【26卒向け】短期インターンとは?参加するメリットや選考対策を紹介!

【26卒向け】短期インターンとは?参加するメリットや選考対策を紹介!

これまで学生だった方が社会人として働き始めるための移行期間として、就活は非常に重要な局面です。

しかし、自分の働く姿がイメージできないと悩んでいる方も多いでしょう。

そのような場合に役立つのがインターンシップです。

特に短期インターンは、就活に有利なプログラムが充実しているため、将来を真剣に考える方はぜひ参加をおすすめします。

この記事では、そんな短期インターンについて、参加する目的やメリットをまとめました。

短期インターンとは

短期インターンシップとは、インターンシップの中でも2週間以内で終了する「就業体験」のことです。

特に短いものでは、1日だけ参加できる短期インターンも存在します。

ただし、1ヶ月以上にわたって仕事をする長期インターンと違い、短期インターンでは体験できる内容に限りがあります。

そのため、短期インターンではセミナー・グループワーク・プレゼンテーションなど、プログラムが厳選されていることも多いです。

このようなことから、短期インターンは就職活動をしている最中の学生に、メリットの多いインターンシップであると言えるでしょう。

もちろん、なかには長期インターンと同じように、実際の業務を体験することができる短期インターンもあります。

短期インターンについては、以下の見出しで「期間」「時期」「形式」に分けて、それぞれ詳しく紹介しますので、参考にしてみてください。

期間

短期インターンの期間には、1日から数日間のものから数週間にわたるものまで、様々なタイプがあります。

1日から3日間のインターンは、参加者が比較的多く、選考がなく、先着順で参加できるケースが多いです。

このタイプのインターンは、短期間で企業や業界について基本的な理解を深めるための手軽な機会として、多くの就活生に人気があります。

一方で、4日から2週間ほどの長めのインターンは実際の業務、もしくは実際の業務に近い体験を通じて企業の雰囲気や仕事内容をより深く理解できるものが多いです。

長期間にわたるインターンでは、参加者が実際のプロジェクトに取り組むこともあるため、より実践的なスキルを習得するチャンスがあります。

詳細な業務理解や職場環境の雰囲気をつかみたい方は、長期間のインターンシップに参加することをおすすめします。

時期

短期インターンはサマーインターンに限らず、秋や冬に行われることもあります。

その中でも特にサマーインターンは人気が高く、選考が6月から7月にかけて行われ、7月から9月にかけてプログラムが行われます。

したがって、倍率が高く競争が激しいのが特徴です。

しかし、秋や冬に行われるインターンシップも存在しており、サマーインターンに参加できなかった場合や、さらに経験を積みたい場合は、秋や冬のインターンに参加するのも選択肢の1つです。

秋や冬のインターンではサマーインターンと内容が多少異なることもありますが「企業の雰囲気や業務内容が理解できる」という、基本的なところはあまり変わりません。

したがって、季節を問わず、自分に合った日程や内容のインターンを選びましょう。

形式

短期インターンの形式には、就業体験型、座談会型、ワークショップ型の3種類が主に存在します。

サマーインターン形式

就業体験型:社員と同じ仕事を任せられることが多く、業務内容や自分の適性の理解ができる

座談会型:1dayインターンに多く、社員に質問する機会となるため気軽に参加できる

ワークショップ型:グループワークが行われ、コミュニケーション能力を磨くことができる

就業体験型のインターンでは実際の業務を体験することで具体的なスキルを身につけ、企業の文化や業務プロセスを深く理解できます。

座談会型のインターンでは、企業の現場で働く社員と直接対話する機会を設け、業界や企業に対する理解を深められるものです。

一方、ワークショップ型のインターンは、チームでの課題解決やプレゼンテーションなど、短期間で集中的にスキルを鍛えることができる場です。

これらの形式の中から、自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

どの形式が自分にとって最も価値のある体験を提供してくれるのかを理解した上でインターンシップに参加することが、成功への鍵となるのです。

短期インターンに参加するメリット

短期インターンは、文字通り期間が短いため、実際の業務に携わる機会が少ないです。

よって、自分のスキルを磨けない・参加しても意味がないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際のところ、短期インターンに参加することは就活のうえで大きなメリットとなります。

それでは、短期インターンはなぜ重要だといわれるのでしょうか。

それは、企業について理解を深めるきっかけになったり、選考の際に役立ったりすることが多いからです。

業界・企業理解が深まる

短期インターンでは、学生同士のグループワークやセミナーを通して、業界や企業について理解を深めることができます。

就活をするうえでは実務を体験することも重要ですが、自分が目指す業界について、俯瞰的に考える必要もあります。

そういった意味で、短期インターンは自分の将来やキャリアについて考える良い機会となるのです。

業界についての理解が不十分なまま就活を進めると、内定が出て就職してから「想像と違っていた」と悩むことがあるので、短期インターンには積極的に参加しましょう。

また、日程さえ被らなければ何社でも参加できるというメリットもあります。

そのため、短期間にさまざまな企業の仕事内容や社風を知れ、最終的にどの企業を志望するか決めるうえで非常に役立つでしょう。

選考で有利に働くケースが多い

短期インターンそのものが、選考の一環となっているケースも存在します。

すべての企業が採用目的で短期インターンの受け入れをしているわけではありませんが、参加時の態度やスキルによっては早期選考に案内されたり、書類選考や一次面接が免除されたりすることがあるのです。

そのため、お給料が発生しないから・期間が短く実務もないからといった理由で適当に終わらせず、ぜひ真剣に取り組みましょう。

短期インターンへの申し込み自体は気軽にできるため、企業に熱意をアピールする良いチャンスとなります。

活躍によってはほかの就活生と大きな差をつけられるため、興味のある企業が短期インターンを実施していたら、積極的に参加することが大切です。

目標を設定しよう

このように、短期インターンは就活を進めるうえで有利に働きますが、目標がないまま漠然と参加しても良い成果は得られません。

選考の際のアドバンテージにするためには、短期インターンを通して自分がどのように活躍したいかをしっかり考えておきましょう。

自分のスキルや強みを振り返って、企業にとって求められる人材であることをアピールするためには何をするべきか、事前に計画を立てておくことが重要です。

仮に内定が得られなかったとしても、こうして自分自身を見つめ直すことは、必ず役立ちます。

本選考の練習になる

短期インターンとはいえ、基本的には選考を伴うものであり、エントリーシートや面接を乗り越えなければ参加することはできません。

もちろん、本番の選考よりは楽に通過できるところもありますが、本番の選考並みに難易度が高いところもあります。

いずれにせよ、本選考の練習になるという意味でも、短期インターンは大きなメリットとなるものです。

メンタル的にも「一度選考を通過している」という安心感を持って臨むことができるため、本来の自分のパフォーマンスを本選考でも最大限に発揮できるでしょう。

短期インターンに参加するデメリット

このように、短期インターンは就活を進めるうえで非常に役立つシステムです。

一方で、短期インターンにもデメリットが存在することは事実です。

具体的なデメリットとしては、実際の業務を体験しにくいことや、企業によっては選考の倍率が非常に高いことがあげられます。

短期インターンを検討する際には、これらのデメリットについて知ったうえで参加する必要があるのです。

この2点について以下でくわしく説明します。

ぜひ参考にしてみてください。

実際の職場の雰囲気は見えにくい

1ヶ月以上の期間にわたって就業体験ができる長期インターンと違い、短期インターンでは、実務を担当できる機会は少ないです。

学生同士のグループワークがメインであるため、職場そのものの雰囲気が見えにくく、実際に職場で働いたときの自分をイメージするのも難しいでしょう。

また、社員の方とのセミナーや座談会においては、企業理念について深く学べる反面、給料・残業時間・ノルマといった現実的な話はあまり聞けない可能性があります。

このようなことから、短期インターンだけで企業の全体像を判断するのはおすすめできません。

短期インターンでの体験はあくまでも参考材料の1つと考えて、就活を本格的に進める際には、ほかの形での情報収集も行うよう心がけましょう。

人気企業は選考の倍率が高い

短期インターンへの参加申し込み自体は誰でも可能ですが、人気のある大手企業の場合、選考が非常にきびしいケースが考えられます。

例をあげると、株式会社明治の場合、概算したインターン倍率は2,000倍を超えているといわれます。

なぜなら、大学1・2年生も参加する長期インターンと違い、就活生を対象とした短期インターンでは、限られた期間に応募が殺到するからです。

よって、人気企業の短期インターンに参加したい場合は、入念な対策が必要だと言えるでしょう。

そして、倍率の高い短期インターンに落ちたからといって、モチベーションを失わずに前向きに就活を続けることも大切です。

ただし、短期インターンに落ち続ける場合は、自分のスキルや経歴がその業界にそもそも向いていない可能性を考えたほうが良い場合もあります。

短期インターンの選び方3選

以上のように、短期インターンにはメリットもデメリットも存在します。

これらのポイントをふまえたうえで、実際に短期インターンへの参加を希望する場合、どのように参加先の企業を選べば良いのでしょうか。

ここからは、業界・職種・プログラム内容という3つの観点から、短期インターン先の企業の選び方をそれぞれ解説していきます。

限られた就活期間を有効に使うためにも、自分に合った短期インターンに参加するための参考にしてください。

①業界で選ぶ

興味のある業界がすでに決まっている方は、その業界に関係のある企業の短期インターンに参加すると良いでしょう。

自分で業界について情報収集をしているつもりでも、実際にインターンに参加し、社員の方と関わることで新しくわかる部分も多いはずです。

企業の空気を肌で感じるためにも、ぜひ目指す業界の短期インターンに申し込むことをおすすめします。

また、気になる企業があるけれど、「その企業がインターンを実施していない」「インターンの募集人数が少なくて倍率が高い」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合も、諦めずに同じ業界内で短期インターンを探すことで、仕事に対する理解が深まるはずです。

②職種で選ぶ

希望する職種が決まっている場合は、その職種の短期インターンに申し込んでみましょう。

参加してみて仕事が合っていそうだと思えば、自信をもって就活が進められ、就職後の自分の姿もイメージしやすくなります。

逆に、自分ではその仕事に向いているはずだと思っていても、インターンに参加してみると「やっぱり合っていないかもしれない」ということがわかるかもしれません。

しかし、そのような場合でもインターン経験が無駄になることはなく、一度立ち止まって考え直すための機会となるはずです。

迷う方は、自分のスキルや経験が活かせる職種を検討してみるのがおすすめです。

文系なら営業職や企画職、理系ならエンジニア職や研究職を考えてみると良いでしょう。

③プログラム内容で選ぶ

なかには、興味のある業界や職種がまだ決まっていない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、だからといって短期インターンの機会を逃すのは非常にもったいないです。

なぜなら、インターンのプログラムは、新たなスキルや知識を獲得したり、自分の将来のあり方について考えるきっかけとなったりするからです。

「コミュニケーション力を身につけたい」「リーダーシップを試してみたい」「気づいていなかった長所を見つけたい」など、インターンを通して叶えられる目標はたくさんあります。

自分の目的に合ったプログラムに参加できるインターンを探してみましょう。

その際は、プログラムを通して最終的にどんな自分を目指したいのかを、あらかじめ明確にしておくことも大切です。

短期インターン探しにおすすめなサイト3選

短期インターンに参加したい場合、興味のある企業の採用ページから情報を見ることができます。

しかし、企業のサイトにアクセスし、自分でスケジュールを考慮して申し込みをするのは大変でしょう。

また、気になるインターンを見落としてしまう可能性も考えられます。

そこで、短期インターンに参加するのであれば、就活サイトの利用がおすすめです。

また、就活サイトは、インターンのほかにも就活に役立つサービスを多数提供しています。

このようなサイトを活用することで、就活をスムーズに進められます。

①マイナビ

株式会社マイナビが提供している就活サイトです。

就活生の方は、まず登録しておきましょう。

マイナビの特徴は、なんといっても掲載企業数が圧倒的に多いことです。

興味のある業界の短期インターンを簡単に探せ、申し込みもまとめて行えるため、就活の限られた期間で効率的に行動するための助けとなるでしょう。

また、マイナビが役に立つのはインターンを探すときだけではありません。

キャリアカウンセリング・セミナー・研修などのサービスが充実しているため、就活を進めるうえでの悩み解決もできるのです。

企業や業界について気軽に調べたい方から、キャリアについて真剣に考えたい方まで、心強い味方になるでしょう。

マイナビについてくわしく知りたい方はこちらからどうぞ。

②リクナビ

リクナビも、マイナビと同じく人気のある大手就活サイトです。

自分の興味のある業界を登録しておけば、情報を紹介してくれるため、エントリーする企業を絞りやすいことが特徴です。

まだ就活の方向性が決まっていない方も、情報収集のために、早めに登録しておくことをおすすめします。

ほかにも、エントリーシートの書き方や就活ノウハウなど、知っておくと有利になるヒントをたくさん得られます。

就活の進め方に自信がない方も、リクナビを利用しているうちに、自分なりの方向性が見えてくるでしょう。

プロフィールが充実していたり、高いスキルを持っていたりする方は、企業からスカウトが来るのもうれしいポイントです。

リクナビについてくわしく知りたい方はこちらからどうぞ。

③キャリタス就活

キャリタス就活は、株式会社ディスコによる新卒採用サイトです。

就活というと上記で紹介したマイナビ・リクナビをまずイメージする方も多いですが、キャリタス就活もこれらのサイトに引けを取らない掲載企業数で人気があります。

キャリタス就活の特徴としては、企業と学生のマッチングを積極的に行っていることがあげられます。

就活生・企業共に、いいなと思った相手には「気になる」ボタンを押すことでアピールできる、気軽でありながらも強力な機能が魅力です。

また、マイナビ・リクナビと同じように自己分析ツールも備えているので、本格的に就活を始める前の段階にも役立ちます。

自己分析の結果は、ぜひ企業選びの際に活用してください。

キャリタス就活についてくわしく知りたい方はこちらからどうぞ。

短期インターンの選考対策

続いて、短期インターンの選考を受けるにあたって行っておきたい対策を2つ紹介します。

この2つの対策は、就活をスムーズに進め、本選考で良い印象を与えるためにも重要な対策です。

短期インターンだけに必要な「付け焼き刃」のようなものではありませんので、ぜひしっかりと対策を行い、インターンと本選考の両方を通過できるよう取り組みましょう。

自己分析・業界研究

自己分析や業界研究は、本選考における対策と同様に非常に重要です。

自己分析を通じて、自分が何を求め、何に価値を見出しているのかを明確にできるからです。

インターンシップに応募する際の志望動機が明確になり、企業に対して自分の適性や意欲を的確に伝えられるようになります。

業界研究は「なぜその業界を選んだのか」そして「その中でもなぜ特定の企業を選ぶか」を説明するために必要不可欠です。

業界のトレンドや競合他社の状況、競合の強みや課題を理解することで、面接官に対して説得力のある回答を準備できます。

これにより、インターンシップの選考を通過するための基盤を築くことができるのです。

また、自己分析と業界研究をしっかりと行うことで、自分がその企業でどのように貢献できるかを具体的に説明でき、選考において有利に働くでしょう。

自己分析や業界研究については、以下の2つの記事で詳しく紹介していますので、ぜひそれぞれに取り組む前に参考にしてみてください。

面接対策

短期インターンにおいても、面接対策は欠かせない対策であると言えます。

インターンシップの面接では、志望動機やガクチカ、自己PRなど、本選考と同じようなことが聞かれることが多く、準備をしなければなりません。

志望動機では、自分がなぜその業界や企業に興味を持ち、そのインターンシップを通じて何を達成したいのかを明確に伝えましょう。

ガクチカでは、自分の経験や学びをどのように活かし、企業に貢献できるかを具体的に説明することが重要です。

また、自己PRでは、自分の強みやスキルをアピールし、それが企業にとってどのような価値をもたらすかを明確にする必要があります。

これらの対策をしっかりと行うことで、面接において自分の意欲や適性をアピールし、選考通過の可能性を高めることができます。

面接対策についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

短期インターンに参加するときのポイント

続いて、短期インターンに参加するときに覚えておきたいポイントを4つ紹介します。

以下のポイントを押さえた上で短期インターンに参加することで、共に働く社員や企業の採用担当者に良い印象を与えることができ、後の選考にもプラスに働く可能性もあります。

ぜひ参考にして、インターンをより実のあるものにしてください。

スケジュール調整を徹底する

短期インターンに参加する際は、スケジュール調整を徹底しましょう。

就活生の多くは、複数のインターンに参加することが一般的であり、それぞれのインターンのエントリーシートの締め切り日や面接の日程、参加日が重ならないように最新の注意を払う必要があります。

特に人気のあるインターンは早期に締め切られることが多く、エントリーシートの提出が間に合わなければ、参加の機会を逃してしまいます。

また、面接日が重なった場合、いずれかのインターンをキャンセルする、もしくは日程の再調整をしてもらわなければなりません。

したがって、事前にすべてのスケジュールを確認し、カレンダーに詳細に記入しておくようにしましょう。

最近では、数日前や前日など、設定しておいた時間に通知を送ってくれるアプリも存在するため、適宜活用することをおすすめします。

社員と積極的にコミュニケーションをとる

インターンシップは、実際に社員の方とコミュニケーションをとれる重要な機会であるため、積極的に会話するようにしましょう。

インターン中に得られる学びや経験は、単に自分1人での作業に限らず、社員との交流を通じて大きく広がることが多いです。

社会人として、そしてその企業の一員として働くにあたって何が求められるのか、何が重要なのかを積極的に質問したり、意見を交換したりしましょう。

業務に関する有益な情報を得ることができるだけでなく、社員との関係を深め、将来的なキャリアのヒントを得ることにもつながります。

また、交流を深めておくことで、のちにその企業の本選考を受ける際、多少なりとも優遇される可能性があります。

社会人としてのマナーに気を付ける

インターンシップに参加する際は、社会人としてのマナーに気をつけることも不可欠です。

インターンシップは、学生から社会人への過渡期において、実際のビジネスの現場で経験を積む貴重な機会です。

このため、服装や挨拶、言葉遣いといった基本的なマナーはもちろんのこと、時間を守ることなども徹底しなければなりません。

特に、企業の第一印象は非常に重要であり、マナーがしっかりしていると信頼感を与えられます。

逆にマナーが不足していると、評価に悪影響を与える可能性が高いです。

インターンシップは短期間ではありますが、社会人としての姿勢や振る舞いが問われる場であり、これを疎かにすることはできません。

常に自分が社会人としてどう見られているかを意識して行動することが求められます。

参加後にお礼を伝える

インターンが終わったら、何もせずに終わるのではなく、必ずお礼を伝えることが重要です。

インターンシップを通じて学んだことや得られた経験に対する感謝の気持ちを示すことは、社会人としての礼儀であり、企業に対する敬意を表す行動でもあります。

もちろん相手側にも「選考を強化するため」という目的こそありますが、無料、もしくはこちらにお給料を払ってくれてまで仕事を体験させてくれた企業に、終了後、何も言わないわけにはいきません。

インターンシップが終わった直後や翌日にお礼のメールを送り、インターンシップを通じて自分がどのような学びを得たか、またその経験が今後のキャリアにどのように役立つかを具体的に伝えるようにしましょう。

参加後にどのようにお礼を伝えれば良いのかについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

より良い印象を与えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

短期インターンに関するよくある質問

就活生には悩みがつきものですが、特に短期インターンに関しては、様々な疑問が就活生の中に渦巻いていることでしょう。

ここからは、就活エージェントを弊社が運営するにあたって、多くの就活生の方から聞かれる質問に回答していきます。

ぜひ、以下の中から気になるものがあれば確認してみてください。

2年生は参加できる?

多くの企業は、短期インターンの募集を大学3年生に限定しています。

大学3年生が就職活動を見据えた本格的なキャリア形成の時期にあるからです。

しかし、全学年を対象にしたインターンシップを実施している企業も少なくありません。

このような企業においては、1年生や2年生でも参加は可能です。

2年生のうちからインターンに参加することは、早期に業界や企業について理解を深める良い機会であり、また、企業側から積極的にキャリア形成に取り組む姿勢を高く評価される可能性があります。

社員に強い印象を残し、将来の採用において有利に働く可能性もありますし、あなたのキャリアに何かしら良い影響を与える可能性が高いため、ぜひ時間に余裕があれば参加してみましょう。

長期インターンとの違いは?

長期インターンと短期インターンの違いは、文字通り、まずは日数です。

短期インターンは数日から数週間程度、長期インターンは1ヶ月以上の期間を要するものです。

短期インターンの目的は主に業界や企業の雰囲気を体験することであり、長期インターンは長い期間働くことによって実践的な業務を経験し、スキルを身につけることを目的としています。

得られた経験を就活における自己PRやガクチカとして強調できるのは、長期インターンの方でしょう。

したがって、短期インターンに参加することはもちろん重要です。

しかし、可能であれば長期インターンにも参加し、就職後に即戦力として働けるような人材への成長を目指しましょう。

何社くらい応募すればいい?

サマーインターンは非常に人気が高く、応募者数も多いため、倍率が高い傾向にあります。

したがって、複数の企業に応募することをおすすめします。

目安として、少なくとも10社以上に応募しておくと参加できる可能性が高まるでしょう。

ただし、重要なのは応募する企業数をいたずらに増やすことではなく、本当に参加したいインターンだけを選び、それぞれの企業に対してしっかりとした選考対策を行うことです。

「応募しすぎて一つひとつの企業の対策ができない」という状態に陥ってしまっては、どのインターンの選考も通過できないかもしれません。

とはいえ、サマーインターンは倍率が高いため、厳選して応募を行い、しっかり対策をしても、すべて落ちてしまい、参加できない場合もあります。

しかし、サマーインターンに参加できなかったからといって、就活において甚大な影響があるわけではありません。

サマーインターンに参加しない場合にどのような対策をすれば良いかについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

まとめ

誰にとっても就活ははじめての経験です。

自分の将来に直結する期間ではありますが、どのように進めればいいかわからず、不安になるのも当然でしょう。

そんなときに、短期インターンは自分について見つめ直すきっかけを与えてくれます。

メリット・デメリットを知ったうえで、どのように参加しどんなスキルを得たいかを明確にしておくことで、短期インターンの経験は非常に大きな武器となるはずです。

今回の記事を参考に、ぜひ就活を有利に進めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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