自己PRの作成方法がなかなかわからず、行き詰まっている就活生の方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は自己PRを作成するにあたって非常に活用できる自己PR作成ツールについて紹介します。
ESの中でも最も重要なものの1つである自己PRをスムーズに作成できるツールですので、ぜひ活用してみてください。
自己PR作成ツールとは?
まず自己PR作成ツールとは何なのか理解を深めておきましょう。
自己PRは、皆さんご存知の通り、ESの中で最も重要な項目の1つであり、就活においては企業に対して、就職後に活かせる自分の能力やスキルをアピールする非常に重要な場面です。
志望動機と並んで最も就活において重視されるポイントであるため、ぜひ質の高いものを作成したいと考えている人が多いでしょう。
そんな自己PRを自動で作成してくれるツールこそ、自己PR作成ツールなのです。
自己PR作成ツールを使ってみよう
本記事では自己PR作成についての詳しい説明をしますが、記事ではどうしても一方的に情報を投げかけることしかできません。
そのため、「こういった内容で書きたいけど、どうしたらいいのかな」「この自己PRはうまく書けているのかな」と不安を感じている方も多いでしょう。
そこで弊社の自己PR作成ツールを紹介します。
LINEで友達追加し、いくつかの質問に答えるだけで簡単に作成できるため、ぜひ活用してみてください。
このツールの使用方法については後ほど詳しく紹介します。
自己PRで企業に求められる内容とは?
では、自己PRで企業に求められる内容とはどのようなものがあるのでしょうか。
自己PRは企業が求める人材情報を頼りに書く必要があります。
なぜかというと企業は企業の雰囲気やニーズに合った人を採用したいと考えているからです。
そのため、目指している企業や職種によって書く内容を変えて自分はその企業に適していることをアピールすることが大切です。
その中でも、汎用的に活用できる、多くの企業が求めている能力は以下の3つであるので、それぞれどのようにアピールすれば良いのか、なぜ求められているのかについて確認していきましょう。
1.コミュニケーション能力
どのような仕事をするにあたっても、コミュニケーション能力を求められます。
コミュニケーション能力は、皆さんご存知の通り、人と良い関係性を築くにあたって必要不可欠な能力です。
集団である企業にとってコミュニケーション能力が高い人材こそ、最も求めているものであると言えます。
一見、一人で黙々と作業を行うように見える職種であったとしても、それぞれの役割を適切に分担し、トラブルなどが発生した際にはサポートし合う必要などがあるため、基本的にコミュニケーション能力が必要のない仕事はないと思っても良いでしょう。
2.責任感
これまでアルバイトや部活、サークルなどに取り組んだ人の中で、責任感を発揮してきた人も多いでしょう。
そして、これから就職するにあたっては、さらに強い責任感が求められてきます。
例えば、アルバイトの場合、心のどこかに「アルバイトだから仕方ないよね」と思う気持ちがあった人もいるかもしれませんが、社会人となるとそういった言い訳は通用しません。
もちろん、アルバイトだからと言って手を抜いていた人ばかりとは限りませんが、これからはさらに強い責任感が求められると考えた方が良いでしょう。
したがって、これまでの経験において責任感を発揮して何かを成し遂げた、もしくは誰かをサポートした経験がある人は積極的にアピールすることをおすすめします。
3.リーダーシップ
これまでの学生生活においてサークルのリーダーや、部活のキャプテンなどを務めて経験がある人は、ぜひともリーダーシップをアピールしたいところです。
リーダーシップのある人材は特にプロジェクト形式などで仕事を進めることが多い企業において重宝されます。
全ての人材がリーダーになれるわけではなく、これまでメンバーをまとめてきた経験がある人や、リーダーシップを持っている人を優先してリーダーにしたいと考えてる企業が多いです。
したがって、あなたがこれまでリーダーシップを用いてメンバーをまとめた経験があるならば、積極的にアピールし、さらに就職してからもその能力を発揮し、グループをまとめていく意思があることを示すと良いでしょう。
自己PRのつくり方
続いて、自己PRはどのように作成すれば良いのかについても理解を深めていきましょう。
以下の4つのポイントを検討し、企業研究などをしっかり行ってから作成することで、よりスムーズに質の高い自己PRを作成できます。
一見、遠回りに見えるかもしれませんが、一つひとつの対策を丁寧に行いましょう。
1.企業研究
自己PRを作成するにあたっては、まず企業研究をしっかり行わなければなりません。
希望する企業がどのような企業の中でどのような人材を求めているのか、じっくりと調べることが大切です。
企業の公式サイトや採用ページを確認するだけでなく、就職説明会に参加しているOB・OG訪問なども行うことで、より質の高い企業研究ができます。
確かに、企業研究を完璧に行ったからといって必ず内定が得られるわけではありません。
しかし、企業研究をしっかり行っている人材と対して行っていない人材の間に大きな差が生まれ、面接などにおいても伝わりやすいため、しっかりと行いましょう。
2.企業の求める人物像を自分の長所やスキルと照らし合わせる
企業研究をしっかり行うことができたら、続いて企業の求める人物像を自分の長所やスキルと照らし合わせてみましょう。
例えば、コミュニケーション能力が高い人物が求められているならば、これまでコミュニケーション能力を発揮して何かを成し遂げた経験について考えてみましょう。
これにより、企業に効果的に自己PRを行うにはどのような話をすればよいか、どの能力をアピールすればよいかについて検討できます。
あなたに複数長所がある場合は、その中でも最も企業の求める人物像に合致しているものが何かについて検討してみてください。
自分が採用担当者であると想定してみて、どの能力をアピールされれば一番魅力的に感じるか考えてみましょう。
3.具体的なエピソードを思い出す
いくらあなたの能力が企業の求める人物像に合致しており、それをうまく説明できたとしても、具体的なエピソードがなければ説得力に欠けます。
もしかしたら全て嘘を書いているかもしれないと思われてしまうかもしれません。
したがって、その場に居合わせていなかった人でもまるで情景が浮かぶかのような具体的なエピソードがないか考えてみましょう。
例えば、先ほどと同じようにコミュニケーション能力をアピールしたい場合は、「部活で意見が分かれた際に、一人ひとりの話を聞いて全員が納得できる意見を出した」などの経験がないか考えてみてください。
また、エピソードを話す際は数字を活用できると、どんな話でも説得力が増します。
もし部活などで大会に参加していた場合はその順位を、資格や検定などの取得を目指した場合は何級に合格したかなどを書くことをおすすめします。
4.企業でどのように活かせるか
いくらあなたが素晴らしい能力を持っており、それが企業の求める人物像に合致していたとしても、どのように活用するのかについて説明してくれなければ、相手はイマイチあなたが活躍するイメージができません。
したがって、企業研究に基づいて、あなたがその能力を活用してどのように活躍するのかについて説明しましょう。
例えば、コミュニケーション能力であるならば、プロジェクトの進行中に意見が分かれてしまったとしても、それぞれの話を聞き、全員が納得できる方針でプロジェクトを進めるなどと話すと良いです。
このように、企業でどのような仕事をこなすことになるのか、そしてその仕事にどのように自分の能力が活用できるのかについて話すと、企業に合っている人材であることをアピールできるだけでなく、企業研究をしっかり行っているモチベーションの高い人材であることもアピールできます。
自己PRの基本構成(PREP法)
続いて、自己PRの基本構成についても考えてみましょう。
このPREP法は基本的にどのような企業を受けるに当たっても活用できる構成方法であり、非常に使いやすいため、ぜひマスターしておきましょう。
PREP法さえ覚えておけば、たくさんの企業にエントリーしてしまい、就活が忙しくなってしまった場合でも、一つひとつスムーズに作成できます。
1.Point:結論
自己PRにおいて最も重要なことは最初に結論を述べることです。
ちなみにこの結論ファーストという考え方は、志望動機や長所や短所などについて聞かれた際にも活用できるものです。
ひとまず、まずはあなたの強みが何であるのかについて一言で話しましょう。
なぜならば、企業の採用担当者は複数人の自己PRや志望動機などのESを読まなければならないため、あなたのESをくまなく、隅から隅まで読んでいる時間はないのです。
そんな時に、ダラダラと結局何が言いたいのかわからない文章を提出されてしまっては、読む気をなくしてしまいます。
まずは結論から話し、あなたの強みが何であるのかを念頭において読んでもらえるように心がけましょう。
2.Reason:理由
続いて、なぜそれがあなたにとって強みであると言えるのかについて説明をします。
ただし、この部分は自己PRにおいて最も重要な部分である結論と具体例をつなぐところであり、そこまで文字数を割いて説明する必要はありません。
特に、400文字など、ある程度余裕がある場合は少し詳しく書いても良いかもしれませんが、200文字など文字数の指定が少ない場合は一言だけで良いです。
基本的にそこまで重要な部分ではないため、あまりここに文字数を割きすぎないようにしましょう。
3.Example:具体例
続いて、あなたの自己PRに説得力を持たせるために最も重要な具体例の部分です。
あなたがアピールする強みをどのように活用したのかについて話しましょう。
この部分をいかに具体的に説明できるかで、あなたが本当にそんな強みを持っているのか、そしてその強みを企業でどのようにアピールできるのかを想像してもらえるかどうかがかかっているため、誰が読んでも納得できる文章を作成する必要があります。
企業の採用担当者はあなたと初対面であるため、そのような人にもあなたがどのような経験をしたのか情景が浮かぶような臨場感のある説明を心がけましょう。
また、この部分は先ほども説明しましたが、数字を用いることができればより想像しやすくなります。
4.Point:結論
最後にもう一度結論を述べることで、あなたの強みについて強調しましょう。
特に人気の企業を受ける場合は、最後に結論を述べることで、流し読みされてしまった場合でも最後にもう一度結論について書いているため、少なくともあなたの言いたいことが伝わりやすくなります。
ただし、この部分は文字数が少ない場合、そこまで詳しく書かずとも一言で説明するだけで良いです。
自己PRにおいて最も重要なのは、あなたの強みが何であるのかを最初に説明し、それをどのように活用できるのか説明し、就職後どのように活かすのか話すことです。
したがって、結論の部分は文字数指定が少ない場合は、一言でかまいません。
就活市場の自己PR作成ツールの使い方を徹底解説!
では、ここからは就活市場の自己PR作成ツールの使い方を詳しく紹介します。
あらかじめ公式LINEの友達登録をしておくとスムーズなので、ぜひ登録しておいてください。
非常に使いやすく作られてはいますが、この記事を読みながら利用するとよりスムーズに自己PRが作成できます。
1.あなたのことを教えてください!
公式LINEに登録したら、まずは簡単な個人情報を入力してください。
何年卒か、どの大学のどの学部かなど、簡単な個人情報の入力だけで構いませんが、就活を進めるにあたって必要な情報を入力してください。
2.入れたい内容を教えてください!
続いて本格的に自己PRの作成に移りましょう。
本記事で紹介したことを参考に、あなたの強みや経験談について教えてください。
この部分をいかに解像度高く入力してくれるかで生成される自己PRのクオリティが変わるため、ぜひ詳しく入力してください。
(1)今までの人生で最も力を入れたことはなんですか?
まず、今までの人生で最も力を入れたことは何かについて考えてみてください。
基本的には、大学生活で力を入れた経験談について書くことをおすすめします。
なぜならば、直近のエピソードの方を企業の採用担当者は重視する傾向にあるからです。
高校や中学の話をしてしまうと、「大学では特に何も経験しなかったのではないか」と思われてしまいます。
アルバイトや部活、サークル、ゼミ、ボランティア活動など、その他何でも構わないので頑張ったエピソードについて書いてみてください。
ただし、目的は自己PRを作ることであるため、自分の強みに関係しているエピソードを選ぶようにしましょう。
(2)(1)の経験であった問題や課題はなんですか?
続いて、今までの人生で最も力を入れたことについて書いたら、その経験の中であった課題や問題は何であったのかについて考えてみましょう。
それを解決することを通じて身につけた能力や発揮した能力について、企業の採用担当者は知りたいと考えているからです。
あなたが自己PRでアピールする強みを用いて解決した課題は何だったのか考えてみてください。
(3)(2)を解決するために何をしましたか?
続いて、その課題を解決するために何をしたのかについて考えてみましょう。
この部分が分かりやすく説明されている自己PRを提出できれば、問題解決能力についてアピールすることができるため、ぜひともどのような行動をしたのかについてわかりやすく書きましょう。
(4)(3)を行った結果どうなりましたか?
自己PRは自分の強みについて説明するものであるため、結果を伴っている必要があります。
あなたが自分の強みを活用して課題や問題に取り組んだ結果、それがどうなったのかについて説明しましょう。
結果が出せる人材であるということをアピールできれば、より企業の採用担当者に良い印象を与えられます。
(5)(1)~(4)からあなたの強みはなんですか?
結論として、自分の強みが何であるのかについてもう一度書いてみましょう。
あなたがここまでの回答を通じて伝えたい自分の強みが何であるのかについて考えてみてください。
3.LINEでの自己PR作成完了
回答を全て送信し終わったら、自己PRが自動作成され、LINEが送られてきます。
実際に完了した文章を確認してみると、AIによってここまでの回答を並べ替えて作られたものであるため、少しぎこちない文章が送られてくることもあるかもしれません。
したがって、吹き出し1個目の注意にも書かれているように生成された文章を最終的には自分で清書してください。
これにより質の高い自己PRを作り上げられます。
4.自分で清書してみる
LINEで送られてきた文章はPREP法が使われた構成になっています。
構成としては自己PR作成にまさしく適しているものではありますが、文章がいかにもAIが書いたようなものになっていることが多いため、言い回しなどを多少変えながら清書しましょう。
AIが作成した文章は日本語としてはおかしくないものの、日本人ならばそんな言い回しはしないという書き方で生成されることが多いです。
したがって、そのような部分だけ言い換えて、ひとまず文章として違和感を覚えるようなものでない段階までは仕上げましょう。
自己PR作成ツールのおすすめ活用方法
自己PR作成ツールはただ単に作成して終わりではありません。
他にも様々な活用方法があるため、就活をスムーズに進めるためにもぜひ利用してみてください。
おすすめの活用方法は以下の2つです。
添削してみよう
先ほどは自己PR作成ツールを用いて文章を作成し、それを自分で清書するという方法を紹介しましたが、反対に自分で作成してみた自己PRを、ツールを活用して添削してみることもおすすめします。
PREP法が正確に使われているか、おかしな文章構成になっていないかについてツールを用いて確認してみましょう。
他社の自己PR作成ツールも使ってみよう
もちろん、弊社の自己PR作成ツールが最も便利であるという前提で自信を持って紹介してはいますが、それはおそらく他の企業様も同じです。
すべての就活生にとって弊社のツールが最高であるならば、他の企業様はツールを提供しないはずです。
人によってそれぞれ合う・合わないがあるため、他の自己PR作成ツールもぜひ活用してみてください。
ChatGPTなど無料で作成できるツールは他にも複数あります。
色々なサイトを活用して作ってみて、見比べてみてください。
言い回しの表現のレパートリーが増えたり、ボキャブラリーが増えたりすることもあるため、試してみて損はありません。
自己PR作成ツールを使うときの注意点
自己PR作成ツールは、本記事でここまで紹介したように非常に便利なものではありますが、利用するにあたって1つだけ注意点が存在します。
それを踏まえた上で、良い自己PR作成の友として活用してください。
そのまま使う
自己PR作成ツールは生成された文章をそのまま提出することだけはおすすめしません。
必ず完成したら一読しておかしなところがないか、入念にチェックしましょう。
また、おかしな文章が見つかったり、誤字脱字が見つかったりした際は修正が必要ですし、ありきたりな言い回しを活用している場合は、より魅力的な書き方に変えても良いでしょう。
特にAIには限界があるため、オリジナリティに欠ける部分があります。
言い回しを変えた方が魅力的に感じると思った場合は、積極的に自分の言葉で言い換えてみてください。
自分の言葉で説明することが就活においては最も重要であり、特に面接で深掘りされた際にうまく自分の言葉で説明できれば、周りと差別化できることはあります。
自己PRが見つからない人は長所一覧から探そう!
今回は自己PR作成ツールの利用方法について説明しましたが、まず自分の長所が何かわからないという方は、ぜひこちらの長所一覧の記事を参考にしてみてください。
59個と非常に豊富な長所をそれぞれ紹介しているため、何かしらあなたに当てはまるものが見つかるはずです。
まとめ
今回は自己 PR 作成ツールの利用方法はもちろん、一般的な自己 PR の作り方についても詳しく紹介しました。
弊社の自己 PR 作成ツールは LINE で気軽に利用できるところが大きなメリットです。
ぜひ気になる方は、一度登録して利用してみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート