短所を長所に言い換える例文10選

就職活動において必ずといってよいほど聞かれるのが「あなたの長所と短所を教えてください」という質問です。面接で聞かれるのはもちろん、履歴書で長所と短所についての記載を求めてくる企業もあります。つまり就職活動で内定を獲得するには、長所と短所を効果的にアピールする必要があるのです。

本記事では「短所を長所に言い換える重要性とポイント」をテーマに解説し、最後に長所と短所のよくある言い換えパターンを挙げさせていただきます。

はじめての就活だと「短所なんてアピールしたら内定を獲得できない」と悩むかもしれません。しかし人間はだれでも欠点を抱えているものです。面接官も欠点のない人間などいないことは理解しています。そこで大切になるのが「短所が短所にならないアピール方法」です。

本記事を読んで「短所を上手にアピールする方法」を理解し、志望企業からの内定を勝ち取りましょう。

なぜ短所を長所に言い換える必要があるのか

「企業から長所と短所を質問されているなら、正直に自分が思ったままを記載するべきだ。」

短所を長所に言い換えることに抵抗感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。もちろんウソの長所と短所をアピールすることはおすすめできません。しかしなにも戦略を立てず、あるがままの自分を愚直にアピールすることが本当に良い方法といえるでしょうか。

短所を短所のままアピールすると、面接官にはマイナスのイメージしか残りません。一方で短所を長所と結びつけてアピールすれば、負の印象を緩和することができます。

面接ではマイナス点の少ない応募者が採用される

新卒就活および転職活動に共通している点ですが、採用面接で高評価を得るには「いかにマイナスの印象を持たれないか」を意識することが大切です。

とくに就活面接では応募者のスキルやキャリアで差別化が難しく、結局は面接で受けた印象をもとに採用・不採用の判断をくだす傾向が強いのが実情です。

とはいっても短所をアピールしなければならない以上、ある程度のマイナス評価は避けられないと思われるかもしれません。しかし短所はアピールのやり方次第でプラス評価、もしくは「マイナスの印象を持たれない」ぐらいの効果が見込めます。

以下では具体的に「短所を長所に言い換える方法」を解説します。

長所と短所を言い換える際のポイント

結論をさきに述べると「長所と短所のつながりを意識し、志望企業にどのように貢献できるか」をアピールすることが大切です。

ポジティブな印象を与えれるように言い換える

「短所をアピールしなければならないのに、ポジティブな印象を与えるなんて不可能だ」と考える人もいるでしょう。しかし短所は裏返せば長所に言い換えることができます。

くわしくは後述しますが、「計画性がない」なら「行動力がある」など、長所と短所はコインの表と裏のような関係にあります。なので短所をアピールするときは「計画性がないので、目的達成のために無駄な遠回りをしてしまうことが多い」など、遠回しに「行動力・継続力がある」ことをアピールすることができます。

つまり短所を話すときは、自分がアピールしたい長所を意識した表現にすることが大切です。

長所はより良く、短所は改善しようとしていることを述べる

短所を長所に結びつけて話すことも大切ですが、それに付け加えて「短所を克服しようと努力している」旨も付け加えてアピールするとより効果的です。なぜかというと短所を改善しようとする姿勢が、入社後に仕事ができるかどうかに直結するからです。

仕事はつねに挑戦と失敗、改善のサイクルをまわして「正解」に早くたどり着くプロセスが求められます。つまり短所の克服にネガティブな姿勢を示してしまうと「自分のことを分析できていない」「現状を改善する意思が弱い」と判断されるでしょう。

短所を長所に結びつけ、さらに短所を克服するために挑戦と改善を繰り返しているエピソードもアピールできれば、内定により近づけるはずです。

入社後、どう活かすのかを話す

「短所を長所と結びつける」「短所を克服しようと努力している」

これら2点をアピールするだけでも、面接官からは魅力的な人材に見えます。しかし最終面接で内定を獲得するには、面接官に「自分が入社したら活躍できる」というイメージを持たせる必要があります。

極端な例ですが、上記2点をしっかりアピールできている採用候補者が複数名残った場合、採用担当者はだれに内定をだすべきか迷うでしょう。そこで採用担当者は「あの人なら入社した後も辞めずにウチの会社で活躍してくれるだろう」と思った候補者に内定をだすはずです。

短所を長所に結びつけ、短所を克服しようと努力しているエピソードを語りましょう。そのエピソードの中から「志望企業で活かせる能力」までアピールすることができれば、内定は目の前です。

短所を長所に言い換える例文10選

短所を長所に言い換えるコツは、つながりを意識することです。どんな短所も、言い換えれば長所に変換することが可能です。

以下では短所を長所に言い換えた例を、10パターン挙げています。ただし必ずしも下記の通りに言い換える必要はありません。表現の仕方は人それぞれなので、できるだけあなたの言葉でアピールしたほうが面接での印象は良くなります。

短所を長所に言い換えるとは具体的にどんな感じか、どのような言い換え方があるのか、というイメージをもつキッカケにして頂ければ幸いです。

主体性がない→協調性が高い

「あまり自分から発言しない」「意見を主張するのが苦手」

悪く表現すれば主体性のない人も、言い換えれば集団行動に適した協調性の高い人間であるとアピールできます。

「発言するのが苦手なだけで、特に集団行動が得意なわけではない」と感じる人もいるかもしれません。たしかに得意と言い切るのは言い過ぎかもしれませんが、協調性の高さはアピールしても問題ないと思います。

グループで行動しても周りにストレスを与えない、一人で行動するよりも集団行動することの多い人なら「主体性に欠けるが、協調性が高い」と言い換えて問題はありません。

計画性に乏しい→行動力がある

「行き当たりばったりの行動をとってしまう」「計画や段取りが苦手」

スケジュールを立てて行動するのが苦手な人も、言い換えれば行動力があるといえます。

ただし計画性に乏しい→行動力がある、と言い換える場合は「計画をたてて行動するよう努力している」旨もアピールするべきです。なぜかというと、社会人として働きだすと「予算・人員・時間」が限られた中で成果を上げる必要があるからです。

計画性がないけど行動力があります、だけでは採用担当者から厳しい判断を下されるケースもあるでしょう。「計画を立てて行動するのが苦手でした。こんな失敗エピソードがあり、現在は計画を立てて行動するよう心がけています」と、エピソードを交えて短所を改善しているアピールをすれば説得力が上がります。

注意点はありますが、行動力があるのはすばらしい長所です。ぜひ面接で言い換えてアピールしましょう。

頑固な性格→粘り強い性格

「一度決めたことを軌道修正できない」「融通が利かない」

一つの事に固執してしまいなかなか次のステップへ踏み出せないあなたも、言い換えれば粘り強い性格であるとアピールできます。 社会人として働き出すと、うまくいかないことが多くあります。そんな時でも投げ出さずに継続して努力することができることをアピールすれば、面接で高評価を得ることができるでしょう。

しかし一方で「協調性が無いのではないか」「他人と意見が対立した時に喧嘩になるのではないか」と心配されるデメリットもあります。

自己PRをする時には粘り強さもアピールしつつ、相手の意見を尊重する姿勢をアピールする必要があります。 

心配性→几帳面

「本当に大丈夫か心配になることが多い」「計画を立てても、うまくいくか懐疑的」

ことあるごとに不安な気持ちになり、この先うまくいくのか疑問を感じてしまう心配性のあなたへ。心配性は、言い換えれば几帳面であると面接でアピールできます。

ミスが許されない仕事は世の中に多くあります。作業したあとに本当に大丈夫か入念にチェックする姿勢は、採用担当者からも必ず評価されるでしょう。

しかしビジネスでは不確実な状況に置かれることも多く、そのたびに心配な気持ちになっていては、 仕事についていけるのか疑問視されることもあります。面接では心配性と言わずに、几帳面な性格で何度も入念にチェックする性格とアピールした方が良いでしょう。 

人見知り→じっくり人間関係を築く

「初対面の人と打ち解けるのに時間がかかる」「知らない人と話すと緊張する」

人見知りで初対面の人と打ち解けるのに時間がかかるあなたは、言い換えれば時間をかけて相手とじっくり関係を築くことができる人間とアピールできます。 新規開拓の営業職でなければ、このような性格は面接官から好まれます。

ただし営業職でなくても会社を訪問してきた初対面の人に対して応対しなければならない場面があります。

「人見知りな性格で、初対面の人と話せない」ではなく「人見知りな性格で、初対面の人とはついつい丁寧語で話してしまう」とアピールした方が良いでしょう。まったく初対面の人と話せない人は、面接ではあまり評価されません。 

飽きっぽい→様々なことに関心がある

「飽きやすい性格」「1つのことが長続きしない」

バイトやサークルが長続きしない飽き性な人は、言い換えれば様々なことに関心がある、チャレンジ精神溢れる人とアピールすることができます。

自分では飽き性な人と思うかもしれませんが、様々なバイトやサークルに出たり入ったりできるのはひとつの才能です。なぜならほとんどの人は、ふたたびバイトを探したりサークルを選びなおしたりするのを面倒くさいと思い、現状維持を選びがちだからです。

ただし物事が長続きしない性格は、面接官から「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」と思われるリスクが高いです。できれば数年続けた活動を同時にアピールしたり、長期間継続したことのないなら、別の長所と短所を見つけてアピールしたほうが良いでしょう。 

めんどくさがり→効率的な行動ができる

「めんどくさいことはしたくない」「自分がムダだと思うことはしない」

やらなければならないことがあるのに行動するのが遅いめんどくさがり屋な人は、言い換えれば効率的な行動ができる人とアピールできます。

めんどくさがり屋は一見すると短所に見えますが、やらなければならないことを最短距離で達成するためにはどうすればいいか、考え抜くことができる人でもあります。他の人と比べて工夫したエピソードや、他の人よりも物事を早く達成するために頑張ったエピソードなどをアピールすると高評価につながります。

ただし社会人になるとあなたの行動の遅れがプロジェクト全体の遅れにつながることもあります。期限ぎりぎりになって頑張ったエピソードより、余裕を持って効率的に行動したエピソードをアピールした方が良いでしょう。 

涙もろい→共感性が高い

「映画をみたり、人の話を聞いたりして泣くことが多い」

涙もろい性格の人は、相手の気持ちを理解できる共感性の高い人とアピールすることができます。

相手の気持ちを理解できるというのは社会人にとって大きな武器です。営業職であれば、相手の気持ちに合わせて会話を展開する必要があります。共感性が高い人にとって営業職は天職ともいえるでしょう。

ただしその高すぎる共感性ゆえに、仕事として割り切って行動することができない人と思われるリスクもあります。 最後にはきちんと論理的な行動ができる人だとアピールしましょう。

気が小さい→相手を尊重できる

「相談を断れない」「自分の意見を主張できない」

自分の意見をなかなか言えなかったり相手からの頼みを断れない人は、他人を尊重できる人であると言い換えることができます。 仕事はチーム一丸となって進めることが多いので、チームの和を乱さない人はそれだけで重宝されます。

しかし相手の意見を聞くばかりでは仕事が進まないこともありますし、頼みを聞いてばかりいるといずれ自分がパンクします。「できるだけ相手の意見を聞くようにしている。しかしどうしても譲れないところははっきりノーと言える」エピソードをアピールできるとベストです。 

悲観的な性格→計画性が高い

「計画のあら探しばかりしてしまう」「物事はうまくいかないと思っている」

つい物事を批判的にとらえてしまう悲観的な性格のあなたは、言い換えれば計画性の高い人といえます。 会社員として働くとプロジェクトの失敗はそのまま会社の損失に直結します。そのためプロジェクトは必ず成功させなければなりませんが、そのために精度の高い計画を立てることができるあなたの性格は長所と言えます。

ただし悲観的な性格はいきすぎるとただの批判家になりがちです。計画を批判するだけでなく、その上でどうするべきか改善案まで提案できると一流のビジネスマンになれます。

短所は長所の裏返し。堂々と言い換えよう

採用面接において自分の短所は話したくないものですが、伝え方を変えるだけで面接官にプラスの印象を与えることができます。 

欠点のない人間などいません。面接官もそれを分かった上であなたの短所を質問し、入社後どのように仕事で活躍できるか、短所も含めて弊社とマッチする人材かという点を見極めようとしています。

短所を長所に結びつけて面接でアピールするのは簡単なことではありませんが、できるようになると内定率は格段に上がるでしょう。長所と短所の答え方については事前にしっかり準備しておくことをおすすめします。 

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