大手内定者の最強自己PR|大手に受かる自己PRの書き方と例文

大手内定者の最強自己PR|大手に受かる自己PRの書き方と例文

履歴書を作成する際に最も頭を悩ます項目の一つが「自己PR」ではないでしょうか。

学歴や資格といった項目は事実を書くだけですが自己PRは抽象的な部分も多く、何を書いたら良いのかわからないという方も多いようです。

本記事では内定者が意識している自己PRの書き方を解説していきます。

例文もありますので参考にしてみてください。

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企業が自己PRを聞く理由

「履歴書の自己PR欄に何を書いたら良いかわからない・・・」

そんな就活生も多いかもしれませんが、それを理解するには企業の側に立って考えてみるのが近道です。

そもそもなぜ企業は学生に自己PRを書かせるのか、その理由を知ることができれば何を書けば良いのか、どんなことをアピールするべきなのかといったことがわかってくるでしょう。

ここでは企業が自己PR欄を通じて学生のどんなことを知りたがっているのかについてまとめていますので、自己PRを書く際の参考にしてみてください。

人柄や熱意を知るため

企業が自己PRを通じて知りたいことの一つは、学生の「人柄」や会社に対する「熱意」です。

実際、就職情報サイトが企業の採用担当者に対して行ったアンケートを見ても、企業側が学生を採用する際に重視している項目のトップは圧倒的に人柄と熱意となっています。

特に正社員の場合は今後数十年と一緒に働いていくことになるわけですから、力を合わせて一緒に仕事をすることのできる人柄の良さや、会社の業績アップに貢献したいという熱意がなによりも重視されるのは当然のことでしょう。

自己PRの欄では自分の生い立ちや経験から現在の自分というものがどのように形成されてきたのか、それによってどんな能力や強みを得ることができたのかなどをアピールするのが有効です。

また、仕事に対する熱意がどのような経験から生まれたのか、入社したらどんなことを成し遂げたいのかについてもできるだけ具体的に記載するように心がけると良いでしょう。

将来性を知るため

企業が自己PR欄を通じで知りたい学生の情報の2つ目は、将来性です。

学生の自己PRではアルバイトやサークル活動、部活動の実績ばかりが記載されていることが多いですが、これはあまり意味がありません。

企業にとってはこれまでどんなことをしてきたのかという実績よりも、実際に入社してから会社に対してどのような貢献をしてくれるのか、どのような可能性を持っているのかということのほうがずっと重要です。

ですから、自己PR欄ではこれまでやってきたことを単に羅列して実績を自慢するのではなく、その実績を将来企業にどのように活かすことができるのか、自分にはどんなポテンシャルがあるのかということをしっかり説明することが内定を勝ち取るための大きなポイントになります。

エピソードのすごさでは関係ない

自己PR欄では学生時代にどのようなエピソードがあったのかを書くのではなく、そのエピソードの中での自分の役割や実際に取った行動を具体的に書くことも大切なポイントです。

先程も言いましたが、学生の自己PRはどうしても実績自慢になってしまうことが多く、「私は部活動でこんなすごい実績を残しました」とか「アルバイト先でこんな経験をしました」となってしまいがちです。

しかし、これだけでは採用担当者に対して自分がどんな人物なのか、どのような能力があるのかを十分にアピールすることはできません。

たとえば資格について記載する場合でも、単に「○○という資格を取得しました」というアピールではなく、「どんな理由で資格取得を目指し、そのためにどのような学習をし、その結果がどうだったのか」ということを書いてはじめて自分のアピールになるのです。

活動に取り組んだキッカケや具体的な行動、さらにその結果としてどのような成果が出たのかということをしっかりとわかりやすく説明するように心がけましょう。

自己PRを作成する前の準備

面接官に高く評価される自己PRを作成するためには、いくつかの下準備が必要です。

例文やテンプレートをそのまま真似した自己PRでは、本当の自分の良さをアピールできません。

内容の濃い自己PRにするためには、自己分析と企業研究が欠かせないのです。

具体的に、どういった準備を行えば良いのかを紹介します。

自己分析を行う

就活生の中には、自身の性格や能力について把握していない人も意外と多いです。

自分のことがわかっていなければ、履歴書やエントリーシートの自己PR欄もうまく書けません。

就活を進めるにあたって、自己分析をして自分を知ることは不可欠と言えるでしょう。

自己分析のやり方はいくつかありますが、その一つがハローワークなどで行われている適性検査です。

インターネットでも適性検査を受けることができるサイトがあるので調べてみましょう。

いくつかの質問に答えていくことで、自分自身の長所短所などが見えてきます。

隠されていた能力に気付くこともできますので、自己PR作成に活かせるはずです。

また、過去の出来事について思い返して書き出していく作業でも自己分析が可能です。

幼少期から現在に至るまでの思い出深いエピソードを箇条書きにします。

その中で、よく使うキーワードや頻度の高い体験に、自分の性格の特徴が表れていることが多いです。

たとえば、子ども時代から何か悩み事が生じた時に、毎回誰にも相談せずに自分で解決して乗り越えたというエピソードが目立つとします。

その場合、その人は「自己解決能力」が優れていると言えます。

「自立心」も旺盛で、「孤独にも強い」性格だと読み取れるはずです。

その他にも、恩師や家族や友人に自分の性格について聞いてみるという方法もあります。

付き合いの長い人は、自分の長所短所についてよく理解してくれているものです。

企業の求める人物を把握する

採用担当者は、自己PRによってその人材が自社の求める人物像とマッチしているかを確認しています。

採用するからには、長く活躍し続けてほしいものです。

入社したものの、合わないと言ってすぐに辞められたのでは困ります。

就活生にとっても企業にとっても、お互いミスマッチを防ぐことが大切なのです。

希望する会社に内定をもらうためには、その会社が求める能力と重なる点を自己PRすることがポイントです。

そのためにも、企業研究をしてその会社が何を求めているのかを知ることが不可欠です。

どんな社風で何を重視する仕事なのかを把握しておけば、それにマッチする自己PRができるでしょう。

企業研究の仕方としては、合同説明会やOB・OG会に参加して直接職場の人と話してみるのがおすすめです。

その他にも企業のパンフレットやホームページを見れば、会社概要や理念、業務内容などが理解できます。

企業研究ノートを作り、重要な事項をまとめておくと見やすいです。

箇条書きを利用して、言いたいことをわかりやすくする

自己PRはどうしても文章が長くなりがちですが、あまりに長すぎる文章は内容がわかりにくくなってしまいますし、アピールポイントもぼやけてしまいます。

採用担当者は1日に何十枚・何百枚という履歴書に目を通すわけですから、短い言葉で端的にアピールすることが重要になります。

自己PRを記入するときにはできる限り接続詞などを減らすようにして、箇条書きを利用するのがコツです。

一文をなるべく短く、内容を簡潔にまとめるように心がけましょう。

努力の過程がわかるエピソードを書く

自己PRは内容に具体性を持たせることがなによりも重要になります。

単に「私はリーダーシップがあります」とだけ書いてもなんの信憑性もありませんし、アピールにもなりません。

自己PRに具体性を持たせるためには努力の過程が手に取るようにわかるエピソードを記載するのがポイントです。

時には数字を用いることやキャッチコピーを工夫してみると良いでしょう。

また、成功体験だけでなく失敗体験を記載するのもおすすめです。

失敗の中から学んだことや改善の努力などを記載することで説得力が増します。

自己PRを作成するための4つのステップ

就職活動や転職活動において自己PRは採用担当者に自分の存在をアピールするための大切な要素です。

書類選考を通過して面接を受けることになれば、自己PRに関する質問も必ず受けることになるでしょう。

ここでは効率的かつアピール度の高い自己PRを作成する方法を4つのステップに分けて詳しく説明します。

過去の経験や実績を洗い出す

自己PRを書く前に、まずは自分がこれまでに経験したことや残した実績について徹底的な洗い出しを行い、書くための素材集めをしましょう

時系列に沿って仕事内容と実績を書き出していくのです。

このとき、「新規顧客を○%獲得した」「売上げを△%アップさせた」といったように数字で表現するとわかりやすいですし、採用担当者へのアピール度も高まります。

志望する企業で求められる能力やスキルをイメージし、過去の経験を厳選する

過去の経験や実績の洗い出しによる素材集めが終わったら、次のステップとして志望する企業や職種を考慮して集めた素材の中からよりアピール度の高いものを選ぶ作業へと移ります。

当然のことですが、企業や職種によって求める人柄や能力には違いがあります。

大切なのは志望先の企業や職種が求める能力をアピールすることであり、的はずれなポイントをアピールすることがないように気を付けましょう。

経験やスキルがどんな能力になるのかを考える

過去の経験を厳選したら、次はその経験からどのような能力・スキルを得ることができたのか、よりアピール度の高い言葉で表現してみましょう。

このとき、できるだけ短い言葉で、具体的なイメージができるような言葉を選ぶのがポイントです。

文字数が限られているので、ぼんやりと抽象的な言葉を使うのは避けましょう。

フレームワークに当てはめて、自己PRにしていく

使用する言葉が決まったら、最後にフレームワークに当てはめて自己PR分を完成させます。

フレームワークとは話の枠組み、起承転結のことで、自己PRの書き方にはある程度のパターンがあります。

以下で紹介するフレームワークを生かしてみましょう。

自己PRの構成

結論:私の強みは〇〇があることです(アピールポイント)

自己PRの冒頭では、自分の強みを一言で明確に伝えることが重要です。

「私の強みは〇〇があることです」とはっきり言うことで、面接官に自分が何をアピールしたいのかを瞬時に理解してもらうことができます。

この際、選んだ強みが他の応募者と重なることもあるため、言い回しや表現方法に工夫を凝らし、可能な限り差別化を図りましょう。

例えば、ただ「〇〇が得意です」と言うのではなく、具体的な状況や成果を含めて、「〇〇を発揮し、チームを目標達成に導いた経験がある」といった形で伝えることで、強みがより魅力的に響くでしょう。

冒頭で自分の強みを効果的に打ち出すことは、自己PR全体の印象を左右する重要なポイントとなります。

理由:なぜならば、〇〇で〇〇ということがあったからです

自己PRで強みを述べた後には、その強みが生まれた理由や背景を説明する必要があります。

「なぜその強みを選んだのか」について、具体的な経験やエピソードを交えて説明することで、面接官に対して説得力を持たせることができます。

ここで重要なのは、強みが単なる自己評価ではなく、実際の経験に基づいていることを示すことです。

面接官は応募者の言葉に根拠を求めるため、実際に体験したことや感じたことを具体的に語ることが求められます。

初対面の面接官があなたの話だけでその場面を想像できるような、わかりやすい説明を心がけましょう。

エピソード:私は〇〇で〇〇をしていました

自己PRのエピソード部分では自分の強みを裏付ける具体的な体験を語ることが求められます。

この部分は自己PRにおいて最も差別化を図ることができる要素であるため、特に力を入れて作成するようにしましょう。

強みを発揮した場面やその過程を簡潔に説明することで、面接官に強みの信憑性を感じてもらえます。

エピソードを選ぶ際には、応募先の企業や業界に関連性が高い内容を選ぶとさらに説得力が増し、志望度の高さもアピールできます。

企業研究をしっかり行っていることをアピールする就活生に悪いイメージを抱く人はいません。

ただし、説明が長くなりすぎると相手が興味を失ってしまう可能性があるため、要点を押さえた簡潔な説明を心がけましょう。

エピソードの内容とその伝え方が、自己PRの成功を左右する重要なポイントとなります。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードの中で直面した問題についても詳しく説明することが重要です。

どのような困難や課題に直面したのか、その具体的な状況を示すことで、あなたの強みがどのように発揮されたのかをより明確に伝えられます。

問題に直面したときの状況や感情、そしてその問題がどれほど重要だったかを説明することで、面接官に自分の適応力や問題解決能力を印象づけることができるのです。

さらに、その問題を解決するために取った行動や思考プロセスを詳しく述べることで、自己PR全体に一貫性を持たせることもできます。

また、どのように工夫をしたのかについての詳しい説明は、あなたのその能力が企業における再現性があることを伝える上でも重要なポイントの1つです。

問題を克服した経験を共有することで、自分の能力が企業でどのように活用できるかを具体的に示すことができます。

行動:私は〇〇と考え、〇〇を行いました

問題を解決するためにどのような行動を取ったかは、自己PRの中で最も重要な部分の1つです。

企業の採用担当者は問題解決能力を持ち、就職後に活躍してくれる人材を採用したいと考えています。

単に強みをアピールするだけでなく、その強みをどのように活用して問題を解決したのかを具体的に説明することで、自分の実行力や判断力を示せます。

問題解決のために行った具体的な対策や、その過程で直面した新たな課題なども含めて話しましょう。

また、自分の行動がどのように結果に結びついたのかを明確にすることで、面接官に対して説得力のあるアピールができます。

自分の考え方や行動力がどのように企業の成功に貢献できるかを伝えることが、この部分の目的です。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

自己PRの最後では、これまで述べた経験やスキルを活かして、企業でどのように貢献していきたいかを明確に述べる必要があります。

企業は採用する人材がどのように自社に貢献できるかを重視しているため、この結論部分でのアピールが非常に重要です。

企業研究をしっかり行い、企業が求める人材像や目指す方向性に合わせて、自分の強みがどのように役立つかを具体的に示しましょう。

これにより、面接官に対して、あなたが企業のニーズに応えられる人材であること、そして企業研究をしっかりと行っている、モチベーションが高い就活生であることをアピールできます。

この結論部分は自己PR全体を締めくくる重要な要素であり、面接官に強い印象を残す鍵となります。

採用側の立場になって考えて「この人を採用したい」と思うような締めくくりをしましょう。

大手内定者が意識していること

続いて、大手の企業に内定を得られた就活生の方々が意識していることについて紹介します。

これまで就活エージェントとして何人もの就活生の方々をサポートしてきましたが、「大手」と呼ばれる企業に内定を得られる人のほとんどは、以下の3点を意識して自己PRを作成していました。

丁寧に書く

基本中の基本でありながら、多くの人が見落としがちな重要なポイントは、自己PRを丁寧に書くことです。

誤字や文脈の誤りがあると、面接官はその応募者に対して「志望度が低いのではないか」「普段から物事を適当に済ませているのではないか」という印象を持つ可能性があります。

大手企業の内定者は、こうした基本的なミスを避けるために必ず見直しを行い、誤字脱字や不自然な表現がないかを細かくチェックしています。

また、コピペによる内容の重複や矛盾がないかも確認し、自己PR全体が一貫しているかどうか確かめることも重要です。

自己PRの内容がどれほど優れていても、基本的な書き方が丁寧でなければ、面接官に良い印象を与えることはできません。

オリジナル性をもって書く

人事担当者は1日に何百、何千ものエントリーシートを目にする場合もあるため、その中でも目立つために、ありきたりな表現を避けることが重要です。

個性を持った自己PRを作り上げるようにしましょう。

平凡なアピールポイントであっても、言葉選びや表現を工夫することで、他の応募者との差別化を図ることが重要です。

例えば、単に「向上心がある」と言うのではなく、「独学でプログラミング言語を学んで、使いこなせるようになった」など、独自の比喩や視覚的なイメージを持って表現すると良いでしょう。

オリジナル性を持たせた自己PRを提出すれば、面接官の印象に残りやすく、他の応募者より一歩先んじることができます。

オリジナリティを重視して、自分の強みをより魅力的に伝えるようにしましょう。

採用側のメリットを見せる

自己PRにおいては、「私はこのような強みがあります」と述べるだけでなく、「その強みがあるあなた」を採用した場合に、企業側がどのような得をするのかについても説明する必要があります。

大手企業に内定を得られる人の多くは、自己PRの中で「私を採用することで、御社にどのような貢献ができるのか」を具体的に伝えることを意識しています。

就職活動においては、就活の軸や福利厚生、年収など、自分にとって重要な要素を中心に考えることが多いですが、自己PRにおいては、企業側が自分を採用することで得られる利益やメリットを強調することが大切なのです。

【内定者の自己PR】自己PRの例文

リーダーシップ

私の強みはリーダーシップである。

学生時代の○○のサークルではチームの統率を担当していた。
そこではチームの目標を逆算した活動スケジュールを立てていた。
その際に目的をチームで共有することを特に心がけていた。
その理由としては、目的がわからないまま練習を行ってもついてきてくれないと考えたからだ。
その結果、メンバーの集中力が高まり、次の大会では過去最高の成績を残すことができた。

計画性

私は強みである計画性を生かし、○○の資格取得に力を入れました。

しかし、実習や卒論など試験の勉強以外にもやることが多くありましたので、私はまず優先順位を決め、週単位で予定を立てて学習を行いました。
具体的には、まず大学の予定を確認し、比較的に余裕のあるときは知識の習得に充て、余裕のないときは問題集や得意な分野の確認を行いました。
その結果として、試験日の○か月前には合格圏内に到達し、余裕をもって試験に取り組むことができました。

以上の経験により、私の強みである計画性を伸ばすことができたと考えております。

忍耐力

私はめげずに取り組むことができます。

学生時代に○○のアルバイトをしていましたが、新人の頃はなかなかスムーズに行動できずに、お客様から厳しい言葉をいただくこともありました。

しかし、初めはできないものと割り切り、明るくふるまうことでできない部分を補いました。
また、店長に相談し、お客様と関わる機会を増やし、早く仕事を覚えようとしました。
その結果、仕事に慣れてきたころにはバイトリーダーに任命されました。

この経験を活かし、貴社に入社したら、壁にぶつかってもめげない精神力で自分のやるべきことをやり遂げます。

行動力

私の強みは行動力です。

私がアルバイトをしていた小学生専門の塾は集中力が保たない生徒が多く、授業開始から30分以上が経過するとほとんどの生徒が集中力を失い、遊びだしてしまう始末でした。

そこで思い切って、90分の授業の中でそれぞれ5分間、「遊んで良い時間」を2回設けてみました。

これにより、多くの生徒がリフレッシュし授業を聞いてくれるようになり、一部の生徒に至っては塾に来ることを心待ちにしてくれるようにもなりました。

貴社においてもこの行動力を活かし、常に問題の根本的な原因にアプローチし、時には仕組み自体を変えることで業務効率化に貢献したいと考えています。

貴社の文化を大切にしつつ、新しい風を吹き込み、社員の皆様がよりストレスフリーに働けるような環境を作ることを目標とします。

調整力

私の強みは調整力です。

バスケットボールサークルのリーダーを務めていた際、練習にあまり来ないメンバーが3人いることに気づきました。

そこで、全員に話を聞いてみたところ「初心者だから上手くできず、迷惑をかけているかもしれない」という不安で、なかなか練習に来れないことが分かりました。

例えば、その3人と私は1ヶ月間自主練習に取り組み、個々の技術向上を図りました。

その結果、全員が上達し、全体練習にも楽しんで来れるようになりました。

このように柔軟に対応する能力を活かし、メンバーの不安を解消することで、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができました。

貴社においては、この柔軟性を活かして営業職として貢献したいと考えています。

お客様の要望にただ応えるだけでなく、柔軟な提案を行い、お互いが満足できる妥協点を見つけ出すことで信頼される営業職を目指します。

アピールしたいポイントは見つかったけれど上手に表現することができない場合や、文章がうまく構成できないときは就職情報サイトの例文を参考にしてみるのも良い方法です。

アピールポイントに応じた例文が数多く掲載されているので、きっと自分に合ったものが見つかるでしょう。

自己PRの例文はコチラを参考にしてみてください。

自己PR作成時の注意点

自己PRは見直しが大切です。

提出前に確認作業を行うことで、思わぬ誤字脱字や「読みづらいな、意味が伝わりにくいな」と感じる部分を直すことができます。

細かいところまでチェックを怠らず、抜けのない文章を作ることができれば、書類選考時の印象もさらに良くなるでしょう。

ここでは、自己PR作成時の注意点と、ミスを見落とさないための方法をいくつかご紹介します。

文字数は記入欄の7~8割程度にする

自己PRを記入するとき、少しでも自分の良いところを採用担当者にアピールしたいという想いから、小さい文字で自己PR欄いっぱいに文章を埋めている人も少なくありません。

しかし、小さな文字や欄を埋め尽くすほどの文字数は採用担当者にとっては非常に読みづらいものです。

自己PRを記入するときは読みやすいレイアウトを意識するように心がけましょう。

具体的な書き方として、文字数は一般的に150~200文字程度、目安としては自己PR欄の7~8割程度に納めるのがポイントです。

文字については詰め込みすぎや小さな文字は避けるようにし、適切な間隔と大きさで読みやすさに配慮すると良いでしょう。

また、自己PRの欄は文字しか書いてはいけないということはありません。

絵やグラフを用いることでよりわかりやすい工夫をするのもおすすめです。

誤字脱字、日本語の間違いは何度目チェックする

最近はパソコンで作成した履歴書を提出する機会も増えてきましたが、まだまだ手書きで履歴書を書く機会も多くあります。

手書きの履歴書で注意しなければならないのが誤字脱字や日本語の間違いです。

履歴書に書き損じがあると、採用担当者から「この応募者は注意力散漫で集中力にかける」という評価を下されたり、「履歴書も正確に記入できない人間に大切な仕事は任せられない」と思われてしまったりすることがあります。

提出前には誤字脱字や文法的におかしい部分がないかしっかりとチェックを行いましょう。

また、チェックによって間違いが見つかった場合は最初から書き直すのが原則です。

中には修正ペンや修正テープ、砂消しゴムなどを使って間違えた部分を修正する人や間違っても消すことのできるボールペンで履歴書を記入する人がいますが、これはNGです。

履歴書は公式な文書ですのでやむを得ず修正する場合には本人が修正したことを証明するために二重線と訂正印を使わなければなりません。

修正ペンや砂消しゴム、消せるボールペンなどを使った修正は履歴書はもちろん、ビジネス文書では通用しませんので社会人としての常識を疑われてしまいます。

第三者に内容を確認してもらおう

自己PRは第三者に依頼して、伝わりやすい内容であるか、失礼な印象を与えないかなどを確認してもらうのがおすすめです。

自分だけでチェックを行っていると、読み慣れてしまい、間違いを見過ごしてしまうおそれがあります。

家族や友人、OB・OGのほか、添削実績の多い大学のキャリアセンターなどを活用しましょう。

ただし、あまり多くの人に依頼をすると、どの意見を聞くべきか迷ってしまう可能性があるので注意が必要です。

また自己PRのさらなるブラッシュアップを目指すのであれば、就活エージェントの活用をおすすめします。

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まとめ

内定を勝ち取るうえで採用担当者へ人柄や熱意を知ってもらう自己PRはとても大切ですが、少ない文字数で自分の長所をアピールするのはとても難しいことです。

上手にアピールするためには経験や実績をただ書き連ねるのではなく、企業が求めている人材や能力を把握し、アピールポイントを厳選することがポイントになります。

また、記入の際には見やすさ・わかりやすさを重視し文字数や誤字脱字などに注意しましょう。

もし書き損じたときは修正せずに書き直すのが鉄則です。

どうしてもうまく書けない場合はフレームワークに当てはめることや例文を参考にしてみるのもおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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