前髪でインターンの評価を上げよう!セットや切る際のポイントを解説

前髪でインターンの評価を上げよう!セットや切る際のポイントを解説

 

はじめに

インターンシップを利用して企業で就業体験を希望する場合、書類選考や面接をクリアしなければならない場合もあります。

1日だけのインターンは大人数募集で、仕事の概要と社員などと実際に話をするなど、ワークショップ的な面が強くなります。

一方、長期インターンでは一緒に職場で働くことになるため、選考する企業も慎重になりがちです。

事前に写真付きの履歴書やエントリーシートが必要なときや面接の際は、企業の担当者が不快感にならないよう気を使う必要があります。

そのときに気をつけたいのが髪型なのです。

インターン先の社風を調べよう

髪型は第三者があなたを見たとき、与える印象が大きいパーツです。

極端に言うと派手な金髪など、髪を染めていると、それだけで勝手なイメージをもたれてしまいます。

就活を見据えてインターンシップ参加を考えている方は、それなりに清潔感が与えられる無難な髪型を意識することが多いのではないでしょうか。

もちろん、それは間違いではありません。

ただし、業種や業界別に求められる髪型があります。

たとえば商社などの営業職で、インターンでも人と接する機会が多ければ、体育会系をイメージさせる短髪がおすすめです。

女性であればショートカット後ろでまとめた髪型が良いでしょう。

アパレル業界では髪型や着ている服が奇抜な人も多く、インターンでも工夫した髪型が好かれる傾向にあります。

事前に社風をインターンの案内や企業パンフレットなどを見て、マッチする髪型を考えましょう。

インターンの前髪セットで考えること

インターンはあくまで仕事の現場で学んでいる立場です。

遊びの場ではないため、オンとオフを切り替えてください。

髪型の中でも、前髪をどうするかは重要です。

なぜかといえば、前髪で遊びすぎると性別を問わず「実際に働いて学びに来ている」という印象が薄れてしまうからです。

また、前髪を目が見えないほど伸ばしていると、インターンでは清潔感がないため、コミュニケーションを取るのが苦手な学生なのかと思われかねません。

前髪はしっかりと表情が見えるようにすることを前提に考えてください。

おでこを出す

就活でもインターンシップでも、おでこが見える髪型を心がけることは重要です。

おでこを出すと目も含めた表情がわかりやすくなります。

コロナ禍にある現在、人との距離が近い場合はマスクを外せない場合があり、インターンで職場にいる時間は、指示に対してどんな表情をしていたかも見られます。

無表情で対応することは論外ですが、たいていは指示に口頭で答えつつ、顔も向けてコミュニケーションを取るでしょう。

そのときにおでこが見えると、相手に見える顔の面積も広がり、わかりやすくなるのです。

また、肌色の部分が多く見えることで顔の印象を明るく見せられます。

履歴書用の写真や面接時にも、おでこを出すことで大きく印象が変わるため、覚えておきたいテクニックです。

崩れないようにする

インターンでも、職場では部署によって忙しいことがあります。

実際に書類やものを運んだり、取りに行ったりなど、動きをともなうことも少なくありません。

そのときに髪型が崩れるのをいちいち意識しているのは、見ている社員からはマイナスに取られてしまいます。

ハードめの整髪剤や、女性であればゴムやピンなどで髪の毛をまとめて崩れないようにしておきましょう。

職場の先輩を手本にすると良いかもしれません。

また、挨拶するときなどにお辞儀をして、後ろ髪が前に被ってしまうことも防ぎたいです。

深いお辞儀をしても、結果として、相手に良い印象を残せません。

また、崩れた前髪などを直したい場合は、退席して先方の視線がない場所で直しましょう。

仕事中や会議中でも、しきりに髪の毛をいじる、はらうくせがある方も気をつけてください。

しっかり束ねる

セミロングやロングヘアの女性では、意図せず跳ねている束があると寝ぐせに見えてしまいます。

また、後ろで束ね損ねている髪の毛も、ガサツで気が回らないイメージです。

髪の毛を束ねる際は、しっかりと鏡でチェックしましょう。

男性でパーマをかけている方は、しっかり整髪しないと、寝起きのだらしない髪型になりがちです。

遅刻しないように余裕をもって起床し、きちんと整髪してから出社しましょう。

インターンのある日は、前日はなるべく早く寝て、できれば普段から規則正しい生活を普段から心がけると、起きやすくなります。

女性はメイクもあるため、より大変かと思います、

規則正しく生活することで寝起きのリズムも自然と整うため、インターンシップを契機に、社会人としての未来を意識した生活に変えてみるのも良いかもしれません。

整髪剤の量を考える

インターンでも、社会人のマナーとして、最低限の整髪剤は使いましょう。

髪の毛が短めの男性なら、寝ぐせ直しウォーターだけでも良いかもしれませんが、スタイリング用のワックス・ヘアスプレーなどを使用すると髪型もまとまります。

また、周囲に適度な良い香りを漂わせることで清潔感を与える効果も期待できるでしょう。

男性ではヘアリキッドやトニックなどもあります。

ただし、あまり大量に使うとテカテカになったり、髪型がおしゃれすぎたりで、印象はマイナスです。

年配の社員からは特に嫌われる傾向があるので気をつけてください。

また、髪になじんでいない整髪料があったり、上着についていたりしてもマイナスです。

フケなどにも気をつけましょう。

ごく自然に見える範囲で整髪剤の量を加減するのがベストです。

ピンが前から見えるのは避ける(女性)

髪の毛を長くしている女性は、勉強や仕事中は前髪をピンで留めて集中している方も多いようです。

地味な黒いピンではさほど気にならない場合もありますが、カラフルなピンは避けましょう。

ピンをアクセント代わりに多くつけることも、オフィススタイルには向いていません。

できるだけ自然な印象で髪の毛をまとめるため、真正面から見えないサイドでピン止めして、隠れるようにするのがベストです。

髪のくせやつむじの関係によって前で留めざるを得ない場合は、色が目立たない黒のピンか、後ろで束ねる方法があります。

ヘアクリップやバレッタなどを使う場合は、あまり派手なカラーのものは避けたほうが無難です。

カチューシャやリボンは遊び感が出てしまうので、これもインターンでは避けてください。

インターン前に髪を切るのがおすすめ

髪型は、実際に職場で労働体験をするインターン生の印象を大きく変えることがあります。

大学1年生から参加できるインターンシップもありますが、まだでは学年だと就活は遠いことのように思えるかもしれません。

しかし、社会人らしい清潔感のある髪型で選考段階から臨むことで、企業にとって好印象を与えることができます。

そのため、インターンの参加を決めたら、美容師さんなどに相談して自分の髪質にあった、セットの手間もさほどかからない髪型にしてもらうと良いでしょう。

大学の近くの美容室でも、いきつけの美容室でもかまいません。

美容師さんも流行りの就活ヘアなどを知っています。

セットのコツや簡単に手入れできる整髪剤なども聞いておきましょう。

本気で来ているという気持ちを髪型で見せられれば、高い評価を得られるはずです。

前髪を切る際のポイント

美容室でカットする際には、前髪にも気をつかうべきです。

男性で全体に短くカットしてしまう場合は、前髪も短くなるため、あまり心配はありません。

しかし、ある程度の毛量を保った髪型にしたい男性や女性の場合は、前髪をどういう長さで切るのかで印象が変わってきます。

基本的にはワックス程度で済む、ナチュラルな前髪が理想です。

七三で流す場合や、左右分けにする場合はあまり気にする必要がありません。

それ以外の髪型では、美容師さんに相談して決めましょう。

眉毛にかかるくらいの長さがおすすめ

髪全体の量にもよりますが、前髪の長さは眉毛にかかるか、かからない程度の長さがおすすめです。

頻繁にカットへ行かない方は、それよりも少し短めにしても良いでしょう。

インターンシップが始まると、大学と相まって忙しい日が続くため、こまめにカットへ行けなくなることもあるからです。

眉毛にかかる程度であれば、前に下ろしていても、髪が伸びても横に流せば目と眉が見えて表情がわかりやすくなります。

表情がわかると、明るい印象を与えられるため、前髪の長さを決めるときの目安にすると良いでしょう。

髪の伸びが早い方、毛量が全体に多い方は全体をきちんとすいてもらうと同時に、前髪もバランスを取ってもらうことです。

また、前髪が伸びたからと自分でカットするとバランスがおかしくなる場合もあるので、注意してください。

パッツンは避ける

前髪を気にするあまり、髪の全体ボリュームにあっていない短すぎるカットにしてしまうと、前時代的な古くさい印象になってしまいます。

前髪をそろえている女優やアーティストなどをお手本にして、清潔感がありつつも、時代遅れではないおしゃれさを感じさせる前髪にしましょう。

美容室にはヘアカタログもそろっています。

自分の好みの前髪が実現できるかどうかは、毛質と毛量、つむじの位置などが微妙に関係しているのです。

また、顔型によっては似合わない髪型もあります。

実現できて自分に似合ったインターンにふさわしい髪型は、美容師さんとじっくり相談して決めてください。

パッツンヘアは避けたほうが良いでしょう。

そういう意味では、女性の刈り上げもインターンでは避けたい髪型です。

目が隠れるほど長いのは避ける

髪型が長めでもショートでも、前髪が垂れると目が見えなくなってしまう長さは避けましょう。

目が隠れるほど前髪が長いと「人と目を合わせるのが苦手」「コミュニケーションをできるだけ避けたい人」なのかと思われてしまいます。

もっとも困るのは、目が見えないために表情がうかがえないことでしょう。

特に、マスクをして働く環境下では、表情の見える部分が限られてしまいます。

その中でも、目も眉毛も見えなければ、社員が言ったことにどう反応しているのかわかりません。

営業や打ち合わせに同席する場合は、先方に対しても失礼です。

ビジネスシーンでは、お互いの目を見て話すことは基本中の基本と言って良いマナーです。

オフタイムのとき用に前髪をキープしたいのであれば、インターン中だけ横に流すか、後ろで束ねて表情を出しましょう。

短すぎるのを避ける

男性の営業職などでは、さっぱりしたショートは好まれます。

ただし、単なるスポーツ刈りはすぐに髪の毛が伸びてしまい、手入れせずに放置すると、だらしない髪型になってしまうため注意が必要です。

床屋に行く時間がなければ、バリカンで最低週1回は手入れをしましょう。

女性の場合は、極端すぎるショートカットは、職種を選びます。

アパレルや広告業界などではありかもしれませんが、インターンでのやりすぎな髪型はあまり良い印象を与えません

面接などで落ちることも考えられます。

おでこも眉・目も見えることは間違いありませんが、幼顔の人だと実年齢より下に見えすぎて「行動や言動も幼いのでは」という先入観をもたれてしまう可能性もあるのです。

ベリーショートは、顔立ちを選ぶ面があることを知っておきましょう。

インターンにおすすめの前髪

それでは、インターンに向いているおすすめの髪型はどういうスタイルなのでしょうか。

心がけたいポイントは、清潔感がある・髪の毛で遊びすぎていない・ヘアカラーが明るすぎない・おでこまたは最低限で眉と目がきちんと見えることです。

くせ毛で天然パーマの方は、きちんとスタイリングを心がけてください。

極端に派手なパーマは控えましょう。

インターンの髪型は、基本的に就活を意識したものとほぼ同じと考えると失敗がありません。

あとは、働く企業の業種や社風によります。

七三分け

インターンでもスーツ着用が条件の職場でもっともなじむのが、七三分けです。

この髪型は男女ともスーツスタイルに似合う、オーソドックスな就活ヘアとも言えます。

そのせいか、人気も高い髪型です。

かといって、整髪料をつけすぎている七三分けは、今風ではありません。

つや消しのマッドタイプのワックスなどで、できるだけナチュラルヘア風にスタイリングしましょう。

七三分けは眉も目もしっかり見え、相手に安心感を与えます。

また、わかりやすいビジネススタイリングでもあり、職場でも違和感なく溶け込めます。

仕事ができるビジネスパーソンという印象も与えられるため、外回りがあるインターンでも最適です。

一口に七三分けと言うと生真面目な印象ですが、今風のアレンジもできる髪型であるため、ヘアカタログなどを見て美容師さんと相談してください。

センター分け

センター分けも男女ともにおすすめできる、万能なヘアスタイルです。

極端な刈り込んだ髪型では無理ですが、ある程度の毛量があれば、ショートでもロングでもセンター分けにアレンジできます。

センター分け自体、男女ともに流行している髪型なので、単に中心から分けるだけでなく、毛質や毛量・つむじなどでおしゃれさをプラスすることもできます。

きつくないパーマとの相性も良く、インターンのない日は別の髪型にスタイリングすることでオフタイムときっちり分けることも可能です。

何より、顔全体がよく見えるため、明るい印象を相手に与えます。

また、流行の髪型なので、うまくトレンドを取り入れつつビジネススタイルもこなせることは、学生ならではという印象も残せるでしょう。

オールバック(女性)

前髪からすべての髪を後ろに流すオールバックを女性がすると、キャリア志向の仕事ができる人という印象を強く与えます。

実はショートカットでもオールバックは意外と簡単にでき、大人っぽさも演出できます。

職場ではあまりウェットにならないよう、ドライヤーを活用し、整髪料を使って後ろに流しましょう。

女性の場合はレイヤーを入れるとオールバックにしやすくなるので、美容師さんに相談して、自分でもまとめやすいオールバックを決めましょう。

スーツとの相性はもちろんですが、カジュアルな服装でも「仕事ができそう」という印象を醸し出せます。

気をつけるのは、後ろに流した髪が崩れないようにすることで、インターン中は束ねるなどの工夫をしましょう。

男性がインターンでオールバックにすると、遊び人の感じが出てしまい、やりすぎになりがちなので、避けたほうが無難です。

まとめ

インターンでは以上見てきたように、髪型が重要です。

オフィスワークでは、相手がいて、表情で反応を見ています。

それを邪魔するような髪型は、社会人としてふさわしくありません。

トレンドを適度に取り入れつつ、ビジネスパーソン予備軍として、働いて学ぶインターンシップで邪魔にならない髪型を意識してください。

対面したときに顔の中で見える部分が多いと、好印象で明るく見えます。

また、反応もわかりやすくなり、コミュニケーションを取りやすくなるのです。

 

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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