短所が心配性はあり?イメージをプラスに変えて伝える方法を解説! 

短所が心配性はあり?イメージをプラスに変えて伝える方法を解説! 

はじめに

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面接では短所について質問されることが多々あります。

しっかりと答えを準備していないと、スムーズに答えられずにおどおどしてしまったり、つじつまの合わない回答をしてしまったりするかもしれません。

特に短所を答えるということは、弱い部分や悪い部分を自分からさらけ出すことなので、何をどう答えたら良いのか迷ってしまう人も多いです。

面接では自信をもってはきはきと答えることが好印象につながるため、短所を聞かれた際もしっかりと答えられるように準備をしておきましょう。

【面接で心配性が短所はあり?】面接で心配性が短所はあり?

結論から言うと、面接で心配性であることを伝えても問題ありません。

それだけで特別マイナスな評価を受けることはないのです。

むしろ伝え方次第では、プラスのイメージにつなげることもできます。

心配性は、慎重さや丁寧さといった性質も持ち合わせているといわれることが多いです。

したがって心配性は、仕事をするうえで大きな強みになる可能性があります。

ただ、慎重さや丁寧さを長所としてアピールするだけでは少々ありきたりです。

仮に長所としての側面をアピールできても、慎重さや丁寧さがマイナスになってしまう職種も一部あるので注意が必要です。

つまり、心配性だと業務に支障がでるような職種でない限りは、短所として心配性であることをあげても問題はありません。

短所が心配性だと向いていない職種は?

面接で短所を聞かれたときに、心配性ということを伏せたほうが良い職種もあります。

なぜなら行動力や素早い状況判断などが必要な職種や、気転の良さなどが求められる職種は、心配性の人には向いていないからです。

具体的にあげると、消防士や営業マン、レストランやカフェの従業員などです。

消防士と似た理由で警察官や救急救命士、自衛隊なども心配性では力を発揮しにくいでしょう。

営業や接客などは、丁寧さも大切ではありますが、顧客を目の前にして堂々とした立ち振る舞いや、迅速な対応などを求められることもあります。

慎重さや丁寧さが活かせないような職種は、心配性の人には不向きです。

もし志望しているのなら、心配性の性格は伏せておくか、志望する職種を変えることも視野に入れて検討してみてください。

【面接で心配性が短所はあり?】心配性の特徴

面接も恋愛も運と相性がある

面接で短所として、心配性であることを話しても大丈夫かどうか調べてしまうあなたのような人は、たしかに心配性なのかもしれません。

ただ、これくらいであれば軽度の心配性なので、ほかの人と大きな差はありません。

これから心配性な性格の人の特徴として代表的なものをあげていきます。

あなたが本当に心配性なのかどうか、あらためて考えてみてください。

心配性が原因でトラブルに陥ってしまったことなどがあれば、具体的に書き出してみましょう。

面接で短所をうまく話すためのヒントになるかもしれません。

さまざまなことに対してマイナスな側面ばかりを見てしまう

心配性の人は、悪い部分から物事を見てしまう傾向があります。

そのせいで、準備段階では楽しめなかったり、余計に緊張してしまったりすることが多いです。

たとえば、休日にデートの予定を入れたとします。

楽しみという気持ちよりも「天候が悪かったらどうしよう」または「混雑していて目当ての店に入れないかも」といったようなことを考えてしまうタイプの人がいます。

そうした悪い出来事が起きないか、毎回気になってしまう人は間違いなく心配性です。

服装に悩みすぎてしまったり、準備に時間を掛けすぎたりする人も心配性の可能性が高いです。

少し考えるくらいならまったく問題ありません。

しかし、心配性の人は準備をしても次々に悪い部分ばかりに考えが傾いてしまう傾向にあります。

確認が多い

心配性の人にありがちな心理として、何度も確認しないと落ち着かない傾向があります。

友人との約束を忘れないように前日にも確認のメールを入れたり、寝坊しないように目覚ましをいくつも用意したりする人は心配性かもしれません。

家の戸締まりを忘れる、または電気の消し忘れなどが気になって、外出しようとしても途中で引き返して確認に行く人もいます。

すでに確認済みの事柄に対しても、その確認が間違っている可能性まで考えてしまい、あとでもう一度確認するという傾向があるのです。

決してミスが許されない重要な提出物や、練習が必要なものなどは通常の人でも、何度も確認するかもしれません。

しかし、ミスや忘れがあったとしてもそれほど重大ではないような物事ですら、何度も確認してしまうようなら、確実に心配性です。

常に起こり得る最悪のパターンを考えてしまう

心配性の人は、最悪のパターンをいくつも想定して予定を組む傾向があります。

その最悪なことが起こらないように準備をしたり、何重にも対策を立てたりすることに意識を奪われてしまいがちです。

本来楽しむことが目的だったはずなのに、楽しめないこともあります。

実際、最悪のパターンが起こる確率はずっと低いものです。

心配性の人は、現実的な確率の数字を無視して、その最悪のパターンが起こるか起こらないかといった、極端な考え方になってしまうことがあります。

多少の心配なら誰でもするものですが、現実的な確率の数字を無視するレベルで最悪のパターンが起こることを想定して、準備したり避けたりしてしまう人は、挑戦しづらかったり何か新しいことを始めようとしても出遅れてしまったりします。

短所を聞かれる理由

民間との併願をする理由

企業はなぜ面接において就活生に短所を聞くのでしょうか。

企業はどのような意図で質問をしているのかについて考えながら作成することで、適切な内容を用意できるでしょう。

企業との相性を確かめるため

企業との相性を確かめるためというのは、多くの企業が就活生に対して短所を聞いている理由の一つであると言えるでしょう。

企業は短所を聞くことで、就活生が社風にマッチしているか、業務に支障はないかについて確かめています。

チームワークを重視している会社において、協調性がないことを短所としてアピールするようなことがないよう、企業の社風や職種で求められる人物像をあらかじめ把握しておくことが重要であると言えます。

改善する姿勢があるか知るため

改善する姿勢があるかについて確認しているのも、多くの企業が就活生に対して短所を聞いている理由の一つであると言えるでしょう。

就活生が短所について理解しており、それを改善する誠実な姿勢を持っているかについて確認しています。

得意なことだけに打ち込むのではなく、短所や苦手なことにも向き合い、改善しようとする誠実な姿勢が社会において求められています。

また、自分の魅力を伝える面接の場で、相手に自分の短所を正直に伝えられる人物であるかについても確認しているところが多いと言えるでしょう。

自己理解度を確認するため

自分に対してどのくらい理解ができているか確認しているのも、面接において企業の採用担当者が短所を聞く理由の一つとして挙げられます。

自分の長所に関してはすぐに思いつくことができますが、短所はなかなか思いつかない人も多いです。

自分のマイナス面を受け止めることはなかなか難しいことです。

それでも短所と向き合いつつ、客観的に自分を分析して言語化できる人物がいるかを確認したいと企業は思っています。

面接で心配性を短所として答えるときのポイント

自己PR=自慢ではない!新卒の正しい自己PRの作り方

自分の短所を答えるのはたしかに怖いことかもしれません。

ただでさえ面接では緊張しているのに、イメージダウンにつながりそうなことを言わなければならないため、心配性でなくても心配になります。

少しでも緊張をやわらげ、面接を手ごたえのあるものとするためにも、短所を伝える際のポイントを理解しておきましょう。

これらのポイントを押さえて、回答を用意し、練習しておきましょう。

用意した文書を丸暗記するのではなく、自分の言葉で表現する練習を何度もするのがおすすめです。

自分がどのような心配性なのか伝える

一言で心配性と言ってもその内容はさまざまです。

どのような考えや行動をもって心配性だと判断されるのか、人によっても違ってきます。

どうして自分が心配性だと思うのか、どのようなタイプの心配性なのかを最初に伝えておくことで、わかりやすい説明になります。

説明がわかりづらいと、印象に残りにくかったり矛盾があるように思われたりと、それだけで低評価につながってしまうため、気をつけましょう。

また面接をスムーズに進めるため、面接官がイメージしやすいようにわかりやすく説明する必要があります。

まずは心配性であることを簡潔に述べ、そのあとに、どうして自分が心配性だと思うのか、過去のエピソードなどを説明してください。

心配性のせいで陥ってしまった失敗談などでも良いでしょう。

改善する努力をしていると伝える

心配性を改善するため、過去に行った努力があれば伝えましょう。

まずはどうして心配性が短所だと思うのか、心配性のせいで失敗したことなどを述べます。

同じような失敗を繰り返さないためにやっていることを伝えましょう。

「何度も確認してしまうせいで時間に間に合わなくなってしまった経験があるので、できるだけ早くに準備を整えておくようになった」、「不安から楽しめないことがあるので、事前に成功例や良い例を積極的に見るようにしている」など具体的なことを述べます。

短所があることを受け入れ、それを改善しようと努力している姿勢を見せられれば、プラスのイメージをもたれやすいです。

どう改善しようとしているのか、具体的に伝えることが大切です。

克服するためにしていることをアピールする

改善しようと努力した結果、現状が改善前と比べて、どの程度良くなったのかを伝えましょう。

時間や締め切りに遅れなくなったことや、新しいことに挑戦できるようになったことなど、小さなことでもかまいません。

完全に短所を克服することができなくても、努力することによって最初よりも良くなっていればプラスの評価につながります。

自分の良くない部分を受け入れ、向き合って改善しようと取り組んだ姿勢をアピールしましょう。

冷静に現状を把握する能力や課題設定能力、問題解決能力なども評価してもらえるかもしれません。

誇張したり、過大に自己評価をしたりする必要はありません。

堅苦しい就活用語を使うとかえって作り話のように聞こえるので、自分の言葉で誠実に伝えましょう。

自己PRも含める

先に述べたように、短所を改善しようと取り組んだ努力や成果は自己PRになります。

そしてもう1つ、大きくアピールできるポイントとして、心配性のもっている良い側面があります。

慎重さや丁寧さなどはありがちな説明になってしまいますが、心配性の裏返しとしてどのような良い側面があるか自分でも探してみてください。

これらを長所としてアピールすることで、全体的に矛盾のないわかりやすい自己PRにできるため、面接官もあなたの人柄をイメージしやすくなります。

ミスが少ない

ミスが少ないというのはポイントが高いです。

いくら作業スピードが速くてもミスがあれば、やり直しで余計に時間がかかってしまいかねません。

ミスに気づかなければ、大きな損害になることもあるため、会社としてもミスはできるだけ避けたいものです。

心配性の人がミスをしにくいのは、何度も確認する、または最悪のパターンを予測して作業を行うためです。

過去の経験として、ミスが少なかったことや他人のミスに気づいて助けてあげた経験があれば、ぜひそのエピソードを面接で伝えましょう。

責任感がある

心配性の人は、最悪のパターンにならないよう、常に仕事に対して「〇〇しなくてはならない」と考える傾向があります。

他人の失敗が自分に影響をおよぼすことも考えて他人のフォローをすることもあるため、面倒見の良さなどが垣間見える人もいます。

チームでは特に頼られる存在です。

自覚がなくても周囲から評価をされていることがあります。

社会人として仕事をする際、責任をもって締め切りなどを守り、最後までやり遂げてくれる人というのは信頼され、重宝されます。

心配性を短所とした例文

ここからは、本記事の内容を踏まえた上で作成した例文について紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

例文①:リスクを怖がってしまう

リスクを怖がってしまう

私の短所は、リスクを怖がってしまい、行動になかなか移せないところです。

旅行の計画を立てる時、もしものことを考えて交通手段を事前にいくつか調べ、天気に柔軟に対応できるように行き先を複数挙げておくようにしていましたが、いきなりの友人の提案に対応できないので、つまらないと言われてしまうこともありました。

そこで「何事にもリスクはつきものだ」と考えるようにして、深刻なもの以外は過敏にならないように気をつけるようにしています。

例文②:細かいところまで確認したがる

細かいところまで確認したがる

私の短所は、細かいところまで確認しないと安心できないことです。

飲食店でのアルバイトで発注を任されていたのですが、ミスがないように何度も確認し、毎回、先輩に発注数に間違いが無いか、ダブルチェックを頼んでいました。

しかし、混雑時にも同じようにチェックを依頼したところ、他の方に業務の負担をかけてしまいました。

そこで、業務を人に頼む際はタイミングを考えるようにし、場合によっては自分で2度確認を行うようにしました。

その後も間違いは一度も無く、自分だけで確認しても問題は無いと気づきました。

短所がわからない/上手く伝えられない場合

これからの時代、どんなエンジニアになればいいのか?

自己分析をしっかり行ってみたものの、就活で話せそうな短所が思いつかない人もいるのではないでしょうか。

短所をどう伝えれば良いかわからない、自分の短所がわからないといった場合は、ぜひ下記の対策を行ってみてください。

自己分析をする

もうすでに自己分析はしっかり行ったと思っている人も多いかもしれませんが、再度、本当に自己分析ができているかについて考えてみましょう。

自己分析をしっかりと行うことで、長所はもちろんのこと、短所についても明確に理解できるはずです。

仕事への価値観や、興味がある仕事、業界、分野などもはっきりするので、就活を始める前にしっかりと行いたい対策の一つです。

自己分析についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひもう一度確認し、しっかりと時間をかけて取り組んだか振り返ってみましょう。

苦手なことから考える

自己分析を通して自分の短所を見つける際のポイントとして、苦手なことから考えることが挙げられます。

自分の苦手なことや、うまく結果に繋がらないことから、自分の短所はどのようなものであるのかについて探してみましょう。

例えば、確証が持てるまで行動できない、他人の評価を気にして発言がうまくできないなどが挙げられるはずです。

一度、箇条書きでも良いので書き出してみて、具体的なエピソードがないかについて考えてみましょう。

長所から考える

苦手なことから考えてみても何も短所が思いつかなかった場合は、反対に長所から考えてみるのも選択肢の一つかもしれません。

長所と短所は表裏一体であり、自分が長所であると思っている部分が短所に見える場合もありますし、逆も然りです。

例えば、好奇心旺盛な人は飽きっぽいと短所に言い換えることもできます。

長所から短所に言い換える方が、自分の短所をフォローしやすいので、一度長所から考えてみてください。

他己分析をする

自分のことを自分でしっかり分析するのは、就活において最も重要な対策の一つであり、時間をかけて欲しい対策です。

しかし、自分ではよくわからない、という人も多いでしょう。

そんな時は、親や友人など親しい人に聞いてみましょう。

自分にはどのような短所があるのか、またそれはどのような時に現れてしまうのかについて聞いてみると、意外と見つかるかもしれません。

これまで気を遣って言わないでおいてくれた短所について指摘され、落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、就活を機に改善してみましょう。

エージェントに相談する

自分で自分を分析するのも、親しい人に分析してもらうのも素晴らしい短所の見つけ方の一つです。

しかし、最もおすすめは、就活のプロであるエージェントに相談することです。

短所が見つからない方はもちろんのこと、短所が見つかったけれどもどのように表現すれば良いのかわからないという人も多いでしょう。

そこで、ただ伝えるだけでなく、企業に魅力を感じてもらえるように伝えるように工夫してみましょう。

ジョブコミットは無料で短所の改善をサポートしてくれるのはもちろんのこと、志望動機、自己PR、ガクチカなどのESの作成、そして面接対策なども徹底的に行ってくれるので、ぜひ就活で悩んでいる方は登録してみてください。

おわりに

面接で短所を話す際は、面接官が何を知りたくてこの質問をしているのか、その理由を理解して話すことが大切です。

面接官は企業への適正があるかどうか、短所を克服しようと努力して、どのような改善方法に取り組んでいるかを知るために短所を質問しています。

それを理解したうえで、短所の答え方を考えましょう。

心配性という性質が大きなデメリットになる職種でないかどうか、自分がどのようなタイプの心配性で何をどう改善しようとして現状どうなったのか、心配性を長所として活かせる部分があるかなどを確認してください。

堅苦しい就活用語を覚えて行っても、緊張すると忘れて出てこなくなることもあります。

普段使い慣れない言葉は置いておいて、自分の言葉で丁寧に伝えられるよう練習しましょう。

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