大学3年生にとって、11月は就活における重要な時期といえます。
11月といえば秋冬のインターンが開催されたり、早期選考がスタートしたりするため、就活準備がバタバタと進むことも珍しくありません。
そのため、今から就活に臨もうとしている大学3年生は、もう遅いのではないかと心配になる心理もあるでしょう。
周りにはずいぶん前から就活準備をコツコツと始めてきた同級生もたくさんおり、そんな人たちの動きを見れば、確かに焦るのも無理はありません。
本記事では、「大学3年生の11月からインターン参加を考えるのは遅いのか」というポイントを考えたうえで、やるべきことを細かく整理していきます。
実際には11月からでもやれることはさまざまあり、今からでも追いつける可能性は十分にあるため、あわせて11月からのインターン参加のコツなどもチェックしていきましょう。
- 11月から就活を始める人がやるべきこと
- 11月締め切りの冬インターン
- 11月からのインターン参加で成功するコツ
- 今までインターンに参加したことない人
- これから冬インターンに参加する人
- インターン参加で優遇が欲しい人
11月からインターン参加は遅い?
大学3年生の11月にインターン参加を考えるのは、はっきり言って遅いといえます。
今からインターン参加を検討している人は、そもそもその他の就活準備も何もしていないケースがほとんどです。
インターンについてはすでにサマーインターンが実施されており、事前に準備を重ねてきている人は、3年生の6月頃から就活に向けて動き出しています。
そういった準備万端な人たちと比べると、11月からのインターン参加は、正直出遅れていると言わざるを得ません。
しかし、かといって「もう就活手遅れかも…」と絶望する必要はありません。
確かに半年ものハンデがある状態ですが、準備次第では十分間に合うため、まずは必要な準備を考えること・11月からのインターン参加のコツを押さえることが大切です。
また、12月のインターンを今のうちから探し、選考対策を進めていけば本選考直前の冬インターンに参加できるかもしれません。
12月のインターンに関してはこちらの記事をご覧ください。
11月からの就活で意識すること
この11月から就活自体をスタートさせる人が意識すべきことは、ずばり「計画性」です。
計画性をもって準備を進めることができれば、今からでもインターンに参加でき、そこから早期選考への案内を受けられるかもしれません。
逆に計画性をもたず、ただやみくもに就活を進めようとすると、気づいたら興味のある企業のインターンが終わってしまっていたり、十分に対策や準備ができないまま選考が始まってしまったり、といった事態になりかねません。
まずは冬インターンのチャンスを逃さないよう、参加したいインターンをピックアップし応募することから始め、並行して自己分析や業界研究、選考対策を計画的に進めていきましょう。
一般的な11月のインターン状況
まず、11月からのインターン参加を検討する際は、一般的な11月のインターンの状況を知っておきましょう。
情報解禁の時期である6月からさまざまな就活準備をスタートさせた大学3年生は、サマーインターンを経て、11月には秋インターンに参加しているケースがほとんどです。
さらにいうと11月は冬インターンを控える時期でもあるため、冬インターンの応募については終わりが近づいています。
そのため、コツコツと早いうちから就活に臨んでいる学生であれば、冬インターン参加に向けて準備を進めていることも多いでしょう。
11月の時点で就活準備を何も始めていないことについて、過剰に悲観する必要はありませんが、現在の周りの状況について冷静に理解することは重要です。
本選考も開始
11月というとまだ選考は早いイメージがありますが、実は企業によっては、大学3年生の11月の時点で選考が始まっていることがあります。
傾向として、ベンチャー企業は早期に本選考をスタートさせることが多く、早い人は11月の時点で本選考を受けているケースも見られます。
さすがに大手企業などは来年3月以降の情報解禁からですが、11月というと、3月までにはそもそも4か月程度しかありません。
実際にはそこまで差がないため、11月本選考でも、かなり早いわけではないのも事実といえます。
本選考が始まっている企業もある中で、就活準備を何もしていないのは、大きなビハインドであると理解できるでしょう。
早ければ良いというわけではありませんが、「まずい」と思った時点で、早期にインターン参加などの準備を進めるべきといえます。
11月には始まっている早期選考とは
早期選考とは、本選考のエントリー開始の3月より前に実施している選考のことをいいます。
早期選考は、本選考と比べてスピーディに選考が進んでいったり、ライバルが少なかったりと様々なメリットがあり、就活生にとっては大きなチャンスといえるでしょう。
業界によって早期選考のスケジュールは異なり、外資系やコンサル、マスコミなどの業界では、8月頃から早期選考のエントリーが開始されています。
そのため、業界や企業によっては11月から早期選考を受けるのが難しい場合もありますので、注意が必要です。
自身の志望業界・企業の早期選考のスケジュールを確認しておくとよいでしょう。
早期選考のきっかけ
早期選考は、企業HPや就活サイト等で公に募集されているのではなく、インターンに参加し社員から案内を受けることで、エントリーできる場合が多いです。
また、インターンに参加すれば必ず早期選考が案内される、というわけではありません。
インターンへの取り組み方や成果をもとに、優秀であると認められた学生にだけ案内される場合があります。
そのため、インターンに参加できたからといって気を抜くのではなく、早期選考のチャンスに繋がる可能性があることを常に意識し、気を引き締めてインターンに臨むことが重要です。
早期選考のメリット・デメリット
早期選考の一番のメリットは、就職活動を早く終えることができるところです。
就活が長期化すると、どうしても焦りや不安が募り、納得のいく選択ができなくなる可能性も高まります。
就活が早く進められると、ある程度心や時間に余裕をもって選択しやすくなるでしょう。
一方、早期選考のデメリットとして挙げられるのは、対策や準備が不十分なまま選考に臨まなければならない場合があることです。
早期選考は、就活を始めてから間もなく、準備期間が短い状態で迎えることになります。
初めての面接やグループディスカッションでは不慣れなことが多く、緊張や戸惑いから本来の実力を発揮できないことも考えられます。
早期選考に落ちると一般の本選考に参加できないという企業も中にはあるため、早期選考にエントリーする際は注意が必要です。
11月からインターンに参加する人がすべきこと
大学3年生の11月から就活する場合、先に言っておくと、やるべきことは山積みの状態です。
少しでも早めに準備を開始して、やるべきことを片付けていく必要があるため、11月からはぜひ就活としっかり向き合っていきましょう。
11月からの就活でやるべきことは、以下のとおりです。
- まずは本選考の締め切りをチェック
- 自己分析
- 業界・企業研究
- 就活の軸の決定
- ES対策
- 面接対策
- テスト対策
- グループディスカッション対策
- OBOG訪問
- インターンへの参加
- インターンの参加目的を明確にする
- スケジュール調節をする
このように、最終的な内定獲得のためにやるべきことは、決して少なくありません。
では、ひとつひとつの重要なポイントなどを見ていきましょう。
まずは本選考の締め切りをチェック
11月から就活をスタートさせる人は、今後のスケジュール感をつかむために、本選考の締め切りをチェックしておきましょう。
先ほども触れてきましたが、11月の時点では、本選考がすでに始まっている企業も多く見られます。
ベンチャー企業、外資系、テレビ業界などは、その他の企業と比べて選考開始のタイミングが早い傾向です。
学生によっては、大学3年生の冬頃には内定をもらっている人も少なくありません。
そのため11月から就活を始める際は、興味のある企業をピックアップしたうえで、本選考の締め切りをよく確認しましょう。
すでに本選考が始まってしまっている企業については、残念ながらエントリーを諦めなければならない可能性があるため、注意が必要です。
具体的な締め切りの日程を確認したうえで、ESだけでも早急に書くべきといえます。
自己分析
11月から就活を始める場合でも、自己分析は忘れずに行う必要があります。
就職活動では、自己分析は避けて通れない重要な準備のプロセスです。
自己分析とはさまざまな項目を設けて自分自身について理解を深め、自分のキャリアや適性などを考えていくことになります。
これまで送ってきた人生を改めて振り返り、自分という人はどのような人間なのかを整理してみましょう。
強みや弱み、将来像などを深く考えることで、自己理解が深まります。
自己分析が不十分だと、ES・面接で筋の通ったアピールができず、行き当たりばったりの回答になってしまいます。
なお、自己分析は自分だけでやらないことが重要なポイントです。
友人や家族に話を聞いてもらったり、自己分析ツールを活用したりして効率よく行うことなどをぜひ意識しましょう。
自己分析の上手なやり方については、こちらをぜひ参考にしてみてください。
業界・企業研究
11月からの就活では、業界・企業研究も欠かさず行いましょう。
業界・企業研究は、志望する業界・企業について現状や将来性などをよく調べることです。
その他、取り組みや事業内容、ほかの企業にはないユニークなポイントなどにも目を向け、総合的に理解を深めることが重要となります。
業界・企業研究が十分でない場合は、その企業に合ったアピールができず、志望度の高さや熱意が伝わりません。
ほかの企業にも当てはまることを伝えてしまうことで、マイナス評価につながる恐れがあります。
「本当によくうちのことを調べてくれている。熱意が伝わってくるので、入社してもらいたい」と採用担当者に思ってもらうためにも、業界・企業研究は徹底しましょう。
なお、業界・企業研究の進め方については、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
業界研究:
企業研究:
就活の軸の決定
11月から就活を始める場合は、就活の軸を決める必要があります。
就活の軸は、仕事内容・キャリアビジョン・自分が働くうえで重視すること(地元で働きたいなど)をもとに決める、志望先企業を絞り込むための条件のことです。
就活の軸は、志望動機や自己PRなどとあわせて、面接でよく聞かれる傾向にあります。
そのため、しっかりと自己分析を行ったうえで、軸を設定しておくことが必要です。
そもそも就活の軸が定まらなければ、スムーズにエントリー先を決めることができず、常にやりたいことなどの方向性がぶれてしまいます。
この先ぶれずに就活準備を進めていくためにも、11月の時点で軸は定めておきましょう。
なお、就活の軸を決める方法や具体例、面接で聞かれたときの答え方などは以下をチェックしてみてください。
ES対策
11月からの就活では、ES(エントリーシート)の対策も欠かせないでしょう。
ES提出は原則としてどの企業に応募する場合でも必須となるため、対策なしでは魅力的なESが提出できず、書類選考で落ちる原因になります。
企業にとってESは学生の第一印象そのものであり、「会ってみたい」と感じるかどうかが重要なポイントです。
たとえば字が雑であればおおざっぱな性格だと判断され、余白が目立つESでは中身がない・準備不足などと感じられてしまうでしょう。
そのため、ESの内容はしっかり見直し、企業の興味を引くものに仕上げる必要があります。
なお、ESの内容は企業によりけりなので、中には難解で作成が大変なものも少なくありません。
難しい内容のESはじっくり時間をかけて作成したうえで、第三者に添削してもらうことが大切です。
ESの書き方については、以下をチェックしてみましょう。
面接対策
11月から就活開始の人は、面接対策をしっかりと実践していきましょう。
選考の中で面接に比重を置いている企業は多数あると考えられるため、頻出問題にはしっかりと対応できるように備えることが必要です。
また、単純にテンプレどおりの答えを用意するのではなく、深掘りされても問題ないように準備を進める必要があります。
基本的に面接対策は、自分だけで行うのではなく、周りの人に手伝ってもらうことが大切です。
友人や家族、キャリアセンターのスタッフ、ほかには就活支援のプロである就活エージェントなどへの相談が望ましいでしょう。
模擬面接をたくさん重ねれば、面接の空気感に慣れるため、受け答えがうまくいきやすくなります。
なお、就活の面接の頻出質問については、以下をチェックしておきましょう。
テスト対策
11月から就活の準備を進める際は、WEBテストの対策も重要となります。
基本的に新卒採用の就活では、選考の過程においてWEBテストが実施されるケースが多い傾向です。
代表的なテストはSPIや玉手箱があり、主に言語・非言語・英語・プログラミングなどの分野で出題されます。
対策は必須ですが、11月からという時間が限られている中では、正直重点的に時間を設けていられないことも確かです。
したがって、WEBテストについては学習ツールや対策本などを活用し、通学時間などの隙間時間を使って対策することが望ましいといえます。
特に学習ツールは、スマホがあればどこでも開けて勉強できるため、隙間時間を使ったテスト対策には必須ツールになります。
グループディスカッション対策
11月から就活を始める場合は、グループディスカッションに対する備えも万全にしておきましょう。
グループディスカッションは、企業によって実施されることがある選考方法の一つです。
何人かのグループを学生同士で組み、それぞれの立ち回りや論理的思考力、性格などを企業は評価しています。
グループディスカッションは慣れることで発言もスムーズにできるようになるため、とにかく大事なのは練習を重ねることです。
周りにサポートしてくれる友人がいる場合は、友人と練習を重ねておきましょう。
ほかには練習ができるアプリもあるため、活用がおすすめです。
慣れれば一見難しいと感じられるテーマでも意見を主張することはできるため、回数を重ねてグループディスカッションの雰囲気に慣れましょう。
なお、グループディスカッション突破のコツについては、以下を見てみてください。
OB・OG訪問
11月からの就活では、OB・OG訪問も積極的に済ませておくべきといえます。
OBOG訪問は、気になっている企業について知るための一番の近道になり得ます。
実際に働いている社員のリアルな意見・感想が聞けるので、企業研究が進みやすくなるのがポイントです。
ES・面接の受け答えにも説得力が増すため、エントリーする企業について理解を深めるのであれば、OB・OG訪問は積極的に行っておきたいところです。
大学のキャリアセンターでは、志望先企業で内定を獲得したOB・OGの情報を提供してくれることもあります。
まずはキャリアセンターに相談し、OB・OG訪問の機会を作ってもらえないか確認してみてください。
11月からの就活で切羽詰まっているからこそ、効率的に企業研究を進められるOBOG訪問は有効といえます。
インターンへの参加
11月から就活準備を始める際は、人によってはインターンにまず参加したいと考えることもあるでしょう。
実際のところ、11月から準備して参加できるインターンは限られてきます。
すでに募集を締め切っているところも少なくないため、希望のインターンに参加できない可能性には注意しましょう。
しかし、出遅れたからといってまったくチャンスがないわけではありません。
また、インターンには以下のように複数のメリットがあるため、準備が遅れた人でも参加は積極的に検討すべきといえます。
- ほかの学生と交流・情報交換できる
- 企業の雰囲気を知れる
- 実際に働いている社員に質問できる
- 働くことのイメージを持てる
そのため、まずは今から参加できるインターンについて調べることが重要です。
11月に開催される冬インターンについての詳しい情報や対策方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
インターンの参加目的を明確にする
11月から就活を始める際は、インターンの参加目的を明確にすることも重要です。
参加目的を明確にすることで、インターンを探す際にどう探したらよいか迷ったり、多大な時間を費やしたりすることが減り、自分に合ったインターンを効率的に探しやすくなります。
インターン当日も何を意識して参加すればよいか、インターンを通じてどのような情報やスキルを得たいかなどが明確になり、学びが多くなるでしょう。
また、インターンの参加目的はESや面接で聞かれる場合もあります。
選考を突破しインターンに参加するためにも、あらかじめ参加目的をしっかり考え、言語化しておくことが大切です。
以下の記事では、インターンの参加目的を考える際のポイントや回答例文を紹介しておりますので、是非ご一読ください。
スケジュール調節をする
11月から就活開始の場合は、スケジュールの調節も大切です。
インターンに応募し参加できることが決まっても、授業やアルバイトと重なってしまい結局辞退、となるとせっかくのチャンスや労力が無駄になってしまいます。
本選考の日程やインターンの日程はあらかじめ確認し、先々を見据えて自身のスケジュールを調節しましょう。
インターンに参加する時間や量は、個人のアルバイトや授業の量にもよるため、自身の状況に合わせてスケジュールを管理することが大事です。
特に、学業とのスケジュール調節がうまくいかず、単位が足りずに卒業できないとなってしまうと、元も子もありません。
学業やアルバイトと両立しながら就活に取り組めるよう、計画的に動きましょう。
11月のインターンに参加するメリット
11月のインターンシップに参加することには、多くの利点があります。
多様な環境に触れながら、自分の可能性を最大限に引き出し、次のステップへとつなげるための第一歩を踏み出せるのが、11月のインターンシップの魅力と言えるでしょう。
ここでは以下のメリットを解説していきます。
- 優遇がある場合が多い
- 本選考直前の企業情報がうけとれる
- これまでの経験を生かせる
優遇がある場合が多い
冬のインターンシップには、優遇措置がある場合が多いのが特徴です。
本選考が近づく時期に行われるため、企業側も内定直結や早期内定の案内を積極的に行うことが増えます。
インターンシップで優秀な成績を残すことができれば、他の学生よりも早い段階で内定を得るチャンスをつかむことが可能です。
この貴重な機会を逃さず、インターンでの実績をアピールすることが、今後の就職活動において大きなアドバンテージになります。
積極的に参加し、自分の強みをしっかりと発揮しましょう。
本選考直前の企業情報がうけとれる
11月のインターンシップでは、企業が本選考に近い時期に今まで公開していなかった情報を提供することがあります。
このタイミングで得られる企業の内部情報や選考プロセスの詳細は、就職活動を有利に進めるために非常に重要です。
また、インターンシップを通じて社員や他の学生とのネットワークを築くことができ、これらのつながりは本選考にも活かせます。
社員から直接話を聞いたり、実際の職場の雰囲気を感じ取ることができるため、選考に向けての準備が一歩進んだ形で進められるでしょう。
これまでの経験を生かせる
夏や秋のインターンに参加していた場合、その経験を冬のインターンに生かすことができます。
過去のインターンで得た学びや反省点を振り返り、改善点を意識して取り組むことで、より効果的に成果を上げられるでしょう。
特にグループワークなどでは、前回の経験を活かして適切な役割を果たし、チームの中で良い立ち回りができるようになります。
これまでインターンに参加したことがない学生と比べて、企業の雰囲気や選考の流れに慣れているため、効率的に自分の強みを発揮できるのが大きなメリットです。
冬のインターンシップは、これまでの経験を最大限に活かす絶好の機会となり、他の学生との差別化を図るチャンスでもあります。
11月締め切りのインターン
11月締め切りのインターンは、傾向としてメーカーが多いといえます。
ただし一概にメーカーばかりが11月受付終了とはいえないため、やはり詳細は、気になる企業ごとに明確に調べていく必要があります。
なお、インターンの形式も企業ごとにさまざまなものが見られることが特徴です。
現場の体験ができるインターンもあれば、ほぼ会社説明会と同様の内容で行われる簡単なインターンもあります。
また、中には採用直結型のインターンも存在するため、自分に合うインターンを見つけたうえでエントリーすることが大切です。
11月にインターンの参加締め切りを迎える企業には、以下の企業があります。
企業名 | 締め切り日 | 採用HP |
---|---|---|
大正製薬 | 11/15 | https://www.taisho.co.jp/recruit/ |
トヨタ自動車 | 11/17 | https://www.toyota-recruit.com/saiyo/ |
本田技研工業 | 11/17 | https://www.honda-recruit.jp/ |
旭化成 | 11/17 | https://www.asahi-kasei-jobs.com/newgrads/ |
セガ | 11/18 | https://www.sega.co.jp/recruit/ |
朝日新聞社 | 11/18 | https://www.asahishimbun-saiyou.com/ |
東急不動産 | 11/19 | https://www.tokyu-land.co.jp/recruit/ |
ミズノ | 11/20 | https://corp.mizuno.com/jp/recruit |
パナソニック | 11/22 | https://recruit.jpn.panasonic.com/newgrads/ |
キリンホールディングス | 11/25 | https://careers.kirinholdings.com/freshers/ |
野村證券 | 11/25 | https://www.nomura.co.jp/recruit/ |
三井住友信託銀行 | 11/26 | https://www.smtb.jp/recruit/new-graduate |
日産自動車 | 11/26 | https://www.nissan.co.jp/RECRUIT/ |
大成建設 | 11/27 | https://taisei.co.jp/saiyo/ |
バンダイ | 11/28 | https://www.bandai.co.jp/recruit/ |
味の素 | 11/29 | https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/recruit/fresh/ |
11月インターンをおすすめする人
11月インターンは、早期に業界研究やスキルアップを目指す学生にとって、貴重な学びの機会となります。
さらに、冬インターンに向けた準備や選考の練習をしたいと考えている人にとっても有益です。
具体的な目標がなくても、早期に行動を起こすことで新たな視点が得られ、自身のキャリア形成に役立ちます。
ここでは11月にインターンに参加することをお勧めしたい人を3選紹介する。
就活を有利に進めたい人
11月の冬インターンでは、早期内定への案内などの優遇を受けられる場合が多く、就活を有利に進めるチャンスです。
志望企業が明確で、その企業が冬インターンを開催している場合は、必ず応募して対策を進めることをおすすめします。
インターンに参加することで、企業への理解を深められるだけでなく、自身の強みや適性をアピールする場にもなります。
冬インターンは競争率が高いため、しっかりとした準備が必要です。
選考対策については、この記事を参考にしながら着実に準備を進めていきましょう。
今までインターンに参加できなかった人
今まで就活をせず、インターンに参加したことがない人は、この機会にぜひ挑戦してみましょう。
インターンは、企業の業務内容や職場の雰囲気を直接知ることができる貴重な機会です。
特に大手企業のインターンは倍率が高く、選考準備にも時間がかかるため、視野を広げて興味のある業界内の様々な企業を見ることが重要です。
中小企業やベンチャー企業でも、実際の業務を体験できるプログラムは多くあり、得られる学びは大きいものです。
まずは自己分析を行い、自分の強みや関心を明確にしてから、興味のある企業や業界をリストアップしましょう。
幅広く参加することで、視野が広がり、自身のキャリア形成に役立つ貴重な経験が得られます。
将来のビジョンが具体的でない人
今まで就活を進める中で大まかに志望業界は決まっていても、「将来自分がどうなりたいかが明確でない」「本当にこの業界が自分に合っているのかわからない」と感じる学生には、11月のインターンへの参加をおすすめします。
インターンでは、実際の業務や職場の雰囲気を体験できるだけでなく、新しい情報を得たり、他の学生と交流することで刺激を受ける貴重な機会になります。
本選考直前に参加することで、自分の視野が広がり、将来のビジョンが具体的になる可能性があります。
また、インターン中に得た知識や経験は自己分析や志望理由の作成にも役立つため、より効果的に就活を進められるでしょう。
迷いがあるなら、この時期を活かして行動を起こしてみてください。
11月にインターンを探す際の注意点
11月から初めてインターンに参加しようと考えている人は、インターンの選考プロセスや企業の求めるスキルについてよく理解しておくことが重要です。
また、冬のインターンは本選考直前であるため、選考内容が実践的で厳しくなることが多いです。
これまでインターンに参加している人も、冬特有の早期内定や内定直結のチャンスを見逃さないように、事前に企業の情報をしっかりと収集して準備することが大切です。
インターンでの結果が本選考に直結する可能性があるため、自己アピールや成果を上手にアピールすることが求められます。
業界を絞り過ぎない
志望業界を確定させていない学生は、インターンにおいて一つの業界に絞りすぎない方が良いでしょう。
業界をなんとなく決めていても、実際に参加してみると、自分の想像と異なる場合があります。
そうしたギャップに気づいたときに選択肢が限られていると、後悔する可能性があります。
しかし、幅広く業界を絞りすぎずに応募すると、自己分析が十分でないと感じることもあるため、無理に多くの業界に応募するのも難しいところです。
理想的には、2〜3業界に絞って応募することで、業界ごとの特徴や自分に合うかどうかを比較しながら、インターンを通じて自分に適した業界を見極めることができます。
大手企業ばかりを受けない
大手企業の冬インターンは倍率が高く、選考にも時間がかかるため選考対策に多くの時間を費やします。
それなのに、最終的に一つも受からなかったということもあります。
これでは貴重な時間を浪費してしまう恐れがあります。
そのため、大手企業だけに絞らず、同じ業界の中小企業や知名度が高くない企業も積極的に受けてみることをおすすめします。
中小企業や知名度が控えめな企業でも、インターンシップを通じて得られる経験は非常に貴重であり、他の学生と差をつけるチャンスにもなります。
さらに、選考の難易度が比較的低いため、早い段階で内定を得る可能性も高く、安定した就職活動を進めるためにも効果的です。
本格的な就活と両立できるようにする
11月になると本選考が近づき、企業説明会や選考のスケジュールが増えてきます。
インターンシップに参加することは重要ですが、それに気を取られすぎて本選考の準備を疎かにしないよう注意が必要です。
インターンシップで得られる経験は貴重ですが、同時に本選考の企業説明会やエントリーシート、面接の準備も並行して進めることが求められます。
インターンシップの活動だけに集中せず、企業説明会の情報をしっかりと確認し、自己分析や志望企業の研究を行う時間も確保しましょう。
インターンと本選考を上手に両立させることで、効率的に就活を進めることができます。
11月のインターン選考で差をつけよう
11月のインターンは倍率が高く、本選考直前であるため意識の高い学生がたくさん参加を検討します。
今まで就活に取り組んできた学生はここまでの経験があるので緊張が少なかったりコツをつかめていたりします。
選考で周りの学生と差をつけて冬インターンに参加し、就活を有利に進めましょう。
ESで具体的な数字を示す
冬インターンの選考は倍率が高いため、エントリーシートで差をつけることが重要です。
そのためには、経験を記載する際に、具体的な数字を用いて成果を示すことが効果的です。
例えば、インターンシップやアルバイトで達成した売上の増加率や、プロジェクトの進行管理で達成した期間短縮率など、数値で示すことで、自己PRに説得力を持たせることができます。
数字は具体的な成果を可視化するため、選考担当者に印象を強く与えることができ、他の学生との差別化に繋がります。
また、数字を使うことで、達成したことの客観性や実績を証明でき、選考通過の確率を高めることができるでしょう。
志望動機で差をつける
志望動機はどの企業でも必ず聞かれる質問であり、他の学生も準備している項目です。
そのため、他の応募者と差をつけるためには、熱意が伝わる魅力的な志望動機を伝えることが重要です。
志望動機を記入する際は、単に「企業に興味がある」といった一般的な内容ではなく、なぜその企業でインターンをしたいのか、どのような点に共感しているのか、また自分の経験やスキルがどのように活かせるのかを具体的に示すことが大切です。
例えば、企業の理念や事業内容に自分の目指すキャリアや価値観が一致していることを強調するなど、個々の企業に合わせた内容にすると、より説得力が増します。
具体的な志望動機の書き方や例については、この記事を参考にして、自分の言葉でしっかりと伝えられるように準備すると良いでしょう。
初対面の印象に注意する
学生と人事担当者の初対面は、基本的には面接ですが、その前の書類提出段階で第一印象が決まることが多いです。
エントリーシートや履歴書は、自分を売り込む重要な手段であるため、丁寧な字で書くことや、最低限の空白を意識して整理された印象を与えることが大切です。
特に、誤字や不備があると、細かい部分に気を配れない印象を与えてしまうので、提出前に何度も確認しましょう。
また、面接では、マナーや服装にも注意が必要です。
服装は清潔感を重視し、過度な装飾を避けることが好印象に繋がります。
面接中は、相手の目を見て話す、礼儀正しい態度を保つなど、基本的なマナーを守ることが重要です。
これらを意識することで、初対面でも良い印象を与え、選考を有利に進めることができます。
11月からのインターン参加でも成功するコツ
11月からのインターン参加でも有意義な時間を過ごし、インターンの経験を無駄にしないためには、以下で説明するポイントを意識することが肝心です。
コツを意識してインターンに参加すれば、最終的な内定獲得にもつながりやすくなるでしょう。
なぜインターンに参加するのかよく考えたうえで今からエントリーできるインターンを見つけ、秋冬のインターンに備えましょう。
では、コツの詳細をひとつひとつ解説していきます。
- 参加目的を明確にしておく
- 積極性を持つ
参加目的を明確にしておく
インターン参加を検討する際は、参加目的を明確にしておく必要があります。
「なんとなく必要そうだから」「周りが行っているから」というあいまいな理由でインターンに参加しても、得られるものは特にないでしょう。
何のために参加したのか自分自身でもわからず、経験をその後に活かすことができません。
インターン参加の目的は人によってさまざまですが、基本的に参加目的は、インターンで得られるメリットから考えておくと良いでしょう。
せっかくインターンに参加するのですから、積極的に学びや成果を獲得しましょう。
インターン参加目的の例などはこちらの記事を参考にしてみてください。
積極性を持つ
11月からのインターン参加を有意義なものにするためには、積極性を持つことが必要です。
参加中は積極的に行動し、ほかの学生と意欲的にコミュニケーションをとっていきましょう。
自らコミュニケーションを取りに行けば、さまざまな話を聞くことができるため、業界・企業研究の一環になります。
また、インターン参加中はほかの社員と話す機会もたくさんあるので、その際にも積極性をしっかり発揮したいところです。
インターンでは参加する学生の動きは細かく見られており、積極的に行動していれば、その姿勢は企業にも伝わっているはずです。
インターンに参加した企業の本選考にエントリーすれば、最終的にその積極性が採否を分ける可能性も否定できないでしょう。
せっかくの機会を無駄にしないためにも、インターン中はさまざまな場面で積極的に行動することが大事です。
11月のインターン経験を本選考につなげよう
11月にインターンに参加した経験は、単に貴重な学びを得るだけでなく、本選考に活かすための重要なステップとなります。
インターンシップを通じて得た知識やスキル、企業の文化や業務理解を、本選考の準備にうまく結びつけることが大切です。
インターンシップの成果を無駄にせず、次のステップに向けて着実に活かしていくことが、成功への鍵となります。
インターン経験の振り返り
インターンに参加した後は、必ず振り返りを行うことが重要です。
どんな学びを得たのか、うまくいかなかったことは何だったのかをしっかりと整理し、自分の成長や課題を明確にしましょう。
この振り返りを通じて得た知見を本選考のエントリーシートや面接で生かすことができます。
例えば、インターンでの成果や経験を具体的に挙げて自己アピールに繋げたり、失敗から得た教訓を成長の証として伝えることが可能です。
インターンで得たネットワークの活用
インターンシップを通じて得たネットワークは、今後の就職活動において大きな資産となります。
インターンでコミュニケーションをとった社員や他の学生との関係を大切にし、積極的に維持することが重要です。
例えば、インターン終了後にお礼のメールを送ることで、感謝の気持ちを伝えるとともに、良好な印象を残すことができます。
こうした関係を維持することで、後にOB・OG訪問をお願いできる可能性が広がり、就職活動の際に貴重なアドバイスや情報を得ることができるでしょう。
また、インターン先の社員とのつながりが後の選考で有利に働くこともあります。
11月以降のスケジュール
11月からの就活はあまり時間がないため、計画的に行動することが常に求められます。
そのため、11月以降のスケジュールはどのようになっていくか、事前に整理しておきましょう。
この項目では、時期を分けて具体的なスケジュールを紹介していきます。
それぞれの時期のスケジュールと何をすべきかなどのポイントをチェックし、効率的な就活成功を目指しましょう。
なお、冬からの就活については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
12月~2月
12月~2月は冬インターンの開催時期ですが、一部の企業は、早期選考が始まる時期といえます。
早期選考の企業を志望する際はあわてて準備を進める必要がありますが、多くの企業は本選考が始まっていないため、一般的にはまだ余裕がある状態です。
しかし「まだ大丈夫」と根拠なく考えていると、本選考の準備が間に合わなくなります。
少しでも内定獲得の可能性を高めるためにも、本選考の準備は積極的に行いましょう。
ES作成、面接・グループディスカッション対策などやるべきことはさまざまあるものです。
また、11月に行った自己分析や企業研究については、時間が経ったことで誤りや認識の違いなどに気づける場合があります。
少しでも疑問を抱いたら、本選考が始まる前に、再び自己分析・企業研究をやり直しておきましょう。
3月
就活において3年生の3月は、企業の情報解禁の大きなタイミングになります。
大手企業は3月を境に、新卒の就活生向けの情報を一気に公開することが特徴です。
そのため3月はエントリーが始まり、ES作成などにとにかく追われることになるでしょう。
本選考に進むための面接対策なども欠かせなくなるため、就活の忙しさはより一層増していきます。
基本的に3月はいつスケジュールが変わるかわからないため、できる限り柔軟に動けるようにしておくことが望ましいです。
たとえばアルバイトを入れすぎると、アルバイトで忙殺されることで就活で必要な対策ができなくなったり、急なスケジュール変更に対応できなくなったりする可能性があるため注意が必要です。
4月
4年生に進学した4月の時期は、就活では、ES提出やWEBテスト受験などが中心となります。
4月には本選考が本格化してくるため、ESが選考に通過した場合は、面接に出向くことになるでしょう。
そのため、就活で最も忙しい時期は4月になるとされています。
4月は季節の変わり目であり、さらにいうと進学によって学業にも変化があるため、目まぐるしさから体調を崩さないようにくれぐれも注意しましょう。
また、3月と同様に柔軟に動けることを意識し、あらかじめスケジュールを調整しておくことが大事といえます。
ほかには、4月は大学の履修を決めるタイミングでもあるため、学業と就活の両立で調整しやすさを意識し考えましょう。
11月からの就活では、この4月までのスケジュールをある程度頭に入れた状態で準備に臨むことが大切です。
11月のインターンに関するよくある質問
最後に、11月のインターンに関してよくある質問を紹介していきます。
事前によくある質問をチェックしておけば、11月からのインターン・就活準備においてわからない点が解消されるため、就活に臨みやすくなるでしょう。
以下と同じような疑問・不安を持っている人は多いかもしれません。
よくある質問の回答を見たうえで、11月からでも就活準備を万全に整えていきましょう。
11月の時点では、人によっては内定が出ているケースもあります。
企業・業界によってはかなり早いうちから本選考が始まるパターンがあるからです。
たとえばサマーインターンからの早期選考を実施している企業であれば、11月の時点では、すでに本選考を終えている可能性があります。
そういった意味でも、11月の時点で就活に関して何もしていない状態は、決して望ましいとはいえません。
しかし、時期的に遅いからといって焦る必要はありません。
しっかりと準備すればこのあとの冬のインターンには参加可能で、翌年3月からの本選考には間に合わせられます。
必要以上に焦らず、すでに内定を保持している人がそばにいるのであれば、わからないことを積極的に聞いておきましょう。
冬インターンには、早期選考などの優遇措置がとられることもあります。
そのため、11月からの就活でも冬インターンに参加しておけば、その後の本選考で優遇される可能性はあるでしょう。
インターンによっては、内定直結のものもあるため、11月から準備を始めてもまだ間に合います。
ただし、以下の点には注意しましょう。
- 人気のインターンは選考で落ちる可能性がある
- 冬のインターンの直前時期なのでエントリーの締め切りを確認する
冬のインターンは就活を直前に控えた時期に実施されるため、倍率が高まる傾向にあります。
選考をクリアするためには、ESや面接の対策を徹底しましょう。
また、企業によっては締め切りが近づいている、または受付終了している可能性があるため注意が必要です。
11月からインターン参加でも準備次第で追いつける
11月からのインターン参加でも、うまく準備を進めれば、まだ追いつける可能性はあります。
確かに11月からの就活ときくと、すでに本選考が始まっている企業がある一方で出遅れている印象もありますが、今後間に合うかどうかはしっかり今から就活と向き合えるかにかかっています。
インターンに参加すれば、他大学の就活生と交流できたり、直接社員に質問できたりするメリットがあります。
ほかには、来年に控える本選考に向けて優遇措置が受けられることもあるでしょう。
準備次第で遅れを取り戻せる可能性はあるため、11月時点で何もしていない状態でも、諦めずに就活準備を始めていきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート