ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の頭文字をとった略称です。
面接やエントリーシートなどで使用されることが多い質問で、就活生は事前に対策・用意しておくべきと言っても過言ではないでしょう。
自分をアピールすることが目的でもあるガクチカだからこそ「アルバイトは差別化しにくいから書かない方がいいのでは?」と考える就活生も少なくありません。
では、実際のところはどうなのでしょうか?
アルバイトをガクチカにしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
- ガクチカでアルバイトをアピールする際のポイントと注意点
- ガクチカで面接官が見ているポイント
- 面接官に刺さるアルバイトのガクチカの特徴
- ガクチカをより魅力的にする文章構成
- アルバイトのガクチカで周りと差をつけるコツ
- アルバイトのガクチカ例文
- アルバイトをガクチカでアピールしたい人
- アルバイトのガクチカの書き方がわからない人
- アルバイトのガクチカで、他の就活生と差をつけたい人
- 例文を参考に、アルバイトのガクチカを書きたい人
目次[目次を全て表示する]
【アルバイトをガクチカにする】アルバイト経験はガクチカで使える?
結論から言うと、アルバイトの経験はガクチカに使うことができます。
誰もが経験しているので忘れがちですが、そもそもアルバイトは個性や社会性を学べる貴重な場です。
社会人になると、学力だけでなくそういったコミュニケーション力や適応力が今まで以上に重要になってきます。
そのため、社会で必要とされる能力を持っていて、それを発揮した経験がある、ということを伝えられるアルバイト経験は、立派なガクチカだと言えるでしょう。
【アルバイトをガクチカにする】アピールしやすいアルバイトの条件は?
ただし、アルバイトなら何でもいい!というわけにもいきません。
アルバイトの中でも評価されやすいもの・評価しにくいものがあるのも事実です。
アルバイトをガクチカにしたい!と考えているのであれば、その業務内容が以下の項目になるべく当てはまっているかどうかチェックしてみましょう。
長期間続けていること
長期間の定義としては、だいたい1年以上続けていれば長期間と言ってよいでしょう。
長期間続けているとアルバイト内で覚えることも多くなるでしょうし、場数を多く積むのでバイトリーダーなどを任されることも多くなるでしょう。
このように、続ければ続けるほど多くの経験値を得やすくなるためアピールしやすいですし、評価もされやすくなります。
バイトリーダーなど、組織をまとめたことがある
アルバイトの中には、時間帯責任者やシフトリーダーなど、店長の不在時に店舗を任されるポジションもあります。
もしあなたがそういった役職を任されているのであれば、それだけ他者から信頼されている、成果を上げられる存在、という証明になりますので、ガクチカの説得力が増すでしょう。
成果を残したことがある
客観的に把握しやすい成果を残した経験があれば、当然評価は得やすくなります。
例えば、売上金の貢献、コンペでの入賞経験などが挙げられます。
企業に入社すると成果を追い求めることが増えるので、学生時代のアルバイト経験でそういった実績があると「この人はうちに就職した後も実績を残してくれる人だろう」というプラスの印象を与えられます。
そして、何かしらの成果を追った経験は社会でも大いに役立ちますから、自信を持って良いでしょう。
即戦力として働ける
アピールしやすいアルバイトの条件として、あなたがその能力を活かして、即戦力で働けるような経験であることが挙げられるでしょう。
アパレルや飲食店などでアルバイトをしていた人は、同じ職種を志望する場合、即戦力として活躍することを期待されます。
その他にも、データ入力のアルバイトにおいては、事務職の即戦力として考えられることもあるでしょう。
このように自分が取り組んでいたアルバイトと希望する職種に何かしらの関連がある人は、即戦力として働けるというアピールをすることがおすすめです。
学びたい、成長したいという話をするのも良いのですが、入社時から活躍するつもりであるという主体的な姿勢を見せることは、モチベーションの高さをアピールすることにもつながるので、即戦力として働けるアピールは選択肢に入ることでしょう。
長期インターン
長期インターンとして企業で実際に働いた経験があると高評価に繋がります。
なぜなら、長期インターンでは実際に企業の一員として働くケースが多く、必然的にビジネスを学生のうちから学んでいるという証拠になります。
長期インターンを経験している学生は意外と少ないので他の就活生に比べ圧倒的な差がつくポイントでもあります。
また社会人と一緒に仕事をするため、初歩的なビジネスマナーも身についている学生が多いことから、エピソード以上に滲み出る人柄も印象アップになるでしょう。
【アルバイトをガクチカにする】ガクチカで面接官が見ているポイント
アルバイトを題材にする・しないに関わらず、ガクチカで面接官を惹きつけるアピールをするためには、面接官がどんな視点でガクチカを見ているのかを抑えておく必要があります。
面接官が知りたいことからずれたアピールをしてしまうと、せっかく魅力的な内容を伝えていても、「あなたの良さを知ってもらう」というガクチカの本来の目的が果たせません。
以下より、ガクチカで面接官が見ているポイントを確認し、自分の良さを効果的に伝えられるようにしましょう。
自社にマッチした人材であるか
企業はガクチカを通して、あなたの価値観や人柄を汲み取り、自社に適した人材であるかを知ろうとしています。
学生時代に頑張った取り組みそのものや、取り組みに対する姿勢、そこから得た学び等には、人柄や価値観が反映されます。
どんなことに楽しみやモチベーションを見出すのか、組織や活動でどんな役割を果たすのか、関わる人とどのようにコミュニケーションを図るのか、経験をどんな学びに転換させるのかというように、ガクチカには人柄・価値観に繋がる情報が多く含まれています。
企業の風土や価値観にマッチするかどうかは、その学生だけでなく、他の社員や組織全体としての働きやすさや力が発揮できるかどうかにも関わります。
また、就活生の早期離職を避けたいという理由からも、自社にマッチする人材を求めています。
課題解決能力があるか
企業がガクチカについて確認する際、就活生が課題解決能力を有しているかは、重要視しているポイントの一つであると言えるでしょう。
学生時代にどのような課題に直面して、それを解決するためにどのような思考を巡らせたのか、そしてそれをどのように実行して、どのような結果が得られたのか、という一連のフローを確認したいと思っているところが多いです。
就活生の課題解決能力を知ることができれば、即戦力として活躍できるか、または成長の余地があるかについても、判断できる場合が多いです。
入社後に役立つ能力を有しているか確認するためにも、課題解決能力に焦点を当ててESを読んでいる担当者は多いでしょう。
人柄・価値観
ガクチカを確認する際、就活生の人柄や価値観について確認している担当者もかなりの数いることでしょう。
ガクチカの経験から就活生の人柄や価値観について確認しているのです。
なぜならば、いくら優秀な人材であったとしても、ビジョンや目標、価値観などが企業と異なっている場合、100%の力を発揮することが難しく、早期離職につながってしまう可能性も高いからです。
そこで、企業についてしっかりリサーチを行っており、理解があること、同じビジョンを持っていることや、即戦力として活躍できるエピソードについて話すことが重要と言えます。
これにより、同じ価値観を持っており、長く戦力として活躍する人物であることをアピールできるでしょう。
真剣に取り組むことができるか
何事にも真剣に取り組むことができるかという点も、ガクチカを確認する際に重要視されているポイントの一つです。
企業が求めているのはただ、定時を待ち続け、なんとなく仕事をやっている感を出す人物ではなく、常に業務に熱心に取り組むことができる人物です。
そこで、ガクチカのエピソードを確認することを通じて、何事にも真剣に取り組むことができる人材かを確認しています。
アルバイトのガクチカについて話してくる就活生がいる場合は、取り組み方などを確認し、熱意や仕事に対するアプローチの方法を確認することを通じて、真剣に取り組むことができる人材かを確認している人は多いでしょう。
【アルバイトをガクチカにする】面接官に刺さるガクチカの学び
ここまでは、アルバイトをガクチカにする際の構成について説明していきました。
エピソードを話すところまでは、自分の経験からある程度書けるでしょう。
しかし、上記でも少しお話しましたが、エピソードそのものよりも、その先の学びが肝心です。
実際に面接官が好印象を持つ学びを幾つか紹介しますから、自身の経験にはどれが当てはまるか考えてみてください。
責任感
責任感は、仕事で必要なスキルや能力の根底となる、とても重要な要素です。
社会人になると、自分の仕事に対する責任感がより強く求められます。
ここでいう責任感とは、言われたことをただこなすといったものではなく、何か問題が生じた際に自分に責任があると考えられる「自責思考」、一見自分とは関係のないことでも自分事として捉えられる「当事者意識」を指します。
組織の看板を背負っている一員として、この責任感はどんな企業でも求められるでしょう。
責任感についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も是非ご参考ください。
課題解決力
課題を見つける力、そしてその課題を解決させることができる力のことです。
どちらか一方が欠けていると課題解決力があるとは言えないでしょう。
課題を見つけるだけで解決しないのであれば全く意味がありませんし、同様に課題を解決することができても課題を見つけられないのは受け身な人だと思われる可能性があります。
リーダーシップ
リーダーシップをアピールする場合は、様々な強みのパターンがあります。
なぜならば、リーダーとしての立ち回りは多種多様だからです。
主に、チームを引っ張る力、チームをまとめる力、仲間の士気を高める力、縁の下の力持ちとして全体をサポートする力、全体を俯瞰しながら指示を出す力などが挙げられます。
協調性
仕事では、自分一人ですべてが完結するということは殆どなく、お客様や協力者など様々な人と関わりながら、求められる成果を導いていくことが必要です。
つまり面接で伝える協調性とは、空気を読んで周りに合わせることではなく、「立場の異なる人とでも意見を調整し、成果に繋げることができる力」のことを指します。
協調性があると、取引先や異なる部署の人と円滑に関係構築を図ることができ、仕事の成果にも繋がります。
また、その一回限りではなく継続的に仕事をいただくためにも、協調性は必須のスキルといえるでしょう。
協調性の詳しいアピール方法等については、以下の記事をご覧ください。
忍耐力
社会では、学生の頃には経験したことがないような困難や課題にぶつかることがあります。
これまでとは比にならないくらいの大きな壁が立ちはだかることもあるでしょう。
先述したように、企業はそうした困難や課題に対してもめげず、躓いても根気強く取り組んでいく力を求めています。
また、忍耐力があることは、自社で長く働いてくれる人材を求めている企業にとって「早期離職の可能性が低い」というイメージにも繋がり、魅力的に映ります。
忍耐力については、以下の記事で詳しく解説しております。
論理的思考力
論理的思考力とは、論点を網羅的に整理・構造化させて考える力を指します。
論理的思考力があると、複雑な物事や問題も正確に把握し、筋道立てて考えることができます。
正確に現状分析を行い、課題解決に導いていくことができる力は、更なる売上向上や発展をめざす多くの企業にとって非常に魅力的です。
アルバイトの中で現状の問題点は何か、その原因はどういったことか、その解決のためには何が必要かなど、筋道立てて考えた経験がある人は、論理的思考力のアピールを検討してみましょう。
以下の記事でも論理的思考力に関する情報が載っておりますので、ご参考ください。
行動力
会社の風土にもよりますが、何事も受け身の人よりも、企業のために能動的に意見を出したり、新しいことに挑戦し続けたりする人のほうが、評価されやすい傾向にあります。
行動力があることは、仕事の成果をあげるために積極的・主体的に取り組んでくれる、という印象に繋がります。
若手からでも声を上げることを歓迎している企業や、挑戦を後押ししている企業であれば、行動力のアピールを是非検討してみてください。
また、行動力についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
【アルバイトをガクチカにする】より魅力的な文章構成
面接官や採用担当者の方々は、アルバイトの業務内容をよく知らない事の方が多いです。
アルバイト先によって働き方や環境は大きく異なりますから当然のことです。
だからこそ、彼らに適切に説明するために、端的に、わかりやすくまとめる必要があります。
一番使いやすく、かつ簡潔にまとめられる骨組みは以下の通りです。
- 結論
- 動機
- 目標や課題
- 行動
- 結果
- 学び
次に、それぞれの項目についてどういったことを意識して書けばよいのか解説します。
1.結論:ガクチカを端的に示す
ガクチカに限らず、就職活動では結論ファーストが基本中の基本です。
最後に結論を書いてしまうと、何を伝えたいのかが不明瞭になってしまいます。
何に力をいれたのかを必ず最初に書き始めましょう。
役職などもあれば最初に書く事をおすすめします。
例:私が学生時代に力を入れたことは〇〇のアルバイトです。
私は学生時代、時間帯責任者として〇〇のアルバイトに力を入れました。
2.理由:なぜ打ち込んだのか
なぜそれに力を入れたのか?そのアルバイトを始めた背景や理由を述べましょう。
動機にもあなたのパーソナリティが現れます。
例:老若男女問わず人と話すことが好きなため接客業を選びました。
リーダ―としての活動経験もあるため、時間帯責任者を任せていただきました。
3.目標や課題:どんなことに直面したのか
実際にアルバイトとして働く中で、あなた自身やアルバイト先に課せられていた責任や目標を記述します。
また、それらに対してどういった課題があるのかを説明しましょう。
例:売上〇〇%アップが目標でしたが、スタッフ間のコミュニケーション不足により、業務が上手く回らないという課題がありました。
4.行動:どのような工夫をしたのか
上記で記述した内容を達成させるために、実際に行ってきた行動を示します。
具体的施策が2つ以上ある場合は羅列してもよいでしょう。
例:そこで、親睦会の開催、気づきノートの作成の2つを企画・実行し、コミュニケーションを取れる環境づくりを目指しました。
5.結果:得られた成果
上記の行動の結果、結果どうなったのか?
具体的な数値など、客観的にわかりやすい実績があればもちろんベストですが、いい結果でなければならない、ということはありません。
大事なのは『あなたがどう考え、何を得たか』です。
残念な結果であっても、嘘をつかずに説明しましょう。
例:その結果、スタッフ間で日常の何気ない話ができるほど仲良くなり、更に当初の目的であった売上〇〇%を達成することができました。
6.学び:自分がどのように成長できたのか
アルバイトでのこの経験を通して、何を学んだのか、何を得たのか。
企業の人事がみているのは主にここです。
なぜならば、企業はあなたが会社の一員としてどのように活躍しているかを見ているためです。
重要な項目になりますので、ミスマッチを防ぐためにも必ず正直に書きましょう!
例:この経験から状況を客観的に把握し、計画性を持って課題解決することの重要性を学びました。
【アルバイトをガクチカにする】周りと差をつけるコツを紹介!
就活生がガクチカの題材として最も使うことが多いとされるアルバイト。
その内容によっては他の就活生と被ってしまうかもしれません。
事実、グループ面接などで、自分の順番の前に話した学生のガクチカが、ほぼ自分と同じで焦った、という声をよく耳にします。
そういった事態を少しでも避けるために、どのようにして差をつけることができるのでしょうか?
実績を数字で表すことができる
数字で実績を表すメリットは、客観的にわかりやすい指標であるため面接官も定量的に評価しやすいという点です。
「非常に頑張りました」と伝えるよりも、「他の人は多くが○○件という結果だったが、自分は○○件の成果を出せた」と伝えるほうが、どれぐらい頑張ったのか、どれぐらいすごいことなのかが把握しやすいのです。
ガクチカは自分自身が理解すればよいのではなく、人に理解してもらうという意識を持つようにしましょう。
アルバイト内で役職をあげた経験
アルバイトでも役職をもらえるような環境下にいた=モチベーションが高く、上を目指す人材 と思ってもらえます。
企業で活躍する姿が想像しやすいのです。
また、役職というのは成果に応じて上がっていくものなので、自分以外の社会人から一定の信頼を得ている証明、という、ある意味資格のようなものとも言えるでしょう。
仕事に対しての考え方
いちアルバイトとして、仕事に対してどのような思いを持って取り組んでいるのかを説明できれば、印象に残りやすいでしょう。
なぜならば、これはいわば自分自身の価値観を言い換えているので個性をアピールでき、差別化に繋がるからです。
【アルバイトをガクチカにする】アルバイトのガクチカ例文
ここまで、アルバイトのガクチカを魅力的にするポイントや文章構成について抑えてきました。
以下からは、実際にアルバイトについて取り上げたガクチカの例文を見てみましょう。
紹介してきたポイントや面接官に刺さる内容などを取り入れた例文となっておりますので、是非これまでの解説を振り返りながら確認してみてください。
例文1:カフェのアルバイト
学生時代カフェのアルバイトで、店舗の体制づくりに尽力しました。
勤務先は個人経営店だったため、マニュアルがしっかり作られておらず、新人がなかなか仕事を覚えられずに短期離職してしまうという課題がありました。
私は、せっかく入社した方にも長く働いてほしいという思いから、新人教育を2か月以内に終え短期離職を防ぐことを目標とし、店長にマニュアル作りを打診しました。
そして店長と協力しながら、図や表を用いた視覚的に覚えやすいマニュアルを作り活用した結果、新人教育を2か月以内に終えることができるようになり、半年以内の短期離職もなくなりました。
この経験から養った行動力を活かし、貴社においても積極的な姿勢で売上向上に貢献したいと考えます。
例文2:塾講師のアルバイト
塾講師のアルバイトで、生徒の課題解決に力を入れました。
私は数学を担当していましたが、数学に苦手意識が強く、成績が伸び悩んでいる生徒が複数名いました。
原因の一つとして生徒の勉強時間不足もありましたが、私自身の教え方にも原因があると考え、改善を図りました。
まずは生徒の現状を知ることが大切だと思い、一人ひとりにヒアリングを行い、どの問題に苦手意識を持っているのかを調査しました。
そして苦手意識のある問題を集めた問題集を個別に作り、その生徒の理解度や躓くポイントに合わせた解説を考え、生徒自身がしっかりと納得して問題が解けるようになるまで試行錯誤しました。
また、生徒の数学への苦手意識を薄くするために、身近な例や生徒が関心のある話題をもとにした問題作成を心がけました。
その結果、担当の生徒全員が前回のテストよりも5点以上点数が上がり、数学の勉強にも意欲的に取り組むようになりました。
この経験から、当事者意識をもって課題に取り組む責任感の重要性を学びました。
【アルバイトをガクチカにする】アピールするときの注意点
それでは次に、アルバイトをガクチカにする際、やってしまいがちなミスや避けるべきものについて説明します。
短期のアルバイトは評価されづらい
短期のアルバイト経験をガクチカとしてアピールするのは辞めましょう。
短期バイトは「経験を得ることよりもお金を稼ぐことが目標なのかな…」と思われてしまう可能性が高いです。
また、継続力がないとも思われてしまう場合もある、という2つの理由から、短期バイトのエピソードはおすすめできません。
守秘義務は守るべき
アルバイト先の名前や店舗名まで公開する必要はありません。
エピソードを説明する上で必要なのであれば多少は問題ありませんが、あなた自身のプライバシーを守るためにもなるべく避けましょう。
また、アルバイト先でのルールなども基本的には公表しないようにしましょう。
アルバイトの契約書に守秘義務について書かれている場合もありますから、必要以上にペラペラと喋ってしまうと大問題につながる恐れもあります。
当たり前以上の行動を話せるようにする
「マニュアル通りの接客をしてきました!」「無遅刻無欠勤で〇年間勤めました!」など、当たり前のことをやるのは当たり前です。
それを堂々とアピールしても「他の人もやってるよね?あなただけの強みではないのでは?」と思われてしまい、マイナスなイメージになることは間違いありません。
そこにプラスで何かアピールすることがあればまだ良いですが、それが全てになってしまうのであれば避けたほうが絶対に良いです。
まとめ
確かにアルバイトをガクチカにする学生は多いです。
しかし、そこから何を得たか、どう動いたか、どんな結果を出したか、といった部分のほうが大切なので、そこにあなたらしさが出てきます。
徹底的に自己分析して、他の就活生のエピソードに埋もれてしまわないよう、自信を持って最大限アピールしましょう!
応援しています。