【26卒】5月から就活は遅い?5月から就活を始めて成功させるコツを解説!

【26卒】5月から就活は遅い?5月から就活を始めて成功させるコツを解説!

大学4年の5月から就活を始めるのは遅いのか

大学4年生の5月から就活を始めるのは、はっきり言ってかなり遅いほうです。

詳細は後述しますが、5月頃はすでに内定率もかなり高くなっており、春採用も大詰めの状況です。

そのため、大学4年生の5月時点で何もしていない人は、高い危機感をもって就活に取り組む必要があります。

遅いとはいえ、まだ完全に手遅れになったわけではないため、しっかりと準備を進めれば今からでも内定を勝ち取ることは可能といえます。

そのため今回は、5月からでも就活を成功させる方法を紹介していきます。

5月の一般的な就活状況

まずは、現状を把握するために、5月の一般的な就活の状況から整理していきましょう。

5月からの就活は正直かなり遅いといえるため、現状を把握したうえで少しでも早めに行動を起こす必要があります。

5月の就活状況として、チェックしたいポイントは以下のとおりです。

  • 5月の就活状況
  • 5月の内定率
  • 書類選考の結果が出る
  • 選考が本格化する
  • 多くの企業がエントリーを締め切っている

5月は選考が本格化するタイミングであり、多くの企業がエントリーをすでに締め切っている状況です。

以下から詳細をチェックして現状を把握し、スムーズな準備につなげていきましょう。

なお、5月のスケジュールやするべきことについてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

5月の内定率

2024年5月1日時点で、25卒の内定率は、72.4%でした。

現状、26卒の5月の内定率は推定でしかありませんが、就活は早期化が進んでいるため2025年5月1日の内定率はさらに高いことが考えられます。

25卒で70%を上回っていたため、26卒の5月の内定率は、80%前後になる可能性も否定できないでしょう。

70~80%の割合で就活生が内定を持っているということは、5月は、周りを見渡せばほとんどの人が1社以上の内定を保有している状況です。

5月からの就活が遅いといえるのは、このように内定率を見ても明らかです。

そのため、5月の時点で就活をほとんど進めていない人・何もしていない人は、「就活しないと」と考えた時点ですぐに準備を始める必要があります。

書類選考の結果が出る

5月は、エントリーシートなどの書類選考の結果が徐々に出始める時期です。

そのため、5月中はエントリーした企業の選考の真っ只中といえるでしょう。

書類選考に合格した場合は、通常であれば面接に進めるため、模擬面接などの面接対策を積極的に行う必要が出てきます。

また、企業によっては3月1日の情報解禁からかなりスピーディーに選考が進むケースもあるため、5月に入った時点ですでに面接を経験している人も少なくありません。

企業の選考スケジュールはかなりケースバイケースといえるため、日程や対策する時期を間違えないようにするには、エントリーした企業ごとにスケジュールやフローを確認することが大切です。

なお、5月に書類選考の結果が出た場合は、目安として1週間~10日程度で面接が実施されます。

選考が本格化する

5月は、選考が本格化するタイミングであるため、多くの就活生にとって面接やグループディスカッションの予定が立て込む時期です。

人によってエントリー数はまちまちですが、たくさんエントリーした場合は、4月~5月頃にたくさんの面接やグループディスカッションの予定に追われることになります。

十分に時間を取って対策することは必要なのはもちろんですが、多くの選考の予定でスケジュールがぎっしり詰まってしまうことも多いため、うまく調整しながら動くことが重要といえます。

5月は通常どおり学校もあるため、必要な単位がまだ取れていない人は、授業とうまく両立しながら選考のスケジュールをこなす必要があります。

アルバイトのシフトにはなかなか多くは入れないことも多いため、事前にアルバイト先に相談したうえで、シフトを調整する必要も出てくるでしょう。

多くの企業がエントリーを締め切っている

5月は選考が本格化しており、春採用は大詰めの時期を迎えるため、エントリー自体はすでに締め切っているケースが多いです。

特に人気のある主要な企業は、5月から春採用にエントリーすることは難しい傾向にあります。

そのため、すでにエントリーした企業の選考に集中する、もしくは持ち駒を増やすためにまだ募集を続けている企業を探すことが重要です。

5月は3月の情報解禁からすでに2か月以上が経過しているため、エントリーできる企業の選択肢が狭まってきていることは事実です。

もちろん、完全に道が閉ざされてしまうわけではありませんが、時期が遅くなるほど選択肢が少なくなる点には注意が必要です。

5月に新しくエントリーする場合は、積極的に企業の採用情報をリサーチし、募集を受け付けている企業を効率よく探しましょう。

5月まで何もしていない学生がすべき行動

4年生の5月までほとんど何もしておらず、就活はゼロから始める状況…という人は、とにかく早めに行動を起こして遅れを取り戻す必要があります。

そのためここからは、5月までに何もしていない学生がすべき行動を、順を追ってまとめていきます。

すべき行動の流れは、以下のとおりです。

5月までに何もしていない学生がすべき行動
  • 就活スケジュールを作成する
  • 自己分析をする
  • 業界・企業研究をする
  • 興味のある企業へとエントリーをする
  • 説明会に参加する
  • インターン・OB訪問に参加する
  • ES・履歴書作成
  • Webテストの対策
  • 面接対策

なお、選考は受けているけど、なかなか内定が取れない人はこちらの記事を参考にしてください。

1.就活スケジュールを作成する

5月から就活を始める場合は、まずは、全体の流れをつかむために就活スケジュールを立てましょう。

ほかの就活生と比べて、時間的な余裕をもって行動できるわけではないため、5月から就活を始める場合は全体的にタイトなスケジュールになります。

事前にやるべきことと期限を把握したうえで、計画的かつ効率的に動く必要があるため、事前のスケジュール作成は欠かせません。

いつまでに何社エントリーする、説明会に行く、OBOG訪問をするなどのToDoを考え、スケジュールを立てることが大切です。

なお、5月からの就活では、時間がないからといって実現不可能なスケジュールを立てないように注意が必要です。

あくまで実現可能な範囲を意識したうえで、具体的なスケジュールを作成することが大切です。

2.自己分析をする

就活では自己分析が非常に重要といえるため、5月から就活を始める際も、忘れずに自己分析を行う必要があります。

5月からの就活は確かに遅いですが、自己分析などの必要なプロセスを飛ばしてしまうと、自分のアピールポイントや適性を見極められません。

就活の軸も定まらないため、やみくもにエントリーしてしまうことになり、結果としてなかなか内定を勝ち取れなくなる可能性があります。

自己分析はガクチカや強みの作成においても重要であるため、就活を始める際は、必ず自分の強みや弱み、価値観、興味関心などを明らかにしましょう。

なお、自己分析を行う際は過去の経験をまとめたり、モチベーショングラフを作成したりするアプローチが有効です。

また、効率的に自分自身の性格や強みを把握したい場合は、最初に診断ツールを活用することもおすすめです。

3.業界・企業研究をする

就活では、業界・企業研究も徹底的に行う必要があります。

5月から就活を始める際は、自己分析とあわせて、業界・企業研究も積極的に進めていきましょう。

業界・企業研究は、就活の軸と一致する業界を絞り込むうえで必要な工程です。

自分に向いている業界や仕事を見つけるためには、そもそも、各業界のことをよく知る必要があります。

業界研究を進める際はほかの業界との比較も重要であるため、少しでも興味がある業界があれば、最も興味がある業界だけでなくその業界についてもリサーチを重ねましょう。

なお、企業研究は、志望する企業の社風や事業内容などに自分が適応できるかチェックするうえで重要になります。

また、企業研究を行えば企業が求める人物像も理解できるため、志望動機や自己PRで触れるべきアピールポイントの見極めにつながります。

4.興味のある企業へとエントリーをする

5月から就活を始める際は、自己分析や業界・企業研究がある程度済んだら、続けて実際にエントリーしてみましょう。

5月は、企業によってはエントリーをすでに締め切っていることも珍しくないため、締め切られる前にエントリーする必要があります。

そのため、少しでも興味のある企業には積極的にエントリーすることが大切です。

そもそも遅いスタートでやや追い込まれている状況といえるため、就活の軸からぶれない範囲で、エントリーできる企業にはとにかく積極的にエントリーしたほうが良いでしょう。

エントリーする際は、企業ごとに異なる選考スケジュール・選考フローを、しっかりと把握する必要があります。

例えばベンチャー企業などは選考の体制がかなり柔軟な傾向にあるため、スピーディーに選考が進むケースも多く、各種日程を見逃さないようにすることが大切です。

5.説明会に参加する

5月からの就活では、エントリーを済ませたうえで、可能な限り説明会に参加しましょう。

説明会に参加すれば、企業の理念やこれまでの歴史、事業内容などを知る良い機会になり、総合的に企業理解を深められます。

企業理解を深めることは、企業研究の一環として非常に重要なため、今後の選考で有利に立ち回るためにも必要不可欠といえます。

なお、近年の会社説明会は、オンラインで開催されることも珍しくありません。

オンライン開催の説明会は気軽に参加できることが大きなメリットといえるため、スケジュール管理を徹底しながら、可能な限り参加してみてください。

なお、企業によっては選考直結型の説明会を実施するケースもあるため、5月からの就活を効率よく進めたい場合は選考直結型の説明会に参加するのもおすすめです。

6.インターン・OB訪問に参加する

5月からの就活で遅いスタートになる場合は、できる限りインターンやOBOG訪問を経験し、情報収集することも大事です。

実際に応募する企業で働いている社員と直接やり取りするチャンスがあれば、企業説明会や公式ホームページなどからは得られないような、リアルな内部事情などを聞くことができます。

特にOBOG訪問では、選考突破のポイントなどを自身の経験を交えた形で教えてもらえるため、より有利に選考対策を進めるうえでは大きく役立つでしょう。

就活は情報収集をどれだけ行ったかが有利に働くポイントになるため、インターンやOBOG訪問などの企業研究につながる機会は、積極的に活かしていきましょう。

なお、社員と直接やり取りする際は、事前に聞きたいことやわからないことをしっかりまとめておくことが大切です。

7.ES・履歴書作成

エントリーを済ませたあとは、ES・履歴書作成をしっかりと進める必要があります。

選考の第一関門はESといえるため、自己分析の内容をもとに、魅力的な志望動機やガクチカ、自己PRを作成しましょう。

ES・履歴書が通らなければ面接には進めず、当然ながら内定にも至らないため、最初の関門を突破するためにも書類作成には徹底的にこだわることが重要です。

自分にはどのような強みがあり、過去にはどのような経験をしてきたのか、そしてその強みや経験を活かしてどのような貢献ができるのかを具体的に示すことが大切です。

また、それらのアピールは企業のニーズに合っていることが重要であるため、企業研究を行ったうえで企業が求める人物像を把握することも忘れないようにしましょう。

そのうえで、作成した書類はしっかりと見直し、できる限り第三者から添削を受けながらブラッシュアップすることが重要です。

8.Webテストの対策

5月からの就活では、選考対策の一つとして、Webテストの対策も欠かせません。

Webテストは、多くの企業の選考で取り入れられている筆記試験であり、一定の成績を取らなければその後の選考には進めないため注意が必要です。

Webテストには複数の種類があるため、志望企業で採用されているWebテストは何か事前にリサーチし、テストの種類に合った対策を実践しましょう。

問題の難易度は高くありませんが、Webテストで良い成績を収めるには、問題の形式に慣れることがとにかく重要です。

慣れていないと解答のスピードも落ちるため、問題数の多いWebテストには、スムーズに対応できない場合があります。

そのため、対策本やアプリなどは積極的に取り入れ、隙間時間を活用しながら繰り返し問題を解くようにしましょう。

9.面接対策

5月からの就活では、選考対策の一つとして面接対策もやはり重要になります。

面接を対策なしでスムーズに突破することは難しいため、事前に必須質問の回答を準備したうえで、印象の良い答え方や振る舞い、基本的な面接マナーを勉強しておく必要があります。

就活の面接では、主に志望動機・ガクチカ・自己PR・就活の軸などが必須質問として挙げられます。

これらはほとんどの企業で質問されるため、事前に答え方をまとめておくことが高評価を得る秘訣になります。

なお、質問の回答を用意するだけでは、すぐに好印象につながる答え方はできません。

面接は何度も練習を重ねることが重要といえるため、模擬面接などの対策を積極的に行い、本番をシミュレーションしながら練習を徹底していきましょう。

5月から就活する人のスケジュール

5月から就活を始める場合、周りの人と比べて遅いことがネックになるため、事前にスケジュールをよく把握したうえで効率よく立ち回る必要があります。

そのためここからは、以下の時期に分け、5月からの就活のスケジュールをまとめていきます。

5月から就活する人のスケジュール
  • 5月前半
  • 5月中旬
  • 5月後半

選考スケジュールは企業によってさまざまなので、詳細は企業の案内をよく確認する必要がありますが、一般的なスケジュールの目安は把握しておきましょう。

では、それぞれの時期にどのようなイベントがあるのかを解説していきます。

5月前半

5月の前半は、まず、いったん状況を把握したうえで自己分析から始める必要があります。

就活で行動を起こす際は、まずはとにかく、自己分析を行って就活の軸を決めなければ方向性が定まらないからです。

自分の強みや正確に基づいた適性もわからないため、遅いスタートで時間がないからといって、自己分析を省くことはNGです。

また、その際は、業界・企業研究も同時並行で進めていきましょう。

ほかには、5月前半には可能な限りエントリー手続きを済ませておく必要があります。

多くの企業は5月を迎える頃にはエントリーの受付を終了しているため、今からエントリーできる企業はないか、じっくり調べて探しましょう。

エントリーできる企業も締め切りギリギリの可能性があるため、5月前半のうちに早めに動き、忘れずにエントリーを済ませることが大切です。

5月中旬

5月中旬には、OBOG訪問を行い、ESや履歴書の精度を高めることも必要です。

OBOG訪問では、エントリーする企業で働いている社員に時間を取ってもらうことで、さまざまな情報を教えてもらえます。

企業研究の一環として良い機会になるため、忙しい中でも、OBOG訪問のチャンスがあればぜひ逃さないようにしましょう。

なお、企業によっては選考の中でグループディスカッションが実施される場合もあるため、その際は忘れずに対策する必要があります。

グループディスカッションは、事前に基本的な流れをつかんだうえで、役割分担について理解を深めておくことが大切です。

ほかには、スピーディーに選考が進む企業の場合は、下旬頃に面接の予定が入る場合もあります。

そのため模擬面接などの対策は、できる限り5月中旬頃から進めておきましょう。

5月後半

5月後半には、エントリーした企業の選考が開始される時期になります。

前半にエントリーを済ませた場合は、中旬~後半頃をめどに、選考の予定が立て込むことが予想されます。

そのため、スケジュール調整が必要な重要な時期であり、学業もうまくこなしながら自由に動ける日は可能な限り多く作っておくべきといえます。

就活に関係のない予定は、なるべく入れないでおきましょう。

5月から就活を始めたうえで内定を目指す場合は、効率的な動きが重要となるため、5月後半は対策と選考を同時に進めていく必要があります。

スケジュール管理のアプリや手帳などを積極的に活用しながら、予定を誤らないように注意したうえで、計画的に就活を進めることが大切です。

5月以降もエントリーできる業界

5月から就活を始める場合は、スタートが遅いがゆえに、エントリーできる企業が絞られる可能性があります。

人気のある大手企業などは、エントリーを締め切っているケースがほとんどであるため、まずは選択肢が多いわけではない点を認識しましょう。

そのためここからは、5月以降もエントリーできる業界をまとめていきます。

エントリーできることが多い業界・企業は、以下のとおりです。

5月以降もエントリーできる業界
  • ベンチャー企業や大手の子会社
  • 二次募集をしている企業

特にベンチャー企業などは選考スケジュールやフローに融通が効くため、5月からの就活でも、エントリーできる場合があります。

では、以下から詳細を見ていきましょう。

ベンチャー企業や大手の子会社

5月以降もエントリーできる業界・企業といえば、ベンチャー企業や大手の子会社などが当てはまります。

ベンチャー企業や大手の子会社は、柔軟な体制で採用活動を行っている傾向にあり、5月以降もエントリーを受け付けている場合が多いです。

また、企業によっては通年採用を実施しているケースもあるため、その場合は一般的な選考スケジュールに縛られることなく応募が可能です。

また、ベンチャー企業や大手の子会社は、短期的なスパンで選考を実施することも少なくありません。

そのため、5月にゼロから就活を始めた場合でも、うまくいけば5月中~6月頃にはスピーディーに内定を勝ち取れる場合もあります。

5月からの就活で焦っており、とにかく早めに内定が欲しい場合は、スケジュールを確認したうえでエントリーを検討してみましょう。

二次募集をしている企業

5月からでもエントリーできる業界・企業は、ほかに、二次募集を実施している企業が挙げられます。

企業は状況に応じて二次募集、三次募集…と採用活動を続けるケースも珍しくないため、タイミングが合えば、大手企業へのエントリーも可能な場合があります。

企業が採用活動を行う中では、途中で内定辞退が出るなど、採用枠が空くことがよくあります。

そのため、初回エントリー後に一度募集を締め切っていたとしても、不定期で募集が再開されることはあるものです。

二次募集のタイミングでエントリーしたい場合は、企業の公式ホームページをこまめにチェックし、募集状況を確認することが大切です。

知らず知らずのうちに二次募集がかかり、気づいた頃にはまた募集が終わっていた…というケースもあり得るため、情報のリサーチは欠かさないようにしましょう。

大学4年生の5月から就活をはじめて成功させるためのコツ

大学4年生の5月からの就活は、ペースとしてかなり遅いといえますが、5月にゼロから就活を始めたとしてもスムーズに内定を勝ち取れることはあります。

そのためここからは、5月から就活を始めて成功させるためのコツを解説していきます。

就活成功のコツは、以下のとおりです。

5月から就活を始めて成功させるためのコツ
  • 効率よく進める
  • 企業選びを適当に決めない
  • スケジュール敷き詰めない
  • 周囲の就活生と比較しない

とにかく効率よく準備や対策を進めていくことは重要であるため、5月に就活をスタートさせる場合は、高く意識を持ったうえで効率の良さを重視しましょう。

では、コツの詳細を以下からまとめていきます。

効率よく進める

大学4年生の5月から就活を始めてスムーズに成功を収めるには、効率よく進めることが大切です。

5月からのスタートとなると、周りはすっかり選考の真っ只中だからこそ、対策と選考を同時並行で進める必要があるからです。

じっくり一つのことに向き合っていると、エントリー時期を逃したり、一つ一つの対策が追いつかない可能性があります。

そのため、全部自分で準備を進めるのは難しいと判断したうえで、就活エージェントやエンカレッジ、就活支援課などを頼ることがおすすめです。

就活支援のプロに徹底的にサポートしてもらえれば、自分に合う求人をスムーズに見つけられたり、書類作成の際には添削を受けられたりします。

面接時は模擬面接を行ってもらうことも可能なので、効率よく就活を進めていくなら、専門の支援サービスは積極的に活用しましょう。

企業選びを適当に決めない

大学4年生の5月からの就活は、確かに遅いですが、だからといって必要な工程を省いて就活を無理やり進めることは危険です。

特に業界・企業選びを適当にこなしてしまうと、入社後のミスマッチが起こる可能性が高まります。

結果として転職を余儀なくされるのでは意味がないため、時間がない中でも、自分に適した業界・企業はじっくり厳選する必要があります。

丁寧に一つひとつの業界・企業を調べ、やりがいを感じながら働けるかをよく考えましょう。

エントリーする企業を雑に選んでしまうと、就活の軸からぶれた選び方になるため、志望動機・自己PRでも説得力のあるアピールができなくなる原因になります。

選考にも通りにくくなるため、時間がないとしても、企業選びには十分にこだわりましょう。

スケジュール敷き詰めない

5月から就活を始める場合は、スケジュールを詰め込みすぎないように気をつけてください。

必要以上にスケジュールをぎっしり詰めてしまうと、一つひとつの予定を管理しきれなくなり、対策や準備が薄くなる原因になります。

また、忙しすぎるせいでストレスが溜まれば、就活を頑張るモチベーションも落ち込んでしまうでしょう。

せっかく始めた就活に対してやる気を失ってしまえば、内定がない状態でますます追い込まれることになり、さらに焦りのストレスが溜まる悪循環に陥ります。

人がこなせるスケジュールには限界があるため、時間がないからといって、ハードスケジュールで自分自身を追い込みすぎないようにしましょう。

5月は通常どおり授業もあるため、学業とも両立しながら、丁寧にスケジュールを調整していくことが大切です。

周囲の就活生と比較しない

5月に就活をスタートさせる人は、周囲の就活生と比較しないようにしましょう。

確かに遅れていることは事実ですが、しっかりと就活をスタートさせている以上、比較は自分自身の焦りを助長するだけです。

メンタル管理の面で良い行為とはいえないため、比較して一喜一憂することは避け、自分のペースをしっかり維持しましょう。

必要以上に焦ると、準備不足のまま選考に臨んでしまうなどの失敗につながります。

5月の内定率は確かに高めですが、それでもまだ内定が出ていない就活生もいるものです。

そのため、まずは焦りすぎず、やるべきことを確実にこなすことを徹底してください。

今からでも準備と対策に向き合えば、すぐに内定が出るケースもあるため、周りと比較せずに就活を進めていきましょう。

まとめ

大学4年生の5月から就活を始める人は、周りの人と比べてかなりペースが遅いといえますが、しっかり準備を進めれば今からでも内定を勝ち取ることは可能です。

そのため、まずは必要以上に焦るのではなく、やるべきことと就活スケジュールを整理することが重要といえます。

最初は自己分析や業界・企業研究を行い、今からでもエントリーできる企業を見つけたうえで速やかにエントリーを済ませることが大切です。

そのうえでES作成や模擬面接などの対策を進め、5月からでもスムーズな内定獲得を目指しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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