【履歴書】電話番号って家電と携帯どっち書けば良い?

【履歴書】電話番号って家電と携帯どっち書けば良い?

はじめに

就職活動中や転職活動中に履歴書を必ず書きます。

履歴書には様々な種類が用意されています。

当たり前の事ですが、個人情報を記入する欄は全ての履歴書で共通してあります。

その中で、電話番号の欄でどの電話番号を書けば良いのか迷ったことはありませんか?

今回は、固定電話携帯電話どっちの番号を書くのが適切なのか。

さらに、書き方や注意点なども解説していきます。

【履歴書】電話番号どっちを書けば良い?

電話番号はどっちを書くのが適切なのでしょうか。

結論から言うと、自分が出やすい電話番号を書きましょう。

固定電話と携帯電話どちらも出やすいのなら、携帯電話の番号を書くことをお勧めします。

なぜなら、あなたがいつも家にいる人でも、不測の事態で外に出なければならない場面もあるかもしれません。

そういった時に、電話がかかって来てしまって、出れないということもあり得ます。

そんな理由で、ご縁を逃すことはもったいないです。

携帯電話であれば、家の中でも外でも、持ち歩いていればすぐに出ることが出来ます。

なので、迷ったら携帯電話の番号を記入することをお勧めします。

【履歴書】電話番号の書き方

次に電話番号の書き方について解説していきます。

電話番号はそのまま書くだけと思っているかもしれません。

履歴書には様々な種類があり、電話番号の記入欄もそれぞれ違っています。

みなさんが正しく書けるように、それぞれの方法を紹介していきます。

記入欄が空白の場合

記入欄が空白の場合、数字同士をハイフンで繋げましょう。

などなど。

記入欄にカッコがある場合

次にカッコがある場合を紹介します。

カッコの位置は基本的に2パターンあります。

  • 最初にカッコがある場合


(03)1234-5678
(080)1234-5678
  • 中央にカッコがある場合


03(1234)5678
080(1234)5678

カッコがある場合はこのように記入しましょう。

カッコがない場合は無理にカッコを書かずにハイフンで繋げるようにしましょう。

電話番号記入欄が二つある場合

履歴書によっては電話番号の記入欄が二つある場合もあります。

先ほど言ったようにどちらか繋がりやすい方を書けば良いので、1つ書くだけで大丈夫です。

記入欄には、「なし」と書くことを忘れないようにしましょう。

FAXは省略せず書こう

今はインターネットが普及してあまり見かけなくなりました。

FAXとは電話回線を使って、文書や画像を送受信する機能です。

ほとんどの場合、固定電話についている場合が多いのではないでしょうか。

もし固定電話を書こうとしていて、FAX記入欄があるのなら、電話番号が同じでも「同上」と書かないようにしましょう。

この場合、同じ番号でも全て記入しましょう。

緊急連絡先

緊急連絡先は文字通り緊急の際や本人に連絡がつかない場合に連絡する番号です。

そのため、自分の電話番号を記入するのはやめましょう。

自分以外で電話が繋がりやすい方の電話番号を記入するのが良いでしょう。

主に、両親、兄弟姉妹、祖父祖母などの身内の電話番号を書きましょう。

また、書かせてもらった場合は、その人に書いた旨をしっかり伝えましょう。

方呼出って?

書き方の最後に方呼出(かたよびだし)について解説します。

方呼出とは、第三者に電話を取り次いでもらう場合、その第三者を示すために使います。

例えば、あなたが寮生活などをしていて、かつ自分の電話番号を持っていない時、連絡手段がありません。

しかし、企業としては連絡手段がなければ、本人に伝えたいことも伝えることが出来ません。

そういう時に、寮の電話番号を記入します。

その場合、出るのはほとんどの場合寮母さんだと思います。

そこで、この「方呼出」のところに寮母さんの姓を記入することによって、企業側が混乱するのを防ぐことができます。

つまり、「電話の持ち主の姓+方呼出」という風に記入しましょう。

あくまで、電話番号を持っていない場合に記入するので、必要ない場合には空欄か二重線で消しておきましょう。

方呼出に関する記事があるので、参考にしてみてください。

固定電話の構成

最後に固定電話の電話番号の構成について解説します。

電話番号には様々な形があるので、これを機に知っておきましょう。

固定電話は「国内プレフィックス」「市外局番」「市内局番」「加入者番号」の4要素で構成されています。

最初の「0」が国内プレフィックスと呼ばれるモノになります。

「市外局番」と「市内局番」は合計で5桁になるように構成されています。

そのため、東京であれば「03-1234-5678」、伊豆大島であれば「04992-1-2345」という風になります。

つまり、地域によって区切る部分が異なります。

もし、わからないのであれば、自分の地域の市外局番などを調べておきましょう。

電話番号のことに関して、総務省に詳しい説明が載っているので参考にしてください。

 

【履歴書】電話番号を書く上での注意点

次に電話番号を書く上での注意点について解説していきます。

見落としがちかもしれないので、しっかり確認しておきましょう。

繋がりやすい曜日や時間帯を記入しておく

企業側から授業中やバイトの時間帯に電話がかかってくるかもしれません。

そういった場合、折り返しで電話をするなどしなければなりません。

企業側からしても、本人からしても手間になってしまいます。

それを防ぐために、自分が電話に出やすい曜日や時間帯を記入しておきましょう。

企業側も無駄に連絡をしなくて済むので、両者にとってメリットがあります。

また、記入する場所は主に「本人希望記入欄」や「備考欄」です。

会社支給の電話番号は書かない

これは主に転職中の方に当てはまります。

会社の電話番号は会社のモノなので、あなたのモノではありません。

また、退職時に返却しなければなりません。

返却した後も転職活動が続いていた場合、連絡が取れなくなってしまいます。

必ず、自分の電話番号を記入するようにしましょう。

実際に電話を頂いたら

実際に電話を頂いたらどうするのでしょうか。

電話を頂いたら必ず電話帳などに登録しておきましょう。

メモなどに書いておくのも良いと思います。

折り返す際や、次に電話が来た時にすぐにどこから電話が来ているのかわかるのでお勧めします。

電話での受け答えについては別に記事があるので参考にしてください。

まとめ

今回は履歴書における電話番号について解説しました。

電話番号は出やすい方を記入すれば良いということがわかりました。

また、履歴書の形態によって、記入方法が違うのでその履歴書に沿った方法で記入しましょう。

注意点なども踏まえて、変な所で間違いのないようにしましょう。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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