【例文5選】志望動機で「この会社でやりたいこと」の伝え方とは?抑えるべきコツを解説

【例文5選】志望動機で「この会社でやりたいこと」の伝え方とは?抑えるべきコツを解説

就活で「この会社でやりたいこと」を伝える際は、どのような流れで何を強調すべきなのかなどのポイントを事前に押さえておく必要があります。

なお、この会社でやりたいことの内容を考えるときは、志望動機との差別化ポイントがわからない人も多いでしょう。

そこで今回は、この会社でやりたいことの伝え方や、具体的な例文を紹介していきます。

アピールのポイントを整理したうえで、企業側に響く内容に仕上げ、内定獲得につなげましょう。

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【志望動機:この会社でやりたいこと】「この会社でやりたいこと」と「志望動機」の違い

「この会社でやりたいこと」と「志望動機」は、内容が似ているため混同しやすいものの、明確な違いはあるため事前にチェックしておきましょう。

まず「この会社でやりたいこと」は、入社後にやりたいことに焦点を当ててアピールする必要があります。

積極的に興味関心を寄せている業務内容や成し遂げたい目標、キャリアプランについて述べるとわかりやすいでしょう。

これに対して「志望動機」は、なぜその企業を志望したのかという、明確な志望理由・背景を述べるものです。

そのため志望動機では、企業の魅力や自分の強みや人柄との共通点、共鳴したポイントなどに触れることが重要といえます。

似ているものの違いはあるため、混同しないように注意しつつ、それぞれのポイントを押さえた効果的なアピールを考えましょう。

【志望動機:この会社でやりたいこと】人事が「会社でやりたいこと」を聞く理由4選

就活の面接やESにおいて、企業が「会社でやりたいこと」を聞く理由には、さまざまなことが挙げられます。

主な理由は、以下の通りです。

理由
  1. 志望度の高さを確認するため
  2. 実際に働くイメージを持っているか確認するため
  3. 入社後のミスマッチを防ぐため
  4. 仕事に向き合う姿勢や価値観を知るため

いずれも企業の採用基準に大きく関わる重要なポイントといえます。

企業に響くアピールを考えるためにも、企業が「この会社でやりたいこと」を尋ねる理由はしっかりと把握しておきましょう。

志望度の高さを確認するため

企業が「この会社でやりたいこと」を聞くのは、志望度の高さを把握したい意図があるからです。

多くの企業は、「絶対に入社したい」という強い熱意を持つ学生を求めています。

強い熱意を持つ学生は、目標やキャリアプランがしっかりしており、どのように成長・活躍していきたいかというビジョンが明確にあるものです。

だからこそ企業は会社でやりたいことをヒアリングし、志望度の高さを評価しているのです。

明確にやりたいことをもって志望してきている就活生は、企業理解が深いうえに、入社後の成長性に期待が持てます。

企業にとっては大きな魅力を感じる候補者となるため、このような将来のビジョンに関する質問は、選考の中で決して少なくありません。

そのため、企業に対する強い気持ちをアピールするうえでは、入社後にやりたいことを具体的にまとめておくことが重要といえます。

実際に働くイメージを持っているか確認するため

この会社でやりたいことを人事担当者が聞く理由には、実際に働くイメージを持っているか、確かめたい意図があるからです。

企業側は、応募者が将来的にどのような活躍ができるのかチェックしたうえで、採用につなげたいと考えています。

そのため、応募者側がこの会社でやりたいことを通じて、どのような働くイメージを持っているのかをチェックしているのです。

そこで応募者側のやりたいことと、企業が社員に求める働き方・活躍のあり方が一致していれば、企業に対して適性が高いことがわかります。

実際に会社に貢献してくれる人材であることがわかるため、企業も、積極的に入社してもらいたいと感じるようになるでしょう。

そのため、この会社でやりたいことを回答する際は、企業研究を徹底的に行ったうえで企業が求める働き方や人物像を踏まえることが重要といえます。

入社後のミスマッチを防ぐため

企業がこの会社でやりたいことを聞く理由には、入社後のミスマッチを未然に防ぎたいという意図も関係しているでしょう。

入社後のミスマッチは、早期退職につながってしまうため、企業・本人両方にとってマイナスな結果にしかなりません。

そのため、企業にとって採用のミスマッチはできる限り回避したいことといえます。

この会社でやりたいことを聞けば、本人がどのようなビジョンと興味をもって志望してきているかがわかります。

質問した結果、想定している働き方とマッチしていなければ、マッチ度が低いことが予想されるでしょう。

そのため、ミスマッチを不安視されない答え方としては、実際に企業でできることを明確に述べる必要があります。

企業が用意するキャリアパスや携われる業務内容に対して、合わない答え方にならないように注意しましょう。

仕事に向き合う姿勢や価値観を知るため

就活の選考で、企業がこの会社でやりたいことを聞く理由には、仕事に向き合う姿勢や価値観を知りたいという意図も関係しています。

この会社でやりたいことを聞けば、本人がどのような考え方でやりたいことや興味関心と向き合っているのかがわかるからです。

例えば「いち早くリーダーとして活躍したい」という考えをアピールすれば、仕事に取り組むにあたって、率先して責任ある立場を担おうとする積極性を評価してもらえる可能性があります。

そのような姿勢・能力が、企業が求める人物像と一致していれば、より内定にもつながりやすくなるでしょう。

この会社でやりたいことや将来のビジョンからは、本人の人柄や価値観がわかるため、企業にとってはポテンシャルを見極めるうえで効果的な質問になるといえます。

【志望動機:この会社でやりたいこと】「この会社でやりたいこと」の見つける4ステップ

エントリーシートや面接でこの会社でやりたいことを述べる際は、そもそもどのような形でやりたいことを見つければ良いのか、迷う人も多いでしょう。

そのためここからは、この会社でやりたいことを見つける4ステップを紹介していきます。

基本的には、以下の流れでこの会社でやりたいことを見極めていきます。

流れ
  1. 自分の軸を整理する(なぜ働くのか?)
  2. 会社の事業や強みを理解する
  3. 会社の強み × 自分のやりたいことを結びつける
  4. 実現するためのアクションを考える

上記の流れでやりたいことや興味関心を整理し、この会社でやりたいことの回答に落とし込んでいきましょう。

1.自分の軸を整理する(なぜ働くのか?)

この会社でやりたいことの回答を考える際は、まず、自分の軸を整理する必要があります。

軸とは、なぜ働くのか、今後のキャリアにおいて何を求めるのかというポイントになります。

軸は仕事や働き方、自分の身を置く環境を選ぶうえで、重要な判断基準になることが特徴です。

自分の価値観や強み、興味ある分野を整理し、将来仕事を通じてどのようなことを実現したいのかをまとめましょう。

軸をうまく整理できていれば、働く理由やそのことに興味を持つ背景が定まっているため、自然と成し遂げたいことや目標も見いだせるようになります。

これまで経験してきたことや、自然と高いモチベーションを発揮して取り組めたことなどを思い出し、軸を明確に定めてみましょう。

2.会社の事業や強みを理解する

この会社でやりたいことを見極めるうえでは、続いて、会社の事業内容や強みを理解することが重要です。

自分の興味ややりたいことを踏まえたうえで、具体的に、その会社では何ができるのかを把握する必要があります。

具体的には、公式ホームページや採用サイト、IR資料、関連ニュースなどをチェックし、企業の事業内容や強み、実現できるキャリアパスなどをリサーチしてみましょう。

積極的に興味関心を寄せている事業領域があれば、その内容に触れることで、企業からは十分に企業研究を重ねていることを評価してもらえます。

同じ業界でも、企業によって展開しているサービスは異なるため、企業ごとに詳しく調べたうえで何をやりたいのかを明らかにしていきましょう。

3.会社の強み × 自分のやりたいことを結びつける

この会社でやりたいことを探す際は、1で整理した自分の軸と、2でリサーチした会社の強みをうまく掛け合わせていくことが重要なポイントになります。

1と2を掛け合わせれば、「だからこそこの会社で〇〇をやりたい」という理にかなったアピールができるようになります。

自分の興味関心や強み、経験の内容などと、会社の相性が高いことも伝わるため、採用担当者からは魅力を感じてもらいやすくなります。

やりたいことをうまく言語化できなくても、その企業に魅力を感じたということは、自分の軸と共鳴する部分は何かしらあったということがわかります。

会社の強みや事業内容、携われる業務、企業風土などに目を向ければ、どのような点に共通事項があり、自分のやりたいこととリンクしているのかが見えてくるでしょう。

4.実現するためのアクションを考える

この会社でやりたいことを述べるうえでは、最終的に、そのやりたいことを実現するためのアクションを考える必要があります。

単純に「〇〇をやりたい」「△△になりたい」と述べるだけでは、ただ理想や興味を伝えるのみで終わってしまいます。

その目標をどう実現していくのか伝えるためには、具体的なキャリアプランや、目の前のゴールが必要になるということです。

実現したいことに対して、具体的で現実味のあるプランを立てられる人は、企業からは高い成長性を評価してもらえます。

まずは社員インタビューなどを参考にしながら、入社後のキャリア形成がどのようになるのかをリサーチし、やりたいことを叶えるためのプランを設定してみましょう。

【志望動機:この会社でやりたいこと】やりたいことを考えるコツ

この会社でやりたいことを述べる際は、回答のポイントとして、考え方のコツを整理しておくことも重要です。

やりたいことを考えるコツやポイントは、以下が挙げられます。

ポイント
  • やりたくないことを考える
  • 自分の理想像から逆算する
  • OB・OG訪問をする

この会社でやりたいことが見えてこない…と困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

では、以下から詳細をチェックしていきます。

やりたくないことを考える

この会社でやりたいことを考える際は、あまり難しく考えず、やりたくないことからあえて考えることも大切です。

やりたいこと・成し遂げたいことなどから考えると、幅が広すぎてしまうがゆえに、スムーズに内容を定められないケースも多いからです。

まずは逆の考え方を用いて、「会社でやりたくないこと」を整理してみてください。

このように消去法で物事を整理していけば、自分はどのようなことに強い興味関心を寄せているのか、どのような分野で高いモチベーションを発揮できるのかを把握しやすくなります。

苦手なことやあまり興味を感じないこと、できれば避けたいことなどは何があるかを整理し、逆の発想法でやりたいことを絞り込んでいきましょう。

自分の理想像から逆算する

この会社でやりたいことを考えるなら、自分の理想像から逆算する方法がわかりやすいでしょう。

将来どのような仕事に就きたいか、何に携わりたいか、どのような役職に就きたいか、年収はどのくらいが理想かなどを考え、なりたい自分を明確にイメージしていきます。

なりたい自分の像を固めれば、それに伴い、理想を実現するには何をすべきなのかが見えてくるはずです。

例えば早い段階でリーダーポジションに就き、裁量の大きい仕事に携わることに興味があるのなら、早めに昇格するための「成果」がやはり必要になります。

そのような逆算の考え方を用いれば、例えば営業成績1位になって早めにリーダーに昇格する、などのキャリアプランが立てられるでしょう。

まずはやりたいことやなりたい自分について漠然とイメージを固め、「そのためにはどうすれば良いか」を具体化していきましょう。

OB・OG訪問をする

この会社でやりたいことを考えるなら、OBOG訪問もおすすめといえます。

OBOG訪問は、企業で実際に働く社員を個人的に訪ね、企業についてさまざまな情報を教えてもらうことです。

OBOG訪問では、企業のリアルな内部事情を知ることができるため、入社後のキャリアパスについてより明確に理解を深めるきっかけになります。

また、業務内容についてはより具体的な意見・感想をもらえるので、実際に自分が働くイメージを固めるうえでもOBOG訪問は役立ちます。

働くイメージが明確化すれば、キャリアプランも立てやすくなり、より地に足のついた目標設定ができるようになります。

そのため、この会社でやりたいことを含む選考対策をより万全にするうえでは、OBOG訪問は重要な対策といえます。

【志望動機:この会社でやりたいこと】回答する際のおすすめ構成

この会社でやりたいことを伝える際は、わかりやすく、内容をスムーズに把握できる構成を用いることが大切です。

そのためここからは、この会社でやりたいことを回答する際の、おすすめの構成を紹介していきます。

構成は、基本的に以下の流れになります。

例文
  1. 結論を伝える
  2. 会社でやりたい理由をエピソードに交える
  3. 強みを活かしてどう企業に貢献できるか

上記の3ステップを意識しながら、わかりやすい答え方をしましょう。

結論を伝える

この会社でやりたいことを述べる際は、まず、結論から簡潔に述べることが重要です。

「結論ファースト」を心がければ、何を伝えたいのかがよくわかるため、採用担当者に強いインパクトを与えられます。

なお、「この会社でやりたいこと」の場合は、結論は「何をやりたいか」というポイントです。

より具体的な部分や興味を持った背景・きっかけなどには触れる必要はないため、まずはわかりやすさを意識し、一言でやりたいことをアピールしましょう。

「私は貴社で、〇〇をしたいと考えています」という、シンプルな伝え方が望ましいです。

ちなみに、はじめのうちから自分のエピソードや興味を持ったきっかけなどに触れてしまうと、結論がわかりにくくなるため要注意です。

具体的なポイントにはのちに触れていくため、最初は理解しやすさを優先し、簡潔な伝え方をしましょう。

会社でやりたい理由をエピソードに交える

この会社でやりたいことを伝える際は、結論としてやりたいことや目標を簡潔に伝えたうえで、続いて具体的なエピソードに触れていく必要があります。

やりたいことをシンプルに述べるだけでは、具体性がないため、採用担当者の印象には残りにくくなります。

結論として伝えたいことは最初にアピールできているため、ここから重要なのは、いかにわかりやすく詳細部分を伝えて印象を残すかという点です。

やりたいと思った理由やきっかけ、興味を持ったエピソードなどを具体的にアピールしていくことが大切です。

なお、やりたい理由やエピソードの部分は、ほかの就活生と差別化できる重要な部分ともいえます。

しっかりと作り込み、なぜ興味を持ったのか、明確に理解できるように説得力のある伝え方をすることが重要です。

強みを活かしてどう企業に貢献できるか

この会社でやりたいことをアピールする際は、最後に、自分の強みやスキルを活かしてどのように企業に貢献できるかを述べていきましょう。

シンプルにやりたいことを述べるだけでは、アピールとして決定力に欠けるため、最終的なまとめ部分として貢献・活躍の内容を示すことが重要といえます。

改めてやりたいことや実現したい目標などに触れながら、自分の強みの活かし方を述べることで、企業とのマッチ度の高さや熱意をアピールできます。

企業は強みを活かして自社に貢献してくれる人材を求めているため、強みとやりたいことの相性が良く、さらには企業の求める人物像と一致している学生は高評価の対象になるでしょう。

そのためこの会社でやりたいことを述べる際は、やりたいことを実現したり目標を達成したりするうえで、自分の強みをどう活かせるのか考えることが重要です。

【志望動機:この会社でやりたいこと】企業別の回答例5選

この会社でやりたいことの答えを準備する際は、事前に例文をチェックし、どのような回答が望ましいのかイメージをつかんでおくことが重要です。

そのためここからは、以下の企業別に、この会社でやりたいことの回答例文を紹介していきます。

回答例文
  • IT企業
  • 銀行
  • 商社
  • コンサルティングファーム
  • 食品メーカー

企業ごとにどのような回答が良いのかをチェックし、効果的なアピールにつなげましょう。

IT企業

例文

私がやりたいことは、テクノロジーを活用し、社会に貢献できるプロジェクトに携わることです。

大学でITを学ぶ中で、システム開発がいかに日常生活を便利にし、企業の効率化に役立つかを実感しました。

特にクラウド技術やAIを活用したシステム開発が、ビジネスの成長を加速させる可能性を感じ、この分野に強い興味を持つようになりました。

私は、顧客の課題に最適な技術ソリューションを提供することで、社会に貢献できると信じています。

入社後は、最先端の技術を駆使し、お客様のニーズに応じたシステムを提案・開発したいです。

銀行

例文

私が貴社でやりたいことは、金融サービスを通じて、お客様の資産形成や生活支援を行うことです。

大学では経済学を学び、金融市場や投資の重要性について深く理解しました。

特に、個人の資産運用が将来の生活に大きな影響を与えることを実感し、金融業界での仕事に強い興味を持つようになりました。

入社後は、金融知識と経験を活かして、顧客一人一人に最適なアドバイスを提供し、長期的な信頼関係を築くことを目指します。

商社

例文

私が貴社でやりたいことは、グローバルなビジネス展開を通じて、世界中の市場に貢献することです。

大学では国際ビジネスを学び、商社がどのように多様な業界に橋渡しをしているかに強く興味を持ちました。

特に、異文化理解と市場調査が重要な役割を果たすことを実感し、商社での仕事に魅力を感じました。

入社後は、御社の強力なネットワークを活かして、新興市場への進出や新規事業の開発に貢献したいと考えています。

加えて、持続可能な社会を支えるビジネスを推進し、長期的に企業価値を向上させる一員として尽力したいと思います。

コンサルティングファーム

例文

私が貴社でやりたいことは、企業の課題解決に向けて戦略的なアドバイスを提供することです。

大学時代、経済学を学ぶ中で、企業の成長には適切な戦略と効率的な運営が不可欠であると実感しました。

特に、ビジネスの多様化が進む現代において、企業が抱える課題は複雑であり、その解決には高度な分析力と創造的な思考が必要だと感じました。

入社後は、貴社の優れたノウハウを活かし、クライアントの課題を迅速かつ的確に解決できるコンサルタントとして成長したいと考えています。

食品メーカー

例文

私が貴社でやりたいことは、消費者のニーズに応える新しい食品の開発です。

大学時代に栄養学を学び、食品が人々の健康に与える影響の大きさを実感しました。

特に、忙しい現代人にとって、健康的で手軽に食べられる食品の重要性が増していると感じ、食品業界で働きたいという思いが強くなりました。

入社後は、消費者に寄り添った商品を開発し、食を通じて人々の生活の質を向上させるために貢献したいと考えています。

また、食品業界のトレンドを常にキャッチアップし、変化に柔軟に対応できる製品を提供することで貴社の成長に貢献したいです。

【志望動機:この会社でやりたいこと】よくあるQ&A

まず「やりたいこと=壮大な夢」である必要はありません。

「これまでの経験×その企業の特徴」で自然に導き出すのがポイントです。

サイトの事業紹介ページや社員のお話を聞き、少しでも興味を持てた内容を軸に「この会社でやりたいこと」を話すと良いでしょう。

「企業研究」と「業界研究」をしたうえで、自分の価値観と合致する点を見つけましょう。

たとえば、「御社の理念に共感し、その中でも○○という取り組みに惹かれました。その中で□□のような挑戦ができると知り、自分も関わりたいと強く感じました」といった流れが自然です。

抽象ワードは「誰に・どのように・何を通して」の3点で具体化できます。

×「人の役に立ちたい」

○「就職活動で不安を抱える学生に対して、自身の情報発信経験を活かし、安心して一歩踏み出せるような情報提供をしたい」

このように、ストーリーや背景と一緒に語ると説得力が増します。

まとめ

この会社でやりたいことを就活の選考で述べる際は、志望動機との違いを整理しつつ、答え方のポイントをまず押さえておきましょう。

また、なぜ企業はこの会社でやりたいことを質問するのか、具体的な意図や狙いを理解しておくとアピール文章作成がよりスムーズになります。

なお、この会社でやりたいことが見つからない場合は、やりたくないことからあえて考えたり理想像から逆算したりすることが重要です。

事前に例文も参考にしながら、この会社でやりたいことの効果的な回答を作成していきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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