看護系のインターンシップにおける志望動機の書き方

看護系のインターンシップにおける志望動機の書き方
看護系大学・看護系専門学校に通われている方にとって、インターンシップを利用して病院で働く機会を得ようと考える方も多いのではないでしょうか。インターンシップは、病院の設備やスタッフの雰囲気、実際に自分がイメージする職場であるかを体感することができる貴重な場です。夜勤やER処置などの現場体験ができることも、看護のインターンシップの特徴であると言えます。インターンシップの志願書を書くうえで大切なのが志望動機です。しかし、自由度が高いため書き方に迷われる方も多いようです。ここでは、看護のインターンシップにおける志望動機の書き方を見ていきましょう。

看護のインターンシップの志望動機を書き始める前に

まず、志望動機を考える前に、どの診療科目で看護のインターンシップをしたいのか、具体的なビジョンを描くことが大切です。インターンシップは、闇雲に応募するものではなく、将来どのような看護師になりたいのかを見据えた上で応募する必要があります。小児科・成人・老年・精神科・産婦人科など、看護と一口に言っても診療科目は多岐に渡ります。自分が何を得意とするのか、どの科であれば自分の特性を最大限に発揮できるのかなどを、インターンシップを受ける前にじっくりと考える時間を取りましょう。看護実習を経験した上で、魅力を感じた診療科目に応募することでも、志望動機は書きやすくなります。

「目的」のある志望動機を書こう

看護のインターンシップの志望動機を書くうえで、最も大切なポイントは「どのような看護を実践したいのか」「どのような看護師になりたいのか」といった「目的」が明確にされていることです。「勤務地が近いから」「お給料が良いから」などの短絡的な理由では、採用担当者を納得させることはできません。看護に熱意のある看護学生にインターンシップを受けてもらいたいと考えるのは、病院側としては当然のことと言えます。どのような看護を実践して病院に貢献していきたいのか、自分の特性も踏まえて具体的なビジョンを盛り込むことで、「目的」のある志望動機を書くことができます。 1705_2_5 (2)

効果的な志望動機書き方の具体例

まず、見やすく分かりやすい志望動機の書き方として、自分が一番言いたい志望動機を始めに書くようにしましょう。「私が貴院のインターンシップを志願した理由は、○○です。」と書き始めれば、始めに言いたいことを明確に伝えられます。看護師になりたいと考える理由は、人によってさまざまですが、今までの人生体験の中で看護師になることを決意された方も多いのではないでしょうか。インターンシップの志望動機には、それまでに体験してきたことを盛り込んで書くことも効果的です。例えば、家族が病気にかかって看護師の暖かさに触れた体験談や、自身が入院して感じたことなどを踏まえて書くことで、更に具体的な志望動機となるでしょう。

志望動機を書く上で注意すべきポイント

インターンシップの志望動機は、その人材の仕事力も見られていると言っても過言ではありません。誤字脱字などが無いことはもちろん、字が丁寧であること、表現力や文章力があるかという点も志望動機の中から判断されます。また、「病院の設備や充実した教育体制に魅力を感じたから」といった、病院の良さを志望動機に挙げることは、志望動機としては受け身であり、マイナスに見られる要素となり得ます。自身の看護の熱意を伝えたうえで、その病院で自分はこのように貢献していきたい、などの積極的な意思のある志望動機を書くようにしましょう。

看護のインターンシップの志望動機を書くために

インターンシップには、全国から多数の志望動機が寄せられます。多数の志望動機の中から、担当採用者の目に留まるためにも、受け身ではなく、看護に積極的な志望動機を書くよう心掛けましょう。その病院へ就職したいと考えている人であれば、インターンシップから得られた経験は、就職の面接時などで自身をアピールできるポイントとなります。志望動機を書いてみたが、自信が持てないという場合には、転職サイトの転職サポートを受けることも一つの方法ですので、必要な情報をジョブコミットで確認してみてはいかがでしょうか。

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