これまでは、エントリーシートは紙に手書きという方法が一般的でしたが、パソコン入力して印刷、さらにはweb上で入力してオンラインで提出というように、新しいエントリーシートの書き方が普及してきています。
紙媒体での提出とweb提出では、書き方のポイントに違いがあります。紙と異なり制限が多いweb提出では、読みやすくしたり個性を出したりするために、紙とは異なる工夫が必要なのです。エントリーシートのweb提出にあたって知っておきたいポイントを紹介します。
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まずはWBエントリーシートの特徴を知ろう
まずはWEBエントリーシートの特徴を理解して、エントリーシートを作成するヒントをえましょう。
WEBエントリーシートは紙のエントリーシートと少し勝手が異なります。
WEBの特徴をよく理解しましょう。
作成時間がかからない
まず、PCでの作業となります。
そのため、紙でエントリーシートを提出するよりも時間がかかりません。
また、送料がかからないメリットもあります。
さらに、PCで提出が簡易化されていますので、紙で提出するときに起こる提出までの誤差もありません。
紙で提出する場合、投函してから2~3日は余裕を見る必要があります。
しかし、インターネットを使用してエントリーシートを提出する場合、すぐに提出できます。
PCツールを利用できる
PCを使ってエントリーシートを作成するため、コピーアンドペーストなどのコマンドが使えます。
うまく使えば、エントリーシートの作成を効率化できます。
一つのエントリーシートを複製して複数の企業に提出することも可能です。
ただし、PCだからこそフォ-マットの自由度は低いといえます。
手書きならはみだしや下線などの融通がききます。
しかし、PCで作成する場合はそういった応用がきかなくなります。
そのため個性がでにくいという面もあるでしょう。
インターネット環境が重要
PCで提出する場合、インターネット環境が重要になります。
通信環境が良好でない場合、提出に問題が生じる可能性があります。
エントリーシートを作成する際の通信環境にはよく準備しておきましょう。
家の通信環境がない場合はカフェなどの通信環境が保障される場所に行きましょう。
エントリーシートの制限時間に注意
WEBでエントリーシートを作成する際は、制限時間に注意する必要があります。
WEBでエントリーシートを作成する場合、企業によっては制限時間が設けられています。
一時間以内に作成しなければいけないケースなどもでてきますので、手書きの場合と同じ時間配分で悠長に作成しないようにしましょう。
この制限時間は企業によって異なります。
よく確認してください。
WEBエントリーシート作成する際のステップ
WEBでエントリーシート作成する際の基本となる手順を説明します。
本記事で説明する、ポイントや注意点とも合わせてエントリーシートのWEB提出を予習しましょう。
まずはオフラインで下書きを用意しよう
じっくり時間をかけて記入できる紙のエントリーシートと異なり、webフォーマットの場合、1時間から数時間程度の制限時間が設けられていることが多いです。
この場合、提出しないまま時間切れになると、入力していたデータがすべて消えてしまう可能性があります。
また、うっかり更新キーや「戻る」ボタンを押してしまった、インターネット接続が切れて入力内容が無効になってしまったなど、データ消失のリスクが常につきまとっているのです。
そのため、まずは文書作成ソフトなどであらかじめエントリーシートの下書きを作成し、それをweb上のフォーマットにコピー&ペーストしてweb提出するようにしましょう。下書きを保存しておけば、面接前に読み返すことができるというメリットもあります。
証明写真のアップロード方法も知っておこう
紙媒体のエントリーシートであれば証明写真を撮影して貼り付けるだけですが、web提出の場合は証明写真のデータをアップロードするという作業が求められます。
証明写真をデータ化するには、いくつかの方法があります。
まず、証明写真を撮ってもらった写真屋にデータ化のサービスがあればそれを利用しましょう。
それができなければ、証明写真をスキャナーで取り込んでデータ化するという方法があります。
スキャナー機能は、家庭用複合機や大学・コンビニなどにある大型複合機に搭載されています。
もしスキャナー機能も利用できなければ、証明写真をスマートフォンなどで撮影し、トリミングして利用するという方法もあります。
このようにデータ化した証明写真を、企業が指定するファイル形式やサイズに従ってアップロードしましょう。
改行できないときは記号を有効活用
web提出のフォーマットでは、改行ができなかったり企業の採用担当者が確認する画面に改行が反映されていなかったりするケースがあります。
紙媒体であれば改行や箇条書きによって読みやすさを追求できますが、改行できないwebフォーマットだと、ひと目見て読みづらく感じる可能性があります。
特に志望動機や自己PRは、長い場合400字ほど記入するので、読みやすくするためにメリハリをつける工夫が必要です。
ここで活用できるのが、カッコ(【】、〈〉など)や記号(四角、丸、星など)です。
紙媒体で用いる太字や下線などの代わりとして、強調したい部分にカッコや記号を用いることで、メリハリのある文章が生まれます。
また、箇条書きの代わりに(1)(2)などとナンバリングすることもおすすめです。
サーバーダウンに気をつけて
紙媒体のエントリーシートであれば手渡ししか郵送のため、締め切りさえ気をつければ大きなトラブルはあまりありません。
しかし、web提出の場合気をつけたいのが締め切り直前のサーバーダウンです。
締め切り時間の直前に多くの学生からのアクセスが殺到するとサーバーダウンしてしまい、アクセスできなくなったり動作が遅くなったりして締め切りに間に合わなかったというトラブルがありえます。
web提出の場合は、紙媒体での提出よりも締め切りに敏感になる必要があるでしょう。
また、締め切りギリギリに提出するとほかの大量のエントリーシートのなかに埋もれてしまい、採用担当者に深く読み込まれないといったリスクもあります。なるべく早めの提出を心がけましょう。
web提出ならではのコツを理解しよう
エントリーシートに記載する内容が同じでも、紙で提出するかwebフォーマットで提出するかによって、コツがやや異なります。
web提出の場合は紙媒体よりも制限が多いため、工夫が必要になります。
下書きのバックアップや文章の見栄え、証明写真のアップロード、締め切り管理などを意識しましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート