インターンシップに参加したい!志望動機は締めの一言まで気を付けよう

インターンシップに参加したい!志望動機は締めの一言まで気を付けよう

履歴書の中でも特に重要とされる志望動機自己PR

企業はこの2つを重点的にチェックしています。

インターンシップの選考対策として、高評価を得られる志望動機を作りたいですよね。

そこで、企業が志望動機で見ているポイントを知り、より好印象を与えることのできる志望動機の作成方法をご紹介します。

締めの一言まで手を抜かず、インターンシップ生として採用される志望動機を完成させましょう。

【志望動機は締めまで抑える】そもそも志望動機で何を見るのか?

インターンシップにおける志望動機とは、その業界に数多くある企業の中からその企業を選んだ理由です。

多くの場合、質が高い志望動機を書ける人ほど目的意識が高く何事にも熱心な人材だといえるでしょう。

企業は将来的に自社で働いてくれる人材を探すためにインターンシップを実施しているので、志望動機を見て就活生の意欲を見極めます。

インターンシップと採用活動は直結しないと考えている企業であっても、意欲の高い学生を受け入れたいと考えているでしょう。

そのため、熱意の伝わる志望動機を作成することが重要となります。

【志望動機は締めまで抑える】志望動機では何を書けばいいの?

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その企業のインターンシップを希望する理由は人それぞれなので、当然ながら志望動機も就活生によって異なるでしょう。

しかし、実際に企業に提出される志望動機には内容が似通ったものが数多く存在します。

会社を説明しているだけの志望動機や会社を褒めているだけの志望動機など、内容がないと判断されてしまうものを提出する就活生は少なくありません。

また、採用担当者は何百もの書類に目を通しています。

他の人と同じことを書いていては埋もれてしまうでしょう。

書類を見るのは当然その企業に詳しい企業内部の人ですので、会社の概要や長所を就活生が語ったとしても無意味です。

ですから志望動機では、自分がなぜその企業に興味を抱いたのかをメインに書きましょう。

自己PR文では自分を客観視して書くことが大切なのに対し、志望動機では主観的な視点で内容を書いた方が効果的です。

【志望動機は締めまで抑える】志望動機の構成

志望動機を話す構成はPREP法を基本とします。

PREP法とは、結論(POINT)、理由(REASON)、事例(EXAMPLE)、結論(POINT)という流れで話を構成していく方法です。

結論が最初と最後に2回出てきますが、まったく同じことを繰り返せと言っているわけではありません。

最初の結論から理由、事例を踏まえた、全体のまとめとしての結論を最後に伝えて締めるのが基本スタイルです。

志望動機というのは、面接における様々な質問の中でも、その企業を選んだのはなぜかという企業にとっても最大の関心時であり、内定の選考を大きく左右します。

就活生としては多数の応募者がライバルとなっている中で、いかに入社意欲の高さをアピールし、自分がいかにその企業にマッチした人間であるかを示し、どれだけ企業に貢献できる人物かを示して、採用したいと思わせなくてはなりません。

そのためには、まずは結論(POINT)として志望動機を明確にし、なぜそう考えたかの理由(REASON)を具体的に示します。

その上で、その企業に自分がいかにマッチしているか、いかに貢献できるかの能力を示せる事例(EXAMPLE)を紹介します。

そして、締めの結論(POINT)として、事例でアピールした能力や経験を活かし、その企業でいかに活躍できるのか、貢献できるかで締めます。

PREP法に沿って構成する場合、最初の結論から順番に書いていけば良いと思われますが、志望動機の場合には、締めで何をアピールしたいか、どう貢献できると伝えたいかを明確にした上で、それに結び付く事例を検討することが一つのポイントになります。

つまり、締めまで抑えた上で構成していくことが大切になるのです。

結論:私は〇〇という点で貴社を志望しました

まずは、結論(POINT)からのスタートです。

志望動機を端的に明確化しましょう。

その後に理由が続きますので長々と述べるのではなく、数ある企業の中からどうしてその企業を選んだのかを明確にすることが大切です。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇と考えたためです

次に理由(REASON)として、なぜ志望するに至ったのか、そのきっかけとなった経験を伝えます。

なんとなく、有名だから、大手だから、収入が良さそうだから、福利厚生が良いから、そんな単純な理由や他の企業でも当てはまるような理由や経験に基づかない表面的な理由は避けましょう。

その企業の強みや他の企業との差別化ポイントなどを意識した、理由を挙げられるとベターです。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

次に事例(EXAMPLE)として、その企業で活躍していくために役立つような自分の能力や強みを発揮したエピソードを1つ選んで紹介しましょう。

強みや能力をアピールしたいと様々なエピソードを並び立てる方がいますが、あれもこれもと話すのではなく、1つに絞った上で具体的に話すようにします。

複数挙げようとすると、ただ羅列するだけになり、本当にその能力があるのかが見えてこず説得力が増しません。

1つに絞った上で、説得力ある話をするのがポイントになります。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードの説得力を増す上で欠かせないのが、選んだ経験において直面した問題を紹介することです。

ただ、自分にはこんな強みがあると一方的に伝える内容ではなく、生じた問題をあなたの能力や強みを活かして解決した話や乗り越えた経験談を話すことがポイントです。

行動:そのため、私は〇〇を行いました

直面した問題を伝えたら、その問題を解消するために、どんな行動に出たのかを具体的に話しましょう。

誰かに指示をされた、誰かに頼って解決した話ではなく、あなたの強みが発揮できる能動的な行動であることがポイントです。

結果:その結果、〇〇になりました

行動に出ただけで話を終えてしまうのではなく、直面した問題がどうなったのかの結果まで、しっかり伝えましょう。

ビジネスの現場ではプロセスはもちろん大切ですが、結果を出すことが求められます。

何も結果が出せず、企業にとって利益がもたらされないのでは困ります。

企業の業績に貢献するためには、結果が出せることが重要な要素の一つです。

そのため、解決しようと行動に出たにとどまらず、行動した結果どうなったのかまで伝える必要があります。

単に問題が解決したというだけでなく、より具体的な成果を示すことで、あなたが活躍できる人物であることや、問題解決力や行動力があること、結果が出せる人物であることの説得力が増します。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

最後に締めとなる結論(POINT)でまとめます。

まとめといっても、これまでの流れを要約するといった締めではなく、いかに自分がエントリーした企業にとって採用すべき人材なのかをアピールすることが大切です。

事例(EXAMPLE)のエピソードで得た経験を活かして、どのように貢献できるかを伝えて締めましょう。

単に「経験を活かして頑張ります」では足りません。

その企業だからこそ、こんな貢献をすることができると、具体的にアピールすることがポイントです。

面接官に、自社のことをよく理解していると伝えることで、入社意欲の高さをアピールすることができます。

面接官としては就活生の多くが複数の企業にエントリーしていることを前提にしているので、自社が本命かを志望動機から知りたいと考えています。

そのため、その企業ならではのこだわりを踏まえて、より具体的に伝えることが大切なのです。

【志望動機は締めまで抑える】志望動機作成にはブレインストーミングを

志望動機を書くにあたって、先ずその企業の特性を知り、その特性に関して自分の率直な意見を書き出してください。

その企業の特性を調べメモしていくことで、他の企業ではなく、なぜその企業でなければならないのかを意識することができます。

次に書き出した自分の意見をもとに、企業と自分自身を繋げていきましょう

そのための方法としてオススメするのがブレインストーミングです。

ブレインストーミングとは

ブレインストーミングとは連想ゲームのようなもので、企業の特性ごとに自由な発想で自分の意見を書き加えていくことで、志望動機に使う材料を見つける手がかりとなります。

材料を集めることができれば、あとは志望動機として文章化していくだけです。

率直すぎる志望動機は悪印象を招く場合があるので、柔らかい表現を心がけましょう。

【志望動機は締めまで抑える】終わりが肝心!好印象を与える文の締め方

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書類審査は面接試験を受けるためのものなので、人事課の採用担当者に「この人と会ってみたい」とイメージさせる一文を、志望動機の締めに使いましょう。

前向きな内容であることはもちろんですが、一文で志望動機をまとめた締め方が良いでしょう。

志望動機の中で最も強調したいことを改めて書く方法も良いです。

ただし、インターンシップは期間が限られていることが多いため、インターンシップ生にできることは限られています。

そのため、「必ず御社に貢献します」などと大げさな表現はしないようにしてください。

志望動機の締め三大原則

数あるエントリーシートの中で採用担当者を惹きつけるものを作成するためには、締めの文章がとても大切です。

締めの文章によって大きく印象を変えることも可能です。

書類選考を突破するためにも魅力的な志望動機を書くようにしましょう。

これから紹介するポイントを意識しながら締め文章を考えると、採用担当者に好印象となる志望動機をアピールすることができます。

締めの文章がなかなか思いつかなくてどうしよう、と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

その会社への貢献で締めくくる

締め文章を「頑張ります」と伝えるような決意表明の文章では採用担当に響くことはありません。

それよりも、エントリーした企業でどのような貢献ができるかをはっきり示しておくと良いでしょう。

「この人を採用すれば、会社にとってこういうメリットがある」ということを採用担当が認識できれば、採用される確率が一気に高まります。

貢献度をアピールする際、自分がどんな人間で、会社に入るとどのようなことができるのかを具体的にアピールしていきましょう。

この時、貢献する方法を書きながら、自分がどのような人間性かがわかるように意識してください。

例えばこんな文章です。

「初対面の人でもすぐに打ち解けることができるコミュニケーション力で、会社で最も優秀な営業マンだと評価されるように頑張ります!」

このような文章にすれば、ただの決意表明だけでなくどのようなスキルで会社に貢献をしようとしているかがわかります。

根拠があることだけを書く

応募する企業が求めている資格を持っているのであれば、そのスキルをアピールして締めくくる方法もおすすめです。

簿記1級の資格を持っているのであれば、「簿記1級のスキルを活用して、予算計画にミスがないリーダーを目指します」と締めに書けば、簿記1級のスキルが備わっていることがわかります。

抽象的な言葉だけで貢献度を示すこともできますが、資格や数字など具体的なものがあれば、貢献する方法も具体的になり採用担当者もイメージしやすいので、資格保有者の人はおすすめのアプローチであると言えるでしょう。

会社への貢献+入社への意欲で締める

会社の貢献度と合わせて締め文章で書いておきたいのが入社への意欲です。

いくら貢献度が高くても、すぐに辞めてしまうような人材だとエントリーシートから感じ取ることができてしまえば、採用担当者も採用対象外にする可能性があります。

本当に入社をしたいという熱意を伝えるために、入社への意欲を書きましょう。

この時、企業研究をしっかりしていないと意欲が薄い内容になってしまうので、企業研究をしっかり行うようにしてください。

企業研究をしても的確な文章がなかなか思いつかないのであれば、応募しようとする企業のサービスや商品などを取り上げて自分がどのように関わりたいかを伝えると、採用担当者に響く締め文章を書くことができるでしょう

終わりに:志望動機は締めまで抑える

志望動機の作成に行き詰まってしまい、インターネットで調べた例文をそのまま書き写してしまう学生は少なくないようです。

しかし、そのような文章では興味を持たれる志望動機にはならないでしょう。

ご紹介したブレインストーミングなどを活用して企業が採用したいと思うような志望動機を作成してみてください。

最後の一言まで気を抜かず、自分らしい志望動機を作成してみてください。

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