【例文あり】スーパーのアルバイト経験を魅力的な自己PRにしよう!

【例文あり】スーパーのアルバイト経験を魅力的な自己PRにしよう!

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はじめに

自己PRや志望動機は就職活動の際に面接官を引き付け、内定につながる重要な要素になります。

自己PR作りに悩んでしまったときは今までの経験を絡めることで、オリジナリティの高い自己PRを作るのに役立ちます。

多くの方が学生時代に学費やお小遣いの足しにするためにアルバイトを経験していると考えられますので、その経験を自己PRに取り入れることができます。

バイトにもいろいろな職種がありますが、スーパーでのアルバイト経験がある方も多くいるでしょう。

その経験を自己PRにするコツについて紹介していきます。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】 アルバイトでも十分な自己PRになる?

アルバイトの経験があっても、その内容が自己PRにならないと考えてしまう方は少なくありません。

スーパーのアルバイトの主な仕事といえば、レジ打ちや品出し、惣菜の製造や販売です。

仕事の内容も比較的すぐに覚えられるものがほとんどであるため、それを自己PRにするのは難しいと考えてしまいがちです。

しかし、多くの学生が就職活動時に強いアピールポイントとなるようなアルバイトの経験があるとは限らず、スーパーのアルバイトのような、比較的簡単な内容の仕事を経験している学生の方も多いはずです。

面接官も学生に即戦力となるような経験を望んでいるわけではありませんので、スーパーのアルバイトでも魅力的な自己PRを作ることは可能なのです。

スーパーのアルバイト経験から、面接官を引き付ける自己PRを作るためのポイントはオリジナリティです。

似たような仕事を経験されている学生も多いですから、より具体的なエピソードや自分の考えを取り入れることで自分らしい自己PRを作れます。

バイトリーダーじゃないとだめ?

面接で自己PRのアピールポイントとする際には、バイトリーダーの経験がないといけないわけではありません。

きちんとアルバイトの業務などで自分なりに学んだことや貢献したことが伝えられれば自己PRとして有効です。

できるだけ具体的にエピソードを説明することを心がければバイトリーダーであったかどうかは関係ないのです。

バイトリーダーであったかどうかというよりは自分の能力や人柄がより伝わりやすいエピソードであるかを意識して自己PRを作成してみてください。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】そもそも自己PRを聞かれる理由

自己PRの回答作成方法に触れる前に、自己PRを質問される理由について、企業目線から紐解いてみましょう。

自己PRは就活面接でしか問われることがありませんから、回答を作成するポイントや何を書いたらいいかわからないのは当然です。

そこで、企業のニーズを理解することで、自己PRが格段と書きやすくなります。

企業目線を理解して、企業ウケのいい自己PRを作成しましょう。

応募者の能力を図るため

企業は、自己PRを質問することで応募者の能力を図っています。

企業は一日に何十人もの学生との面接をこなします。

そのため、効率よく学生の長所や雰囲気を掴む必要があるのです。

自己PRは、学生一人一人の人柄や能力を手っ取り早く知ることができる質問として重宝されます。

応募者の過去経験を知るため

自己PRを質問する理由として、応募者の過去経験を知りたい企業も多いです。

自己PRは主に、アピールポイントとそれを裏付けるエピソードによって構成されます。

そのため、過去の経歴を知りたい企業には必要不可欠の質問なのです。

かといって、応募者の経歴そのものを見ているわけではないので理解しておきましょう。

企業はあくまで結果より過程を重視しています。

企業に入社したあと再現性があるのは結果よりも過程の部分だからです。

そのため、自己PRを作成する際には、過去の経験について、結果を得るまでの過程に注目されていることを意識しましょう。

応募者のマッチ度を図るため

企業は自己PRを質問することで、学生と企業とのマッチ度も図っています。

応募者がどれだけ魅力的でも、企業とのマッチ度が低ければ長く働いてくれないリスクを孕みます。

そのため、企業は自己PRで学生の人柄を知り、アピール内容が企業とマッチしているかをよく見ているのです。

企業にとって学生を採用することにもコストがかかっていますから、入社後に活躍してくれる学生を多く雇いたいと考えています。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】各部門ごとのアピールポイント

スーパーのアルバイトは各部門ごとに業務が異なります。

スーパーでのアルバイト経験を自己PRにするためにまずはご自身が取り組んでいた業務のアピールポイントを明確にしていきましょう。

青果部門でのアピールポイント

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スーパーでは野菜や果物といった生鮮食品を多く扱っており、商品の陳列や整理が主な仕事内容です。

野菜や果物が美味しく見えるように陳列したり、売り出したい物をよく見える場所に置いたり、腐った物や傷んでいる商品がないかを適宜チェックしたりします。

一見単純な作業のように見えますが、この仕事でもアピールできるポイントはいくつも見つかります。

たとえば、陳列のやり方を変えるだけでも売上アップにつながります。

人間は視覚から惹き付けられますので、陳列のやり方次第でその商品を欲しくなることもあるからです。

自らのアイデアで陳列方法を変えてみる、ポスターなどを商品の近くに置いて宣伝効果を高めたなどのエピソードがあれば、それを自己PRに取り入れてみましょう。

惣菜部門でのアピールポイント

惣菜売り場に力を入れているスーパーも少なくありません。

品数も多く、充実した惣菜を作る仕事でもアピールポイントはたくさんあります。

惣菜部門では決められたマニュアルに従って調理を進めるケースがほとんどですが、できるだけ効率よく調理を行うために自分なりに工夫したことを自己PRに取り入れてみましょう。

たとえば、失敗したことをノートに書き留めておいて、2回以上同じ失敗を繰り返さないように気を付けた、惣菜部門で覚えたレシピを自宅で作ってみたというエピソードは、仕事を覚える意欲の高さをアピールすることにつなげられます。

また、自宅で惣菜レシピにアレンジを加えて、オリジナルレシピを作ってみて職場に提案したというエピソードも応用力の高さをアピールできます。

レジ打ちでのアピールポイント

スーパーでのアルバイトといえばレジ打ちを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

レジ打ちは品物のバーコードを読み込んで会計をするのが主な仕事であり、アピールできるポイントも多々あります。

たとえば袋詰めの作業もそのひとつです。

エコバックを持ってくることを推奨しているスーパーが増えているため、専用のレジかごやかごと同じ形式のエコバッグを持参した場合、品物詰めをレジ打ちのスタッフが行ってくれます。

その際も、できるだけスピーディーに効率よく、しかもお客様が購入した品物が傷まないように工夫して入れることが求められます。

そのために、自分がどのような努力や工夫をしたのかを具体的なエピソードを交えて自己PRに取り入れられます。

そのほか、お客様を不快にさせないように言葉遣いや対応を学んだ、レジ打ちの作業効率を高めるために努力したことなどもアピールできます。

品出しでのアピールポイント

品だしのアルバイトからは、時間管理能力や体力、チームワークなどをアピールできます。

品だしでは効率よく作業を行うことを求められますから、空間把握や時間管理の能力が求められます。

さらに、広い店内の品出しをはやく終わらせるためには、他のアルバイトとの連携をとることも大切です。

品出しはスーパーでのアルバイトの中での業務が単調な印象が付きがちですが、実際は思っているよりも大変であることや、仕事を効率よくこなすために自分がしていた工夫などに焦点を当てて自己PRの回答を作成すると大いに魅力が伝わります。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】アルバイト経験を自己PRするコツ3選

次にスーパーマーケットでのアルバイト経験を自己PRするコツについてお話します。

岡野ポイントを意識して、好感度の高い自己PRを作成しましょう。

1:具体的なエピソードを交えて話す

一つめのポイントは、具体的なエピソードを交えて話すことです。

自己PRに魅力的なアピールポイントを提示したら、今度はそれを証明する必要があります。

そこで、具体的なエピソードを用いて自己PRの内容への信憑性を向上しましょう。

どんな経験でその人柄・能力が活きたのか伝えることで、あなたの人柄が企業に伝わりやすくなります。

また、企業に入社後の再現性が高い印象を与えることもできるので一石二鳥です。

2:自分の強みをアピールする

経験に基づいて、何を身につけたかについて述べましょう。

エピソードを用いて経験に基づいた強みを提示することで、アピール内容がより印象的になります。

裏付けもできるため、入社後の再現性についても高評価を獲得できるでしょう。

明確に、且つ自分らしさが伝わるように、言い換えなどもしながら上手に伝えましょう。

3:入社後にその強みがどのように活きるか話す

エピソードとアピールポイントについて、入社後にも貢献できることについて自分なりに伝えましょう。

マッチ度が高いかどうかを企業はよく見ているため、企業に入社後のことを想定して伝えるのはとても好印象です。

入社後のことを想像できるということはそれだけ企業のことを知っているということです。

企業の魅力や働きたい意欲がたかい学生は企業にとって重宝されますから、積極的にアピールしましょう。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】 アルバイト経験の自己PR作り方

アルバイト経験を自己PRとしてアピールするための回答の作り方についてお話します。

アルバイトの経験において魅力が一番伝わるように以下の手順で外枠を作成してみましょう。

1.準備する

先ずは準備が重要です。

先ほどのコツをもとに、伝えたいことや要点、言い回しなどをあらかじめ考えておきましょう。

準備は、スマホのメモを用いたり、実際に紙に書いてみたりすることをおすすめします。

頭にとどめておくだけでは整理しきれないため、きちんと見返せるようにメモに残すことが大切なのです。

2.文章構成を考える

伝えるポイントを考えたら、文章構成についても考えましょう。

文章構成については後述します。

何も考えずに自己PRを書き始めると、文章がぐちゃぐちゃになってしまい読みにくくなります。

文章の構成をきちんと考えてからそれに沿って回答を作成すると簡潔で伝わりやすい文章ができます。

文章構成は基本的にPREP法を用いるのが主流です。

結論を最初に提示する回答を作成することで読みやすさが格段と変わってきます。

自分の魅力が一番伝わりやすい構成を考えてみましょう。

3.実際に書いてみる

準備ができたら、実際に回答を作成してみましょう。

企業ごとに指定の文字数が異なりますので注意してください。

実際に書く時には、情報を取捨選択する必要があります。

思ったよりも少ない情報に絞って自分の情報を伝えることになるので、自分のなかで優先順位を定めて回答を作成してみてください。

このとき、自分の魅力が一番伝わることを意識してください。

一つのエピソードに絞って一つのことに焦点を当ててブレのないように気を付けましょう。

4.添削をする

実際に書けたら、添削を行います。

このとき、紙に印刷してみることをおすすめします。

というのも、PCはあくまで画面の連続した点滅であると認識されます。

そのため、PCやスマホで添削を行う場合には、目が画像として認識してしまいます。

誤字や言い回しのミスなどを見落としてしまうリスクがあるのです。

紙で印刷すると、そのとき思いついたことなども手軽にメモしておくことができます。

ぜひ、より魅力的な伝え方を模索してみてください。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】 経験を上手く活かす自己PRの構成

アルバイト経験は伝え方によって企業からの印象が大きく変わります。

そのため、スーパーのアルバイト経験をどのように伝えると魅力的に伝わるのか考えてみましょう。

結論

はじめに結論を提示します。

これは就活の回答作成には鉄則です。

まず回答を簡潔に述べることで、それ以降の話に道筋が立ちます。

さらに企業から、論理性の高い印象を獲得できますので、伝えたいことは先ず先に述べることを癖付けておきましょう。

エピソード

エピソードは結論を補う役割を持ちます。

そのため、結論を裏付けるのに有効なエピソードを簡潔に提示しましょう。

エピソードはその結果よりも、過程での自分なりの努力が重視されます。

そのため、自分の考えやモチベーションの保ち方などを併せて考えるようにしましょう。

強みがどう活きたか

エピソードにおいて自己PRでアピールするポイントがどのように活きたのか考えましょう。

エピソードと強みの関係性を表して、あなたの話しをはじめて聞く企業にもきちんと一回で伝わるように心がけてください。

結論とエピソードをつなぎ合わせる作業が必要なのです。

入社後どう活きるか

自己PRのアピールポイントが入社後にどのように活きるのか考えましょう。

就活のゴールは内定だとしがちですが、内定をもらったら実際に企業の一員として働くことになります。

そのため、企業で活躍できる人材であることを自らアピールすると企業からの評価はとても高くなります。

入社後のことを想像できる学生はそんなに多くありませんから、自分から積極的に伝えられるようにしましょう。

結論をもう一度

結論をもう一度提示することは、企業の印象に残るための大きなポイントです。

企業は一日に何十人もの学生の回答を聞いています。

そのため結論をもう一度伝えることであなたの伝えたいことが企業の記憶に残りやすくなります。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】 各部門ごとの自己PR例文

各部門ごとのアピールポイントがわかったところで今度は実際に自己PRの例文をご紹介します。

是非ご自身が自己PRを書く時の参考にしてください。

青果部門の自己PR例文

私の強みは分析力があることです。
その強みを最も発揮したのはスーパーでのアルバイト経験です。
私はそこで主に野菜や果物の販売を担当する青果部門で働いていました。
私の働くスーパーでは常に青果商品の売り上げが他の部門と比べて低いことが問題とされていました。
この課題を解決するために私は陳列のしかたにこだわりました。
例えば売りたい商品の陳列面を増やし、より多くの人に商品を見てもらう努力をしました。
他にもポスターを商品の近くに配置するなどして宣伝効果を高める努力もしました。
こうした取り組みによって最終的に青果部門の売り上げを1.5倍に伸ばすことができました。
貴社でもこの強みを活かして売り上げに貢献していきたいです。

惣菜部門の自己PR例文

私の強みは向上心の高さです。
その強みを最も発揮したのはスーパーでのアルバイト経験です。
私はそこで主に惣菜の販売を担当していました。
私の働くスーパーでは惣菜部門に力を入れていて、豊富な種類のお惣菜を販売していました。
そのために、仕事量がとても多く、従業員の効率的な作業が必要とされていました。
この課題を解決するために私は自分が失敗したことをノートに書き留めて、同じ失敗を繰り返さない努力をしました。
この取り組みによって私は効率的に惣菜販売をすることができるようになり、最終的には惣菜部門の副チーフを任されるまでになりました。
貴社でも仕事に対して向上心を持って業務に取り組んでいきたいです。

レジ打ちの自己PR例文

私の強みはコミュニケーション力が高いことです。
その強みを最も発揮したのはスーパーでのアルバイトの経験です。
私はそこで主にレジ打ちを担当していました。
私の働くスーパーは住宅街の真ん中に位置していたため、老若男女問わず多くの人が利用していました。
そこで私はお客様を不快にさせないための言葉遣いや対応を独学で勉強することにしました。
この取り組みによって、多くの方と親しみのある接客ができるようになり、最終的には私のレジに決まって並んでくれるお客様もできました。
貴社でもこの強みを活かし、多くの人と提携しながら業務に取り組んでいきたいです。

品出しの自己PR例文

私は、スーパーでの品出し業務経験から、スケジュール管理の大切さを学びました。
品出しは簡単そうに見えて、実はそうではないのです。
決められた時間内に必要な商品を効率よく品出ししなければなりません。
また、店内は広いため、よく考えてできるだけ無駄のない動きをする必要がありました。
大学入学以来今まで品出しとしてアルバイトを続けているため、計画性やスケジュール管理に長けていると考えます。
もし貴社にご縁をいただけた際には計画性やスケジュール管理能力を活かして、お客様との信頼を築ける人材になりたいです。
このように、私には、スケジュール管理能力や計画性があります。

自己PRでスーパーのアルバイト経験を用いる際の注意点

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自己PRでスーパーのアルバイト経験を書く時には注意点が存在します。

そこで、最後に自己PRでスーパーのアルバイト経験を書く時の注意点を紹介していきます。

ご自身の自己PRに以下の注意点が含まれていないか確認しておきましょう。

具体的なエピソードは少なめに!

スーパーのアルバイトから自分なりに考えたこと、工夫したことについて具体的エピソードを取り入れて自己PRにまとめてみましょう。

具体的なエピソードは取り入れすぎてしまうと面接官の印象に残りにくくなってしまいますので、1つか2つ程度に抑えて、それを深掘りして説明するのがコツです。

アピールポイントがわかる内容にする

企業が自己PRで知りたいことはその学生が自社が必要としている特徴を持っているかどうかです。

そこで自身のアピールポイントが定まらない文章になると魅力的な自己PRにはなりません。

必ず、自分がスーパーのアルバイトで得たアピールポイントが何かを明確にした上で、自己PRを書くように心がけましょう。

【スーパーのアルバイト経験で自己PR】自己PRの添削ポイント

自己PRを添削する際には、自分だけでなく他の人に頼ることも大切です。

ここでは、自己PRを添削してもらう際のポイントについてお話します。

第3者視点で見てもらうこと

友人や先輩などに添削してもらうのが一番の手です。

身近にいる人はあなたのことをよく見ています。

そのため、あなたが作成した自己PRの改善点やより良い伝え方も見つけてもらえます。

自分では気が付かなかったポイントを見つけることができるかもしれません。

おすすめはエージェント

就活エージェントに頼るというのも一つの手です。

就活エージェントに無料で相談すると、プロの目線からのコメントをもらうことができます。

エージェントに頼ることで企業目線から見て高評価を獲得できる自己PRを作成しましょう。

まとめ

スーパーのアルバイト経験は十分自己PRに使うことができます。

ただし、自己PRを書く前に必ずご自身のアピールポイントを明確にした上で、伝えたいエピソードを具体的に説明できるようにしましょう。

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