【例文あり】計画力はガクチカでどうアピールできる?ポイントや例文と合わせて解説!

【例文あり】計画力はガクチカでどうアピールできる?ポイントや例文と合わせて解説!

はじめに

ガクチカを作成する上で自分の能力を適切にアピールすることは重要です。

特に、計画力は様々な企業で求められており、アピールすることで、企業の採用担当者に強い印象を与えられます。

「スケジュールを立てたり管理するのが得意」

「先の予定から逆算して準備を進めるのが得意」

これらの特徴が当てはまる人はぜひ、ガクチカにおいてあなたの計画力をアピールしてみてください。

【ガクチカで計画力をアピール】ガクチカでは何を見られている?

ガクチカを作成するにあたっては、まず、どのような点に注目して確認されるのかについて考えておく必要があります。

どのような点が注目されているのか理解した上で作成できれば、より良い印象を与えられる質の高いガクチカを作成できます。

重要な3点を一緒に確認していきましょう。

人柄や強み

企業の多くはガクチカを通じて人柄や強みを確認したいと思っています。

ガクチカについて聞かれた際のそのままの印象はもちろんのこと、就活生自身の人柄や強みなどについて、ガクチカを通じて分析しています。

入社後どのような活躍ができそうか判断されることも多いため、自分はどのような人柄であり、どのような強みを持っているのかが伝わるような書き方をすることが重要と言えます。

問題解決力

問題解決能力はどのような企業においても求められている能力であり、ガクチカを通じて、就活生が問題解決能力を有しているか確認している企業が多いと言えます。

よって、ガクチカにおいてのエピソードの部分でトラブルが発生した際や問題を解決するためにどのような行動をしたのか、どのような工夫をしたのかについて分かりやすく説明することが重要です。

これにより、あなたが入社後活躍できる人物かどうかを確認されているのです。

行動の源泉

どのような原動力で行動をするのか、つまり、何を重要視しており、何を原動力としているのかについて、ガクチカを通じて確認されている場合が非常に多いです。

なぜ、アピールしている能力を身につけることができたのか、そして伸ばすことができたのかについても確認されます。

この部分が企業の扱っている分野に近い、もしくは、価値観が企業理念にマッチしていると判断された場合は、良い評価につながる場合が多いです。

よって、企業側に寄せた書き方をすることも重要なポイントの1つであると言えます。

【ガクチカで計画力をアピール】作成するときに意識したいポイント

ガクチカを作成する際に注意したいポイントには様々なものがありますが、代表的なものには下記の4つが当てはまります。

これらの4つを踏まえて、参考にした上でガクチカの作成に取り組んでみてください。

最初に結論

これは、志望動機や自己PRなど、企業に提出するES全てに当てはまることではありますが、最初に結論について話すようにしましょう。

結論を後回しにしてしまうと、文章の着地点が見えづらくなってしまい、何が言いたいのか伝わりにくくなってしまう可能性が高いです。

あなたが最も伝えたい部分である、何に取り組んだのか、そしてどのような能力を身につけ、どのように企業で活かしていくのかが伝わらなくなってしまっては、ガクチカの存在価値がないため、まずは結論から話していきましょう。

具体的に

企業に提出する書類はいずれも、具体的な説明を含めることが重要です。

曖昧な話ばかりしてしまっては、あなたがどのような人物なのかはもちろんのこと、どのような能力を持っており、どのように活躍できるのかが全くわからない文章になってしまいます。

他人の評価や数値などのデータを用いることで、内容に説得力が増すため、客観的な要素を盛り込むようにしましょう。

綺麗事や主観について話している部分が多いと、抽象的になり、説得力が減ってしまうため注意が必要です。

嘘をつかない

ガクチカを作成する際は嘘をつかないようにしましょう。

自分が高い能力を持っていることをアピールしたいがあまり、部活での成績などを盛ってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、就活における嘘は基本的にばれると思っておいた方が良いです。

嘘をついていることを知られてしまうと、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。

また、自分にそのつもりがなかったとしても、誤った情報を伝えてしまい、それが嘘をついていると判断されることもあるため、引用情報などのファクトチェックは入念に行うようにしましょう。

専門的知識は控える

専門的知識ばかりについて話してしまうと、客観的に物事を説明する能力が欠けている人物と思われる可能性が高いため、可能な限り分かりやすい表現を用いることが重要です。

経験者にしか伝わらないような用語や情報は避けるようにしましょう。

何を言っているのかわからなければ、評価のしようがありません。

特に今回の題材である計画力についてアピールする際には、専門用語を使う必要が全くないので、分かりやすく、「100人が読んだ時、100人が理解できる文章」を作成することが重要です。

【ガクチカで計画力をアピール】計画力でアピールできる強み

ここからはあなたがどのような能力をアピールできるのかについても

計画力をアピールするのも有効な選択肢の1つではありますが、自分には他にもこのような能力を有しており、アピールできるということを知っておくのは重要な対策の1つです。

下記の3つを確認し、自分が他にアピールできる能力にはどのようなものがあるのかについて把握しておきましょう。

スケジュール能力がある

計画力がある人は、スケジュール管理能力を有していることが多いです。

なぜならば、計画力のある人物は複数のタスクを効率的に管理し、目標を達成する能力に長けているからです。

スケジュール管理能力のある人物は、物事の優先順位を設定し、リソースを適切に配置し、変化する状況に柔軟に対応できる能力を有しています。

スケジュール管理能力のある人は、限られた時間の中で最大限の成果を出すことができます。

例えば、アルバイトや部活動をこなしながら大学の授業もこなしていたことなどを話せると、スケジュール管理能力を具体的に説明できます。

責任力がある

「計画力がある=責任感が強い」と言えます。

目標の設定や取り組みの明確化、期限の設定、実行まで、計画力のある人物は想定することができ、深い責任感を持っていると言えるのです。

就職活動において責任感をアピールできれば、非常に良い印象を与えられます。

例えば、学生時代に部活やサークルの幹部やリーダーとして活動した経験があるならば、アピールできると良いです。

チームのマネジメント、問題解決への取り組みは、自分がどのように責任を持って目標に臨んだかを示す具体的な例となるのです。

危機管理能力がある

計画力のある人は、危機管理能力にも優れているため、積極的にアピールすることをお勧めします。

ただ目標に向かって進むだけでなく、その過程で起こりうる様々な障害やリスクを事前に予測し、それに対処するための準備を整えることができるからです。

不測の事態が発生した際に迅速かつ効果的に対処し、問題を解決できる人物は企業において非常に重宝されます。

学生時代に計画を立て、予期せぬ問題に直面した際はどのように対応したのか、また、その結果どのような成果を達成できたのかについて、具体的なエピソードとして話すことができれば、強い印象を与えられます。

【ガクチカで計画力をアピール】ガクチカが完成したら?

ここまで、ガクチカにおいて計画力を強みとしてアピールする際のポイントや構成などについて紹介してきました。

続いてガクチカが完成した後、さらにクオリティを高めるにはどのような対策をすればよいのかについて紹介していきます。

知り合いに読んでもらう

ガクチカが完成したら、一度知り合いに読んでもらうことをおすすめします。

特におすすめは、あなたが目指している業界や企業への就職を成功させた、または内定を得られた先輩に添削してもらうことです。

これにより、具体的にどのような点を改善すればよいのか、どのようなスキルが求められているのかについて確認できます。

その他にも、就活に取り組んでいる友人がいるならば、お互いに添削することでマイナス点を改善できるだけでなく、より良くするためにどのような点を参考にすれば良いのかについても確認できます。

可能な限り多くの人に読んでもらい、誰が読んでも納得できる内容か確認しましょう。

音読してみる

文章が完成したら、一度音読してみることをおすすめします。

これにより、文章のつながりにおかしなところがないか、話が飛躍しすぎているところがないかなどについて確認ができます。

また、誤字脱字を確認できるのも音読してみることの重要なポイントの1つです。

せっかく時間をかけて質の高いガクチカを作成できたとしても、誤字脱字が多ければ、業務においてミスを犯してしまいがちな人材であるとみなされてしまう可能性があります。

基本的に企業に提出する書類は、誤字脱字ゼロで提出したいところなので、何度も声に出して読み、おかしなところがないか確認しましょう。

就活エージェントもおすすめ

誰かに確認してもらうことも、自分で何度も音読することも非常に有効な対策の1つではあるのですが、最も手っ取り早いのは就活エージェントに確認してもらうことです。

プロの目線からありとあらゆる点を確認し、添削してもらえます。

その他にも、自己PRや志望動機など他のESも確認してくれるだけでなく、面接対策なども徹底的に付き合ってくれます。

ジョブコミットは完全無料で利用できる就活エージェントなので、就活中でアルバイトする余裕がない方にもおすすめできます。

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【ガクチカで計画力をアピール】ガクチカの構成

ガクチカの構成方法について理解しておくことで、テンプレートに沿ってガクチカを作成できます。

この構成は、どのような能力をアピールする際も、どのような企業を受ける際にも活用できるものです。

汎用性が高いため、ぜひこの記事でマスターしてしまい、就活をよりスムーズに進めていきましょう。

結論

先ほども話した内容と重なるところが多いですが、まずは結論から話すことが重要です。

これにより、企業の採用担当者はあなたがどのような経験をしたのか、どのような能力をアピールしたいと思っているのかについて、念頭において文章を読んでいくことができます。

先に結論について話していないガクチカの場合、結局何が言いたいのかなかなか伝わらず、採用担当者がイライラしてしまうだけでなく、流し読みされてしまう可能性も高いです。

よって、先に結論を述べ、あなたがどのような経験をして、どのように企業に貢献しようと思っているのかについて文章を展開していきましょう。

エピソード

続いて、ガクチカにおいて最も重要な部分の1つであるエピソードをしっかりと説明していく必要があります。

この部分で、どのようなことに取り組んだのかはもちろんのこと、どのような背景があったのか、どのように工夫をして取り組んだのかについて説明することが重要です。

これにより、あなたがどのような物事にモチベーションを覚えるのか、問題が発生した際はどのように取り組むのかについても説明が可能です。

誰が読んでも理解できる、客観的な要素を盛り込みながら、その場の状況が浮かぶような書き方をしていきましょう。

入社後にどう活かすか

企業は就職後に活躍してくれる人材を採用したいと思っているため、入社後にどのような活躍をするのかについても話していくことが重要です。

ガクチカはあなたが学生時代にどのようなことに力を入れたのか、そしてどのような能力を身につけることができたのかについて話すものです。

その能力がどのように活用できるのかについて説明できていないと不十分であり、採用したいと強く思う担当者はあまり多くないでしょう。

企業研究をしっかりと行い、求められている能力に沿って、自分がどのように活躍するのかについて話していくことが重要です。

【ガクチカで計画力をアピール】計画力に関するガクチカ例文3選

本記事の内容を踏まえた上で、計画力に関するガクチカの例文を3つ作成しました。

本記事のおさらいという意味でも重要な部分のため、あなたがアピールしたい能力に近いものを紹介している例文を中心に、それぞれ確認し、参考にしてみてください。

例文1: スケジュール能力がある

大学時代に私が最も力を入れたことは、3つの軽音バンドへの参加と厳密なスケジュール管理でした。

それぞれのバンドで定期的に開催されるライブやスタジオ練習に向け、膨大な曲のコピーを完璧に仕上げる必要があり、効率的な時間の使い方と計画的な準備が不可欠でした。

私は各バンドの活動スケジュールを細かく把握し、それぞれの練習や本番に必要な準備をリストアップして優先順位をつけ、自分のタスクと進捗を管理しました。

これにより、大学の授業とアルバイトをこなしながら全てのバンドの練習に参加できました。

この経験から得たスケジュール管理能力やチームワーク、そして何よりも「やり遂げる力」は、入社後のビジネスシーンでも大いに役立つと自負しています。

目の前のタスクに追われるだけでなく、先を見据えた行動計画を立て、チーム全体の成果に貢献することで、貴社の更なる発展に貢献する所存です。

例文2: 責任力がある

大学時代、私が特に力を入れたのは軽音サークルの合宿委員としての役割でした。

私の主な任務は合宿先との連絡調整、宿泊や交通の手配、合宿中のイベント計画と実施でした。

特に力を入れたのはメンバー全員が楽しみながらも充実した時間を過ごせるようなイベント企画でした。

音楽セッション、ワークショップ、レクリエーションなど、多岐にわたるプログラムを計画し、事前の打ち合わせやリハーサルを重ねました。

また、予期せぬトラブルに対応できるよう、常に複数のプランを用意しておく柔軟性も大切にしました。

合宿が無事に終了し、メンバーから感謝の言葉をかけられた時の達成感は今も忘れられません。

この経験から、私は目標に向かって最後までやり遂げる責任感と、困難に直面しても柔軟に対応できる力を身につけました。

入社後もこれらの経験を活かし、仕事に対する同じ姿勢で挑み、チームの一員として貢献していきたいと考えています。

例文3: 危機管理能力がある

学生時代私が特に力を入れたことは、数名の友人との旅行計画で幹事を務めた際、全員が楽しめる計画を立てたことです。

なかなか細かい予定が決まらず、このままでは誰も旅行を楽しめないだろうと感じ、幹事の役割を買って出ました。

まず友人たちと話し合いをし、皆の意見を聞きながら行き先を決定しました。

そしてホテルの手配、レンタカーの予約、見どころのリサーチといった具体的な計画を立て、スケジュールを作成しました。

また、全員が納得し、楽しめるプラン作りを心がけ、要望を詳しく聞くことを重視しました。

旅行は予定通りスムーズに進み、私たちはとても楽しい時間を過ごすことができました。

この経験から、私はリーダーシップと計画的な行動の価値を学びました。

入社後はこれらの経験を活かし、困難な状況においても主体的に行動し、チームワークを大切にすることで、職場に貢献する所存です。

就活エージェントを利用してみよう!

ここまでガクチカにおいて計画力をアピールする方法について紹介してきましたが、まだガクチカがなかなか上手く書けない、さらに自己PRや志望動機なども進んでおらず、面接対策なども不安に思っている人の方が多いでしょう。

そこでおすすめなのが、就活エージェントを利用することです。

ジョブコミットは完全無料で、自己PRや志望動機の作成、面接対策などを二人三脚で手伝ってくれるため、信頼性が高いです。

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【ガクチカで計画力をアピール】まとめ

今回はガクチカにおいて、計画力をアピールするためのポイントや構成方法などについて紹介してきました。

ガクチカは就活において、自己PRと志望動機の次に聞かれる可能性が高い、非常に重要な題材の1つです。

ぜひ、本記事を参考に、あなたの計画力を存分にアピールできるクオリティの高いガクチカを作成してください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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