就活において「長所がない」と感じるときの対処法|注意点もあわせて紹介

就活において「長所がない」と感じるときの対処法|注意点もあわせて紹介

はじめに

「就活するとき、長所がないと印象が良くない?」 「長所を見つけるにはどうしたらいいのかな?」 「長所をどう伝えれば印象に残るかな?」 このように、自分に自信がなくて長所が見つからず悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。

本記事では、長所が見つからない原因や長所を見つけるには具体的に何をしたらいいのか、長所を伝えるときのポイントなどについて紹介しています。

この記事を読むことで、今まで気づいていなかった自分の意外な長所が見つかり、自分に自信を持てるようになるため、就職活動にプラスとして働くでしょう。

自分の長所がうまく思い浮かばず困っている人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

就活において「長所がない」はNGか?

面接やエントリーシートでは、長所について聞かれることが多いです。どうしても長所が見つからず、面接などで「特にないです」と答えようとしている人もいるでしょう。

しかし、せっかく自己PRをするチャンスが来たのに「特にないです」と答えてしまっては、やる気がないと思われてしまったり自分をアピールできなかったりします。

長所が見つからないから諦めるのではなく、これから解説していく様々な方法を実践して自分の長所を見つけ出し、長所について答えられるようにしましょう。

「長所がない」人の特徴

自分には長所がないと思っている人もいるでしょう。ですが、思い浮かばないだけで長所は誰にでも存在します。長所が思い浮かばない人は、短所だけに目がいってしまっていることが多いです。

ここからは、長所が見つからない原因についてさらに詳しく解説していきます。まずは原因を知ることで解決に向かいましょう。

  • 自分に自信が持てていない
  • 長所を認識していても謙遜してしまっている
  • 長所は「形」として明らかにするものだと思い込んでいる
  • 自己分析が十分ではない

自分に自信が持てていない

自分の長所について考えるときは、先入観のない状態で自分を見ることが大事です。しかし、自信を持てず自分には長所がないと思い込んでしまっている人は、周りからの評価よりも自分を低く見てしまい、自分自身について正しく判断できていないことも多いです。

一旦、自分に長所はないという思い込みをなくして、再度自分自身について考えることが必要になります。

長所を認識していても謙遜してしまっている

自信が持てないのではなく、自分のことを謙遜しすぎてしまって長所が見つからないという人もいます。また、他人からすれば長所だと思うことも、自分では当たり前のことで見逃していることもあります。

自分ではなかなか思い浮かばないのであれば、知り合いや普段一緒に過ごしている人に自分の長所を聞いてみることも一つの手です。

長所は「形」として明らかにするものだと思い込んでいる

スキルには目に見えて分かりやすいハードスキルというものと、目には見えないソフトスキルというものがあります。ハードスキルは語学力やプログラミング、ソフトスキルは誠実さや発想力などの人に対する接し方や考え方などを指します。

ソフトスキルは分かりやすくないためあまり重要ではないと思いがちですが、社会生活において重要なスキルです。

分かりやすいハードスキルがないからといって諦める必要はありません。自分の持つソフトスキルを探し出して積極的にアピールしましょう。

自己分析が十分ではない

先述したように、長所があっても自分からしたら当たり前のことで見逃していることもあります。自分自身のことなのでつい主観的に見てしまいがちですが、あえて客観的に自分を分析することで長所が明らかになることもあります。

また、自己分析をすることで長所が見つかるだけでなく、自分が得意とする仕事の分野が分かります。このように、自己分析は就職活動において重要なことだといえるでしょう。

「長所がない」ときの効果的な対処法

ここからは、長所を見つける具体的な方法について解説していきます。長所を見つけるには自分が褒められた出来事を思い出すことも一つの手ですが、あまり褒められた経験がない人もいるでしょう。

これから紹介する3つの方法を試して、今まで気づいていなかった自分の長所を見つけ出してみてください。

短所を洗い出してみる

長所が見つからない人の中には、短所ならたくさん見つかるという人も多いのではないでしょうか。そんな人には、洗い出した短所を逆に捉えて長所を見つけることをおすすめします。

例えば、周りの空気を読みすぎてしまうという短所がある人は協調性が高いと捉えることができ、自己主張が強い人はリーダーシップがあると捉えることもできます。

このように逆算して考えれば、自分の知らなかった長所がたくさん見つかるでしょう。

第三者に聞いてみる

自分を客観的に見てくださいといわれても、少し難しく感じることもあるでしょう。

その際は、いつも身近にいる家族や友人に自分の長所は何か聞いてみることをおすすめします。第三者から見た自分の長所に気づけるでしょう。

過去のエピソードを振り返ってみる

過去のエピソードを振り返ってみることも一つの方法です。自分が部活動やサークルなどで力を入れて頑張ったことを思い出してみるといいでしょう。

どういう立ち回りをしたか深く掘り下げることで自分の長所が見つかります。ささいなことに自分の気づかなかった長所が隠れていることもあるでしょう。

過去のエピソードから長所を見出す3ステップ

では、過去のエピソードから長所を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。

企業に選ぼうと思ってもらえるような長所を探さなければならないと考えると、長所を見つけることが難しく感じる人もいるでしょう。しかし、考え方さえ分かってしまえば自分の長所は案外簡単に見つかります。

ここからは、過去のエピソードから長所を見出す方法について詳しく解説していきます。3つのステップに分けて解説するため、順番に取り組んで自分の長所を見出しましょう。

1:学生生活や日常生活において印象深いエピソードを洗い出す

自分の長所は何なのか思いつくまで待っていても、何も思いつかないでしょう。

長所とは、何かに取り組む中で見つかるものです。まずは、学生生活や日常生活で取り組んできたことについて洗い出していきましょう。

内容は派手なことでなくても構いません。思いついたことをすべて洗い出すようにしてください。

2:洗い出したエピソードにおいて取り組んだことを深掘りする

取り組んだことを洗い出すだけでおしまいではありません。当時についてさらに詳しく振り返る必要があります。

取り組んだ理由、取り組む中で何を意識していたか、課題は何だったか、取り組んだ後の結果などについて深く掘り下げてください。

3:自分の思考や行動から長所を見出して言語化する

前述の1、2を行うことで、今まで何に取り組んできたか、課題のためにどんな行動をとったか、そして結果として何を得られたたかが明確になります。

そのプロセスの中で自分の強みが活かされた結果、長所が見つかることになります。

自分が見出した長所の中で一番面接官の印象に残りそうなものを選び、長所として伝えましょう。

就活で長所を伝えるときの注意点

面接官は、この人が就職したら職場でどんなときに役立つか考えるでしょう。そのため、就職した際に職場で役に立たなさそうな長所をアピールするのは避けるようにした方がいいです。

また、他の就活生もアピールしそうな長所は面接官の印象に残りにくいでしょう。実際のエピソードも交えてアピールすると、他の就活生と差別化できるためおすすめです。

「長所がない」ときの対処法を理解して正しく洗い出しましょう

「長所がない」ときの対処法について解説しました。見つけ出す方法さえ分かってしまえば、誰にでも長所は見つかるでしょう。

短所を洗い出してから長所を見つける方法は手軽にできるため、ぜひ今からでもやってみてください。自分の気づいていなかった長所を見つけて、自信を持って就職活動に励みましょう。

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