【例文アリ】エントリーシートにおける得意科目の答え方!科目選びからポイントまで

【例文アリ】エントリーシートにおける得意科目の答え方!科目選びからポイントまで

履歴書やエントリーシートの項目欄に記載されていることも多い得意科目。 得意な分野のことを書けばいいのかなど何を書けばよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

実は、採用する側は、志望者の得意科目が何なのかということよりも、その科目のどのようなところが得意なのか、どのようなところに興味を持っているのかといったところから、志望者がどのような人物なのかを知りたいのです。

このことを踏まえて、履歴書やエントリーシートの得意科目の書き方について考えて、最後には得意な科目別の例文を紹介していきます。

上手な答え方の例もじっくり見て、完璧なエントリーシートを作成していきましょう!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること  
  • 得意教科を聞かれる理由
  • 得意教科を書く際のポイント
  • 理系・文系別の得意教科を書く際のポイント
  • 得意教科が思いつかない場合の対処法
この記事がおすすめな人
  • 得意教科の書き方がわからない人
  • 得意教科の書き方に不安がある人
  • 例文を参考に得意教科を書きたい人
  • 得意教科が思いつかない人

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【履歴書の書き方:得意科目】企業が得意科目を聞く理由

「はじめに」でも軽く触れましたが、企業はどうして学生に対して得意科目を聞くのでしょうか?

得意科目を聞いても仕事に活かせるかはその人次第ですし、一見意味がないもののように感じて手を抜いている学生もいるかもしれません。

ここでは、企業が学生に対して得意科目を聞く理由について詳しく解説していきます。

企業が得意科目を聞く理由について以下3つについてご紹介をします。

・学生の人柄を知るため

・入社後のイメージをするため

・面接などの場で緊張をほぐすため

順番に解説をしていきます。

学生の人柄を知るため

第一に、企業が志望している学生の人柄を知るために聞いているという側面があります。

例えば、国語が好きだという二人の学生がいたとしても、一人は「古文や漢字の成り立ちについて関心を持っている」と話し、もう一人は「現代文を読んで筆者の伝えたいことを推察するのが楽しい」と答えるなど、得意科目を好きな理由やその科目の勉強方法などは人によって様々です。

そうした学生の個性的な部分を把握して、企業は社風にマッチする学生かどうかを判断したいと考えているのです。

入社後のイメージをするため

学生は誰もが面接時には「頑張ります!」といいます。

その一方で、入社してからは面接で話していた内容とは違う行動をとったりするものです。

そうしたミスマッチをなくすためにも、学生が勉学に対してどのように取り組んでいたのかを知ることで入社後のイメージをして、一緒に働けるかどうかを判断したいと考えているのです。

面接などの場で緊張をほぐすため

学生が面接で緊張しているのは企業もわかっています。

そうした状況では学生の本質を見抜くことは難しくなります。

緊張をほぐすためにも学生の得意科目について質問をして掘り下げていくことで、学生が話しやすい雰囲気を作ろうとする企業も存在します。

そうした場合にはどのように勉強したのかというようなことよりも、どういったところが好きなのか、どうして好きになったのか、どうして得意だと思うのかというような質問が多くなります。

コラム:ESの内容は面接で使われる?

面接では、エントリーシートに記載された情報や内容について詳しく質問されることがあります。

使い方は様々ですが、面接官は、エントリーシートの内容に基づいて具体的な話を深掘りしたり、応募者の適性や志向を確認したりします。

また、エントリーシートの内容を面接で同じように話すことは、一般的には問題はありません。

しかし、いくつか注意すべきポイントがありますので、合わせてこちらの記事も読んでみてください。

【履歴書の書き方:得意科目】得意科目の正しい書き方

履歴書で得意教科を書く場合は、基本的にはあなたの好きな教科や得意な教科をそのまま書くと良いでしょう。

ただし、「なぜその教科が好きなのか」「なぜ興味を持ったのか」という理由を述べる必要があります。

先ほど述べた通り、企業はこの質問からあなたの人柄や、入社後にどう活躍してくれるのかというイメージをしたいと考えているからです。

質問の意図を押さえ、相手が求めている情報をしっかりと伝えることが正しい書き方のポイントとなります。

教科名でなくてもOK

大学で学んだことを書く場合、国語や数学など、わかりやすい教科名がつくことは珍しいでしょう。

そのため、教科名で表せない時にはどう書けばいいのか悩む人も多いでしょう。

実は教科名は国語や数学のように、簡潔な呼び名で示す必要はありません

プログラミングやフィールドワーク、人類学、地域学のように、勉強方法や学問名で答えて問題ありません。

好成績を残せていなくてもOK

周りと比べて成績が低かったけど得意教科として言ってもいいのかな?と悩む人もいるでしょう。

得意教科はあくまであなたのことを聞いているので、周りと比べる必要はありません

あなたが得意または好きだった教科をそのまま伝えましょう。

【履歴書の書き方:得意科目】履歴書に得意科目の書くときの5つのポイント

次に、履歴書やエントリーシートの得意科目欄に書く際のポイントを5つご紹介します。

実際の仕事につながる題材にする

企業が得意科目を聞くのは別にあなたの得意科目が知りたいわけではなく、あなたがどんな人で、入社後どのように頑張ってくれるかを知るためであります。そのため、得意科目でアピールする際は、あなたの得意なことがどのように仕事にも活かせるのかをアピールしなくてはいけません。

そのため、「数字が好きだったので、勉強して数学が得意でした」などではなく、「脈略のない数字の羅列から規則性などを発見することが好きだったので勉強をしたため、数学が得意になりました。」などしっかりと仕事につなげられるようなアピールをする必要があります。

得意になったきっかけを書く

ただ「得意です」と伝えるよりも、「あなたがその科目を得意になったきっかけ」や「なぜその科目が得意と言えるのか」などを一緒に伝えるとより説得力のあるアピールが可能となります。

「得意です」と伝えただけだと、企業からは「本当に得意なのか?」という疑問を持たれてしまいます。そのため、根拠や得意になった背景を盛り込むことにより、あなたが本当にその科目が得意だということをしっかりと伝えることができます。

さらに、企業はあなたの内面的な部分も知りたいと考えております。企業があなたのエピソードから人間性を知り、採用したいかを判断してもらえるようにするためにも必ず根拠や背景を盛り込むようにしましょう。

相手が理解できるように説明する

得意科目をアピールする際に注意するポイントとして、「理解しにくい内容を書かないこと」があります。専門用語の多いアピールや得意科目の概要だけを伝えるアピールなどは、何をアピールしたいのかわからなくなってしまうため避けるようにしましょう。

極力、専門用語は使わない、概要は簡単にしさきほども説明した「あなたがなぜその科目が得意になったのか」「得意と言える根拠」を重点的に伝えるようにしましょう。

結論から書く

履歴書やESなどの書類は、特に読み手である企業が理解しやすいよう、書き方を工夫する必要があります。

読み手が理解しやすいよう、結論から書き始めることをおすすめします。

結論から書き始めることで、読み手に何について話すのかが伝わり、格段に理解しやすくなります。

この質問への答えを書く場合は、「私の得意科目は○○です」と書き始めましょう

そして、その教科が好きな理由や興味を持った理由を続けると、説得力のある回答に仕上げることができます。

以下では、おすすめの構成について詳しく解説していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

PREP法がおすすめ

どれだけエピソードが良くても、話の流れが悪いとあなたのせっかくのアピールが理解してもらえなくなります。そのため、エピソードが決まったら話の流れを考えるようにしましょう。

よく就活で使われる文章構成としてPREP法というものがあります。

PREP法の流れ
  1. 結論
  2. 理由
  3. 結論

PREP法とは、結論→根拠→エピソード→結論という流れで伝える話法になります。この伝え方をすることにより、文章が端的でわかりやすくなるため、企業からはこの話法は好まれております。

エントリーシートの得意科目をアピールする以外にも使えますので、ぜひPREP法を覚えておいてください。

【履歴書の書き方:得意科目】文系・理系別の書き方のポイント

画像:エントリーシートの得意科目を書く際の注意点

それでは、実際に得意科目をエントリーシートに書く際の注意点について確認していきましょう。

理系の学生向けポイント

機械系情報系などの理系は、基本的には自分が研究室で行っている研究について書くとよいでしょう。研究室が決まっていない場合は、どのような研究室でどんな研究をしたいかを書いてもよいですね。別に研究内容を書くスペースがあるのであれば、研究に関連する科目について書くと、内容の重複を避けることができます。

文系の学生向けポイント

会社でどのような活躍が期待できるのかを、採用担当者がイメージしやすいものを書くとよいでしょう。

例えば、英語であれば外国との関わりが多い部署での活躍が想像できますし、経済学が好きなのであればマーケティング関連の仕事を任せることができるのではというイメージがわくでしょう。

会社で働く様子を、いかにイメージさせるかが重要というわけですね。

その他の学生向けポイント

文系、理系以外にも、美術や看護などを学んでいる学生もいらっしゃいます。

その場合も同様に自分が志望している企業が求めているもので得意な科目がないのかを考える必要があります。

また、仕事につながる科目というよりも、その仕事の適性などを踏まえて考えるほうがより面接官に良い印象を与えることができます。

【履歴書の書き方:得意科目】履歴書の得意科目の例文9選

画像:エントリーシートに書く得意科目例文

次に得意科目の例文科目ごとに確認していきましょう。こちらは得意科目の書き方の例のため、そのままパクるのではなく、ここの例文を参考にしてあなたの文章を作成するようにしましょう。

例文:国語

私の得意科目は国語です。

特に、筆者の考えをはっきりと知ることができ、さまざまな知識を得られる評論文が好きで、大学に入学しても年に100冊は評論を読むようにしています。

評論文を読むことを通して、語彙力も知識も深めることができ、さらには物事を多角的に考えることも学びました。

例文:数学

私の得意科目は数学です。

数学の魅力は、論理的に考えて1つの答えを導き出せるという点にあると思っています。

社会では答えは1つとは限りません。

しかし、論理的に考えるという数学的な思考は、すべての仕事に役立つと考えています。

感情的に考えず、論理的な思考をもって仕事に打ち込みたいと思います。

例文:英語

私の得意科目は英語です。

さまざまな国の人とコミュニケーションをとることができるという点に魅力を感じ、生きた英語を学ぶために1年間アメリカへ留学したり、英文学を学べるゼミを選択したりと、自分の英語力を鍛えてきました。

この英語力を仕事に活かし、言葉の壁を感じさせない仕事をしたいと思います。

例文:体育

私の得意科目は体育です。

特に、バスケットボールやバレーボールといったチームプレーが好きで、チームにいるそれぞれの人の得手不得手を把握し、その人に合ったポジションを考えたり戦略を立てたりするのが得意です。

社会でもチーム全体の仕事を考えて動ける人物として貢献したいと思っています。

例文:生物

私の得意科目は生物です。

暗記科目といわれがちな生物ですが、生体内での反応は試験管内での反応よりも複雑で、高い思考力が問われる科目であると私は考えています。

生物の科目を通して、実際の出来事から仮説を立て、実際に試してみて結論を得ることの重要性を感じることができました。

この経験は、社会でも必ず役立つものだと思っています。

例文:歴史

私の得意科目は歴史です。

特に日本史が好きで、それぞれの人物について深く調べ、その人物の生き方や考え方といった生涯を調べるのが好きでした。

物事を表面的にだけ見るのではなく、深く掘り下げて考えることができるという点は、私の長所でもあります。

社会に出ても、いろいろな仕事について表面だけでなく、深く広く知識を得られるように行動したいと思っています。

例文:心理学

私の得意科目は心理学です。

大学に入学してはじめて学習したのですが、人の行動などは理論的に説明ができるということを知ったのがきっかけで興味を持ち本格的に学ぶようになりました。

人の行動はパターン化されており、あまり大きな声では言えないのですが、心理学で学んだことを友達や家族などに試しても見たところ学んだ通りの行動を取ったこともあり、この心理学を仕事にも活かしていきたいと考えました。

そのため、現在は営業職を志望しており、学んだ心理学をもとに、より多くのお客様が幸せになるような営業マンとしてこの学んだ心理学を活用していきたいと考えております。

例文:簿記・会計

私の得意科目は簿記や会計です。

もともと、算数や数学などが好きで勉強していたのですが、物理で挫折をしてしまい、文系で数学を活かせる学科である経済学科に進学をしました。

その際に出会ったのが簿記であり、よりビジネスに近い数学ということで資格の勉強もはじめました。

ただ、今まで勉強してきた数学とは違うジャンルだったため、はじめは思ったように勉強が進まず何度も挫折しそうになりましたが、問題を解けたときの喜びを思い出しながら勉強し続けました。

その結果、簿記1級を大学3年生の段階で取得することができました。

この経験で、私は諦めずに継続して努力し続けることの重要性を学び、それを社会に出てからも活かしていきたいと考えております。

例文:プログラミング

私の得意科目はプログラミングです。

私は、中学生の頃からプログラミングで遊んでおり、高校のときにはホームページも作成していました。

大学に入ったらもっとプログラミングを勉強したいと情報処理学科に進学し、アプリの開発なども行っていました。

時間も忘れて毎日毎日プログラミングを学び続けた結果、私が開発したアプリが学校で表彰される事がありました。

趣味として行っていたことが周りから評価され、とても嬉しい気持ちになりました。

この経験から、私はエンジニアとして就職することを決め、現在もプログラミングは毎日継続して勉強しております。

社会に出てからもこの学ぶ姿勢を継続し続けていきたいと考えております。

【履歴書の書き方:得意科目】履歴書に得意科目を書く際のNG回答例

履歴書やエントリーシートに得意科目を書く回答例を見て、なんとなく書き方がわかったところで、書いてみようと取り掛かる方も多いかと思います。

その前にNG回答例もチェックし、こういう書き方や示し方はやらないほうがよいという注意点も知っておきましょう。

NG例文①:具体的に仕事に活かせるかが不明な例

NG例文①

私の得意科目は英語です。

中学1年のときには英検2級に合格するなど、中学入学した時点で高校レベルの英語力がありました。

これは小学生の頃から英語教室で学んできたからです。

TOEICの最新スコアも800点と、語学力に長けています。

この文は、確かに英語が得意らしいとは伝わりますが、これではペーパーテストの点数がよいことしかわかりません。

翻訳の仕事など読み書きのスキルが求められる職種ならともかく、英語を使ったコミュニケーション力が求められる分野では弱いです。

英語力をアピールしたいなら、アルバイトで英語で接客をしているとか、留学経験があるなど、実際に使いこなせている点をアピールするのがベターです。

NG例文②:何ができるのかが伝わりにくい例

NG例文②

私の得意科目は体育です。

子供の頃から体を動かすことが好きで、球技や陸上、体操競技に至るまで、何でもオールマイティにこなせるのが自慢です。

この文は体を動かすのが好きで、運動神経がよいことは伝わりますが、どう仕事に活かせるかが伝わりません。

また、オールマイティな能力があっても、何か特に秀でたスキルがあるとか、一つの競技や部活動に取り組み、努力を重ねてきたといったわけでもないので、中途半端なアピールになってしまっています。

運動が得意でフットワークが軽いとか、体力や持久力が高く、営業の仕事に活かせるなど、体育が得意なことを通じて得られた能力を活かせることをアピールしたいところです。

NG例文③:業種や職種と結び付かない例

NG例文③

私の得意科目は音楽です。 3歳の頃からピアノを習いはじめ、中高ではクラスの合唱の伴奏をずっと務めるとともに、高校時代には県のコンテストで3位入賞を果たしました。

この文ではピアノが得意なのはわかりますが、これだけでは、志望している業種や職種でどう活かせるかが見えてきません。

たとえば、幼稚園や保育園での指導や老人ホームなどでのリクリエーションに役立てたいという繋がりはあったとしても、ピアノの高い技術は直結しません。

ピアノの演奏を通じて、どのように人に伝えるのか、業務に活かしていけるのかをわかりやすくアピールしましょう。

【履歴書の書き方:得意科目】履歴書に書く得意科目がない場合の対処法

どんなに考えても得意な科目が見つからないというあなたに就活市場が探し方をお教えします。

履歴書に得意科目を書くことができない場合の対処方法を以下7つご紹介をします。

得意科目が浮かばない場合は、是非参考にしてみてください。

  • 特に好成績を残した教科を選ぶ
  • 好きなことと結び付けて考えてみる
  • 企業が求める人物像から逆算して考える
  • 自分がアピールしたい強みから逆算して考える
  • 面接などで会話のきっかけになるようなものを逆算して考える
  • 家族や友人に相談する
  • シラバスで今まで受講した授業を思い出す

それでは順番に説明をしていきます。

特に好成績を残した教科を選ぶ

様々な学問に興味があり、1つの教科に絞るのが難しいという人もいるでしょう。

しかし、ここで複数の教科を挙げてしまうのはおすすめできません

履歴書やESなどに書く場合は、文字数が限られているために十分に説明できず、完成度の低い文章となってしまう恐れがあります。

得意教科が複数ある場合は、特に成績が良かった教科1つを選ぶと良いでしょう。

好きなことと結び付けて考えてみる

なかなか得意教科が思いつかないというひともいるでしょう。

その際は、あなたが好きなことから教科名を関連付けてみましょう

例えば、本を読むのが好きな場合は国語を選ぶなど、好きなことから考えてみることをおすすめします。

企業が求める人物像から逆算して考える

企業の多くは採用サイトで求める人物像を公開している場合が多いです。

他にも、企業の説明会に参加するとそこで求める人物像について説明されることもあります。

そうした情報をしっかりと調べて、企業が求めていそうな学生が話すエピソードを逆算して考えるというのも一つの手です。

もちろん嘘はよくないですが、逆算した結果自分にも当てはまる部分があればそれをアピールしていくというのもおすすめです。

このやり方で得意科目を考えることのメリットは、自分起点で考えても思いつかなかった得意科目が思いつくことや、自然と企業研究ができることにあります。

自分がアピールしたい強みから逆算して考える

自分の強みがどこにあるのか把握して、それを効果的にアピールするために得意科目の欄を利用するというのも一つの手です。

履歴書を通して何度も同じアピールをするとしつこいと思われてしまう可能性もありますが、自分の強みを補完するようなエピソードをうまくアピールすることができれば企業側もプラスに捉えることでしょう。

例えば、自分の強みを「課題発見力」としているのであれば、「英語の成績が伸びなかった時に、単語力ばかりを鍛えていたが、一度冷静に分析することで自分の問題点は文法力だと気づき、そこから文法を重点的に勉強することで成績を伸ばして得意科目にすることができた」というアピールができます。

面接などで会話のきっかけになるようなものを逆算して考える

面接などの場で会話が盛り上がるような変わったエピソードを持っているかたは、そのエピソードにつながるようなことを得意科目にかくといいでしょう。

心理学や哲学など、多くの人が勉強していないような科目を得意科目とすることでも企業に対して他の学生と差別化を図ることもできて、企業側の印象にも残りやすいです。

この方法で考えると、自分の好きなことで考えるためスラスラと得意科目を書くことができるというメリットがあります。

家族や友人に相談する

あなた1人で考えていても得意科目が思いつかない場合は、家族友人相談してみるのも1つの手であります。

友人であれば「あなたに教えてもらったから単位が取れた」や「授業でアドバイスをしてもらった」などのエピソードが出てくると思います。

また、家族はあなたのことを生まれてからずっと見てきたため、あなたが気づいていない部分把握している可能性はあります。

そのため、まずは遠慮せずに「私の得意科目ってなんだと思う?」と質問してみましょう。

シラバスで今まで受講した授業を思い出す

得意科目を探すのにシラバスを使ってみるのもありです。シラバスは、大学の授業が掲載されているので、思い出すことができなかった授業を思い出すきっかけになります。

「この授業は面白かった」や「興味があって毎週出席してノートも欠かさずに書いていた」など些細なことでも得意科目にあてはまる可能性もあるため、一度ほこりのかぶったシラバスを押し入れから出してみましょう。

さらに、シラバスは得意科目を探すだけでなく得意科目の概要を考えるのにも役立ちます。大学生が読んだイメージできるような概要がシラバスには書かれてますので、その概要を参考にあなたも得意科目を説明してみましょう。ただし、丸写しはバレた際にかなり印象が悪くなるため、絶対に丸写しはしないようにしましょう。

【履歴書の書き方:得意科目】対策のしかた

履歴書に得意分野を書く際には、具体的なスキルや能力を列挙することから始めましょう。 これは、具体的で客観的な情報を面接で伝えることが重要だからです。 ただ、履歴書の得意科目欄を書くのが苦手という方も多いと思いますので、ここからは対策や練習のしかたについて解説をしていきます。 少しでも自身のスキルや専門性を効果的にアピールできるようになりましょう。

一度書いて添削してもらう

履歴書を書いた後、第三者に添削してもらうことは非常に有益です。

第三者の視点からのフィードバックを受けることで、表現の改善や誤りの修正、さらなるアピールの強化が可能となります。

また、添削をしてもらう時は自身の履歴書の目的や重点項目を説明しましょう。

どの部分に特に注意を払ってほしいか、強調したいポイントなどを伝えることで、添削者が的確なアドバイスを提供しやすくなります。

なかなか、添削をしてくれそうな方が見つからなければエントリーシートを無料で添削をしてくれるサービスもあります。

以下の記事で、おすすめの添削サービスをご紹介しているので、是非、参考にしてみてください。

https://shukatsu-

就活エージェントに相談する

最後は、ESだけでなく、面接や全てのことに共通するものですが、自分一人ではなかなか思いつかない就活に関する事柄は就活のプロであるエージェントに相談することで解決できることがあります。

複数回の面談LINEでのやりとりで気軽になんでも相談できるため、一緒にESを考えてもらうなどの活用方法があります。

エントリーシートの得意科目を魅力的に表現しよう!

いかがでしたか?得意な科目とは、自分の好きな科目・興味のある科目でOKです。なぜ好きなのか、その科目を通して自分はどのように成長したか、その科目から得られた知識や能力を社会にどのように活かしたいのかをまとめると、自分のアピールにつながります。

内定者たちは、エントリーシートにおける自己PRを完璧にした上で選考に臨みます。

せっかくのスペースですので、できるだけ自分の人物像をイメージできるような文章を書いてみてくださいね。

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