【例文17選】400字のガクチカを完璧に仕上げよう!ポイントから注意点まで徹底解説

【例文17選】400字のガクチカを完璧に仕上げよう!ポイントから注意点まで徹底解説

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【400字のガクチカ】ガクチカを400字にまとめる対策は必ずしよう

就活において、エントリーシート(ES)で「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を企業から400字で書くよう指定されることがあります。

400字という文字数でガクチカを書くためには、ただエピソードを述べるだけではなく、論理的な構成で伝える必要があります。

そのため事前に対策しておかなければ、なかなかうまくまとまらず苦戦することになる可能性が高いです。

しかし、ガクチカを400字指定する企業は少なくありません。

また文字数指定がない場合も、ガクチカは400字前後でまとめるのがベストだと言われています。

そのため本記事では「400字も書けるのか不安」「長くなりすぎてしまう」といった悩みを抱える方のために、400字のガクチカの作り方や文字数の調整方法について詳しく解説します。

【400字のガクチカ】400字にガクチカをまとめる対策が絶対に必要な理由

就職活動を進める中で、多くの学生が頭を悩ませるのがエントリーシート(ES)の作成、特に「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」の項目ではないでしょうか。

「200字で書きなさい」「800字で述べなさい」など、企業によって文字数指定はバラバラで、その都度内容を調整するのは大変な作業です。

しかし、実は多くの企業で求められる「400字」という文字数でガクチカを一つ完成させておくと、就職活動を有利に進められることをご存知でしたか。

400字という文字数は、あなたの要約力や論理的思考力を示す試金石となります。

あらかじめ準備しておくことで、ES作成の効率が格段にアップするだけでなく、自己分析を深め、面接対策にも繋がるのです。

この記事では、なぜ400字のガクチカ対策が絶対に必要と言えるのか、その具体的な理由を3つの観点から詳しく解説していきます。

この「400字」を制する者が、ガクチカを制すると言っても過言ではありません。

企業が400字指定でガクチカを求めることが多いから

就職活動を本格的に始めると気づくことですが、エントリーシートでガクチカを問う際、文字数指定を「400字」とする企業は非常に多く存在します。

これは、採用担当者の視点に立つと理由が明確になります。

日々何百、何千というエントリーシートに目を通す採用担当者にとって、限られた時間の中で学生の個性や能力を効率的に把握する必要があるのです。

400字という文字数は、学生が自身の経験の要点をまとめ、アピールしたい強みを簡潔に伝えるのに最適なボリュームだと考えられています。

長すぎず短すぎないため、学生の「要約力」や「論理的な文章構成力」を測る上でも適しています。

そのため、あらかじめ完成度の高い400字のガクチカを用意しておくことは、複数の企業へエントリーする際の大きな時間的アドバンテージになります。

毎回ゼロから内容を考えるのではなく、基本となる400字のガクチカを提出するだけで済む企業が多ければ、その分、企業研究や面接対策に時間を充てることができ、就職活動全体を有利に進めることができるでしょう。

400字にまとめる作業の中で自分が伝えたいことを整理できるから

ガクチカを400字にまとめる作業は、単に文章を短くするだけの作業ではありません。

これは、自分の経験を深く掘り下げ、本当に伝えたい核心部分は何かを見極める絶好の機会なのです。

はじめに文字数を気にせずガクチカを書き出してみると、多くのエピソードや感情が混在し、散漫な内容になりがちです。

しかし、そこから400字という制限の中で最も効果的にアピールできる要素を選び抜く過程で、「自分の強みは何か」「その経験から何を得たのか」といった自己分析が自然と深まっていきます。

どの部分を削り、どの言葉を選べば、採用担当者に自分の魅力が最も伝わるかを真剣に考えることで、エピソードの価値を再発見できるのです。

この思考の整理は、エントリーシートの質を高めるだけでなく、面接の場でも大いに役立ちます。

なぜその行動を取ったのか、その経験を通じてどう成長したのかを自分の言葉で明確に語れるようになるため、面接官からの深掘りの質問にも自信を持って、一貫性のある回答ができるようになるでしょう。

400字のガクチカがあれば他の文字数に応用しやすいから

400字でまとめられたガクチカは、他の文字数指定に対応する際の万能な「ベース」となり得ます。

就職活動では、200字程度の短い文字数を指定されることもあれば、600字や800字といった長い文章を求められることもあります。

そんな時、核となる400字のガクチカが一つあれば、様々なバリエーションへ効率的に展開できるのです。

例えば、200字への対応であれば、400字の中からさらに要点を絞り込み、最も伝えたい強みと結果を凝縮すれば完成します。

逆に600字や800字への対応であれば、400字の骨子を基にして、具体的な行動の背景や当時の思考プロセス、困難を乗り越えた工夫、学びを今後どう活かしたいかといった要素を肉付けしていくことで、より深みのある内容に仕上げることができます。

企業ごとに一からガクチカを作成する膨大な手間と時間を削減できることは、忙しい就活生にとって計り知れないメリットです。

まずは質の高い400字のガクチカを完成させること。

それが、多様な企業の選考を効率よく突破するための、賢い戦略と言えるでしょう。

【400字のガクチカ】400字以内の指定の場合は何文字書くべき?

まず大前提として、400字以内のガクチカを指定された場合には、何文字書くべきなのでしょうか。

なかなか文字数調節が上手くいかない方の中には、200字や300字でも問題ないのか、400字を多少超えても問題ないのか、と考える方もいるでしょう。

文字数についてのポイントは、以下の通りです。

文字数についてのポイント
  • 320文字以上は書く
  • 文字数指定は8~9割埋めるのが基本
  • 指定文字数を超えるのは絶対にNG

順番に詳しく解説していきます。

320文字以上は書く

企業が「400字以内で記述してください」と指定した場合、最低でも320文字以上は書くのが望ましい です。

理由は、短すぎると内容が浅くなり、企業に対して「伝える力が弱い」と判断される可能性があるためです。

200字、300字以内におさまったガクチカも、たしかに「400字以内」というルールの範囲内ではありますが、指定文字数に対してあまりに少ないと「志望度が低いのではないか」とマイナス評価を受けてしまいます。

まずは書類を見た際にパット見で判断されないよう、320字程度を目安に書くことは心がけましょう。

文字数指定は8~9割埋めるのが基本

400字以内の場合、企業の指定した文字数の8~9割を埋めることが基本です。

そのため400字以内であれば、 「320〜360字程度以上」 を目安に書くのが適切となるのです。

これは400字指定に限らず、200字指定、300字指定など他の文字数で指定された場合にも有効な原則となります。

大手企業の採用活動が活発になる3月、4月以降の就活では、特にガクチカの文字数指定を受ける場合が多くなります。

基本原則として「文字数指定は8~9割埋めるのが基本」というのは覚えておきましょう。

指定文字数を超えるのは絶対にNG

「400字以内」と指定されている場合、401字以上になるのはNGです。

ESの段階で「指示を守れない人」と評価される可能性があるため、文字数は厳守しましょう。

確かに文字数をできるだけ多くした方が、熱意があるとアピールできるかもしれません。

しかしビジネスの場において大切になってくるのは、熱意だけでなく、決められたルールを守りながら最大限のパフォーマンスを発揮することです。

ルールを守ることは大前提として、400文字以内という縛りの中でどのようにして自分のガクチカをアピールするか、という点を考えるようにしましょう。

【400字のガクチカ】企業がガクチカを400字指定にする理由

次に、企業がガクチカを400字指定にする理由を解説します。

企業がガクチカを400字指定にする理由は以下の3点です。

企業がガクチカを400字指定にする理由
  • 文章構成力や論理的思考力を確認するため
  • エピソードを通して成長過程を知るため
  • 長すぎると選考に時間がかかるため

400字指定を受けた場合には、なぜその企業がガクチカを400字に指定しているのかを理解したうえで、その意図に沿ったガクチカを作成することが通過のコツとなってきます。

なぜガクチカに文字数指定が設けられるのかを理解して、より効果的なアピールができるようになりましょう。

文章構成力や論理的思考力を確認するため

企業は、400字のガクチカを通して、応募者が限られた文字数でわかりやすく伝える力があるかを見ています。

仕事では、簡潔かつ論理的な報告・プレゼンが求められるため、ESの段階でその力を測ろうとしているのです。

また、400字という文字数は決して短くはありませんが、長いとも言えず、伝えたいことをすべて伝えるには足りないくらいの文字数です。

そのため400字で魅力的なガクチカを作成するためには、基本的な構成力を持っておく必要があります。

文章構成力はどのようなビジネスシーンにおいても重要視されます。

400字指定のガクチカを通して文章構成力や論理的思考力を確認したいという企業の意図を理解したうえで文章を作るようにしましょう。

エピソードを通して成長過程を知るため

企業は、応募者がどのような課題に直面し、どのように成長したのかを知りたいため、400字というボリュームを設定しています。

そのため、単なるエピソードの紹介ではなく、成長過程を意識して記述することが重要です。

ガクチカの文字数指定では、50字や100字、200字といった短い文字数指定を受けることもあります。

しかし短いガクチカの場合では、十分に学生時代に力を入れたことのエピソードを深掘りすることができません。

そこで400字であれば、エピソードの中で成長した過程、そのエピソードの中で起こした行動とその成果まで知ることができます。

長すぎると選考に時間がかかるため

企業は、多くのエントリーシート(ES)を短時間でチェックし、選考を進める必要があります。

そのため、応募者のガクチカがあまりにも長すぎると、選考の効率が落ちてしまいます。

特に、大企業や応募者数の多い企業では、1人あたりのESを確認する時間が限られており、長すぎる文章は負担になってしまいます。

その結果、要点が伝わりづらく、他の応募者と比較される際に印象が薄れてしまう可能性があるのです。

そのため、企業側は「400字」という制限を設け、応募者に対して、限られた文字数で論理的に伝える力を求めています。

応募者はこの意図を理解し、端的に、かつ伝わりやすい文章を意識して書くことが大切です。

長く書くことが評価されるわけではなく、簡潔かつ具体的に「何をしたのか」「どのように工夫したのか」「どんな成果があったのか」をまとめることが重要です。

したがって、400字以内の指定がある場合は、できるだけ簡潔にまとめながらも、しっかりと内容を伝えられるように意識しましょう。

【400字のガクチカ】400字のガクチカの作り方

400字のガクチカは、短すぎず、長すぎず、企業が応募者の論理的思考力や表現力を評価するのに適した文字数です。

しかし、「400字でどのようにまとめればいいかわからない」「伝えたいことが多すぎて、文章がまとまらない」と悩む方も多いでしょう。

そこで、以下の5ステップでガクチカを作成するのがおすすめです。

企業がガクチカを400字指定にする理由
  • 文章構成力や論理的思考力を確認するため
  • エピソードを通して成長過程を知るため
  • 長すぎると選考に時間がかかるため

400字のガクチカでは、無駄なく、要点をしっかり伝えられる構成を意識することが重要です。

ここで紹介する5つのステップを踏むことで、論理的かつ簡潔なガクチカを作ることができますので、ぜひ参考にして構成してみてください。

1. 何に力を入れて取り組んだのかを考える

まずは、学生時代に特に力を入れて取り組んだことを1つ選びましょう。

部活動、アルバイト、ゼミ、サークル活動、ボランティアなど、さまざまな経験があるかもしれません。

企業は、あなたがどのような経験を通じて成長したのかを知りたいと考えています。そのため、「成果が大きかった活動」よりも、「自分がどれだけ主体的に取り組んだか」が重要になります。

「自分が一番頑張ったと思えることは何か?」を基準に選ぶとよいでしょう。

2. なぜそれを頑張ったのか考える

次に、その活動を頑張ろうと思った理由を整理しましょう。

「なぜ、それに力を入れようと思ったのか?」を明確にすることで、エピソードに説得力が生まれます。

  • サークル活動を頑張った → 「サークルの雰囲気を良くしたかった」
  • アルバイトを頑張った → 「店舗の売上向上に貢献したかった」
  • ゼミの研究に取り組んだ → 「研究を通じて、新たな発見をしたかった」

このように、自分の動機を明確にすることで、文章の軸がブレなくなります。

3. エピソードの詳細を言語化する

次に、「どんな課題に直面し、どのように取り組んだのか」を具体的に記述しましょう。

企業は、あなたがどのような考え方を持ち、どんな行動を取ったのかに注目しています。そのため、「大変だったこと」「工夫したこと」「試行錯誤したこと」をできるだけ詳しく書くことが重要です。

  • サークル活動でイベント運営に携わった → 参加者が少なかったため、SNSを活用して告知を強化した
  • アルバイトで接客を頑張った → クレーム対応のマニュアルを作成し、スタッフ全員で共有した
  • ゼミで研究に取り組んだ → 学会発表に向けて、データの分析方法を見直した

このように、自分がどのように行動したのかを具体的に記述すると、説得力が増します。

4. 学生時代に頑張ったことから学んだことを明確にする

ガクチカでは、「どんな成果を得たのか」「どんな成長を遂げたのか」 を明確にすることが大切です。

成果は必ずしも数値で示す必要はありませんが、「どのようにして成功したのか」「どのような変化があったのか」を伝えると、印象に残りやすくなります。

  • 「SNSを活用した結果、イベントの参加者が前年比30%増加した」
  • 「クレーム件数が20%減少し、スタッフのモチベーション向上につながった」
  • 「研究成果が評価され、学会で発表する機会を得た」

また、「この経験から何を学んだのか?」を明確にすることも重要です。

単に「成功した」だけではなく、「この経験を通じてどんなスキルを身につけたのか」「どんな価値観が形成されたのか」を伝えることで、企業が求める人物像にマッチしていることをアピールできます。

5. PREP法・STAR法に従ってまとめる

最後に、文章構成を意識して、論理的に伝わるようにまとめましょう。

ガクチカをわかりやすく伝えるためには、以下の2つの構成が有効です。

PREP法(結論→理由→具体例→結論)
  • 結論: 私は〇〇に力を入れました。
  • 理由: なぜそれを頑張ろうと思ったのか。
  • 具体例: どのような課題があり、どのように行動したのか。
  • 結論: その経験を通じて何を学んだのか。
STAR法(状況→課題→行動→結果)
  • 状況: どんな背景・状況でその取り組みをしたのか。
  • 課題: 直面した課題や問題点。
  • 行動: どのように課題を解決しようとしたのか。
  • 結果: どんな成果や学びがあったのか。

どちらの方法を使っても構いませんが、「結論を最初に持ってくる」と、企業側が読みやすくなります。

このようなフレームワークを活用することで、わかりやすく、伝わりやすいガクチカを作ることができます。

ぜひ、この5つのステップを意識して、企業に響くガクチカを作成しましょう。

【400字のガクチカ】400字に調整するテクニックを伝授

ガクチカを400字にまとめる際、「文字数が足りない」「逆に長くなりすぎる」といった悩みを持つ方も多いでしょう。

文字数が400字より長すぎると、指定された文字数を超えてしまい、企業の指示を守れない印象を与える可能性があります。

反対に、短すぎると、内容が浅くなり、評価を得られにくくなることもあります。

そのため、適切な文字数に調整するテクニックを身につけておくことが重要です。

ここでは、400字を超えてしまった場合・足りない場合のそれぞれの対処法を紹介します。

400字より長くなってしまう場合

400字を超えてしまった場合、不要な表現を削る・簡潔な表現にすることで、適切な長さに調整しましょう。

文章を短くするコツ
  • 冗長な表現を削る(例:「私はサークルでリーダーを務めました」→「サークルのリーダーを務めた」)
  • 「です・ます調」を「だ・である調」に統一する(文章がスッキリし、文字数を抑えられる)
  • 「~することができた」→「~した」にする(「できた」は冗長なため、省略可能)
  • 同じ意味の言葉を重複させない(例:「新しいアイデアを考え、新しいイベントを企画した」→「新しいアイデアでイベントを企画した」)

たとえば、次のような文章があったとします。

「私はアルバイトでリーダーを担当し、売上向上を目的に新たな施策を考え、それを実施しました。」

この文章を短くすると、「アルバイトのリーダーとして売上向上策を実施した。」というようになります。

このように、不要な言葉を削り、シンプルな表現にすることで、短くまとめることができます。

400字より短くなってしまう場合

400字に満たない場合、内容を深掘りして具体的な説明を加えることで、文字数を増やしましょう。

文章を長くするコツ
  • 「なぜ?」を深掘りする(なぜその活動に力を入れたのか、背景や動機を詳しく書く)
  • 課題や工夫したポイントを増やす(どのような困難があり、どんな工夫をしたのか)
  • 結果をより詳細に記述する(成果を数値や具体的な変化で表現する)
  • 学びを掘り下げる(活動を通じて得た気づきや今後の活かし方を書く)

たとえば、「アルバイトで接客改善に取り組みました。」という文を長くする場合、「私は飲食店のアルバイトで、お客様からのフィードバックを基に接客改善に取り組みました。その結果、アンケートでの満足度が前年比20%向上し、リピーターが増加しました。」というように、背景や具体的な結果を加えることで、文字数を増やしながら内容を充実させることができます。

文字数を400文字に調整するのが難しい際はツールを使おう

すでにガクチカの文章を用意している場合、その文章の文字数を調整していくのが最も手っ取り早い方法となります。

また、最初はフルサイズのガクチカの文章を作成してから文字数を少なくしていくのも、文字数指定があるガクチカでは大変有効な手段となります。

しかし、文字数を400文字に調整するのは、なかなか難しいものです。

どこを削って良いかわからなかったり、逆に削り過ぎてしまって伝わらない文章になってしまったりと、上手くいかないことも少なくありません。

そこでぜひ活用していただきたいのが、就活市場の文字調整ツール「文字ピタ君」です。

このツールは指定した文字数にガクチカの文章を調整してくれる、ES特化のAIツールです。

文字数調整は制度が高く、指定した文字数の8割以内に収めた上で要点を押さえた文章に変換してくれます。

なかなか文字数の調整が上手くいかない、手っ取り早く文字数制限に対応したいという方は、ぜひこちらのツールを利用してみてください。

文字数調整ツールを利用する(無料)

【400字のガクチカ】例文17選

エントリーシート(ES)や面接で頻繁に問われる「学生時代に最も力を入れたこと」、いわゆる「ガクチカ」。

その中でも「400字」という文字数指定は、多くの企業で採用されています。

なぜ400字なのでしょうか。

それは、企業があなたの経験そのものだけでなく、要点を簡潔にまとめて伝える能力も見ているからです。

伝えたいことがたくさんある中で、どの情報を取捨選択し、最も魅力的にアピールできるかが問われています。

しかし、いざ書こうとすると「何を書けばいいかわからない」「どうまとめれば400字に収まるの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

このセクションでは、部活動やアルバイト、サークル活動といった定番のテーマから、アピールしたい強み別の例文まで、合計17の具体的な例文を紹介します。

あなた自身の経験と照らし合わせながら、構成や表現の仕方を参考にし、オリジナルの魅力的なガクチカを完成させましょう。

部活

ガクチカ例文

大学時代のサッカー部での活動に最も力を注ぎました。

入部当初、私は控え選手で、チームも地区リーグで下位に低迷していました。

この状況を打開するため、まずは自身のフィジカル強化と、試合映像の分析による戦術理解度の向上に努めました。

1日3時間の自主練習を半年間継続した結果、フィジカルテストの数値がチームトップクラスになり、レギュラーポジションを獲得できました。

さらに、チームの課題であった得点力不足を解消するため、分析で得た知見を基に新しいセットプレーのパターンを考案し、監督やチームメイトに提案しました。

当初は懐疑的な意見もありましたが、練習で成果を示し、粘り強く対話を重ねることで、チーム全体で取り組む合意形成ができました。

結果として、リーグ戦でのセットプレーからの得点数が前シーズンの3倍に増加し、チームは過去最高の2位という成績を収めることができました。

この経験から、目標達成のために課題を特定し、周囲を巻き込みながら粘り強く解決策を実行する力を培いました。

この例文は、個人の目標とチームの目標の両方に対して、具体的な行動と成果を示している点が評価されます。

課題発見から解決までのプロセスが明確であり、入社後も主体的に行動できる人材であることをアピールできています。

また、数値を用いて客観的な成果を示しているため、説得力が増しています。

アルバイト

ガクチカ例文

スターバックスでのアルバイトに4年間従事し、お客様一人ひとりに寄り添った接客を追求しました。

私が働いていた店舗はビジネス街に位置し、平日の朝は非常に混雑していました。

常連のお客様が多い一方で、忙しさから画一的な対応になりがちで、顧客満足度の低下が課題でした。

そこで私は、お客様の顔と名前、いつもの注文を覚え、一言添える「プラスワンのコミュニケーション」を実践しました。

例えば、「〇〇様、いつものソイラテですね。

今日もお仕事頑張ってください」といった声かけです。

この取り組みを他のスタッフにも共有し、朝のピークタイムにこそ丁寧な接客を心がける文化を醸成しました。

その結果、お客様から「あなたの接客で一日が始まるのが楽しみだ」というお言葉をいただく機会が増え、店舗の顧客満足度アンケートでは「接客の質」の項目で全国トップ10に入ることができました。

この経験から、お客様の潜在的なニーズを汲み取り、期待を超える価値を提供するホスピタリティ精神を学びました。

貴社でもこの強みを活かし、顧客満足度の向上に貢献したいです。

この例文は、店舗が抱える課題に対して、自分なりの仮説を立てて主体的に行動した点が高く評価されます。

個人の取り組みをチーム全体に広げ、組織としての成果に繋げた経験は、再現性のある強みとしてアピールできており、入社後の活躍を期待させます。

サークル

ガクチカ例文

所属していたアカペラサークルで、毎年開催する定期公演の集客リーダーを務めた経験です。

前年度の公演が赤字だったことを受け、私の代では「満員御礼」を目標に掲げました。

課題は、サークルの認知度の低さと、それに伴う集客力の弱さでした。

そこで私は、従来の学内ポスター掲示だけではなく、SNSを活用した広報戦略を新たに立案・実行しました。

具体的には、各SNSプラットフォームの特性を分析し、Instagramでは練習風景やメンバー紹介の動画を、Twitterでは公演情報やチケットの残席状況をリアルタイムで発信しました。

また、他の音楽系サークルと合同でSNS上での告知イベントを企画し、相互送客を図ることで、新たなファン層の獲得に繋げました。

この結果、公演当日は過去最高の500人の来場者数を記録し、目標であった満員御礼を達成することができました。

この経験を通じて、現状を分析し、課題解決のために新たな施策を企画・実行する力を身につけました。

この例文では、明確な目標(満員御礼)と、その達成を阻害していた課題(認知度の低さ)が具体的に示されています。

課題解決のための施策が独創的かつ論理的であり、PDCAサイクルを回せる人材であることを印象付けられます。

具体的な数字で成果を示せている点も説得力を高めています。

ゼミ

ガクチカ例文

国際経営学のゼミ活動で、東南アジア市場における日系企業の成功要因について研究した経験です。

当初、私たちのグループは先行研究のレビューを中心に研究を進めていましたが、二次情報だけでは現地のリアルな消費者動向や文化的な背景の理解に限界があると感じました。

そこで私は、より深いインサイトを得るために、現地で働く日本人駐在員の方々へのオンラインインタビューを提案・実行しました。

メンバーの伝手や大学のOB名簿を頼りに、合計10名の方にアポイントを取り、ヒアリング調査を実施しました。

インタビューでは、現地の商習慣や消費者の価値観、日本企業が直面する課題など、文献だけでは得られない貴重な一次情報を得ることができました。

この情報を基に研究を再構築し、独自の視点を取り入れた論文を完成させた結果、教授から「実践的で説得力が高い」と最高評価をいただきました。

この経験から、現状に満足せず、より高い成果を求めて主体的に行動する探究心と、課題解決のための実行力を学びました。

この例文は、研究活動において現状の課題を発見し、自ら解決策を提案・実行した主体性が高く評価されるポイントです。

二次情報に満足せず、一次情報を取りに行くという行動力は、ビジネスの現場でも求められる資質であり、探究心や行動力のある学生という印象を与えることができます。

留学

ガクチカ例文

大学2年次に、アメリカへ1年間留学した経験です。

当初は、自分の英語力に自信がなく、現地の学生とのディスカッションで全く発言できずに悔しい思いをしました。

このままでは留学に来た意味がないと感じ、私は二つの行動目標を立てました。

一つ目は、授業で最低3回は発言すること。

そのために、授業前には必ず予習を徹底し、自分の意見とそれに伴う質問を3つ以上用意して臨みました。

二つ目は、現地の学生との交流機会を増やすこと。

日本人留学生だけのコミュニティに留まらず、現地のボランティア活動やスポーツサークルに積極的に参加し、意識的に英語を話す環境に身を置きました。

最初は苦労しましたが、粘り強く続けた結果、次第に自分の意見を臆することなく伝えられるようになり、学期末のプレゼンテーションではクラスメイトから「君の視点は面白い」と評価されるまでになりました。

この経験から、高い目標を掲げ、困難な状況でも主体的に課題解決に取り組む力と、異文化の中で信頼関係を築くコミュニケーション能力を培いました。

この例文は、留学という経験の中で直面した具体的な困難と、それを乗り越えるための行動が明確に記述されています。

目標設定から実行、そして成果までの一連の流れが分かりやすく、精神的なタフさや目標達成意欲の高さを効果的にアピールできています。

ビール売り子での売上向上

ガクチカ例文

大学4年間、野球場でビールの売り子のアルバイトに励みました。

当初は売上が伸び悩み、他のスタッフとの差に悩んでいました。

そこで、売上トップの先輩の動きを徹底的に観察したところ、お客様に声をかけるタイミングや商品の見せ方だけでなく、常連のお客様との関係構築に長けていることに気づきました。

これを参考に、私も自分なりの工夫を始めました。

具体的には、担当エリアの試合展開を常に把握し、攻守交替のタイミングで集中的に販売することや、お客様のユニフォームを見て「〇〇選手のファンですか?」と声をかけ、会話のきっかけを作ることです。

また、リピーターのお客様の顔と好みの銘柄を覚え、次回来場時にお声がけする「おもてなし」を心がけました。

これらの取り組みを続けた結果、30人いた売り子の中で売上1位を達成し、新人教育も任されるようになりました。

この経験から、現状分析に基づいた課題設定力と、目標達成のための泥臭い努力を継続する力を学びました。

この例文では、具体的な目標(売上向上)達成のために、分析、模倣、そして独自の工夫という一連のプロセスを分かりやすく示せています。

売上1位という明確な成果だけでなく、新人教育を任されたという事実は、周囲からの信頼を得ていたことの証明にもなり、人間性もアピールできます。

ボランティア活動

ガクチカ例文

地域の子供たちを対象とした学習支援ボランティアに3年間参加し、子供たちの学習意欲の向上に取り組みました。

私が担当した地区は、経済的な理由から塾に通えない子供が多く、学習習慣が身についていないことが課題でした。

当初は一方的に勉強を教えるだけでしたが、子供たちの集中力が続かず、成果が上がりませんでした。

そこで、まずは子供たちとの信頼関係を築くことが重要だと考え、勉強以外の会話を増やしたり、一緒に遊んだりする時間を設けました。

その中で、一人ひとりの好きなことや興味関心を知り、それを学習内容と結びつける工夫をしました。

例えば、アニメが好きな子には、キャラクターの名前で漢字の練習を、ゲームが好きな子には、計算問題で対戦する、といった形です。

この取り組みの結果、子供たちが自ら「勉強したい」と言うようになり、参加者の8割が学校のテストで平均点を超えることができました。

この経験から、相手の立場に立って考え、信頼関係を構築しながら課題解決に導く力を学びました。

この例文は、相手(子供たち)の課題を深く理解し、その特性に合わせたアプローチを試みた点が評価されます。

一方的な指導ではなく、信頼関係の構築から始めたというプロセスは、顧客や同僚と良好な関係を築きながら仕事を進められる素養を示唆しています。

成果が子供たちの内面的な変化(学習意欲)にまで言及できている点も魅力的です。

インターンシップ

ガクチカ例文

ITベンチャー企業での長期インターンシップにおいて、新規WebサービスのSNSマーケティングを担当しました。

当初の目標は、3ヶ月でフォロワー数を1,000人増やすことでしたが、開始1ヶ月時点での増加数はわずか100人と、目標達成が危ぶまれる状況でした。

原因を分析したところ、ターゲット層である大学生に響くコンテンツが不足していること、そして発信のタイミングが不適切であることが判明しました。

そこで私は、二つの施策を実行しました。

一つは、現役大学生である自分自身の視点を活かし、大学生活の「あるある」ネタや、テスト期間に役立つ情報など、ターゲットが共感・関心を持つコンテンツを企画・制作することです。

二つ目は、SNSのアクセス解析ツールを用いて、ターゲット層が最もアクティブになる平日の夜と休日の昼に投稿時間を変更することです。

この改善策を粘り強く続けた結果、残りの2ヶ月でフォロワー数を1,500人以上増やすことに成功し、最終的に目標を大幅に超えることができました

この経験から、データに基づき課題を特定し、仮説検証を繰り返しながら目標を達成する力を習得しました。

この例文は、インターンシップという実務経験の中で、具体的な目標(KPI)に対してPDCAサイクルを回した経験を効果的にアピールできています。

課題分析、施策立案、実行、そして結果までの一連の流れがビジネスプロセスそのものであり、即戦力となりうる問題解決能力を持っていることを示せます。

資格取得

ガクチカ例文

大学3年次に、独学でITパスポートと基本情報技術者試験に合格しました。

非情報系の学部であったため、当初はプログラミングやネットワークの専門用語に苦戦し、最初の模擬試験では合格基準に遠く及びませんでした。

しかし、将来IT業界で活躍したいという強い想いがあったため、諦めずに学習計画を抜本的に見直しました。

具体的には、毎日3時間の学習時間を確保することを徹底し、午前中にインプット(参考書)、午後にアウトプット(過去問)というサイクルを確立しました。

特に、理解が浅い分野については、参考書を読むだけでなく、関連する解説動画を視聴したり、IT系のニュースサイトで最新動向を学んだりすることで、知識を多角的に深める工夫をしました。

その結果、半年間の学習を経て、ITパスポートと基本情報技術者試験の両方に一発で合格することができました。

この経験を通じて、明確な目標を設定し、達成に向けた緻密な計画を立て、それを着実に実行する自己管理能力と、未知の分野でも主体的に学び続ける姿勢を身につけました。

この例文は、資格取得という結果だけでなく、そこに至るまでの学習プロセスや工夫を具体的に記述している点がポイントです。

特に、非情報系学部というハンデを乗り越えたストーリーは、目標達成意欲の高さや計画性、継続力をアピールする上で非常に効果的です。

リーダーシップ

ガクチカ例文

所属していたテニスサークルで副部長を務め、部員の参加率向上に尽力しました。

私が副部長に就任した当初、サークルの練習参加率は約50%と低く、メンバー間の交流も希薄な状態でした。

原因は、練習内容が上級者向けに偏っており、初心者や中級者が楽しめていないことにあると考えました。

そこで私は、全ての部員が楽しめる環境を作るため、二つの改革を提案・実行しました。

一つ目は、レベル別の練習メニューの導入です。

コートごとにレベル分けを行い、初心者には基本練習を、上級者には試合形式の練習を、といった形で全員が満足できる練習環境を整えました。

二つ目は、練習後の交流イベントの企画です。

食事会やレクリエーションを定期的に開催し、メンバー間のコミュニケーションを活性化させました。

これらの取り組みの結果、半年後には練習参加率が平均80%まで向上し、サークル全体の雰囲気も非常に明るくなりました。

この経験から、組織の課題を特定し、多様なメンバーの意見を尊重しながら解決策を実行するリーダーシップを学びました。

この例文は、リーダーシップを「役職」ではなく「行動」で示せている点が優れています。

現状分析から課題を特定し、具体的な解決策を実行して成果を出すという一連のプロセスは、ビジネスにおけるプロジェクトマネジメントにも通じます。

多様なメンバーへの配慮も示せており、協調性のあるリーダー像をアピールできます。

協調性

ガクチカ例文

文化祭実行委員会で企画担当として、ステージイベントの運営に携わった経験です。

私のチームは、それぞれ異なる学部・学年から集まった5名で構成されており、当初は企画の方向性を巡って意見が対立しがちでした。

特に、伝統的な企画を重んじる意見と、新しい企画に挑戦したいという意見で真っ二つに分かれてしまいました。

このままでは準備が進まないと感じた私は、まず両者の意見を徹底的にヒアリングする場を設けました。

その中で、対立の根底には「来場者全員に楽しんでもらいたい」という共通の想いがあることに気づきました。

そこで私は、伝統企画の良さを活かしつつ、若者向けの新しい要素を取り入れた折衷案として「参加型クイズ大会」を提案しました。

具体的には、大学の歴史に関するクイズと、流行の音楽に関するクイズを組み合わせるというものです。

この提案が双方から受け入れられ、チームは一つにまとまりました。

結果、イベントは大成功を収め、来場者アンケートでは「最も楽しかった企画」で1位を獲得しました。

この経験から、多様な意見を調整し、共通の目標に向かってチームをまとめる協調性の重要性を学びました。

この例文では、意見が対立する困難な状況において、調整役として主体的に行動したことが具体的に示されています。

単に周りに合わせるのではなく、対立の背景にある共通の想いを見出し、建設的な解決策を提示したというプロセスは、高度な協調性と問題解決能力のアピールに繋がります。

チームワーク

ガクチカ例文

大学のグループワークで、地域の活性化策について半年間かけて調査・提言を行った経験です。

私たちのチームは5人で構成されていましたが、当初は議論が発散するばかりで、なかなか方向性が定まりませんでした。

原因は、全員が自分の意見を主張するだけで、他のメンバーの意見を深く理解しようとする姿勢が欠けていたことにありました。

この状況を改善するため、私はまず「ファシリテーター役」を自ら買って出ました。

具体的には、議論の前に必ずアジェンダ(議題)を設定し、各議題の制限時間を設けることで、議論の脱線を防ぎました。

また、「良い意見ですね。具体的にはどういうことですか?」のように、メンバーの発言を深掘りする質問を投げかけ、相互理解を促進しました。

さらに、議論の最後には必ず決定事項と次のアクションを確認する時間を設け、チーム全体の認識を揃えることを徹底しました。

この取り組みの結果、チームの生産性は飛躍的に向上し、最終発表では教授から「最も論理的で実現可能性の高い提言だ」と最高評価をいただくことができました。

この経験を通じ、チーム全体の成果を最大化するために、個々のメンバーの力を引き出し、円滑な議論を促進するチームワークの重要性を学びました。

この例文は、チームが機能不全に陥っていた原因を的確に分析し、具体的な役割(ファシリテーター)を担って解決に導いたプロセスが評価されます。

自らが率先してチームの潤滑油となる行動を取った経験は、入社後もチームの一員として高いパフォーマンスを発揮できる人材であることを強く印象付けます。

コミュニケーション能力

ガクチカ例文

個別指導塾の講師アルバイトで、英語が苦手な中学2年生の生徒を担当した経験です。

当初、その生徒は全くやる気がなく、授業中に私語が絶えませんでした。

一方的に文法を教えても全く聞く耳を持たなかったため、私はまず、彼の興味関心を知ることから始めました。

雑談の中から、彼が大のサッカー好きであることを知り、以降は彼の好きな海外のサッカー選手やチームを話題に取り入れながら授業を進めるように工夫しました。

例えば、選手のインタビュー記事を一緒に読んだり、試合の実況を英語で聞き取ってみたりと、彼が「楽しい」と感じられる学習方法を模索しました。

また、小さな成功体験を積ませることが重要だと考え、正解した際には具体的にどこが良かったのかを褒め、自信を持たせることを意識しました。

この対話を重視したアプローチを続けた結果、彼は徐々に英語学習に前向きになり、半年後の定期テストでは、入塾時に比べて40点も点数を伸ばすことができました

この経験から、相手の心を開き、信頼関係を築いた上で目標達成に導くコミュニケーション能力を学びました。

この例文では、コミュニケーション能力を「相手の課題解決のために、どのように対話し、行動したか」という文脈で具体的に示せています

一方的な伝達ではなく、相手の興味関心に寄り添い、信頼関係を構築していくプロセスは、顧客や社内の人間と良好な関係を築き、成果を出せる人材であることをアピールする上で非常に有効です。

サポート力

ガクチカ例文

大学のバスケットボール部で、マネージャーとしてチームを支えた経験です。

私の代は選手層が厚く、レギュラー争いが激化していました。

その結果、試合に出られない選手のモチベーション低下がチーム全体の課題となっていました。

選手ではない自分に何ができるか考えた末、私は「全部員の活躍の場を作ること」を目標に掲げました。

具体的には、練習試合の機会を増やすため、他大学のマネージャーに積極的に連絡を取り、前年度の倍以上の試合を組みました。

また、試合に出場した全選手のプレー時間やシュート成功率などのデータを記録・分析し、個別にフィードバックすることで、控え選手であっても自分の成長を可視化できるように工夫しました。

選手一人ひとりと面談する時間を設け、彼らの悩みや目標を聞き、精神的な支えになることも心がけました。

これらの取り組みの結果、チーム全体の練習への熱量が高まり、一体感が醸成され、創部以来初の地区リーグ優勝を果たすことができました。

この経験から、縁の下の力持ちとして組織の課題を見つけ、目標達成のために主体的に行動するサポート力を培いました。

この例文は、「サポート力」という抽象的な強みを、具体的な行動と成果に落とし込んでいる点が優れています。

自分が主役になるのではなく、チームやメンバーのために何ができるかを考え、主体的に行動した経験は、組織への貢献意欲の高さを示します。

データ分析や面談といった具体的なアクションも説得力を高めています。

論理的思考力

ガクチカ例文

大学のマーケティングの授業で、赤字続きの地方スーパーの経営再建案を考えるグループワークに取り組んだ経験です。

当初、チーム内では「若者向けのイベントを開催する」「SNSで宣伝する」といったアイデアが次々と出ましたが、根拠に乏しく議論が発散していました。

そこで私は、まず現状を客観的に分析することが不可欠だと考え、フレームワークを用いた情報整理を提案しました。

具体的には、3C分析を用いて顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の状況を整理し、SWOT分析で内部環境の強み・弱み、外部環境の機会・脅威を洗い出しました。

この分析によって、「高齢の常連客が多い」という強みと、「近隣に大型スーパーが出店した」という脅威が明確になりました。

この事実に基づき、「若者向けの奇抜な施策ではなく、既存の高齢顧客の満足度を高め、囲い込むべきだ」という結論を導き出しました。

最終的に、「地域の高齢者向け宅配サービスの強化」という具体的な施策を提言し、教授から「データに基づいた最も説得力のある提案だ」と高い評価を得ました。

この経験から、複雑な課題に対して、情報を整理・分析し、最適な解決策を導き出す論理的思考力を学びました。

この例文は、論理的思考力という強みを、具体的なフレームワーク(3C、SWOT)を用いて示したことで、説得力が格段に増しています。

感覚的な議論から、客観的なデータに基づいた議論へとチームを導いたプロセスは、ビジネスの現場で求められる問題解決能力そのものであり、高く評価されるポイントです。

忍耐力・持続力

ガクチカ例文

私は大学時代、毎日10kmのランニングを3年間継続しました。

始めたきっかけは、大学受験で体力が落ち、心身ともに無気力になってしまったことへの危機感でした。

初めは1km走るだけでも息が切れ、何度もやめようと思いました。

しかし、「ここで諦めたら何も変わらない」と自分を奮い立たせ、まずは「毎日続ける」ことだけを目標にしました。

雨の日も風の日も、体調が優れない日でも、短い距離でも必ず走り続けました。

続けていくうちに、徐々に体力がつき、走れる距離が伸びていくのが楽しくなりました。

半年後には10kmを余裕で走れるようになり、心身ともに自信を取り戻すことができました。

この経験は、学業にも良い影響を与えました。

困難な課題に直面しても、「ランニングを継続できたのだから、これも乗り越えられる」と考えられるようになり、粘り強く取り組むことができるようになりました。

その結果、GPA(成績評価値)を入学当初の2.5から卒業時には3.8まで向上させることができました。

この経験から、高い目標に向かって地道な努力を継続する忍耐力と、困難を乗り越える精神的な強さを培いました。

この例文は、ランニングという個人的な活動を、学業での成果という客観的な結果に結びつけている点が秀逸です。

単に「頑張った」という精神論で終わらせず、その経験を通じて得た内面的な成長(粘り強さ、自信)が、他の分野でどのように活かされたかを示すことで、再現性のある強みとしてアピールできています。

困難を乗り越えた経験

ガクチカ例文

大学2年次に所属していた軽音楽部で、ライブ開催を目前にバンドメンバーが脱退し、解散の危機に陥った経験です。

目標としていたライブへの出演が絶望的になり、残されたメンバーも意気消沈していました。

しかし、私はこのまま諦めたくありませんでした。

そこで、まずは残ったメンバーと腹を割って話し合い、「絶対にこのメンバーでステージに立ちたい」という共通の想いを再確認しました。

その上で、私が中心となって新たなメンバー探しに奔走しました。

学内の掲示板やSNSで募集をかけるだけでなく、他の音楽サークルに直接足を運び、一人ひとりに声をかけて協力を仰ぎました。

その結果、私たちの熱意に共感してくれた他学部のギタリストが、サポートとして加入してくれることになりました。

しかし、ライブまでの時間はわずか2週間。

そこから毎日4時間の猛練習を重ね、新メンバーとの一体感を高めました

本番では完璧な演奏とは言えませんでしたが、最後まで諦めずにやり遂げた演奏は、観客から最も大きな拍手をいただきました。

この経験から、予期せぬ困難に直面しても、目標を見失わずに周囲を巻き込み、最後までやり遂げる力を学びました。

この例文は、絶望的な状況から、どのように考え、行動し、周囲を巻き込んで乗り越えたかというプロセスがドラマチックに描かれています。

精神的な強さや目標達成への執着心だけでなく、逆境における行動力やコミュニケーション能力も同時にアピールできる、非常に力強いエピソードです。

【400字のガクチカ】400字指定のガクチカでやってしまいがちなNGポイント

魅力的なガクチカを作成しても、ちょっとしたミスで評価を大きく下げてしまうのは非常にもったいないことです。

特に「400字」という文字数指定がある場合、多くの就活生が陥りがちな落とし穴がいくつか存在します。

せっかくのアピールチャンスを最大限に活かすためにも、ありがちなNGポイントを事前に把握し、対策しておくことが重要です。

ここでは、特に注意すべき3つのポイントを解説します。

どんなに素晴らしい経験も、伝え方一つで印象は大きく変わってしまいます

あなたのガクチкаが「読みにくい」「意図が伝わらない」と判断されてしまわないよう、提出前の最終チェックとして、ぜひこのセクションを活用してください。

これらのNGポイントを避けるだけで、あなたのガクチカは他の就活生と差がつくものになるはずです。

成果ばかりに重点をおいてアピールしてしまう

ガクチカを作成する際、「売上1位」「大会優勝」といった華々しい成果をアピールしたい気持ちはよく分かります。

しかし、その成果だけを強調してしまうのは逆効果になる可能性があります。

なぜなら、採用担当者が本当に知りたいのは、成果そのものよりも「その成果に至るまでのプロセス」だからです。

あなたが課題に対してどのように向き合い、何を考え、どんな工夫をして行動したのか、その過程からあなたの人柄や思考の特性、仕事への取り組み方を判断しようとしています。

例えば、ただ「アルバイトで売上1位になりました」と書くだけでは、それが運良く達成できたのか、再現性のある努力の結果なのか伝わりません。

「売上が低迷している原因を分析し、〇〇という仮説を立て、△△という施策を実行した結果、売上が前月比150%になり1位を獲得できた」というように、具体的な行動と思考のプロセスを記述することで、あなたの強みに説得力が生まれます

輝かしい成果がないと悩む必要は全くありません。

むしろ、困難な状況をどう乗り越えたか、その経験から何を学び、次どう活かすかを語ることの方が重要です。

企業ごとに分けず同じガクチカを使い回しする

エントリーシートの作成は時間がかかるため、一つの完璧なガクチカを完成させて、全ての企業に同じ内容で提出したくなるかもしれません。

しかし、これは避けるべきNG行動の一つです。

なぜなら、企業はそれぞれ独自の社風や事業内容を持ち、求める人物像も異なるからです。

例えば、チームワークを重視する企業に対して、個人で黙々と努力した経験ばかりをアピールしても、響きにくいでしょう。

大切なのは、各企業が掲げる「求める人物像」や「経営理念」を深く理解し、それに合致する自分の強みや経験をアピールすることです。

そのためには、まず企業のウェブサイトや採用ページを読み込み、どのような人材が活躍しているのか、どのような価値観を大切にしているのかを分析する必要があります。

その上で、あなたのガクチカのエピソードの中から、その企業に最も響くであろう側面を切り取り、強調するのです。

エピソードの締めの一文を「この経験で培った〇〇という強みを、貴社の△△という事業で活かしたい」というように、企業ごとにカスタマイズするだけでも、志望度の高さが伝わり、印象は大きく変わります。

手間を惜しまず、一社一社に合わせた「ラブレター」を書く意識で臨みましょう。

1文字〜5文字オーバーで提出してしまう

「400字以内」という指定に対して、401字や405字で提出してしまう。

「少しくらい大丈夫だろう」「熱意の表れと捉えてくれるかもしれない」と考えるかもしれませんが、これは絶対に避けるべきです。

文字数オーバーは、「ルールを守れない人」「注意力が散漫な人」というネガティブな印象を採用担当者に与えてしまいます

特に、多数の応募者を効率的に捌かなければならない採用の初期段階では、文字数オーバーというだけで機械的に不合格とされてしまう可能性もゼロではありません。

たった数文字の違いが、あなたのこれまでの努力を無駄にしてしまうのです。

文字数を指定内に収める作業は、単なる文字削りではありません。

**限られた文字数の中で、どの情報を優先し、どの言葉を選べば最も言いたいことが伝わるかを考える、重要な「編集作業」**です。

この作業を通じて、あなたの要約力や論理的思考力も試されています。

「ですます調」を「だである調」に変えたり、冗長な表現をより簡潔な言葉に言い換えたりと、工夫できる点はたくさんあります。

提出前には、必ずWordの文字カウント機能などを使って、指定文字数内に収まっているかダブルチェック、トリプルチェックする習慣をつけましょう。

【400字のガクチカ】よくある質問6つ

ガクチカは面接やエントリーシートにおいて非常に重要なアピールポイントとなりますが、どのように書けば良いか、どのエピソードを選ぶべきかで悩む方も多いです。

以下によくある質問に対する具体的な回答をまとめました。

ガクチカでは、必ずしも大きな成果をアピールする必要はありません。
重要なのは、困難や課題にどのように向き合い、問題を解決しようとしたか、その過程で何を学んだかです。
挑戦した経験や工夫した点を強調することで、面接官はあなたの姿勢や努力を評価します。たとえば、小さなプロジェクトでも、改善に向けて積極的にアイデアを出したり、新しい方法を試したことをアピールすると良いでしょう。
結果よりもプロセスに焦点を当てることで、ガクチカとして十分に活用できます。

同じエピソードを複数の企業に使うことは問題ありませんが、それぞれの企業に合わせて内容を微調整すると効果的です。
企業ごとに求められるスキルや価値観が異なるため、エピソードの中で強調するポイントを変えることが重要です。
たとえば、リーダーシップをアピールしたい企業にはその面を強調し、チームワークが重視される企業では協力の姿勢を強調するなど、企業の特徴に合わせたアピールを心掛けましょう。

ガクチカで他の応募者と差別化するためには、自分ならではの視点や工夫を強調することがポイントです。
どんな経験でも、そこに至る過程や自分が感じたこと、考えたことは個性的なはずです。
たとえば、同じアルバイト経験でも、自分が工夫した接客方法や、困難を乗り越えた際の考え方などをアピールすることで、オリジナリティを出せます。
また、具体的な数字やデータを使うと、説得力が増し、面接官に印象を残すことができます

ガクチカを仕事にどう活かせるかを説明するには、まず自分が得たスキルや学びを明確にすることが大切です。
例えば、チームでの協力を通じて得たコミュニケーションスキルや、困難を乗り越えた経験から学んだ問題解決能力などを具体的に言語化します。
そして、それらが応募する職種にどう役立つかを考え、職務内容に結びつけて説明しましょう。
自分がどのように貢献できるかを具体的に示すことで、面接官に説得力のあるアピールができます。

アルバイトや部活以外でも、日常生活や趣味、学業での努力をガクチカとして使うことができます
例えば、趣味で行っている活動や、自分の興味を深めるために独学で学んだ経験も立派なアピールポイントです。
また、日常の中で挑戦したことや、家族や友人との関わりから学んだことも十分にガクチカに活用できます。
大切なのは、その経験から得たスキルや学びをどのように仕事に活かせるかをしっかりと伝えることです。

エントリーシートに書いた内容をそのまま面接で話すのではなく、書ききれなかったエピソードや詳細を補足することで、より立体的に自分をアピールできます
また、感情やその時の思いも加えると、面接官にあなたの情熱が伝わりやすくなります。
自信を持って話すことが大切ですが、自然な語り口で話すことを心掛けましょう。
事前に練習しておくことで、スムーズに話すことができ、面接官に好印象を与えることができます。

【400字のガクチカ】まとめ

今回は400字の文字数制限があるガクチカの書き方のポイント等について解説しました。

そもそも企業が何故ガクチカを必ず質問してくるのか?という点をしっかりと理解した上でガクチカの作成に取りかかることが大切です。

文章構成等の基本的な所も見られているので、例文等も参考にしつつ、納得のいくガクチカを作成してください。

 

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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