「アミューズメント業界に興味があるが志望動機の書き方がわからない」
「志望動機の構成がわからず、周囲の就活生と差別化できない」
上記のように、アミューズメント業界を志望しているものの、志望動機が作成できていない人がいるでしょう。
アミューズメント業界は、多くの人に「楽しさ」や「感動」を届けられる仕事です。
しかし、人気が高いため差別化する必要があります。
この記事を最後まで読んで、魅力的な志望動機を作成してください。
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【アミューズメント業界の志望動機】アミューズメント業界とは
アミューズメント業界とは、人々に「遊び」「楽しさ」「非日常の体験」を提供する業界です。
エンタメ業界のうちの1つに当てはまります。
ただし、アミューズメント業界とエンタメ業界(映画・音楽・舞台など)との違いは、お客様の行動です。
アミューズメント業界ではお客様が自ら行動します。
たとえばゲーム機を操作する、ボウリングをする、クレーンゲームを試すなどです。
アミューズメント業界は、能動的な「体験」を提供する点が大きな特徴です。
- テーマパーク
- 遊戯施設
- ゲーム
- ボウリング
- カラオケ
- VR
- パチンコ
テーマパーク
テーマパークはアミューズメント業界の代表的存在です。
特定のコンセプトを持ち、非日常体験を提供する大型施設になります。
テーマパークとして有名なのは、ディズニーランドやUSJなどです。
お客様に感動や驚きを与える演出はもちろんのこと、スタッフの高いサービス力が求められます。
現在は、アトラクションに加えてショーや飲食店、グッズ売り場など、豊富な施設が展開されるようになりました。
遊戯施設
遊戯施設もアミューズメントに該当します。
アーケードなどの屋内型遊戯を中心に、幅広い年代に楽しみを提供する施設です。
遊園地の乗り物やゲームセンターのアーケードゲーム、クレーンゲームなどが挙げられます。
テーマパークほどではありませんが、コンセプトを用意し、施設内の空間作りが重要です。
どういったお客様に、どう過ごしていただきたいのか考える必要があります。
そのため、施設運営を始め、機材管理・顧客対応など幅広い業務をこなさなければいけません。
ゲーム
幅広い年代に人気のゲームもアミューズメント業界です。
ゲーム業界と細かく絞ることも可能ですが、ゲームセンターに設置された業務用ゲームもあるため、本章では含めています。
ゲームは家庭用・スマホ・アーケードなど多岐にわたる市場です。
技術の進歩に合わせて、新しいゲームが次々と開発されています。
そのため、お客様に新しい体験を提供するためにも、エンタメとテクノロジーを融合し、創造性やユーザー視点の企画力が問われます。
ボウリング
ボウリングも立派なアミューズメントです。
家族・友人とのレジャーとして人気の施設になります。
ただし、ボウリング場の数は年々減少しています。
日本ボウリング協会のデータによると、ピーク時は約3,000箇所あったボウリング場は、現在では約600箇所です。
イベント企画・接客を通じて、新しい価値の提供が求められます。
参考:年別全国センター数・レーン数の推移|日本ボウリング協会
カラオケ
カラオケは、個人やグループで気軽に楽しめる娯楽です。
ビッグエコーやJOYSOUNDなど、有名チェーン店が軒を連ねるため、差別化が求められます。
音響や空間設計、最新機能などを通じて、来店してもらう理由作りが重要です。
たとえば、1人向けのカラオケやスマートフォンを連動させた機能が登場しています。
ただ、歌を歌う空間から、プラスアルファが必要になっていることを理解しておきましょう。
VR
VRは、Virtual Realityの略称です。
日本語に訳すと仮想現実と呼ばれます。
ゴーグルを着用することで、作り出された空間を現実のように楽しめるものです。
近年登場した技術であり、アミューズメント業界にも浸透しつつあります。
主に没入型体験を提供する際にVRが利用されます。
高い演出力が求められ、新しいエンタメの形として成長中です。
技術・企画・運営を融合させることで発展しています。
パチンコ
パチンコは戦後に発展した日本独自の娯楽文化です。
現在では、よりエンターテイメント性が強調され、アニメや漫画などのキャラクターが画面に登場するようになりました。
一方で、ギャンブル依存症といった社会問題とも密接に関わっています。
法律を遵守し、規制や社会的イメージに配慮した店舗運営が重要です。
さらに、スマートフォンの普及したことで、今後はパチンコ自体の魅力をきちんと発信していく必要があります。
【アミューズメント業界の志望動機】現状と動向
アミューズメント業界は、コロナ禍を経験し、一時は市場規模が落ち込んだものの回復傾向にあります。
一般社団法人日本アミューズメント産業協会が発表した「2022年度アミューズメント産業界の実態調査」によると、2022年の市場規模は6,855億円でした。
2020年は5,259億円であったため、2年で約1,600億円を回復させたことがわかります。
参考:2022年度アミューズメント産業界の実態調査|一般社団法人日本アミューズメント産業協会
市場規模の成長
アミューズメント業界は、国内市場が成熟傾向です。
しかし、コロナ後の訪日観光客の増加や新施設の開業が追い風となり、市場規模が拡大する可能性は大いにあります。
さらに、最新技術を利用した体験型の施設の需要が拡大中です。
たとえば、仮想空間(VR)や拡張現実(AR)を採用したアトラクションが挙げられます。
一方、アジアを中心とした海外市場は高成長が続いています。
アメリカのコンサルティング企業であるSpherical Insightsが発表したデータによると、世界の市場規模は2023年の156億米ドルから2、033年には455億米ドルに拡大する見込みです。
志望動機では、日本企業のインバウンド対応や海外企業の差別化戦略などを軸にするのが効果的です。
参考:市場統計レポート|Spherical Insights
【アミューズメント業界の志望動機】将来性と展望
アミューズメント業界は、ユーザーの体験価値をより重視するようになります。
動画配信サイトやスマートフォンでは経験できない価値を提供することで、さらに差別化が進むでしょう。
また、集客として複合施設の運営、メディア連携などを通じて、より幅広い層へのアプローチに力を入れることが重要です。
- メディアミックス戦略の強化
- 複合施設
メディアミックス戦略の強化
今後のアミューズメント業界は、メディアミックス戦略の強化がカギです。
メディアミックスとは、コンテンツを拡大させるにあたって、さまざまな媒体を利用することを指します。
たとえば、漫画がアニメ化したり、映画化したりすることです。
メディアをミックスさせることで、漫画を読まない層に漫画を認知してもらうきっかけになります。
アミューズメント業界の場合、施設とアニメのキャラクターがコラボした事例があります。
コラボ企画は、普段アミューズメントで遊ばない層へアプローチするのに効果的です。
とくにアニメ・ゲームと連動させることで、新規顧客が施設に足を運んでくれます。
複合施設
複合施設もアミューズメント業界が生き残る戦略の1つになります。
複合施設とはショッピング、飲食、宿泊など多様な機能を備えた施設のことです。
たとえば、カラオケを提供するだけではなく、飲食店やゲームセンターを併設させることで、滞在時間の増加、さらには収益アップを見込んでいます。
現在は、オンラインゲームや動画配信サイトの登場により、アミューズメントとしての価値が再確認されています。
1つのサービス、施設しかない場合、顧客のニーズを満たしきれないかもしれません。
そこで、滞在型・体験型のアミューズメントを用意することで、存在価値を高めていくことが重要です。
【アミューズメント業界の志望動機】志望動機で企業が見ているポイント
志望動機で企業が見ているポイントは、以下の4つです。
- 業界・企業理解の深さ
- 情熱・興味
- 自分の強みやスキルの活かし方
- 将来のビジョン
志望動機は、入社意欲や熱意を伝えるチャンスです。
企業が見ているポイントを理解し、論理的かつ具体性のある内容にしましょう。
業界・企業理解の深さ
志望動機で企業が見ているポイントの1つ目は、業界・企業理解の深さです。
面接官は志望度の高い就活生を採用したいと考えています。
そのため、志望動機を通じて、あなたがどの程度の気持ちを持っているのかチェックします。
業界の現状や企業の特長を正しく理解することで、面接官に好印象が与えられます。
また、業界と企業の両方を研究することで、自分がなぜその企業を選んだのかを示す裏付けにもなります。
情熱・興味
志望動機で企業が見ているポイントの2つ目は、情熱・趣味です。
面接官は、自社の事業に対して情熱や興味があるかに注目しています。
たとえば、情熱のある就活生なら、少しのミスを経験してもモチベーションを維持することが可能です。
とくに、アミューズメントへの関心や熱意は動機形成に欠かせません。
興味を持ったきっかけやエピソードを交えることで、志望動機の説得力が高まります。
自分の強みやスキルの活かし方
志望動機で企業が見ているポイントの3つ目は、自分の強みやスキルの活かし方です。
企業は、利益を生み出してくれる人材を探しています。
そこで、志望動機では自分の経験やスキルが、企業にどう貢献できるか具体的に説明しましょう。
自分の強みやスキルが思いつかない人は、部活やアルバイトなどの経験や成果がおすすめです。
得意分野を志望動機に盛り込むことで、面接官に伝わりやすくなります。
将来のビジョン
志望動機で企業が見ているポイントの4つ目は、将来のビジョンです。
企業は、入社後も成長を続ける人に入社してほしいと考えています。
従業員の成長が企業の発展につながるからです。
志望動機では、入社後どのように成長し、どんなキャリアを築きたいか、きちんと伝えましょう。
企業の経営方針と自分のキャリアプランが一致すれば、面接官に好印象を与えられます。
また、自分がいかに本気であるのか裏づけることが可能です。
【アミューズメント業界の志望動機】志望動機の構成
志望動機を書く際は、以下の順番に構成してください。
- 結論
- 理由
- 具体的なエピソード
- 再度結論・展望
志望動機は、自分の気持ちを並べるだけでは、効果が薄くなります。
読み手である面接官のことを意識した文章構成にすることで、読みやすい志望動機になるでしょう。
結論
志望動機は結論から述べてください。
「なぜこの企業を志望するのか」を端的に示すことで、志望動機の方向性が明確になるからです。
さらに、最初の一言があなたの印象を左右するので慎重に言葉を選びましょう。
たとえば「私は貴社の経営理念に共感し、志望いたしました」のように伝えてください。
学生時代のエピソードや志望する理由などは、後回しにしましょう。
結論を述べてから伝えても、問題なく評価してもらえるので安心してください。
理由
結論の次は、理由を述べましょう。
結論に理由を加えることで、志望動機に説得力が生まれるからです。
面接官はあなたの志望動機を聞いて「なぜそう思ったのだろう」と、背景に興味が湧きます。
興味を持った背景やきっかけを伝えることで、面接官の疑問を解消することが可能です。
また、自分の気持ちや考えを追加することで、オリジナリティがある志望動機が完成します。
その結果、周囲の就活生との差別化になるでしょう。
具体的なエピソード
理由を補強するためにも具体的なエピソードを加えましょう。
自分の価値観や人間性が面接官に伝わるからです。
たとえば、インターンシップに参加した経験を述べることが選択肢に挙げられます。
ほかにも、アルバイトや部活なども有効です。
自分の体験を話すことで、志望動機にあなたらしさが表現されます。
また、実際にエピソードを通じて、得た学びを示すことで信頼性も高まるでしょう。
再度結論・展望
志望動機の最後は、もう一度結論を述べつつ、今後の展望を伝えましょう。
まず、再度結論を持ってくることで、志望動機が面接官の記憶に残りやすくなります。
さらに、入社後の姿を説明することで、入社意欲の高さをアピールできるからです。
「入社後はプロジェクトリーダーになり、規模の大きい仕事に挑戦したいです」のように伝えましょう。
面接官はあなたに対して期待感が生まれ、高評価につながります。
【アミューズメント業界の志望動機】差別化のポイント6選
志望動機を差別化するには、以下の6つを意識しましょう。
- 1.企業独自の価値提供を志望動機に反映する
- 2.抽象的な動機では印象に残らない
- 3.志望動機に具体的な体験を加える
- 4.社会的役割にも目を向ける
- 5.なぜこの企業なのかを明確に伝える
- 6.キャリアビジョンが描けている
志望動機を差別化し、内定獲得に近づきましょう。
1.企業独自の価値提供を志望動機に反映する
まずは、企業独自の価値提供を志望動機に反映することは、差別化において有効です。
志望企業ならではの強みに共感し、自分との接点を語ることで強い印象を与えられます。
また、業界・企業研究に深く取り組んでいることの証明にもなるでしょう。
そこで「貴社の商品が好きです」と単純に伝えるだけでは不十分です。
「貴社の商品は、〇〇技術が独自に使われている点に感銘を受けました」のように説明しましょう。
面接官も人間です。
自社に興味関心を持ち、調べてきた就活生に対して好印象を持つでしょう。
とくに、志望企業が独自に採用している技術や考え方を意識した内容が効果的です。
志望動機を差別化するためにも、志望企業がどういったサービスや商品を提供しているのか、しっかり調査しておきましょう。
2.抽象的な動機では印象に残らない
抽象的な志望動機は、面接官の印象に残りません。
面接官は採用が始まると何十人、何百人もの志望動機を読みます。
何を主張したいのかわからない志望動機では、内容を覚えてもらえないでしょう。
たとえば「人を楽しませたいです」だけでは曖昧な表現です。
人を楽しませたい気持ちは、就活生はもちろんのこと、企業も同じです。
そこで「なぜ人を楽しませたいのか」「どんな経験が背景にあるか」などを、明確に伝えてください。
誰が読んでも、あなたの志望動機がわかるようにすることで、面接官の印象に残る可能性が高くなります。
面接官はあなたのことをすべて知っているわけではありません。
最初から丁寧に説明していきましょう。
3.志望動機に“具体的な体験”を加える
志望動機に具体的な体験を加えることが重要です。
志望動機が周囲の就活生と重なってしまっても、具体的な体験で差別化できます。
もし「インターンシップの経験」が志望動機になったとします。
インターンシップ中に感じたことや得た学びは、人によって大きく異なるでしょう。
そのため、エピソード内容自体が被っていても、自分の魅力をきちんとアピールできます。
また、エピソードを通じて自分の考えや思いを立体的に伝えることで、面接官の共感を得られるでしょう。
とくに実体験には説得力があります。
その結果、あなたがただ企業を志望しているのではなく、確固たる理由があることを証明できます。
4.社会的役割にも目を向ける
志望動機では社会的役割にも目を向けましょう。
企業は利益のみを追求する集団ではないからです。
社会や地元地域に対して、社会的責任を果たす必要があります。
近年はSDGsへの取り組みが活発化しています。
そこで、志望動機にも組み込むことで、視野の広さをアピールすることが可能です。
アミューズメント業界を志望する場合は、アミューズメントが社会にどう貢献しているのか説明しましょう。
たとえば、非日常の提供やストレスの発散、コミュニケーションの促進などが挙げられます。
ただ娯楽を提供する業界ではなく、社会に役立っていることを伝えることで、面接官に好印象を与えられます。
5. なぜこの企業なのか”を明確に伝える
志望動機では、なぜこの企業なのかを明確に伝えることが重要です。
企業に応募した理由を詳しく説明することで、自分の価値観や人間性を知ってもらえます。
面接官はあなたのことを何も知りません。
そこで、志望動機を通じてあなたのことを理解しようとしています。
そのため、志望動機には自分の強みやスキルなどをアピールしましょう。
さらに、企業の文化や価値観と自分が合致することを伝えると効果的です。
面接官は自社のことを理解している人材を求めています。
志望動機をもとに、企業研究していることを伝えてください。
また、他社との違いも押さえた内容にすることで、より魅力的な志望動機になります。
6.キャリアビジョンが描けている
志望動機にはキャリアビジョンを描きましょう。
面接官は、成長性や将来性のある人材を高く評価するからです。
企業は営利団体です。
利益を出し、成長していくためには、優秀な人材を集めたいと考えています。
そこで、就活生には志望動機の提出を指示し、採用する価値のある人材かチェックしています。
就活生側は、企業の意図を理解し、将来性が伝わる志望動機にしましょう。
たとえば「将来は分析スキルを活かし、アトラクションの企画に携わりたいです」のように伝えてください。
面接官は、あなたが将来をどのように考えているのか把握しやすくなります。
自分が将来やりたい業務やポジションなどをアピールしましょう。
【アミューズメント業界の志望動機】志望動機例文
アミューズメント業界を志望する人向けに志望動機の例文を紹介します。
志望動機を作成するには、実際の文章を読むことが近道です。
例文を通じて、個々の経験や関心をどう表現するか参考にしてください。
また、自分に合った切り口を見つけ、具体性や熱意を盛り込みましょう。
- テーマパーク
- VR
- パチンコ
- イベント企画志望の場合
- 接客経験を軸にした場合
- テクノロジーへの関心を軸にした場合
テーマパーク
私が貴社を志望する理由は、お客様に夢と感動を提供し、記憶に残る体験を創造したいからです。
幼少期から貴社テーマパークのファンとして、訪れるたびに非日常のワクワクと深い感動をいただいてきました。
スタッフの方がお客様を笑顔にする姿を見た時「感動を生み出す側になりたい」と強く感じたことが、私の原点です。
大学ではイベント企画サークルでリーダーを務め、企画から実行まで一貫して携わりました。
とくに、細部までこだわり抜いた装飾や来場者参加型企画を通じて、予想以上の「楽しかった」という声をいただきました。
これらの経験で培ったお客様への洞察力、創造力、そして実践力を活かし、お客様の思い出づくりに貢献したいです。
VR
私が貴社を志望する理由は、VR技術でエンターテインメントの新たな地平を切り拓き、人々にこれまでにない没入体験を届けたいからです。
学生時代からVR技術の可能性に魅力を感じ、ゲームや映像を通じてその進化を追い続けてきました。
大学でプログラミングと3Dモデリングを専攻し、ユーザーが本当にその世界にいるかのようなリアリティを追求してきました。
とくに、卒業制作では、細部の描画とインタラクションにこだわり、高い没入感を評価いただきました。
私は貴社の先進的なVR技術力と革新的なコンテンツ開発に強く惹かれております。
これまでの知識と経験を活かし、貴社で唯一無二のVR体験を創造する一員として貢献したいと考えております。
パチンコ
私が貴社を志望する理由は、エンターテインメント性とサービス向上を追求する貴社の姿勢に共感し、お客様に最高の遊技体験を提供したいからです。
学生時代の接客業務を通じて、お客様の細かな表情や声色からニーズを察知し、期待を超える「おもてなし」を提供することに喜びを感じてきました。
とくに、お客様の課題解決に貢献し「ありがとう」の言葉をいただいた経験は、私のホスピタリティ精神の原点です。
貴社は、単なる遊技の場に留まらず、快適な空間づくりや最新機種の導入を通じて、お客様に安心して楽しんでいただける環境を提供されています。
私のコミュニケーション能力とホスピタリティ精神を活かし、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供することで、貴社の顧客満足度向上に貢献したいです。
イベント企画志望の場合
私は貴社の「体験型イベント」に深い感銘を受け、お客様に非日常の感動を届ける場づくりに貢献したいと強く志望いたします。
大学で地域イベントを運営した際、企画から実行まで一貫して携わり、参加者の笑顔を間近で見た時「イベントを企画する喜び」を肌で感じました。
限られた予算で来場者参加型の工夫を凝らし、想定以上の満足度を得られた経験は、貴重なものになりました。
貴社は、単なるイベントではなく、記憶に深く刻まれる「体験」を創造する力をお持ちだと認識しております。
私の企画力とお客様の視点に立ったきめ細やかな運営力を活かし、貴社の一員として、感動と笑顔溢れる場づくりに全力を尽くしたいと考えております。
接客経験を軸にした場合
私が貴社を志望する理由は「楽しい空間」を通じて地域社会に貢献する、貴社のイベント展開に強く魅力を感じたからです。
現在、アミューズメント施設でアルバイトを3年続けています。
お子さまの笑顔と触れ合う中で、楽しいといった感情が人々の心をつなげ、かけがえのない思い出となることを実感しました。
さらに、お客様が互いに助け合ったり、世代を超えて交流する姿を見た時、空間が持つ力の大きさに感動しました。
今後は、貴社の卓越した企画力を学びながら、この経験で培った顧客視点と人との温かい交流を生み出す力を活かしたいと考えております。
とくに地域に根ざしたイベントを通じて、老若男女問わず誰かの心に深く刻まれる思い出作りに力を入れたいです。
テクノロジーへの関心を軸にした場合
私が貴社を志望する理由は、AR技術を活用した革新的なアトラクションで、人々の感情を揺さぶる新しい体験を創造したいからです。
大学で情報メディアを専攻し、最新技術が人の感情や行動に影響を与える仕組みに深く関心を持って学びました。
とくに、バーチャルとリアルが融合するAR技術が単なる視覚効果を超え、深い没入感や共感をどのように生み出すかを研究しました。
貴社のARアトラクションを体験した際、その技術と演出が織りなす感動に心が強く動きました。
入社後は、お客様の反応や技術の運用を肌で感じながら学びたいです。
将来的には、培った知識と経験を活かし、まだ世にないようなARコンテンツの企画・開発に挑戦し、アミューズメント業界の新たな体験価値を創造したいです。
まとめ
この記事では、アミューズメント業界を志望する就活生向けに、志望動機の書き方を解説してきました。
志望動機は、自分の価値観を伝えつつ、入社意欲をアピールすることが重要です。
自分の好きな気持ちを伝えるだけでは不十分です。
そこで、自分の強みやスキルがどのように活かせるのかも伝えましょう。
また、将来性や成長性をアピールし、オリジナリティがある志望動機にしてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート