【例文あり】ガクチカと自己PRがかぶるのはなし?ポイントと注意点を徹底解説!

【例文あり】ガクチカと自己PRがかぶるのはなし?ポイントと注意点を徹底解説!

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカ・自己PRとは?

ガクチカと自己PRが被ってしまうと悩んでいる人も多いかもしれませんが、まずはそもそもガクチカと自己PRの違いについて理解しておかなければなりません。

まれにあまり理解せずにそれぞれ作成してしまっている人も多いので、どのような点が異なるのか念頭に置いた上で作成していくようにしましょう。

ガクチカとは

まずはガクチカについて詳しく紹介していきます。

ガクチカとは学生時代に力を入れたことの略であり、就活用語です。

面接では「学生時代に最も力を入れたことは何ですか」という聞かれ方をすることが多いです。

ESなどにおいても課されることが多いので、しっかりと対策をしていくことが必要であると言えるでしょう。

部活動やサークル活動、アルバイト、ボランティア活動などについて書くことが多いですが、自分が学生時代に力を入れており、何かしら良い経験をすることができた、打ち込むことができたものならば、特に何について書かなければならないというわけではありません。

あなたが学生時代に何かに打ち込んでおり、それを通じて何かのスキルを身につけることができたと思っているならば、その話をすれば良いでしょう。

自己PRとは

一方で自己PRとはあなたの強みについて紹介するものであり、確かにエピソードについて説明する必要もありますが、どのような強みを持っているのかについて話すことが最も重要です。

よって、その強みを実際に発揮した話をする必要こそあるものの、最も重要なのはあなたが本当にその強みを持っており、就職してからも活かすことができるという説明をすることです。

企業から魅力的に映る、即戦力として活躍できるような能力について話していくことができると良いでしょう。

あなたがどのようなことを最も得意としており、それがなぜ企業において役に立つのかについて説明していくことができれば、企業の採用担当者に良い印象を与えていけるはずです。

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカと自己PRは被ってもいいの?

ガクチカと自己PRが被ってしまうという人も多いでしょう。

同じ題材について話すことでマイナスのイメージを与えてしまうのではないかと心配している人も多いはずです。

結論として、自己PRとガクチカの内容は被っても問題ありません。

むしろ一貫性のある自己PRをすることができる場合もあるので、無理に分ける必要はないでしょう。

アピールポイントを明確にする

ガクチカと自己PRを作成するにあたってアピールポイントを明確にするのは非常に重要なポイントです。

特にガクチカと自己PRの内容が被っている場合は、それぞれのアピールポイントを明確にすることで差別化することが非常に重要であると言えるでしょう。

例えば大学祭の実行委員を務めた経験がある人は、ガクチカについて話すならばリーダーリーダー経験を通してどのようなことを学ぶことができたのかについてわかりやすく説明できれば良いでしょう。

一方で、自己PRの部分では「自分はリーダーシップを持っている」ということを強く説明することが重要であると言えます。

内容を重複させない

いくら内容が題材が同じであるからと言って内容を重複させるのは避けた方が良いでしょう。

例えば先ほどと同じように大学祭の実行委員を務めたという話にをするならば学士課ではリーダーとしてどのようにチームをまとめて目標を達成したのかについてわかりやすく説明していく必要があります。

一方で自己PRにおいては、リーダーシップを発揮したことにおいてどのような成果を得られたのかについてわかりやすく説明していきましょう。

つまり、自己PRにおいては、結果を出張することが重要であるとされており、ガクチカにおいては、どのような能力を得ることができたのかどのような経験を積むことができたのかについて詳しく説明していくことが重要であるとされているのです。

【ガクチカと自己PRがかぶる】企業から評価されるためのポイント

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカと自己PRが被る場合

ガクチカと自己PRが被っている場合と被っていない場合には、それぞれ注意すべきポイントが異なります。

まずはガクチカと自己PRが被っている場合のポイントについて3つ紹介していくので、それぞれ一緒に確認していきましょう。

具体的なエピソード

ガクチカと自己PRが被っている場合は、具体的なエピソードを説明していく必要があります。

特に題材が同じ場合は、具体的にそれぞれを差別化したエピソードについて説明していかなければ、同じような内容になってしまい、強い印象を与えることができないでしょう。

せっかく企業がアピールするチャンスを2つも設けてくれているにも関わらず、それを無駄にするような就活生は魅力を伝えることもできませんし、モチベーションが低い、または「面倒くさいからガクチカと自己PRを同じ題材にしたのではないか?」と思われてしまう可能性も高いでしょう。

そこで、具体的で分かりやすく、企業の採用担当者に響くようなエピソードについて詳しく説明していく必要があるのです。

内容が矛盾していないかを確認する

先ほど「なるべくエピソードは具体的で、それぞれ分ける必要がある」とは話しましたが、それぞれの内容が矛盾してしまっていては本末転倒なので、しっかりと確認する必要があると言えるでしょう。

自己PRやガクチカを作成する際、文字数の制限や客観的に物事を伝えるために多少の嘘を盛り込むこともあるかもしれません。

それを片方で忘れており、内容が矛盾している場合、嘘をついていることがバレてしまい、大きくマイナスなイメージを与えてしまう可能性が非常に高いと言えます。

よって、それぞれを作成した後に内容を見比べてみて、内容が矛盾していないかしっかりと確認する必要があると言えるでしょう。

どのように貢献できるのかを伝える

ガクチカにおいても自己PRにおいても、企業にどのように貢献できるのかについてわかりやすく伝えることは非常に重要であると言えるでしょう。

それぞれアピールする能力などは異なるかもしれませんが、それぞれ最も重要なのは、あなたが就職してから活躍できるということを企業の採用担当者に理解してもらうことです。

どの企業も就職してから活躍してくれる人材を採用したいと考えていますし、どのように貢献できるのかについて話せるということは、企業研究を詳しく行っているということです。

企業研究をしっかり行っているということは、早期離職せず、長くモチベーション高く働いてくれる可能性が高い人材であると考えてもらえるので、積極的にどのように貢献できるのかについてわかりやすく説明していく必要があると言えるでしょう。

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカと自己PRが被らない場合

一方、ガクチカと自己PRの内容をそれぞれ分ける人も多いことでしょう。

ここからはガクチカと自己PRがかぶらない場合についてポイントを2つ紹介していきます。

テーマを分ける

ガクチカと自己PRがかぶらない場合はテーマを分けることが非常に重要なポイントです。

ガクチカでは学業をテーマにして、自己PRではアルバイトをテーマにするなど、それぞれ明確にテーマを分けることで、別の能力やエピソードについて説明することができ、あなたのことをより魅力的にアピールする機会を増やすことができるでしょう。

幅広い経験についてアピールすることができ、企業が求めている人物像により近い人物を目指した上で適切なエピソードを選択することができます。

2つのエピソードで企業の求めている人物像に近いことをアピールしてくるということは、企業研究をしっかり行っている、どうしてもその企業に入社したいという強い思いを持っている人材であるという印象を与えることもできます。

気持ちの強さを伝えるためにも、テーマを分けて、それぞれであなたの魅力が企業に合致していることを伝えられると良いでしょう。

異なる視点からアピールする

ガクチカと自己PRを分ける際、異なる視点からアピールするというのも非常に重要なポイントの一つであるといえるでしょう。

ガクチカではチームワーク、自己PRではリーダーシップなど、別の能力をアピールすることが重要なのです。

これにより、自分の多様性についてアピールすることができます。

また、このアピールする2つの能力がいずれも企業が求めている、特に公式サイトなどに記載している「求める人材」に当てはまる内容である場合、非常に良い印象を与えられるはずです。

それぞれ自己PRとガクチカの内容を分けてしっかりと作成した上で、さらに企業の求める人物像に当てはまっているということは、ものすごくモチベーションが高い人材であるとみなされる可能性があります。

よって、異なる視点から企業が求める人物像に当てはまっているということをアピールしていくことが重要であると言えるのです。

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカの注意点

続いてガクチカを作成する上での注意点についても詳しく紹介していきます。

就活においては、プラスのイメージを与えることも重要ですが、マイナスなイメージを与えないことも大切です。

なぜならば、就活は総合点で判断されるからです。

下記の3つを踏まえた上で、企業の採用担当者に良い印象を与えつつ、マイナスなイメージを与えないような文章を作成できるように心がけていきましょう。

嘘を書かない

ガクチカを作成する上で嘘を書かないのは非常に重要なポイントであると言えます。

確かに100%真実を書けとは言いませんし、文章をスムーズに成立させるためにほんの少し真実ではないことを混ぜる程度ならば、どの就活生も行っていることなので、特に問題はありません。

しかし、大幅な嘘、例えば本当は取り組んでいないことを取り組んでいたと書いていたり、持っていない資格を持っていると書いてしまったりすることは、もはやそれは経歴詐称に当てはまり、最悪の場合内定取り消しになる可能性もあります。

それに、嘘について書いた上で、その部分について深掘りされてしまった場合、きちんと答えることができないのがほとんどですし、目が泳いだり、話に詰まったりする人がほとんどでしょう。

そのような場合も嘘がバレてしまう可能性が高く、信頼性が一気に揺らいでしまう可能性があるため、等身大のあなたをアピールし、魅力を伝えていくことが重要です。

企業との関連性を明確にする

ガクチカを作成する上では、企業との関連性を明確にするのも非常に重要なポイントの一つであると言えます。

あなたがガクチカでアピールする経験や能力が企業に入社した際に活かせるものであるということが伝わるような文章を作成していくようにしましょう。

あまりにも企業と関連のない文章を作成してしまった場合、それはあなたの「ただ自分の中でお気に入りの経験」に留まってしまいますし、企業からしても良い印象を受けないことでしょう。

あなたのガクチカがなぜ企業で活かせる経験であるのかについて、わかりやすく説明していくことが重要です。

もちろんスムーズに文章を作成することも重要ですが、多少強引であったとしても、企業と関連していることを何とか見つけようと努力した形だけでも残すことが重要です。

なぜならば、全く関連のないものを平気で述べてくるということは、何も企業について調べていない、モチベーションの低い人材であると思われてしまう可能性が高いからです。

簡潔にまとめる

文字数の指定にもよりますが、基本的にガクチカは簡潔にまとめることが重要です。

特に面接などにおいて話す場合はダラダラと話してしまっては相手の集中力が途切れてしまいますし、何より結局何が言いたいのかわからなくなってしまいます。

そこで、文字数の指定や時間の指定がない場合、無駄に文字数や時間を割くのではなく、簡潔にまとめることが非常に重要です。

あなたがどのような経験をしたのか、なぜそれに取り組んだのか、それを通してどのような能力やスキルを身につけることができたのか、そしてその能力を活かして企業にどのように貢献できるのか、それが分かれば無駄に文章を長くする必要はありません。

もちろん文字数の指定が長い場合はそれに従う必要がありますが、基本的には簡潔にまとめることが重要であると言えるでしょう。

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカと自己PRがかぶるときの例文

ここまでガクチカと自己PRがかぶる際の注意点、かぶらない場合のポイントなどについても詳しく紹介してきました。

ここからはまずガクチカと自己PRがかぶる時の例文について紹介していきます。

下記の2つを参考にし、ガクチカと自己PRの題材がかぶる際もそれぞれ魅力のある文章を作成できるように心がけていきましょう。

例文1.ガクチカの例文

大学時代、私が最も力を入れたのは大学祭実行委員の広報部門でのリーダー職でした。

当初、私たちのチームは意見の不一致により企画が停滞していました。

この問題を解決するため、私はメンバー一人ひとりと個別面談を実施し、各々の意見や提案を丁寧に聞き取りました。

これにより、メンバー間の信頼関係を築き、それぞれの意見を尊重する文化を育みました。

さらに、共通の目標に焦点を当て、それぞれの強みを活かすことで、チーム全体のモチベーションを高めることができました。

この結果、私たちはSNSを活用した情報発信の強化に成功し、前年比で15%もの来場者数増加を実現しました。

この成功体験は、私にとって大きな自信となり、チームワークの重要性、多様性を受け入れる姿勢、そして目標に向かって一丸となることの価値を深く認識させてくれました。

この経験を活かし、貴社においてもチームの一員として価値を創造していきたいと考えています。

例文2.自己PRの例文

私の最大の強みはチームワークを尊重しつつ、目標達成のためにリーダーシップを発揮する能力にあります。

この力は大学時代に大学祭実行委員のリーダーを務めた経験から磨かれました。

当時はチーム内で意見が分かれることもありましたが、私はメンバー一人ひとりの声を丁寧に聞き、共通の目標に向かって協力する文化を築くことに注力しました。

結果として意見をまとめることができ、大学祭を成功に導くことができました。

この経験から、私は異なる意見を持つ人々と協働し、一致団結して目標を達成することの重要性を学びました。

貴社においても、この豊富な経験を活かし、チームの一員として、また、必要に応じてリーダーとして、積極的に貢献していきたいと考えております。

【ガクチカと自己PRがかぶる】ガクチカと自己PRがかぶらないときの例文

続いてガクチカと自己PRがかぶらない時の例文について詳しく紹介していきます。

つまり、一般的なガクチカと自己PRの例文です。

本記事で紹介した内容を踏まえた上で作成しているので、本記事のおさらいという意味でもぜひ参考にしてみてください。

例文1.ガクチカの例文

学生時代、私は化学を専攻し、〇〇教授のもとで〇〇の開発に関する研究に取り組んできました。

この研究活動は問題解決能力と粘り強さを養う貴重な機会となりました。

実験が思い通りに進まなかった際、その原因を徹底的に分析し、さまざまな解決策を模索するプロセスは、私に多大なる挑戦と成長の機会を提供しました。

これらの経験を通じて、私は一つの問題に対して多角的にアプローチする能力を身につけました。

また、解決策が見つかるまで諦めずに取り組む粘り強さも養われました。

貴社においても、これらのスキルを活かし、チームに貢献し、共に成長していきたいと考えており、ます。

例文2.自己PRの例文

私の強みは問題解決能力と粘り強さです。

学生時代、私は化学を専攻し、〇〇教授のもとで〇〇の開発に関する研究に取り組んできました。

実験は非常に難しく、なかなか成功しませんでした。

しかし、私は失敗の原因を粘り強く、徹底的に分析し、さまざまな解決策を模索するプロセスを通じて研究を成功に導きました。

この経験を通じて、自分には問題解決能力と粘り強さがあることを知りました。

中には諦めて研究対象を変更する学生も居ましたが、私は最後まで諦めませんでした。

貴社のプロジェクトの中には、半年以上経っても結果が出ない中、諦めずに続けることで成功したものがあると聞きました。

今後、同じような状況が発生したとしても、粘り強く取り組み、問題解決能力を活かしてチームに貢献し、共に成長していきたいと考えております。

【ガクチカと自己PRがかぶる】まとめ

今回はガクチカと自己PRがかぶるのが良いことなのか、もしかぶる際はどのような点に注意しなければならないのかなどについて紹介しつつ、例文などもいくつか紹介してきました。

ガクチカも自己PRも就活において最も重要視されているものであり、数少ないあなたをアピールするチャンスです。

それぞれのクオリティを高め、企業の採用担当者に良い印象を与えられる文章を作成できるように心がけていきましょう。

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