【例文付き】面接で短所を「せっかち」と答える際の必勝法とは

はじめに

企業の面接で短所を聞かれたときに、せっかちと答えることがあります。

短所を聞かれたから答えたものの、せっかちと答えても良かったのだろうかと悩むかもしれません。

短所だから悪いように取られてもいいのだろうか、良いように伝えなくてはいけなかったのだろうかと頭を抱える学生もいます。

ここでは、面接で短所をせっかちと答える際の必勝法について説明していきます。

人事が短所を聞くのはなぜ?

人事が面接で短所を聞くのはなぜでしょうか。

それにはいくつか確認したいことや、採用にあたっての判断材料としたいからです。

トラブルメーカーは避けたい

今の時代、企業においては従業員による思いがけないトラブルが増え、企業が謝罪会見を開いたり、賠償請求をされたり、トラブルの収集解決に向けて時間や労力、コストを割かれるリスクが増大しています。

炎上事件や情報漏洩、転売や資金流用などをはじめ、業務怠慢、顧客や取引先への詐欺や強要、パワハラやセクハラなど枚挙に暇がありません。

こうしたトラブルを引き起こしかねないリスキーな人間は避けたいので、短所をチェックしたいという考えも強くなってきました。

もちろん、就活生が自分がハイリスクな人間だとアピールするような、本当の短所を告げないことは前提として理解しています。

それでも、短所は短気なこと、興奮しやすいこと、感情のコントロールが苦手なことなどと説明する人がいれば、避けたほうがいいだろうと判断が可能です。

その人について知りたい

短所がある人を採用したくなくて、人事が短所を尋ねるのではありません。

世の中にパーフェクトな人間はいないことを前提に、誰にだって短所はあると考えています。

そのうえで、その人物がどんな長所や短所があり、何が強みでどんな弱みがあるのか知りたいと考えています。

一人ひとりの性格や個性を把握することで、就職した後も人事としてどうフォローすることやどう活かしていけば成長できる人材かの判断がしやすくなるからです。

また、人事は採用する新卒全体のバランスを図らなくてはなりません。

同じ性格の人ばかりではバランスが取れないため、ある人の短所をフォローできる人材も採用しよう、この人の長所であの人の短所をフォローできるなど、それぞれの得手不得手を活かした採用や入社後の人材配置を考える参考資料にすることもあります。

自分を客観的に評価して改善努力をしようとしているか知りたい

中には自分は短所のないパーフェクトな人間だと思っている自信家の方もいるかもしれません。

一方、短所がある人間は内定がもらえないのではと、不安になる方もいるかもしれません。

ですが、誰にだって短所はあります。

それを自分なりに見極め、謙虚な姿勢で客観的に自分の評価ができる人かを、人事としては知りたいと考えているのです。

自分に自信がある人であっても、自分の短所を知ったうえでそれを改善しようと努力をしている人と、自分はパーフェクトだから何の努力も必要ないと考えている人では、就職後の成長可能性に大きな差が出ます。

自分がすでに完璧と思い込んでいては、成長や活躍は期待できません。

自分の短所を理解し、それを改善したい、克服したいと頑張ろうとする人や、短所を認めたうえで、それをカバーするために何ができるかを考える人、短所は改善できない分、長所を伸ばしてバランスを取ろうと努力する人のほうが、将来の活躍や成長が期待できます。

短所をうまく伝える方法

短所はストレートに伝えすぎると、リスキーな人と思われてしまう諸刃の剣です。

たとえば、先の例で短気、怒りっぽい、感情のコントロールが苦手と言われると、人事はドキッとしてしまうでしょう。

職場や取引先、顧客に怒りを爆発させられたら困ると思うからです。

これを考えるより先に行動してしまうのが短所と、言い換えたらどうなるでしょうか。

行動力はあるんだと良い面も見てもらうことができます。

そのうえで、「まずはしっかり考えてから、行動に出るように心がけています」と言えば、即行動から計画的な行動へとシフトしようとしているのだと理解してもらえます。

人事としては、即行動も時にはよしであり、それを自分の弱点と考えて、慎重に行動しようとしている姿勢も評価に値すると感じるものです。

つまり、自分では同じ内容の短所を、言葉を言い換えて述べただけで、リスキーな人物から、短所も含めて評価できる人物として、ランクアップされたわけです。

このように短所を伝える時には、一般的にマイナスイメージを持たれる表現ではなく、それを別の言葉に置き換えて表現するとうまく伝えることができます。

短所が「せっかち」の方の場合も、「せっかち」というのは言葉の響きがよくありません。

また、仕事をしていくうえでも、仕事をすぐにミスしそう、ミスが多くて周囲のフォローが大変そう、職場を混乱させそうなどと思われかねません。

そこで、「目の前にあることはすぐに行わないと気が済まない性格」、「待つよりもすぐに行動に出る性格」が短所といったように、オブラートに包んで言い換えてみましょう。

すぐに仕事を済ませる姿勢や、待つよりもすぐに行動に出る姿勢は、仕事をしていくうえで時に必要で、役立つことだと思ってもらえます。

そのうえで、「時と場合に応じて、しっかり計画を立て、周囲の状況を見極めて状況に配慮しながら行動に出るようになりたい。」など、改善に向けた努力や、自分の行動目標を伝えることができれば、短所が短所ではなく、その人の個性の一つとして評価してもらえるのです。

【短所でせっかちと答えるときの必勝法】なぜ企業は短所を面接で聞くのか

最近企業の面接で、短所を聞かれるシーンが増えてきました。

長所と短所を併せて教えてくださいと言われる場合もあれば、短所だけ聞かれることもあります。

長所を強みにして企業やその仕事内容に貢献したい、自身をアピールしたいと考えている学生もいるでしょう。

しかし短所を聞かれると、どうアピールすれば良いかわからなくなります。

マイナス面に取られないだろうか、答えたことで採用を見送られるのではないかと心配になるでしょう。

ではなぜ、企業は短所を面接で聞くのか考えてみましょう。

自分のことを客観的に見れているかを知るため

自分のことを客観的に見れているか確認するため、あえて短所を聞くケースがあります。

第三者の目から見て、自身はどういう面があるのか考える時間を設けましょう。

自分で考えても良いですし、うまく考えられない場合は家族や仲の良い友人に短所を聞いても良いです。

短所は誰しもあるものなので、短所があると恥ずかしい想いをする必要はありません。

大事なのは、自分の短所を知っていることです。

会社の社風や仕事内容にマッチしているかを判断するため

短所を聞くことで、会社の社風や仕事内容にマッチしている人材か判断することができます。

せっかちが短所であれば、スピードを求められる仕事だと重宝されるでしょう。

品質よりもスピードを求められる場であれば、せっかちな方が仕事をこなせます。

短所を聞いて、その短所であれば逆にメリットになる、マイナス面にならないと判断されれば採用されやすいです。

逆に品質を求められる、時間をかけて仕事をしたいと考えている企業であれば、せっかちな方は向いていないでしょう。

他の社員と意見が衝突するなど、社内トラブルが起こることが考えられるため、採用を見送られる傾向があります。

課題解決能力があるかどうかを確認するため

自身の短所を答えさせることで、課題解決能力があるかどうか確認できます。

短所を知ってどう行動するかは一人ひとり異なりますが、就活生であれば仕事で支障がないようにどうするべきか考えるでしょう。

せっかちである面が出たときはどうすれば良いか、また出ないように注意したいと行動して課題解決を試みます。

誰しも短所はありますが、短所と立ち向かって自身の成長にできる方は素晴らしい人です。

自身の成長のため、自身を客観的に見て課題解決能力を上げましょう。

せっかちである面が、今後仕事をするうえでどう影響するか理解することが大切です。

【短所でせっかちと答えるときの必勝法】人事から見た短所がせっかちの方のイメージ

人事から見た短所が、せっかちの方はどう映るでしょうか。

せっかちですと伝えたら、人事担当者がどうイメージするのか考えることが面接の対策になります。

ストレートにせっかちですと伝えると、良い印象を持ってもらえないでしょう。

悪い印象に捉えられないよう、ストレートに伝えるとどういう風に捉えられるか、どんな人物だと思われるか知り面接に備えてください。

作業が雑になる

せっかちだと、早く進めようと焦ってしまい作業が雑になることがあります。

期限までギリギリだから早くしよう、まだこんなに作業が残っているから早くしなくてはいけないと焦りの気持ちが出て、作業自体雑になり品質が落ちます。

スピード重視で品質がさほど重要視されない仕事であれば良いですが、品質が落ちることでお客様や他の社員が満足せず、最悪仕事のやり直しになることもあります。

またミスも目立ってしまい、結果皆に迷惑をかけます。

せっかちな部分が出たら、作業が雑になるかもしれないと注意しましょう。

焦りの気持ちを感じたら、あえて作業をゆっくり行いミスを少なくし、品質を上げるのもコツです。

人のペースに合わせるのが苦手

せっかちなあまり、自身だけ突っ走ってしまうことがあります。

グループを組んで仕事をしていたとしても、他のメンバーのスピードが遅いとイライラしてしまい、自身で先に先にと進む傾向が見受けられます。

人のペースに合わせることが苦手で、やがて孤立するケースもあります。

「あなたは仕事のスピードが早いから、私たちは追いつけない、私たちとは出来が違う」などと、いじめに遭う可能性もあるので注意しましょう。

定期的に周囲を見て、自身だけ突っ走ってしまっていないか、焦りの気持ちが強く出ていないか確認してください。

人のペースに合わせられていないと感じたら、少し席を立って休憩するなど、頭の入れ替えをして仕事に再度取り組むのもコツです。

【短所でせっかちと答えるときの必勝法】短所である「せっかち」を面接で魅力的に伝える4つのポイント

短所であるせっかちを、面接で魅力的に伝えるにはどうすれば良いでしょうか。

ストレートに伝えると、せっかちな人とは仕事がやりづらいと採用を見送られることもあります。

人事担当者に良い印象を持ってもらえるように、短所である面を前面に押し出さないように注意しながら伝えるとベストです。

ここでは4つのポイントを紹介しますので、それぞれポイントを押さえて面接時に役立ててください。

せっかちという意味を改めて考える

せっかちであるということは、どういう意味か改めて考えてみましょう。

「作業が雑になる」「人とスピードを合わせるのが苦手」「イライラしやすい」といったマイナス面があります。

そして「期限に余裕を持って間に合わせられる」「スピードが早く仕事を次々こなせる」「グループ内で率先して進めていける」といったプラス面もあります。

せっかちであるとどのように動く傾向があるのか、仕事をしていくうえでどのような影響が出るのか、また貢献できるのか考えてみましょう。

せっかちであることを理解することで、短所として捉えやすくなりますし、人事担当者に短所として答える際に適切な説明ができます。

せっかちを言い換えて話す

せっかちとそのまま伝えると、マイナス面ばかり見られる可能性があります。

そこで、言葉を言い換えて話してみましょう。

スピードが早い

特に仕事が忙しい時期など、どんどん仕事に取り組んでできるだけ早く仕上げなくてはいけない事態に陥ることがあります。

その際にせっかちな人は、たくさん仕事があるから頑張らなくてはいけないとせかせか仕事に取り組んでいきます。

そして仕事が思ったよりも早く終わり、無事繁忙期を乗り越えることができるでしょう。

スピードが早く、仕事をどんどんこなすことができるという面をアピールすることがコツです。

時間厳守

時間がない、納期まで間に合わないとせっかちであるために焦ります。

その焦りが、時間厳守につながります。

時間厳守で仕事を終えられると、お客様や他の社員に迷惑をかけずに済みます。

ダラダラ作業をせず、時間を意識して進める力があります。

おっとりの人を引っ張っていける

チームを組んだときに、自身のスピードが早いことからおっとりしている人を引っ張る役目ができます。

もう納期まで時間がないよ、何時までにここまでやってしまおうと他のメンバーをせかすことができます。

せかしすぎてトラブルになってはいけませんが、良いようにせかすことはできるでしょう。

チームの中心になって、みんながしっかりついていきているか引っ張っていくことができると良い面を打ち出しましょう。

あなたの短所がせっかちという理由を明らかにする

人事担当者に魅力的に、短所がせっかちであることを伝えるために理由を明らかにしましょう。

学生時代こんなことがあったから、アルバイト先でこんなことがあったからなどと、実例をもとに理由を明らかにすると伝わりやすいです。

なんとなく、自身の短所はせっかちだと思ったと伝えるよりも真実味があります。

結論から話す

「私の短所はせっかちです」と、結論から話しましょう。

先にエピソードを話すことや仕事上で注意することなどを話すのではなく、短所はせっかちですと先に伝えたほうがわかりやすいです。

面接では制限時間も決まっているので、短い時間で伝えられるよう工夫しましょう。

【短所でせっかちと答えるときの必勝法】短所がせっかちの例文

短所でせっかちと答えるにはどうすれば良いのか、迷ったときは例文を見てみましょう。

ここでは3つの例文を紹介しますので、自身に当てはめてみてオリジナルの説明ができるよう文章作成をしてください。

例文①

「私の短所はせっかちなところです。

大学の課題をこなしている際に、期限が気になり早くしなければと焦ってしまいました。

結果期限には十分間に合ったのですが、ミスが目立ち再提出となりました。

それからは、これまでのスピード感も大切にしながらクオリティーを上げるようにしています。」

例文②

「私の短所はせっかちです。

サークルで文化祭の発表について話をしているときに、もう時間がないから早くしようよと言ってしまいました。

結果、仲間を焦らせることはできましたがしばらく仲間と距離を感じることになりました。

今後は、きつい口調にならないよう仲間を支えたいと考えています。」

例文③

「私の短所はせっかちなところです。

授業中グループを組んで課題に取り組んだ際に、焦ってしまい仲間を困らせました。

それからは期限に間に合うようであれば、多少時間がかかっても焦らずに対応しています。」

まとめ

面接で短所をせっかちと答える際は、なぜせっかちだと思ったのかエピソードを交えて話をするとわかりやすいです。

ストレートに伝えるのではなく、状況に合わせて言い方を変える、また仕事上デメリットにならないよう注意するという姿勢を見せることがコツです。

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