【例文有り】教育業界の志望動機ってどう書くの?ポイントや注意点、よく使われる志望動機を解説

【例文有り】教育業界の志望動機ってどう書くの?ポイントや注意点、よく使われる志望動機を解説

教育業界は生徒や保護者から感謝されることが多く、人の役に立てる仕事をしたい方にとって、魅力的な業界の1つでしょう。

しかし、履歴書やエントリーシートに書く志望動機が「人の役に立ちたい」だけでは不十分で、なかなか熱意が伝わりません。

この記事では教育業界を志望する方向けに志望動機の書き方や注意点、よく使われる志望動機についてまとめました。記事の後半では、志望動機の例文も紹介しています。

就職先に教育業界を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること
  • 教育業界とは
  • 志望動機で見られるポイント
  • 教育業界向けの志望動機例文
この記事をおすすめしたい人
  • 教育業界に興味がある人
  • 教育業界を志望する人
  • 志望動機の書き方を知りたい人
  • 例文を参考にしながら、志望動機を書きたい人

目次目次を全て表示する

【教育業界の志望動機】教育業界とは

まずは教育業界の業務内容について紹介します。

教育業といえば学習塾・予備校をイメージしやすいですが、教える以外の仕事に携わっている方も非常に多いです。

営業や事務といった仕事で教育事業を支える方も多く、自分にとって一番やりがいのある仕事は何か考えてみましょう。

就職面接では同じ教育業の中でもなぜその業種・起業を選んだのかや、講師・営業・サポートスタッフの仕事を選んだのかについて、くわしく説明を求められる可能性が高いです。

業種

教育業界は、ターゲットに応じて以下の見出しで紹介する3つの業種に分類できます。

子どもや受験生を相手にするばかりが教育業界ではありません。

生涯学習を支えたり、資格取得をサポートしたりといった仕事にやりがいを感じる方も多いです。

特に現代は生涯学習を奨励する傾向が強くなっており、今後社会人向けの教育サービスが需要拡大することも考えられます。

教育業界で働いてみたい方は、さまざまな業種で働く可能性について考えてみましょう。

受験向け学習

小中高生向けに、学習塾や予備校・家庭教師といったサービスを展開する企業がこの業種に該当します。

学習塾は主に定期試験対策・基礎学力向上をメインにしており、予備校は大学受験を見据えた、長期的な対策をメインにしているサービスです。

日本では少子化が進んでおり、必然的にターゲットとなる顧客も少なくなっています。

しかし子どもが少ない分、一人ひとりに充実した教育サービスを受けさせたいと考える保護者もおり、オンライン授業などの需要が増えてきました。

需要がいきなりなくなることはまず考えられない業種です。

塾講師や家庭教師のアルバイトにやりがいを感じている方・子どもの役に立てる仕事がしたい方にとっては、非常にやりがいのある業種と言えるでしょう。

社会人向け学習

社会人が社会に出てから学び直すのを支援するサービスのことを「リカレント教育」と呼びます。

昔からある通信教育も、この業種に該当するでしょう。

現在このリカレント教育が普及しつつあり、社会人向けの大学講座・オンライン英会話・パソコン教室などが増えてきました。

時代と共にニーズの高いプログラムは変化しており、今後も新しいジャンルの学びが人気を得る可能性もあります。

最近は、給料がなかなか伸びない中将来の資金に不安を感じる方が多い世相を反映し、投資スクールなどの人気が高いです。

ストレス社会を生き抜くために、ヘルスケア・メンタルケアといった分野を学びたい方もたくさんいらっしゃいます。

中高年層では、学ぶことだけでなく学習者コミュニティに参加したい・生きがいを得たいといった目的で教育を受ける方も多いです。

社内研修サービス

新入社員を迎え入れる際や社員を管理職に登用する際、研修を義務付ける企業は多いです。

その研修を自社内だけで実施せず、一部を外部サービスに委託する企業も珍しくありません。

企業の求めに応じてセミナーなどを丸ごと運営する場合もあり、オンライン学習アプリ提供・採点協力などで企業の研修プログラムの一部を担う場合もあるでしょう。

この業種では講師だけが仕事の中心にいるわけではなく、営業・事務などさまざまな方が協力して研修を成功に導く必要があります。

これまで慣例的に教育合宿を行ってきた企業も多いですが、最近はコロナの影響もあり、大人数を一か所に集めて研修を行う企業が減りました。

この業種でもオンライン化が進行しており、今後のスタンダードになっていく可能性もあるでしょう。

職種

続いて、教育業界で働く方の職種について紹介します。

当然生徒に教える仕事をする方は必要ですが、講師は授業準備などの仕事もあり事務・営業といった仕事まではなかなか手が回りません。

そのため講師をサポートする事務方や、新規生徒を獲得するための営業スタッフの仕事も非常に重要です。

教育業界に興味をもった方は、講師以外の形でも自分が教育を支援する力になれないか考えてみましょう。

講師としての仕事経験を活かし、企画などの仕事に進んでいく方もいらっしゃいます。

講師

生徒に向けて授業やセミナーを行う講師が、教育業では欠かせません。

講師役はさまざまな働き方があり、予備校講師だと直接雇用で給料をもらう形態になっていない場合もあります。

名前だけで生徒を呼べる人気予備校講師だと、1コマあたりでもらえる報酬が高く設定されるのは当然でしょう。

しかし、新卒で就職した方が、塾や予備校でそのまま講師の役割を求められることも多いです。

その場合、教えられる内容はどうしても中学・高校の5教科など専門性が低いものに限られるでしょう。

中学よりも高校のほうが教える内容は難しく、講師自身も高い学力を持っているほうが有利です。

講師自身も勉強しつつ、受験のポイントや各学校の試験傾向・新しい学習指導要領なども学んでいく必要があります。

サポートスタッフ

塾や予備校といったサービスでは、実は講師以外の方も非常に重要です。

サポートスタッフは「教務」などと呼ばれ、生徒や講師のサポートスタッフを行います。

アルバイト講師の大学生を雇っている場合、そうした方のマネジメントも大切な業務です。

もし生徒が勉強に打ち込めておらず、成績が下がっているなら、保護者も交えて面談や志望校変更のアドバイスをしなければいけません。

講師が授業に集中できるよう、テストの採点といった事務作業もこなす必要があります。

裏方の仕事ではありますが、特に受験相談をする予備校では直接生徒と接する機会も多く、コミュニケーション能力も重要です。

学生を相手にする塾や予備校以外でも、学習サポートや入学案内など講師以外のスタッフが担う仕事はたくさんあります。

事務・営業

教育業でも、企業や法人という形をとって営利目的で営業しているので人事・経理・庶務といったスタッフがいなければ、組織はうまく機能しません。

生徒を集めるための営業・広報といったスタッフも必要です。

予備校では合否の決まる春が勝負で、生徒獲得のために毎年激しい競争が繰り広げられてきました。

教育業界は日本全国に名前を知られる大手もあれば、地域密着型で運営しているローカルな学習塾もあります。

規模の小さい塾では、事務・営業がビラを配ったりするなど、地道に生徒を募集するための役割をこなす場合も少なくありません。

通信教育などの場合は、営業スタッフがどれだけ契約を取れるかが非常に重要です。

保険・金融などほかの業界のように、営業にインセンティブが設けられている可能性もあります。

企画・開発

授業以外の形でも教育サービスを実施する企業では、企画・開発職として働く方もいらっしゃいます。

具体的には、学習効率化アプリやオンラインサービスの企画・開発などに携わることとなるでしょう。

通信教育などでも、受講生の満足度を高めるためには、教材自体の質が高くなければいけません。

資格試験の講座などは、常に最新の法律・試験形式に合わせて情報をアップデートしていく必要もあります。

特にコロナの感染拡大以降、教育サービスも対面形式の授業ではなく、自宅にいながら学べるサービスを選ぶ方が増えてきました。

多くの方にダウンロードしてもらえる教育アプリを開発できれば、かなりの利益につながるでしょう。

そのため、講師以外の企画・開発職に求められる役割が今後さらに大きくなる可能性もあります。

【教育業界の志望動機】教育業界の最新トレンドや課題

教育業界を志望する場合は、業界知識をしっかりと身につけるために、最新トレンドや課題に注目する必要があります。

業界のトレンドや直面している課題については、面接でも頻繁に質問されるため、理解を深めておかなければまともに対応できません。

教育業界の最新トレンドや課題は、以下の通りです。

教育業界の最新トレンドや課題
  • 少子化による市場縮小と新たなニーズ
  • 生涯学習・リスキリング市場の拡大
  • デジタル教育・ICT活用の進展

最新トレンドや課題を理解しておけば、志望動機にもそれらの情報を盛り込むことができ、より深みのある内容に仕上げられます。

業界研究の一環として、以下のポイントはしっかりとチェックしておきましょう。

少子化による市場縮小と新たなニーズ

現在日本では少子化が大幅に進行しており、子ども向け教育市場は、年々縮小傾向にあります。

そのため、従来型の集団指導や一律の教育サービスだけでは、市場維持は難しいのが現状です。

一方で、個別指導や英語教育など、新たなニーズが確実に高まっていることも事実です。

保護者の教育への関心は依然として高く、子ども一人ひとりの個性や能力に合わせた質の高い教育サービスが求められています。

グローバル人材育成やSTEAM教育への注目も年々強まっており、教育サービスの多様化の流れは著しいといえます。

教育業界ではこのような背景を踏まえたうえで市場の変化を正確にとらえ、柔軟にサービスを展開させることが重要な課題となっています。

生涯学習・リスキリング市場の拡大

教育業界の最新トレンドといえば、生涯学習・リスキリング市場の拡大も挙げられるでしょう。

少子化による子ども向け市場の縮小とは対照的に、教育業界では、社会人向けの生涯学習の需要が急速に拡大しているのです。

企業の人材戦略には多様化の流れがあり、社員のリスキリング(再教育)や資格取得支援のニーズは高まっています。

特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)対応のIT関連スキルや、グローバルビジネスに対応する語学力など、学び直しの対象となるスキル・分野は幅広いといえます。

そのため今後の教育業界は、子ども向けサービスだけでなく、社会人向けの講座開発や企業向け研修事業にも積極的に乗り出していく必要があります。

また、個人のキャリア形成支援や転職支援と連動した学習サービスにも、近年は注目が集まっています。

デジタル教育・ICT活用の進展

教育業界では、ICT(情報通信技術)の活用が急速に進展しています。

主にオンライン授業の一般化や、タブレット端末などのデジタル教材の普及により、近年の学習スタイルは大きく変化しています。

従来の教室中心の教育から、時間や場所に縛られない、個別に最適化された学びが可能になっていることが特徴です。

特にコロナ禍以降、リモートでの学習への対応は教育機関にとって必須のものとなりました。

また、AIによる学習進捗管理や、データ分析に基づくカリキュラム改善なども積極的に取り入れられています。

このような背景から、近年は教育業界においても、ITリテラシーの高い人材が強く求められている傾向です。

今後も教育業界では、技術革新に応じた柔軟な教育サービスの開発と提供が、重要な課題になると考えられます。

【教育業界の志望動機】教育業界に向いている人

そもそも教育業界とは、どのような人が向いているのでしょうか?

その点をあらかじめ理解していないと、ESや面接でうまく志望動機を伝えることが難しくなってしまいます。

だからこそ、ここで向いている人の特徴を紹介しますので、自分に当てはまるところがあるのかどうかをチェックしておいてください。

人が好きな人

まず大前提として、教育業界での仕事は多くの人とコミュニケーションをとることになります。

特に学校の先生となれば、一度に大勢の生徒と接することになるでしょう。

だからこそ、根本的に人間そのものが好きじゃないと、いざ教育業界に飛び込んだとしても長く続けていくことは難しくなってしまいます。

もし誰とでも上手に接することができる自信がある場合は、それだけでも十分に教育業界に向いている人材だといえるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

人と接する機会が多々あるということは、必然的にコミュニケーション能力も求められます。

そのため、相手の気持ちを瞬時に汲み取って会話ができるようになっておくことも、教育業界で活躍するためには重要なポイントになるでしょう。

時には生徒1人1人からさまざまな相談を受けることもありますので、先生としてしっかり対応できる自信があるなら、教育業界で十分にやっていけるはずです。

長期的な視点を持てる人

教育業界での仕事は、基本的に長期的な視点を持って仕事に取り組むことになります。

そして最終的な結果だけではなく、それまでのプロセスを重視しながら仕事をすることも意識していかなければいけません。

だからこそ、生徒に勉強を教える際には、長期的な視点からどのようにすれば良いのか?どんなサポートが必要になるのか?を、必然的に考えることになるでしょう。

普段から計画を立てて行動できるタイプの人であれば、きっと教育業界での仕事も向いているといえます。

【教育業界の志望動機】志望動機で見られるポイント

これから教育業界で仕事を始めたいと思っている人は、どんな志望動機を伝えるべきなのかを考えておく必要があります。

ここからは、どんな企業からも見られる志望動機のポイントを、3つ紹介しましょう。

志望度

まずその人が、どれくらい本気で入りたいと思っているのかを判断しようとします。

どんな企業も自社に対して強く興味関心を抱いている人を採用したいと考えているため、これは当然のことだといえるでしょう。

だからこそ、実際に自己PRをする際には、相手に伝わるような志望動機を作っておく必要があります。

企業はどこもタダで人材採用をしているわけではありませんので、志望動機から本気度が伝わらなかった場合は、それだけで不採用になってしまうかもしれません。

ちなみに、勢いだけで本気度を伝えようとする人もいますが、それだけではどんな企業にも響かないおそれがあります。

そのため、志望動機を伝える際には、根拠となる理由を必ず添えるようにしてください。

でないと説得力に欠けてしまうため、これは必須事項だといえるでしょう。

企業とマッチしているか

たとえあなたがどれだけ学歴の良い人材だったとしても、企業とのマッチ度が低ければ採用されにくくなってしまうおそれがあります。

なぜなら、企業は自社に合う人材を優先的に採用したいと考えているからです。

例えばどんな企業にも、必ずといって良いほど企業理念があります。

その企業理念に沿って、同じ方向を向いて頑張れる人材であることが、採用における大前提であることを覚えておいてください。

社員の働き方、職場の雰囲気など、それぞれの企業で大きく異なるため、あらかじめ自分とマッチしそうなのかどうかを、きちんとリサーチしておきましょう。

応募者の人柄

どんなに優秀な人材だとしても、気の合いそうな人じゃないといけないと思っている企業は少なくありません。

つまり、その人の学歴や経験だけではなく、人柄まで見ようとするのです。

お互いに気持ちよく働くためにはとても重要な要素になるため、自己PRの内容はもちろん、面接になればどのような説明の仕方をするのかも、細かくチェックされることになるでしょう。

だからこそ、どんな企業にアピールする際にも、その企業にいる人と性格の合う人間であることをアプローチできるのが理想的です。

そのためにも、必ず自分が応募することになる企業にどんな人が働いているのかを、調べるようにしてください。

そうすれば、どのような人柄の人材を求めているのかもイメージしやすくなるはずです。

【教育業界の志望動機】注意点

続いて、教育業界の志望動機を書くときの注意点を見ていきましょう。

以下の見出しで紹介するポイントは、特に多くの方が陥りやすい落とし穴です。

書き上げたあと、企業にマイナスの印象を与える表現が入っていないかよく確認しましょう。

自信がなければ、第三者に志望動機を添削してもらうのもおすすめです。

大学のキャリアサポートで添削サービスを受けられれば、そちらを利用する手もありますし、就活エージェントサイトに登録していれば、就活のプロからアドバイスをもらうこともできます。

理想をアピールしすぎない

「このような働き方をしたい」と書くことは大切ですが、理想をアピールしすぎないように気をつけましょう。

入社後誰もがすぐに、自分の希望の部署に配属される・希望する仕事をさせてもらえるとは限りません。

講師の仕事を希望していても「講師だけでなく、ビラ配りや営業といった仕事もやってもらう」と言われる可能性もあります。

思っていたイメージと違っていたとき、早期退職してしまう可能性がある学生を企業が敬遠するのは当然です。

どんな仕事でも、自分の経験のために頑張りたいという姿勢を示しましょう

企業視点をしっかり取り入れる

教育のように「お客様のために働く」ことでやりがいを感じる方が多い業種では、企業視点でものが考えられる姿勢をアピールすることも大切です。

「生徒第一で仕事をしたい」と考えることもときには必要ですが、そのことを強調しすぎるのはあまりおすすめできません。

あくまで民間の利益を求める組織に勤める以上「企業へどのように利益をもたらすか」を追い求める必要があります。

これは就活だけでなく、実際に入社してからも考えなければいけない問題です。

生徒のためになると思った意見を述べたところ、企業の利益にとってマイナスになるので受け入れられないと、提案が拒否される可能性もあるでしょう。

自分の理想と現実にギャップがあっても、それが受け入れられる柔軟さをもつことが大切です。

【研修制度の志望動機】志望動機のおすすめ構成

志望動機を書く際には、以下の構成で作り上げると良いでしょう。

志望動機の構成 
  1. 結論(その企業を通して成し遂げたいこと・想い)
  2. そう考えるようになった原体験
  3. なぜその業界か
  4. なぜその企業か
  5. 結論(入社後にどうしていきたいか)

論理的な構造になっており、説得力の高い志望動機を作り上げることができます。

1. 結論(その企業を通して成し遂げたいこと・想い)

まず最初に、自分がその企業を通じて成し遂げたいことを端的に述べます。

志望動機の核となる部分であり、「私は○○を実現したいと考えています」といった形で、明確に伝えることが重要です。

ポイント
  • 企業を志望する理由が明確に伝わる内容にする
  • 具体的なキーワードを入れる(例:通信を通じて人々の生活を豊かにしたい、DX推進で企業の課題を解決したい など)
  • 企業の事業内容と自分の目標が合致していることを示す

2. そう考えるようになった原体験

結論に説得力を持たせるために、自分がその目標を持つに至った背景や原体験を述べます。

どのような経験を通じてその想いを抱くようになったのかを具体的に説明しましょう。

ポイント
  • 自分自身の経験に基づいたエピソードを盛り込む
  • その経験を通してどのように考えが変化したかを示す
  • できるだけ具体的な事例を用いる(例:インターンでの経験、学生時代の活動 など)

3. なぜその業界か

次に数ある業界の中でも、その業界を選んだ理由を説明します。

単に「興味があるから」ではなく、自分の経験や目標と業界の特性がどのように結びついているのかを明確に伝えましょう。

ポイント
  • その業界の社会的な役割や成長性に触れる
  • 具体的な業界の特徴と自分の志向・経験がどのように合致するかを説明する
  • 競合他社の業界と比較して、その業界ならではの魅力を述べる

4. なぜその企業か

業界の中でも特にその企業を選ぶ理由を説明します。

企業ごとの特徴や強み、自分が共感するポイントを具体的に述べることで、志望の本気度を伝えましょう。

ポイント
  • 企業のビジョンや理念に共感した点を述べる
  • 企業の事業内容や強みと自分の経験・スキルがどのように合致するかを示す
  • 具体的な企業の取り組みや文化に言及する(例:○○事業の成長性、○○という独自の取り組み など)

5. 結論(入社後にどうしていきたいか)

最後に、入社後にどのように活躍したいかを述べます。

最初に述べた「成し遂げたいこと」を実現するために、具体的にどのように貢献したいかを明確に伝えましょう。

ポイント
  • 入社後のキャリアビジョンを具体的に示す
  • 企業の成長にどのように貢献できるかを説明する
  • 長期的な視点での目標を持っていることを伝える(例:○○分野での専門性を高め、新規事業の立ち上げに携わりたい など)

【教育業界の志望動機】企業別・職種別で差がつくポイント

教育業界の志望動機を作成する際は、ほかの就活生に対して差をつけられるポイントを押さえておきましょう。

志望動機の作成では、やはりインパクトを強める工夫を行い、採用担当者から好印象を獲得していくことが重要といえます。

そのためここからは、以下の企業別・職種別で、志望動機で差がつくポイントを解説していきます。

企業別・職種別で差がつくポイント
  • 教育サービス企業を志望する場合
  • 学習塾・予備校を志望する場合
  • 社会人教育・社内研修を志望する場合

自分が志望する企業・教育機関に合った志望動機作成のポイントを押さえ、より魅力的な志望動機を仕上げていきましょう。

教育サービス企業を志望する場合

教育サービス関連企業を目指す場合は、柔軟性・提案力が重要になります。

なぜなら教育サービス企業は、子どもから大人まで、幅広い年齢層を対象としてサービスを展開していく必要があるからです。

そのため現場では、受講者のニーズに応じた柔軟な対応力や、状況に合わせた提案スキルが強く求められます。

また、単に「教育に興味がある」という動機だけでなく、事業としての視点を持っているかどうかも重視されます。

具体的には、社会の変化や労働市場のニーズをとらえた、新しい学びの形を提案できる人材が高く評価される傾向です。

そのため志望動機を作成する際は、どのような社会課題を解決したいか、なぜ教育を通じて課題解決を実現したいのかという視点を大事にすると良いでしょう。

学習塾・予備校を志望する場合

学習塾や予備校を志望する場合は、生徒一人ひとりの目標達成を真剣にサポートする姿勢が重要です。

学習塾や予備校は、単に勉強を教えるだけでなく、生徒の課題を的確に見抜いたうえで最適な指導を行うスキルが求められるからです。

そのため志望動機では、どのように生徒の成績向上に貢献したいか、具体的なビジョンをもってアピールすることが効果的です。

塾講師のアルバイトなどで明確な指導経験がある場合は、どのような工夫をして成果を出したのか、具体的なエピソードとして盛り込みましょう。

なお、受験勉強には壁や困難がつきものです。

そのため志望動機では、生徒と一緒に最後まで粘り強く取り組む姿勢を、積極的にアピールすることも重要といえます。

教育への熱意と合わせて、現実的な課題に向き合う覚悟も伝えられると、より信頼性に期待できる志望動機になるでしょう。

社会人教育・社内研修を志望する場合

社会人教育や企業内研修事業を展開する企業が志望の場合は、実務に直結する提案力や課題解決能力のアピールが重要といえます。

つまり自分自身は単に「教える側」ではなく、「ビジネス成果に直結する学びを提供できる存在」であることが大切です。

志望動機では、ビジネススキルへの興味や、キャリア支援への関心を明確に示すことが効果的といえます。

具体的には、自己成長に努めた経験や周囲の成長を支援した経験などを、具体的なエピソードとして説明するアプローチが望ましいでしょう。

また、企業が求めることに応えるために、どのような教育・研究系のサービスを提案したいかという視点も加えることも重要です。

即戦力を育成する立場として、実務と教育をつなぐ架け橋になりたいという熱意を積極的にアピールしていきましょう。

【教育業界の志望動機】よく使われる志望動機の例

次に、教育業界を志望する方がよく使う志望動機の例をいくつか紹介します。

大手であれば何百人・何千人と応募がある以上、志望動機はどの業界でもほかの学生と内容がかぶってしまうでしょう。

大切なのはどのようにその内容を説明するか、説得力をもたせるかです。

志望動機の中身自体はそこまで大事ではありませんが、よく用いられる志望動機を知っておけば、自分自身の志望動機を考えるのに役立ちます。

自分にこの動機はあてはまるか・あてはまらないかという観点で考えてみましょう。

学生向けが主な企業

学生向けの塾・予備校・家庭教師でよく用いられる志望動機には、以下のものがあります。

アルバイトをしていた方なら「学生時代にやってきたアルバイト経験を活かしたい」という自分のスキル・適性を理由にする方が多いです。

日本ではほとんどの方が学校や塾で学ぶ経験をしており、そこで良い経験をしたため、教育業界ヘ進みたいと考える方もたくさんいらっしゃいます。

こうした思いが強い方は「自分も生徒を助けたい」「子どもの成長の可能性を広げたい」「子どもに向き合う教育をしたい」など、自分も子どものために何かしたいという動機を書く場合が多いです。

「地域の教育格差をなくしたい」「学校になじめない生徒の助けになりたい」など、教育問題解決への貢献も教育業界の志望動機になり得ます。

社会人向けが主な企業

社会人向けのサービスを運営する企業に応募する方の志望動機は、学生向けの企業よりも社会貢献メインの理由を書く方が多いです。

「今後日本がグローバル化に対応できるよう、社会人教育を充実させる助けがしたい」「人生100年時代に老後もやりがい・生きがいをもてる社会にしたい」といった理由が考えられます。

もちろん、学習者の助けになりたいという志望動機は、社会人向けの教育業でもたくさん書かれてきました。

具体的には「キャリアアップを目指す社会人の助けをしたい」「学歴に関係なく活躍できる方を増やしたい」といった志望動機が考えられます。

どちらの方向性で志望動機を書いても良いですが、その動機を満たすのに「なぜその企業でなければいけないのか」を説明できなければいけません。

【教育業界の志望動機】業種別の志望動機の例文4選

最後に、教育業界に提出する志望動機の例文を4つ紹介します。

小中学生向け学習を提供する企業志望・予備校志望・社会人向け学習を提供する企業志望・内研修サービスを提供する企業と、業種ごとに例文を用意しました。

自分の志望に近いところの例文を、ぜひ参考になさしてみてください。

どの例文も、結論を最初に書きその後根拠・入社後の貢献につなげていく文章構成が共通しています。

志望動機はもちろんガクチカなどでも使える構成なので、ぜひこの文章構成をマスターしておきましょう。

小中学生向け学習を提供する企業を志望する際の例文

例文

私は、学校外でさらに子どもの成長可能性を広げられる仕事に携わりたいと思い貴社を志望しました。

これは私が小・中・高と公立学校に通っていて、先生がなかなか生徒一人ひとりに向き合ってくれないと感じ、悩みを抱えてしまった経験がもとになっています。

放課後に通っていた学習塾のほうが、講師の方が勉強以外のことでも生徒の話に耳を傾けてくれ、安心して過ごせました。

貴社は数ある学習塾の中でも特に面談・個別指導で高い評価を得ており「〇〇」という、ほかではないサービスを取り入れています。

大手ではなかなか難しいサービスであり、説明会でこの話をうかがったときに貴社への興味が非常に高まりました。

講師として働けるチャンスをいただけたら、自分も生徒の成長がサポートできることを第一に考え、生徒・保護者から信頼を寄せていただける存在になりたいです。

生徒からもっとも信頼されている塾という評判を広め、貴社が目指す地域ナンバーワン学習塾への成長にも貢献したいと思っています。

予備校を志望する際の例文

例文

私が貴社を志望した理由は、受験生の精神面をサポートする仕事がしたいと思ったことです。

自分自身現役での受験に失敗し、浪人して現在の大学に合格しています。

そのときは、学力面よりもむしろ精神面で大きな不安を感じ追い詰められていました。

そこでチューターの方が優しく相談に応じてくれなければ、今の自分はないと思っています。

貴社の生徒サポートは、4月に〇〇・5月にxxと、受験直後のケアで非常に生徒目線の取り組みをしていることが特徴です。

私も経験上、この時期のメンタルケアがとても大切であると感じているため、貴社のサポートスタッフとして働いてみたいと強く思うようになりました。

入社させていただけたら、生徒・保護者それぞれと粘り強く面談を重ね、親子両方が納得したうえで志望校を目指せるようにする手助けをしたいです。

現在携わっている家庭教師のアルバイトでも、勉強以外のところで生徒・保護者とコミュニケーションを取るよう努めてきました。

アルバイトの経験を活かし、生徒・保護者双方からの満足度向上に貢献できればと考えています。

社会人向け学習を提供する企業に志望する際の例文

例文

私は、今後の日本では社会人教育が社会の成長につながる、大きなカギだと感じ貴社を志望しました。

現代は「人生100年時代」と言われるほど寿命が延びていながら、社会に出てからもオンライン化などの変化に対応しなければ生きていけない時代になりました。

両親や祖父母がスマホや電子マネーの扱いに苦労してきたことを考えると、年を重ねてから社会の急激な変化に対応することは、簡単ではないと感じています。

しかし、幅広い世代の方が社会の変化へ対応できる世の中になれば、社会全体の生産性が上がり、多くの方が仕事のモチベーションを保ちやすくなると考えました。

貴社は手軽に幅広い分野の学習をできる点が最大の強みであり、多くの社会人の悩みに寄り添える企業であると思います。

入社後は社会人教育の有効性を広めていきつつ、1人でも多くの社会人のキャリア形成・資格取得を支援することで貴社に貢献したいです。

まずは学生時代に〇〇部で培った体力を活かし、営業で少しでも多くの方に貴社のサービスについてアピールできればと思っています。

社内研修サービスを提供する企業に志望する際の例文

例文

私は、入社後に悩む新入社員を助ける仕事がしたいと思い、貴社を志望します。

これは、大学の先輩が入社したあとに「社内研修についていけない」「周りの人間と合わなくてもう会社が嫌になった」といった悩みをよくこぼしていたことが大きな理由です。

こういった悩みは、入社後に良い研修サービスやサポートがあれば、大部分が解決できるのではないかと考えました。

入社後に挫折して早期退職する方が減れば、企業も本来ポテンシャルの高かった方を失わずに済み、社会全体の生産性もアップします。

貴社の新入社員向けセミナーは多くの企業で実績を残しており、特に受講後の離職率の低さ・仕事へ前向きに取り組めるようになった方の多さが特徴です。

私の感じる課題解決に向け、もっとも結果を出している企業ではないかと感じました。

入社できたら私の強みである聞く力を発揮して、新入社員の悩みをしっかり理解し、貴社のシステムに貢献したいです。

将来はこのシステムをより多くの地域・企業へ広められるようにしたいとも考えています。

【教育業界の志望動機】職種別の志望動機の例文5選

次は、職種別の志望動機例文を紹介します。

教育業界でも職種ごとに求められるものは変わってくるので、以下の志望動機例文を参考にし、自身の志望動機を完成してください。

講師職の志望動機例文

例文

私は、学びを通じて子どもたちの可能性を広げることに貢献したいと考え、講師職を志望しました。

大学時代、学習支援ボランティアとして小中学生の学習をサポートする中で、一人ひとりの理解度や性格に合わせて教え方を工夫する楽しさを実感しました。また、生徒の「わかった!」という笑顔や成績向上に携われることに大きなやりがいを感じました。

貴社は生徒に寄り添った丁寧な指導と、個別最適化された学習プログラムに力を入れており、生徒の主体性を引き出す環境が整っていると感じています。

私も、丁寧なコミュニケーションを心がけながら、生徒が自信を持って学べるよう全力でサポートしていきたいと考えています。

サポートスタッフ職の志望動機例文

例文

私は、学びの現場を支える立場から教育に携わりたいと考え、サポートスタッフ職を志望しました。

大学時代に塾の受付アルバイトを経験し、保護者対応や生徒の相談窓口、講師との連携を通じて、学習環境の整備や運営の重要性を実感しました。ときに生徒や保護者が不安を抱えている場面もありましたが、丁寧に対応することで信頼関係を築くことができ、大きなやりがいを感じました。

貴社では、教育の現場を支える役割にも高い専門性とホスピタリティが求められると知り、自分の強みである「傾聴力」や「気配り」を活かして、生徒や保護者が安心して学べる環境づくりに貢献したいと考えております。

事務職の志望動機例文

例文

私は、教育の現場を裏側から支えることで、間接的に子どもたちの成長をサポートしたいと考え、事務職を志望しました。

大学ではゼミ運営の庶務を担当しており、スケジュール管理や資料作成、問い合わせ対応などを通じて、円滑な運営を陰で支える仕事にやりがいを感じていました。教育機関では、多くの関係者との調整や正確性の高い業務が求められると認識しており、細やかな作業や責任感が必要だと理解しています。

貴社は教育の質を支える業務体制が整っており、安心して学べる環境づくりに注力している点に共感しました。

私も、正確かつ丁寧な対応を通して、子どもたちの未来を陰から支える存在になりたいと考えています。

営業職の志望動機例文

例文

私は、「教育を届ける」役割に魅力を感じ、営業職を志望しました。

大学では人と接するアルバイトや学生団体での広報活動を通じて、相手のニーズを引き出し、それに応じた提案を行う力を培ってきました。教育は人生を左右する重要な要素であり、正しい情報や最適なサービスを届ける営業の役割は非常に重要だと感じています。

貴社は多様な教育サービスを展開しており、顧客一人ひとりのニーズに応じた提案力が求められる点に強く惹かれました。

私は相手目線に立って話すことを大切にしており、顧客に信頼される存在として、より多くの子どもたちに良質な教育機会を届けることに貢献したいと考えています。

企画・開発職の志望動機例文

例文

私は、「より良い教育の仕組みをつくる」ことに興味があり、企画・開発職を志望しました。

大学でのゼミでは教育分野のマーケティングをテーマに研究し、現場のニーズとサービスのギャップを埋める提案づくりに取り組んできました。その中で、教育の課題を分析し、仕組みやコンテンツとして形にする企画の仕事に大きな魅力を感じました。

貴社はICTを活用した教育サービスや、新しい学習プログラムの開発に積極的であり、自分のアイデアや視点を活かせる環境だと感じています。

私は常に現場の声を大切にしながら、新しい価値を提供する教育サービスの企画・開発に挑戦し、多くの子どもたちの学びを支えたいと考えています。

【教育業界の志望動機】面接で聞かれる質問例と回答のコツ

教育業界の面接では、志望動機や自己PR以外にも、さまざまなことを質問されます。

面接で必要以上に焦らずに質問に答えていくためには、聞かれやすい質問を事前に理解しておくことが大切です。

そのためここからは、教育業界の面接でよく聞かれる質問例と回答のポイントを紹介していきます。

主な質問例は、以下の通りです。

面接で聞かれる質問例と回答のコツ
  • なぜ教育業界に興味を持ったのか?
  • どんな教育に携わりたいのか?
  • 将来、教育業界でどんなキャリアを築きたいか?

いずれもコツを押さえておけば冷静に答えられるため、想定質問対策として、答え方は積極的にチェックしておきましょう。

なぜ教育業界に興味を持ったのか?

教育業界の面接で、教育業界に興味を持った理由・きっかけを聞かれた場合は、できるだけ具体的なエピソードを交えて説明する必要があります。

例えば学生時代のボランティア経験や、教える立場を経験した際の達成感など、個人的なエピソードに触れていきましょう。

「教育業界に興味がある」という表面的かつ抽象的な理由ではなく、自分の価値観や行動理念などに根差した動機を伝えると、より説得力が高まります。

また、その経験を通じてどのように考え方・行動が変化したのかも説明していくと、成長意欲や主体性が伝わりやすくなります。

選考の際に面接官は、「この人は本当に教育業界に適性があるのか」「長く続けられるか」というポイントで評価を下しています。

そのため教育業界では、熱意と現実的な覚悟の両方を、ほどよく組み合わせながら示すことが大切です。

どんな教育に携わりたいのか?

どんな教育に携わりたいかを質問された場合は、具体的なターゲット層や、興味関心を寄せている教育スタイルを伝えましょう。

例えば、「小学生向けに好奇心を伸ばす教育に取り組みたい」「社会人向けにスキルアップ支援を行いたい」などのような明確な伝え方が望ましいです。

「教えることが好き」「人の成長を支えたい」というシンプルな思いではなく、「どのような成長を支援したいか」という視点を持つことを心がけましょう。

また、自分自身が受けた教育経験や理想とする教育観を織り交ぜてアピールすると、よりオリジナリティのある志望動機を作成できます。

受講者の自立や主体性を引き出したいという思いを自分の言葉にしたうえで、明確に熱意を伝えられると、企業から高い評価を得られるポイントになります。

将来、教育業界でどんなキャリアを築きたいか?

教育業界の面接で将来のキャリアビジョンを問われた際は、短期的な目標と長期的なビジョンの両方を意識して答えると効果的です。

まずは短期的な目標として、「入社後はいち早く現場で経験を積んで成長したい」「受講生の成果を第一に考えたい」などを示すと良いでしょう。

そのうえで、「将来的には新たな教育サービスの企画開発に携わりたい」「教育事業の運営やマネジメントにも挑戦したい」といった長期的なビジョンを伝えていきます。

その際は企業ごとの強みや事業内容を関連させると、志望度の高さや企業理解の深さをアピールできます。

また、キャリアプランを伝える際は、ある程度の柔軟性を持たせることも大切です。

「最初は現場でしっかり学んだうえで、自分の適性を広げながら成長したい」などのようにビジョンを述べると、明確に将来設計を行いつつ志望してきていることが伝わります。

【教育業界の志望動機】志望動機が思いつかない時にした方がいいこと

ここまでさまざまな解説をしてきましたが、それでも志望動機がうまく思いつかずにつまづいてしまう人もいるでしょう。

そんな人に向けて、志望動機を作る前にした方が良いことを、3つ紹介します。

自己分析を進めよう!

まず志望動機が思いつかない人にありがちなのは、自己分析が足りていないケースです。

つまり、自分のことを理解しているようで、実は理解できていない可能性があります。

だからこそ、ここで自己分析をして、本当の自分とはどんな人間なのかを明確にしておきましょう。

自己分析の方法に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、これから本気で就活を成功させたい人は、必ずチェックしておいてください。

業界・企業研究を進めよう!

志望動機がうまく思いつかないのは、もしかすると自分が志望する企業のことや業界のことを、きちんと理解できていないからかもしれません。

もし理解できていれば、何かしら魅力があることにも気づけているはずですので、ここであらためて企業や業界の研究をやり直してみてください。

実際に細かく調べてみると、初めてわかることが多々出てきます。

そのため、今よりもはるかに興味を持つこともできるようになるでしょう。

企業や業界の調べ方については、以下の記事で詳しく説明しています。

就活エージェントを利用しよう!

企業に響く志望動機を考えることについて、苦手意識が強い人もいるでしょう。

もし自力で文章を導くことができない場合は、第三者の手を借りることも考えてみてください。

そこでおすすめなのが、就活エージェントと呼ばれるサービスを利用することです。

就活エージェントでは、就活に関する専門のアドバイザーの力を借りることができます。

そのため、どんな人でも最高の志望動機を作れるのです。

少しでも興味がある人は、以下の就活エージェントを一度検討してみると良いでしょう。

もちろん志望動機の相談だけではなく、他にもさまざまなサポートをしてくれるため、試して損はありません。

まとめ

教育業界の志望動機は「生徒のため」など、内容がほかの就活生と似ている可能性が高いです。

多くの方が「予備校や塾でお世話になった」など、自分の経験をもとに教育業界を志望する中、自分だけのオリジナルの志望動機を作るのは難しいでしょう。

問題はその内容をどのように伝え自分の熱意をアピールするかで、文章構成や表現を工夫して、より良い志望動機を書けるようにしてください。

はじめて志望動機を書く方・文章を書くのが苦手な方は、第三者に添削してもらうのがおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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