【27卒】大学3年の8月から就活を始めるのは遅い?27卒の就活スケジュールや参加すべきインターンシップについて徹底解説!

【27卒】大学3年の8月から就活を始めるのは遅い?27卒の就活スケジュールや参加すべきインターンシップについて徹底解説!

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【8月から就活】大学3年の8月から就活を始めるのは遅い?

「夏休みももう8月なのに、就活らしいことを何もしていない…」「周りの友達はインターンに参加しているのに、自分だけ取り残されている気がする」と、焦りを感じている大学3年生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特にSNSなどで友人たちの活動状況が目に入ると、不安な気持ちは一層大きくなりますよね。

しかし、結論からお伝えすると、大学3年の8月から就活を始めるのは決して遅くありません。

むしろ、ここから本格的にスイッチを入れれば、十分に納得のいく結果に繋げることが可能です。

実際に、夏休みをきっかけに自己分析や企業研究を始め、秋以降のインターンシップや早期選考を経て、見事に大手企業や人気企業の内定を掴む学生は毎年たくさんいます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

大切なのは、周りと比べて焦ることではなく、今この瞬間から自分にできることを一つひとつ着実に進めていくことです。この記事で紹介する「8月からやるべきこと」を参考に、まずは第一歩を踏み出してみましょう。

【8月から就活】大学3年生の8月は就活においてどんな時期?

大学3年生の8月は、就職活動全体において「準備期間の本格化」と位置づけられる非常に重要な時期です。

多くの学生が夏休みを利用して、本格的に就活を意識し始め、具体的なアクションを起こし始めます。

多くの就活生が8月にやること
  • これからの就活の土台となる自己分析や業界・企業研究といった「就活準備」
  • 夏の期間を利用して開催される「サマーインターンシップ」

この時期にどれだけ密度の濃い時間を過ごせるかが、今後の就活の方向性を定め、有利に進めるための鍵となります。

周りの学生がどのような動きをしているのかを知ることは、自分の立ち位置を確認し、適切な計画を立てる上で役立ちます。

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柴田貴司
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何もしていないからと悲観するのではなく、この8月というタイミングの重要性を理解し、効果的なスタートを切ることを意識しましょう。

ライバルは動き出している?

就職開始時期

「周りはもう就活を始めているのだろうか?」という疑問は、多くの大学3年生が抱く不安の一つでしょう。

結論から言うと、8月の時点でかなりの学生が就活を意識した行動を開始しています。

株式会社キャンパスサポートの調査によると、26卒の就活開始時期に関するデータを見ると、大学3年生(M1)の5月に就活を始めた学生が20.7%と最も多く、8月までにおよそ7割の学生が動き出しています。

このことから、夏休みが始まる頃には、多くのライバルが自己分析や業界研究、企業へのエントリーといった何らかのアクションを起こしていることがわかります。

対面のインターンシップは8月9月がメイン!

インターンシップ等参加時期

大学3年生の夏休み、特に8月と9月は、インターンシップ、とりわけ「対面型」のプログラムが最も盛んに行われる時期です。

実際に、株式会社キャンパスサポートの調査によると、対面インターンシップへの参加は8月に68.0%、9月に62.1%と集中しています。

オンラインインターンシップも並行して開催されていますが、対面でしか得られない経験の価値は計り知れません。

オフィスの雰囲気や社員の方々の働き方を肌で感じることで、Webサイトの情報だけではわからないリアルな企業文化に触れることができます。

また、同じ志を持つ他の大学の学生と交流し、情報交換をすることで、新たな視点を得たり、モチベーションを高め合ったりすることもできるでしょう。

この夏を逃すと、ここまで大規模に対面インターンシップが開催される機会は少なくなってしまう可能性が高いです。

少しでも興味のある企業があれば、ぜひ積極的に参加を検討し、貴重な体験を掴み取りにいきましょう。

【8月から就活】お盆中は採用活動をしているの?

「お盆期間中って、企業への連絡や選考は動いているの?」と疑問に思う就活生は多いでしょう。

結論から言うと、多くの日系企業では、お盆期間(2025年は8月13日〜18日頃)に合わせて夏季休暇を取得するため、採用活動も一時的にストップします。

採用担当者も休暇に入ることがほとんどで、この期間に送ったメールへの返信や選考結果の連絡は、休み明けになるのが一般的です。

これは就活生からブラックな企業であると思われないためでもあります。

しかし、全ての企業が同じように休むわけではありません。

一部の企業は、この期間も積極的に採用活動を続けています。

例えば、外資系企業やIT系のベンチャー企業など、お盆休みという慣習に捉われずカレンダー通りに営業する企業がそれに当たります。

また、あえて競合他社が休んでいる時期を狙い、意欲の高い学生と集中的に接点を持とうと考える企業も存在します。

そのため、「お盆は全ての企業が休み」と一括りにせず、企業ごとの動向を見極めることが大切です。

もし連絡を取りたい場合は、基本的にメールで行いましょう。

その際、「夏季休暇中に失礼いたします」といった一言を添え、返信は休み明けになることを前提として待つのがマナーです。

緊急でなければ、この期間は企業研究や自己分析を深める時間に充てるのも賢い選択と言えるでしょう。

【8月から就活】大学3年生が8月からの就活でやるべきこと

「8月からでも間に合うことは分かったけれど、具体的に何から手をつければいいの?」と感じている方も多いでしょう。

やみくもに行動しても、時間と労力が無駄になってしまう可能性があります。

ここからは、8月から就活をスタートする大学3年生が、効率的かつ効果的に内定へと近づくために「やるべきこと」を6つのステップに分けて具体的に解説していきます。

これらのタスクは、就活の基礎固めから、より実践的な選考対策までを網羅しています。

一見するとやることが多くて大変に感じるかもしれませんが、一つひとつ着実にクリアしていくことが、志望企業の内定を掴むための最も確実な道のりです。

自分は今どの段階にいるのかを確認し、優先順位をつけながら取り組んでいきましょう。

特に自己分析は全ての土台となるため、時間をかけて丁寧に行うことをおすすめします。

さあ、ここからあなたの就活を本格的に始動させましょう。

自己分析=就活の軸を定める

就職活動を始めるにあたり、最初に取り組むべき最も重要なステップが自己分析です。

自己分析と聞くと、自分の長所や短所を見つける作業だと考えがちですが、本質はそこにありません。

就活における自己分析の目的
  • 自分が仕事を通じて何を実現したいのか
  • どのような環境でなら自分の能力を最大限に発揮できるのか

上記がわかると、就活の軸を明確にすることが可能になります。

この軸が定まっていないと、どの企業に応募すれば良いか分からず、手当たり次第にエントリーしてしまったり、面接で「なぜこの会社なのですか?」という質問に説得力のある回答ができなかったりします。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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まずは、これまでの人生経験、例えばサークル活動、アルバイト、ゼミでの研究などを振り返り、「なぜそれを始めたのか」「何にやりがいや楽しさを感じたのか」「直面した困難をどう乗り越えたのか」といった点を深く掘り下げてみましょう。この作業を通して見えてきたあなたの価値観や強みが、企業選びの羅針盤となります。自分だけの『就活の軸』を定めることが、ミスマッチのない企業選びと、一貫性のある自己アピールに繋がるのです。

業界・企業研究をする

自己分析によって自分の「就活の軸」がある程度見えてきたら、次に行うべきは業界・企業研究です。

これは、自己分析で見出した自分の価値観や興味と、世の中に存在する仕事を繋ぎ合わせるための重要な作業です。

まずは、先入観を捨てて、世の中にどのような業界があるのかを幅広く知ることから始めましょう。

就活情報サイトや『業界地図』といった書籍を活用し、IT、メーカー、金融、商社、サービスといった大きな括りだけでなく、これまで知らなかったニッチな業界にも目を向けてみてください。

興味を持った業界が見つかったら、次にその業界に属する具体的な企業をいくつかピックアップします。

そして、企業の公式ウェブサイトや採用ページを読み込むだけでなく、OB/OG訪問やオンライン説明会などを通じて、実際に働く人の生の声を聞くことが非常に重要です。

そうすることで、事業内容やビジネスモデルといった表面的な情報だけでなく、その企業の文化や社風、働きがいといったリアルな姿を掴むことができます。

単なる情報収集で終わらせず、自分の『就活の軸』と照らし合わせながら、「この会社で自分は活躍できるか」「ここで働きたいか」を自問自答するレベルまで深めていくことを目指しましょう。

サマーインターンシップにエントリーする

8月は、多くの企業がサマーインターンシップを開催するピークの時期です。

「もう8月だから、めぼしいインターンは終わってしまったのでは…」と心配する必要はありません。

確かに大手企業の中には募集を締め切ったところもありますが、これから募集を開始する企業や、夏休み後半にプログラムを予定している中堅・中小企業、ベンチャー企業はまだまだたくさんあります。

インターンシップは、業界や企業への理解を深める絶好の機会であると同時に、実際の業務に近い内容を体験することで、その仕事に対する自分の適性や興味を確かめることができる貴重な場です。

百聞は一見に如かず、説明会で話を聞くだけでは得られないリアルな発見がきっとあるはずです。

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柴田貴司
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参加すること自体をゴールにするのではなく、「このインターンシップを通して何を学びたいか」「どんなスキルを試したいか」という目的意識を明確にして臨むことで、その経験は数倍有意義なものになります。選考に直結するプログラムも少なくないため、本番の選考のつもりで真剣に取り組む姿勢が、今後のチャンスを広げることに繋がります。

グループディスカッションの対策をする

インターンシップや早期選考で、多くの企業が初期段階の選考方法として取り入れているのがグループディスカッション(GD)です。

そのため、8月から就活を始めるなら、GD対策は避けて通れません。

GDでは、単に優れたアイデアを出せるかどうかだけでなく、限られた時間の中で、チームのメンバーと協力しながら議論を進め、結論へと導くことができるかという点が評価されています。

GDで見られるポイント
  • リーダーシップ
  • 協調性
  • 傾聴力
  • 論理的思考力
  • 時間管理能力など

対策の第一歩は、GDの基本的な流れや、司会、書記、タイムキーパーといった役割について理解することです。

その上で、大学のキャリアセンターが主催する対策講座に参加したり、就活仲間と集まって練習したりするなど、とにかく実践経験を積むことが何よりも重要になります。

自分の意見をしっかりと述べると同時に、他の人の意見に耳を傾け、議論全体がより良い方向に進むよう貢献する姿勢を意識して練習を重ねることが、GDの通過率を上げるための鍵となります。

面接対策をする

就職活動の最大の関門とも言えるのが面接です。

自己分析や企業研究でどれだけ準備をしても、その内容を面接官に効果的に伝えられなければ内定には繋がりません。

面接スキルは一朝一夕で身につくものではないため、8月の段階から少しずつ対策を始めておくことが、後々の大きなアドバンテージになります。

まずは、「学生時代に力を入れたことは何ですか(ガクチカ)」「あなたの自己PRをしてください」「弊社への志望動機を教えてください」といった頻出質問に対する回答を考え、文章に書き出してみましょう。

そして、ただ文章を丸暗記するのではなく、キーワードを覚える程度にして、自分の言葉でエピソードを交えながらスムーズに話せるように、声に出して練習を繰り返すことが大切です。

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柴田貴司
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さらに、大学のキャリアセンターや就活エージェントが提供している模擬面接を積極的に活用し、第三者から客観的なフィードバックをもらうことは、自分では気づけない話し方の癖や内容の改善点を発見する上で非常に効果的です。フィードバックを真摯に受け止め、改善を繰り返すサイクルを回していくことが、自信を持って本番の面接に臨むための最短ルートです。

中小ベンチャー企業の早期選考情報を探す

多くの学生が大企業の動向に注目しがちですが、実は夏から秋にかけてのこの時期、大手企業よりも一足早く採用選考を開始する優良な中小企業や、成長著しいベンチャー企業が数多く存在します。

こうした企業の早期選考に参加することには、二つの大きなメリットがあります。

早期選考に参加するメリット
  • 本格的な就活シーズンが始まる前に、本番さながらの選考を経験し、自分の実力を試すことができる
  • うまくいけば早い段階で内定を獲得でき、その後の就活を精神的な余裕を持って進められる可能性がある

これらの早期選考の情報は、大手就活ナビサイトだけでは見つけにくい場合があります。

そこで有効なのが、就活エージェントに登録して非公開求人を紹介してもらったり、企業からスカウトが届く逆求人型のサービスを活用したりすることです。

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柴田貴司
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特に就活エージェントは、求人紹介だけでなく、個別の面接対策やエントリーシートの添削など、手厚いサポートを提供してくれる心強い味方になります。視野を広げ、自ら積極的に情報を掴みに行く姿勢が、思わぬ優良企業との出会いや、早期内定というチャンスを引き寄せる鍵となるでしょう。

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【8月から就活】大学3年の8月に参加すべきインターンシップ・早期選考

ここまで8月から就活を始めるにあたってやるべきことを解説してきましたが、それらを実践する絶好の機会となるのが、この時期に開催される多種多様なインターンシップや早期選考イベントです。

特に8月は、夏休み期間ということもあり、1日で完結する手軽なものから、数日間にわたる実践的なものまで、様々なプログラムが目白押しです。

「まだ業界も何も決まっていない」という人も、「特定のスキルを身につけたい」という人も、自分の現在の状況や目的に合わせて最適なプログラムを選択することが、有意義な夏を過ごし、今後の就活を有利に進めるための鍵となります。

やみくもに参加するのではなく、その経験を通じて何を得たいのかを明確に意識して臨むことで、一つひとつの機会があなたの成長の糧となり、周囲と差をつける大きな一歩になるはずです。

ここでは、目的別に3つのタイプのインターンシップ・イベントをご紹介します。

1Day仕事体験・オープンカンパニー

「まだ志望業界が全く絞れていない」「まずは気軽に色々な企業のこと知りたい」という方に最適なのが、1日で完結する「1Day仕事体験」や「オープンカンパニー」です。

数時間から1日で終わるため、学業やアルバイト、サークル活動などとも両立しやすく、夏休み中に複数の企業のプログラムに参加することが可能です。

内容は、企業説明会に近い形式のものから、業界や仕事内容への理解を深めるための簡単なグループワークを体験できるものまで様々です。

このタイプのイベントに参加する際は、まずは視野を広げることを第一の目的としましょう。

これまで名前も知らなかったような企業や、興味のなかった業界のプログラムに敢えて参加してみることで、思わぬ発見や新たな興味が湧くことがあります。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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参加すること自体が、その後のより深い企業研究を始めるきっかけとなり、自分の可能性を広げることに繋がります。少しでも気になったら、まずは気軽にエントリーしてみることをおすすめします。

中小・ベンチャー企業の短期インターンシップ

「より実践的な業務を経験してみたい」「自分の力を試しながら、早期に選考のチャンスも掴みたい」と考えている意欲的な学生におすすめなのが、中小企業やベンチャー企業が実施する短期インターンシップです。

期間は数日間から1週間程度のものが多く、大手企業のインターンシップに比べて、社員との距離が近い環境で、よりリアルな業務に携われる可能性が高いのが特徴です。

新規事業の立案や、実際のマーケティング戦略の策定など、特定のプロジェクトに取り組む中で、仕事の面白さや難しさ、やりがいを肌で感じることができるでしょう。

このような実践的な経験は、自己PRやガクチカの強力なエピソードにもなります。

また、企業側も学生のポテンシャルをじっくり見極めたいと考えているため、インターンシップでの評価が高ければ、そのまま早期選考ルートに案内されるケースも少なくありません。

「この会社に貢献したい」という成長意欲をアピールし、選考の場として活用するという意識で臨むことで、単なる就業体験以上の価値を得ることができるはずです。

早期選考直結型のイベント・セミナー

「できるだけ早く内定が欲しい」「効率的に就職活動を進めたい」という学生にとって、見逃せないのが早期選考に直結するタイプのイベントやセミナーです。

これらは主に就活エージェントや特定の業界団体などが主催し、複数の企業が合同で説明会や選考会を実施する形式を取ります。

イベント内でグループディスカッションや集団面接が行われ、その場で評価の高い学生が次のステップに進めるなど、非常にスピーディーに選考が進むのが特徴です。

一日で複数の企業と効率的に接点を持ち、その場で選考まで経験できるため、時間的なメリットが非常に大きいと言えます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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また、様々な企業の選考を一度に受けることで、自分自身の現在の実力を客観的に測る良い機会にもなります。こうしたイベントは、一般的な就活サイトには情報が掲載されないことも多いため、就活エージェントに登録したり、イベント情報を専門に扱うサイトをこまめにチェックしたりして、自ら積極的に情報を探しにいく姿勢がチャンスを掴む鍵となります。

【8月から就活】インターン締め切りカレンダーでエントリーを忘れないようにしよう

「この企業のインターンシップ、面白そうだと思っていたのに、気づいたら締め切りが過ぎていた…」「こんなインターンシップあったんだ…」そんな悔しい経験は、多くの就活生が一度は通る道かもしれません。

特に夏から秋にかけては、数多くの企業がインターンシップの募集を行うため、情報量が一気に増加します。

こうした事態を防ぎ、貴重なチャンスを逃さないために絶大な効果を発揮するのが、「締め切りカレンダー」の活用です。

以下の記事で、毎日更新される締め切りカレンダーを見ることが出来るのでぜひ利用してみてください。

【8月から就活】大学3年が8月からの就活で意識しておきたいこと

8月から就職活動を本格的にスタートさせる大学3年生の皆さんが、今後を成功させるために意識しておくべき点がいくつかあります。

大学3年が8月からの就活で意識しておきたいこと
  • 就活準備は入念に行う
  • インターンシップには積極的に参加する
  • 周りと比べすぎない

闇雲に活動するのではなく、効率的かつ効果的に進めるための心構えを持つことが重要です。

準備の徹底はもちろんのこと、インターンシップを最大限に活用すること、そして何よりも周囲の状況に惑わされずに自分のペースで進めることが、納得のいく結果に繋がるでしょう。

就活準備は入念に行う

就職活動を始めるにあたって、入念な準備は成功の絶対条件です。

自己分析や企業研究といった就活対策はもちろんのこと、履歴書の準備や、面接時の服装、髪型といった身だしなみの準備も怠ってはいけません。

自己分析では、過去の経験を振り返り、自分の強みや弱み、価値観を深く掘り下げてみましょう。

これにより、どのような企業や仕事が自分に合っているのか、明確な軸が見えてきます。

企業研究では、興味のある企業の事業内容、企業文化、求める人物像などを徹底的に調べ、なぜその企業で働きたいのかを具体的に語れるように準備しましょう。

これらの準備をしっかり行うことで、選考に自信を持って臨めるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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就職活動における入念な準備は、まさに成功への鍵となります。自己分析を通じて自分の強みや価値観を理解し、それに合った企業を見つけることは、納得のいく就職を実現するために不可欠です。また、企業研究を徹底することで、その企業で働く明確な理由を語れるようになり、選考での自信に繋がります。履歴書の準備や面接時の身だしなみも、あなたの真剣さを伝える大切な要素です。これらの準備をしっかり行うことで、選考を自信を持って進められるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的なキャリア形成にも役立つでしょう。

インターンシップには積極的に参加する

インターンシップは、大学3年生にとって企業研究や早期選考に繋がる非常に重要なピースです。

8月以降は多くの企業でサマーインターンが開催されるため、興味のある業界や企業があれば、積極的に参加を検討しましょう。

インターンシップに参加することで、企業の雰囲気や実際の仕事内容を体験でき、入社後の具体的なイメージを掴むことができます。

また、社員との交流を通じて、企業で働く人々の生の声を聞ける貴重な機会にもなります。

インターンシップの中には、参加者限定の選考ルートが設けられているケースもあるため、将来のキャリアを考える上で、インターンシップへの積極的な参加は不可欠と言えるでしょう。

周りと比べすぎない

就職活動を進める中で、周囲の友人がすでに内定を獲得していたり、選考に進んでいたりする話を聞くと、焦りを感じてしまうかもしれません。

しかし、周りと自分を比べすぎないことが非常に重要です。

人それぞれ就職活動のペースやタイミングは異なり、最終的にどの企業に入社するのかは、あなた自身が決めることです。

最終的に皆さんが会社に入社するのは、来年の4月という同じスタートラインです。

他の人の状況に一喜一憂するのではなく、自分の就活の軸をしっかりと持ち、納得のいくまで活動を続けることが大切です。

不安になった時は、信頼できる友人やキャリアセンターの職員に相談し、冷静に自分の状況を見つめ直す時間を持ちましょう。

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柴田貴司
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就職活動において、周りと比較してしまう気持ちはよく理解できます。
しかし、おっしゃる通り、それぞれのペースがあることを忘れないでください。
内定獲得のタイミングは人それぞれであり、焦る必要はありません。
大切なのは、自分自身の就活の軸をしっかりと持ち、納得のいく選択をすることです。
不安を感じた時は、信頼できる人に相談し、冷静に状況を見つめ直す時間を設けてみてください。
あなたの納得のいく就職活動ができるよう、応援しています。

【8月から就活】8月からの就活に関するよくある質問

8月に就職活動を本格的に始める学生の割合は、大学3年生と大学4年生で大きく異なります。大学3年生の場合、夏休み期間ということもあり、サマーインターンシップへの参加をきっかけに本格的に就活を始める学生は多いです。具体的な統計は時期によって変動しますが、数あるインターンシップの募集時期と重なるため、約3割〜4割程度の学生がこの時期から何らかの形で就活準備を本格化させると言われています。一方で、大学4年生で8月から新たに就活を始める、あるいは再就活を始める学生は、春採用に比べると少数派になりますが、決して珍しいことではありません。それぞれの学年で、8月が持つ意味合いを理解し、自身の立ち位置を確認することが重要です。

8月に就職活動でやるべきことは、現在のあなたの状況によって変わります。大学3年生であれば、まず自己分析と業界・企業研究を深めることに時間を使いましょう。そして、興味のある企業のサマーインターンシップに積極的に参加し、企業理解を深めながら、早期選考の機会を探すことが重要です。一方、大学4年生でまだ内定がない場合は、夏採用や通年採用を行っている企業に的を絞り、スピーディーに応募を進める必要があります。自己分析と企業研究を見直し、なぜその企業で働きたいのかを明確に伝える準備をしましょう。再就活を考えている大学4年生は、なぜ再就活をするのかという理由を論理的に説明できるように準備し、同時並行で現在の内定先との関係維持も忘れずに行いましょう。

「就活が手遅れになる」という明確な月は存在しませんが、一般的には卒業直前の2月や3月になると、選択肢がかなり限定される傾向にあります。特に、新卒一括採用を基本とする大手企業や人気企業では、この時期にはほとんどの採用活動が終了していることが多いです。しかし、中小企業やベンチャー企業の中には、通年採用や秋採用、さらには卒業間近まで採用活動を続ける企業も存在します。大切なのは、時期が遅くなればなるほど、より積極的かつ戦略的に情報収集を行い、行動する必要があるという点です。決して諦めずに、自分に合った企業を見つける努力を続けることが重要です。

8月時点での就職内定率は、その年の経済状況や採用動向によって変動しますが、一般的には大学4年生の約90%程度の学生が内定を獲得していると言われています。実際株式会社キャリタスの調査によると7月1日時点で87.3%の学生が内定を獲得していました。これは、主に春採用で内定が出た学生の割合を指します。裏を返せば、8月時点でもまだ内定を獲得していない学生が一定数存在するということを意味します。この数字を聞くと焦りを感じるかもしれませんが、重要なのは「まだ間に合う」という事実です。8月以降も夏採用や秋採用が活発に行われるため、諦めずに活動を続ければ十分に内定を獲得できるチャンスはあります

サマーインターンシップでは、対面のインターンシップに3社は参加することをおすすめします。 インターンシップに参加する目的は、業界や企業への理解を深めることだけではありません。 ビジネスマナーを確認したり、社会人の人と接することに慣れておく場でもあるのです。 また、グループワーク形式のインターンシップでは、グループディスカッションやプレゼンの能力を本選考前に鍛えておくことが出来ます。 複数社に参加することで、様々な業界や企業文化に触れることができ、自分自身の興味や適性、将来のキャリアプランをより具体的に考えるきっかけにもなります。

大学3年生でサマーインターンに参加している学生の割合は、年々増加傾向にあります。株式会社マイナビのキャリアリサーチラボが実施した調査によると、2026年卒の学生の場合、8月のインターンシップには71%もの学生が参加していることが明らかになりました。このデータから見てもわかるように、多くの学生が早期から就職活動を意識し、インターンシップを通じて企業との接点を持とうと努力しています。この傾向は今年も続き、2027年卒の学生においても、およそ70%前後の学生が8月のインターンシップに参加すると予想できます。

【8月から就活】まとめ

8月からの就職活動は、大学3年生にとっては本格的なスタートを切る絶好の機会であり、大学4年生にとっては内定獲得へのラストスパート、あるいは新たなキャリアを模索する重要な時期となります。

大学3年生の皆さんは、焦らずに自己分析と企業研究を深め、サマーインターンシップに積極的に参加することで、年明けからの本選考に向けて万全の準備を整えましょう。

年内内定を目指すのであれば、夏以降の早期選考やインターンシップからの優遇ルートを積極的に活用していくことが鍵となります。

一方、大学4年生の皆さんは、内定の有無にかかわらず、より戦略的に行動する必要があります。

内定がない場合は、夏採用や通年採用を行っている企業に的を絞り、スピーディーに応募を進めましょう。

再就職を考えている場合は、なぜ再就活をするのかを明確にし、現在の内定先との関係維持も忘れずに行いましょう。

8月以降も採用活動は続きます。

周囲の状況に惑わされず、自分のペースで、着実に準備と行動を重ねることが、納得のいく就職活動に繋がります。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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