面接のメイクはどうしたらいい?好印象を与えるポイントやオンラインの場合も紹介

面接のメイクはどうしたらいい?好印象を与えるポイントやオンラインの場合も紹介

「面接を受ける日はどんなメイクをすればいいの?」 「オンライン面接は、メイクを変えた方がいい?」 「目指す業界によってメイクは変えるべき?」 面接時のメイクについて、できるだけ好印象を与えるためにはどうすればいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、面接時のメイクについて解説しています。好印象を与えるためのベースメイク・アイブロウ・チークといったメイクのポイントや、気になるメイク直しについても解説します。

さらに、事務・航空・金融など業界別のおすすめメイクや、オンライン面接時のメイクのポイントも押さえることができます。

最後までこの記事を読み、面接に適したメイクのポイントを知り、実際にポイントを押さえたメイクをすることで、自信を持って面接に臨めるよう準備しておきましょう。

面接におけるメイクのマナーとは

就活時のメイクは、自身が相手に与える印象を左右する可能性があるため注意を払いたいポイントの1つです。スッピンだと思われるような地味なメイクではなく、色味や濃さなどが派手すぎないナチュラルメイクが面接時のメイクのマナーです。

ナチュラルメイクが好感を持たれる理由

ナチュラルメイクは、面接官に清潔感や知性を感じさせます。

より良い人材を求めて採用活動を行っている企業からすれば、就活生が自分をどれだけ可愛く、美しく見せられるかということより、仕事に真面目に取り組める人であるかということが重要です。さらに、面接時には人柄も見られています。

そのため、面接時には清潔感や知性を感じさせるナチュラルメイクをすることが基本となります。

面接で好印象を与えるメイクのポイント

実際に、面接時に好印象を与えるメイクをするにはどうすればいいのでしょうか。

ここからは、パーツごとにメイクのポイントを解説していきます。ポイントを確認して、面接時のメイクに取り入れてみましょう。

  • スキンケアをしっかり行う
  • ベースメイクは肌の色に合わせる
  • 眉毛はアーチ型にする
  • アイメイクは控えめにする
  • チークは薄づきにする
  • リップは血色良く見える色にする

スキンケアをしっかり行う

メイクをする前にまず、スキンケアをしっかり行うようにしましょう。

化粧水や乳液で肌の保湿をします。お肌の保湿をすることで、お肌の状態が整い、メイクよれを防ぐことができます。

ベースメイクは肌の色に合わせる

ベースメイクは、自分の肌の一番明るい部分の色に合わせた色のファンデーション選び、厚塗りにならないよう注意ましょう。

合わない色のファンデーションやコンシーラーを使用すると、顔やコンシーラーを使用した部分だけが他から浮いて見えてしまいます。首やデコルテなど、明るい部分の色に合わせた色を選びましょう。

また、ナチュラルメイクにするためファンデーションの厚塗りは避け、気になる部分はコンシーラーを使用しましょう。

コンシーラーは、シミやクマを隠すならライトベージュを、ひどいクマはパールの入ったもので明るくするのも良いでしょう。ニキビなどの赤みが気になる部分は、イエローベージュとダークベージュを混ぜるか、グリーン系の色味を選びましょう。

眉毛はアーチ型にする

眉毛の角度や細さで顔の印象が変わります。眉毛は、アーチ形の太眉にしましょう。

眉毛の角度を大きくつけるとキツイ印象になってしまいます。細さについては、細すぎると頼りなく見られることがあります。左右のバランスを確認しながら、丁寧に描きましょう。

アイブロウの色を選ぶ際は、不自然にならないように自分の髪色に近い色を選びましょう。

アイメイクは控えめにする

アイシャドウにはブラウン系の色を使い、アイラインは跳ね上げたり、囲んだりせず細目に書き、ナチュラルに仕上げましょう。

アイシャドウは大きなラメの物は避け、小さなパールやラメの物を選びましょう。マスカラはダマにならないよう気をつけます。つけまつげやカラーコンタクトはビジネスシーンには不適切だと判断される可能性があるため、使用は避けた方がいいでしょう。

チークは薄づきにする

ナチュラルに仕上げるために、チークは濃くなりすぎないよう薄づきにふんわりと乗せましょう。

頬の笑った時に高くなる位置に、ピンク系かオレンジ系のチークを薄くチークブラシで塗ると、ナチュラルな印象になります。チークの上にファンデーションを軽く乗せると、よりナチュラルな血色感を作ることができます。

リップは血色良く見える色にする

リップは、ナチュラルなピンクやオレンジ系の色を選び血色良く見えるようにしましょう。

リップを塗らないと顔色が悪く見えてしまいます。しかし、濃いリップやツヤの強いグロスはビジネスシーンに適さないため面接でも控えた方がいいでしょう。

リップを塗った後に、ツヤが出すぎていると感じた場合は、軽くティッシュオフするとナチュラルな印象に仕上がります。

リップを塗る際は、リップライナーで唇の輪郭をかたどるとフォーマルな印象になります。

面接におけるメイク直しのコツ

就活中は朝から夕方まで一日中動き回ったり、昼食を挟んだりするため、朝にきちんとメイクをしても途中で崩れてきてしまうこともあります。面接では、メイクも身だしなみも1つとして見られるため、崩れたメイクは面接前に直しましょう。

メイク直しはどのタイミングで、どこですればいいのでしょうか。メイク直しのタイミングと、メイク直しをするための場所を押さえて、面接に向けて身だしなみを整えましょう。

目立たない場所を選ぶ

メイク直しをする場所は、人目につかないようトイレなどを選びましょう。

面接前にメイクの崩れをチェックし、必要であればメイク直しをした方がいいですが、面接の待合室など人目につく場所では控えます。採用担当者に見られてしまう可能性もあり、メイク直しでマイナスな印象を与えてしまってはいけません。

トイレなどの目立たない場所で、落ち着いてメイク直しをして面接に挑みましょう。

面接前はメイクの最終チェックをする

面接前には、メイクが崩れていないかチェックしておきましょう。メイクが崩れた状態で面接を受けると、細部に気を遣えないと判断されて印象が悪くなってしまう可能性があります。

面接前にメイクの最終チェックをし、メイクが崩れていた場合にメイク直しできるよう、メイク直しに必要なアイテムは持ち歩いておくといいでしょう。

業界・職種別のおすすめメイク

業界・職種によって、面接時に見せたい印象には差があります。基本的なポイントを押さえたメイクに加えて、その業界に合わせたメイクのポイントも確認しておきましょう。

ここでは業種をおおまかに3つに分け、それぞれの業界のおすすめメイクを紹介していきます。

事務・営業・受付系のメイク

事務・営業・受付系の職種では、明るく親しみやすい印象を与えるメイクにするのがポイントです。

人と接する機会が多いため、表情が生き生きして見えるようにゆるやかなアーチ眉に、ツヤのあるチークを使用してみましょう。

公務員・金融・保険系のメイク

公務員・金融・保険系の職種では、誠実な印象を与えるメイクにするのがポイントです。

誠実な印象にするため、シンプルに飾りすぎないメイクを心がけましょう。チークは控えめに入れ、リップの色味はピンクベージュなどのナチュラルな色味のリップを選ぶと良いでしょう。

航空・美容・アパレル系のメイク

航空・美容・アパレル系の職種では、華やかな印象を与えるメイクを意識しましょう。

目元には、アイラインをしっかり入れましょう。リップとチークには、コーラルピンク系を選ぶと表情が明るく見えます。

オンライン面接のメイクについて

対面での面接のメイクは、オンライン面接ではノーメイクのように映ってしまう可能性があります。オンライン面接に臨む場合には、メイクにメリハリをつけるよう意識しましょう。

オンライン面接では、部屋の明るさや、ライトを使用する場合はライトの明るさによってメイクの色味の見え方が変わってしまいます。面接の前に、画面に映るとどのように見えるのか確認し、メイクの色味や濃さを調整しておくと良いでしょう。

面接に適したメイクのポイントを知ろう

この記事では、面接を受ける際のメイクのポイントや、メイク直しのコツ、業界別のおすすめメイクなどを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

採用活動にオンライン面接を取り入れる企業も増えてきています。オンライン面接を受ける際のメイクは、対面の面接を受ける際のメイクとはまた違うポイントを押さえておかなければなりません。

ここまで解説してきたように、職種や対面・オンラインなど場面によりメイクのポイントが異なります。TPOに合わせたメイクをできることは、ビジネスにおいてはどのようなことが自分に求められているか把握し、体現することができるとも言い換えられるでしょう。

面接では、メイクや服装でも相手に与える印象が変わります。この記事を参考に、自身の受ける面接に合わせたメイクはどのようなものか考え、実際にそのメイクをして自信を持って面接に臨みましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます