就職活動において、前年の夏から年末にかけてインターンシップ(以下インターン)が各企業で実施されます。
インターンと一口に言っても、長期で行われるものから短期間で実施されるものまであります。
では、インターンとはどのようなもので、どのような意義があるのでしょうか。
本編では、短期間で行われる「短期インターン」にフォーカスして紹介をしていきます。
短期インターンとはどういうもの?
短期インターンとは?
短期インターンとは、1日から1週間程度で実施されるインターンです。
インターンについては、会社のことを知ってもらうことで就活生に自社の良さを知ってもらい、就活時において良い人材にエントリーしてもらうためにインターンを実施することを目的としています。
最近は、売り手市場であり新卒の学生を獲得するのが難しい状況となっています。
加えて、新卒採用のスタート時期は、年によって変化している状況となっています。
そのため、就活生に向けて早めに自社の価値づけをすることが採用活動を成功させるために必要になっています。
そういった情勢となっているので各社インターンを積極的に実施しています。
短期インターンと長期インターンの違い
では、短期インターンと長期インターンは、どう違うのかについて説明します。
短期インターンシップは、会社説明会の延長線上でフランクな形で、自社をアピールするために実施するイベントです。
そのため、説明会であったり、グループワークのようなゲーム感覚でできるようなイベントだったりという形で進めるケースが多いです。
なぜこのような形で運営するのかは、会社に対し良いイメージを持ってもらう、会社のことを理解してほしいという思惑があるからです。
対して、長期インターンは、実際の現場に入って仕事を体感するようなイベントです。
よりリアルな仕事を知ることができ、実際に働くことを経験できます。
また、長期インターンを企業が実施する背景として青田買い、すなわち能力の高い学生を囲い込むための施策として実施するケースも少なくありません。
中には、アルバイトの延長線上で給与を支払うケースもあるのです。
短期インターンは有給?
結論から言えば、短期インターンは原則無給です。あくまでもイベントの一環であるととらえてもらえれば良いでしょう。
短期インターンの開催時期
短期インターンが開催される主な時期は、春休みや夏休みの長期連休中です。それぞれの特徴を見てみましょう。
春休み
春休みの短期インターンは、基本的に新大学4年生が参加するケースが多いです。企業側としては、会社の最後のラフなスタイルでアピールできるチャンスとなります。
また、翌年の新社会人にとっては、会社説明会より深い会社理解ができる場としての意義を持っています。
夏休み
夏休みの短期インターンは、基本的に大学3年生を対象に行います。これは、上述でもご紹介しましたが、早い段階で企業が翌年の新卒採用を行うため、それにあわせた段階での会社のアピールの場として実施します。
まずインターンの目的を明確化しよう
短期インターンは1ヶ月ほどの期間にわたるものもあれば、わずか数日や1日体験といったケースもあります。
わざわざ時間や労力をかけて、応募書類を作成し面接を行って選考を通過したのにもかかわらず、何のために参加するのかが明確になっていないと、あっという間にインターンが終わってしまいます。
せっかくインターンに参加できた以上は、短期であっても、何らかの成果や達成感を得たいものです。
そのためには、インターンに参加する目的を明確にしておかなくてはなりません。
目的を明確にすることは、短期インターンで無駄に時間を過ごさないことにつながるのはもちろんですが、選考を通るうえでも必要なことです。
なぜインターンに目的が必要なのか
短期インターンなんて職場見学的なものに過ぎないと思う方、就職したい業界や職種、企業も決まっていないから、とりあえず参加したいと漠然と参加を希望している方もいるかもしれません。
ですが、インターンに参加するには短期であっても、企業の選考を突破して参加資格を得る必要があります。
労力と時間を割いて選考を通過するための努力をするわけですから、なぜ、短期インターンに参加したいのかの目的を明確にしておかないと、選考を通過することもできません。
短期であっても、学生時代の貴重な時間を使うことになります。
インターンに参加したことで就活や、入社後に役立つ何かを得るためにも、目的を持ってのぞむことが大切です。
人事は目的から何を見ている?
短期インターンの書類選考や面接では、インターンに参加したい目的を伝えてアピールすることが大切です。
では、選考を行う人事担当者は学生が掲げる目的から何を見ているのでしょうか。
1つにはインターンに参加させるのに値する人物かという点です。
短期インターンは時間や日数の制約が少ないため、大学の授業やアルバイト、部活動やサークルなどと両立がしやすいことから学生に人気があり、応募者も多く競争率も高いです。
多くの応募者の中から、限定された人数の学生を選ばなくてはなりません。
企業が短期インターンを実施するには学生の迎え入れ体制を整えたり、プログラムを用意したり、社員を配置するなど労力も時間もかかります。
コストや労力をかけるに値するだけの人材を選ぶうえで、どんな目的を持って参加するのかはとても重要な判断材料となるのです。
行動と目的の一貫性
インターンに参加したい目的と、インターンに参加することで、どのような取り組みをしたいと考えているのかの行動目標を示すことが、インターンの選考を突破するうえで大切になります。
この際、人事担当者は行動と目的の一貫性があるかを見ています。
たとえば、その企業のことを実際に仕事を通じて知りたいと目的を掲げながら、どんな業界かわからないのでインターンを通じて学びたいといった行動目標を掲げたらどうでしょうか。
その企業のことともっと知りたいことが目的なら、業界のことくらいは事前にもっと勉強しておくべきと思われることでしょう。
そもそも、本当にその企業を知りたいと思っているのかが不明確となり、何となくお応募しただけと見られかねません。
行動と目的がずれているとインターンをしても意味がないと落とされてしまうので、注意しましょう。
目的に対する姿勢から人となりをみる
企業は掲げた目的から、短期インターンに対する取り組みの姿勢や、どのような人物であるかの人や成りを見ています。
短期間であれ、企業がコストや人材、時間を割いて学生に機会を与えるわけですから、どんな人物でもいいわけではありません。
短期間でも真剣に取り組み、成長しようという意欲がある人物に参加させたいと考えているはずです。
たとえば、将来やりたいことがまったく決まっていないので、どんな仕事なのか知りたいと思ったという目的を掲げる人と、将来目指している業界なので自分に適性があるかを知りたいと思ったという目的を掲げる人では、参加して得られるものも違います。
軸のある目的を持っていれば、働くイメージが湧き、短期であっても成果を出して積極的に取り組めます。
インターンの参加目的を立てるポイント
では、短期インターンに参加する目的はどのような目的を掲げればいいのでしょうか。
短期だから軽いノリで参加しようと思っていたとか、短期だから、あらゆる業界を興味半分でチェックしようと思っていたという人や、同級生がみんな応募しているからとりあえず応募しようと思っていたという方は、目的と言われてもすぐには思いつかないかもしれません。
選考を通過するうえでも重要となる目的を掲げるためには、インターンに参加して何を得たいのかを考えることが必要です。
そして、なぜ、それを得たいと考えたのかの理由も明確にしましょう。
そのうえで、得たいと思ったことをインターンを通じて得られた場合に、自分がどのようになっているかを想像できると、インターンに参加するための目的が具体化してきます。
インターンで何を得たいか
短期インターンに参加することで何を得たいかを明確にしましょう。
将来、入社した場合のミスマッチが起こらないよう、業界や企業、仕事について詳しく知りたいから、現在ある自分の知識やスキル、能力などがどこまで通用するのか知りたいからといった、自分なりに得たいことを考えましょう。
得たい理由を明確に
得たいことを具体的にしたら、なぜ、それを得たいのか、理由も明確にしましょう。
インターンに参加すれば、どんな企業でどんな風に仕事をするかがわかり、入社後にこんなはずではなかったというミスマッチが防げます。
ミスマッチを起こさないことは将来長く働いていくうえで大切なことです。
また、自分の能力がどこまで通用するか知ることができれば、インターン終了後に自部を高める原動力にもつながります。
入社までにより自分を高めるという目的を掲げるには、十分な理由です。
得た先の自分を想像しよう
自分が得たいことを得た先のことを想像してみましょう。
短期間であっても、得られた達成感と充実感を得て、自分に自信がつけば、就活のための準備が整い、よりステップアップしようと気持ちも高まるはずです。
今はまだ内定を得られるか不安で仕方ない方も、得た先の自分を想像することで自信や勇気が生まれ、短期インターンに参加するべき目的も明確になっていくはずです。
短期インターンのメリット
では、短期インターンのメリットとは、どのような点でしょうか。具体的に3点あります。
- 多くの企業に参加でき、いろんな会社を知ることができる
- 参加抽選が少ないのでお手軽に参加できる
- 短時間で会社のことをより深く学べる
とにかく、短期インターンは、大きく時間を取られないのがメリットです。加えて、エントリーすれば大抵参加できます。
長期インターンの場合だと限られた人数しか受け入れが難しいため、参加そのものが困難になるケースも少なくありません。
そのため、短期の場合の参加弊害の少なさは、メリットと言えます。
しかも会社について短時間で学べるのも魅力です。
就職面接を控えるとなかなか志望動機を考えるのに時間がかかるため、そういった観点からもメリットがあります。
短期インターンのデメリット
次に短期インターンのデメリットについてお話します。短期インターンには、以下3点のデメリットがあります。
- 実際の仕事内容が見えにくい
- 無休で一定期間の時間を使うことになる
- 参加しても就職面接で選考を優位にすすめられる訳ではない
短期インターンは、広報活動の一環で行われるイベントですが、短期間で伝えられる情報は知れています。
そのため、長期インターンと比較すると得られる情報は限られてきます。
勿論、参加しないより参加した方があらゆる情報を得ることができますが、情報量としては十分ではないことも少なくありません。
また、短期インターンは、無給で実施されるのが一般的です。
1日のインターンなら良いですが、1週間のインターン等ならば、その間賃金を得られる機会がなくなります。
なにより、インターンを受けたところで選考に有利となる訳でもないため、時間の無駄になる可能性も否定できません。
お手軽に参加できますが、無駄な時間になってしまうリスクについては、充分知っておきましょう。
短期インターンで身につくスキル
では、短期インターンで情報と人脈以外にどのようなスキルが得られるのかについてご紹介します。
礼儀・マナー
学生のうちは、礼儀やマナーについて問われることはあまりないでしょう。
しかし、社会人になるとクライアント、年齢差が父親ほどある上司などとコミュニケーションをとるケースは少なくありません。
インターンでマナー実践講座などが開催されるわけではありませんが、会社の顔となる人事の方をはじめ、社会人の振る舞いを肌で感じられるという点で実践的なマナーや礼儀を学べます。
分析力・思考力
インターンで実施されることとして、ケーススタディやグループワークがあります。
これらは、ある事例に対して一定の情報を提供し、どのように対応するのかを考え、相談したうえで決めて実践をするということを体験するコンテンツとなっています。
そのため、決定・実行までのプロセスについて学べるようになっています。
ビジネス実践力
いくら分析、思考を行い、決定をしても実践しなければ絵に書いた餅になってしまいます。
ビジネスは、実践力が命ということを企業人事もよくわかっています。
そのため、実践プログラムを組み、実践の場も用意しているケースが多いです。
そういったことをインターンで複数経験することで、実戦力も身に付いてきます。
短期インターンに向いている人
以上を踏まえ、どんな方が短期インターンに向いているのかというと以下の通りです。
- 就職活動を始めたばかりの学生
- 志望している業界や会社が明確
- 大学外に就活仲間を作りたい
とにかく就活を始めた当初は、情報がありません。本やネットで情報収集するより、生きた情報が得られる点は、有意義であると言えます。
また、行きたい業界が明確であれば、生の情報を得ることもできます。加えて、他大学の就活中の学生とネットワークができるのもメリットです。
今はSNSもあり、繋がりを継続しやすく、また新しいコミュニティを作りやすい時代です。
自分で動いていけば、情報も人脈も作っていけます。
短期インターンは、まさにそのきっかけとなるイベントなのです。
短期インターンに参加する方法
短期インターンに参加するにはどのような手順を行えばよいのでしょうか?
短期インターンに参加する方法は簡単です。
しかし、気づいたら終わっている、なんてこともありますから、ぜひ早めに行動に起こしておきましょう。
まずは志望する企業にエントリーする
まずは、志望企業にエントリーして、マイページに登録する必要があります。
エントリーする方法としては、就活アプリからエントリーするのが一番簡単です。
志望企業と合わせて業界が同じ他の企業にも複数エントリーしておくと良いです。
エントリーしたら、企業からマイページの案内が届きます。
基本的には、マイページに登録することでマイページから企業のインターンの参加予約を行うことができます。
基本的に1dayインターンシップには選考がありません。
そのため、予約のみで参加できることが多いです。
企業によってはESを提出する必要がある
企業が大手だと、参加日程に対して応募してくる学生のほうが多くなります。
そのため、ESを提出してそれが通過した学生のみが参加できる場合もあります。
または、2daysのインターンも選考が多いです。
学年別インターンの活用方法
インターンは、大学3,4年から始めるものだとお考えの方も多いと思いますが、実は、1年生のうちから対応してくれる会社も中にはあります。
では、段階的にインターンをどのように活用をしていけば良いのでしょうか。本章では、学年別の活用方法についてご紹介いたします。
大学1年生のインターン活用法
前提として、大学1年生から就職について真摯に考えている方はあまりいません。仮にいたとしても、実際の行動に移す方の割合は相当低いでしょう。
これは、裏を返せば周りの大学生と差がつけられるということになります。大学3年生になって、自分は何がやりたいのか分からない症候群に陥ることなく、目標を定めて就職活動に取り組めます。
また、インターンに参加することで新しいコミュニティができます。それは、同学年はもちろんのこと、他大学の上級生とのネットワークもでき、情報面、人脈面で他の同学年の方々と差別化もできます。
まずは、意識を高める、目標を設定するためのイベントとして活用をしてください。
大学2年生のインターン活用法
大学2年生でインターンシップに参加する学生は、1年生の時よりは増えていますが、それでも比較的早いほうなので、やはり差別化は可能となります。
この時期に自己分析や業界研究、業界や社会のことを理解したうえで興味のある業界・企業のインターンシップを受け、自身の方向性を固めていきましょう。
大学3年生のインターン活用法
3年生の段階になると本格的にインターンに参加する人も増え、徐々に就活ムードが高まってきます。そのため、インターンに参加できないといった状況も考えられます。
しかし、1年生、2年生からインターンに参加していれば、自分が何をしたいのか、どんな業界を目指すのかはある程度見えているでしょう。
そうであれば、会社のことを理解するため、インターンを通じて会ってきた会社の人との接点を持ち、就職面接前から主要な情報を得ることや場合によっては自分を売り込んでおくと良いです。
自身のやりたいことを把握する、行きたい会社に行くための情報収集、人脈作りの場としてインターンを活用しましょう。
大学4年生のインターン活用法
大学4年生になると就職先はほとんどの方が決まっています。ただ、就職先の決定というのは、終わりではなく始まりです。入社して早い段階で活躍するためには、会社に早めに慣れておくことはもちろんのこと、必要なスキルを身に着けておくことがお勧めです。
実際、ある人材系の会社に入社した新入社員は、入社前インターンに積極的に参加し、入社後に圧倒的なパフォーマンスを挙げました。その結果、入社3年以内にマネージャーに昇格するという破格の出世を遂げました。
このエピソードからも、内定後の入社前インターンの重要さを理解できるのではないでしょうか。
短期インターンの探し方とは
インターンはどうやって探せば良いのかについてですが、具体的には以下のような探し方があります。
先輩や友人からの紹介
既に就職しているサークルの先輩や、就職関連に非常に詳しい友人などから、興味のある会社のインターンの紹介があるのであれば、積極的に参加しましょう。
インターン募集サイトなどから探す
最も一般的な方法としては、就活支援サイトなどインターン募集サイトを使うことです。
このようなインターン募集サイトから気になる企業のインターンには、エントリーしていきましょう。
大学のキャリアセンターで探す
企業は、大学にも自社の募集エントリーを促すため大学側にもアピールを行います。
そのため、大学のキャリアセンターにもインターンの募集があります。
こういったところからも良さそうなインターン募集を探していきましょう。
気になる企業があれば直接問い合わせる
気になる会社があれば、会社にメールや電話でインターンの募集をしていないか確認するのが、ある意味最も手っ取り早いといえます。
単純ですが、案外有効なインターン募集の探し方と言えます。
就活市場がオススメする短期インターンシップを探せるサイト
インターンがどういうものなのか気軽にトライしてみたい方や、大学の授業に支障がない範囲でチャレンジしたい方、アルバイトと両立させたい方にオススメなのが短期インターンです。
自分が志望する業種や企業、希望する期間や期日、通いやすい場所など条件にかなう短期インターンを探すために、就活市場がオススメするサイトをご紹介します。
マイナビ
マイナビは実際に就活をする際にも、多くの就活生に利用されている企業への最初の窓口ともなるサイトです。
企業とのつながりも深いだけに、インターン募集企業の掲載数も豊富です。
確認する時期にもよりますが、新着や締め切り間近だけでも約2000社のインターン募集企業数があり、エントリー可のインターン募集企業にいたっては、9800社以上の掲載数を誇ります。
自分が志望している企業で実施していないか、ダイレクトに企業名で検索できるほか、新着案件や締め切り間近の案件に絞って検索も可能です。
また、開催地域・業種・開催時期・実施日数・体験分野・募集対象・締切日など細かく条件設定をして検索できるので、数日から1ヶ月ほどの短期インターンがないかも探しやすいです。
リクナビ
リクナビも就活のエントリーに利用される、就活生にはなじみの深い歴史あるサイトです。
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こだわり検索なら、体験内容として一人ひとりにフィードバックをしてくれる企業や、新着・締め切り間近、学業配慮として土日祝日のみ開催や日程は応相談の企業、報酬あり・交通費ありといったインターンも探せます。
wantedly
学生向けの短期・長期インターンシップから就活につながるインターンシップに特化したサイトです。
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インターンシップガイド
大学生向けのインターシップ専門サイトで、全国47都道府県にわたり、募集情報を3,000社以上掲載しています。
就活生だけでなく、大学1年生や2年活からチャレンジできる長期インターンシップやサマーインターンをはじめ、短期のインターンも探すことが可能です。
インターンや就活に関するイベントも開催しています。
jeek
インターン専門のサイトで、サイトが厳選するインターンを掲載するほか、オススメのポイントや選び方のアドバイス、選考の通り方なども詳しく案内されています。
インターンやインターンや就活時の選考を突破するうえで役に立つイベントを開催するほか、メールなどを通じて個別の相談やアドバイスにも対応しているのが心強いです。
インターンエントリー会では、インターン選考に通るためのエントリーシートの添削や、学生一人ひとりにマッチしたインターンシップを紹介してくれ、合格まで徹底サポートしてくれます。
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たとえば、土日OK、月1勤務OKで自分のやりたいことややりがいを見つけていく短期でもチャレンジしやすいインターンや、インターン活躍実績300人以上を誇り、サークル活動のように気軽にトライできる短期インターンも紹介されています。
短期インターンシップに参加するための選考対策
インターンと言っても、誰もが気軽に参加できるわけではありません。
社会人経験をしたい、志望する業界や職種を体験したい、業種や職種選びに悩んでいるといった人や、インターンに応募すると内定がもらえやすいという話から、インターンに応募する人が増えています。
そのため、短期インターンシップに参加するためには、多数の応募者の中から選考に通る必要があるのです。
エントリーシート対策
まずは書類選考に通らないことには始まりません。
なぜ、その企業のインターンに応募しようと思ったのか、短期インターンを通じて何を学びたいのか、自分の強みなどをしっかりアピールしましょう。
エントリーシート対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
面接対策
面接が初めてという方も、アルバイトの気軽な面接しか受けたことがない方も多いのではないでしょうか。
面接でアピールする内容を検討したり、シミュレーションしたりするのはもちろんですが、面接時のマナーや振る舞い、話し方や声のトーンなどもマスターしておきましょう。
面接対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
グループワーク対策
より企業が求める学生に参加してもらえるよう、面接を受けに来た選考対象者にグループワークを行わせるケースも多いです。
グループワークは、グループ内のほかのメンバーを蹴落として、自分が選ばれるようにするのではないので注意が必要です。
グループのチームワークを示し、仕事での協調性があることをアピールしたり、メンバーで役割分担をしながら、短時間で与えられた課題や目標を達成させる成果を出したりすることが求められています。
グループワーク対策について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
インターンは、昨今の売り手市場の中、採用企業側が自社のアピールができる場として設定しているイベントです。また、これから就職活動を迎える学生にとっては、社会について、そして企業や仕事のことについて知ることができ、学べる場でもあります。
その中で、短期インターンは、その登竜門的な位置づけとなります。短期インターンに参加し、短いスパンでたくさんの会社を見て色んな経験を積んでいくことで社会のこと、業界のこと、会社のこと、そして自分のことを知ることができます。
あなたが社会人として輝くためには、大学時代にしっかり準備し、目標を定めたうえでその目標を達成するために行動をすることです。その行動、準備を効率的に進めるためにも、就活市場をお役立てください。