はじめに
学生団体という言葉を聞いたことはありますか。
聞いたことがあるだけで、実際にどういう活動をしているのか知らない人がほとんどだと思います。
今回は私が実際に学生団体でどんなことをやっていたのか、友達作りに有効なのか、紹介していきたいと思います。
学生団体とは
学生団体とは、サークルとの明確な違いはありません。
大学生を中心に社会的な活動をしている団体です。
また、学生団体によって学内だけで活動をしていたり、外部の方と連携して活動していたり、規模感も様々です。
しかし、ほとんどの学生団体に共通することは学生全員が同じ志を持っているという点です。
また、学生団体に入ることは就活で有利になるという印象があるかもしれません。
しかし、重要なのは実際にそこでどんな活動をしたのかです。
学生団体に入りたいのなら、やりたいことを明確にしましょう。
学生団体の活動内容
先ほど書いたように学生団体の活動内容には様々な種類があります。
入る前に活動内容をしっかり調べることは大事です。
もちろんその学生団体によって活動する内容は少々変わると思います。
ここでは、大まかにそれぞれの活動内容を紹介していきたいと思います。
高校生向けのイベント
高校生を対象としたイベントを開催
例えば
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高校生が将来、どんな仕事をしたらいいかわからないから、実際に働いている社会人を招いて話をしてもらうイベントを開催します。
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自分の大学の魅力を知ってもらうために高校生を巻き込んだワークショップの開催
など様々あります。
こういったイベントを開催するにあたって、企画の立案や書類作り、実際に高校の先生に宣伝のアポ取りなどします。
食品ロス問題
名前の通り食品ロス問題について考えます。
現在どんな食品ロスが問題になっているのかを調べ、それに対してどういう解決策があるのか考えます。
また、捨てられやすい食べ物を使った料理を作ったり、活動報告を近くの施設でするために資料を作ったりします。
こうしたイベントを開催するにあたって、高校生向けのイベントを開催する業務と同じく、企画の立案や書類作り、アポ取りなどがあります。
ビジネス系
ビジネス系の学生団体といってもさまざまあります。
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ビジネスコンテストでの入賞を目標に活動する団体
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将来起業を目指している団体
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企業と連携して商品開発をしている団体
各々やることは違うかもしれませんが、共通していることは企画の立案や書類作り、アポ取りなどです。
働く女性について考える
ビジネス系の中でも特に女性の働き方に関して興味がある学生団体もあります。
活動内容としてはビジネス系の項目で書いたようなことがほとんどになります。
海外交流
学生団体に外国人留学生が多数在籍している団体もあり、定期的にパーティーをしたりするところもあります。
また、外部の日本人向けに国際交流できるイベントを開いたりもしています。
現在のコロナ禍でも国際交流できるようにオンラインで現地の人と交流している団体もあります。
こうしたイベントを開催するために、企画の立案などを行います。
学生団体って友達出来るの?
友達は出来ると思います。
理由としては
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集まっているメンバーが同じ目的、志を持っているという点で同じような考え方を持つ学生が集まりやすい分、話が合うからです。
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活動頻度が高いとなおさらできやすいと思います。
しかし、反対に言えば、同じような志がないと雰囲気に馴染めないということもあります。
学生団体での経験談
自分が実際にやっていた内容としては、イベント開催、勉強会などをしました。
イベントを開催するために企画の立案、書類作り、アポ取りを一ヶ月くらいの目安で行いました。
前準備では忙しい分モチベーションもありました。
イベントがうまくいった後は、達成感がとてもありました。
しかし、その後のイベントの企画がうまく行かず、キャリア系の本などを読んで勉強会などをしていました。
自分は学生団体に入った理由が友達作りだったので、モチベーションの維持ができない状態になってしまいました。
つまり、学生団体で有意義な活動をするにはやりたいことを明確にしなければ、続けられないということです。
もし、友達作りを第一に考えているのなら、サークルやグループワーク系の授業で作ることをお勧めします。
学生団体の入会方法
その学生団体によって入会の仕方はさまざまです。
入会の仕方を知らなければ元も子もありません。
次に学生団体の主な入会方法を紹介します。
大学のホームページを見る
大学公認の学生団体であれば、載っていることがあります。
しかし、学生団体は大学非公認の団体も多いです。
そういった団体はホームページに載らないことが多いので注意が必要です。
学生団体のSNSを確認する
情報発信のツールとして使用している学生団体が多いです。
4月や9月になると入会方法などの情報を掲載している場合があるので、検討している団体のアカウントをチェックしてみましょう。
外部のサイトで検索してみる。
学生団体の情報を載せているサイトを見てみることも有効です。
各団体が載せているので活動内容等もしっかり確認することができます。
学生団体に入る注意点
次に学生団体に入る際の注意点を紹介しようと思います。
ここで自分に合っていない学生団体に入ってしまっては、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
必ず次に紹介する注意点を踏まえて入る学生団体を決めましょう。
活動内容を確認する
そもそも自分のやりたいことができる学生団体を選びましょう。
そのために、その団体のSNSやホームページを訪れ、どういう目的で、どういう内容の活動をしているのか必ずチェックしましょう。
週何回活動しているのか
ここは結構見落としがちですが、自分のライフスタイルに関わることなので必ずチェックしましょう。
雰囲気を確認する
人間関係を構築するうえでとても大事なことだと思います。
しかし、その団体の雰囲気を入る前に確認することは結構難しいという現実があります。
もし、体験入会などを行っている団体があれば、まず体験入会に行ってみて雰囲気を知ったほうが良いです。
ただし、体験入会を行っていない団体もあるかもしれません。
その場合は、他の手段でも確認することもできます。
SNSを確認する
今の時代情報発信のツールとしてSNSを使っている学生団体も少なくはありません。
そこでは活動している写真を載せたりしているところもあります。
そういったものを見て、雰囲気をイメージすることも大切です。
やりたいことを明確にしよう
学生団体に入る動機は人それぞれです。
しかし、学生団体での活動をより意味あるものにしたいのであれば、やりたいことを明確にすることが大切だと思います。
もし、今あなたが学生団体に入ろうと思っているのであれば、今一度自分が何をやりたいのか考えてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート