【例文あり】暗い性格を言い換えてアピールに変えるポイントを解説!

【例文あり】暗い性格を言い換えてアピールに変えるポイントを解説!

【暗い性格の言い換え】はじめに 

就活の面接やエントリーシートを記載するとき、自分の性格をアピールすることは多々あるでしょう。

そのときに、明るい、元気、ハキハキしているなどポジティブなことを伝える学生がほとんどです。

しかし、学生時代にインドアな生活を送っていた人は、自分に対して暗いイメージをもっていることもあるでしょう

ただ、暗い性格はご自身の思い込みによる部分が強かったりもします。

今回は、暗い性格を言い換え、面接でも良い印象が与えられる内容をご紹介します。

【暗い性格の言い換え】なぜあなたは「暗い」のか

まず深く考えるべきは「そもそもどうして自分は暗いと思うのか」です。

理由はさまざまです。

  • 高校の時目立たなかったから
  • 人前に出るのが苦手だから
  • 声が小さいから
  • 大学のサークルで飲み会に行ったら、緊張しすぎて「暗いよ~」って言われてしまったから
  • 何でもかんでも悪い方に悪い方に考えてしまうから… などなど。

他にもいろいろあると思います。
しかし考えてみると、それって暗いということになるんでしょうか。

「暗い」をgoo辞書で引いてみました。

「気持ちが晴れ晴れせず、沈み込んでいる。また、人にそのような印象を与えるさま。」

これが人の性格に関する「暗い」の一般的な意味のようです。

これにあなたは当てはまるのでしょうか。

目立たないということは、あまり周りに発信しないタイプだと言うだけですよね?

周りと話さなかったとしても、たまたまそのクラスやその学校に自分に合ったコミュニティがなかっただけではないでしょうか。

サークルの飲み会で緊張するのだって、発言に慎重になるあまり喋れなくなってしまったり声が小さくなってしまうのはあり得ることです。

悪い方にばかり考えるのだって、暗い性格とは言えません。

リスクを予測して動くことは社会人にとって重要なスキルです。

どんなときも常に最悪の場合も想定しながら行動すべきです。

それを学生時代からできているなんて素晴らしいじゃないですか!

自分の思い込みかも 

暗い性格はご自身の思い込みによる部分が多くを占めます

これは、過去の経験で声が小さい、人前に出るのが苦手、ネガティブな思考になりやすいなどありますが、学生生活での経験だけでご自身の性格を暗いとは断定できません。

また、捉え方によってはポジティブに受け取ることもできます。

ご自身が感じている暗い性格の根拠を改善できれば、面接などでも企業へのアピールポイントになるでしょう。

リスクを予測して行動することや、最悪の事態を想定しておくことは、社会人にとっては必要なスキルになります。

過去のご自身において暗いイメージを振り払い、仕事において実は必要は性格であると認識し、言い換えられれば、今後長所になることもあります。

他人から暗いと言われた

人から言われて何となく「自分は暗いのかな?」と思っている方。

人から何か言われたとしても、気にしなくていいです。

だいたい人の性格を

「 気持ちが晴れ晴れせず、沈み込んでいる。また、人にそのような印象を与えるさま。」だと簡単に言い切ってしまえる人の言うことなんて気にする必要があるでしょうか?

もしそんなことを言われたら、少なくとも就活に集中しているうちはその人の批評をまともに聞くのはやめてしまいましょう。

【暗い性格の言い換え】暗い性格をアピールに変える方法 

それでは、具体的に暗い性格をアピールに変える方法をご紹介します。

まずは、暗いという言葉を別の言葉に言い換えてみましょう。

言い換える言葉として、冷静である・慎重である・細かい所に気づくことができるなどがあげられます

どの言葉もポジティブで、社会人において仕事をするうえで、必要な要素です。

また、チームで仕事をする中で、すべてポジティブな人よりも、冷静な人や慎重な人もいた方が良い場合もあるでしょう。

リスク管理や目標設定をするうえで、慎重であることは重要なスキルになりえます。

①冷静である 

言い換える言葉としてよく使用されるのは、「冷静である」です。

冷静沈着、クールなどは仕事ができそうなイメージを抱かれるでしょう。

「冷静に仕事ができる」「分析や調査などができ、問題解決力がある」などのアピールポイントにつながります。

ただし、「冷たい人」「人間味がない人」などネガティブな印象を与えないよう注意が必要になるでしょう。

そのため、事前に「仕事に対して考え事をしたり、集中したりしているときは、少し冷たくなるように感じるかもしれない」と周囲に伝えておくと、相手も気にせず接してくれます。

②慎重である 

2つ目に使われる言葉として、「慎重である」です。

ミーティングなどで周りがどう思うかを気にして、なかなか発言できないという人も多いでしょう。

そのときは、周囲の意見を聞いたうえで、自分の意見をまとめて話すことができるなど慎重さをアピールすると、企業から好感を得られるでしょう。

また、慎重以外でも丁寧・ミスが少ない(よく確認する)など、仕事を進めるうえで大切な要素であり、多くの人が見落としがちなスキルは重宝される場合もあります。

特に経理、事務、開発エンジニア・SEなどの職種に効果的なアピールといえるでしょう。

慎重であるがゆえに、納期などの設定も不測の事態を想定し、余裕をもって設定することが多いため、将来的に安心して仕事を任せられます。

③細かい所に気づくことができる 

3つ目は「細かい所に気づくことができる」です。

積極的な発言はしなくとも、周りの様子をよく見て、細かな変化に気づけるという人もいるのではないでしょうか。

1つの事象に対して、さまざまな角度から客観的に考えることができ、あらゆる場面を想定できます。

そのため、臨機応変に対応できたり、他人の立場になって考えられたりするなどのアピールができるでしょう。

仕事は複数の部署を通して行われることがほとんどです。

その際他人の立場に立って仕事をできる人は、仕事を円滑に進められるだけでなく、ご自身が知らない場所でも評価されていることが多くなり、周りからも信頼されます。

コミュニケーションなどの言葉が苦手な人にとっては、さまざまなデータを採取し、分析することや細かい所に気づくことで企業に貢献できるでしょう。

志望する企業の求める人物像を確認する 

それでは、実際にエントリーシートの自己PRを書く際の注意点をご紹介します。

まず、企業が求める人物像を企業のHPや資料から予想してみましょう

企業が求める人物像の把握により、効果的なアピールが可能になります。

さらに、先ほどの暗い性格を言い換える言葉の工夫をし、企業にどのように貢献できるかを伝えることで、採用の確率も向上するでしょう。

たとえば、ベンチャー企業では勢いがあるので、周囲への気遣いや冷静な判断や分析がおろそかになる場合もあります。

ご自身がどの分野で活躍できるかまで、アピールしましょう。

自分のアピールポイントを整理する 

さらにアピールできる方は、ご自身はどんな能力が優れているか、何を1番アピールできるのかを整理し、企業が求める人物像にもっとも適したものを1つに絞りましょう。

複数のアピールポイントがある場合、企業が求めている人物と異なると、いくら優秀でも採用される確率は低くなります。

また、アピールする際、エピソードと結びつけて記載することがおすすめです。

アピールする内容を取得するためにどんな経験をし、気づいて改善をした結果、何が身についたかを記載できると、企業にとっても好印象になるでしょう。

【暗い性格の言い換え】自己PRの例文 

ここからは例文の書き方をご紹介します。

自己PRは①結論、②エピソード、③結論という構成が効果的です。

エピソードから記載すると結論が伝わりづらくなったり、最後まで読まないと、何をアピールしたいかが不明確になったりします。

企業側は多くのエントリーシートを確認するため、わかりにくい自己PRは内容を読んでもらえません。

まずは、企業側に読んでもらうことが大切です。

構成は意識して書くと良いでしょう。

例文から構成を確認しつつ、参考にしてください。

例文①冷静さをアピールする例文 

「私の強みは常に冷静沈着な点です。

私は学生時代に友人たちと3人でバンドを結成していました。

私がボーカルとギターで、友人たちがそれぞれベースとドラムという、いわゆるスリーピースバンドです。

知名度は順調に上がっていき、ついに地元の大きなライブに招待されるまでになったのですが、当日になってメンバーの一人が病欠となってしまいました。

本番まであと数時間というところで連絡が入ったのですが、そこで慌てず、まずは共演者の方々に事情を説明、空いてしまったベースのポジションを担ってくれる方を探しました。

また、演目も変更し、本番までの数時間で十分に練習できるような、演奏難易度が高くない曲を選び直しました。

時間的猶予が非常に少ない中での対応でしたが、ライブは無事成功、声援のなかで終わることができました。

タイムリミットが迫る中でも焦らず、冷静に状況を分析し対処したことがこの件の成功要因だと自己分析しています。

就職後にもしなにかトラブルが起こった際も、このことを思い出し、冷静かつ確実に対応していく次第です。」

例文②細かいことに気づくことができるをアピールする例文

「私の長所は細かいところに気づくことができる点です。

学生時代、私は国道沿いのファミリーレストランでアルバイトしていました。

その店舗は非常に繁盛しており、昼食時には席が埋まってしまうほどです。

ある日、そのときも数名の方々が順番待ちをしているなか、おひとりのお客様が来店されました。

ちょうどその方の分だけ席が空いておらず、件のおひとり様は立たれていたのですが、私はその方のカバンにヘルプマークがついているのを見つけました。

足取りも重く、おそらく身体的なハンディキャップがある方だろうと判断した私は、バックヤードから折り畳み椅子を持ってきてその方に用意しました。

そのおひとり様から頂戴した「ありがとう」という言葉は今でも私の耳に残っています。

小さなヘルプマークを見落とさなかったように、御社で働く際も細かな点へ気を配っていきたいと考えています。」

まとめ

今日からは「暗い」なんて言わないで!

「暗い」という言葉から、良いイメージの言葉をいろいろ探すことができました。

皆さんが今まで生きてきた経験を思い起こせば、きっともっとたくさん見つかるはずです。

あなたを暗い性格に仕立てているのは周りからの言葉に丁寧に耳を傾けるあまり、自信をなくしている「あなた自身」です。

大事な自分に「暗い」なんてイメージを植え付けちゃだめですよ!

  • なぜ暗いと思うのか
  • 他の言葉に言い換えるとしたら何か
  • 具体的にどんなエピソードがあるのか

以上を意識しながら「暗い」をじっくりしっかり掘り下げて自信を持てる長所を掘り起こしましょう!

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