自己PRで継続力をアピールする時のポイントと例文を徹底解説!おすすめの言い換え表現も紹介

自己PRで継続力をアピールする時のポイントと例文を徹底解説!おすすめの言い換え表現も紹介
「この記事を読んでわかること」
  • 継続力を就活でアピールする方法
  • 継続力という言葉の定義
  • 継続力を言い換える方法
  • 自己PRの定番構成

コロナ禍で就活のスタイルが変わり、多くの就活生が新たな対応を求められているでしょう。そんな就活や転職活動で永遠の悩みといえるのが、「自己PR」です。

特に「継続力」「持続力」の高さは求めている企業が多いため、多くの人がアピールするキーワードのひとつです。しかし、「継続力を企業にどうアピールすればいいの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

この記事ではそんな「継続力」を自己PRで効果的に伝える方法を詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、継続力の高さをうまくアピールすることができ、「企業に入ってからも努力し続け、成長することで企業に貢献してくれる人になれる」という期待を抱かせることができるでしょう。

自己PRをつくることに悩んでいる方、「継続力を自分の強みにしたい!」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。

「この記事をおすすめしたい人」
  • 継続力に自信がある人
  • 自己PRに何を書けば良いかわからない人
  • 継続力をアピールする例文を読みたい人
  • 継続力をアピールする際の注意点を知りたい人

目次目次を全て表示する

【自己PR】就活でアピールできる「継続力」とは

就活においてあなたの継続力をアピールする前に、まずは継続力という言葉の定義についてしっかりと考えていく必要があります。

自分が最もアピールしたい能力であり、理解しておくべき言葉ならば、誰よりも詳しくなる必要があります。

どのような意味を持っているのか、あなたが考えているもの以外にもあるかもしれないので、詳しく掘り下げていきましょう。

就活でアピールできる「継続力」の定義

継続力とは長時間にわたって活動や努力を継続できる能力のことを指します。

体力的なスタミナだけでなく、精神的や耐久力なども含む、広い特性を表すのが継続力という言葉です。

継続力のある人はさまざまな問題やトラブルなどが発生したとしても、目標に向かって一つひとつ進み続けることができます。

目の前の障害や挫折に屈することなく、長期的な姿勢を保ちながら一貫して努力を重ねることによって目的を達成しようとします。

こうした要素を持ち合わせていることをアピールできれば、逆境を乗り越え、目標達成に向けて長期間にわたり精力的に取り組むことができる人材であると理解してもらえることでしょう。

【自己PR】企業が自己PRで見ているポイント

企業はなぜ自己PRを課して、そしてどのようなポイントを重視して見ているのでしょうか。

これを理解することで、自己PRにおいてどのような点を強調し、どのような書き方をすれば良いのかがわかることでしょう。

企業の採用担当者に良い印象を持ってもらい、あなたを採用してもらいたいと思ってもらうためにも、しっかりと自己PRで重視するべきポイントについて考えていきましょう。

企業が自己PRで見ているポイント
  • 自社に合う人材か
  • 活躍する人材か

自社に合う人材か

企業は自己PRを通して、あなたが自社に合う人材かどうかを非常に詳しく確認しています。

自己PRにおいては「この人と働きたい」と面接官に思われるような文章を作成することが重要です。

よって、企業の求める人材やOB・OG訪問から、どのような人がその会社に向いているのかを調べておくのも重要なポイントでしょう。

企業は規模こそ大きいものの、ミクロな視点で見れば、人間の集合体です。

なので、それぞれ考え方などにも異なるものはあるものの、一定の傾向があります。

よって、モチベーションの高さや目標などが企業の雰囲気と合っている人材を採用することを重視している場合が多いです。

考え方が近い人材を採用することで、既存のメンバーもストレスを感じずに新しい人材を迎え入れることができるでしょう。

活躍する人材か

就活において企業が重視する点は、人柄であったり、学歴であったりさまざまですが、最も重要なのは結局活躍ができるかということです。

極論、学歴の基準を設けている企業とであったとしても、即戦力として活躍してくれる人物ならば、基準に満たなくとも、採用する企業が増えています。

一方、あなたが東大や京大など素晴らしい大学を出ていたとしても、活躍するイメージが全くできないと想定されてしまえば、採用されない可能性もあります。

そこで、自己PRにおいて自分がどのように活躍できるのかを説明することが重要なのです。

これまで身につけたスキルを活用して、一日でも早く企業に貢献する所存であるということを積極的にアピールすることができれば良いでしょう。

【自己PR】継続力がある人に企業が求める力

継続力の伝え方に工夫が必要だということが分かったでしょうか。

では、企業が実際に求めている継続力とは、具体的にどういったものなのでしょうか。

ここからは、自己PRで活用できる継続力をいくつか紹介します。履歴書や論文、面接でも使えますので、自分がどんな自己アピールをしたいのか、イメージしながらみていきましょう。

最後までどんな仕事も投げ出さない力

ひとつめに紹介するのが、最後までどんな仕事も投げ出さない継続力です。「やり遂げられる力」と言い換えることもできます。

社会人になって企業で働き始めると、様々な仕事を与えられます。ときには仕事がつらく感じ、目の前の現実から逃げ出したいと思うこともあるでしょう。中には耐えきれずに離職してしまう人もいます。

しかし、企業にとってはどんな仕事も最後まで投げ出さずに頑張れる人こそ大切にしたい人材ですので、継続力を使ってアピールするとよいでしょう。

長く働くことができる力

試験を受けてせっかく入社しても、すぐに離職してしまうような人を企業は欲しがりません。なぜなら、採用試験には大きなエネルギーを使うため、入社した人には長く働いて企業に貢献してほしいと思うからです。

「粘り強さ」「継続性」「向上心」をアピールすることで、長く働ける継続力を企業側にアピールすることができます。

新入社員はみな何も分からないところから仕事を学びます。そのため、努力し続けないと仕事を覚えることはできません。

このように、努力し続けられる人は企業に貢献できるため、自己PRでも評価に繋がりやすいです。

壁にぶつかっても続けられる力

最後に紹介するのは、壁にぶつかっても続けられる継続力です。

企業に入社して仕事を始めると、仕事がなかなか覚えられない、営業をしても契約がとれないなど、様々な壁にぶつかります。

年齢を重ねると我慢強さも身についてきますが、若いうちは精神的に未熟なせいか、すぐに諦めたり、投げ出したりしがちです。

そんな壁にぶつかったときもへこたれずに続けられる継続力をアピールできれば、企業に評価してもらえるでしょう。

【自己PR】継続力を自己PRでアピールする際のポイント

アピールポイントとなる継続力について説明したところで、ここからは継続力を自己PRでアピールする方法について解説していきます。

どうすれば効果的に継続力をアピールできるのか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

最初に結論

自己PRでは、最初に結論を伝えましょう。

「私は最後まで物事をやり遂げることができる人間です」のように、自分の強みを冒頭にもってくることで、企業側の印象に残りやすくなります。

また、「どんな人か」を最初に伝えることで、次に続くエピソードの導入にもなりますし、企業側の興味を引くこともできます。

自分の強みをハッキリと分かってもらうため、結論を最初に伝えることが大切です。

具体的エピソードを盛り込む

冒頭で強みを伝えたら、今度はその強みを発揮したエピソードを盛り込みます。ここで大切なのは、可能な限り「具体的な物語」で伝えることです。

例えば持続したことが受験勉強だとしたら、「部活を引退してから勉強を頑張りました」と言うよりも、「8月から受験まで毎日2時間、苦手な分野を中心に勉強を続けました」とした方が分かりやすいです。

このように、どれぐらいの期間、どんな行動をしたか伝えることで、強みを発揮した過程が伝わり、強みの理由をより具体化することができます。

持続した結果得たことをアピールする

具体的なエピソードで強みをどう発揮したか説明したら、持続した結果何を得たかを伝えるようにしましょう。努力の結果まで伝えることで、あなたの強みがより企業側の印象に残るようになります。

先ほどの文を例に出すと、「勉強を頑張ったら大学に合格しました」と言うより、「苦手な分野を中心に勉強を続けた結果、本番でも迷いなく回答することができ、志望校に合格することができました」とした方が努力の成果が伝わります。

エピソードの具体化は自分だけの個性になりますので、どうすれば企業側に伝わりやすくなるかを考えて作成しましょう。

持続できた理由を説明する

強みを発揮した具体的なエピソードに、なぜ持続することができたかという理由まで説明できれば、より企業側に強みを印象づけることができます。

受験勉強を例に出すと、「大学に入りたかったから」と言うよりも、「志望校の文学部で日本文学を学びたかったから」と伝えた方が、「どうして持続することができたのか」が伝わり、企業側の印象に残るでしょう。

このように持続できた理由を説明することで、エピソードの信憑性が増します。

企業での再現性のある話を選ぶ

自分の強みを伝える場合は、企業での再現性のある話を選ぶと、企業側もよりあなたの強みをイメージしやすくなります。

例えば営業職を志望する場合には、「お客様と粘り強く交渉することで成果を上げることができます」と伝えると、「自分の強みを仕事でどう活かすかイメージができている」と感じられ、企業側へあなたの意欲を伝えることができます。

このように、自分の強みを伝える場合は、志望する企業と関連付けるようにしましょう。

具体的な数字を用いる

強みを発揮したエピソードを企業側により伝わりやすくするためには、具体的な数字を用いることが重要です。

特に持続性を強みにしているならば、「どういった努力を、どれぐらいの期間」持続することができたのか伝えることで、企業側に自分の能力を効果的にアピールすることができます。

例えば、「受験まで勉強を頑張った」と言うよりも、「受験までの1年間、勉強を続けた」と説明された方が、具体的な努力の様子が伝わります。

エピソードを伝わりやすくするために、具体的な数字を用いるようにしましょう。

企業が求めるものを伝えるように意識する

自己PRをつくる前に必要なのが、企業研究です。

どんなに魅力的な能力をもっている人でも、企業が求めている人物像と違えば評価されません。企業側は強みを知ったうえで、企業の求めているものと合致しているかをみているのです。

そのため、企業がどんな人材を求めているかについて、事前に調べておくとよいでしょう。自己分析とあわせて企業研究を行なうことで、より充実した自己PRにすることができます。

継続力の別の言い方を考える

継続力は日常でよく使われる言葉ですが、ただ「私は継続力があります」と言われてもあなたの強みは伝わりません。

そんなときは、継続力を別の言葉に言い換えてみましょう。

例えば、「絶対に諦めない」「最後までやり遂げられる」「コツコツと努力できる」「継続する力がある」と言い換えると、一言伝えるだけであなたの強みが発揮され、他の候補者から抜け出すことができます。このような類語や四字熟語、英語を使うのもよいでしょう。

自己PRに悩んでいる場合は、自分の特徴を短く言い表すユニークなフレーズを考えてみるとよいでしょう。

【自己PR】継続力をアピールするときの注意点

どのような能力をアピールするにあたっても、一部マイナスなイメージを与えてしまう可能性のあるアピールの方法は存在します。

そこで、継続力をアピールする際にマイナスな印象を与えないためにも、以下のポイントは覚えておくようにしましょう。

切り替えが遅いと思われないようにする

継続力のある人のマイナスポイントとして、切り替えが遅いということも挙げられます。

もし「自分の短所も併せてアピールしてください」と言われた時は「切り替えが遅い」とアピールしても良いでしょう。

ただし、これは「ただ切り替えが遅く、何もできない」という話ではありません。

「最後まで業務をやり遂げるという意思を持って取り組んでいるため、途中で計画が頓挫してしまった場合や諦めなければならない時に非常に悔しく感じる」という言い方をしましょう。

これにより、自分の短所について話す際も、なるべくマイナスイメージを与えずにアピールすることができるでしょう。

あきらめが悪いと思われないようにする

継続力は物事をやり抜ける力であり、非常に大切なものではあります。

しかし、もはやこれ以上続けても効率が悪い時まで無理に仕事を続けるのも良くありません。

例えば、「非常に遅い時間まで残業している」「体調が悪いのに、いつまでも会社にいる」などの非効率な取り組み方は悪い印象を与えてしまいます。

例えば、上司が「ここまでで区切りをつけよう」と指示をしているにもかかわらず、「まだやりたいから残ります」などと意固地になるのは、会社にとっても迷惑です。

したがって、やり遂げたい気持ちは時に弊害となるということを覚えておきましょう。

その上で、「場合に応じて、切り替えて他の業務に取り組める」または「一旦区切りをつけられる」などの能力を同時にアピールする必要があります。

【自己PR】継続力をアピールする例文

継続力を効果的にアピールする方法を学んできたところで、ここからは、継続力をアピールした例文をエピソードごとに紹介していきます。

例文はここまでのポイントをとり入れたものになっていますので、参考にしてみてください。

アルバイトのエピソードを書く例文

私は壁にぶつかっても、努力を継続することでそれを乗り越えられる人間です。それを発揮したのは、学生時代にしていた居酒屋のアルバイトでした。

大学1年生のときに未経験でアルバイトを始めた頃は、緊張で顔が引きつってお客様を不安にさせたり、注文間違いをしたりしてクレームが絶えませんでした。

このままでは終わりたくないと思い、先輩の姿をみて学び、どうすればお客様がもっと有意義な時間を過ごせるかを考えて実践しました。

その結果、大学4年生になる頃には新人の教育係を務めるまでになり、自分の経験を活かして指導にあたることができています。以前にクレームをされたお客様は、今では毎週通う常連さんとなってくれました。

私は4年間継続して努力した経験を活かして、御社に入社した後も粘り強く努力を続けて結果を出していきます。

サークルのエピソードを書く例文

私の座右の銘は「継続は力なり」です。私は大学時代、オーケストラサークルに所属していました。それまでは全く楽器に触ったことがなく、友人に誘われるかたちで始めました。

打楽器パートに入りましたが、練習も何からすればいいか分からず、先輩にひとつひとつ教えてもらうことで、少しずつ上達していきました。

しかし、オーケストラはそれぞれの楽器の音を合わせることが必要なため、自分が上達するだけではよい演奏はできません。私はそれがうまくできず、何度も挫けて辞めそうになりました。

そこで私は練習に加えて、他のパートともコミュニケーションを密にとることで、演奏のときにどんなことを考えているのかを吸収するようにしました。その結果、演奏で音を合わせられるようになり、大学4年生のときには首席奏者を務めるまでになりました。

私はこの努力し続ける能力を入社後も活かし、たとえ壁にぶつかっても努力を怠らないことで御社に貢献していきます。

部活のエピソードを書く例文

私は絶対に最後まで諦めない人間です。小学校から高校までバスケットボールをしており、高校では主力選手としてインターハイに2度出場しました。

高校3年生のインターハイの試合で前年の優勝校と対戦した際、前半で15点差をつけられ、メンバーが意気消沈していたのを覚えています。

しかし、私は今までここにくるまでどれだけ練習を重ねてきたかを伝え、「相手も同じ高校生なのだから絶対に勝てる」とメンバーを鼓舞しました。

熱量が上がったチームは後半から徐々に点差をつめていき、最後の1プレイで大逆転勝利をおさめました。この勝利で私は自分たちを信じて最後まで諦めないことを学びました。

社会人になってからもこの経験を活かし、諦めずに努力を続けることで御社に貢献します。

留学のエピソードを書く例文

私は自らの継続力で未来を切り開いていくことができます。私は高校時代からフランス語を専攻しており、大学に入ったらフランス留学したいと考えていました。

しかし、大学の授業で一緒になったフランス人留学生に話しかけてみたところ、ほとんど何を言っているのか分からず、実践的な会話が学べていなかったことに気づきました。

このままでは留学してもまともな会話すらできないと自覚した私は、毎朝6時から1時間のフランス語会話の学習を日課にし、大学でも留学生と積極的に会話するようにしました。

大学3年生になる頃には会話力が格段に上がり、夏休み期間に念願のフランス留学を実現しました。フランス語会話を実践してきたおかげで現地でも問題なくコミュニケーションをとることができ、2カ月と短い期間ではありますが、充実した留学生活となりました。

この経験を通じて学んだ継続力を活かし、たとえ壁にぶつかっても、諦めずに努力を続けていきます。

学業のエピソードを書く例文

私は目標を決めてコツコツと努力を続けることができます。この強みが発揮されたのは、高校時代の大学受験でした。

高校時代は部活に熱中していたため、引退後に本格的に受験勉強を始めました。軽い気持ちで受けた最初の模試では5教科で130点しかとれず、絶望したのを覚えています。

我に返った私は勉強方法を見直し、朝1時間と放課後2時間の勉強に毎日取り組みました。12月の模試では5教科で350点をとれるまでに改善し、さらに勉強を続けた結果、3月の受験では無事に志望校に合格することができました。

私はこの能力を入社後も活かし、どんな仕事でもコツコツと努力することで成果を出していきます。

【自己PR】継続力の言い換え表現と例文

継続力を自己PRする際には、言い換えてアピールすることも効果的です。

継続力のおすすめの言い換え表現
  • 「持続力」
  • 「最後までやり遂げる力」
  • 「やり抜く力」
  • 「コツコツ取り組む力」

ここでは、継続力を言い換えてアピールする際の、おすすめの言い換え表現と、それぞれの例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

「持続力」に言い換えた例文

私の強みは「持続力」です。大学在学中、私はプログラミングのスキルを身につけるために独学で学び続けました。最初は全くの初心者でしたが、毎日少しずつ学習を積み重ね、3年間で複数のプログラミング言語を習得することができました。苦手な分野も多々ありましたが、諦めずに学び続けた結果、自分で解決し、今では友人に教えることができるまでになりました。この「持続力」は、御社(貴社)のような、IT業界の営業職においても必ず活かせると考えています。私はこの「持続力」を活かし、御社の成長に貢献したいと考えています。

「最後までやり遂げる力」に言い換えた例文

私の強みは「最後までやり遂げる力」です。大学での卒業研究では、AIを用いたデータ分析に挑戦しました。途中で多くの困難に直面しましたが、諦めずに資料を調べ、教授や仲間に助けを求めながらも、問題を一つ一つ解決していきました。その結果、研究を成功させ、学会での発表も行うことができました。この「最後までやり遂げる力」は、御社(貴社)でも活かせると考えています。クライアントとのプロジェクトを完遂するために、困難に直面しても粘り強く対応し、信頼を築いていきたいと考えています。

「やり抜く力」に言い換えた例文

私の強みは「やり抜く力」です。大学時代に参加したボランティア活動では、地域の清掃活動を企画・実行しました。最初は参加者が少なく、思うように成果が出ませんでしたが、SNSでの呼びかけやポスター作成など、地道な努力を続けた結果、徐々に参加者が増え、最終的には地域全体が協力する大規模な活動に成長しました。この「やり抜く力」は、就職後も必ず活かせると考えています。目標を設定し、それを達成するために粘り強く取り組む姿勢を持ち続け、結果を出していきたいと思います。

「コツコツ取り組む力」に言い換えた例文

私の強みは「コツコツ取り組む力」です。大学時代に英語力を向上させるため、毎日30分間の英語学習を続けました。最初は簡単な単語やフレーズから始めましたが、徐々にレベルを上げ、最終的にはTOEICで高得点を取得することができました。この「コツコツ取り組む力」を活かして、日々の営業活動においても、一つ一つのタスクを確実にこなし、クライアントとの信頼関係を築き上げていくことで、御社の発展に貢献したいと考えています。

【自己PR】継続力をアピールするときのNG例文

継続力を伝える際は注意して自己PRをつくらないと、自分の強みが企業側に全くアピールできず、逆に短所や弱みとしてみられてしまうことがあります。

ここからは、そんなNG例文を紹介していきます。

自分の自己PRと見合わせて、悪い文になってないか確認してみてください。

当たり前のことをアピールしているNG例文

私は努力し続ける能力の高い人間です。

高校時代、サッカー部に初心者で入部しましたが、先輩や同級生の支えもあり、卒業するまで3年間部活動を続けることができました。

私は部活動で培った継続力を活かし、御社に入社してからも仕事に継続して取り組んでいきます。

複数の題材が取り上げられているNG例文

私は継続力が高いため、様々なことを継続することができます。

大学から初めた筋トレは2年間続いていますし、スポーツが好きでサッカーサークルには1年生から4年間所属しています。また最近ではトレーニングに興味をもち、現在まで6カ月続いています。

私はこれらで培った継続力を活かし、御社に入社しても継続して物事に取り組んでいきます。

どんな継続力なのか分からないNG例文

私は継続力に自信をもっています。

大学時代はテニスサークルに所属しており、明るい同級生に恵まれたこともあって4年間楽しく続けることができました。

また、大学3年生のときには部長を務め、サークル活動が円滑に行えるよう、様々なアイデアを発案しました。

私はサークル活動で経験した継続力を活かし、御社に入社した後も仕事に邁進していきます。

【自己PR】経験を掘り下げて継続力をアピールする自己PRを書こう

ここまで継続力を自己PRで効果的に伝える方法について解説してきました。いかがだったでしょうか。

自己PRには効果的に伝えるポイントがあります。闇雲にアピールするのではなく、効果的に自分の強みを伝えるためにはどうすればいいかを常に考えましょう。

特に継続力は多くの就活生が自己PRに取り入れるキーワードです。

自己分析で自分の強みを知り、企業分析でその強みをどう活かしていくかを考えることができれば、あなたの魅力を余すことなく自己PRに取り入れることができるでしょう。

就活市場ではほかにも、自己PRに関する様々な情報を発信していますので、ぜひ併せてご覧ください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます