学生時代に吹奏楽に打ち込んだという人もいるでしょう。
吹奏楽の経験からは様々なアピールをすることができます。
本記事では、吹奏楽の経験を効果的に自己PRする方法を解説します。
本記事を参考に、ぜひあなたの魅力があふれる自己PRを作成してくださいね。
- 企業が自己PRを聞く理由
- 吹奏楽の経験からアピールできる強み
- 自己PRの構成
- 吹奏楽の経験を自己PRする例文
- 吹奏楽の経験をアピールしたい人
- 初めて自己PRを作成する人
- 例文を参考に自己PRを作成したい人
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目次[目次を全て表示する]
【自己PR:吹奏楽】そもそも企業が自己PRを聞く理由
企業はなぜ自己PRを聞くのでしょうか。
質問の意図をとらえることで企業に響くアピールができます。
自己PRを作成する前に企業の質問の意図を確認していきましょう。
入社後に活躍できるかを見るため
企業は入社後に活躍し、貢献してくれる人材を求めています。
そのため、あなたの強みを聞き、あなたが入社後に活躍できるかどうかを見ています。
自己PRであなたが入社後に活躍し、貢献できるかを伝えることで企業に評価されることでしょう。
あなたの人柄や価値観を知るため
企業はあなたの人柄にも注目しています。
企業が一丸となって目標やビジョンを達成するには、同じ価値観や考えを持っていることが重要です。
また、チームワークを高めるには社風になじめる人柄かどうかも重要になります。
そのため、企業は自己PRのエピソードからわかるあなたの人柄や価値観に注目しているのです。
【自己PR:吹奏楽】吹奏楽での経験からアピールできること
自己PRをする際に必要なことは自分のアピールポイントを明確にすることです。
理由としては自分が明確にできていないアピールポイントを面接官に伝えられるはずがないからです。
そこでまずは吹奏楽での経験が活かせるアピールポイントを4つご紹介します。
- 継続力
- 計画力
- 協調性
- リーダーシップ
- 忍耐力
- 責任感
- チームワーク
1.継続力
吹奏楽の経験からは「継続力」をアピールできます。
上達するために、日々練習や努力を重ねてきた人がほとんどではないでしょうか。
このように、努力を継続した経験はしっかりとアピールできます。
また、練習をする中での挫折をどう乗り越えたか、どうモチベーションを保ったのかなども同時にアピールすることで、あなたの精神力をアピールすることができます。
継続力を自己PRするポイントはこちら
2.計画力
吹奏楽の経験からは「計画力」をアピールできます。
大会やコンクールに向け、練習を計画的に行った経多いのではないでしょうか。
社会人は計画的に仕事を進められる力が必要ですので、しっかりとアピールできます。
また、計画を実行するだけでなく、自分なりに工夫したり、試行錯誤したりしたことを伝えることで、一歩踏み込んだアピールが可能となります。
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3.協調性
吹奏楽は基本的にグループ単位での活動ですので、時には人間関係などで困難にぶつかることもあるでしょう。
例えば、メンバー同士の仲が急に悪化したり、問題を起こしたりして孤立するメンバーも出てきたかもしれません。
そんな問題が発生したときに、自ら行動を起こし、問題を解決したという経験は協調性や主体性、リーダーシップをアピールできます。
例えば「対立するメンバー間の橋渡しをすることで互いの誤解を解いた」「メンバーの指導やフォローをした」という風に問題を解決できたのではないでしょうか。
強いリーダーシップや調整役など、グループのなかでメンバーそれぞれが発揮する個性は十人十色です。
グループのなかでどのような役割を果たしたのかをアピールすることで、志望企業に行動力を伝えることができるでしょう。
協調性を自己PRするポイントはこちら
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4.リーダーシップ
部長やパートリーダーを務めた人や、後輩の指導にかかわった人はリーダーシップをアピールできるでしょう。
リーダーシップと一言にいっても、周りを引っ張るタイプのリーダーや、みんなで頑張る雰囲気を作ることができるリーダーなど様々です。
あなたがどのようにリーダーシップを発揮したかを整理し、企業にアピールしましょう。
リーダーシップのアピールは、行動力や責任感のアピールにも繋がりますので、企業にしっかりと評価してもらえます。
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5.忍耐力
吹奏楽の経験から「忍耐力」もアピールできるでしょう。
吹奏楽の活動の中には、地道な体力づくりはもちろん、メンバーと意見の衝突があったり、なかなか自身の弱点が克服できず、壁にぶつかったりすることもあるのではないでしょうか。
また、厳しい指導や練習が続く日々を乗り越えてきた人もいるでしょう。
忍耐力は、そうした苦しい状況を耐え抜き、演奏を成功させた、弱点を乗り越えられた、という人におすすめの強みです。
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6.責任感
吹奏楽からアピールできる強みとして「責任感」も挙げられます。
吹奏楽では、演奏全体を構成する一つのパートを任されているということや、演奏を楽しみに待っているお客様がいるということから、責任感を持って自身の役割を全うする姿勢が大切です。
特にソロパートを任された場合は、曲全体の印象を大きく左右する可能性があり、より責任重大になります。
責任感は、任された役割に責任を持ち、真摯に演奏に向き合ってきた人におすすめの強みといえるでしょう。
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7.チームワーク
吹奏楽の経験から「チームワーク」についてもアピールできるでしょう。
吹奏楽は、様々な楽器で一つの演奏を作り上げます。
また、一つのパートが複数名で構成されている場合も多くあります。
完成度の高い演奏をするためには、チームワークを高め、多種多様な楽器を扱う全員で息を合わせて演奏することが大切です。
パート練習でメンバーと士気を高め合ったり、本番直前のチームの緊張をほぐし結束力を高めたりした経験がある人には、チームワークはおすすめの強みです。
チームワークを自己PRするポイントはこちら
【自己PR:吹奏楽】自己PRを作成する前の準備
自己PRを作るとき、特別な活動や経験を前面に出すことで、自分の魅力をしっかり伝えられます。
「吹奏楽」というテーマを選ぶ場合、この活動が自分にどんな良い影響を与えたかを考えることから始めましょう。
吹奏楽で学んだことや、経験した出来事が今のあなたを作っているはずです。
具体的な活動や自分の役割を思い出しながら、それがどう自己成長につながったかを把握することが大切です。
この準備をすることで、自己PRで伝えたい大切なポイントをはっきりさせ、自分の特長や強みをしっかりアピールできるようになります。
以下では、詳しく自己PRを作成する際の事前準備をお伝えしていきます。
- 自分の強みについて整理する
- エピソードを整理する
- 入社後にどう活せるか考える
自分の強みについて整理する
自分の強みを整理することは、自己PRの準備においてとても大切です。
例えば吹奏楽の活動を通じて、自分がどんな役割を果たし、どんな挑戦を乗り越えてきたかを思い出してみましょう。
そこから、リーダーシップやチームワーク、粘り強さといった強みが見えてきます。
自己分析をすることで、自分の能力や性質を再確認でき、それが将来どう役立つかも見えてくるでしょう。
明確にした自分の強みを、自己PRでしっかり伝えることができれば、面接官にも自分のことを印象づけられるはずです。
企業の求める人物像と照らし合わせる
自分の強みをアピールするとき、応募する企業の求める人物像に合致しているか確認することは大切です。
企業は特定のスキルや性格を求めているため、自分の強みが要件とマッチしているかを見極める必要があります。
企業が価値を置く能力や資質を持っていることを示せれば、採用の可能性が高まるでしょう。
一方で、企業の文化や目標に貢献しにくい強みを前面に出すと、評価されにくくなる恐れがあります。
したがって、自己PRを作成する前には、企業の求める人材像を研究し、自分の強みがどのように企業のニーズに応えられるかを考慮することが大切です。
エピソードを整理する
自己PRでは、自分の強みをどう発揮したかを示す具体的なエピソードがとても大切です。
まず、「いつ強みが役に立ったか」「何を重視していたか」、そして「結果、どうなったか」を明確にしましょう。
このように具体的な話をすることで、自分の経験がよく伝わり、あなたの能力や性格がよりリアルに感じられるようになります。
どのように成長したのかを伝えることで、自己PRに深みと色を加えることができますよ。
入社後にどう活せるか考える
自分の強みを入社後にどう生かせるかを考えることは、就職活動でとても大切です。
そのためには、狙っている業界や企業、そして仕事内容についてよく調べて理解することから始めましょう。
その上で、自分のスキルが仕事でどう役立つか、キャリアをどう築いていくかを明確にすることが重要です。
実現可能な計画を示すことで、面接官にあなたが会社でどんな貢献ができるかを具体的に伝えられます。
この準備をすることで、自己PRがより説得力を持ち、面接での印象も強くなるでしょう。
【自己PR:吹奏楽】吹奏楽での経験を生かした自己PRの構成
自己PRには魅力的に伝えることができる構成が存在します。
そこでここでは吹奏楽での経験を生かした自己PRの構成を3つに分けてご紹介します。
- 結論
- 具体例(エピソード)
- 入社後にどう貢献するか
結論
自己PRは、まず結論から伝えましょう。
例えば、「私の強みは○〇力がです。」というように簡潔に伝えましょう。
最初に話の軸である「結論」を示すことで、相手に伝わりやすい文章になります。
具体例(エピソード)
次に、あなたの強みの根拠となるエピソードを伝えましょう。
結論の後にエピソードを続けることで、説得力のあるアピール文になります。
エピソードは具体的にわかりやすく伝えることで重要です。
おすすめなのが、課題・目標→行動→結果の流れでエピソードを伝えることです。
この流れを意識することで、エピソードを具体的に伝えることができ、あなたの魅力を最大限にアピールできます。
入社後にどう貢献するか
最後は、あなたの強みを入社後にどう活かすかを伝えましょう。
強みを伝えて終わるのではなく、入社後にどう活かすまで伝えることで、企業に将来あなたが活躍する姿を想像させることができます。
企業研究や職種理解を深め、業務にどう生かせるかを具体的に考えてみましょう。
より詳しく自己PR構成について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
【自己PR:吹奏楽】吹奏楽の経験を自己PRする例文
吹奏楽部という音楽活動を通じて、協調性やストイックさ、コツコツと練習して努力する姿勢などをうまくPRしたいものです。
限られた時間内で内容の濃い話ができるように、上記で述べた自己PRの構成を意識するようにしましょう。
例文1:努力家
私の長所は、吹奏楽部で身に付けたストイックに努力する姿勢です。
吹奏楽部は文科系の部活ではありますが、かなり肺活量や体力が必要です。
楽器を持つ前に、毎日学校の周りを5周走り、腹筋を30回行います。
私は痩せていて肺活量に自信がなかったので、みんなより1周多く走り、腹筋も40回するように追い込みました。
トレーニングのあと、休む間もなくひたすら練習します。
私はトランペット担当でしたが、休日も自宅近くの河川敷を走ったあと、演奏練習をしていました。
厳しい練習を積み重ねたおかげで、部員の足を引っ張ることもなく、2年生のときには部長にも任命されて納得できる演奏ができました。
入社後も、吹奏楽部で学んだストイックに頑張る精神を活かし、営業職に励みたいと思います。
例文2:協調性
吹奏楽部に所属していましたが、思うように演奏できず落ち込んでいる部員もいました。
吹奏楽は全員が団結しなければよい演奏はできません。
私は持ち前の明るさで、元気のない部員を励まし、モチベーションが上がるように場を盛り上げました。
練習不足のメンバーがいれば、休憩時間も一緒に練習をして励まします。
個人バラバラではダメなので、いつも全体を見るように気を配っていました。
吹奏楽部を通じて、協調性を学ぶことができたと思います。
御社ではチーム営業を希望しておりますので、吹奏楽部で得た協調性や場を盛り上げる性格が活かせると思っています。
例文3:リーダーシップ
私の強みは、リーダーシップです。
3年間打ち込んだ吹奏楽部では、チームリーダーを任されていました。
男性が部長でしたので、女性では私がリーダーとして部長をサポートする役目でもありました。
運動部でも通用するような厳しいトレーニングについてこられず、弱音を吐く部員もいます。
体力のない部員にはその人に合ったレベルのトレーニングを考えなければと思い、部員一人ひとりのことを考えてトレーニング内容も立て直しました。
そうすることで、みんなが楽しく練習できるようになりました。
チームリーダーとして、自分自身はいつも笑顔を心掛けていましたし、時には言いにくいことを言わなければならない場面もあります。
頭で考え行動に移すことで、みんなも慕ってくれて、全国大会で入賞したこともあります
吹奏楽部で身に付けたリーダーシップ力を御社でも活かし、ゆくゆくは店長になりたいと思っております。
例文4:問題解決能力
私の長所は問題解決能力です。
具体的なエピソードを挙げますと、音楽活動での経験があります。
私は吹奏楽部での活動を通じて、チームとしての調和を保ちながら困難を克服する能力を身につけました。
例えば、私たちの演奏がうまくいかないとき、私は率先して問題を特定し、他のメンバーと協力して解決策を見つけました。
難しい楽曲を演奏するときやリハーサルスケジュールの調整時など、様々な状況で問題に対処する経験を積んできました。
その過程で、柔軟性を発揮し、効果的な解決策を見つけられるよう努めました。
これからも、私の問題解決能力を活かして、貴社での業務に取り組み、成果を上げていきたいと考えています。
例えば、プロジェクトチームで業務に取り組む際やクライアントからの要望に柔軟に対応する際に、問題解決能力が活きると考えています。
貴社の成長に貢献するために、自ら率先して行動し、チームメンバーと協力して問題を解決していきます。
例文5:時間管理能力
私の長所は時間管理能力と粘り強さです。
具体的なエピソードを挙げますと、大学時代に所属していた吹奏楽団での経験があります。
スケジュールが厳しい上に、クオリティの高い演奏が求められていました。
そこで私は時間管理能力を活かし、効率的にリハーサルや練習のスケジュールを提案しました。
また、吹奏楽と学業や他の活動とのバランスを取るために、自分の時間を適切に配分する方法も学びました。
例えば、テスト週間においても、吹奏楽の練習を怠ることなく、両方の分野で成果を出すことができました。
この経験から、私は困難な状況でも諦めずに努力し、時間を効率的に使うことができると自信を持っています。
これからも、私の時間管理能力と粘り強さを活かして、貴社での業務に取り組み、成果を上げていきたいと考えています。
例えば、プロジェクトの期限に迫る中でも冷静に対応し、効率的な作業を行い、チームの成果に貢献したいと思います。
例文6:洞察力
私の長所は洞察力とチームワークです。
具体的なエピソードを挙げますと、吹奏楽部での経験があります。
演奏のクオリティを高めるため、私は楽曲の背景や作曲家の意図を探求し、より深い感情表現ができるよう努めました。
また、リーダーとしてメンバーの個々の才能や強みを観察し、それを活かすことができるように配分を考え、チームの力を最大限に引き出す能力を身につけました。
緊張に弱いメンバーにはリラックス方法を共に考えたり、アルバイトで忙しいメンバーにはスキマ時間を活用する方法を提案したり、的確なアドバイスを行いました。
これからも、私の洞察力とチームワークを活かして、貴社での業務に取り組み、成果を上げていきたいと考えています。
例えば、プロジェクトチームでの協力や、クライアントからの要望に柔軟に対応する際に、私の洞察力が活きると確信しています。
例文7:負けず嫌い
私の長所は負けず嫌いな性格です。
大学の吹奏楽部でのエピソードをお話しします。
私たちは毎月2回以上、公演やコンクールに参加していました。
他の学校との競争は激しく、最下位に沈むこともありました。
しかし、私は決して諦めず、困難に立ち向かい続けました。
例えば、最下位になった次の公演には難易度の高い楽曲が選ばれ、練習中に何度も失敗を重ねました。
しかし、私はその度に他のメンバーや指導者と協力し、練習時間を増やし、個々のパートごとに集中的に練習するなど、様々な努力を重ねました。
結果として公演当日には困難な楽曲を見事に演奏することができ、優勝できました。
このような経験から、私は常に自己の限界に挑戦し、最高の成果を目指す姿勢を身につけました。
これからも、私は負けず嫌いな姿勢を活かして、貴社での業務に取り組み、成果を上げていきたいと考えています。
貴社のチームと共に困難に立ち向かい、共に成長し、目標達成に向けて全力を尽くします。
【自己PR:吹奏楽】吹奏楽での経験を自己PRにする際の注意点
吹奏楽での経験を自己PRにする際には注意点も存在します。
以下では、自己PRの際の注意点を2点ご紹介します。
アピールする強みは1つに絞る
自己PRでは、アピールする強みを1つに絞ることが効果的です。
履歴書やエントリーシートでは文字数に限りがあり、面接では限られた時間の中で自己を表現する必要があります。
このような状況で複数の強みを一度に伝えようとすると、各強みが浅くなりがちで、十分なアピールが難しくなる可能性があるでしょう。
そのため、企業が最も重視している人物像にマッチする強みを見極め、それを深く掘り下げて伝えることが重要です。
専門用語は使わない
自己PRを書く際には、専門用語の使用に注意することが大切です。
専門用語を使うと、自分の能力や経験を十分にアピールできず、さらには説明力に疑問を持たれる可能性があります。
特に、異なる分野の人が読むことを考えると、専門用語は理解されにくく、メッセージが伝わりにくくなるでしょう。
また、自分では気づかないまま専門用語を使ってしまうこともあるため、自己PRは他の部活や異なる人に読んでもらい、添削を依頼することをおすすめします。
面接では学んだことを聞かれることも
面接では、エピソードをさらに深掘りする質問がされます。
その中で自己PRでは、「この経験から学んだことは何ですか?」と聞かれることもあります。
吹奏楽の活動で強みを発揮した経験から、どのような学びを得たのかを整理しておきましょう。
学びを整理する際に大切なポイントは、吹奏楽の経験だけで通じる学びではなく、仕事においても活かすことができる学びを考えることです。
冒頭で述べた通り、企業は自己PRから入社後に活躍できるかを見極めているため、社会人になってからも活かせる学びがないか、振り返ってみましょう。
【自己PR:吹奏楽】自己PRを添削しよう
自己PRが完成したらそのまま提出するのではなく、必ず添削してさらにクオリティを高めてから提出するようにしましょう。
自己PRの添削方法には大きく分けて以下の4つがあるため、それぞれ自分に合っているものを中心に、可能であれば全て取り組んでみてください。
第三者に見てもらう
自己PRのクオリティを高めるにあたっては、第三者に確認してもらうことが非常に重要です。
自分で確認するだけではどうしても主観が入ってしまうため、他者に伝わりやすいのかどうか、自信を持つことができません。
面接官と同じように、自分のことをあまり知らない第三者に一度見てもらうようにしましょう。
自分なら理解できるものでも、他者が読んだ場合にはその通りに伝わらないことがあるかもしれません。
過去のエピソードを書く際には、「知らない人が読んでもすぐにわかる説明ができているか」が重要であるため、客観的な意見をもらうことは重要な対策です。
しかし、まずは自分で添削をしましょう。
文章におかしなところがないか、エピソードに矛盾がないか、誤字脱字がないかについてチェックした後に他の人に確認してもらうことで、相手の負担を軽減できます。
エージェントを利用する
先ほど第三者に添削してもらうことが重要であるとは説明しましたが、誰にお願いすれば良いのかわからない人も多いでしょう。
その時は就活エージェントの利用がおすすめです。
就活エージェントは企業目線で添削してくれる点が一番の魅力です。
また、就活に関する様々な知識やノウハウを持っているスペシャリストから的確なアドバイスを受けることで、就活に対する不安が自信に変わることもあります。
自己PRの添削だけでなく、就活に関する様々なサポートが充実しているため、ぜひ活用しましょう。
就活エージェントについてはこちらで詳しく解説しているため、気になる方はチェックしてみてください。
強みが仕事でどのように活かせるのかを考える
自己PRにおいて、自分の強みが仕事でどのように活かせるのかを説明できているかについても再度確認しましょう。
企業は入社後に活躍してくれる人材を欲しています。
従って、吹奏楽の経験が仕事でどう活用できるのかについて話さなければなりません。
企業研究を踏まえた上で、具体的にどのような場面で強みを活用できるのかについて伝えることで、企業に入社後、あなたが活躍するイメージを与えることができます。
企業の求めている人物像と自分のアピールが適しているか、再度確認することが大切なのです。
もし、企業に沿った強みのアピールができていない場合、選考を突破することは困難であると考えた方が良いです。
客観的に見て、自己PRの内容が企業の求める人物像と合致しているかを再度確認してください。
誤字脱字がないようにする
文章に誤字脱字が多いと、せっかくクオリティが高かったとしてもマイナスな印象を与えてしまいます。
企業の採用担当者も、「志望度が低いからしっかりと確認を行わなかったのだろうか」「就活対策を行っておらず、提出期限ギリギリで作成したのではないだろうか」と、モチベーションが低い人材であると思われてしまいます。
従って、提出前に誤字脱字がないか、何度も確認しておきましょう。
また、誤字脱字と同様に、国語的な間違いにも注意する必要があります。
例えば、多くの人が間違えやすい言葉には以下のようなものが挙げられます。
もし普段から誤用してしまっているものがあるならば、特に注意して再度自分の自己PRの文章をチェックしましょう。
「〜しずらい」×「〜しづらい」⚪︎
「少しづつ」×「少しずつ」⚪︎
「間違えない」×「間違いない」⚪︎
「〜とゆう」×「〜という」⚪︎
まとめ
吹奏楽での経験は自己PRに活かすことができます。
ただし、自己PRを書く前に必ず自分の強みを理解するようにしましょう。
また、きちんと構成を意識して魅力的な自己PRにしましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート