志望動機を添削してもらう3つのメリットとは?自分でする場合のコツなど紹介

志望動機を添削してもらう3つのメリットとは?自分でする場合のコツなど紹介
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

はじめに

「自分で志望動機を添削する方法がわからない」 「書類選考で落ちることが多く、面接に進めず困っている」 「誰にどうやって志望動機を添削してもらえばいいの?」 このように、志望動機の添削で困っている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、自分で志望動機を添削する時のコツについて解説するとともに、他者に志望動機を添削してもらうメリットや方法についても解説しています。

この記事を読むことで、志望動機の添削について具体的に何をすれば良いのかが把握できるため、自分で志望動機を添削する際にも迷わなくなるでしょう。また、添削サービスを利用することで、より洗練された志望動機を作成することもできます。

現在就活中で、志望動機の添削について詳しく知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

【志望動機の添削】志望動機を添削する方法

志望動機の添削には、大きく分けて2つの方法があります。自分で添削する方法と添削サービスを利用する方法です。

ここでは、それぞれの添削方法について概要を紹介するため、ぜひ参考にしてください。

自分で添削をする

まずは、自分で書いた志望動機を自分で添削する方法です。手軽に見えますが、自分で添削を行うためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。以降の見出しで紹介しているため、参考にしてください。

紹介している内容を参考に自分で添削する方法が把握できれば、速く正確に添削できるようになるでしょう。

添削サービスを利用する

添削サービスを利用することで、志望動機について客観的なフィードバックを受けられます。具体的には、自分では気づかないような細かな見落としを発見できたり、採用担当者の視点からアドバイスをもらえたりします。

また、添削サービスを上手く活用すれば、クオリティの高い志望動機を作成することも可能になるでしょう。

就活市場でもLINEで無料の志望動機添削サービスを行っているので、興味ある方は以下のボタンからLINEを登録してサービスを利用してみてください。

【志望動機の添削】自分で添削する時の5つのコツ

ただ闇雲に自分が書いた文章を見返しても、上手く添削はできません。自分で添削を行う場合は、気を付ける点がいくつかあります。

ここでは、自分で志望動機を添削する時の5つのコツについて紹介します。

  • 就職後のキャリアプランについて書いているか確認する
  • 最初に結論を書いているかどうか確認する
  • 文章がわかりやすいかどうか確認する
  • 結論に説得力があるかどうか確認する
  • 全体の文字数を確認する

就職後のキャリアプランについて書いているか確認する

「キャリアプラン」とは、仕事で達成したい目標を具体的な計画に落とし込んだものです。

企業では、採用した人が自社で長く活躍することを望んでいるため、求職者のキャリアプランと、企業内で獲得できるスキルや経験が合致していることが理想と言えるでしょう。

就職後のキャリアプランが記載されていないと、求職者が企業に求めていることが把握できず、結果として早期離職に繋がってしまう恐れがあります。

求職者側と企業側のミスマッチを避けるためにも、就職後のキャリアプランはしっかりと記載しましょう。

最初に結論を書いているかどうか確認する

志望動機の書き出しは、結論から端的に記載することを心がけましょう。

結論が結末に記載されている文章は、最後まで読まないと伝えたいことがわからないため、読み手にストレスを与えてしまう可能性があります。

また、採用担当者は膨大な数の志望動機を確認することも多く、結論から記載されていない志望動機は、読み飛ばされてしまう可能性も高くなります。

採用担当者にしっかりと目を通してもらうためにも、結論は最初に記載しましょう。

文章がわかりやすいかどうか確認する

文章がわかりやすいかを確認するために、主語と述語の関係や修飾語と被修飾語の関係を見直しましょう。

主語と述語のねじれに気を付けたり、修飾語と被修飾語はなるべく近づけて意味の取り違えのない構成にしましょう。

その他にも、主語がなかったり、主語と述語が離れていたり、修飾語が長過ぎたりすると文章がわかりづらくなります。主語と述語の関係を明確にし、修飾関係を整えることを意識した、わかりやすい文章を書くように心がけましょう。

結論に説得力があるかどうか確認する

結論に説得力を持たせるためには、文章が論理的に記載されていることが重要です。

例えば、「チームワークを重視した企業に就職したい」という志望理由に対して、「陸上を頑張った」などと個人競技をアピールするのは適切ではありません。この場合は、団体競技やチームで頑張ったことを記載するのが適切です。

結論を導く理由に妥当性があるか、また、論理的な文章であるかも確認しましょう。

全体の文字数を確認する

わかりやすい文章を書くためには、全体の文字数が重要です。志望動機であれば、60字から100字を目安に作成しましょう。100文字を超えると冗長な印象を与えるため、文章を理解するのに時間がかかります。

また、1文が長くなることも、相手に伝わりづらい文章になってしまいます。文章を長々と繋げて書くことは避け、句点を使ってこまめに区切るように心がけしましょう。

【志望動機の添削】志望動機を添削してもらう3つのメリットとは?

ここまで、自分で志望動機を添削するコツについて紹介しました。

しかし、自分で添削することに、難しさや煩わしさを感じる方もいるでしょう。また、自分で添削をしても、企業に提出できる完成度なのか、自信を持てない場合もあるでしょう。

ここでは、志望動機を添削してもらう3つのメリットについて紹介します。

自分では気づかなかったミスを見つけられる

誤字脱字や重複した表現、「ら抜き言葉」などのミスは、自分でチェックしても気づかない場合が多々あります。

ミスに気づかず、志望動機をそのまま提出してしまうと、採用担当者に「いい加減な人」「不注意な人」という印象を与えかねません。

そのため、他者の目線から志望動機を読んでもらうことで、誤字脱字のような基本的なミスは防げるでしょう。

完成度が高い志望動機を提出できる

完成度の高い志望動機とは、構成がわかりやすく、論理的で説得力のある内容が記載されている文章を指します。志望動機を添削してもらうことで、自分では思いつかなかった観点からフィードバックを受けることが可能です。

また、自分ではわかりやすい文章だと思っていても、第三者目線で読むとわかりにくい文章だということもあります。志望動機の完成度を高めるためには、客観的な評価を受けることが有効です。

アドバイスを受けられる

1人で悩んでいても、考えがまとまらず全く進まない場合もあるでしょう。そんな時にアドバイスを受けることで、今後の指針を決定し方向性を定めることができます。

就職活動や転職活動では、企業分析や面接対策も必要になるため、志望動機の添削にかけられる時間には限りがあります。

積極的にアドバイスを受けるようにして、他の作業に時間を費やせるようにしましょう。

【志望動機の添削】志望動機の添削をしてもらう方法

ここまで、志望動機を添削してもらうメリットについて記載しました。しかし、誰にどうやって添削してもらえば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、志望動機を添削してもらう方法について解説していきます。自分に合う方法を探すための、参考にしてください。

就活SWOTを利用する

就活SWOTは、就活の始め方や選考対策、企業の分析方法を無料で閲覧できる就活の総合情報サイトです。就活SWOTに登録すると、 自動添削機能を利用できます。

自動添削機能とは、フォームに入力した内容に「就活生がよくやってしまう間違い」があった場合などに、その間違いに対するアドバイスを自動的に表示する機能です。

まずは、就活SWOTの自動添削機能を利用した上で、他の添削サービスを使うことをおすすめします。

卒業生にお願いする

実際に就職活動を経験した卒業生に、添削をお願いするのも1つの方法です。まずは、ゼミやサークルなどで面識のある先輩に、添削をお願いできそうか検討してみましょう。

相談できる先輩がいない場合は、OB・OGの訪問サイトを活用する方法があります。サービスに登録し、在籍している大学名や志望業界などを入力すると、同じ大学のOBOGや志望業界で就業している先輩とマッチングし、話を聞くことができます。自分で先輩を探すことも可能です。

大学のキャリアセンターを利用する

キャリアセンターとは、大学でキャリア支援や就職支援を行う専門部署のことです。キャリアセンターでも、志望動機の添削をしてもらえます。キャリアセンターは、学費を払っている学生に対して大学が提供しているサービスのため、遠慮なく利用しましょう。

ただし、就職活動が本格化する時期には、キャリアセンターが非常に混み合うケースもあるため、注意が必要です。大学によっては事前予約が可能なところもあるので、計画的に利用することをおすすめします。

通信教育を利用する

通信教育でも、志望動機の添削を行ってもらえます。通信教育は、自分のペースでやりとりが可能なだけでなく、Webで完結できるサービスのため移動の必要もありません。

ただし、通信教育を利用する場合は有料になります。移動時間の削減や手軽さなどのメリットと、費用がかかるというデメリットを考慮した上で、サービスを使うか検討しましょう。

ハローワークを利用する

各自治体のハローワークの職業相談窓口でも、志望動機を添削してもらうことができます。国が提供している公的サービスで無料のため、積極的に活用することをおすすめします。

なお、自治体によっては予約が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

キャリアコンサルタントを利用する

キャリアコンサルタントとは、国家資格を持つキャリアの専門家です。キャリアコンサルタントを名乗るためには、試験に合格しキャリアコンサルタント名簿へ登録する必要があります。

キャリアコンサルタントへの添削依頼は、基本的には有料です。しかし、添削に一定の質を求めるのであれば、キャリアコンサルタントに依頼するのもおすすめの方法です。

転職エージェントを利用する

転職エージェントでは会社の紹介だけでなく、志望動機の添削も行っています。

ただし、転職エージェントや担当者によって、添削の質が異なる場合があることには注意が必要です。

しっかりとした志望動機を書きたいという方は、複数のエージェントに登録して添削してもらうことをおすすめします。

【志望動機の添削】志望動機を添削してもらう時に気を付けること

ここまで、志望動機を添削してもらう方法について記載しました。ただし、志望動機を添削してもらう際には、いくつかの注意点があります。

ここでは、志望動機を添削してもらう時に気を付けることについて見ていきましょう。

サービスを受けるなら会員登録をする

個人情報を登録するのが嫌という方もいるでしょうが、添削サービスを受けるのであれば、会員登録は必須になることが多いです。

個人情報の取り扱いについて不安がある場合は、サービスの利用規約に個人情報の取り扱いについて記載があるか確認しておきましょう。

それでも心配な方は、直接電話で問い合わせるか、メールで連絡してみることをおすすめします。

添削者が信頼できる人かどうか確認する

転職エージェントやハローワーク等の無料サービスを受ける際は、どの程度のフィードバックが受けられるかを確認しましょう。コメントが一言や1行しかもらえないのであれば、添削を依頼する意味がありません。

また、個人のキャリアコンサルタントが行う有料サービスでは、担当者の添削実績や経歴を確認するようにしましょう。口コミがある場合は、内容にも目を通しておきます。

どちらの場合も、積極的に質問を行い、誠実に対応してもらえるかをチェックしましょう。担当者が志望動機をきちんと読んでくれているか、しっかりと見極めることが重要です。

添削サービスの質を比較してみる

これまで紹介した添削サービスを併用し、添削の質を比較しましょう。複数のフィードバックを受けることで、サービスや担当者の添削のレベルを把握できます。

誤字脱字のみの指摘しかないような添削もあれば、細かい言い回しにまで配慮した添削もあるでしょう。また、添削サービスを併用することで、担当者との相性が合わなかった場合でも、すぐに別の人に頼むことが可能になります。

【志望動機の添削】志望動機を書いたら添削してもらおう

本記事では、自分で添削するコツや添削サービスを利用する方法について紹介しました。志望動機を添削してもらうことで、よりわかりやすく伝わりやすい文章を作成できます。

納得のいく就職活動や転職活動を行うためにも、本記事で紹介した内容をぜひ実践してみてください。

また就活市場の無料の志望動機添削サービスを利用したい方は、こちらのボタンからLINEを追加してサービスをご利用ください。

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