はじめに
「就活で使うキャリアプランの書き方が知りたい!」
「キャリアプランってどうやって考えていけば良いのかわからない…」
このような悩みに向けて書いています。
就活をしていると、ESなどで企業側からキャリアプランについて聞かれる機会がありますよね。
ですが学生のタイミングで将来設計をする機会はあまりないですし、いざ書こうと思ってもなにを書けば良いかわからないものです。
しかしキャリアプランは伝え方次第で好印象を持ってもらうことも十分可能です。
今回は就活生向けにキャリアプランの考え方や、実際に就活の面接時にどのように伝えれば良いのかについて解説していくので是非参考にしてみてください。
そもそもキャリアプランとは?
そもそもキャリアプランとは何かご存知でしょうか?
キャリアプランとは、目標達成に向けた行動計画のことです。
社会人になるとただ任された業務をこなすだけではなくて、自分なりの目標を持って仕事に取り組むことが求められます。
企業によっては目標面談というものがあり、年次で役職者と自身のキャリアプランについて面談するといった制度を取っているところもあります。
このように目標に対する行動計画を立てることのできる人材なのかがみられていると考えましょう。
キャリアプランの考え方
キャリアプランの考え方は基本的に、「過去→現在→未来」の順番に自己分析してビジョンを見つけ出すと覚えましょう。
このように時間軸で考えると、自分のことが客観的にわかりやすくなるんですね。
過去をもとに現在の考えが出来上がり、現在の目標をもとに未来のビジョンが出来上がるものです。
ここからは、実際にキャリアプランを作成するSTEPをご紹介していきます。
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STEP1:過去を振り返る
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STEP2:現在と向き合う
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STEP3:未来のビジョンを考える
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STEP4:ビジョンに至るプロセスからキャリアプランを考える
STEP1:過去を振り返る
まずは過去を振り返りましょう。過去を振り返ることで自分自身の経験を洗い出すことができるからです。
振り返って自分の中で印象的だった出来事を紙に書き出してみましょう。
この時、出来事だけでなく、そのときどういう人間になりたかったかも書くようにします。
この時ポイントなのは、幼少期から振り返るということです。もし覚えていなかったら家族などに聞くと良いでしょう。
過去を振り返ることで印象的だった出来事や当時の夢や目標を思い出してみてください。
STEP2:現在と向き合う
次に行うのは、現在と向き合うということです。今のあなたが叶えたいと感じていることを書き出しましょう。
現在と向き合うことで、今のあなたの価値観や考え方がわかるようになります。
例えば就活を通じて「アパレル業界の内定を手に入れたい!」といった望みがあるとします。
こういった望みを見つけたら、「なぜアパレル業界の内定が欲しいんだろう?」と考えてみてください。
おそらくSTEP1で行なった過去の振り返りが関連しているのではないかと思います。
現在と向き合うことがそのままあなたの状況やキャリアを決めることになります。時間をかけてゆっくり考えましょう。
STEP3:未来のビジョンを考える
次に将来的に叶えたいビジョンや夢を考えて書き出してみましょう。ビジョンを考えることで、自分自身の理想の姿がわかるようになります。
この時、できれば具体的にビジョンを書けると良いです。難しい場合は抽象的でも良いので実際に書いてみてください。
例えば「人の人生に大きな影響を与える存在になりたい」といった抽象的なビジョンがあるとします。
こういったビジョンに対して「どういった人の人生をどのように変えたいのか」を考えてみましょう。
ここで出たビジョンが、自分の目指すべきキャリアの決め手となります。過去や現在の考え方を参考に、書いてみましょう。
STEP4:ビジョンに至るプロセスからキャリアプランを考える
STEP1〜3で過去から未来を考えた後は、それらをもとに生み出したビジョンに至るプロセスを考えましょう。
このようにして生み出したビジョンに至るプロセスがキャリアプランです。
例えば下記のようなビジョンがあるとします。
「様々な人の特徴に合った洋服を届けるためにアパレル業界に就職して成果をだしたい」
そしてこのビジョンに至るプロセスとして、このようにキャリアプランを立てることができます。
「私は幼少期から今まで親や友達に洋服を選んでもらいながら過ごしてきました。誰かに選んでもらった洋服で街を歩くと、辛いときも独りじゃないと感じることができました。将来は私が与える側になって、その人それぞれに寄り添ったアパレル商品を届けていきたいと思っています。そのためのプロセスとして御社で実務を学んでいき、10年後にはプロジェクトリーダーとしての成果を出したいと思っています。」
過去を元にして現在を見つめ、将来のビジョンを立てていく過程を考えることが、そのままキャリアプランの作成につながります。
是非STEPに沿って実践してみてください。
キャリアプランを考えるときのポイント
キャリアプラン を考えるのは難しく、普段から考えていない人は特に時間がかかります。
やはり学生時代のうちから将来設計について考える機会は少ないからですね。
ですがキャリアプランを考える際はいくつかポイントがあるので、ここではそれらをご紹介します。
またキャリアプランの作成に行き詰まったら、友人や家族に頼ると良いですよ。
人生の波を書き出すと良い!
(*グラフ自作です)
幼少期から現在に向けた波を上記のグラフのように書くと良いでしょう。
人生における幸福度を何となくで良いので数値化してみて、それらをつなぎ合わせたものが人生の波になります。
このとき、波の激しい箇所は人生の大きな転機になっていることが多いです。上記グラフでいうと「小学生〜中学生」の頃ですね。
このように自分自身の過去を数値化してみることによって、「どこに幸福を感じ、辛さを感じたのか」が視覚的にわかるようになります。是非実践してみてください。
目標に至るまでのプロセスを細分化して考える
ビジョンに至るまでのプロセスをできる限り細かく書きましょう。
細かく書けば書くほど、プロセスが具体的になってくるからです。
細かく書くポイントは、一つ一つの価値観に対して「なぜ」を繰り返すことです。
例えば「アパレル業界に入社したい!」というビジョンがあったとしたら、「なぜアパレル業界なのか?」ということを考えます。
その後もなぜを繰り返して深掘りしていくことによって、企業側にとって伝わりやすい具体的なキャリアプランが作成できるでしょう。
ジョブローテーションに合わせて3年ごとに考えると良い
計画を立てるときは、ジョブローテーションに合わせて3年毎に考えると良いです。
ジョブローテーションというのは配属先や職種が企業内で入れ替わることです。特に新卒時代は様々な職種を経験することでキャリアを積んでもらおうとする目的があります。
ビジョンに至るプロセスを3年毎に考えると実務に近いキャリアプランを作成することができます。
例えば下記のようなキャリアプランがあるとします。
「ビジョンを叶えるために10年後には役職者になり、新たなプロジェクトを立ち上げたい」
これを3年毎の行動計画に変えていくと下記のようになります。
「10年後にプロジェクトリーダーを任せてもらうために、初めの3年間で業務全般の知識を学び、6年目で担当のクライアントをもち、9年目には何かしらの成果を出します。そして10年後に成果を認めてもらい、リーダーとして新たなプロジェクトを立ち上げるつもりです。」
細分化して考えることで、より具体的なキャリアプランが出来上がります。
とはいったものの3年毎のジョブローテーションについて学生のうちはわからない点が多いと思うので、OB訪問などを通じてキャリアプランをみてもらうと良いでしょう。
面接で好印象を与えるキャリアプランの伝え方とは?
ここまで紹介してきましたが、キャリアプランを面接で伝える際は面接官が理解できて初めて意味があります。
なのでここからはキャリアプランの効果的な伝え方を紹介していきます。
とはいったものの、実際学生の時点で社会人としての具体的なキャリアプランを完璧にかけるとは面接官も思っていません。
みられているのは、きちんと目標を立ててそれに対する計画ができる人間かどうかということです。完璧に作るのではなく、自分のできる範囲でわかりやすく伝えることを心がけましょう。
5W1Hを意識して、具体的に説明する
キャリアプランを伝えるときは、5W1Hを意識すると良いでしょう。
5W1Hというのは、Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)のことです。これらを文章内に埋め込んでみてください。
5W1Hを意識することで、面接官にキャリアプランの背景が伝わりやすいです。
例えば下記のようなビジョンにはこのように5W1Hを当てはめます。
「ビジョンを叶えるために10年後には役職者になり、新たなプロジェクトを立ち上げたい」
「(御社で経験を積むことによって=Where)(様々な人にアパレル商品を届けるというビジョンを叶えるために=Why)、(10年後には=When)(部下の悩みに寄り添えるような=How)(役職者=Who)になり、(新たなプロジェクトを立ち上げたい=What)」
5W1Hを当てはめることによってビジョンや背景が立体的になり伝わりやすくなります。是非実践してみてください。
志望企業のビジョンに当てはめて説明する
事前にその企業の中期経営計画や企業理念を見て、自分のキャリアプランと重なる部分を重点的に説明するのも一つの手でしょう。
やはり企業側も会社の方針とビジョンが一致している学生を採用したいと感じます。
なので「この企業でなら自分のビジョンが叶えられる」ということを売りこむと良いでしょう。
例えば
学生側「多くの人の人生にきっかけを与える存在になりたい!」という思いがあるとして
企業側「世の中の人に便利を与えたい」という経営ビジョンを抱えていたら、
「利便性を通じて多くの人の人生を効率的にすることで、新たな挑戦のきっかけを作り出したい」といったビジョンから、キャリアプランを作成すると良いでしょう。
事前に企業のWebサイトや説明会を通じて経営ビジョンをリサーチしておくようにしましょう。
自己PRやガクチカと結びつける
面接においては、自分はどういう存在なのかを面接官に理解してもらい、印象に残ることが大切になってきます。
なので面接は短い時間で自分を売り込む必要があります。全ての主張に一貫性があると良いでしょう。
そのためにも自己PRやガクチカとキャリアプランを繋げ合わせることも忘れないでください。
逆に一貫性がないと結局何をしたい人なのかわからず、採用しにくくなります。相手にとって伝わりやすい主張を心がけましょう。
まとめ
過去や現在から未来の目標を考え、それに至るプロセスを考えるのがキャリアプランです。
今回紹介した過去の振り返り方から未来のビジョンのたて方に沿って、実際にご自身で作成してみてください。
作成するときは、3年毎にキャリアを作り上げていくと良いです。
面接官にとってどのように主張するとわかりやすいかを考えながら、作成していきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート