った経験などから結びつけるのも効果的です。
実績ばかり話してもせっかくすごいのに薄い内容になってしまいます。「何で」このスキルがついたのかが大事です。
アピールしてはいけない強み
社会人として当たり前とされる人柄やスキルはアピールしてはいけません。
思いやり・時間厳守・嘘をつかないなど社会人としては当たり前のことです。
もし言うとしても、あまりにも簡易的で、抽象的なためやめましょう。
【自分の強みがわからない】自分の強みを見つける方法
自分の強みがわからないという人に向けて、自分の強みを見つける方法を紹介します。
・他己分析
・短所の言い換え
・企業が求める人物像から考える
自己分析
自分の強みを見つけるのに重要なのが自己分析です。
自己分析は就活においても重要なのでこれを機に自己分析してみましょう。
以下では自分の強みを見つけるのにおすすめな自己分析の方法を紹介します。
自分史
自分史とは自分の人生を振り返り、どんなことがあったか・どんな心情の変化があったのかなどをまとめていく方法です。
紙を用意して、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学など各フェーズごとの出来事、心情の変化を書いていくのがおすすめです。
具体的なやり方はこちらです。
モチベーショングラフ
モチベーショングラフはあなたがこれまでどんな心情の変化があったのかをグラフで記していく方法です。
自分史と同様、紙を用意し、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学など各フェーズごとで気持ちがどう上下したのか書いていきましょう。
テンプレート月の具体的なやり方はこちらです。
他己分析
他己分析は他の人に自分の強みを聞く方法です。
家族や友人などに自分の強みは何だと思うか聞いてみましょう。
具体的なやり方はこちらです。
短所の言い換え
長所と短所は表裏一体です。
短所は長所や強みにもなり得ます。
どうしても自分の強みがわからない・思いつかないという人は自分の短所を言い換えてみましょう。
言い換えの例はこちらの記事を参考にしてみてください。
企業が求める人物像から考える
企業に響く強みは企業の求める人物像に合っている強みです。
企業が求める人物像から自分の強みと言えそうなものを選んでみましょう。
【自分の強みがわからない】自分の強みを効果的にアピールする方法
アピールすべき強みが決まったらアピールする文章を考えていきましょう。
効果的にアピールするには構成が重要です。
以下ではおすすめの構成を紹介します。
・根拠
・企業にどう貢献するのか
結論
まず最初にあなたの強みは何なのかという結論を伝えましょう。
最初に結論を伝えることで相手に話が伝わりやすくなります。
結論ファーストは社会人の基礎です。
根拠
あなたが強みを発揮した経験を話しましょう。
アルバイトや部活など、大学生活で経験したエピソード・過去経験を選ぼう
話す順番としては、「自分の強みを発揮するに至ったきっかけ」「どう強みを発揮したのか」「その結果どうなったのか」の順番で話すのがおすすめです。
企業にどう貢献するのか
最後にどう企業に貢献するのかで締めましょう。
自分の強みを入社後にどう発揮できるかを伝えることで企業側はあなたが入社後に活躍するイメージができます。
【自分の強みがわからない】例文
自己分析・他己分析などをしたうえでも、なおしっくりこないという方は例文で確認していきましょう。
書き方のヒントなどが見つかるかもしれません。
【例文】
この2つは現在アルバイトからの経験です。私は現在〇〇でマネージャーという時間帯責任者の役職に就いております。その日のメンバーをどこのポジションに配置するのかを考え、お店をまわしていくのですが、その際に、その日のメンバーは何が得意で、苦手なのか、メンバーとの相性などを考えて配置します。その時に活きていくのが瞬発力とコミュニケーション力です。
一度配置したが、うまくいかない時に、瞬時に判断しメンバーに声をかけて配置を変えます。中には嫌なことも言えない子がいるので私は常日頃、プライベートの話もしてせめても自分の時間帯は働きやすい環境を作っています。そのおかげで上手くお店を回すことができ、昨年の9月は今までの売り上げから6.8%あげ、過去最高売り上げに貢献しました。
以上のことから御社で働いてもうまくいく時もいかない時でも何が良くて悪かったのか瞬時に判断し、仮にわからなくても上司や同期とコミュニケーションを取り自分のことを客観視して改善に繋げることができます。
【自分の強みがわからない】アピール文は見直しが重要
自分の強みのアピール文を考えたら見なおしをしましょう。
誤字脱字をはじめ、主述の関係が的確かなど、文章に誤りがないか確認し、他の人に見てもらうのも重要です。
文章に違和感がないか、マイナスな印象を与えないかなどの確認のために第三者に見てもらいましょう。
就活エージェントを活用しよう!
より効果的なアピール文を作成したい人は就活エージェントの活用がおすすめです。
誤字脱字もそうですが、内容の具体性・書き方の確認など丁寧にみてくれます。
また、エージェントの人とお話することで自分の強みを再確認したり、新たに発見できることもあります。
1人で抱え込む前に活用するのが効果的です。
おすすめのサービスは就活市場エージェントです。
まとめ
今の自分自身の強みはこれだ!と分かっている方もそうでない方も改めて内容を見直してみるのはいかがでしょうか。
自分の強みは何だろうと悩んでいたのが少しでも改善されれば幸いです。
また、自分の強みはESでも面接でも重要な項目となっています。
内容を濃くし、自信をもって挑みましょう!
内定に一歩でも近づけるよう応援しています。