【例文10選】資格取得をガクチカでアピール!コツや注意点を解説!

【例文10選】資格取得をガクチカでアピール!コツや注意点を解説!

通称「ガクチカ」といわれる「学生時代に力を入れたこと」は、就職活動において自分を企業にアピールする代表的な質問のひとつです。

そんなガクチカの題材として、資格を使用してもよいのでしょうか?

また、就職活動を有利に進めるために資格取得に挑戦する際、取得までのプロセスの中で意識しておくとよいことはあるのでしょうか?

ガクチカで資格についてアピールしたいと思っている方は、是非こちらの記事をご参考ください。

この記事を読んでわかること
  • ガクチカで資格に関する内容は使えるのか
  • 企業がガクチカを聞く意図
  • ガクチカで資格についてアピールするメリット
  • ガクチカで資格をアピールする際のポイントと注意点
  • ガクチカの構成
  • 資格をアピールするガクチカの例文
この記事をおすすめしたい人
  • ガクチカで資格をアピールしたい人
  • 資格を持っているが、どのようにアピールすればいいか悩んでいる人
  • 資格を取って就活を有利に進めたいが、勉強を進める上でのポイントを知りたい人
  • 例文を参考に、資格に関するガクチカを作りたい人

目次目次を全て表示する

【資格取得のガクチカ】資格取得のガクチカでアピールできること4つ

ガクチカで、資格に関する内容を使ってもよいのでしょうか?

結論から伝えると、ガクチカで資格についてアピールすることは問題ありません。

資格を題材としたガクチカでアピールすることで、能力やスキルを企業に効果的に伝えられる場合や、自己PRや志望動機など、ガクチカ以外の項目の説得力を高める等のメリットも存在します。

以下で詳しく見てみましょう。

目標達成力・継続力

ガクチカで資格について取り上げることで、目標達成力や継続力があることをアピールできます。

資格を取得するには、目標を立て、その目標達成までの計画に沿って継続的に勉強に取り組むことが必要となります。

資格取得までに心がけたことや行動など、具体的なプロセスを伝えることで、目標達成力や自ら決めたことに継続して取り組む力をアピールすることができるでしょう。

スキル・知識

資格を題材とすることで、その分野に関するスキルや知識を持っているという客観的な事実をアピールできます。

資格とは、一定のスキルや知識を備えていることを客観的に証明するものです。

資格を持っていることで、その分野のスキルを身につけていること、知識を十分に理解していることが、どんな人にも伝わります。

特に資格に関する分野や業界の企業にとって、入社前から一定のスキルや知識を備えていることは、魅力的なアピールとなるでしょう。

計画性

資格取得といえば、誰でも気軽にできるものではありません。

つまり、しっかり計画を練ってこそ、初めて実現できるものです。

例えば、実際の試験日から逆算して勉強し始めることも、資格取得をする上で大切なポイントになるでしょう。

会社の仕事でも計画的に取り組むことが重要ですので、計画性のあるところを伝えることができれば、必ず高く評価してくれます。

ちなみに、この時に数字を用いてアピールすることで信用してもらいやすくなるため、可能であれば用いるようにしてください。

向上心

資格取得は、どんな人でも当たり前のようにやっていることではありません。

なぜなら、誰かから強制されるものではないからです。

本当に欲しいと思っている、向上心のある人じゃないと、なかなか手をつけることはないでしょう。

だからこそ、資格取得をアピールする場合は、物事に対して意欲的に取り組める印象を与えることができます。

向上心のある人は企業にとって魅力的な人材になりますので、どんな企業も採用を検討したくなるでしょう。

【資格取得のガクチカ】資格取得をガクチカにする3つのメリット

資格という題材をガクチカに使うことには、いくつかメリットがあります。

ガクチカで資格に関する内容をアピールするのであれば、そのメリットを最大限活用しましょう。

以下から詳しく解説していきます。

客観的な結果をアピールできる

一つ目のメリットは、客観的な結果をアピールできることです。

自身の経験や成長については、正直なところ、いくらでも話を盛ることができてしまいます。

一方、資格は一定の基準で審査が行われ、その基準を満たした人のみに与えられるものです。

資格を持っていることで、その資格に関する分野について一定以上の知識やスキルを有している、という確固たる証明になります。

資格の運営団体からの証明書や合格証なども発行されるため、偽ることができない明確な結果としてアピールすることができます。

自分の努力や成長をアピールできる

二つ目のメリットは、自分の努力や成長をアピールしやすいことです。

資格試験は、基本的に誰かに強制されて受けるのではなく、自分自身で決めて取り組む場合が多いでしょう。

事実として”資格取得に取り組んだ”ということだけでも、自己成長に向けて主体的に取り組めるといった向上心が伝わります。

また、資格取得は自己成長を分かりやすく体現しています。

資格を取得するまでの過程と結果を伝えることで、もともと備わっていなかった知識やスキルを身につけるという努力の過程、そして合格という目に見える形での成長をアピールすることができるでしょう。

志望企業との関連性をアピールできる

三つ目のメリットは、志望企業との関連性をアピールできることです。

資格を持っていることは、その分野に関して興味関心があるという根拠となります。

したがって志望している企業がその分野に関連している場合には、その企業に対してしっかりと興味を持っている、ということを資格を通してアピールできます。

また先述したように、志望動機に関しても関連付けて話しやすくなるため、企業に好印象を与えやすくなるでしょう。

【資格のガクチカ】ポイント

ここからは、いよいよガクチカを作成するにあたっての実践的な内容に移っていきます。

まずは、資格に関するガクチカを作成する際のポイントから抑えていきましょう。

資格取得までの過程を具体的に説明する

資格取得までの過程を記載しましょう。

ここで重要なポイントは、「具体的に」記載することです。

もちろん、資格に関する知識やスキルを持っている、ということもプラスの評価に繋がるでしょう。

しかし、採用担当者がガクチカとして知りたいことは、その人自身の人間性や備えている能力です。

資格を持っているという事実だけでなく、資格取得までに意識したことや困難にぶつかった時に乗り越えた経験など、過程を具体的に伝えることで、あなたの人間性や能力を伝えられます。

また、挑戦の過程を具体的に伝えることで、チャレンジ精神のアピールにも繋がるでしょう。

資格取得を通して学んだことや成長したことを示す

資格取得までの過程を伝えることに加えて、資格取得という経験全体を通して学んだことや成長したことを述べましょう。

注意点としては、勉強を通して関連する知識やスキルを学んだ、ということを示すのではなく、一つの目標に向かって努力を続けるという経験を通して、自分の学びになったことや成長を伝える、という点です。

目標達成までの過程の中で大切だと感じたことや、資格取得したからこそ分かったこと、成長したことをアピールしましょう。

将来の目標を達成するための準備だと伝える

最後のポイントは、資格取得がゴールではなく、あくまで将来の夢・目標の通過点であるといった捉え方をしていることを企業に示すことです。

資格とは、知識やスキルを身につける際の一つの指標であり、取得することが目的ではありません。

資格取得によって身につけた知識やスキルを、自らの目標達成や仕事に活かしていく、という視点を持つことが重要です。

資格取得を目指すことにした動機や将来の展望を伝えることで、資格取得の先を見据えている長期的視点があることをアピールしましょう。

【資格のガクチカ】資格取得のガクチカの構成

資格取得に力を入れた経験をガクチカとしてアピールする際のおすすめの構成について紹介します。

以下の構成で作成することで、あなたの経験や取り組みの工夫について詳しく説明できるとともに、将来的にどのような活躍ができるのかについて企業に伝わりやすくなります。

ぜひ参考にして、あなたの魅力が最大限に伝わるようなガクチカを作成しましょう。

まず資格試験の結果を述べる

ガクチカを述べる際、まず最初に結果を明確に伝えることが重要です。

話の導入として非常に効果的で、聞き手に対して自分の達成度をすぐに理解してもらうためのポイントです。

「〇〇という資格を取得しました」といったシンプルな表現で十分ですが、具体的にどのような資格なのかは、明確にしておきましょう。

結果を最初に述べることで、話の流れが整理され、次に述べる取り組みやプロセスがより引き立ちます。

また、取得が難易度の高いものであれば、その達成感や意欲を強く印象付けることができるため、採用担当者に対して強いインパクトを与えられます。

資格試験の目標や課題を述べる

資格に対してどのような目標や課題を設定したのかを明確に伝えることが大切です。

例えば「〇〇という資格を取得するために、1日4時間の勉強時間を確保しようと朝早く起きる生活習慣を取り入れました」といったように、具体的な行動について話しましょう。

これにより、自分の計画性や行動力も同時にアピール可能です。

また、資格取得を目指す過程で直面した課題や、それに対する対処法も述べることで、自分がどのように困難を乗り越えたのかを示すことができます。

このように、目標達成とそのための具体的な取り組みをしっかりと伝えることで、聞き手に対して自分の意思の強さや実行力をアピールしやすくなるのです。

資格取得の動機を述べる

資格取得の動機を述べることは、なぜその資格を目指したのか、行動の理由を明確に伝えるために重要です。

動機をしっかりと説明することで、自分の行動に対する説得力が増し、採用担当者に対して強い印象を与えることができます。

動機は自分の将来の目標や興味、キャリアプランに関連するものであるとより効果的です。

例えば「将来国際的なビジネスに携わりたいという目標があり、そのためには英語力が必要不可欠だと感じたため、TOEICで800点獲得を目指しました」というように、具体的なきっかけや背景を述べると良いでしょう。

このように資格を取得することが単なる学びの延長ではなく、自分自身の成長やキャリアに対する意識の表れであることを伝えることで、企業にとっても価値のある人材であることを強く印象づけられます。

資格試験への取り組み・結果を話す

資格取得に向けた取り組みとその結果を述べる際には、行動の具体性と結果に対する工夫が求められます。

「勉強した結果、資格を取得できました」という淡白な説明ではなく、どのような方法で勉強し、どのような成果を出したかを丁寧に伝えることが大切です。

例えば「独自の学習計画を立て、勉強時間を効率化するためにスマートフォンの使用を制限するなど、集中力を高める工夫を行いました。

結果として短期間で必要な知識を習得し、試験に臨むことができました」といったように、具体的な行動とその工夫を述べることで、聞き手に努力の過程が伝わります。

行動に対する工夫や試行錯誤のエピソードを交えることで、単に「努力をした」というだけでなく、課題に対して創意工夫を重ねられる人物であることを強くアピールできます。

行動の具体性と結果の背景をしっかり伝えることで、プロセスがより魅力的に映るでしょう。

資格試験からどのような学びを得たか述べる

資格試験を通じて得た学びを述べることは、取得した資格がただの結果ではなく、その過程で自分自身がどのように成長したかを伝える重要なポイントです。

資格取得の過程で得た知識やスキルはもちろんのこと、それに伴って得た自己管理能力や計画実行力、忍耐力などの人間的な成長を伝えることが求められます。

例えば「資格取得を通して時間管理の大切さを学び、毎日コツコツと積み重ねることの重要性を再認識しました」といった形で、学びの内容を具体的に説明することで、聞き手に自分の成長を実感してもらうことができます。

資格試験からの学びをどのように活かしていくか述べる

資格取得を通じて得た学びを、今後どのように活かしていくのかについて述べながら文章を締めるようにしましょう。

前述の学びが企業の理念や業務内容にどのように結びつくのか、具体的に説明することが重要です。

例えば「資格取得を通じて得た問題解決能力と自己管理力を活かして、貴社のプロジェクトにおいて効率的な業務推進を実現したいと考えています」と述べることで、その経験が企業への貢献につながることを示しやすくなります。

学びを活かす際には、具体的な業務の場面やどのように貢献できるかを想定して話すと、さらに説得力が増します。

資格の学びを企業のニーズに合致させ、採用担当者に強い印象を残し、採用の可能性を高めましょう。

【資格のガクチカ】例文10選

最後に、資格を題材としたガクチカの例文を見てみましょう。

本記事で解説してきたポイントや注意点、構成などを踏まえた例文となっておりますので、自身のガクチカ作成や改善の際に参考にしてみてください。

例文1:簿記検定

簿記検定

学生時代、日商簿記検定2級の取得を目指して勉強に励みました。

続きを見る

私は将来会計士を目指したいという思いから、企業の経営活動を把握するための基礎的な知識である簿記について、早い段階で身につけておきたいと強く考えていました。

大学入学時に挑戦を決意し、勉強方法としては独学で進めました。

まずは簿記の基礎知識を学ぶため、テキストと問題集を活用しました。

その後、過去問を繰り返し解き、実践的な力を身につけました。

また、人から学びを得ることも大切だと考え、勉強会に参加し、他の受験生と切磋琢磨しながら勉強に励みました。

その結果、2年かけて日商簿記検定2級の合格を果たし、目標に向かって努力する大切さや、勉強の継続力を養うことができました。

また、簿記の知識やスキルを身につけたことで、将来会計士を目指す上で大きな自信になりました。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

例文の良い点は、「将来の目標に向けた具体的な行動計画と努力がしっかりと描かれている点」と「独学や勉強会を活用しながら、継続的に学び続けた姿勢」が明確に伝わる点です。

これにより、目標達成への熱意と努力をアピールできます。

例文2:TOEIC

TOEIC

英語力の向上を図るため、TOEICのスコアアップを目標に勉学に力を入れました。

続きを見る

私には将来外資系企業で海外貿易に携わりたいという目標があり、英語力を測る国際的なテストであるTOEICの高得点獲得を目指しました。

勉強方法としては、まずは英語の基礎である文法と単語を身につけるため、参考書と英語講師による解説動画を活用しました。

その後、TOEICの対策本を中心とした実践的な問題演習を重ねました。

また、オンラインと対面両方の英会話講習にも通い、英語を聞く・話す機会を増やしました。

結果、2年かけてTOEICのスコアを600点から800点まで伸ばすことができました。

この経験から計画実行力や継続力を身につけ、そして英語力向上には地道な努力が欠かせないことを学びました。

この経験を活かし、今後も自己研鑽に励み海外貿易に携わるという目標達成を目指したいと考えます。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

例文の良い点は、「具体的な勉強方法と成果が明確に示されている点」と「将来の目標達成に向けた計画的な取り組みと、それに伴う継続的な努力が強調されている点」です。

これにより、計画実行力や努力を継続できる力を効果的にアピールできます。

例文3:FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)

学生時代、私は将来のキャリアに向けて積極的に資格試験に取り組んできました。

続きを見る

その一環として、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得に挑戦しました。

FP資格の取得には多大な努力と勉強が必要でしたが、お金や投資に関する知識を深め、個人や家族の資産を守り、増やすために必要なスキルを身につけたいという思いからやり切ることができました。

FP資格を取得する過程で、お金の管理や投資の基礎から高度なファイナンシャルプランニング技術まで幅広い知識を習得しました。

また、人々の生活や将来設計に関する様々なニーズに対応するためのコミュニケーション能力も養うことができました。

これらの経験を活かし、財務面でのサポートやアドバイスを提供することで、企業や個人の成長に貢献したいと考えています。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

FP資格の取得は、あなたの就活を成功に導くための強力なアピールポイントになります。

この過程で得たスキルや知識を、企業への貢献につなげることができれば、失敗のリスクを大きく減らすことができます。

例文4:MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

私は学生時代から情報技術の重要だと考え、その分野でのスキルアップに励んできました。

続きを見る

その一環として、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格取得に挑戦しました。

MOS資格は、Word、Excel、PowerPointなどのMicrosoft Office製品を効果的に活用し、ビジネスや日常生活での業務を効率化するためのスキルを証明するものです。

MOS資格の取得には、Microsoft Office製品の機能や操作方法に関する幅広い知識と実践的な技能が求められました。

試験を通じて、高度な文書作成やデータ分析、プレゼンテーション作成など、ビジネスにおける多様なタスクを効果的に遂行する能力を身につけました。

MOS資格を活かし、企業や組織において情報処理の効率化や業務のスムーズな進行に貢献したいと考えています。

私のMicrosoft OfficeスキルとMOS資格を活かし、チームの生産性向上や業務プロセスの改善に努めることで、組織の成長に貢献したいと思います。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

MOS資格を取得し、Microsoft Office製品を効果的に活用できるスキルを持っていることは、就活で非常に有利に働きます。

この資格を活かして企業に貢献する姿勢を示すことで、就活の成功につながるでしょう。

例文5:宅建士

宅建士

私は学生時代に、宅建士の資格取得にチャレンジしてきました。

続きを見る

理由は、街づくりに貢献している不動産業界に対して、強い興味があったからです。

私は元々アルバイトを掛け持ちしていて、あまり他の時間を作る余裕はありませんでした。

しかし、そんな中でも隙間時間を縫って、ひたすら過去問を調べて勉強するようにしたのです。

そして何より、時間の確保が大変だからこそ、綿密に勉強の計画も練るようにしました。

例えば、いきなり大きな目標を立てるのではなく、小さい目標に小分けして、確実に1歩ずつ進められるようにしました。

おかげで、なんと1発で合格することに成功したのがすごく嬉しかったですし、私の工夫は間違っていなかったと確信できました。

貴社で働き始める際にも、限られた時間の中でさまざまな工夫を凝らしながら、仕事で結果を残していきたいと思います。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

学生時代に宅建士の資格取得にチャレンジし、見事に1発合格を果たされたことは、就活において非常に強力なアピールポイントとなりますね。

特に、限られた時間を有効に活用し、計画的に学習を進める姿勢は、貴社での業務にも大いに役立つでしょう。

例文6:英検1級

英検1級

私が学生時代に力を入れていたのは、何よりも英検1級を取ることです。

続きを見る

実は1年ほど海外留学を経験していたのですが、そこで私がもっとも実感したのが、英語を使ったコミュニケーションの重要性です。

もちろん留学をする以上は地元の人と接する機会ができることはわかっていたので、あらかじめ基本的なことだけは勉強してきました。

ところが実際に接してみると、うまく相手と楽しくコミュニケーションができなかったので、もっと英語力を身につけないといけないと思い、英検1級を取ることにしたのです。

過去問を解くことはもちろん、何度も英文法を復習しましたし、声に出して英文を読むこともしました。

おかげで何とか1級を取得することができたので、今では自信を持ってコミュニケーションを取れるようになったのが嬉しいです。

貴社でも、この英語力を活かして海外でのビジネス展開に貢献していきたいと思います。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

学生時代に英検1級を取得された経験は、就活において非常に強力なアピールポイントとなりますね。

特に、留学経験を通じて英語の重要性を実感し、目標を達成するために努力されたことは、貴社での海外ビジネス展開にも大いに役立つでしょう。

例文7:PMP(プロジェクトマネージャー)

PMP(プロジェクトマネージャーー)

私は大学のプログラムで、チームリーダーとして成功に導くために、PMPの資格を取得することに力を注ぎました。

続きを見る

その理由は、以前プレゼンテーションをする際に、一度失敗を経験したからです。

同じ過ちを犯さないようにするために、何が重要なのかを考えた結果、PMPの資格取得が必要だという結論に至りました。

参考書を買って勉強することに加えて、さらに試験対策のセミナーにも積極的に参加し、最終的にPMPの資格を取得することができました。

おかげで前回のような失敗をすることなく、大学でしっかりプレゼンテーションを進めることができ、周りからも「ついてきて良かった」と褒めてもらえたのが嬉しかったです。

貴社に入社した際には、この経験から身に着けたマネジメントスキルを活かして、仕事に貢献していきたいと思っています。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

過去の失敗を糧に、PMP資格を取得してチームリーダーとして成功を収めた経験は、就活において非常に価値のあるものです。

失敗を回避するために必要なスキルを身につけ、リーダーシップを発揮したその努力は、貴社でも必ず役立つでしょう。

例文8:ITパスポート

ITパスポート

私は10代に入ってから、将来どうしてもシステムエンジニアとして活躍することを夢見ていたので、まずはITパスポートを取得することに力を入れていました。

続きを見る

私は10代に入ってから、将来どうしてもシステムエンジニアとして活躍することを夢見ていたので、まずはITパスポートを取得することに力を入れていました。

最初は参考書を買ってひたすら独学で勉強していましたが、よりいっそう知識を身に着けるために途中から通信講座も受けるようになりました。

その結果、何とか1発でITパスポートを取得できたので、努力がしっかり報われて本当に良かったです。

そして私の最終的なゴールは立派なシステムエンジニアになることなので、現在は基本情報技術者試験や応用情報技術者試験を受けるために、毎日勉強している状況です。

貴社で働くことになった際にも、ここから得た知識をしっかり活かして、仕事でも大活躍できるように頑張っていきたいです。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

10代からシステムエンジニアを目指し、ITパスポートを取得したその経験は、就活で大きな武器になります。

さらに、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に挑戦している現在の努力も、貴社での業務に必ず役立つでしょう。

例文9:FE(基本情報技術者)

FE(基本情報技術者)

私はシステムエンジニアになるために、資格取得に力を入れてきました。

続きを見る

特に頑張ったのが、基本情報技術者の資格を取ることです。

綿密に学習計画を立てるようにしたのはもちろんのこと、少しでも効率的に勉強をするために、覚えやすいテキストだけをピックアップして勉強しました。

また、実際の試験問題の半分は過去問に似たものが利用されているとのことで、あとはひたすら過去問を解くこともしていました。

そのおかげで、短期間で基本情報技術者の資格を取ることができたので、今では次のステップに進むために応用情報技術者に関する勉強にも取り組んでいます。

貴社に入社した際にも、勉強から得たさまざまな知識を活かして、大きな成果を作っていきたいです。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

基本情報技術者の資格を短期間で取得し、さらに応用情報技術者の勉強に励んでいるその姿勢は、就活で大きな武器となります。

計画的な学習と効率的な勉強法で結果を出したその努力は、貴社でも必ず役立つでしょう。

例文10:勉強中の資格をアピール

勉強中の資格をアピール

私は現在、(資格名)の勉強に取り組んでいます。

続きを見る

この資格は、私が興味を持っている(関連する業界や職種)でのキャリアに役立つと考え、自らのスキルアップを目指しています。

勉強を通じて、(資格名)に必要な知識や技能を着実に身につけつつあります。

この資格取得に向けては、(資格名)の試験対策や関連する実務経験の積み重ねを行っています。

(資格名)取得後はその知識やスキルを活かし、チームや組織に貢献します。

私はこの経験と資格の取得を通じて、組織において高い存在価値を示したいと考えています。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

資格の勉強を進めておられることは、将来のキャリアにおいて大きな武器となります。

試験対策や実務経験を通じてスキルを磨いているその努力は、就活でも高く評価されるでしょう。

ガクチカの例文をさらに知りたい人はこちらを参考にしてください。

様々な例文を見てイメージを膨らませることでより良いガクチカを書くことができます。

【資格のガクチカ】構成の3つの注意点

資格を題材としたガクチカ作成のポイントを抑えてきたところで、以下からは作成する上での注意点を解説していきます。

避けたほうがよいアピールの仕方もしっかりと理解し、より効果的なガクチカを作成しましょう。

資格の数をアピールしない

資格の数そのものをアピールしないようにしましょう。

多くの資格を取得しているという事実から、努力したということは伝わりますが、資格をたくさん持っていること自体をアピールしても評価には繋がりにくいでしょう。

多くの資格を取得したのであれば、スケジュール管理や他の勉強との兼ね合いなどで意識したことや、特に困難だった資格取得の経験を取り上げて過程をアピールするなど、数そのものではなく経験の中身を具体的に伝えることが重要です。

資格取得の成果だけをアピールしない

資格取得の成果だけをアピールしないようにしましょう。

資格を取得したこと自体はたしかに素晴らしいことですが、取得するまでにどういったことを意識していたのか、どういった行動をとったのか等も含めたものが、あなたの努力です。

採用担当者は、成果の裏にあるあなたの努力から、人間性や能力を知りたいと思っています。

成果だけを伝えるのではなく、努力の過程をしっかりとアピールしましょう。

資格取得の過程に嘘や誇張がない

資格取得の過程を伝える上で、嘘や誇張はないようにしましょう。

こちらは資格取得のガクチカに限らず、他の項目においても大切な注意点です。

無理のある勉強時間や期間など、少しならバレないだろうと思って嘘をついたり誇張して伝えたりすると、どこかで辻褄が合わなくなったり、不信感を抱かれてしまう可能性があります。

その結果、評価が下がってしまうことにも繋がりかねません。

嘘をつくことや誇張はせず、胸を張ってアピールできるようにしましょう。

【資格のガクチカ】資格がない時の対処法3選

ガクチカとして資格のことをアピールしたくても、所持する資格がない就活生もいるでしょう。

すでに資格を持っている学生と比較すれば、劣る部分は否めません。

だからといって、ネガティブに考えて怯む必要などないのです。

自信のない態度を見せてしまうことのほうが、マイナスイメージになりかねません。

ここでは、資格を持っていない時のガクチカ対処法を3つ解説していきます。

もし今、資格取得の勉強中、あるいはこれから取り掛かろうとしている就活生は、参考にしてみてください。

1.内定獲得後に資格を取得する

これから内定が決まり次第、資格を取得する意欲をアピールしても問題はありません。

企業によっては、入社までの取得を推奨しているだけのケースも多くあります。

必ずしもマストで取得を条件にしているわけではないからです。

中には、入社後に研修を設けて取得を後押ししてくれる企業もあります。

まずは事前に確認して、なるべく資格取得に向けて勉強を始めたことをアピールしたほうが、かえって効果的になるでしょう。

資格取得のガクチカでNGとなるのは、嘘や誇張された発言です。

バレないだろうと嘘をついてしまうと辻褄が合わなくなり、万が一、嘘が発覚したら不信感を抱かれます。

ならば、最初から正直に、今の自分の立ち位置と心意気で臨んでみてください。

2.仕事に直接繋がらない資格にこだわらない

志望した企業の業界や業務と関連性の低い資格であれば、わざわざガクチカの素材として選ばないほうが無難です。

例えば、IT企業の採用試験であるのに保育士の資格をアピールしても、関連性が少なく評価の対象とはしてくれません。

あるいは、運転免許のような比較的誰でも取得しやすい凡庸な資格は、あえて触れないという選択をしましょう。

一時期、やみくもに資格を取得する風潮もありましたが、採用試験に関しては無駄な努力です。

趣味で多くの資格を取るのは自由ですが、ほとんどの場合が生かすことができずに、そのまま忘れ去ってしまうのではないでしょうか。

必ず志望企業の業務・業績へアピールできる資格に限定し、持っていなければ無理にアピールする必要はありません。

3.資格が必要ない企業に応募する

アピールできる資格を持っていないのであれば、資格についての採用条件を打ち出していない企業に応募しましょう。

一般的に、多くの企業は資格を必須としていないケースのほうが目立ちます。

あれば尚可という程度のところがほとんどです。

むしろ、その人物の過去の経験や能力を重視する企業が多いので、今は資格を持っていなくても、自己PRの方法やその他のガクチカを工夫すれば、十分なアピールとなるでしょう。

どうしても資格取得が必須という企業なら、あえて最初から選ばないという手もあります。

資格所持に左右されるのではなく、経験などを元にして強みをアピールできる、自分にとって最適なガクチカを作成してアピールすることが大切です。

以上を踏まえながら、資格を題材としたガクチカの例文を参考にしてみてください。

【資格のガクチカ】まとめ

ガクチカで資格を題材としてアピールすることで、その分野に関する知識やスキルを備えていることに加え、目標達成力や向上心、継続力などの様々な能力や、あなたの成長を伝えることができます。

すでに持っている資格をアピールしたい方も、これから資格取得に挑戦する方も、結果だけでなく努力の過程を意識すること、将来の夢や目標に繋げるための資格取得という位置づけであることを意識して、ぜひ就職活動でも資格取得の経験を活かしてみてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます