面接を乗り切ろう!自己PRに対しての深掘り質問の例や回答時の注意点を解説

はじめに

3月の就活解禁日に向けて、さまざまな対策を行っている就活生が増えてくる時期かと思います。

特に面接対策やES対策は、就職活動を成功させるには必須となる、重要な対策です。

面接で聞かれる質問や求められる人材は企業によりけりですが、どんな業界・業種でも共通して問われる定番の質問もあります。

今回は基本的に押さえておきたい質問パターン5つと、その質問を深掘りされたときにどのように対処するか、必要な事前準備を紹介していきます。

面接官が深掘り質問を行うのはなぜ?

「深掘り質問」とは、面接官が「なぜそのようにしたのか」「そのときどう思ったか」など、話を深く掘り下げるような方法です。

従来、日本企業の面接では主に「潜在能力」に重きを置いていました。

そのため、応募者たちのまだ見ぬ才能を見抜くために、学歴や経歴などが重視されていたのです。

しかしその後、アメリカで採用された「コンピテンシー評価」という評価方法が日本企業にも取り入れられ始めました。

コンピテンシー評価とは、学歴や経歴ではなく応募者の思考性や行動性をチェックするものです。

つまり、企業にとって必要な適性やスキルを応募者がもっているか判断する評価方法です。

その概念が取り入れられ始めてから、面接の際に深掘り質問を行う企業が増えていきました。

それではコンピテンシー評価を行うにあたって、なぜ深掘り質問が必要なのか、2つの理由を見ていきましょう。

自己PRの内容が本当かを確認するため

1つ目は、自己PRの内容が本当かを確認するためです。

就活生は面接の際に、企業が求めている人物像に合致するエピソードをアピールしたいと考えるでしょう。

このときアピールしたい気持ちが強いあまり、エピソードをでっちあげてしまう就活生が非常に多く見られるのです。

しかし面接官は就活生の嘘に目を光らせており、自己PRの内容が本当かを確認するため「なぜそれをやろうと思ったのか」「具体的にいつから始めたのか」「どのように実行したのか」など、冷静に事実確認をします。

もし自己PRの内容に偽りがあれば、ほとんどの場合で話のつじつまが合わなくなってしまい、嘘がばれてしまうのです。

特に自己PRの内容が「柔軟性がある」、「臨機応変に対応できる」というものの場合、とっさの質問に答えられないとPR内容が本当か疑われてしまうので、注意しましょう。

応募者をより深く知るため

2つ目は、応募者をより深く知るためです。

応募者の自己PRはどれもアピールポイントとあわせて、応募者が努力したエピソードについて書かれています。

そのため面接官は選考の際に、応募者がそのエピソードについて、どの程度努力したのかを相対的に評価しなければなりません。

行動に至った動機の強さをより詳細に聞き出すことで、PR文だけではわからなかった行動への真剣さを確認しているのです。

また、PR文だけではその行動の難易度をはかることはできません。

そのため、深掘り質問で詳細を確認することによって、行動の難易度を確認するといった意味も含まれています。

具体的な状況や行動の詳細を聞くことで、その行動を達成することの難易度を客観的に評価しているのです。

自己PRへの深掘り質問にはどういったものがある?

自己PRの内容は、面接中に質問して深く掘り下げられても大丈夫なもの、掘り下げてもらいたいことを用意するのが良いということがわかったと思います。

面接官が質問しやすい空気を作るために、PR文では詳細に触れてもらいたいエピソードを書きましょう。

それでは、実際の深掘り質問にはどういったものがあるのでしょうか。

深掘り質問において、基本的なパターンは5つあります。

それぞれについて深掘りされても答えられるように、事前に準備をしておきましょう。

さっそく紹介していきます。

なぜ(Why)

なぜ(Why)の質問は、応募者のもっとも大切にしている価値観が、どのようなものかを見るための質問です。

企業が大切にしている価値観と、自分の価値観がどう合致しているかを述べましょう。

特に「なぜその取り組みを始めようと思ったのか」という質問は必須です。

しっかり対応できるようにしておきましょう。

またこの質問では、動機を正しく答えられるかを見られています。

間違っても「親に言われたから」、「友達に誘われたから」など、受動的な理由を述べることは避けましょう。

なに(What)

なに(What)の質問では、「その取り組みの中でもっとも大変だったことは何か」を問われることが多いです。

これは応募者のストレス耐性や、今後の仕事に活かせる能力や対応力があるかかどうかを見るための質問です。

加えて、困難にぶつかったときにあらわれる性格や人間性も同時に見られています。

どういったことを困難と感じるかのレベルも同時に確かめられています。

そのため、大したことのないエピソードを困難としてあげてしまうと評価が下がることもあるので、注意してください。

どのように(How)

どのように(How)の質問では、困難を解決するにあたって「どのような工夫をしたのか」という質問が頻出です。

この質問は、行った工夫から見られる応募者の特性を確かめるためのものです。

また、「困難をどのようにして乗り越えたか」という聞き方をされることも非常に多く、努力の方向性を見ることで頭の良さをはかり、課題へのアプローチ量でポテンシャルの高さをはかっています。

加えて、周囲からの協力をどのようにして得たのかという点についても面接官は見ているのです。

学んだこと

課題を解決した一連のプロセスから、応募者が何を学んだのかが問われます。

「その中で学んだことは何か」、「今後にどう活かしたいか」といった質問をされることが多いようです。

この質問では、応募者の伸びしろや成長を見て、次につなげられる人物かどうかを見ています。

努力を糧に、今後へ活かしていく姿勢があることに加えて、すでに経験を活かして実践したエピソードがあるとより良いです。

特に身近なことを教訓としている例をあげられると、高い評価を得られるでしょう。

活かしたいこと

「活かしたいこと」の質問では、応募者が入社後に、どのような形で会社へ貢献できるかを見られています。

この質問では、自分の強みが会社にどう活かせるかを面接官にアピールすることが重要となってきます。

「活かしたいこと」については、面接本番で質問されるのを待つよりも、事前にPR文の内容に取り入れておくと、面接官が触れやすい雰囲気を作れるでしょう。

応募者が入社後に活躍する姿を面接官が思い描きやすいように、「こういった強みを活かしてこのように貢献したいです」と簡潔に説明することで、自己PRの説得力が増します。

自己PRを先に深掘りしておこう!

このように、深掘り質問に適切な対応をするためには、自分で先に深掘りしておくことが必須です。

また自己PRを早い段階で深掘りしておくことは、自身のことを企業や面接官といった他者にアピールする面接本番だけではなく、それ以前に行うことになる、企業選びの際にも役立ちます。

自己PRを深掘りし、より自身についての理解を深めることで、自身に合った企業選びをしやすくなるでしょう。

そのような点を考慮しても、やはり事前に自己PRの深掘りを行っておくことは、後悔のない就職活動をするために必須となります。

それでは、自己PRの深掘りとは実際、どのように行うかを見ていきましょう。

その自己PRのエピソードはある?

Webや書籍でよく見かける、先輩内定者のお手本のようなすばらしい体験や、輝かしい実績は必ずしも必要ありません。

些細な出来事や経験であっても、それが企業の求める能力や性格に合致しているのであれば、入社後にどんな活躍をしてくれそうな人物であるかイメージしやすくなります。

面接官がより想像しやすくなるように、自己PRでアピールしようと考えている強みに関する具体的なエピソードを探しましょう。

はじめに自分の際立った長所を探し、さらに自分の長所がアピールできるエピソードを過去の出来事の中から探ります。

自己分析を通して見つけた長所に具体的なエピソードを付け加え、強みが実際に発揮された経験や、その強みを得たきっかけについて明文化しておくことが、自身の自己PRを深掘りするうえで重要になります。

入社後どのように強みを活かしていく?

入社後どのように活躍していくのか、面接官に想像させたいのであれば、あらかじめ自身でそのビジョンを描いておくことも必要です。

そのためには、応募する予定の企業の研究が必須です。

志望する企業がどのような人材を求めているのかを先に調べておき、その情報をもとに自己PRの内容を考えていくと、企業が求める人物像にうまくマッチングできるでしょう。

たとえば、企業が企画力のある人材を求めているなら企画力にまつわるエピソードを探す、という風に、過去の出来事を探っていってください。

職種や業種がどういったものかによって、活かせる強みの内容や活かし方も変わってきます。

そのため、自己PRに使う長所やエピソードは複数考えておくと良いでしょう。

その強みは具体的にどういったもの?

自己PRに取り入れる強みは一言であらわすだけでなく、具体的にどんな強みであるかを考えておく必要があります。

たとえば「対応力がある」ことを強みとして自己PRに取り入れたとしましょう。

しかし「対応力がある」といっても、「トラブル発生時にすぐリカバリーができる」人物なのか、「トラブルを前もって回避できる」人物なのか、さまざまなパターンがあると思います。

自身がどのようなパターンの強みをもっているかによって、自己PRの詳細は大きく変わってきます。

またこの方法を取り入れることによって、角度を変えて自身の強みを見られるようになるのです。

そうすれば、自己PRを偽ることなく企業の求める人物像に沿わせたり、短所を長所として言い換えたりすることも可能になります。

自己PRへの深掘り質問へ答える際の注意点は?

そもそも面接とは、書類選考や適性検査といったテストでは見ることのできない面を見るために行われるものです。

そのため面接では、質問に対する答えが良いか悪いかのほかに、受け答えの際に面接官にチェックされているポイントが何点かあります。

たとえば基本的な礼儀やマナー・コミュニケーション能力・対話能力などです。

そういった対人スキルも同時にはかることで、応募者と一緒に働きたいかどうかを判断します。

面接の際にチェックされているものとして、代表的なものを2つご紹介します。

面接官の方をしっかり向いて答える

面接中は、基本的に面接官の方を向いて話すのが良いでしょう。

下を向いていたり、あちこちキョロキョロしたりしている人よりも、面接官に顔を向けて一生懸命伝えようとしている人の方が、面接官に対して真摯に向き合っていると感じられます。

しかし注意すべきなのは、面接中常に面接官を見ていると、圧迫感や威圧感を与えてしまいかねないということです。

相手の目をずっと見つめ続けるというよりも、適度に面接官と自身の間の空間に視点を置くように工夫しましょう。

そうして、自然に目線を外すようにすると良い印象を与えられます。

面接官が複数いる形式の面接では、質問をした面接官の方に顔を向けて話すと良いでしょう。

加えて、話している途中にほかの面接官の方にも目を向けながら話すと、ほかの面接官にも好印象を与えられます。

簡潔に答える

面接官の質問に対して答える際は、伝えるべき内容を可能な限り簡潔にまとめ、回答が長くなりすぎないようにすることが大切です。

詳しく伝えようとしてだらだらと長く話してしまうと、話の趣旨や伝えたいことの意図がわかりづらくなってしまいます。

話す長さの目安は、面接官も飽きることなく話を聞ける1分間前後が適切であるといわれており、文字数にして2文程度です。

基本的には「結論+根拠」や「結論+きっかけ」といった形で、簡潔にわかりやすく答えるのが良いでしょう。

しかし注意点としては、質問の内容によっては1分もかからない場合もあれば、1分以上かけてしっかり内容を伝えるべき場合もあるということです。

質問の内容によって適度な長さはどのくらいか、自身で判断して対応できるように準備しておくことが大切です。

おわりに

深掘り面接で対策必須な7つの質問パターンと、面接の受け答えをする際に気をつけたい注意点2つについてご紹介しました。

これらは業界・業種にかかわらず、どのような企業でも聞かれる定番の質問になっています。

それだけ選考の際に重要な判断基準になるのです。

深掘りされることを前提に、準備を整えておくことが重要になってくるでしょう。

就活の場でのアピールポイントを模索しているという方や、まだ表面的な自己PRしか考えておらず面接に不安を感じているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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