【26卒】5月からの就活は遅い?逆転のために実施すべき就活対策や注意点を徹底解説!【大学4年生】

【26卒】5月からの就活は遅い?逆転のために実施すべき就活対策や注意点を徹底解説!【大学4年生】

5月の就活は、選考が多くなる時期だからこそ、一つひとつの予定と丁寧に向き合っていくことが大切です。

そのため、5月の就活で失敗しないようにするには、何をすべきなのかを事前によく理解しておく必要があります。

そこで今回は、5月の就活で何をすべきなのか、対策のポイントを解説していきます。

正直準備不足でほとんど何もしていない…という人でも、急いで準備を始めれば春採用での内定に間に合う可能性はあるため、ぜひチェックしておきましょう。

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【大学4年生の5月】大学4年生の5月から就活を始めるのは遅い?

就職活動の一般的なスケジュールでは、3月の広報解禁と同時に多くの学生がエントリーを始め、4月には選考や面接が本格化します。そのため、5月に就活を始めるのは少し遅いといえるでしょう。

しかし、「遅いからもうダメだ」と諦める必要は全くありません。

実際に、新卒の採用活動を行う企業の約3割が5月以降も採用活動を継続しており、また夏採用・秋採用を設けている企業も年々増えているほか、通年採用を実施する企業の数も増加しています。

特に、中堅・中小企業やベンチャー、外資系、IT業界、公務員などは5月以降が本格的な採用活動となることも少なくありません。

重要なのは、今自分が26卒の就活スケジュールにおいてどのフェーズにいて、今何をすべきかなのか、という点を明確にし、計画的かつスピード感をもって行動することです。

5月からの就活でも、正しい戦略で取り組み、やるべきことを順調にこなしていくことができれば、十分に納得のいく内定を獲得できます

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

5月スタートの就活に不安を感じる方も多いと思いますが、「遅い=不利」と決めつける必要はまったくありません。むしろ、ここからの巻き返しには「集中力」と「戦略」がカギになります。採用活動は夏・秋にかけて広がりを見せる時期でもあり、特に中小・ベンチャー企業、外資系などはこれからが本番というケースも多いのです。まずは現状を整理し、自分に合った企業を見極めながら行動を起こしていけば、まだまだ十分にチャンスはあります。諦めず、一歩ずつ進んでいきましょう。

【大学4年生の5月】大学4年生5月の一般的な就活状況

ではここで、5月の一般的な就活状況を整理しておきましょう。

現状、就活生は一般的なペースだとどのように就活を進めているのか、あらかじめ理解しておけば準備に集中しやすくなります。

5月の就活状況として、チェックしたいポイントは以下のとおりです。

5月の就活状況としてチェックしたいポイント
  • 5月の内定率
  • 書類選考の結果が出る
  • 選考が本格化する
  • 多くの企業がエントリーを締め切っている

まずは内定率をチェックしたうえで、選考の状況を整理しておきましょう。

では、それぞれの項目を詳しくまとめていきます。

5月の内定率

5月の内定率は、結論からいうとかなり高いです。

2024年の場合、25卒の5月1日時点での内定率は、72.4%を記録していました。

7割を超えているとなると、単純計算で、10人の就活生がいれば7人以上が内定を獲得していることになります。

26卒の5月の内定率はまだ不明ですが、昨今、就活はかなり早期化している傾向です。

そのため、26卒の5月の内定率は、25卒のデータよりもさらに上がることが予想されます。

よって、5月の時点で内定が出ていない人は、より就活に集中して取り組むべきといえるでしょう。

ネガティブになる必要はありませんが、データとして7~8割の人が5月時点で内定を勝ち取っていることは事実なので、より緊張感を持つことは重要といえます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

内定率が7割を超えているという数字を見ると、不安や焦りを感じる方もいるかもしれません。しかし、「今内定がないから遅れている」というよりも、「ここからが勝負どころ」と捉えることが大切です。実際、残り3割の企業には、いままさに求める学生像に出会えていない企業も多く、これからの行動次第でチャンスを掴める場面が十分にあります。大事なのは、数字に圧倒されず、自分に合った企業との出会いに向けて地道に行動を続けること。しっかり準備をして、前向きに取り組んでいきましょう。

書類選考の結果が出る

5月は、書類選考の結果が出る時期でもあります。

特に、そこまで選考がスピーディーに進むわけではない企業などは長期的にエントリーを受け付けているため、4~5月頃に書類選考を行ったうえで5月中に面接を実施する流れになります。

書類選考に通った場合は、いよいよ面接に進むことになるため、準備を徹底的に行う必要があります。

就活の面接は、複数回行われることが普通であるため、対策をおろそかにすることはできません。

しっかりと模擬面接などを繰り返し行った人こそ選考に通過できるため、書類選考に合格したあとは、すぐに面接対策に移りましょう。

なお、企業の採用活動はさまざまな期間で行われ、その具体的なスケジュールもかなりケースバイケースといえます。

したがって、企業によっては、5月よりも早い段階で書類選考の結果が出る場合もあります。

選考が本格化する

5月になると、面接やグループディスカッションなどが多く実施され、選考が本格化します

そのため、選考の予定でスケジュールがいっぱいの状態になる人は少なくありません。

平日は毎日のように選考や模擬面接などで予定が埋まるため、細かいスケジュール調整をしながら、計画的に動くことが大切です。

なお、先ほども述べたとおり企業によって選考スケジュールや選考フローはさまざまであるため、5月中は対策と選考を同時並行で進める必要があるのも特徴です。

複数の企業と向き合わなければならないため、混同しないようにすることも重要といえます。

学生である以上、もちろん学業の予定も入るため、5月は細かい部分までスケジュールを管理しながら行動しましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

5月は選考のピークを迎える時期であり、選考対策力が試されるフェーズでもあります。スケジュールが過密になりがちな中、無理に詰め込みすぎず、優先順位を見極めながら取り組むことが成功の鍵です。特に面接やグループディスカッションは準備の質が結果に直結するため、質の高い実践的な選考対策を意識しましょう。うまくいかない時は一度立ち止まって戦略を見直す勇気も大切です。忙しさに振り回されず、主体的に選考と向き合う姿勢が、納得のいく内定につながります。

多くの企業がエントリーを締め切っている

5月の就活では、多くの企業がエントリーを締め切っていることにも注意しましょう。

企業は3月の情報解禁に合わせてエントリーの受付を開始しており、それを経て4~5月は選考が本格化する時期になるため、特に主要な企業はエントリー受付を終了しています。

そのため、5月に新たに持ち駒を増やす場合は、5月中でもエントリー可能な企業を探さなければなりません。

傾向として中小企業やベンチャー企業などは、比較的柔軟なスケジュール感でエントリーを受け付けています。

そのため、まずは中小企業やベンチャー企業に照準を絞り、今からでもエントリー受付が間に合う企業を見つけましょう。

もしくは、現在選考を受けている企業の選考対策に集中する選択肢もあります。

【大学4年生の5月】なぜ5月から就活は遅いといわれるのか

一般的に5月からの就活は、ペースとして遅いといえます。

理由は、以下の通り近年の就活は早期化が進んでいるためです。

5月から就活を始めるのが遅い理由
  • 早期選考が一般的だから
  • ライバルは選考準備が万端だから

早い人は3年生の秋頃からインターンを経て早期選考にエントリーしているため、冬~4年生の5月頃までには、多くの就活生は内定を1社以上保有しています。

そのため、過半数の就活生が内定を持っている中で5月から就活をスタートさせるのは、遅いと言わざるを得ません。

とはいえ完全に手遅れというわけではないため、「就活を始めなきゃ」と思ったら、とにかくすぐに次の行動に移すことが大切です。

では、5月からの就活が遅いと言われる理由を詳しくチェックしていきましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

早期選考が一般的になってきたため、確かに早い段階での動き出しが有利になるケースは増えていますが、5月以降でも戦略次第で十分に巻き返しは可能です。実際に、今の時期から動き始めて内定を獲得している学生も多数います。大切なのは「今どこにチャンスがあるか」を冷静に見極め、志望業界や企業の選考スケジュールをしっかり把握すること。情報収集と準備を丁寧に進めていけば、焦らずとも良い結果に繋がるはずです。

早期選考が一般的だから

就活を始めるタイミングが5月からだと「遅い」と言われるのは、近年は、早期選考が一般的だからです。

早期選考とは、3月の情報解禁を待たずに、早めのタイミングで新卒採用の選考を行うことです。

多くの企業は優秀な人材を獲得するために早期選考を実施しており、近年の就活は、この早期選考の波に乗れないと「遅い」と言われてしまいがちです。

特に大手企業は、早期選考を積極的に行っており、5月を迎える頃には採用枠はある程度埋まってしまっています。

そのような中で5月以降にエントリーするのでは、すでに内定を持っている就活生と比べて、不利な状況と言わざるを得ないでしょう。

なお、早期選考は、3年生のうちに参加する秋冬のインターン経由で行われる傾向にあります。

インターンに参加すれば早期選考にエントリーする機会をもらえるため、そこから多くの就活生は、早めに内定を勝ち取っているのです。

ライバルは選考準備が万端だから

5月からの就活が遅いと言われるのは、ライバルは、すでに選考対策が万全な状態だからです。

前述の通り就活は年々早期化しており、学生が就活に向けて意識を高め、本格的に選考対策を行う時期も早まっています。

早いうちから就活を始めた学生は、すでに完成度の高いガクチカや強みを持っており、5月の時点では面接も何度か経験しているものです。

そのため、5月に一から準備を始めるのでは、ライバルに勝つのは難しいでしょう。

よって、特に人気の高い大手企業の選考を通過するのは至難の業であり、結果として選択肢は狭まってしまう可能性が考えられます。

もちろん、完全に手遅れになってしまっているわけではありませんが、とにかく徹底的に選考対策に力を入れなければならないのは事実です。

5月からの就活では、後れを取っていることを自覚したうえで、選考対策に集中しましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

確かに、5月からのスタートでは他の就活生に比べて準備の差があるのは事実です。しかし、ここから本気で取り組めば、逆転のチャンスは十分にあります。就活は短距離走ではなく、最後まで粘り強く取り組む長距離戦です。選考対策に全力で集中し、自分の言葉でしっかり語れる軸をつくることで、選考通過率は確実に上がります。今この瞬間からの行動こそが、数週間後の結果を左右する——その意識で、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

【大学4年生の5月】大学4年生の5月から就活を始める人が今すぐやるべきこと

次に、大学4年生の5月から就活を始める人が今すぐやるべきことを解説していきます。

大学4年生の5月から就活を始める人が今すぐやるべきこと
  • 業界を絞って企業を選ぶ
  • 自分の強みから就活の軸を定める
  • エントリーできる企業の締切を把握する
  • 二次募集や夏採用の情報をチェックする
  • 就活エージェントに登録して対策サポートを受ける

26卒の就活において、5月から就活を始めるのは少し遅いということを説明しました。

しかし、5月から就活を始めても内定を獲得することは十分に可能です。

5月から就活を始めがちな人の特徴
  • 部活や学業が忙しかった
  • 公務員採用試験を受けるつもりだった
  • 就活へのやる気がもてなかった
  • 留学に行っていた

様々な理由があるかと思いますが、就活をしていなかった時期の経験も踏まえて、自分の強みが活かせる企業を計画的に狙っていくことが必要になります。

業界を絞って企業を選ぶ

就活初期では「とりあえずたくさんの企業を見よう」と考える人が多いですが、5月から始める場合は時間に限りがあります。
そのため、まずは興味・適性・将来性などから業界を2〜3に絞り、その業界の企業を優先的に調べるのが効率的です。

例えば、「人と関わるのが好き」なら人材業界・販売・サービス業界、「論理的に物事を考えるのが得意」ならIT・コンサル・金融など。
業界研究には、以下のような情報源を活用しましょう。

企業選びに活用してほしい方法
  • 業界地図(東洋経済や就職四季報)
  • 業界研究セミナー・合同説明会
  • OB・OG訪問でリアルな情報を聞く

自分の強みから就活の軸を定める

「どんな企業に入りたいか分からない」「志望動機が書けない」——そんな人は、まず自己分析から始めましょう

過去の経験(アルバイト、部活、ゼミ、ボランティアなど)を振り返り、自分が頑張ったこと・評価されたこと・やりがいを感じたことを書き出してみてください。

その中から、あなたの価値観・行動パターン・得意なことが見えてくるはずです。

それをもとに、たとえば「チームで成果を出すことが好きだから、協働性を重視した企業を選ぶ」といった就活の軸を定めることで、企業選びやエントリーシートの内容がブレなくなります。

エントリーできる企業の締切を把握する

エントリー受付中の企業はまだまだたくさんありますが、募集締切は企業ごとに異なり、突然終了することもあります。

そのため、マイナビ・リクナビなどの就活サイトで「エントリー受付中」や「説明会予約可能」などの条件で検索し、気になる企業は即チェック。また、以下のように管理表を作ると見落としを防げます:

まとめておくべき企業情報
  • 企業名
  • 業界・職種
  • ES提出締切
  • 説明会・選考日程
  • 志望度(A・B・Cなど)

ただし就活サイトに掲載されている企業の中には、5月よりも前にプレエントリーを済ませている学生しかエントリーできない企業もありますので、募集要項やエントリー条件は十分に確認しましょう。

エントリーして選考に進む

5月からの就活では、まずはとにかく、応募可能な企業を見つけてエントリーしましょう。

エントリーしなければ、選考に通過することもありません。

情報解禁の時期からは2か月も経過していますが、5月の時点でも、エントリーを受け付けている企業はあります。

手当たり次第にエントリーすれば良いわけではありませんが、持ち駒がないと就活は進まないため、業界研究や自己分析を進めながら気になる企業にエントリーしてみましょう。

選考は、基本的にエントリーシート提出→Webテスト→面接の順に進んでいきます。

選考対策は、キャリアセンターや就活エージェントなどの支援サービスを活用し、効率よく進めることが大切です。

就活支援のプロフェッショナルに手厚くサポートしてもらえれば、これまで選考対策を何もやっていなくても、完成度のガクチカや志望動機を用意できるようになります。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

5月以降の就活でも、「まず動く」ことが何よりも大切です。選考に進むには、まずエントリーという第一歩が欠かせません。すでに選考が進んでいる企業が多い中でも、今だからこそ応募できる企業や、自分に合う企業が見つかることもあります。また、支援サービスを活用すれば、これまで準備が手薄だった方でも短期間で効果的な対策が可能です。焦らず、でも着実に行動を積み重ねていけば、きっと道は開けていきますよ。

二次募集や夏採用の情報をチェックする

大手企業や人気企業でも、採用数や辞退状況によって5月以降に二次募集・夏採用を行うことがあります。その情報は、公式HPや就活サイト、SNSなどで告知されます。

特におすすめのチェック方法
  • 企業公式サイトの「採用情報」ページ
  • Twitterで「夏採用」や「追加募集」と検索
  • マイナビの「夏採用特集」などを活用

また、夏採用は「質の高い応募者をじっくり見極めたい」という意図があるため、志望度が高い学生にとって逆に有利になることもあります。

【大学4年生の5月】大学4年生の5月に順調に就活を進めている人がやるべきこと

この記事を読んでいる方のなかには、5月までにすでに就活を進めていて、5月時点ではすでに順調に就活が進んでいる、という方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、大学4年生の5月に順調に就活を進めている人がやるべきことについて5つ解説をします。

大学4年生の5月に順調に就活を進めている人がやるべきこと
  • 現状把握と今後のスケジュール調整
  • 自己PR・志望動機のブラッシュアップ
  • 面接練習
  • 対面面接の経験を積む
  • 説明会参加とOBOG訪問の継続

5月は面接が本格的に進んでいき、複数社の二次〜最終面接を同時に進めていくことも少なくないでしょう。

そんな中で5月に確実に内定を獲得して就活終了するためには何をすればいいのか、順番に解説していきます。

現状把握と今後のスケジュール調整

すでに複数社の選考を受けている人は、内定獲得を見据えて戦略的にスケジュール管理を行う段階です。

例えば、第一志望の企業の最終面接日と、他社の選考日程が重なっていないか、内定承諾の期限が迫っていないかなどをチェックし、必要なら企業に相談して日程調整を行いましょう。

また、「現状で何社受けているのか」「どの企業が最も志望度が高いのか」など、定期的に自己棚卸しすることも重要です。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

選考が進んでくると、スケジュールの把握と調整は欠かせないポイントになります。複数社の選考が重なる中で重要なのは、優先順位と柔軟な対応力です。第一志望の企業に集中するために、他社の面接日を調整することは決して失礼なことではなく、むしろ前向きな姿勢として受け取られることも多いです。また、現状を定期的に振り返ることで、なんとなく受けていた企業ではなく、本当に自分が納得できる企業選びに繋がります。一つひとつの判断が、将来の納得感を大きく左右する時期ですので、丁寧に進めていきましょう。

自己PR・志望動機のブラッシュアップ

選考が進むほど、ESや面接での自己PRや志望動機の完成度が内定を左右します。

過去に使ったESや面接での受け答えを見直し、企業ごとのニーズに合わせて内容を調整しましょう。

内容を調整する際には、面接官に十分に内容が伝わる構成にすることが大切です。

PREP法を使った文章の構成方法
  • Point = まず「結論」を示す
  • Reason = 結論に至った「理由」を述べる
  • Example =結論を裏付ける「具体例」を出す
  • Point = 再度「結論」を主張する

自己PRや志望動機の詳しい伝え方のコツについては、それぞれ就活市場で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

面接練習

どんなに準備しても、本番でうまく話せないのは練習不足が原因です。キャリアセンターやエージェントでの模擬面接を利用し、質問に対する答え方・表情・話し方のフィードバックを受けましょう。

特に以下の質問は頻出なので、複数の答え方を準備しておくと安心です。

面接における頻出質問
  • 自己紹介・自己PR
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 志望動機
  • 5年後・10年後のキャリアビジョン

面接練習の方法はいくつかありますが、事前準備と経験値が面接の合否を左右すると言えます。

十分に対策をした上で面接に臨むようにしましょう。

対面面接の経験を積む

オンラインでの面接に慣れている学生が多い中、対面面接で差をつけるチャンスがあります。

対面では、第一印象・マナー・姿勢・目線などがより重視されます。

会社に入るときのあいさつ、名刺交換、会議室での動き方なども含めて、ビジネスマナーを事前に学んでおくことが大切です。

また、はじめての対面面接が本命企業となる状況も避けましょう。

オンライン面接と対面面接では、緊張感や聞かれる内容、面接官の役職など何もかもが異なります。

現場慣れした上で本番に望めるように、対面面接の経験を積んでおきましょう。

説明会参加とOBOG訪問の継続

内定をもらっても「ここで本当にいいのか」と悩む人は少なくありません。そんなときは、企業のリアルな姿を知る機会を積極的に作りましょう。

OBOG訪問では、「入社の決め手」「働いていて感じるギャップ」など、ネットには載っていない貴重な情報を得ることができます。

キャリアセンターやビズリーチ・キャンパスなどを活用して、気になる企業の先輩にアプローチしてみましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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内定が出たあとも迷いが生じるのは、とても自然なことです。むしろ、その段階でしっかり考え直せることは大きな強みです。OBOG訪問や説明会の継続は、表面的な情報にとどまらない企業理解を深める貴重な手段です。特に、働いている人のリアルな声に耳を傾けることで、自分との相性や将来のイメージを具体的に描くことができます。納得感を持って入社先を選ぶためにも、迷ったときほど情報収集と対話の機会を増やしてみてください。

【大学4年生の5月】5月から就活を始める26卒学生が意識すべきこと

「気づいたら周りがもう選考を受けていた」「4月までは授業やバイトで手が回らなかった」というように、5月から本格的に就活を始める方も決して少なくありません。

就活スタートのタイミングは人それぞれ。

大切なのは、今から何を意識して行動していくかです。

ここでは、5月から就活を始める26卒の方に向けて、就活を前向きに進めていくために意識したい5つのポイントをご紹介します。

焦りを手放し、自分に合ったやり方を見つけていくためのヒントになれば幸いです。

コスパ・タイパに囚われない

SNSや動画サイトなどで「最短で内定を取る方法」や「最も効率的な就活術」が多く紹介されている中で、ついコスパやタイパ(タイムパフォーマンス)を重視しがちですが、就活は一概に効率だけで進められるものではありません。

もちろん、限られた時間の中で計画的に動くことは大切ですが、「ラクして早く終わらせたい」という気持ちが強すぎると、本来向き合うべき自己分析や企業研究、面接対策が浅くなってしまい、結果的に選考でつまずいてしまうこともあります。

特に5月からの就活では、他の学生に比べて「今からでも間に合うか」と不安を感じることもあるでしょう。

その分、基本に忠実に、じっくりと一つひとつの選考に丁寧に向き合う姿勢が、むしろ内定への近道になります。

自分に必要な努力にはしっかり時間を使い、納得のいく形で前に進んでいきましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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(就活市場監修者)

焦りから効率ばかりを追求したくなる時期ですが、「遠回りに見えても、基本を大切にする姿勢」こそが、結果的に最短距離になることも多いものです。
特に今の時期からでも、丁寧に自己分析や企業研究を積み重ねることで、十分に内定獲得は可能です。
一歩ずつ着実に進んでいきましょう。応援しています!

早く内定をもらうことが良いわけではない

「もう内定が出ている人がいる」と聞くと、自分だけが遅れているように感じてしまうかもしれません。

しかし、早く内定をもらうことが必ずしも良い就活とは限りません。

実際、内定の時期に関わらず、入社は基本的に翌年の4月です。

つまり、4月に内定をもらった人も、12月に内定をもらった人も、スタートラインは同じです。

むしろ大切なのは「この企業で働きたい」と心から思える会社と出会い、納得して選考を終えられるかどうか。

焦って選んだ企業に後悔を残すより、自分に合った企業をじっくり見つけることの方が、社会人になってからの充実感に大きく関わってきます。

スピードではなく納得内定を重視して、就活に取り組んでいきましょう。

内定の数は重要ではない

「何社内定をもらったか」は、就活中に気になってしまう要素のひとつかもしれません。

ですが、最終的に入社する企業は1社だけです。

内定の数が多いからといって、就職後に何かが特別に有利になるということは基本的にはありません。

むしろ、たくさんの企業から内定をもらうことにこだわりすぎると、本当に自分に合った企業を見逃してしまったり、選考へのエネルギーが分散してしまったりする可能性もあります。

大切なのは「この会社で働きたい」と心から思える1社に出会うこと。

そして、その企業にしっかり向き合い、納得して意思決定をすることです。

他人と比べるのではなく、自分自身が納得できるかを軸に、就活を進めていくことをおすすめします。

自分で就活を終わるゴールを決める

就活には終わりが見えにくい側面があります。

「もっと良い企業があるかも」と思い続けてしまうと、いつまでも終われなくなってしまうこともあります。

そこで意識したいのが、「自分なりの就活のゴールを設定する」ということです。

たとえば、「この業界から内定をもらえたら終了にする」「○月までに就活を終える」といった明確なラインを設けることで、気持ちにメリハリがつきやすくなります。

もちろん、そのゴールは途中で変えても構いません。

就活を進めていく中で、自分の価値観や考え方が変わることは自然なことです。

大事なのは、自分の判断で就活の方向性を決めるという主体的な姿勢。

自分の人生の選択を、自分の意思で進めていく第一歩として、ゴール設定をしてみてください。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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ゴール設定は、就活を「自分ごと」として捉えるうえで非常に重要です。
途中で目標が変わるのは、成長の証でもあります。柔軟に軌道修正しながらも、自分の意思で区切りをつける経験は、社会に出た後も必ず役立ちます。
焦らず、自分自身の納得感を大切に進めていきましょう。

人に頼ることを恐れない

就活は、情報が多く、正解のないことに取り組む作業でもあります。

だからこそ、ひとりで抱え込んでしまうと、つい悩みが深くなってしまったり、モチベーションが下がってしまったりすることもあるでしょう。

そんなときこそ、「誰かに頼ること」がとても大切です。

友人や家族に話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることがありますし、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどのサポートを活用するのも一つの方法です。

相談することは、決して「甘え」ではありません。

むしろ、自分を前に進めるための賢い選択です。

不安や疑問をそのままにせず、「話してみる」「頼ってみる」ことを意識してみてください。

就活の中で得られる人とのつながりも、きっとあなたの力になってくれるはずです。

【大学4年生の5月】大学4年生5月の就活の注意点

大学4年生5月の就活の注意点は、以下の3つです。

5月までにやっておくべき就活
  • 面接対策をせずに面接に挑まない
  • 持ち駒を切らさないようにする

内定を獲得するには、避けるべき行動が存在します。

何も考えずに行動していると、知らない間に内定獲得から遠ざかります。

順調に就活を進めている人や今から始める人も、本章の解説を参考にしてください。

無意識のうちに減点されないよう、きちんと対策しましょう。

面接対策をせずに面接に挑まない

面接対策をせずに面接に挑まないようにしてください。

就活は、対策していないとがバレると、評価が低くなるからです。

採用担当は、就活生の入社意欲や熱意を重要視しています。

その結果、対策していない=入社する意思がない、と判断されるでしょう。

5月になると面接の機会が増えます。

しかし、準備不足のまま挑むと本来の力を発揮できません。

面接対策は、過去の質問例を参考にしながら、自分の経験や志望動機を言語化しましょう。

また、面接の練習には模擬面接が効果的です。

企業の採用担当者や大学職員の方が、面接官を担当してくれます。

模擬面接後には、採用のプロからアドバイスがもらえるため、効率よく対策ができます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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面接では、短時間で自分の魅力や熱意を伝えることが求められます。そのため、事前の実践的な面接対策が結果を大きく左右する場面が多いのです。特に5月以降は選考が本格化し、面接機会も増えてくるため、模擬面接やフィードバックを活用することが、合格への近道になります。自分の言葉で語る経験や志望動機は、一朝一夕ではつくれません。今からでも遅くありませんので、地に足をつけた準備を積み重ねていきましょう。準備をしている姿勢そのものが、入社意欲の証として伝わるという点も意識しておくと良いですね。

持ち駒を切らさないようにする

持ち駒を切らさないことも重要です。

持ち駒とは、エントリーした後、選考結果を待っている企業数のことです。

つまり持ち駒が多い人は、たくさん応募していることになります。

時間が経つにつれて、選考結果の連絡が来るため、持ち駒は減少します。

内定が出るまでは、複数の企業を並行して受けましょう。

幅広い業界・企業にエントリーすることで、就活の焦りを減らせます。

「内定が獲得できない」「内定が獲得できなかったらどうしよう」と考える就活生は、どんどんエントリーしましょう。

ただし、自分の許容量には注意してください。

数が多すぎると管理できなくなり、本末転倒です。

自分にとって負担にならない企業数で、持ち駒を安定させましょう。

各選考の振り返りをする

5月は、選考が本格的に進んでいる人も多く、面接やESの経験が増えてくる重要なタイミングです。

選考が多くなる5月頃の時期に大切なのは、一つひとつの選考を「受けっぱなし」にせず、積極的に振り返りをすることです。

面接でどのような質問をされたか、自分はどのように答えたか、面接官の反応はどうだったかなどをしっかりとメモしておくことで、次回以降の選考に活かせるようになります。

また、うまくアピールできなかった箇所や自信を持って答えられた質問などを整理すれば、自分の課題や改善点が明確になります。

各選考の振り返りは、就活を通しての「自分の成長」を感じられる重要な機会でもあります。

選考結果に対して必要以上に一喜一憂するのではなく、経験を積み重ねながらそこから学んでいく姿勢が、内定獲得への近道になります。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

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この時期は、面接やエントリーシートを数多くこなすことになるため、つい1社1社が流れ作業になってしまうこともあります。ですが、選考ごとの振り返りこそが、就活力を高める最大のカギです。自分の伝え方や面接官の反応を記録することで、次の面接ではより洗練されたアピールができるようになります。失敗から学べる人は、短期間で驚くほど成長します。振り返りを積み重ねることで、自信と納得感をもって内定を迎えることができるはずです。自分の成長を感じながら、一歩ずつ前進していきましょう。

周りと比較しすぎない

5月になると、SNSなどで「内定報告」を目にする機会が増え、焦りを感じてしまう人も少なくありません。

大学でも「〇〇さんは△△会社から内定をもらったらしい」などの噂が頻繁に飛び交うようになるでしょう。

しかし、就活のペースや進め方は人それぞれです。

早く決まったからといって必ずしも優れているとはいえませんし、じっくり自分と向き合いながら、ぴったり合う企業を探している人もたくさんいます。

就活に集中するうえで大切なのは、他人と比較することではなく、自分の軸を見失わないことです。

「自分がどう働きたいか」「何にやりがいを感じるか」を重要視しながら、納得のいく就活を進めることが大事なポイントです。

なお、就活で必要以上に焦ることは、判断を鈍らせる原因にもなります。

周りとの比較は不要なので、まずは落ち着いて、やるべきことを確実にこなしていきましょう。

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柴田貴司
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柴田貴司
(就活市場監修者)

周囲の声やSNSでの内定報告に不安を感じる気持ちは、ごく自然なことです。でも、就職活動は「早ければ良い」「内定が多ければ正解」という単純なものではありません。むしろ、自分なりの基準で納得できる選択ができた人こそ、入社後の満足度や定着率が高い傾向にあります。情報があふれる時代だからこそ、他人の就活を軸のするのではなく「自分の価値観や将来像」を丁寧に見つめ直すことが就職活動成功への大きな一歩になるでしょう。

適度に休憩する

5月の就活では、適度に休憩することも重要です。

就活生にとって、就活に関連する活動は、エネルギーを大きく消耗するものです。

面接の緊張や結果待ちの不安、自己分析やES作成など、精神的にも体力的にも負担を感じるタイミングは多いでしょう。

そのような中でしっかりとモチベーションを保つには、意識的な休憩も欠かせません。

例えば1日だけ就活のことを一切考えない日を作ったり、好きなことに没頭する時間を取ったりするなど、リフレッシュの工夫をすることが重要です。

就活における適度な休憩は、集中力や判断力を回復させ、結果的に選考対策の質を高めてくれます。

心身の健康を大事にしながら、長期戦にもうまく耐えていけるようにすることが、5月以降の就活成功のカギになります。

【大学4年生の5月】5月の就活が不安な場合の対処法

5月は、就活がうまくいかないと感じたり、周囲と比べて不安になったりする時期です。

そんなときは、一人で悩みを抱え込まず、プロのサポートを受けることをおすすめします。

主な対処法は、以下が挙げられます。

5月の就活が不安な場合の対処法
  • 大学のキャリアセンターを利用する
  • 就活エージェントを頼る

このように不安解消につながる支援サービスを活用すれば、より安心感をもって5月以降の就活を進められるでしょう。

今までほとんど就活を進めてこず、対策が不十分で悩んでいる…という就活生にもおすすめです。

では、対処法の一つひとつを細かく見ていきましょう。

大学のキャリアセンターを利用する

5月の就活が不安な人は、大学のキャリアセンターを積極的に利用しましょう。

大学のキャリアセンターでは、就活に関する情報提供や相談支援、模擬面接などを無料で受けられます。

特に5月以降は利用者が少し落ち着いてくるため、じっくり相談にのってもらえるタイミングでもあります。

早期化が進む昨今は、キャリアセンターの利用は冬~3月頃がさかんになる傾向です。

5月の時点で内定がなければ確かに焦ってしまいますが、大学のキャリアセンターでじっくり相談に乗ってもらえるのは嬉しいメリットになります。

ESの添削や企業選びのアドバイス、面接の受け答えに関するサポートなど、受けられる支援の種類はいずれも有用性があります。

さらに、大学に寄せられている求人情報を確認できるケースもあるため、活用しない手はありません。

一人で抱え込まず、まずは一度、気軽に相談に行ってみましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

就活が本格化する3月を過ぎた5月は、キャリアセンターをじっくり活用できる狙い目の時期です。企業との接点を増やしたい方、ESや面接で伸び悩んでいる方にとって、マンツーマンでの相談は非常にありがたいものになります。キャリアセンターの職員は、例年の学生の傾向や企業の情報にも精通しているので、個別の状況に応じた実践的なアドバイスが得られます。今から巻き返したい人にこそ、まず一度足を運んでみてほしいですね。

就活エージェントを頼る

5月の就活が不安な人は、就活エージェントを積極的に頼ることもおすすめです。

就活エージェントは、企業と学生をマッチングさせたり、選考対策をサポートしたりする就活支援サービスです。

登録後は専属のアドバイザーがつくため、自己分析や企業選び、面接対策まで一貫してサポートしてもらえるのがポイントです。

就活が遅れており今からでも巻き返したい人や、効率よく内定を目指したい人にとっては、就活エージェントへの相談は非常に有効な対処法です。

また、自分では出会えなかった企業を紹介してもらえるチャンスでもあります。

なお、就活エージェントでも、利用できる支援サービスの多くは無料です。

不安な場合は手っ取り早くプロの力を借り、就活を効率よく進めていきましょう。

【大学4年生の5月】26卒が5月以降も応募・エントリーできる企業

5月以降にエントリーを考える場合は、そもそもどのような業界・企業であればエントリー可能なのか、特徴をつかんでおきましょう。

そのためここからは、5月以降のタイミングでもエントリーを受け付けている業界・企業を紹介していきます。

当てはまる企業は、主に以下のとおりです。

5月以降もエントリーできる企業
  • ベンチャー企業や大手の子会社
  • 二次募集をしている企業

このように5月以降でもエントリーできる業界を事前にチェックしておけば、よりスムーズにエントリーを進めていけるでしょう。

では、詳細をチェックしていきます。

ベンチャー企業や大手の子会社

5月以降でもエントリー可能な業界・企業には、まず、ベンチャー企業や大手の子会社が挙げられます。

ベンチャー企業や大手の子会社は、比較的採用スケジュールが柔軟な傾向にあることが特徴です。

そのため、5月でもエントリーを受け付けている可能性があり、遅れて就活を始めた場合でも内定につなげられる可能性があります。

そもそもベンチャー企業などは、早いところは3年生の秋頃から早期選考を始める場合があります。

そのため、春頃のタイミングには、内定辞退などによる再募集などがかけられていることが多いのです。

また、そもそも通年採用の形をとっており、時期を問わずエントリーを募集していることもあります。

遅れた時期でもエントリーしやすい企業の選択肢として、ベンチャー企業や大手の子会社の採用情報は、積極的にチェックしておきましょう。

二次募集をしている企業

5月以降の就活では、二次募集をしている企業にエントリーできる場合もあります。

企業の新卒採用は、すんなりと終了するケースばかりではないため、例えば途中で採用枠が空けば二次募集がかかることがあります。

基本的に最初のエントリーは3月1日からですが、5月以降は、企業によっては二次募集にエントリーできる可能性があるということです。

二次募集を実施する企業は中小企業ばかりではなく、有名な大手も含まれます。

そのため、二次募集にエントリーできれば、5月からの就活でも大手から内定をもらう可能性もゼロではないでしょう。

もちろん採用枠は少ないため高倍率になりますが、興味がある人は積極的に挑戦してみましょう。

なお、二次募集を見つけるには、企業の公式ホームページのこまめなチェックが必要不可欠です。

5月中の募集や就活イベントについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

【大学4年生の5月】5月に就活をする26卒が知っておくべき内定獲得のチャンス

5月以降の就活には、様々な内定獲得のチャンスが存在します。

5月に就活をする26卒が知っておくべき内定獲得のチャンス
  • 夏採用・秋採用
  • 通年採用
  • 就活留年・浪人からの第二新卒就活

企業によって実施していない場合もありますが、採用枠としてこれらが設けられることも少なくない、ということを覚えておきましょう。

夏採用・秋採用

多くの企業が、5月〜10月にかけて「夏採用」「秋採用」として追加募集や選考を実施しています。

この時期は、就活を続けている学生の数が減るため、倍率が比較的下がり、じっくり見てもらえるチャンスでもあります。

夏採用や秋採用が設けられる理由
  • 夏・秋までの採用で必要な採用数を確保できなかった
  • 内定辞退者が出て採用数が足りなくなった
  • 新しいポジションができて採用枠が増えた

どの理由にしても、採用枠が残り少ない中で実施される採用活動であることは確かです。

企業側の目も厳しくなりがちなので、面接の質や志望動機の明確さが問われることを意識しましょう。

通年採用

IT業界や外資系企業を中心に、年中いつでも応募できる通年採用を導入する企業が増えています。

通年採用をおこなっている企業の一例
  • 楽天
  • ソフトバンク
  • リクルート
  • ファーストリテイリング(ユニクロ)
  • サイバーエージェント
  • メルカリ
  • KDDI

この採用方式では、タイミングよりも本人のスキル・経験・ポテンシャルが重視されるため、自分の強みが明確な学生にとっては非常に有利です。

ポートフォリオ提出や課題選考などがあるケースも多いため、自己PRの質を高めておくことが鍵になります。

就活留年・浪人からの第二新卒就活

「どうしても納得できる内定が出なかった」ときは、あえて一度就職を見送り、再チャレンジする選択肢もあります。

就活留年・既卒として再挑戦する場合、重要なのは「なぜ就職しなかったのか?」「その期間に何をしていたのか?」を説明できることです。

また、第二新卒として入社1〜3年以内に転職する人も増えており、キャリアの柔軟性は高まっています

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

納得できる就職先が見つからないとき、選択肢を広げて再挑戦することは決して後ろ向きではありません。重要なのは、その期間をどう過ごし、どのような意志を持って次の一歩に臨んでいるかです。就活留年や既卒でも、しっかりと目的意識があれば、企業側も前向きに評価してくれます。また、第二新卒という形で新たなキャリアを描く人も年々増加しており、今は多様なキャリアパスが認められる時代です。焦らず、自分の納得のいく選択を見つけることが、結果として良いキャリアのスタートにつながるはずです。

【大学3年生の5月】27卒が5月から就活をするのは遅い?

結論から申し上げると、大学3年生の5月から就活準備を始めるのは、決して遅くありません。

むしろ、多くの学生がこの時期から意識的に動き出しており、「早すぎるかも?」と不安になる必要もありません。

ただし、近年の就活は年々スピードが早くなっている傾向があり、のんびり構えていると周囲との差がついてしまう可能性もあります。

だからこそ、「5月は就活準備に取り組む絶好のタイミング」だと捉え、早めに行動を起こすことが大切です。

それでは、27卒の就活スケジュールや、今の時期にやっておきたいこと、企業の動きについて詳しく見ていきましょう。

27卒の一般的な就活スケジュール

27卒の就活は、26卒よりも半月〜1ヶ月ほど早く動き出すと予想されています。

これは、多くの企業が年々「早期選考」や「早期内定」を重視するようになってきているためです。

早期に優秀な学生を確保するため、サマーインターンの開始時期も年々早まっています。

一般的な流れとしては、

一般的な流れとしては、
  • 7月〜9月:サマーインターンに参加
  • 10月頃〜:早期選考がスタート
  • 1月頃〜:本選考開始(企業によっては12月から)

というスケジュールが想定されます。

つまり、今のうちからしっかり準備を進めておけば、サマーインターンにもスムーズに参加でき、その後の選考でも有利に立ち回ることができます。

5月からの準備が、夏以降の成功を左右すると言っても過言ではありません。

27卒の就活における5月の位置付け

27卒にとっての5月は、就活準備の土台を固める時期です。

この段階でやっておきたいのは以下のような内容です。

大学3年生が5月にすべき就活の内容
  • 自己分析:自分の価値観や強みを明確にする
  • 業界・企業研究:どんな企業があるのか、どんな働き方をしたいのかを知る
  • 就活の軸決め:どんな基準で企業を選ぶか、自分なりの判断軸をつくる

今のうちにこれらをしっかり進めておくことで、サマーインターンの選考やES作成がスムーズに行えるようになります。

焦る必要はありませんが、「なんとなく後回しにしていたらあっという間に夏が来ていた」という状況は避けたいところです。

時間に余裕がある今だからこそ、丁寧に自分と向き合う時間を持つようにしましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

27卒の皆さんは、これまで以上に「早めの行動」がカギとなります。
5月時点で基礎を固められれば、サマーインターン選考も安心して臨めますし、秋以降の本格化に向けても大きなアドバンテージとなります。
一歩一歩着実に準備を進めながら、自分のペースを大切にすることも忘れずに取り組んでいきましょう。応援しています!

27卒の就活に向けた5月の企業の動き

企業側の動きとしては、5月時点ではまだ本選考や早期選考に向けた準備段階であることが多いです。

この時期は以下のような動きが見られます。

27卒の就活に向けた5月の企業の動き
  • 来年度(27卒)の採用計画を立てている
  • サマーインターンの準備・設計を進めている
  • 秋冬の採用イベントや説明会の企画を始めている

つまり、企業もまだ採用に向けての本格始動には至っていない場合が多いため、学生にとっては情報収集や準備を進めるチャンスでもあります。

また、一部の先進的な企業ではすでにサマーインターンの募集が始まっていたり、インターン選考の告知が行われている場合もあります。

企業のSNSや採用ページ、就活サイトをこまめにチェックしておくことが大切です。

【大学3年生の5月】大学3年生が5月にすべき就活

では、ここからは、大学3年生が5月にすべき就活の内容を紹介していきます。

近年は就活が早期化しているため、3年生の5月から準備に取り掛かる学生は決して珍しくありません。

そのため「そろそろ就活しなきゃ」と感じたら、以下をチェックし、やるべき準備をしっかりとこなしていきましょう。

大学3年生が5月にすべき就活の内容は、以下のとおりです。

大学3年生が5月にすべき就活の内容
  • 外資系企業のES提出
  • 就活対策
  • サマーインターンの準備

特に、サマーインターンは就活のモチベーションを高めたり業界・企業研究を行ったりするうえで良い機会になるため、準備を欠かさないようにしましょう。

では、詳細を一つひとつまとめていきます。

外資系企業のES提出

外資系企業を目指す就活生は、ESを提出しましょう。

外資系企業は、日系企業と比較して、早い時期から選考が進むからです。

とくにコンサルや投資銀行、IT企業などは5月〜6月にESの締め切りを迎えます。

油断していると、エントリーできずに終わってしまう可能性があります。

そのため、できる限り早い段階でESを提出しましょう。

5月にはGWがあります。

長期休暇をうまく活用して、提出準備を整えましょう。

ただし、大学のキャリアセンターや就活エージェントは、休みに入るため注意してください。

相談事がある就活生は、GWに入る前に解決しておきましょう。

外資系企業を志望する就活生は、選考スケジュールに注意してください。

就活対策

ほかには、就活対策として、業界・企業について研究や分析を進めておくことが大切です。

まだ3年生の5月ではあるものの、今後はサマーインターンを経て、早ければ秋頃には一部の企業は早期選考をスタートさせることになります。

気がつけばほとんど何もしないまま3年生の秋になってしまった…というパターンも珍しくないため、時間があるうちに、業界・企業研究はしっかり進めておくべきといえます。

早いうちに研究を進めたうえで、自分がどの業界に合っているのかを把握しておけば、よりスムーズに業界・企業選びができます。

エントリーシートや面接などの選考対策にも時間を使いやすくなるため、5月頃からは、今後のために準備を徹底しておきましょう。

業界・企業研究を行っても自分がどの業界に向いているのかわからない、と悩んだときは、じっくり時間をかけて自己分析を行うことも大切です。

サマーインターンの準備

大学3年生が5月に行うべき就活の中でも、サマーインターンの準備は非常に重要なステップです。

多くの企業がサマーインターンの募集情報を5月頃から順次公開し始めるため、このタイミングでアンテナを張っておくことで、応募のチャンスを逃さずに済みます。

まずは、自分が気になる業界や企業のインターン情報を集め、「参加してみたい」と思える企業に目星をつけておきましょう。

興味のある企業をいくつかピックアップしておくと、選考が始まった際にスムーズに対応できます。

インターンのエントリーには、エントリーシートの提出や面接、適性検査などが求められることも多く、想像以上に準備に時間がかかる場合もあります。

そのため、5月の段階で余裕をもって情報収集を始め、必要な準備を少しずつ進めていくことが大切です。

また、サマーインターンは「就活を本格的に始めるきっかけ」にもなりやすく、実際の企業での体験を通じて業界理解を深めることができます。

参加した学生の中には、そのまま早期選考につながるケースもあるため、インターン参加は就活を有利に進めるうえでも非常に効果的です。

「まだ自分には早いかも…」と感じる方もいるかもしれませんが、まずは気軽に情報を見てみることから始めてみてください。

気になる企業が見つかれば、その情報をメモしたり、カレンダーに選考スケジュールを記録したりと、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。

今の行動が、夏以降の就活に大きな差をつける第一歩になります。

焦らず、でも着実に準備を進めていくことが、サマーインターン参加、そしてその後の選考成功へとつながっていきます。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

サマーインターンは、就活本番に向けた重要なスタートラインです。
情報収集と早めの準備が、後のチャンスを確実に広げるポイントになります。
「今の自分にできることから少しずつ」という意識を持つことで、着実に成長につながります。
最初の一歩を大切にしながら、焦らず自分のペースで進めていきましょう。応援しています!

【大学3年生の5月】ゴールデンウィーク中に就活準備を進めよう

ゴールデンウィークは、就活準備に集中できる貴重な時間です。

旅行や遊びも大切ですが、将来のために一部の時間を就活に充てることで、大きな差が生まれます。

この時期に自己分析や企業研究といった就活準備を進めることで、サマーインターン対策もスムーズに行えます。

ESの作成やWebテストの練習も、余裕があるうちに始めておくことが効果的です。

夏休みに本命の業界のサマーインターンに参加するためにも、5~7月でどれだけ就活を行えるかが非常に重要です。

まとまった時間を有効活用し、就活のスタートダッシュを切っていきましょう。

ゴールデンウィーク中の就活についてはこちらの記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみてください。

【大学3年生の5月】27卒は5月からインターンに積極的にエントリーしよう

インターンシップは実際の仕事を体験できる貴重な機会です。

参加することで業界や企業に対する理解が深まり、自分に合う職場環境を見極めることができます。

また、社員との交流やフィードバックを通じて、自分の課題や強みに気づける点も大きなメリットです。

さらに、インターン経験は選考時のESや面接で説得力のあるエピソードとして活用できます。

特にサマーインターンは選考直結型も多いため、5月のうちから情報収集や準備を始めることが重要です。

就活が超早期化している27卒ではインターンシップに参加することが非常に重要です。時間を作り積極的に参加しましょう。

インターンに参加するメリット

インターンシップに参加することには様々なメリットがあります。

まず、企業の仕事内容や職場の雰囲気を実際に体験できます。

この体験は志望動機や自己PRの裏付けとなり、就活本番での説得力を高めてくれます。

次に、働くうえで大切にしたい価値観や、自分が活躍できる環境の条件にも気づけるようになります。

社員と直接コミュニケーションを取ることで、仕事への理解が深まり、自分の成長にもつながります。

一部の企業では、インターン参加者に早期選考の案内を出すケースもあるため、積極的に参加する価値があります。

また、インターンでは、他大学の就活生と関わることもできるので就活へのモチベーションを高めることができるでしょう。

サマーインターンの参加率

就活は年々早期化しているため、27卒では大学3年生のうち、およそ7割がサマーインターンに参加すると言われています。

就活の早期化が進むなかで、インターンへの参加は当たり前になりつつあります。

このため、参加しないと周りから出遅れた状況になってしまうと考えられます。

サマーインターンでは、企業側も学生を見極めており、評価次第では早期内定につながることもあります。

5月はその準備期間として、業界研究や企業分析、ES作成などに集中することが求められます。

本選考直結型がおすすめ

サマーインターンには、本選考直結型を採用する企業が増えています。

このタイプのインターンでは、参加中の評価によって早期選考や特別ルートに案内されることがあります。

通常の選考よりも早い段階で内定を獲得できるため、就活全体の負担を軽減することができます。

特に外資系企業や大手企業ではこの傾向が顕著で、効率よく就活を進めたい学生には最適な選択肢となります。

5月からインターン情報をチェックし、エントリーの準備を整えておくことが大切です。

ほとんどのインターンでは、参加するためにESを提出しなければなりません。

インターン選考の志望動機・自己PRの書き方について以下の記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみてください。

【大学3年生の5月】5月から就活を始める27卒学生が意識すべきこと

大学3年生の5月は、就活に向けて少しずつ意識が芽生え始める時期です。

しかし、焦って手当たり次第に動き出すのではなく、今の自分にとって何が必要なのかを見極めながら、バランスよく行動することが大切です。

ここでは、5月から就活を始める27卒の学生が、特に意識しておきたいポイントを3つに分けて解説します。

就活に時間を使いすぎない

5月の段階では、エントリーを開始しているサマーインターンの数も限られており、公開されている企業情報もまだまだ少ないのが実情です。

そのため、就活に時間をかけすぎても「やったことに対して成果が出ない」と感じやすく、モチベーションが下がってしまうこともあります。

この時期は、就活一本に集中しすぎるのではなく、学業やアルバイト、サークル活動などとバランスよく時間を使うことが大切です。

特に大学生活での経験は、自己PRやガクチカのネタにもつながるため、無理に就活だけに集中する必要はありません。

「情報収集の習慣をつける」くらいの感覚で、無理なく始めていくことがポイントです。

サマーインターンが全てではない

「サマーインターンに参加しないと、いい企業に行けないのでは?」と不安に感じる方も多いかもしれません。

しかし、サマーインターンが就活のすべてではありません。

実際、サマーインターンに参加できなかったとしても、大手企業を含め秋以降にも多数のインターンが開催されます。

また、企業によっては冬や春のインターンを本選考につなげるケースもあります。

サマーインターンは、企業を知ったり、就活の雰囲気に慣れるための第一歩。

落ちてしまっても、その経験は次に必ず活きてきます。

今は一つひとつの経験を積み重ねていくことが大切です。

「インターンに参加すること」ではなく、「自分に合った企業を見つけること」が最終目標であることを忘れず、広い視野で取り組んでいきましょう。

早期に内定を獲得しても入社は大学卒業後の4月

最近では、早期選考や早期内定といった言葉をよく耳にするようになりました。

確かに、早く内定を得ることで安心感は得られますが、内定を早く取ったからといって、早く社会人になれるわけではありません。

どれだけ早く内定をもらっても、入社は基本的に大学卒業後の翌年4月。

つまり、周囲より少し早くゴールに近づいたように感じるかもしれませんが、最終的なスタート地点はみな同じです。

そのため、「早く内定を取らなければ」と焦るのではなく、自分が納得のいく企業と出会うことを大切にしてほしいと思います。

就活はマイペースで進めて良いものです。

5月の時点では、情報収集や自己分析を通じて、自分自身をよく知るところからスタートするのがちょうどよいタイミングです。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

就活のスタートダッシュに不安を感じる方も多いですが、5月時点では「焦らず土台をつくる」意識が何より大切です。
サマーインターンも、あくまで経験の一つ。最終的な目標は、自分に合った企業と出会うことだということを、忘れずにいてください。
今できる小さな準備の積み重ねが、未来の自信に変わります。自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。

5月の就活に関するよくある質問

5月から就活を始めた場合でも、大手企業から内定をもらうことは可能です。

ただし、大手企業の選考は3月から始まり、5月を迎える頃にはエントリー自体が締め切られている場合も多いです。

スケジュール的に一部の企業は手遅れになってしまうため、大手を目指したい場合は、5月からでもエントリーできる大手企業を見つけると良いでしょう。

また、タイミングが良ければ、採用枠が空いたことによって二次募集がかかるケースもあります。

一般的には、10月までに内定を得られなければ、かなり状況は厳しくなります。

5月の時点で内定ゼロでも、春採用も含めれば夏採用・秋採用とまだチャンスはいくつか残されていますが、10月まで来ると残るチャンスは冬採用のみです。

企業によっては卒業ギリギリのタイミングまで採用活動を行っている場合もありますが、時期が遅くなるほど、募集人数が少なくなることで倍率も上がっていきます。

そのため、5月から就活を始める場合・5月の時点で内定ゼロの場合は、遅くとも10月までをめどに行動を起こす必要があります。

まとめ

4年生の5月は、多くの企業で選考が本格化するタイミングです。

そのため、面接などの予定が入りやすく、しっかりとスケジュール管理を行いながら動く必要があります。

選考と対策の同時並行が必要になるため、効率的かつ計画的な動きが必要不可欠です。

また、5月から就活を始める場合は一般的なペースと比べて遅れているため、より一層効率的な対策が重要といえます。

必要に応じて就活エージェントなどの支援サービスを活用しながら、対策を強化し、遅れを取り戻しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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