就職活動において、前年の夏から年末にかけてインターンシップ(以下インターン)が各企業で実施されます。
インターンと一口に言っても、長期で行われるものから短期間で実施されるものまであります。
では、インターンとはどのようなもので、どのような意義があるのでしょうか。
本記事では、短期間で行われる「短期インターン」にフォーカスして紹介をしていきます。
- 短期インターンとは何か
- 短期インターンの種類
- 短期インターンに参加するメリット・デメリット
- 短期インターンの参加前にすべきこと
- 短期インターンの探し方
- 短期インターンへの参加の仕方
- 短期インターンの対策方法
- 短期インターンについて知りたい人
- 短期インターンへの参加を考えている人
- 短期インターンに参加するメリット・デメリットを知りたい人
- 短期インターンの探し方が知りたい人
目次[目次を全て表示する]
【短期インターン】インターンシップとはそもそも何か
インターンシップとは、学生が興味を持つ企業で働くことを通じ、実務経験を得るという職業体験です。
このインターンシップは、学生がキャリア形成に役立つ貴重な機会を提供し、企業にも新たな視点や発見をもたらします。
インターンシップは開催期間の長さで大きく「短期インターン」と「長期インターン」の2つに分けられます。
短期インターンは一般的に、夏休みや春休みなどの短い期間を対象とし、主に大学3年生が参加します。
一方、長期インターンは全学年を対象とし、数か月から数年間にわたり、企業において実務を行います。
特に期間が決まっていないことが多いです。
どちらの形態も学生にとって価値のある経験となり、彼らの未来のキャリアを形成する助けとなります。
短期インターンとは
短期インターンシップは、1日から数週間の期間で行われ、参加者が企業の概要を理解することに重点を置いています。
実際に働くわけではないため、給与等は発生しない場合が多いですが、さまざまな企業の見学や業界理解に最適です。
一方、長期インターンシップは実践的な業務経験に重点を置き、実際の職務に関連する知識やスキルの習得を目指します。
そのため、有給で具体的な業務経験やスキル獲得、ガクチカを作りたい学生に最適です。
以下では、短期インターンのより詳しい分類を紹介します。
時期による分類
短期インターンは開催時期により、主に4つに分類されます。
それぞれ、「サマーインターン」「オータムインターン」「ウィンターインターン」「スプリングインターン」と呼ばれております。
以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。
サマーインターン
サマーインターンは、大学の夏休み期間である7月から9月にかけて行われる短期のインターンシップです。
大手企業からベンチャー企業まで、幅広い企業がこの期間にインターンを開催します。
特に人気企業のサマーインターンシップは、募集枠に対して申し込みが多くなる傾向があり、競争率が高く、参加が難しいことが特徴です。
また、開催期間が他の時期よりも比較的長い傾向にあるため、参加することで企業について深く理解することができます。
企業を見てみたい、または幅広い視野で企業を理解したいと考えている学生にとって、サマーインターンは絶好の機会です。
この体験を通じて、学生は将来のキャリアの可能性を探索し、自身の興味や才能を試すことができます。
オータムインターン
オータムインターンは、9月中旬頃から開始される短期のインターンシップで、多くのベンチャー企業が開催します。
オータムインターンは、サマーインターンと比べて競争率が低い傾向にあり、早期選考へ直接つながるインターンも増えています。
早く内定を得たい、または選考経験を積みたい学生にとっては最適な機会となります。
オータムインターンの選考は通常、8月から始まり、9月中旬までに行われます。
そのため、夏休み期間中にオータムインターンの応募準備を始めておくと良いでしょう。
ベンチャー企業が多いという特徴は、新興企業での実務経験を通じて新しい視点や技能を学び、自分自身のキャリア形成を助ける価値があるという点で重要です。
ベンチャー企業では、大手企業とは異なる視点や働き方を経験でき、自分の可能性をさらに広げることができます。
ウィンターインターン
ウィンターインターンは、12月から開催される短期のインターンシップです。
商社などが特にこの期間にインターンを開催する傾向があります。
ウィンターインターンの特徴は、インターンへの参加が企業の選考に直結し、早期選考につながる可能性が高いことです。
また、開催期間はサマーインターンに比べて短いことが多く、スケジュール管理がしやすいという利点があります。
そして、サマーインターンシップよりも応募倍率が低いため、参加しやすいです。
ただし、インターンへの参加には一部選考が必要な場合があるため、そのための対策が必要となります。
ウィンターインターンシップの応募は、通常10月頃から開始され、11月中までに選考が行われることが一般的です。
スプリングインターン
スプリングインターンシップは、就活の直前の2月に開催される短期のインターンシップです。
その開催時期から、比較的多くの就活生が参加します。
このインターンシップは通常、1日から5日程度の短期間で行われることが多いのが特徴です。
このような短期間でも、実際の企業での体験を通じて、仕事の内容や職場の雰囲気を理解することが可能です。
スプリングインターンでは、優秀な成績を収めた参加者は、企業の選考に有利になることもあります。
その理由は、企業において選考を行う社員が評価を行うことが多く、選考プロセスで競争力を持つ可能性があるためです。
スプリングインターンの応募は、通常12月から開始され、1月中までに選考が行われることが一般的です。
この期間に積極的に参加することで、就職活動をスムーズに進め、自己のスキルや適性をアピールすることが可能となります。
内容による分類
短期インターンはインターンの内容により、主に3つに分類されます。
それぞれ、「セミナー型」「ワーク型」「実務体験型」に分類できます。
以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。
セミナー型
セミナー型インターンシップは、主に企業の紹介や業務の概要説明が行われるインターンシップの形式です。
企業の文化やビジョン、業務内容について深く理解することができるため、特定の企業について幅広く知りたい学生にとっては最適な選択となります。
このタイプのインターンシップでは、企業見学やオフィスツアーなども含まれ、企業の製品やサービスがどのように作られているかを直接、視覚的に理解することが可能です。
そうすることで、企業の業務プロセスや働く環境について具体的なイメージを形成するのに有効でしょう。
さらに、セミナー型インターンシップでは質疑応答の時間が設けられることが一般的です。
質疑応答を通じ、参加者は自分の疑問や興味について直接企業の担当者に問い合わせることができます。
そうすることで、企業の価値観や求めるスキルについて深く理解するのに役立ちます。
ワーク型
ワーク型インターンシップは、グループワークやディスカッションを中心とした形式のインターンシップです。
参加者は実際のビジネスシーンでどのように対応するべきかを学ぶことができます。
このタイプのインターンシップでは、参加者が自身のアイデアや提案を出す機会があります。
そして、それらの提案に対して、企業の社員から直接フィードバックを受け取ることが可能です。
この経験より、その企業で働く際に必要となる考え方やスキルを学ぶことができます。
また、ワーク型インターンシップではグループディスカッションなどを経験するため、本選考の練習の機会にもなります。
参加することで、選考で求められるディスカッションのスキルやチームワークを鍛えることができるでしょう。
実務体験型
実務体験型インターンシップは、学生が企業の日常業務に直接参加し、現場の雰囲気を感じることができるインターンシップの形式です。
先輩社員に同行したり、テレアポ(電話でのアポイントメント取り)などの業務を実際に体験することで、その企業で働くイメージを具体的に把握することが可能となります。
そのため、将来その業務に就くことが適しているかを確かめたいと考えている学生に特におすすめです。
業務内容や企業環境、自身のスキルとのマッチングを直接確認できるため、自己理解やキャリアプラン策定に非常に役立ちます。
また、現場で実際に働く経験を通じて、理論的な知識だけでは理解できない業界特有の現場感や経験知を得ることもできます。
これらの知見は、就職活動やキャリア形成にとって重要な一部となります。
【短期インターン】短期インターンに参加するメリット・デメリット
ここまで短期インターンについて解説してきました。
では、短期インターンに参加することには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
下記でそれぞれ紹介しているので参考にしてください。
短期インターンのメリット
では、短期インターンのメリットとは、どのような点でしょうか。
具体的に2点が挙げられます。
- 多くの企業に参加でき、いろんな会社を知ることができる
- 短時間で会社のことをより深く学べる
短期インターンは、大きく時間を取られないのがメリットです。
しかも会社について短時間で学べるのも魅力です。
就職面接を控えるとなかなか志望動機を考えるのに時間がかかるため、参加することで企業研究を行えるという観点からもメリットがあります。
短期インターンのデメリット
次に短期インターンのデメリットについてお話します。短期インターンには、以下3点のデメリットがあります。
- 実際の仕事内容が見えにくい
- 無休で一定期間の時間を使うことになる
- 参加しても就職面接で選考を優位にすすめられる訳ではない
短期インターンは、広報活動の一環で行われるイベントですが、短期間で伝えられる情報は知れています。
そのため、長期インターンと比較すると得られる情報は限られてきます。
もちろん、参加しないより参加した方があらゆる情報を得ることができますが、情報量としては十分ではないことも少なくありません。
また、短期インターンは、無給で実施されるのが一般的です。
1日のインターンなら良いですが、1週間のインターン等ならば、その間賃金を得られる機会がなくなります。
なにより、インターンを受けたところで選考に有利となる訳でもないため、時間の無駄になる可能性も否定できません。
お手軽に参加できますが、無駄な時間になってしまうリスクについては、充分知っておきましょう。
短期インターンへの参加がおすすめな人
以上を踏まえ、どんな方が短期インターンに向いているのかというと以下の通りです。
- 就職活動を始めたばかりの学生
- 志望している業界や会社が明確
- 大学外に就活仲間を作りたい
とにかく就活を始めた当初は、情報がありません。
本やネットで情報収集するより、生きた情報が得られる点は、魅力的であると言えます。
また、行きたい業界が明確であれば、生の情報を得ることもできます。
加えて、他大学の就活中の学生とネットワークができるのもメリットです。
今はSNSもあり、繋がりを継続しやすく、また新しいコミュニティを作りやすい時代です。
自分で動いていけば、情報も人脈も作っていけます。
短期インターンは、まさにそのきっかけとなるイベントなのです。
【短期インターン】インターンへの参加前にすべきこと
短期インターンは1ヶ月ほどの期間にわたるものもあれば、わずか数日や1日体験といったケースもあります。
わざわざ時間や労力をかけて、応募書類を作成し面接を行って選考を通過したのにもかかわらず、何のために参加するのかが明確になっていないと、あっという間にインターンが終わってしまいます。
せっかくインターンに参加するからには、短期であっても、何らかの成果や達成感を得たいと考える学生は多いでしょう。
そのためには、インターンに参加する目的を明確にしておかなくてはなりません。
目的を明確にすることは、短期インターンで無駄に時間を過ごさないことにつながるのはもちろんですが、選考を通るうえでも必要なことです。
参加する目的を考える
短期インターンなんて職場見学的なものに過ぎないと思う方、就職したい業界や職種、企業も決まっていないから、とりあえず参加したいと漠然と参加を希望している方もいるかもしれません。
ですが、インターンに参加するには短期であっても、企業の選考を突破して参加資格を得る必要があります。
労力と時間を割いて選考を通過するための努力をするわけですから、なぜ、短期インターンに参加したいのかの目的を明確にしておかないと、選考を通過することもできません。
短期であっても、学生時代の貴重な時間を使うことになります。
インターンに参加し、就活や入社後に生きる学びを得るためにも、目的を持ってのぞむことが大切です。
学業を優先する
学生の本分は学業です。
そのため、インターンシップの参加を検討する際には、学業との両立が可能かを考えるべきです。
インターンシップは就職活動の一環であり、重要な経験を提供しますが、それを追求するあまり学業がおろそかになり、最終的に卒業が困難になる事態は避けるべきです。
学業とインターンシップのバランスを取るためには、学業のスケジュールとインターンシップのスケジュールを調整し、双方が共存できるよう計画することが必要です。
さらに、学業に対するコミットメントと責任感を維持しながら、就職活動の準備を進めることが重要です。
また、授業とインターンシップのスケジュールが衝突する場合、教授に相談することをお勧めします。
彼らは学生のニーズを理解し、適切なアドバイスを提供してくれます。
自己分析する
自己分析を行うことで、自身の興味やスキル、強みと弱みを理解することができます。
特に、自分がどのような仕事を望んでいるのか、どの業種や役職が自分に最適かを理解するためには自己分析が不可欠です。
自己分析を行うことで、自分が何を追求し、どのような職業的価値観を持っているのかを明確にし、それが自分にとって最適なキャリアパスを指し示すことができます。
自己分析に基づいて企業を探すことで、自分が本当に望むキャリアを追求するための時間とエネルギーを無駄にすることなく、効果的に就職活動を進めることが可能になります。
業界研究や企業研究をする
インターンシップに参加する前に業界研究や企業研究を行うことは、あなたに合った企業を見つけるために重要となります。
業界研究や企業研究を行う場合、業界や企業の動向、環境、そして今後の展望について調べると良いでしょう。
それにより、その業界や企業の概要を掴むことができます。
加えて、インターンシップに参加し、その企業のビジョン、価値観、そして社風への理解を深めることで、あなたが企業を選ぶ際に総合的な観点で選ぶことができるはずです
【短期インターン】短期インターンの探し方
インターンはどうやって探せば良いのかについてですが、具体的には以下のような探し方があります。
先輩や友人からの紹介
既に就職している先輩や、就職関連に非常に詳しい友人に、就活やインターンの参加について相談することで、インターンの情報を手に入れられるかもしれません。
興味のある会社のインターンの紹介があるのであれば、積極的に参加してみるとよいでしょう。
インターン募集サイトなどから探す
最も一般的な方法としては、ナビサイトや就活支援サイトなど、インターン募集サイトを使うことです。
このようなインターン募集サイトから気になる企業のインターンに、エントリーしてみしょう。
これらのサイトを使うメリットは応募期限や業界、職種などの条件で企業を絞ることができる点です。
行きたい業界や興味のある職種などが決まっている学生は積極的に利用すると良いでしょう。
マイナビ
マイナビは実際に就活をする際にも、多くの就活生に利用されている企業への最初の窓口ともなるサイトです。
企業とのつながりも深く、インターン募集企業の掲載数も豊富です。
確認する時期にもよりますが、新着や締め切り間近だけでも約2000社のインターン募集企業数があり、エントリー可のインターン募集企業にいたっては、9800社以上の掲載数を誇ります。
自分が志望している企業の実施状況や、ダイレクトに企業名で検索できるほか、新着案件や締め切り間近の案件に絞って検索も可能です。
また、開催地域・業種・開催時期・実施日数・体験分野・募集対象・締切日など細かく条件設定をして検索できるので、あなたのスケジュールに合ったインターンを探すことができるでしょう。
リクナビ
リクナビも就活のエントリーに利用される、就活生にはなじみの深い歴史あるサイトです。
インターンシップ掲載企業数6800社あまりを誇り、企業名や業種検索をはじめ、実施開始月・業種・実施場所・実施日数を指定して、短期インターンを探すことができます。
こだわり検索を利用することで、一人ひとりにフィードバックをしてくれる内容のインターンや、新着・締め切り間近、学業配慮として土日祝日のみ開催や日程は応相談の企業、報酬あり・交通費ありといった条件で探すことも可能です。
wantedly
学生向けの短期・長期インターンシップから就活につながるインターンシップに特化したサイトです。
お給料や経験などの条件ではなく、やりがいや環境で企業と学生をマッチングさせることをコンセプトにしています。
プロフィールを登録することで、就活をする前に履歴書不要で企業からスカウトをもらえる機能なども備えています。
インターンシップガイド
大学生向けのインターシップ専門サイトで、全国47都道府県にわたり、募集情報を3,000社以上掲載しています。
就活準備が始まる大学3・4年生に限らず、大学1年生や2年活からチャレンジできる長期インターンや、短期インターンを探すことが可能です。
また、インターンや就活に関するイベントも開催しています。
jeek
インターン専門のサイトで、サイトが厳選するインターンを掲載するほか、オススメのポイントや選び方のアドバイス、選考の対策方法なども詳しく案内されています。
インターンやインターンや就活時の選考を突破するうえで役に立つイベントを開催するほか、メールなどを通じて個別の相談やアドバイスにも対応している点が心強いです。
インターンエントリー会では、インターン選考に通るためのエントリーシートの添削や、学生一人ひとりにマッチしたインターンシップを紹介してくれ、合格まで徹底サポートしてくれます。
キャリアバイト
キャリアにつながるアルバイトや長期インターンを中心とした求人サイトで、「アルバイトの時間をキャリアに」がコンセプトです。
大学生向けに将来のキャリアにつながり、成長でき、就活に役立つアルバイトやインターン求人が多数掲載されています。
様々なインターンを探すことができ、具体的には「土日OK、月1勤務OKで、自分のやりたいことややりがいを見つけていく短期インターン」や、「インターン活躍実績300人以上を誇り、サークル活動のように気軽にトライできる短期インターン」も紹介されています。
大学のキャリアセンターで探す
企業は、大学にも自社の募集エントリーを促すため大学側にもアピールを行います。
そのため、大学のキャリアセンターにもインターンの募集があります。
こういったところからも良さそうなインターン募集を探していきましょう。
気になる企業があれば直接問い合わせてみよう
インターンに参加したい企業があるものの、募集しているかどうかわからない、という場合は直接連絡を取ってみてもよいでしょう。
企業にメールや電話でインターンの募集をしていないか確認するのが、ある意味最も手っ取り早いといえます。
単純ですが、案外有効なインターン募集の探し方と言えます。
【短期インターン】短期インターンに参加する方法
短期インターンに参加するにはどのような手順を行えばよいのでしょうか?
短期インターンに参加する方法は簡単です。
しかし、気づいたら終わっている、なんてこともありますから、ぜひ早めに行動に起こしておきましょう。
まずは企業にエントリーする
まずは、志望企業にエントリーして、マイページに登録する必要があります。
エントリーする方法としては、就活アプリからエントリーするのが一番簡単です。
志望企業と合わせて、業界や職種が同じ他の企業にも複数エントリーしておくと良いです。
エントリーすると、企業からマイページの案内が届きます。
基本的には、マイページに登録することでマイページから企業のインターンの参加予約を行うことができます。
特に、1dayインターンシップには選考がありませんので、予約のみで参加できることが多く、気軽に参加できる点でおすすめです。
企業によってはESを提出する必要がある
大手企業や人気企業の場合、参加日程に対して応募する学生の数が多くなります。
また、2daysなど、開催期間が複数日にわたるインターンも選考が多いです。
そのため、募集人数を制限するためにインターンシップの選考を行う企業もあります。
選考はESを提出することから始まり、さらにWEBテスト、面接を通過することで、晴れてインターンに参加することができます。
選考があるインターンに応募する際は、ESに書く内容を準備しておくことがおすすめです。
【短期インターン】短期インターンの選考対策
インターンと言っても、誰もが気軽に参加できるわけではありません。
社会人経験をしたい、志望する業界や職種を体験したい、業種や職種選びに悩んでいるといった人や、インターンに応募すると内定がもらえやすいという話から、インターンに応募する人が増えています。
そのため、短期インターンシップに参加するためには、多数の応募者の中から選考に通る必要があるのです。
エントリーシート対策
まずは書類選考に通らないことには始まりません。
なぜその企業のインターンに応募しようと思ったのか、短期インターンを通じて何を学びたいのか、自分の強みはなにかなどをしっかりアピールしましょう。
エントリーシート対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
面接対策
面接が初めてという方も、アルバイトの気軽な面接しか受けたことがない方も多いのではないでしょうか。
面接でアピールする内容を検討したり、シミュレーションしたりするのはもちろんですが、面接時のマナーや振る舞い、話し方や声のトーンなどもマスターしておきましょう。
面接対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
グループワーク対策
より企業が求める学生に参加してもらえるよう、面接を受けに来た選考対象者にグループワークを行わせるケースも多いです。
グループワークは、グループ内のほかのメンバーを蹴落として、自分が選ばれるようにするのではないので注意が必要です。
グループのチームワークを示し、仕事での協調性があることをアピールしたり、メンバーで役割分担をしながら、短時間で与えられた課題や目標を達成させる成果を出したりすることが求められています。
グループワーク対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
インターンは、昨今の売り手市場の中、採用企業側が自社のアピールができる場として設定しているイベントです。
また、これから就職活動を迎える学生にとっては、社会について、そして企業や仕事のことについて知ることができ、学べる場でもあります。
その中で、短期インターンは、その登竜門的な位置づけとなります。
短期インターンに参加し、短いスパンでたくさんの会社を見て色んな経験を積んでいくことで社会のこと、業界のこと、会社のこと、そして自分のことを知ることができます。
あなたが社会人として輝くためには、大学時代にしっかり準備し、目標を定めたうえでその目標を達成するために行動をすることです。
その行動、準備を効率的に進めるためにも、就活市場をお役立てください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート