【27卒】NRIの冬インターンの開催時期・選考フロー・優遇について徹底解説!本選考に受かるためにも積極的に参加しよう!

【27卒】NRIの冬インターンの開催時期・選考フロー・優遇について徹底解説!本選考に受かるためにも積極的に参加しよう!

皆さんは「NRI」、つまり野村総合研究所という企業にどのようなイメージをお持ちでしょうか?「日本トップクラスのシンクタンク」「高年収」「エリート集団」…様々なイメージがあるかもしれませんが、その実態やインターンの内容は詳しく知らないという方も多いかもしれません。

特に、NRIの冬インターンは、コンサルティングやITソリューションに興味がある就活生にとって、非常に人気が高く、参加難易度も最難関クラスと言われています。

しかし、その分、参加できれば得られる経験や視座は計り知れず、本選考にも繋がる大きなチャンスとなります。

この記事では、NRIの冬インターンについて、その概要から選考対策、本選考への優遇のウワサまで、皆さんが知りたい情報を徹底的に解説していきます。

ライバルに差をつけるためにも、ぜひ最後まで読んで万全の準備を整えましょう!

【NRIの冬インターン】NRIの企業情報

まずはじめに、NRI(野村総合研究所)がどのような企業なのか、その基本情報をおさらいしておきましょう。

NRIは、1965年に日本初の本格的な民間シンクタンクとして誕生しました。

現在は、「コンサルティング」と「ITソリューション」という二つの強力な柱を持つユニークな企業として、国内外で高い評価を得ています。

コンサルティング部門では、企業戦略の策定から政策提言まで、幅広い分野でクライアントの課題解決を支援しています。

一方、ITソリューション部門では、システムの企画・設計から開発・運用までを一貫して手掛け、特に金融業界や流通業界などで圧倒的な強みを持っています。

「未来社会創発企業」として社会課題の解決に貢献することをミッションに掲げており、単なる利益追求だけでなく、より良い社会を創造していくという強い意志が感じられます。

シンクタンクとしての知見と、SIerとしての実現力を併せ持つ、日本でも稀有な存在であり、だからこそ多くの優秀な学生が挑戦する企業となっています。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンはいつ実施される?

人気の高いNRIの冬インターンですが、参加するためにはまずスケジュールを正確に把握することが不可欠です。

例年の傾向を見ると、冬インターンのエントリー(ES提出やWebテスト受検)は、大学3年生(または修士1年生)の10月頃から始まり、11月下旬から12月上旬頃に締め切られるケースが多いようです。

そして、実際のインターンシップ実施時期は、選考を経た上で、1月下旬から2月にかけての期間中に、数日間から1週間程度のプログラムが開催されることが一般的です。

ただし、NRIのインターンはコースが多岐にわたるため、コースごとに募集時期や実施日程が異なる場合があります。

夏インターンと冬インターンで募集されるコースが違うこともありますので注意が必要です。

「気づいたら締め切りが過ぎていた…」ということのないよう、NRIの採用マイページへの登録は早めに済ませ、企業の採用サイトや就活情報サイトの情報をこまめにチェックする習慣をつけましょう。

選考準備期間も考慮すると、秋口からは本格的に情報収集と対策を始める必要があります。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンの内容

NRIの冬インターンと一口に言っても、その内容は一つではありません。

NRIの事業の柱である「コンサルティング」や「ITソリューション」といった領域ごとに、専門性の高い複数のコースが用意されているのが大きな特徴です。

それぞれのコースで、求められる能力や得られる経験は大きく異なります。

例えば、戦略策定に興味があるのか、それとも最先端の技術を使ってシステムを構築することに興味があるのか、自分の志向性やキャリアプランと照らし合わせることが非常に重要です。

どのコースが自分の成長に最も繋がるのかを真剣に考えることが、インターン選考を突破し、参加後に有意義な時間を過ごすための第一歩となります。

ここでは、過去に実施された代表的なコースの内容をいくつかご紹介しますので、自分がどのフィールドで挑戦したいかをイメージしながら読んでみてください。

社員の方々と近い距離で議論できるプログラムが多く、企業理解を深める絶好の機会となるはずです。

経営コンサルティングコース

NRIのインターンの中でも特に人気が高いのが、この経営コンサルティングコースです。

多くの場合、5日間程度の日程で実施され、実際のコンサルティングプロジェクトに近い形式でのグループワークがメインとなります。

参加学生はいくつかのチームに分かれ、特定の業界や企業が抱える経営課題(例えば「新規事業立案」や「業務プロセス改革」など)について、分析から解決策の提案までを行います。

この過程で、第一線で活躍する現役コンサルタントがメンターとして各チームに付き、厳しいながらも的確なフィードバックを何度もくれるのが最大の特徴です。

最終日には、役員やシニアクラスの社員に向けてプレゼンテーションを行い、その内容を評価されます。

ロジカルシンキング、情報収集能力、チームでの協働力、そして何よりもプレッシャーの中で成果を出し切る力が徹底的に鍛えられます。

「NRIのコンサルタントの仕事の厳しさと面白さ」を肌で感じたい、知的好奇心が旺盛な学生にとって、これ以上ない成長の機会となるでしょう。

ITソリューションコース(職種別)

NRIのもう一つの柱であるITソリューション部門を体験できるコースです。

こちらは、「ITアーキテクト」「アプリケーションエンジニア」「テクニカルエンジニア」といったように、より具体的な職種に分かれて募集されることが多いのが特徴です。

例えば、ITアーキテクトコースでは、顧客のビジネス課題をヒアリングし、それを解決するための最適なシステム全体の設計(アーキテクチャ)を考えるワークに取り組みます。

アプリケーションエンジニアコースでは、要件定義や設計といったシステム開発の上流工程を体験します。

どのコースも、NRIが手掛ける大規模で社会貢献性の高いシステム開発の難しさや、チームで一つのものを作り上げる醍醐味を学ぶことができます。

コンサルティングコースと同様に、社員の方がメンターとして手厚くサポートしてくれ、技術的な側面だけでなく、顧客との折衝やプロジェクトマネジメントの視点も養うことができます。

文系・理系を問わず、ITを活用して社会の仕組みを変えていきたいという情熱を持つ学生におすすめです。

データサイエンスコース

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、データ活用の重要性が高まる中で注目されているのがデータサイエンスコースです。

このコースでは、企業が保有するビッグデータや様々な統計データを分析し、そこから新たな知見やビジネス価値を見出すプロセスを体験します。

単に分析手法を学ぶだけでなく、「そのデータ分析がどのようなビジネスインパクトを生むのか」という、コンサルティング視点も求められるのがNRIならではの特徴です。

統計学やプログラミングの基礎知識が求められる場合もありますが、それ以上に、データから課題を読み解く洞察力や、分析結果を分かりやすく伝える論理的思考力が重要視されます。

最先端の分析技術とビジネス課題の解決を繋げる仕事に興味がある学生や、自分の専門性を社会でどう活かせるか試したい理系学生にとって、非常に魅力的なコースと言えるでしょう。

社員の方々も、その分野のプロフェッショナルが揃っています。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンの選考フロー

これほど魅力的なNRIの冬インターンですが、参加するためには当然ながら厳しい選考を突破しなければなりません。

選考フローはコースによって若干異なる場合もありますが、一般的には「エントリーシート(ES)提出」→「Webテスト受検」→「面接(1〜2回、またはグループディスカッション)」という流れで進むことが多いです。

まず、ESでは「なぜNRIか」「なぜそのコースを志望するのか」「学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)」などが問われます。

ここで、NRIの企業理念や事業内容への深い理解と、自分の経験との一貫性を示すことが重要です。

次に待ち受けるのがWebテストです。

NRIでは「玉手箱」形式が採用されることが多く、このボーダーラインが非常に高いとされています。

十分な対策がなければ、ここで足切りされてしまう可能性が非常に高いです。

Webテストを通過した人だけが、次の面接選考に進むことができます。

面接では、ESの内容の深掘りはもちろん、コンサルやITへの適性を見るためのケース面接や、論理的思考力を問うような質問がなされることもあります。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンの倍率

NRIの冬インターンの選考フローが分かったところで、次に気になるのはその「倍率」ですよね。

具体的な倍率については、NRIから正式に公表されているわけではありません。

しかし、企業の知名度、業界内での確固たる地位、そしてインターン内容の濃密さから、その倍率は極めて高いと考えるのが妥当です。

人気企業の場合、インターンの倍率が本選考の倍率を上回ることも珍しくありません。

特に人気の高い経営コンサルティングコースなどでは、募集人数も限られているため、一説には数十倍から、あるいは100倍近くになるのではないかとも言われています。

この数字だけを見ると、「自分には無理かもしれない」と尻込みしてしまうかもしれません。

しかし、重要なのは倍率の高さに圧倒されることではなく、なぜこれほどまでに人気なのかを理解し、正しい対策を講じることです。

多くの学生が応募するからこそ、ESや面接での「あなたらしさ」や「NRIへの熱意」が際立ちます。

倍率はあくまで目安と捉え、まずは選考を突破するために自分ができる準備を徹底的に行うことに集中しましょう。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンに受かるコツ

倍率が非常に高いNRIの冬インターンですが、しっかりとポイントを押さえて対策すれば、決して突破できない壁ではありません。

ここでは、選考を通過するために特に意識すべき「受かるコツ」を解説します。

まず、ESの段階で最も重要なのは、「なぜ数ある企業の中でNRIなのか」を明確にすることです。

NRIの「未来社会創発」という理念や、「コンサル×IT」という独自の強みに触れ、自分の経験や将来の目標とどう結びつくのかを論理的に記述しましょう。

次に、最大の関門とも言えるWebテスト(玉手箱)です。

これはとにかく対策あるのみです。

ボーダーが非常に高いと有名ですので、市販の対策本を最低3周は繰り返し解き、時間配分と正答率を極限まで高める努力をしてください。

ここを突破できなければ面接にすら進めません。

そして面接では、論理的思考力(ロジカルシンキング)が厳しく見られます。

「結論ファースト」で話し、面接官の質問の意図を正確に汲み取り、簡潔かつ的確に回答することを常に意識してください。

自信を持ってハキハキと話す姿勢も、コンサルタントやITプロフェッショナルとしての適性として評価されるでしょう。

【NRIの冬インターン】NRIの冬インターンは本選考優遇あり?

就活生の皆さんにとって、インターンに参加する大きな動機の一つが「本選考への優遇」があるかどうか、という点だと思います。

NRIの冬インターンに関して言えば、参加者に対して何らかの本選考優遇措置がある可能性は非常に高いです。

具体的には、インターン参加者専用の早期選考ルートに案内されたり、本選考の一部(ESやWebテスト、一次面接など)が免除されたりといったケースが考えられます。

企業側にとっても、インターンという長期間のプログラムを通じて学生の能力や人柄を深く知ることができるため、優秀な学生を早期に囲い込みたいと考えるのは自然なことです。

ただし、ここで絶対に勘違いしてはいけないのは、「インターンに参加さえすれば内定がもらえる」というわけでは決してない、ということです。

優遇を得るためには、インターン期間中のパフォーマンスが重要になります。

グループワークへの積極的な貢献、社員からのフィードバックを素直に受け入れ改善する姿勢、そしてNRIで働きたいという強い熱意を示すことが求められます。

インターンは「選考の場」でもあるという意識を持って臨むことが大切です。

【NRIの冬インターン】まとめ

今回は、日本を代表するシンクタンクでありSIerでもある野村総合研究所(NRI)の冬インターンについて、その内容から選考対策、本選考への優遇まで詳しく解説してきました。

NRIのインターンは、その人気と難易度の高さに見合う、非常に濃密で実践的なプログラムが用意されています。

コンサルティングやITソリューションの第一線で活躍する社員の方々と間近で接し、厳しいフィードバックを受けながら課題に取り組む経験は、皆さんの就職活動における視野を大きく広げ、確かな成長実感を与えてくれるはずです。

選考の倍率は非常に高いですが、この記事で紹介したように、企業研究を深め、Webテスト対策を万全にし、面接で論理的思考力を示すことができれば、道は必ず開けます。

「未来社会創発」に貢献したいという熱い想いを持つ皆さんの挑戦を心から応援しています。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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