就職活動において避けて通れない質問のひとつが「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」です。
エントリーシート(ES)や面接で頻出するテーマでありながら、「何を書けばいいかわからない」「エピソードが思い浮かばない」と悩む学生は少なくありません。
この記事では、そもそもガクチカとは何かという基本から、高評価を得られるガクチカの作り方、おすすめのエピソード例文、そして手軽にガクチカを作成できる便利なツールまでを網羅的に解説します。
ガクチカの作成に不安を感じている方はもちろん、もっと良いアピール方法を探している方も、この記事を参考にして自分らしいガクチカを完成させてください。
そもそもガクチカとは
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略称です。
学業や部活動、アルバイトなど幅広いジャンルがガクチカに当てはまります。
さらに、ゼミや留学、ボランティア活動も同様です。
学生時代の経験を面接官に話し、自分の魅力をアピールしましょう。
また、ガクチカは企業の求める人物像に、マッチしたことを説明するチャンスです。
自分の人間性や価値観が伝わる内容にしましょう。
学生時代の経験を伝えるだけの時間ではないため、注意してください。
ガクチカと自己PRの違い
ガクチカと自己PRは、就職活動においてどちらも重要な要素ですが、目的と内容に明確な違いがあります。
ガクチカは「何をして、どのように取り組み、どのような結果を出したか」というエピソードを軸に、自分の行動や考え方を伝えるものです。
具体的な経験にフォーカスすることで、行動力や課題解決力、主体性といった能力を企業に示すことができます。
一方、自己PRは「自分の強みや長所を伝えること」が主な目的です。
そのため、エピソードはあくまでも補足的なものであり、強みを裏付ける材料として使われます。
どちらも似ているようでいて、エピソード重視かアピールポイント重視かという点が最大の違いと言えるでしょう。
就活の場面では、両者の違いを理解し、それぞれに適した内容を準備することが大切です。
高評価が得られるガクチカの作成方法
高評価を得られるガクチカを作成するためには、以下のステップを意識して取り組むことが重要です。
丁寧に準備を進めていけば、あなたの魅力がより伝わる内容に仕上がります。
高評価が得られるガクチカの作成方法は以下の6ステップです。
- 企業がガクチカを求める理由を知る
- 評価されるガクチカの特徴を頭にいれる
- ガクチカのテーマとアピールポイントを決める
- 論理的な構成に沿って組み立てる
- 提出ルール(文字数制限など)に沿って校正する
- 第三者に添削してもらう
企業がガクチカを通じて見ているのは、「どのように物事に取り組む人か」「どんな価値観を持っているか」といった、あなたの人間性や働き方の姿勢です。
成果よりも、その過程や思考の工夫に注目する企業も多いため、自分らしさが伝わる内容を心がけましょう。
評価されるガクチカには、いくつかの共通点があります。
たとえば、「目的意識を持って取り組んでいたか」「自ら考え、行動していたか」「困難をどのように乗り越えたか」などです。
ただの出来事の羅列ではなく、自分の成長や学びが伝わるように構成することが大切です。
企業がガクチカを求める理由
企業がガクチカを求める理由は、以下の4つです。
- 人柄が知りたいから
- 目標に向かって打ち込めるか知りたいから
- モチベーションの源泉が知りたいから
- 企業が求める人物像に合っているか知りたいから
企業は、雑談の一環で就活生の学生時代を質問するわけではありません。
ガクチカの回答内容から、さまざまな項目をチェックしています。
企業がなぜ、ガクチカを質問するのか理解し、適切に対策しましょう。
人柄が知りたいから
企業がガクチカを求める理由の1つ目は、人柄が知りたいからです。
ガクチカの回答から、就活生の価値観を見極めます。
さらに、企業理念や職場環境との相性を確かめるためです。
そのため、ガクチカを質問された際の回答には、自分の人柄がわかる内容にしましょう。
例えば「チームメイトのために、2Lのドリンクを10本用意しました」と伝えることで、協調性やホスピタリティのアピールになります。
ガクチカの内容を考える際は、面接官に自分はどういった人間だと評価されたいのか、意識しながら作成しましょう。
企業の求める人物像とマッチしたガクチカは、高評価が得られます。
企業は、就活生の人柄を知りたがっていることを理解しましょう。
目標に向かって打ち込めるか知りたいから
企業がガクチカを求める理由の2つ目は、目標に向かって打ち込めるか知りたいからです。
ほとんどの企業は、成長するために目標を掲げます。
そのため、企業は就活生が目標達成に向けて行動できるか、確かめています。
また、学生時代に目標を立て、達成できた経験は仕事にも活かせるでしょう。
企業は、就活生の将来性を確かめる意味でも、ガクチカを質問します。
目標に関するアピールは、具体性が重要です。
「TOEICで700点を獲得するために、毎朝長文問題を3問解くようにしました」と自分なりに目標を立てた経験を伝えましょう。
目標に向かって行動できる人材は、重宝されます。
ガクチカを通して、しっかりアピールしましょう。
モチベーションの源泉が知りたいから
企業がガクチカを求める理由の3つ目は、モチベーションの源泉が知りたいからです。
企業は、失敗や挫折を経験しても、立ち上がってくれる人材を求めています。
そのため、就活生のモチベーションがどこなのか興味があります。
ガクチカで、失敗や挫折経験を説明する際は、自分のモチベーションの源泉も追加しましょう。
例えば「監督を全国大会に連れていくために、猛練習に励みました」と説明することで、なぜ練習したのかが明確になります。
また、企業は仕事に失敗しても、高いモチベーションを維持できる人材を求めています。
自分が取り組むきっかけや挫折を乗り越えた背景を丁寧に説明しましょう。
企業が求める人物像に合っているか知りたいから
企業がガクチカを求める理由の4つ目は、企業が求める人物像に合っているか知りたいからです。
企業は、求めていない人物を採用すると、採用計画が崩れます。
そのため、企業はガクチカの回答から自社との相性を確かめます。
また、就活生も価値観が合わないのに、入社すると早期離職の原因になるでしょう。
もし、企業が失敗を恐れない人材を求めていると仮定します。
これまでに挑戦した経験をエピソードとして伝えましょう。
失敗した内容でも問題ありません。
企業は成功する人ではなく、失敗を恐れない人を探しています。
そのため、失敗から何を学んだのかを、ガクチカに加えれば大丈夫です。
ガクチカを通して、自分が企業にマッチした人材だとアピールしましょう。
評価されるガクチカの7つの特徴
企業の採用担当者が「この学生と一緒に働きたい」と思うガクチカには、いくつかの共通した特徴があります。
ガクチカは単なる過去の経験談ではなく、あなたの価値観や働き方、そして未来への可能性を伝える重要なアピール材料です。
ここでは、特に評価されやすい7つのポイントを詳しくご紹介します。
1. 入社後の再現性や反復性が書かれている
企業が最も注目するのは、ガクチカに書かれた経験が「入社後にも活かせるかどうか」です。
過去に成果を上げた経験があっても、それが偶然ではなく、今後も同様の行動ができることを示す必要があります。
たとえば、文化祭の運営を成功に導いた経験があるなら、「チームでの役割分担」「スケジュール管理」「予期せぬトラブルへの対応」といったスキルや工夫に触れることで、再現性を伝えることができます。
ガクチカでいかにどんな良いことを学んだエピソードが伝えられていたとしても、入社後に活かすことができない能力であれば評価はおのずと低くなってしまうため、アピールの際には注意しましょう。
2. 努力や行動の過程が示されている
結果だけでなく、その過程にどれだけの努力や工夫があったかが、企業にとっては大きな評価の指標のひとつとなります。
たとえば、「〇〇の大会で優勝した」という結果よりも、「優勝するために1日4時間練習し、データを分析して戦略を練った」といった結果を出すための経緯を意識的に伝えることで、あなたが目標に向かって努力できるという点や分析して計画を立てられるという点をアピールすることができるでしょう。
物事にどう向き合い、何を考えて取り組んだのかを具体的に書くことで、読み手の印象にも残りやすくなります。
3. 定量表現を使って具体的に書かれている
「頑張った」「努力した」という抽象的な表現では、なかなか伝わりにくいものです。
そのため、できるだけ定量表現を使って具体的にエピソードを伝えるようにしましょう。
例えば、「売上が前年比120%になった」「毎日30件のアンケートを回収した」など、数字を用いた定量的な表現を心がけると、内容に説得力が生まれます。
ビジネスでは常に成果が求められるため、数値を意識した伝え方をすることで、ビジネスの視点を持った学生だと評価されやすくなります。
また、自分が出した結果に対してインパクトを与えることもできるため、積極的に定量表現を用いて具体的に書いていきましょう。
4. 成功につながる行動原理がアピールできている
あなたの「考え方」や「判断基準」が読み取れる内容になっているかも重要です。
なぜそのように行動したのか、どのような価値観に基づいていたのかを伝えることで、あなたの行動の裏にある人柄や信念が伝わります。
たとえば、「メンバーの意見を大切にした」「相手の立場に立って考えた」といった一言を加えるだけでも、人柄を感じさせるガクチカになります。
大切なのは、目標を立て、その目標に対してがむしゃらに活動できる人物だということをアピールすることです。
5. 結果を出すために思考した経験がある
問題解決に向けてどのように思考し、どんな戦略を立てて行動したのかが伝わる内容も評価されます。
行き当たりばったりではなく、考えて行動する力があるかどうかは、ビジネスの場でも非常に重要です。
ビジネスシーンでは、与えられた目標に対して自分のリソースや実力を加味して計画を立てて達成のために行動することが求められるためです。
何度も試行錯誤した過程や、反省からの改善点などを盛り込むことで、実行力と共に思考力もアピールできます。
6. 企業が求める人物像に合っている
企業は、それぞれ異なる価値観や行動特性を持つ人材を求めています。
だからこそ、企業ごとにガクチカの内容を調整することが大切です。
たとえば「チームワーク」を大切にする企業には、仲間と協力して取り組んだ経験を、「チャレンジ精神」を重視する企業には、新しい挑戦をしたエピソードを伝えるなど、相手に合わせた表現を心がけましょう。
逆に言えば、営業職を募集している企業に対して事務作業が得意であることをアピールしても意味がないですよね。
企業研究の成果を反映させることが、高評価への近道です。
7. エピソードが論理的な構成でわかりやすい
どんなに良い経験でも、伝わらなければ評価にはつながりません。
特にESでは文字数、面接では時間が限られているため、誰が読んでもわかる論理的な構成が求められます。
「結論 → 経緯 → 行動 → 結果 → 学び」といった流れを意識し、情報を整理して伝えましょう。
文章にリズムがあり、読みやすく整理されているだけで、印象が大きく変わります。
この後でガクチカの論理的なおすすめ構成も紹介していますので、ガクチカの文章構成の方法がなかなかわからないという方はぜひそちらを参考にして文章を組み立ててみましょう。
ガクチカのおすすめエピソード
部活動のエピソード
アルバイトのエピソード
ガクチカのエピソードに迷っている人も少なくありません。
ここでは、ガクチカに使えるおすすめのエピソードを2つ紹介します。
また、ガクチカに使用する際のポイントも解説していきます。
部活動のエピソード
部活動のエピソードはガクチカにおすすめです。
部活動のエピソードをガクチカに使う就活生は少なくありませんが、学生時代に部活動に打ち込んだ実績をアピールすることで、他の就活生との差別化が図れます。
高校、大学と部活動に打ち込んでいたという方はぜひ部活動のエピソードをガクチカに使用しましょう。
アルバイトのエピソード
アルバイトのエピソードもガクチカに向いています。
多くの学生がアルバイト経験をガクチカに使用しますが、実績を数字で具体的にアピールすることで、差別化を図ることが可能です。
大学に入ってアルバイトを一生懸命続けている、という方はアルバイトのエピソードでガクチカを作成してみましょう。
ガクチカの論理的なおすすめ構成
ガクチカを書く際、どのように伝えればよいか迷ってしまうことも少なくないでしょう。
そんな時に役立つのが、PREP法です。
PREP法とはビジネスの世界でもよく使われる話法で、論理的かつ簡潔に意見を伝えるのに効果的な手法であると言われています。
PREP法で組み立てるのがおすすめ
PREP法は、以下の4つの要素で構成されます。
- P(Point):主張や結論
- R(Reason):その理由
- E(Example):具体的な例
- P(Point):改めて主張
この順番でガクチカを構成すると、冒頭ですぐに「私は〇〇が強みです」と伝えられ、聞き手は話の要点を把握しやすくなります。
理由と具体例が続くことで説得力が増し、最後にもう一度主張を繰り返すことで、印象を強める効果もあります。
たとえば、「私は責任感があります(P)」→「アルバイトのリーダーとして任された業務を常に期限内に遂行していたからです(R)」→「実際に、新人教育やシフト調整を任され、ミスを未然に防ぐ仕組みも作りました(E)」→「こうした経験から、責任ある仕事を最後までやり抜く力があると考えています(P)」というように展開できます。
このように、PREP法を活用することで、読み手や聞き手にとって理解しやすく、印象に残るガクチカを作ることができます。
論理的な構成でガクチカを組み立てることができれば、おのずとあなたが努力した経験やあなたの強みが企業に伝わりやすくなるでしょう。
ガクチカ作成の際のポイント
ガクチカ作成の際のポイントは、以下の4つです。
- エピソードを深掘りしておく
- アピールポイントを絞る
- 数字を用いて具体的に伝える
- 嘘や誇張を用いない
ガクチカは、学生時代の取り組みを単純に話すだけでは、内定に近づきません。
面接官に「この就活生を採用したい」と思わせる必要があります。
そのため、本章で解説する4つのポイントを意識しながら作成してください。
エピソードを深掘りしておく
ガクチカ作成のポイントの1つ目は、エピソードを深掘りしておくことです。
面接官は、就活生のガクチカを聞いて、信憑性を確かめるために深掘り質問します。
そのため、就活生は面接官から、内容を確かめる質問が来る前提で準備しましょう。
例えば「月間売上を5%アップさせました」とアピールしたとします。
面接官は、どのように工夫したのか、苦労した点はどこかなど、エピソードの内容を尋ねて来るでしょう。
質問に対して、答えに詰まってしまうと「準備不足だな」と評価されます。
ガクチカの内容を問う質問が追加されても、慌てずに対応するために、深掘り質問を想定しましょう。
アピールポイントを絞る
ガクチカ作成のポイントの2つ目は、アピールポイントを絞ることです。
内容を1つに絞ることで、具体性があり、説得力のあるガクチカになります。
ガクチカは、文字数もしくは、時間が限られた中で説明します。
そのため、複数のアピールポイントを用意すると、1つあたりのエピソードが薄くなります。
その結果、どの内容も面接官に伝わらないでしょう。
主体性と積極性、リーダーシップなど、ガクチカが複数用意できた就活生は、自分が企業に対して何を1番にアピールしたいのか検討してください。
アピールポイントを絞ることで、より効果的に面接官に伝えられます。
数字を用いて具体的に伝える
ガクチカ作成のポイントの3つ目は、数字を用いて具体的に伝えることです。
エピソードがわかりやすくなり、面接官にアピールポイントがより伝わります。
単純にガクチカを説明しても、想像しにくい場合があるでしょう。
そのため、エピソードに数字を用いることで具体性のあるガクチカになります。
例えば「カフェの売上がアップしました」だけでは、上昇幅がわからず、抽象的です。
一方で「カフェの売上が3ヶ月で300万円から400万円にアップしました」と数字を使った方が、自分の取り組みがより明確になります。
ガクチカのエピソードに数字を記載できる箇所がないかチェックしましょう。
内容が理解しやすくなり、具体性のあるガクチカになります。
嘘や誇張を用いない
ガクチカ作成のポイントの4つ目は、嘘や誇張を用いないことです。
ガクチカは、取り組み姿勢や過程が重要視されます。
そのため、大きな成果や目を引く経験は必要ありません。
「全国大会で優勝しました」「売上を2倍にしました」など、一目でわかる実績があると魅力的なガクチカに見えるでしょう。
しかし、嘘や誇張した表現はすぐに見抜かれます。
相手は、面接のプロです。面接時の振る舞いや質問の回答内容から、バレるでしょう。
その結果、信用を失い、選考は落とされます。内定獲得のためには嘘よりも、ガクチカから何を学び、次にどう活かすかを面接官に伝えましょう。
テーマ別・文字数別のガクチカ例文31選
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は、就活において自身の魅力を伝える非常に大切なポイントです。
しかし、「どのようなテーマを選べばよいのか」「文字数制限があるとどう書けばいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、部活動・学業・アルバイトなどのテーマ別に加え、200文字・400文字といった指定文字数別に対応した合計31個の例文をご紹介します。
限られた文字数の中でも伝わる構成と、実際に評価されやすいポイントをおさえた例文になっていますので、テーマや文字数に応じて例文を使い分けながら、自己流のガクチカをブラッシュアップする参考にしてください。
部活動・サークル活動のガクチカ例文(8個)
サッカー部のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、サッカー部の活動です。 サッカー部で副キャプテンを務め、練習メニューの見直しを提案しました。
部員の特性を踏まえてメニューを個別化したことで、全体の士気が向上し、地区大会で初の準優勝を果たしました。
相手の立場で考える力を養うことができました。
吹奏楽部のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、吹奏楽部の活動です。 吹奏楽部ではパートリーダーとして、初心者の後輩指導に注力しました。
基礎練習を毎日繰り返す体制を整えた結果、定期演奏会で高評価を得られ、後輩たちの自信にもつながりました。
根気強く支える力を身につけました。
バスケットボール部のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、バスケットボール部の活動です。 バスケットボール部での活動では、個人の成績よりもチーム全体の勝利を意識し、声掛けやフォローを積極的に行いました。
その結果、信頼されるプレーヤーとしてチームワークの重要性を学びました。
ダンスサークルのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、ダンスサークルの活動です。 ダンスサークルで公演の運営責任者を担当しました。
準備期間中はトラブルが続きましたが、冷静に課題を整理し、全員で意見を出し合いながら解決に導きました。
柔軟な対応力が身につきました。
テニスサークルのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、テニスサークルの活動です。 テニスサークルでは大会出場を目指し、週5日の自主練を継続しました。
フォーム改善のために動画で自分を分析し、指導者に助言を仰ぐことで、念願の入賞を果たしました。
継続力の大切さを学びました。
合唱団のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、合唱団での活動です。 合唱団に所属し、海外公演の選考に向けて毎日発声練習に取り組みました。
仲間との練習ではフィードバックを活かし、自分の役割に責任を持つ姿勢を養いました。
結果、メンバーに選ばれました。
軽音サークルのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、軽音サークルの活動です。 軽音サークルでライブの演出と音響を担当し、観客に楽しんでもらえるステージ作りを意識しました。
音響の知識を独学で学び、最終公演では会場の一体感を演出することができました。
スキー部のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、スキー部での活動です。 スキー部では初心者のサポート係として、技術だけでなく安全面の指導にも力を入れました。
信頼される存在を目指し、質問には丁寧に答えることを意識しました。
支える力と責任感を養いました。
学業・ゼミ・留学のガクチカ例文(8個)
経済学ゼミガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、経済学ゼミです。 経済学ゼミで地方創生について研究しました。
地元自治体との連携を試み、提案資料を持参してプレゼンを行いました。
課題発見から解決提案まで一貫して行ったことで、論理的思考力が鍛えられました。
法学部の卒業論文のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、法学部の卒業論文の作成です。 法学部の卒業論文では著作権法をテーマに執筆しました。
判例の読み込みに苦戦しましたが、図書館や教授のアドバイスを頼りに分析を進め、最終的に優秀論文として表彰されました。
留学のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、オーストラリアへの留学です。 留学先のオーストラリアでは積極的に現地のイベントに参加し、異文化理解を深めました。
特に、文化の違いによる価値観の多様性を肌で感じ、自分の視野が広がったことが大きな学びでした。
社会学のゼミ活動のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、社会学のゼミ活動です。 社会学のゼミでは、フィールドワークとして商店街の活性化について調査しました。
アンケート回収やインタビューを通じて、現場の声を大切にする姿勢を培いました。
生物学の実験レポートのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、生物学の実験レポートです。 生物学の実験レポートでは、納得いくデータが取れるまで再実験を重ねました。
失敗から原因を分析し、手順を改善する力を磨いた結果、研究発表でも高く評価されました。
大学の海外研修プログラムのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、大学の海外研修プログラムです。 海外研修プログラムに参加し、英語で現地企業とプレゼンを行いました。
準備段階では何度も原稿を修正し、発表後の質疑応答にも臆せず対応できたことで、自信がつきました。
歴史学のゼミのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、歴史学のゼミです。 歴史学のゼミでは、地元の戦争体験者への聞き取り調査を行いました。
丁寧な取材を重ねる中で、相手の話に耳を傾ける傾聴力が身につきました。
語学授業での課題発表のガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、語学授業での課題発表です。 語学授業での課題発表において、伝える内容だけでなく、聞き手に伝わりやすいスライドの構成や話し方も工夫しました。
結果、先生から「最もわかりやすい発表」と評価されました。
アルバイトのガクチカ例文(9個)
飲食店でのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、飲食店でのアルバイトです。 飲食店でのホールスタッフとして、お客様満足度向上を意識し、常連様との会話や要望の先読みを心がけました。
結果として、感謝の言葉を多くいただけるようになりました。
コンビニバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、コンビニでのアルバイトです。 コンビニでの勤務では発注業務を任され、売上データをもとに在庫調整を行いました。
ロス削減にもつながり、店長から信頼される存在となりました。
塾講師のアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、塾講師のアルバイトです。 塾講師として中学生の英語を担当し、わかりやすく教える工夫として例え話や図解を多用しました。
生徒の成績が向上し、自信にもつながりました。
スーパーでのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、スーパーでのアルバイトです。 スーパーのレジ業務では、お客様対応とスピードの両立を意識しました。
忙しい時間帯でも落ち着いて対応できるようになり、接客力が磨かれました。
ファストフード店でのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、ファストフード店でのアルバイトです。 ファストフード店でクレーム対応を経験し、まず相手の気持ちを受け止めることの大切さを学びました。
対応後には「丁寧だった」と感謝の言葉をいただきました。
アパレルショップでのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、アパレルショップでのアルバイトです。 アパレルショップでの接客では、ニーズに合った提案を心がけました。
お客様に「あなたから買いたい」と言われたことが印象に残っています。
カフェでのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、カフェでのアルバイトです。 カフェで新人教育を担当し、マニュアルを用いた指導だけでなく、実演を通じて教えることで理解を深めてもらいました。
指導力を伸ばす機会となりました。
デリバリースタッフのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、デリバリースタッフとしてのアルバイトです。 デリバリースタッフとして、時間内配達と丁寧な対応の両立を意識しました。
苦情ゼロを半年間継続できたことに自信を持っています。
書店でのアルバイトのガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、書店でのアルバイトです。 書店での勤務では、売れ筋商品の陳列やPOP作成を任され、売上アップに貢献しました。
企画力と発信力を学ぶ貴重な経験となりました。
200文字指定のガクチカ例文(部活・学業・アルバイト)
部活動の200字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、サッカー部での活動です。
サッカー部で副キャプテンを務め、チームの意見をまとめながら練習内容を改善しました。
部員の得意分野に応じたトレーニングを提案し、地区大会で初の準優勝を達成しました。
学業の200字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、ゼミ活動です。
ゼミで地域活性化をテーマに研究を行い、商店街に向けた提案資料を作成しました。
現地調査やヒアリングを重ねたことで、現実的な改善案を提示でき、教授から高く評価されました。
アルバイトの200字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、飲食店でのアルバイトです。
飲食店で接客を担当し、常連のお客様の好みを覚えるなど細やかな気配りを意識しました。
感謝の言葉をいただく機会が増え、自信を持って接客できるようになりました。
400文字指定のガクチカ例文(部活・学業・アルバイト)
部活動の400字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、バスケットボール部での活動です。
バスケットボール部でキャプテンを務め、チームの士気を高める取り組みを行いました。
練習後に個別ミーティングを設け、各メンバーの悩みや課題を共有したことで、改善案を一緒に考える中で信頼関係が深まり、チーム全体の意識も変化しました。
結果、公式戦では初めてベスト8に進出し、組織の中でのリーダーシップと対話の大切さを学ぶことができました。
学業の400字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、ゼミ活動です。
ゼミ活動で地方創生に関する研究を進める中、現地自治体との合同発表会に参加しました。
資料作成からプレゼンまでを一貫して担当し、限られた時間内で論点が伝わる構成を意識しました。
特に、住民インタビューを通じて得た一次情報を盛り込むことで、より現実味のある提案ができ、自治体担当者から前向きな意見をいただきました。
論理的に伝える力が磨かれました。
アルバイトの400字ガクチカ例文
私が学生時代に頑張ったことは、カフェのアルバイトです。
カフェでのアルバイトでは、常連客とのコミュニケーションを大切にし、ニーズに合った提案を行いました。
たとえば天候に合わせておすすめドリンクを変えるなど、お客様に寄り添った接客を心がけました。
また、新人スタッフの教育にも携わり、自作のマニュアルで業務の標準化を図りました。
サービスの質を高める工夫を通じて、主体的に課題を見つけて行動する力が培われました。
ガクチカ作成ツールがおすすめな人の特徴
ガクチカがない人
ガクチカを作るのが面倒な人
ガクチカ作成ツールがおすすめな人の特徴を解説していきます。
これらの特徴に当てはまっている、という方はぜひガクチカ作成ツールを利用してみてください。
ガクチカがない人
ガクチカがない人は、エピソードのつくるのが難しいのではないでしょうか。
ガクチカ作成ツールでは、どんな流れでガクチカを作成すれば良いかが分かりやすく示されています。
そのため、ガクチカに使えるエピソードが少なくてもスムーズに作成できます。
ガクチカを作るのが面倒な人
ガクチカを作るのが面倒な人にも、ガクチカ作成ツールはおすすめです。
エピソードをメモのように入力するだけで、自動的に綺麗なガクチカの文章に整えてくれるため、簡単に作成が可能です。
また、ガクチカを5分もかからずに作成できるので、ESの作成は時間がかかってめんどう、という方にも非常におすすめです。
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング
続いて、ガクチカ作成ツールのおすすめランキングを紹介します。
ガクチカを代わりに作成してくれるツールは多岐にわたります。
どのツールを利用するべきか、迷っている就活生も多いでしょう。
本章では、ランキング形式で5つ紹介します。
選考を突破できるガクチカを作成するために、自分にあった作成ツールを見つけましょう。
1位. 就活市場 ガクチカ作成ツール
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング1位は、就活市場のガクチカ作成ツールです。
5つの質問に答えるだけで、簡単にガクチカが作成できます。
そのため、ガクチカの提出までに時間がない就活生、効率よくガクチカを作成したい就活生におすすめです。
質問内容は、これまでの取り組みやエピソードに関係するものです。
特別なスキルや文章能力は、必要ありません。
質問に回答していくだけで、ガクチカにふさわしい構成の文章が完成します。
浮いた時間は、業界研究や企業研究しましょう。
就活は、ガクチカ以外に対策するべき項目が非常に多く存在します。
限られた時間を有効活用するためにも、就活市場のガクチカ作成ツールを使用しましょう。
ガクチカ作成ツールは、LINEを使って5分でガクチカが作成できるツールです。
「すぐにガクチカを作りたいのに、うまくまとまらない」といった方におすすめです。
これまでの取り組みやエピソードなどにまつわる質問に答えていくだけで、ガクチカの構成が簡単にまとまります。
さまざまな業界や職種へ対応したテンプレートに加え、10,000名以上の就活生が活用した実績もあるので、初めて作成ツールを利用する方にもおすすめと言えるでしょう。
ガクチカ作成ツール(LINEで完結!)の利用はこちらからどうぞ。
ガクチカ作成ツールは、LINEを使って5分でガクチカが作成できるツールです。
「すぐにガクチカを作りたいのに、うまくまとまらない」といった方に向いています。
これまでの取り組みやエピソードなどにまつわる質問に答えていくだけで、ガクチカの構成がまとまるのが特徴です。
さまざまな業界や職種へ対応したテンプレートに加え、10,000名以上の就活生が活用した実績もあるので、初めて作成ツールを利用する方にもおすすめと言えるでしょう。
ガクチカ作成ツール(LINEで完結!)の利用はこちらからどうぞ。
2位. 就活市場 AIガクチカ作成ツール
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング2位は、就活市場のAIガクチカ作成ツールです。
AIガクチカ作成ツールは、1位のガクチカ作成ツールの最新版になります。
7つの選択肢を選ぶだけで、ガクチカが簡単に作成可能です。
また、さまざまな業界や職種に対応しています。
1つのガクチカを業界ごとに、手作業で作り替える必要はありません。
さらに、LINEに友だち追加するだけで、簡単に利用できます。
そして、就活のプロが監修しているため、安心です。
魅力的なガクチカが作れるか、不安な就活生はぜひ利用しましょう。
ガクチカAI作成ツールは、自分の過去経験を選択していくだけでガクチカが完成します。
「楽に作成したい人」も選択肢を見ながら作成することができるので簡単にできます。
選択したあとは10秒程度でAIがガクチカを作成してくれます。
ガクチカAI作成ツールの利用はこちらからどうぞ。
ガクチカAI作成ツールは、自分の過去経験を選択していくだけでガクチカが完成します。
「楽に作成したい人」も選択肢を見ながら作成することができるので簡単にできます。
選択したあとは10秒程度でAIがガクチカを作成してくれます。
ガクチカAI作成ツールの利用はこちらからどうぞ。
3位. ES Maker
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング3位は、ES Makerです。
Ann株式会社が提供するサービスです。
自分の魅力が伝わらない、ESに一貫性がない就活生に向いています。
ESに必要なキーワードと文字数を入力するだけで、作成可能です。
AIが入力した情報をもとに、自分の魅力が伝わるガクチカを10個作成してくれます。
バリエーションがあることで、志望業界や企業によって使い分けが可能です。
企業が求める人物像や企業理念にマッチしたガクチカを選択しましょう。
また、自己PRや志望動機のストーリーと一貫性を持たせることも可能です。
お互いのエピソードを補強し合えるため、説得力のあるガクチカになるでしょう。
4位. OPEN ES|文章作成サポート
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング4位は、OPEN ES|文章作成サポートです。
OPEN ESは、リクナビが独自に提供しているサービスになります。
企業によっては、OPEN ESからの履歴書やエントリーシートの提出を求められます。
そのため、OPEN ESの使い方も理解しておきましょう。
OPEN ESは、共通事項を一度入力すれば、再入力は不要です。
ガクチカ作成にかかる時間が短縮できる点が魅力になります。
また、ほかの作成ツールにはない強みとして、先輩のOPEN ESが閲覧可能です。
自分が専攻する分野や研究内容に近い先輩のガクチカを参考にできます。
5位. ワンキャリア
ガクチカ作成ツールのおすすめランキング5位は、ワンキャリアです。
ワンキャリアは、Chat GPTを使ってガクチカを作成します。
150文字であれば、30秒で完成するのが強みです。
さらに、企業から実際に内定を獲得したESが閲覧できます。
自分が志望する企業の選考を、効率よく突破するために必要な情報が得られるでしょう。
作成には、チャット形式の質問に回答します。
自分の作成したいガクチカに近いものを選択しましょう。
また、自分がガクチカでアピールしたい項目をあらかじめ選択できるため、企業が求める人物像にマッチした文章が作成できます。
ガクチカ作成ツールの特徴
ガクチカ作成ツールには、2つの大きな特徴があります。
ここではその特徴を解説していきます。
無料でガクチカを作成できる
ガクチカ作成ツールは無料で利用でき、何度でも利用可能です。
就活支援サービスはお金がかかることも少なくありません。
しかしこのツールなら、無料でガクチカの文章を何度も作成することができます。
すぐにガクチカを作成できる
ガクチカ作成ツールを利用すれば、5分程度でガクチカの文章を手軽に作成できます。
ガクチカの平均文字数は300〜400文字ですが、ツールを使えば1時間以上かかる手間を省けます。
ESの提出まで時間がない、すぐにガクチカを作成したい、という方にもおすすめのツールとなっています。
ガクチカ作成ツールを使う時の注意点
ガクチカ作成ツールを利用する際には、注意点を頭に入れて利用することが大切です。
ここでは気をつけるべきポイントを2つ紹介します。
作成した文章は添削する
ガクチカ作成ツールで作成した文章は必ず添削が必要です。
ツールは機械的に文章を生成するため、不自然な日本語が含まれることがあります。
そのまま提出せず、必ず人の手で確認して修正するようにしましょう。
作成ツールを使ったことがバレることもある
採用担当者は就活のプロなので、作成ツールを使用したガクチカであることを見抜いてしまう可能性があります。
ガクチカ作成ツールを利用する際は、必ずその可能性を頭に入れた上で利用をしましょう。
また、ガクチカ作成ツールを利用したことがバレてしまうと、それだけで書類選考を通過できない可能性があります。
そのためにも、必ず添削してから提出することが重要です。
ガクチカ作成ツールを使った例文
部活動のガクチカ例文
アルバイトのガクチカ例文
最後に、ガクチカ作成ツールを利用して作成した、ガクチカの例文を紹介します。
上記で紹介した部活動とアルバイトのエピソードを利用しているので、ぜひ参考にしてください。
部活動のガクチカ例文
学生時代に頑張ったことは部活動です。高校では野球に打ち込み、レギュラーとして活躍しました。県大会では優勝し、地方大会で敗れましたが、部活動でチームワークを学びました。入社後もチーム成績では常に上位に入る人材になりたいです。
アルバイトのガクチカ例文
学生時代に頑張ったことはアルバイトです。大学1年生からカフェでアルバイトを続け、トップのポジションとなりました。現在では経営管理にも少し携わっています。入社後も、アルバイトで培ったマーケティング力を発揮し、顧客への最適な提案を行いたいです。
まとめ
この記事では、ガクチカを無料で作成する方法とその特徴、注意点について解説しました。
ガクチカ作成ツールを利用することで、すぐに、かつ無料で、効率的にガクチカを作成することができます。
また、就活市場のガクチカ作成ツールであれば、作成した文章をそのままプロに添削してもらうことも可能なので、まずは気軽に利用してみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート