聞いても大丈夫?インターンシップの服装を聞くときのマナー

聞いても大丈夫?インターンシップの服装を聞くときのマナー
インターンシップの説明会や書類に、服装の指定がはっきりと記載されていないケースは意外と多くあります。服装自由や私服OKと書かれていても、どんな感じの服で行けばいいか悩んでしまう人もいるでしょう。そういった場合は、直接企業側に聞くのが最善の方法です。今回は、メールで質問する際のマナーについて紹介していきます。企業側とのメールのやり取りは緊張して慣れないものですが、ポイントをおさえておけば何も心配することはありません。服装で焦ることのないように、メールで質問するときのマナーについて学んでいきましょう。

メールで重要なのは件名

企業側に何かメールで質問する場合は、件名で送り主とメールの内容がわかるようにすることが大切です。一般的な企業では、1日に数十通以上のメールを受信するため、関心を引くことができなければ読まれないまま削除されてしまう可能性があります。読まれたとしても返信がだいぶ経ってからになってしまうので、インターンに間に合わないということも考えられます。送り主がどのような人でどのような理由で送ってきたのかが、すぐにわかるような件名を心がけましょう。インターンシップに関して質問があるということを理解してもらえれば、開封の可能性が高まり返事もすぐに送られてきます。件名は、「〇〇(学校名)○○○○(名前)服装に関するご質問」と名前と質問を続けて書くのが正解です。これであれば、件名を見ただけで誰から来たメールでどんな内容かがすぐにわかります。

文章はどのように書くのが正解?

文章はわかりやすく簡潔に書きましょう。読みやすい文章にすることがもっとも重要です。ひとつの文が長すぎたり短すぎたりするのも良くないですし、改行を全く入れていない文章はNGです。全体的にまとまりのある文章にして、メールを開いたときに良い印象を与えるように心がけましょう。メールの内容を読むときに、相手にストレスを与えないことが大切なので、送信する前に何度も読み返して不自然な部分や読みづらい箇所がないかチェックするようにしましょう。誤字脱字防止にもつながるので、念入りに行うようにしてください。誤字脱字があると相手に不快感を与える可能性があります。

宛名は書く?署名って?

企業にメールを送る際は、本文の前に宛名を必ずつける必要があります。宛名は、送り先の企業名・所属・氏名の3つを書くのが基本です。宛名、本文を書いたら、最後に署名も忘れずに書きましょう。署名とは、メールの送り主の個人情報のことで、メールの締めとして必要となるものです。所属する学校・学科・氏名・住所・メールアドレス・携帯・自宅まで連絡先をまとめて記入します。見る人がわかりやすいように、改行しながら書くと良いでしょう。宛名や署名は企業や目上の人に対してメールを送る際のマナーとなります。署名などは自動入力できるようにしておくと間違いを防ぐことができ、また手間を省くこともできます。

メールを送るときに頭に入れておきたいポイント

メールの返信は24時間以内を心がけるようにしましょう。社会人であれば受信したメールにすぐに返事をすることは最低限のマナーです。企業によってはメールを送信してから比較的すぐに返事をくれる場合もあるため、送信したあとはなるべくこまめにチェックすることが大切です。担当者にマイナスなイメージを与えないためにも、遅くても24時間以内の返信を目指しましょう。担当者からのメールに返信をしないことは絶対にNGなので、服装の悩みが解決したからといっても、そのままにしないようにしましょう。返信する際は、回答に対してお礼を述べるのがメインとなります。返信のメールも宛名と署名は必須です。万が一、1週間程度待っても返信が来ない場合は、直接電話をして聞くとよいでしょう。電話をして聞く場合は、かける時間帯に気をつけて聞きたい内容をまとめておくようにしましょう。時間帯は、昼前の10時~11時、もしくは昼休み終了後の14時~16時のあいだにしましょう。

メールで質問すれば服装の悩みは解決できる!

インターンシップの服装で悩んだら、即企業側にメールで質問をすることが大切です。質問するときは、件名と本文、宛名・署名のポイントを参考にして、失礼のないメールを送るようにしましょう。メールが来ない場合は、直接電話で聞くのが正解です。企業側に連絡を入れることは失礼にはあたりません。悩みを解決して、すっきりした気持ちでインターンシップに臨みましょう。
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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