おすすめ11選!面接対策用の本の紹介と選び方や使い方までを徹底解説

おすすめ11選!面接対策用の本の紹介と選び方や使い方までを徹底解説

はじめに

面接対策をしたいけど、どの情報が正しく、信頼できるものかわからず悩んでいる学生さんもいるかと思います。

そんな中、著名な方であったり、人事の方の目線から書かれた本は信頼できる情報が多いことが期待できます。

今回は面接対策におすすめの本をご紹介し、本の選び方や効果的な活用方法をご紹介します。

面接対策におすすめの本11選

改訂版 採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する

面接対策本1

6万人以上の就職・転職を支援してきた実績を持つ専門家が執筆し、長年多くの人々に読まれ続けている一冊です。
面接で頻繁にされる質問に対し、採用担当者がどのような本音と建前を持っているのか、その意図を深く理解することができます。
本書では、評価されにくい回答例と面接官の心に響く回答例の両方を提示しているため、多角的な視点から、あなた自身のベストな答えを導き出す手助けとなります。
面接の基本マナーから事前準備、自信を持って臨むための心構えまで網羅しており、初めて面接対策をする方に最適な入門書です。

1週間で面接に自信がつく本

面接対策本2

こちらも、就活の専門家である渡部幸氏が手掛けた一冊です。
本書は、面接対策を7日間という短期間で完了できるよう、具体的なステップに分けて解説しているのが特徴です。
基本的なマナーはもちろんのこと、多くの就活生が悩む志望動機を、より説得力のあるものへと改善するためのアドバイスが豊富に盛り込まれています。
さらに、心理学の観点から「なぜ面接で不安になるのか」という原因を解き明かし、図解付きの呼吸法や思考の転換術によって、精神面からコンディションを整える方法を学べます。
自信をつけ、万全のメンタルで本番に臨みたい方に推奨される一冊です。

一問一答 面接攻略 完全版

面接対策本3

面接で評価される鍵は、質問の裏にある「面接官が本当に知りたいこと」を正確に読み解く力にあります。
本書では、その力を養うために140もの頻出質問を取り上げ、それぞれについて「評価される回答」と「評価を下げてしまう回答」を具体的に対比しながら紹介しています。
なぜその答えが良いのか、または悪いのかが明確にわかるため、自分自身の回答を準備する際の確かな指針となるでしょう。
これを読めば、面接官の意図からズレた答えをしてしまう失敗を防ぎ、自信を持って受け答えができるようになります。

最新最強の面接対策

面接対策4

この一冊で面接のすべてがわかる、網羅性の高い就活対策本です。
一次面接から最終選考に至るまで、選考の段階ごとに面接をシミュレーション形式で再現しているため、本番の流れを具体的にイメージしながら準備を進められます。
近年多様化しているWeb面接やグループディスカッション、さらにはリクルーター面談といった様々な場面に対応できるよう、それぞれの状況に応じた攻略法も丁寧に解説。
就活生をあらゆる角度からサポートします。
「最新最強」というタイトルの通り、現行年度の採用トレンドを反映した圧倒的な情報量が魅力です。

受かる! 面接力養成シート

面接対策5

長年多くの就活生に支持されてきた「受かる!自己分析シート」の面接対策版として、こちらも高い人気を誇る一冊です。
本書の前半では、面接に臨むための事前準備、当日のマナー、そして受け答えの際に意識すべき心構えといった基礎知識を丁寧に解説しています。
後半は、左ページに頻出質問と回答例、右ページに自分自身の答えを書き込めるユニークな構成になっており、オリジナルの回答集を作成できます。
これにより、面接直前の見直しも効率的に行えます。
面接準備から本番、そして事後対応まで、一連の流れを時系列で網羅的に理解できる点が大きな魅力です。

ロジカル面接術

面接対策6

面接で頻出の質問はもちろん、想定外の問いに対しても、筋道を立てて論理的に回答できる力が身につく一冊です。
実際の面接で必ず投げかけられる「なぜ?」「具体的には?」といった深掘りの質問に対し、その場で説得力のある答えを導き出すための思考プロセスそのものを学べます。
さらに、マーケティングのプロが教える「自分を効果的に売り込む方法」や、現役の報道記者が指南する「自己取材を通じた自己PR作成術」など、異分野の専門家によるユニークな解説も本書の大きな魅力です。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

面接対策7

人前で話したり、何かを伝えたりすることに苦手意識がある方へ向けた、実践的なコミュニケーションの指南書です。
本書で解説される話し方や振る舞い、プレゼンテーションの技術を身につけることで、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせるような、魅力的な自己表現が可能になります。
「1分で伝えられないことは、どれだけ時間をかけても伝わらない」という考え方に基づき、短い時間で的確に話すことの重要性と、そのための具体的な方法を説いている点が本書の核心です。
年間300人以上の起業家やビジネスパーソンを指導する著者・伊藤羊一氏の、実績あるメソッドをぜひ体感してみてください。

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

面接対策8

外資系コンサルティングファームを志望する学生の多くが壁と感じる「ケース面接」。
本書は、その対策に特化した一冊です。
実際に過去の選考で出題された、本質的な問題解決能力(地頭力)を問う問題と、その模範解答を多数掲載しています。
設問を通じて論理的な思考プロセスそのものを学べるため、ケース面接はもちろん、グループディスカッションで説得力のある議論を展開したい方にも最適です。
根本的な思考力を鍛え、どんな問いにも対応できる地頭力を身につけたいと考えるすべての就活生におすすめします。

内定者はこう話した!面接・自己PR・志望動機 完全版

面接対策本9

国内の有名企業28社で実際に行われた採用面接を、臨場感あふれる実録形式で紹介している一冊です。
面接全体の流れ、具体的な質問内容、それに対する内定者の優れた回答、さらには面接官の反応までが克明に記されているため、本番の空気をリアルに体感しながら対策を進められます。
また、単に質問に答えるだけでなく、面接を「能動的な自己PRの場」として活用するための秘訣も解説。
どのような受け答えが高い評価につながるのかが具体的にわかるため、面接への不安が自信へと変わるでしょう。

読むだけで内定が取れる人になれる本

面接対策本10

著者は、書類選考から最終面接まで、採用の全プロセスに携わってきた元・人事担当者。
その経験に基づき、多くの就活生が知らない採用側の「本音」を赤裸々に語っており、すべての就活生にとって必読の内容です。
本書は「内定を得るには、面接官に気に入られることではなく、企業が求める答えを的確に提示することが重要だ」と説きます。
「冒頭5分で合否が決まる」「誰にでも逆転のチャンスはある」といった、採用担当者だったからこそ書ける核心を突いたメッセージも満載。
人事の視点を手に入れて、効果的な面接対策を実践しましょう。

面接官が本音で教える就活面接完全対策マニュアル

面接対策本11

「自慢できるような華々しい経験がない」と、面接に自信を持てずにいる学生は少なくありません。
しかし、本書は特別な実績やスキルがなくても、伝え方次第で面接を突破できることを教えてくれます。
その秘訣は、話を無理に盛るのではなく、あなた自身の言葉で説得力のある回答を作ること。
自己PRや志望動機、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)といった頻出質問ごとに、押さえるべきツボを丁寧に解説しているため、本書に沿って進めるだけで効果的な面接対策が可能です。

面接対策の本の選び方

次に面接対策の本の選び方について解説します。

今まで紹介した本の中にも様々な種類があり、一概にこれを買うべきではなく、用途や志望する企業によっても異なります。

自分に合った本を選ぶためには以下のポイントを把握しておくことが大切です。

知りたい情報が含まれているか

まずは、その本に自分が今一番知りたい情報、補強したいスキルに関する記述があるかを確認しましょう。

人によって、面接対策で重点を置きたいポイントは異なります。

例えば、以下のような項目のうち、自分が特に不安に感じている部分をカバーしてくれる本を選びましょう。

自己分析の具体的な進め方

説得力のある志望動機の作り方

頻出質問への効果的な回答例

印象を格段にアップさせる逆質問の作り方

Web面接ならではのマナーや注意点

グループディスカッションの突破法

目次をじっくりと見て、今の自分に必要な情報が網羅されているかを見極めることが、効果的な対策への第一歩です。

志望企業・業界にふさわしいものか

次に、あなたの志望する企業や業界の特色に合っているかという視点も大切です。

総合的な対策を網羅した本も役立ちますが、より志望先に特化した対策を行うことで、他の就活生と差をつけることができます。

例えば、

  • コンサルティング業界を志望するなら、ケース面接に特化した本
  • マスコミ業界であれば、ユニークな質問への対応力を磨く本
  • 外資系企業を狙うなら、英語面接や日本企業とは異なる価値観への理解を深める本

といったように、業界・業種に特化した本を選ぶことをお勧めします。

志望するフィールドで求められるスキルや評価ポイントを深く理解し、的を射た準備を進めましょう。

今から読んで間に合う分量か

意外と見落としがちなのが、本の「分量」です。

面接本番までの残り時間を考慮して、無理なく読み終え、実践できるボリュームの本を選びましょう。

  • 面接まで時間がない場合:要点がコンパクトにまとまっており、頻出質問と回答例がすぐに確認できるような薄手の本が即効性がありおすすめです。
  • じっくり準備したい場合:自己分析から企業研究、模擬面接のロールプレイングまで、体系的に学べる厚めの本で万全の対策をすることも可能です。

大切なのは、買って満足するのではなく、書かれている内容をしっかりと自分のものにすることです。

今の自分の状況に合わせて、最後までやりきれる一冊を選び抜きましょう。

面接対策の本の活用方法

面接対策本は、自分に合った一冊を選び、使いこなすことが内定への鍵です。

選ぶ際は、まず「知りたい情報」があるか、次に「志望業界に合っているか」、最後に「面接までに間に合う分量か」の3点を確認しましょう。

購入後は、読むだけで終わらせずアウトプットが重要です。

本を参考に、自分のエピソードを交えて回答を書き出してみてください。

さらに、声に出して話す練習を繰り返すことで知識は定着し、本番での実践力に変わります。

本を一冊やりきった自信を武器に変え、自信を持って面接に臨みましょう。

面接対策の本を終えたら模擬面接をしよう

面接対策本を一通り終えたら、次は必ず模擬面接を行いましょう。

本で得た知識を「知っている」から「話せる」レベルに引き上げるための、最も効果的な総仕上げです。

模擬面接では、時間配分の感覚を掴んだり、自分の話し方の癖に気づいたりできます。

また、キャリアセンターの職員や転職エージェント、友人など第三者から客観的なフィードバックをもらうことで、自分では気づかなかった改善点が見つかり、回答の質をさらに高めることが可能です。

本番の緊張感に慣れる絶好の機会でもあります。

実践練習を重ね、万全の態勢で本番に挑みましょう。

面接対策をするモチベーション維持の方法

面接対策のやる気が出ないのは自然なこと。

維持するには、まず目標を今日のタスクまで細分化し達成感を重ねましょう。

入社後の理想の未来を描くことや、課題クリア後のご褒美も原動力になります。

一人で抱え込まず、友人やエージェントに相談して孤独を防ぐのも大切です。

時には意図的に何もしない日を作り、心身を休ませて燃え尽きを回避してください。

自分に合う方法を見つけ、無理なく続けることが合格への一番の近道です。

まとめ

情報が多くて悩む面接対策は、信頼できる本を羅針盤にするのが近道です。

目的や業界、時間という基準で自分に合う一冊を選び、読むだけでなく書いて話すアウトプットで自分の力に変えましょう。

総仕上げには模擬面接をしましょう。

一冊を武器に、自信を持って本番に臨んでください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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