就活を4月から始めるのは手遅れ?遅いと感じたらやるべき対策を徹底解説

就活を4月から始めるのは手遅れ?遅いと感じたらやるべき対策を徹底解説

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【4月からの就活は手遅れ?】4月時点の就活生の活動状況

4月からの就活は、手遅れではありませんが、一般的なペースと比べて遅れていると言わざるを得ません。

そのため、これまで何もしておらず4月から就活を始める場合は、効率的に準備を進めることを意識しましょう。

4月の時点では、すでに就活は本格的にスタートしており、内定をもらっている人も少なくありません。

過剰に焦ってプレッシャーに押しつぶされそうになる必要はありませんが、遅れを取っていることは、現実としてしっかり受け止める必要があります。

そのうえで、4月からできる準備を効率よく進め、ポジティブな気持ちで内定を目指しましょう。

【4月からの就活は手遅れ?】大学4年生の4月の内定率

大学4年生の4月の内定率

4年生の4月から就活を本格的にスタートさせる場合は、4月の内定率を前もって把握しておきたいところです。

上記の、2024年4月時点の25卒の内定率を調査した結果によると、4月時点の内定率は58.1%と、半数以上が内定を獲得していることがわかります。(リクルートの調査より)

この割合は年々上昇しているため、2025年4月時点の26率の内定率はさらに上がると考えられるでしょう。

【4月からの就活は手遅れ?】なぜ4月から就活が手遅れだといわれるのか

4月からの就活が手遅れだといわれる理由は、大手企業の採用枠が早期選考である程度埋まってしまっているからです。

多くの大手企業では夏・秋のインターンシップを通じて優秀な学生を早期に囲い込み、3月までに内々定を出すケースが増えています。

特に、現在就活生に人気のあるコンサルティングファームや外資系企業はこの傾向が強いです。

そのため、4月以降に就活を始める学生は内定枠の数が限られている中で内定を勝ち取らなければなりません。

また、早期に就職活動を始めた学生は、4月の時点で十分な自己分析、業界・企業研究ができており、質の高いガクチカや自己PRを持っています。

これらの学生と比べると、4月から就活を始めた学生は、4月以降にすべきことが多く時間的なゆとりもないと言えます。

以上より、4月からの就活開始は「手遅れ」と言われています。

【4月からの就活は手遅れ?】26卒の一般的な就活スケジュール

4月からの就活は、手遅れとまでは言わないものの、早めに準備を始めてきた人と比べて遅れていることは事実です。

そのため、今から遅れを取り戻して内定につなげるには、一般的な就活スケジュールから把握することが大切です。

26卒の一般的な就活スケジュールとして、ここでは、以下のポイントを解説していきます。

26卒の一般的な就活スケジュール
  • 就活は3月の情報解禁後から本格化している
  • すでに早期に選考を開始している企業も多い
  • 夏以降の採用や通年採用を行う企業もある

このように全体の流れや傾向を理解しておくことで、今から始めるべきことがわかりやすくなります。

では、詳細をそれぞれ見ていきましょう。

就活は3月の情報解禁後から本格化している

就活が本格化するタイミングは、一般的には、3月の情報解禁後です。

一部の企業・業界を除いて、ほとんどの企業は3月1日に新卒採用の情報を公開するため、それに伴って説明会やエントリーの受付を始める流れになります。

この情報解禁を経て、多くの就活生が動き出すため、3年生の3月は非常に重要な時期になるでしょう。

エントリー後は会社説明会の案内が届く流れであり、エントリーした企業が多ければ、その分予定がどんどん埋まっていくことになります。

そして、説明会・エントリーを済ませたあとは、いよいよ本選考が開始されます。

企業によって具体的なスケジュールは異なるため、1社ごとに詳細はよく確認しておく必要がありますが、早ければ3月後半頃には面接の予定が入ることになります。

その後は4月に入り、多くの企業が面接による選考を本格化させていくことになります。

すでに早期に選考を開始している企業も多い

近年は前倒しで選考を行う企業が増えているため、就活には、全体的に早期化の流れがあるといえます。

そのため、3月や4月を迎える頃には、すでに早期選考を経て内定を獲得している就活生も少なくありません。

情報解禁前に内定を持っている就活生がいるのは、前倒しで選考を始めていた企業にエントリーしており、その企業から内定を勝ち取っているからです。

なお、早期選考を行う傾向が強い企業・業界は、以下のとおりです。

早期選考を行う傾向が強い企業・業界
  • ベンチャー企業
  • 外資系企業
  • 放送・マスコミ業界
  • IT業界

ただし、以上はあくまで傾向であり、上記の企業・業界が必ず早期選考を行うわけではありません。

逆に大企業であっても早期選考を実施した事例はあるため、志望企業の選考情報はこまめにチェックすることが大切です。

どのような流れと締め切りで選考を行うのか確認し、手遅れを防ぎましょう。

夏以降の採用や通年採用を行う企業もある

企業の採用活動は、夏以降でも行われています。

特に中小企業やベンチャー企業は、内定辞退者が出やすいため、夏以降の採用に積極的な場合が多いです。

また、企業によっては通年採用を取り入れている場合もあるため、その際は時期はほとんど関係ないといえます。

このように内定を勝ち取れるタイミングは、実際のところ何度もあるものです。

4月からの就活は確かに遅いものの、完全に手遅れでない理由は、このようにまだまだチャンスは残されているからです。

そのため4月からあわてて就活に取り組んだものの、結果として夏までに内定が出なかった場合は、今度は夏採用に向けて準備を万全にする必要があります。

なお、確かにチャンスはまだ残されていますが、やはり時期が遅くなるほど選択肢が狭まることは事実です。

人気のある大手企業が、夏や秋のタイミングで採用活動を継続するパターンはあまりありません。

そのため、タイミングが遅れるほど、徐々に選択肢が狭まっていくことは理解しておきましょう。

【4月からの就活は手遅れ?】就活スケジュールにおける4月の特徴

4月から就活に取り組む際、4月中に見られる、具体的な就活スケジュールの特徴をつかんでおきましょう。

そのためここからは、就活スケジュールにおける4月の特徴を紹介していきます。

主な特徴は以下のとおりです。

4月の特徴
  • 一度は面接を経験している就活生がほとんど
  • 複数社の選考が同時に進むため忙しい
  • すでに内定出し、採用終了の企業もある

このように4月に起こることや忙しさの程度を理解しておけば、より計画的に就活の準備を進められます。

では、3つの特徴を詳しく解説していきます。

一度は面接を経験している就活生がほとんど

4月の時点では、一度は面接を経験している就活生がほとんどを占めることになります。

というのも4年生の4月までには、インターン選考や早期選考など、面接を経験するタイミングが何度もあるからです。

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引用元:内閣府「令和5年学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(p.57)」

内閣府の調査によると、大学4年生の4月時点で面接経験がある学生の割合は91.6%に上り、3月から4月にかけて10%以上増加していることがわかります

また、企業によっては3月にエントリーを開始したうえで、3月下旬頃には早くも面接を実施する場合があります。

そのため、傾向として4月までには多くの就活生が面接を経験した状態で、今後の対策を進めている状態といえます。

事前に面接を1回以上経験していれば、どのような空気感なのかがある程度わかるため、対策も進めやすくなるでしょう。

なお、4月までに一度も面接を経験してきていない人は、ほとんど就活らしい準備を今まで何もやってきていない人といえます。

当てはまる人は、そのような不利な状況を少しでも解消するために、模擬面接などの対策を徹底的に重ねることが大切です。

複数社の選考が同時に進むため忙しい

4年生の4月は、複数社の選考が同時に進む状況になります。

3月の情報解禁を経て、3月はエントリー手続きや説明会参加に追われることが多いですが、これに対して4月は選考が本格化してくる時期になります。

そのため、複数社の採用選考が同時進行となるケースが多く、忙しさはピークを迎えるでしょう。

あわせて面接練習などの対策も必要なので、土日以外はほとんど時間が取れない人も少なくありません。

アルバイトを続けながら就活に取り組む場合は、基本的に3月以降は、シフトを少なく抑えるなどの工夫が必要です。

また、同時進行で選考が進めば、それに伴って的確にそれぞれのスケジュールを管理しなければなりません。

日程を間違えれば命取りになるため、アプリや手帳などを積極的に活用し、毎日の予定ややるべきことを整理しながら選考に臨みましょう。

すでに内定出し、採用終了の企業もある

4月には、すでに内定を出し切ってしまい、採用活動を終了する企業も出てくるため注意が必要です。

応募者が殺到しやすい大手企業などは、早々に採用終了となるパターンがあり得ます。

そのため、4月から本格的に就活を始める場合は、志望する企業によってはエントリーできない可能性があります。

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引用元:株式会社キャリタス「2025年卒採用 内定動向/ 2026年卒 採用計画調査 ~ 新卒採用に関する企業調査(2024年10月)(p.8)」

キャリタスの調査によると、企業の26卒採用計画では、内定出し開始が3月〜4月に集中しています。

一般的に、内定出しを開始してから採用活動を終了するまでの期間は1〜3ヶ月ほどなので、3月から内定出しをしている企業は早ければ4月に採用終了してしまう可能性もあるのです。

採用終了となれば、その企業への新卒での入社は、残念ながら諦めなければなりません。

その意味では、4月からのやや遅れた就活は、人によっては手遅れにもなり得るでしょう。

しかし、完全に就職先のあてがなくなったわけではないため、4月以降にエントリー先を探す場合は視野を広げることが大切です。

広い視野でさまざまな選択肢を検討すれば、それに伴って内定を獲得できる可能性も高まるでしょう。

4月の就活でやるべきことやスケジュールはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【4月からの就活は手遅れ?】4月から始める人もまだ間に合う理由

4月からの就活でも、基本的には手遅れにはならず、精力的に準備すれば内定獲得までにはまだ間に合うものです。

4月までほとんど何もしていない状態でも、動き方次第では、6月頃までには内定を獲得することが可能になります。

就活を4月から始めてもまだ間に合う理由は、以下のとおりです。

就活を4月から始めてもまだ間に合う理由
  • 4月からエントリーを受け付けている企業も少なくない
  • 企業によっては二次募集もスタートしている
  • まだ内定を獲得していない就活生も半数近くいる

3月の情報解禁から1か月以上経ったとはいえ、まだエントリーを受け付けている企業も実際にはたくさんあります

必要以上にあわてないためにも、4月からの就活でもまだ間に合う理由を見ていきましょう。

4月からエントリーを受け付けている企業も少なくない

4月からの就活でも、まだ完全に手遅れにならない理由は4月からエントリーを受け付けてている企業も少なくないからです。

基本的に就活の本格的な開始時期は大学3年生の3月からですが、4年生の4月~5月頃から選考を受け付ける企業も中にはあります。

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引用元:株式会社キャリタス「2025年卒採用 内定動向/ 2026年卒 採用計画調査 ~ 新卒採用に関する企業調査(2024年10月)(p.8)」

キャリタスの調査によれば、26卒の採用で面接を4月以降に開始する企業も少なくはありません。

そのため、4月からの就活をスタートさせたとしても、エントリー時期が比較的遅い企業を選べば内定を勝ち取れる可能性が出てきます。

もちろん、より良いのは早い段階で就活準備を始めておけることですが、時期によってそのときに合う選択肢はあるということです。

したがって4月から就活を始める場合は、自己分析や業界研究などをしっかり行いつつ、今からでもエントリーが間に合う企業をピックアップすることが大切です。

企業によっては二次募集もスタートしている

企業によっては、二次募集がスタートしているケースもあります。

よって、二次募集にエントリーするという選択肢も生まれるため、4月からの就活でも間に合う可能性は十分にあるものです。

企業によっては採用予定数を下回り、追加の二次募集が実施されるケースも少なくないため、春を過ぎたタイミングでも採用活動は継続されています。

このような二次募集は、場合によっては「秋採用」「冬採用」と呼ばれます。

そのため、4月までほとんど準備をせず過ごしてきてしまい、春のうちに内定を勝ち取ることは絶望的…という人は、二次募集に向けて徹底的に準備を重ねる選択肢もありでしょう。

なお、二次募集の具体的な募集時期や企業の見つけ方などは、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

まだ内定を獲得していない就活生も半数近くいる

4月からの就活でも間に合う理由は、そもそも、まだ内定を獲得していない就活生が半数近くいるからです

確かに4月時点での内定率は50%前後になり、内定を持っている人の数だけを見れば焦る気持ちは強まるでしょう。

しかし逆に内定を持っていない人の割合を見れば、同じようにおおよそ2人に1人が、まだ内定を獲得していないことがわかります。

そういった面からも、まださまざまなタイミングでチャンスがあることがわかります。

4月上旬であれば、急いでエントリーすれば複数社にエントリーできる可能性があり、徹底的に準備すればそのまま内定につながることもあり得るものです。

まずは焦りすぎず、しっかり就活と向き合えばまだ間に合うことを認識したうえで、4月以降の就活を効率よく進めていきましょう。

【4月からの就活は手遅れ?】4月からの就活でやるべき就活対策10選

4月からの就活では、少しでも早く選考に間に合うように、さまざまな点に目を向けて着実に準備を進める必要があります。

そのためここからは、4月からの就活でやるべき対策を紹介していきます。

やるべきことは以下のとおりです。

4月からの就活でやるべき就活対策10選
  • 就活スケジュールを作成する
  • 自己分析をする
  • 興味のある企業にエントリーする
  • 説明会に参加する
  • 業界研究をする。
  • 企業研究をする
  • インターン・OBOG訪問をする
  • 志望動機・自己PRを作成する
  • 筆記試験・WEBテストの対策をする
  • 面接対策をする

このように事前に必要な対策・手続きを整理したうえで、落ち着いて準備に取り掛かれば、4月からの就活でも手遅れではありません。

では、それぞれどのようなことをやるべきなのか、詳細をチェックしていきましょう。

1. 就活スケジュールを作成する

まずは、4月からの就活を計画的に行うために、就活スケジュールを作成しましょう。

4月からの就活でこれまで何も準備を進めてきていない場合は、ほかの就活生と比べて、かなり時間に限りがあることがウィークポイントになります。

そのため、4月からの就活では、とにかく時間を無駄にせず有効活用することが大切です。

最初にやるべきことや各種手続きの締め切りなどを整理し、あらかじめスケジュールを立てて就活に取り組みましょう。

毎日の予定や就活全体の流れなどを把握しながら動けば、今後の予定に対して必要な対策を効率よく進めていけます。

特に、4月はES提出や面接などが立て込むため、スケジュールの把握は必要不可欠です。

複数の企業の選考が同時進行となる場合は、それぞれの選考フローをしっかりまとめておき、混同しないように把握することが大切です。

2. 自己分析をする

4月からの就活では、はじめに、自己分析を欠かさないようにしましょう。

就活では、面接官に自分の魅力や強みをアピールする必要があり、そのうえで自分がなぜその企業を志望するのか具体的に説明しなければなりません。

自己理解が不十分なままでは、まともなアピールができないため、内定獲得は難しくなります。

そのため、就活では最初に必要なこととして、必ず自己分析を行いましょう。

自己分析で自分の強みや長所、短所、性格、興味関心などを明確に理解すれば、そこから向いている仕事や環境などは自然と見極められるようになります。

そこから説得力のあるアピールができるようになるため、自己分析を一切行わないこと、雑に済ませることは就活においてはNGです。

時間がない場合は、適職診断や自己分析ツールなども積極的に活用しながら、効率的に自分に対する理解度を高めていきましょう。

3. 興味のある企業にエントリーする

4月からの就活を成功させるには、興味のある企業にエントリーをする必要があります。

就活でなにをすればいいのかわからなくとも、エントリーという具体的な行動に移せば、自ずと次にやるべきことが見えて来ます。

エントリーは選考フローに乗るために必ずしなければならず、逆にいえばエントリーをしないと選考に参加することは絶対にできません。

そのため、選考に進むかどうかわからなくとも、少しでも興味のある企業には必ずエントリーしましょう。

また、このときは、特定の業界にこだわったり、大手企業ばかりを選んだりしないようにしましょう。

4月からの就活は、一般的なペースと比べると遅れ気味といえるため、ある程度視野を広げてエントリー先を選んだほうが内定につながりやすくなるからです。

4月の時点でまだエントリー可能な企業は、3月にエントリーできる企業と比べて、ただでさえ少ない傾向にあります。

業界研究を行いながら少しでも気になる業界をリストアップし、エントリーしましょう。

4.説明会に参加する

エントリーと並行して行っていたいのが説明会への参加です。

4月から就活を始めた方には、特に合同説明会への参加をおすすめします。

就活で合同説明会に参加するメリットは複数あります。

まず、様々な企業が合同説明会に参加するため、短時間で多くの企業の情報収集ができ、自分にあった企業が見つけやすくなります。

次に、企業の担当者から直接話を聞くことができるため、ウェブサイトや求人票ではわからない、実際の業務内容や職場環境、企業文化についてリアルな情報を得ることができます。

また、オンラインの合同説明会では、入退室が自由にでき隙間時間で質の高い企業研究が行えるというメリットもあります。

5. 業界研究をする

自分が興味を持った業界について詳しく調べましょう。

業界研究の例としては以下の6つがあげられます。

業界研究の例
  • 業界の現状とトレンド
  • 主要企業とその競争力
  • 業界の課題と未来の展望
  • 必要なスキルと資格
  • 働き方や文化
  • 業界の成長可能性とリスク

まず業界の現状や成長トレンドを把握して、主要企業の競争力や戦略について調べましょう

次に、業界が抱える課題や未来の展望、仕事に必要なスキルや資格について理解を深めましょう。

また、業界特有の働き方や文化を調査し、自分の価値観に合った職場環境であるかどうかを見極めることも大切です。

さらに、業界の成長性やリスクを評価することで、長期的なキャリア形成に役立つ情報を得ることができます。

自己分析の結果と見合わせてどの業界が自分に適しているのか考えましょう。

4月の中頃までには1つの業界、多くとも3つの業界まで絞りましょう。

6.企業研究をする

企業研究をする利点は以下の通りです。

企業研究の例
  • 企業の理解が深まる
  • 自分との適合性を確認面接でのアピール
  • 業界内での位置づけ理解
  • 適切な質問ができる

企業研究をする際には、同じ業界の企業を5社以上見ることをおすすめします。

同じ業界の複数企業を研究することで、業界内での各企業の立ち位置や役割、企業文化の特徴などの理解を深めることができるからです。

そうすると、面接などで志望動機を聞かれた際に、競合優位性などを盛り込んだ説得力のある回答をすることができるようになるでしょう。

企業研究をする際には、同じような規模の企業ばかりを見ないように注意しましょう。

大手企業からベンチャー企業まで幅広く企業研究をすることではじめて正確な企業理解となるからです。

7.インターン・OBOG訪問をする

インターン・OBOG訪問は、就活の一環として非常に有益な活動です。

インターンシップでは、実際の職場での経験を通じて業務の内容や企業の文化を深く理解できます。

学問や座学では得られない現場のリアルな情報を得ることができます。

OBOG訪問では、先輩たちから企業や業界についての直接的な体験談を聞けるため、自分が興味を持つ分野や企業がどんな環境かを理解できます。

実際に企業で働いている社員の方から直接話を聞くことは、企業理解を深めるだけでなく、自己分析や今後の選考活動にも役立つ情報を得ることができます。

8.志望動機・自己PRを作成する

志望動機・自己PRを作成しましょう。

志望動機と自己PRは、選考の入口であるエントリーシートから、最後の選考である最終面接までずっと聞かれ続けます。

そのため、クオリティの高さが求められます。

就活の軸からブレない志望動機と自己PRを作成しましょう。

なお、企業の志望動機だけではなく業界の志望動機を作成しておくことをおすすめします。

人事面接ではよく「どうしてその業界を志望するのか、そしてなぜその業界の中で自社を志望するのか」が聞かれるからです。

就活の軸→業界の志望動機→企業の志望動機→企業で活かせる自分の強みの流れを予め作っておくことでこの質問にもスムーズに答えることができるでしょう

9.筆記試験・WEBテストの対策をする

Webテストには様々な形式があり、業界や企業ごとに出題形式が異なります。

WebテストのURLからどのタイプのテストを受けるのかわかることがあるので、受験する前に確認するようにしましょう。

また、テストを受験する2週間ほど前から、問題集を解き、時間配分や問題形式に慣れておきましょう。

テスト名 説明 出題される内容
SPI(総合適性検査) 多くの企業で使用されているテストで、言語、非言語、性格などを測る。 言語問題(文章理解や語彙)、非言語問題(図形のパターンや数式)
GAB(ガロア) 論理的思考や空間認識能力を測る問題が多い。 論理的思考、空間認識能力
CAB(キャリア適性検査) 思考力、集中力、学習力を評価する内容が中心。 思考力、集中力、学習力

10.面接対策をする

面接の対策をしましょう。

就活において面接対策は非常に重要です。

面接は、企業があなたを直接評価できる唯一の機会であり、書類選考や履歴書では伝えきれないあなたの人柄やスキルをアピールできる場でもあります。

以下のような頻出の質問に対する答えは予め用意しておきましょう。

4月からの就活でやるべき就活対策10選
  • 自己紹介をしてください
  • 自己PRをしてください
  • なぜこの業界を志望していますか?
  • そのなかでなぜ弊社の選考に応募したのですか?
  • 学生時代に頑張ったことは何ですか?
  • 就職したらやりたい仕事は何ですか?
  • 長所と短所を教えてください
  • 失敗した経験について教えてください
  • 10年後何をしていると思いますか?
  • 最後に質問はありますか?

このほかにも「周りからどのような人物だといわれますか?」のような質問がされることがあります。

そのため、自己分析をしっかりとしてどのような質問が来ても落ち着いて答えられるようにしておきましょう。

また、一次・二次・最終面接にはそれぞれの特徴があり、対策方法も異なります。

【一次・二次・最終面接のそれぞれの特徴】

面接段階 特徴 質問内容とアピールポイント その他の注意点
一次面接 - 第一印象やビジネスマナーなど基本的な部分をチェック
- 2人以上の面接官による確認
- 応募者が企業の採用基準を最低限満たしているかを確認
- 自己PRや志望動機などの基本的な項目
- 質問内容はシンプルで基本的なものが多い
- 一人当たりの回答時間は約10分
- グループ面接の場合、回答時間が短いため、簡潔にアピールが必要
- 合格率は低く、油断は禁物
二次面接 - 一次面接を通過した学生をさらに吟味
- 経験豊富な責任者クラスの社員が面接
- より深く鋭い質問
- 具体的な回答を求められる
- 質問に対して理由を問われることが多い
- 事前対策が重要
- 自分なりの言葉で考えを伝えることが求められる
- 面接官は「社長や役員に見てもらっても問題ないか」を基準に見る
最終面接 - 経営者が採用するに足るかを判断
- 企業のコストを負担する観点で見る
- 自分の強みや熱意をアピール
- 採用するに足るかの判断
- 最終面接の通過率は約50%
- 思っている以上にシビアな面接なので、気を抜かず自信を持って臨むことが大切
- 高いコストを企業が負担することを理解する

以上のように、面接は選考フローによってすべき対策が異なります。

二次面接までがうまくいったからといって、最終面接も突破できるわけではありません。

また、最終選考では、役員や部長のような重役と面接することがほとんどです。

緊張しすぎることがないように、予め模擬面接を十分にしておきましょう。

【4月からの就活は手遅れ?】4月からの就活で注意すべきポイント

4月からの就活は、いくつかのポイントに注意したうえで進める必要があります。

時間がないからこそ、注意点については事前にしっかりチェックし、失敗やトラブルを避けることが大切です。

主な注意点は、以下が挙げられます。

4月からの就活で注意すべきポイント
  • 企業の採用スケジュールはこまめに確認する
  • 周りの就活生の状況と比較しすぎない
  • 結果に一喜一憂し過ぎない
  • 息抜きする時間を必ず作る
  • 就活の軸を明確にもっておく

特に、周りの就活生と比較しすぎず、自分自身で丁寧にモチベーションやメンタルを管理することが大切です。

また、スケジュールを細かくチェックすることや就活の軸を明確に定めることも重要です。

では、詳細をそれぞれ見ていきましょう。

企業の採用スケジュールはこまめに確認する

4月から就活を始める場合は、一般的な就活生のペースと比較してやや遅れたスタートになるため、企業の採用スケジュールをこまめにチェックする必要があります。

時間が限られているからこそ、企業の採用スケジュールを前提に、やるべきことや対策の内容を決めることが大切だからです。

例えばエントリーシートの提出期限や面接日などを事前に把握しておけば、少なくとも、最低限いつまでに選考対策を行えば良いのかが見えてきます。

計画的かつ効率的に選考を受けるためにも、採用スケジュールは逐一確認しながら動くことが望ましいです。

なお、同じように4月以降でもエントリーできる企業でも具体的なスケジュールは異なるため、異なる企業のスケジュールを混同しないことも重要です。

周りの就活生の状況と比較しすぎない

4月からの就活では、周りの就活生の状況と、あまり比較しすぎないようにしてください。

自分を奮い立たせるうえであえて比較し、ある程度自分にプレッシャーを与えることも大切ですが、比較はあくまでやり過ぎない範囲に抑える必要があります。

就活のゴール設定は人によって異なり、内定獲得数や獲得時期の早さなどは、そもそも周りと比べるものではありません。

そのため、一般的な内定率のデータにも、あまり振り回されないようにしましょう。

周りの就活生と比較した結果、強いプレッシャーを感じるようになれば、選考対策にはなかなか集中できなくなります。

今からできる就活に気持ち良く集中するためにも、不必要な比較は行わないようにしましょう。

結果に一喜一憂し過ぎない

一つの結果に一喜一憂しすぎないようにしましょう。

就活は多ければ10社以上の選考を受けることにもなる長期戦です。

そのため、一つ一つの選考結果にこだわってしまうと精神的にかなり疲れてしまいますし、他の選考のモチベーションに影響してしまうでしょう。

選考の結果は、会社の事情やライバルの質など様々な要素が絡み合っています。

そのため、ある企業の選考を通過したからといって、同レベルの企業の選考を必ず通過できるわけでもありませんし、その逆もまたしかりです。

一つの選考結果から自分を過大評価して慢心したり、過小評価して自信をなくすことがないようにしましょう。

息抜きする時間を必ず作る

たとえ就活が順調に進んでいないと感じたとしても、息抜きをする時間は必ず作るようにしましょう。

就活で適度な休憩が重要な理由は以下の5つです。

就活で適度な休憩が重要な5つの理由
  • 精神的リフレッシュ
  • ストレス管理
  • 創造力向上
  • 身体的健康の維持
  • モチベーションの維持

長時間の作業や面接準備は精神的・肉体的に負担が大きく、休憩を取ることで集中力が回復し、次のタスクに効率的に取り組めます。

また、休憩によってストレスを軽減し、新しいアイデアや視点が浮かぶこともあります。

適度な休憩をはさみながら、前向きに就活を行いましょう。

就活の軸を明確にもっておく

4月から就活を始める場合は、就活の軸を明確に定め、軸からぶれない企業選びを心がける必要があります。

どのようなタイミングから就活をスタートするにしても、就活の軸は、自分の方向性を明確に定めるうえで必須のものだからです。

就活の軸を設けていなければ、常になんとなくの感覚でエントリーする企業を選ぶことになってしまい、ミスマッチが起こる原因になります。

説得力のある志望動機や自己PRなども見つからないため、当然、良いアピールもできないでしょう。

そのため、準備として自己分析を行った際は、その結果に基づいて就活の軸も明確に定めておきましょう。

自分の興味関心や強み、モチベーションが上がるポイントなどに基づいて、企業選びがスムーズになる軸を定めてください。

【4月からの就活は手遅れ?】4月から就活を始めるのが不安な場合の対処法

4月から就活を始める場合でも、手遅れにはなりませんが、どうしても不安がぬぐえない人も多いはずです。

そのためここからは、4月からの就活が不安なときの対処法を紹介していきます。

主な対処法は、以下の3つが挙げられるでしょう。

4月からの就活が不安なときの対処法
  • OBOG訪問をする
  • 大学のキャリアセンターを利用する
  • 就活エージェントを利用する

以上の点を意識して4月からの就活のサポートにつなげれば、不安や疑問を解消できるため、より就活に集中しやすくなります。

では、対処法の内容を詳しくまとめていきます。

OBOG訪問をする

実際にその企業で働いている先輩たちから直接話を聞くことで、企業文化や業務内容、面接の傾向など、さまざまな情報を得ることができます。

それにより、自分がその企業に適しているかどうかをより深く理解でき、具体的なイメージを持つことができるので、就活に対する不安を解消できるでしょう。

また、OB・OG訪問では、選考プロセスについてのアドバイスをもらえることがあり、対策がしやすくなります。

例えば、企業が重視するスキルや人物像について、実際の経験を元にした具体的なアドバイスをもらうことができます。

さらに自分から疑問点や不安な点を質問をすることで、疑問や不安を直接解消できるので、精神的な安心感を得ることができるでしょう。

大学のキャリアセンターを利用する

4月から就活を始めるうえで不安が大きい場合は、大学のキャリアセンターを積極的に利用することが大切です。

大学のキャリアセンターでは、同じ大学の人がどのような就活をしているのか、スムーズに情報収集することができます。

また、キャリアセンターには、そもそも就活や卒業後のキャリアについて情報が充実しています。

積極的に通ってキャリア相談を行ったり、模擬面接を実施してもらったりすれば、アドバイスを受けながら効率的に準備を進められるでしょう。

ただし、3年生の3月以降は就活が本格化するため、キャリアセンターの相談窓口や選考対策の予約は取りにくくなる場合があります。

キャリアセンターを有効活用したい場合は、少しでも早めに行動を起こすことが大切です。

就活エージェントを利用する

4月からの就活で不安が大きい場合は、就活エージェントを利用することがおすすめです。

就活エージェントは就活支援のプロであり、企業紹介だけでなく、企業ごとの選考対策まで手厚くサポートしてくれることが大きなメリットです。

選考対策では、ESや履歴書の添削、模擬面接などを積極的に行ってもらえます。

プロによるわかりやすいアドバイスをもとに、効率的に就活準備を進めていけるため、4月から就活を始める場合は良いサポートになるでしょう。

実際に就活エージェントは、就活支援において多くのノウハウを持っており、準備が遅れてしまった人にもさまざまな支援のパターンを用意しています。

4月の段階で何もしていない状態でも、やるべきことを丁寧に案内してもらえるため安心です。

就活市場が運営するジョブコミットは完全無料で利用できます。

就活の相談をしたい方はぜひ以下のボタンを押してみてください。

【4月からの就活は手遅れ?】大学3年生が4月から就活は手遅れなのか

大学27卒の方が大学3年の4月から就活をはじめた場合、全く手遅れではなく、むしろそれはかなり早い段階で就活を始めたといえます。

4月時点で27卒の方におすすめの就活は以下の4つです。

27卒の方におすすめの就活
  • 自己分析
  • 業界研究
  • サマーインターンへの準備
  • ガクチカ作り

それぞれ詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

自己分析をしよう

就活をはじめてまず行うべきことは自己分析です。

自己分析をすることで、自分の強みや価値観、キャリアの目標を明確にし、自分に合った仕事や企業を見つけることができます。

下の表を参考に自己分析をおこなってみてください。

【就職活動の自己分析ステップ】

ステップ 内容
1. 自分の強み・弱みを把握する 自分の得意なこと(強み)や改善が必要なこと(弱み)を整理する 強み:リーダーシップ、分析力
弱み:プレゼンテーションが苦手
2. 自分の価値観を確認する 自分が仕事において重視する価値観を明確にする 成長、安定、社会貢献、自由
3. 自分の興味や適性を見つける 自分が興味を持っている分野や職種を考え、それに合った企業を探す 職種:営業、エンジニアリング、マーケティング
業界:IT、製造業、金融
4. 経験・実績を振り返る 過去の学業、アルバイト、インターンシップなどの経験から学んだことや成長した点を振り返る 学生時代のプロジェクト、アルバイトでの成果、課外活動の経験
5. 自分のキャリア目標を明確にする 将来のキャリア目標を具体的に設定し、そのために必要な仕事やスキルを考える 5年後にリーダー職、海外で働く、プログラミングスキルを極める
6. 企業文化と自分の相性を考える 自分の価値観や働き方が企業の文化と合っているかを確認する チームワーク重視、イノベーション重視、自立性を求める企業

業界・企業研究を使用

自己分析ができたら、業界・企業研究をしましょう。

業界・企業研究は就職活動において非常に重要なステップです。

企業や業界について深く理解することで、自分に合った職場を見つけることができ、面接やエントリーシートでのアピールも効果的に行えます。

以下のような点に注意して、業界・企業研究を行うとよいでしょう。

就活で適度な休憩が重要な5つの理由
  • 業界のトレンドや動向
  • 企業のミッション・ビジョン
  • 企業の文化や働き方
  • 競合優位性
  • 企業の成長性と安定性
  • 企業の社会的責任(CSR)やSDGsへの取り組み
  • 求められるスキルとキャリアパスを理解する
  • 社員の声を集める

サマーインターンに参加しよう

大学3年生のサマーインターンは、就活において非常に重要です。

なぜなら、近年の就活早期化の流れを受けて、サマーインターンで優秀な成績を残した場合、早期選考ルートが用意されることが多いからです。

また、様々な業界のサマーインターンに参加することで、冬以降の本選考開始時期に、自分の適職で悩む必要がなくなります。

ぜひ、サマーインターンに参加して早期内定獲得を目指してください。

ガクチカを作ろう

大学3年生の4月から就活を始めた場合、本選考が開始する冬までにガクチカを作ることができます。

ガクチカを作る方法としては、「現在の活動に力をいれる方法」と「新しく活動を始める方法」の二つがあります。

前者の「現在の活動に力をいれる方法」をとる場合には、目標を持って活動を行うとよいでしょう。

例えば、サークルであれば全国入賞や、ゼミであれば優秀賞受賞などです。

目標を達成するためには、現在どのような課題があり、それをどのように解決するかを意識しながら活動を行ってください。

後者の「新しく活動を始める方法」をとる場合は、長期インターンがおすすめです。

長期インターンではサークルやアルバイトでは経験できないビジネスを経験することができます。

ビジネスの場で成果を残せれば、強力なガクチカとなるでしょう。

また、長期インターンに参加している学生は少ないため他の学生との差別化を図ることもきます。

【4月からの就活は手遅れ?】よくある質問と答え

就活において、内定をもらう時期は企業や業界によって異なりますが、一般的には 6月~7月までには内定を得ておくことが望ましいとされています。

企業の採用活動が4月から本格化し、6月1日の内定通知解禁日から企業は本格的に内定を出し始めるからです。

しかし、業界によっては夏以降に採用活動を行うところもあり、そうした企業では、8月~9月までに内定をもらえることもあります。

しかし、早めに動き出すことは有利に働くので、6月までには何らかの結果を得ていることが理想です

大学4年から大手企業に行く方法としておすすめなのが二次募集を狙う方法です。

もちろん一次締め切りの選考に参加し内定を獲得することも可能ですが、大手企業は倍率が高く志望する学生のレベルも高いため、準備不足の状態では早々に選考フローから脱落してしまうでしょう。

そのため、しっかりと自己分析と企業研究をした状態で、二次募集に応募することをおすすめします。

しかし、すべての企業が二次募集を行っているわけではないので選考機会が一度しかない場合には、早急に対策を始めましょう。

内定獲得までには1ヶ月〜3ヶ月程度かかることが多いですが、業界や企業によってはもっと早く決まることも、逆に時間がかかることもあります。

一般的に、企業の規模が大きければ大きいほど内定獲得までの期間は長いといえます。

そのため、とにかく早く内定がほしい場合は、短期の選考を行っているベンチャー企業や中小企業の選考に参加しましょう。

しかしこのような企業を自力で探すのはかなり難しいので、4月から就活を始めてあまり時間に余裕のない方は就活エージェントを利用することをおすすめします。

【4月からの就活は手遅れ?】まとめ

4月からの就活は、確かに遅れ気味ではあるものの、手遅れではありません。

そのため、まずは今から準備すべきことと今後のスケジュールを整理し、計画的に動くことが大切です。

今からでも就活と徹底的に向き合ったうえで積極的に行動すれば、早ければ6月頃までには内定を獲得できる可能性があります。

また、6月までの段階で内定が出なくても、夏以降でも採用のチャンスはたくさんあるものです。

まずは自己分析や企業研究などの必要な準備を行い、残されたチャンスと時間を十分に活用したうえで、効率的に就活成功を目指しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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