エントリーシートを改行した方がいい理由|できない時や手書きの対策法も紹介

エントリーシートを改行した方がいい理由|できない時や手書きの対策法も紹介

「エントリーシートを書く時って改行した方がいいの?」
「改行できない時はどうすればいいの?」
このように、エントリーシートは改行した方がいいのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、エントリーシートを改行した方がいい理由や改行ができないエントリーシートの対策法について紹介しています。

この記事を読むことで、エントリーシートの改行の重要性や改行を使わない場合での見やすいエントリーシートの作り方を把握できます。

この知識をもとに、応募企業に対して見やすいエントリーシートを送ることができるため、エントリーシートの書き方に悩んでいる方でもしっかりとアピールできるでしょう。

エントリーシートの改行について悩んでいる方は、この記事をチェックしてみてください。

エントリーシートの改行はした方がいい?

見やすいように改行をした方がいいのではないかと考えた時、どのような様式のものに記入するかで変わってくることを覚えておきましょう。

最近では紙タイプのエントリーシートだけでなく、Webのパソコンで入力するタイプも増えてきました。

紙のタイプであれば自分が改行したいところがそのままで人事の方に読んでもらえるので改行した方がいいでしょう。

逆にWebタイプは改行が削除されて意味ない場合もありますので、ケースバイケースだと覚えておきましょう。

エントリーシートを改行した方がいい理由

基本的に自分が改行した通りに読んでもらうことができるのであれば、改行をした方がいいです。

他の人が書いた文章を読む時にも、適度に余白があった方が見やすいと感じたことはないでしょうか。

ここではさらに詳しく、改行をしてエントリーシートを記入した方がいい理由などを詳しく紹介していきます。

読みやすくなる

小説の中には1ページの中に文字がビッシリとあり、その文字に圧倒されてしまったことはないでしょうか。

漢字と平仮名ばかりの文字がビッシリとあると、それなりに一瞬抵抗を感じます。

文章はしっかりとビッシリ書かれていても、適度なところで改行されている場合同じ文章でも一気に読みやすくなります。

あるひとまとまりまで読んだ後、読み手側も一呼吸して次の文章を読めるため長い文章も適度な改行のおかげであっという間に読むことができるのです。

変なところで改行をしてしまうと、なんだか話しのつながりがイマイチになってしまうので、まとまりは意識しなければなりません。

自分でエントリーシートを読み返した時、適度な空欄があった方が読みやすさを感じられるでしょう。

区切りがつけられる

エントリーシートでは内容を具体的に伝えるため、文章が長くなりがちです。

自分で意識をして結論から結果、具体例、そして結論などと書いていても、改行されているかいないかで文章のまとまり方が違います。

結果でまず区切りをつけ、結果や具体例などでも改行されていると、文章のどこがひとまとまりの部分なのか分かりやすく読み手もストレスなく最後まで読めます。

とくに具体例では自分の体験したことを詳しく話したくなりますので、長くなってしまいがちです。

しかしここも長すぎる場合いくつかに改行して伝えると、何について書いているかも分かりやすく非常に読みやすい文章となります。

書き漏れに気づきやすくなる

エントリーシートはフォーマットを作り、応募する企業ごとに内容を変える人も多いでしょう。

その際、改行がない文章は読みにくいため、書き写し漏れが出てしまう可能性が高いと言えます。

改行があれば、内容ごとにひとまとまりになっているため、書き損じや書き漏れに気づきやすくなるでしょう。

エントリーシートを改行をする時の注意点

文章は改行することで読みやすくなるのですが、方法によっては逆に読みにくくなってしまう可能性もあります。

改行自体は悪くないのですが、無計画にやってしまうと相手に物足りなさを感じてしまう文章になってしまうかもしれません。

ここではどんな点に注意をしながら、エントリーシートの文章の改行を行えばいいのか紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

8割~9割は埋める

見やすく意識しすぎることで、エントリーシートをあっさりとさせてはいけません。

確かに文字数も少なくスッキリしている方が見やすいのですが、あまりにも文章がないエントリーシートだと、あまり企業に対しての思いや熱意がないのではないかと思われてしまいます。

改行をしたとしても、欄としては8割以上を埋めるように心がけましょう。

それだけ埋めるくらい企業に対しての思いがあり、伝えたいことも多々あるというアピールになります。

ただ思いが強すぎて欄からはみ出してしまうと、逆に熱意ではなく計画性のない学生だという印象を与えてしまいます。

欄ははみ出ないようにして、最低でも8割、できれば見栄えなども考えると9割は埋めるようにしましょう。

文字数が欄の中に収まるかどうか不安な時には、別の紙に下書きをしてみて 仕上がりの雰囲気を見てみましょう。

Webの場合は改行をしない

紙の場合は改行をするとそのままで企業に届くのでいいのですが、Webの場合は意味がないことがほとんどです。

自分の中では改行をして読みやすくしたつもりになっているのですが、送信されて企業に届いた時には改行がすべて削除されそのまま文字がつまった状態で送られていることが多々あります。

企業ごとにこのシステムもどうなっているのか分からないので、事前に情報がないと改行したから必ずその通り送信できるかどうかは分かりません。

改行をしなくても読みやすいように、強調したい文字を太文字にし、下線を引いてここは伝えたいという箇所を強調するのもおすすめです。

マス目のエントリーシートは改行をしない

手書きのエントリーシートの中には、マス目のあるエントリーシートがあります。

これは、企業側が字数を正確に把握したいためマス目を利用していることがほとんどです。

そのため、このようなマス目のあるタイプでは改行をしない方が良いでしょう。

3行ごとに改行する

前述した通り、改行を入れる目的は、読みやすさや区切りをつけることで意味を通じやすくすることです。

しかし、改行が多すぎるとこれらの意味がなくなってしまいます。

改行が多すぎる場合、内容が伝わりにくくなったり、余白が目立ち稚拙な印象を与えてしまうでしょう。

そのため、3行ごとのまとまりで改行をするように意識すると良いでしょう。

文字数オーバーや枠外にはみ出さないようにする

改行も含めて文章を考えると、枠外にはみ出すこともあるでしょう。

文章が枠外にはみ出していると、計画性がないと思われる可能性があります。

そのため、枠外にはみ出さないように改行を入れましょう。

また、文字数オーバーも同様に計画性がないと思われたり、自分の意見をうまくまとめることができないと思われたりする可能性があるため、前述した通り8割以上を目安に書きましょう。

エントリーシートが改行できない場合の対策

前述したようなマス目のエントリーシートなど、改行ができない場合もあるでしょう。

ここでは、エントリーシートが改行できない場合の対策を紹介します。

紹介する対策法には、手書きとWebのどちら形式のエントリーシートでも活かせる方法があります。

臨機応変に使い分けて、見やすいエントリーシートを作っていきましょう。

1文を簡潔にする

1文が長いと冗長に感じられたり、こちらが伝えたいことがうまく伝わらなかったりする場合があります。

このような文章を改行なしで見ると、読みにくい上に見にくさも出てきます。

そのため、読点や「~たり」などをあまり使わず、1文1文を簡潔にまとめるようにしましょう。

太字や下線を使う

改行ができない場合でも、太字や下線を使うことでエントリーシートを見やすくできます。

使用しすぎると読みにくくなるため、とくに強調したい部分で使うと効果的です。

また、この方法はペンの太さを変えたりすることで手書きのエントリーシートでも使えます。

箇条書きを使う

アピールポイントや趣味が複数ある場合などは、箇条書きを使うことで分かりやすく簡潔に伝えられるでしょう。

箇条書きを使用する場合は、頭に数字をつけることで、区切りの場所や内容も把握しやすくなるでしょう。

ただし、使用しすぎると内容が薄くなったり、意欲が伝わりにくくなったりするため、注意が必要です。

かっこなどの記号を使う

かっこなどの記号を使うことも前述した太線や下線と同様に、強調したい部分で使用することで文章を見やすくすることができます。

ただし、これらを使用する場合は応募先の企業の社風や雰囲気を事前に確認してからにしましょう。

企業によっては、かっこなどを使うことを好まない可能性もあります。

改行をうまく使ってエントリーシートを仕上げよう

エントリーシートの中でも紙の場合は、見やすくなるように適度な改行を行いましょう。

Webの場合はあまり意味がないかもしれないので、見やすくなるように太字などを使う工夫が必要です。

ビッシリと書きすぎてもダメですし、欄からはみ出る、あまりにも空欄が多いのも悪い印象になります。

欄の中は8割から9割は記入するように心がけて、見やすさ、読みやすさを心がけながら改行もしましょう。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ