インターンシップは無駄?インターンシップに参加する意味と目的を解説

インターンシップは無駄?インターンシップに参加する意味と目的を解説

はじめに

就活をはじめると「インターンシップ」という言葉を耳にする機会が増えます。

しかし、実際インターンシップに参加しないまま就活を終える先輩もいるため、インターンシップが無駄なのではないかと考える方も少なくないはずです。

本記事では、インターンシップに参加することが無駄なのかについてお話します。

インターンシップに参加するとどのようなメリットがあるのか、どんなことを知れるのかなども記述しているので、参考にしてみてください。

就活に活きるインターンシップの種類

まず、就活に関わるインターンシップの種類についてお話します。

インターンシップに参加するさいに参考にしてみてください。

1dayインターンシップ

一番オーソドックスなのは、1dayインターンシップです。

一日(2~6時間)かけて企業の用意したワークをこなします。

企業によって所要時間は異なりますが、一番効率の良い方法はこの1dayインターンシップに参加してしまうことです。

近年は、オンラインで開催されるインターンも多いため、1日に複数企業を比較することもできます。

2daysインターンシップ

2daysのインターンシップは1dayよりも時間をかけてワークに取り組むことのできることが特徴です。

グループワークを行うにあたって他の学生ともコミュニケーションをとる時間が長い上、企業のメンターとも多く接することができるので、企業の印象に残るチャンスをもらえます。

志望度のより高い企業は2daysインターンシップを選ぶと良いでしょう。

但し、2daysインターンシップは選考がある場合も多いので、きちんと対策をすることを心がけましょう。

インターンシップの内容

次にインターンシップの内容についてお話します。

インターンシップの内容を知ることで、自分にとってインターンシップが有益か無駄か判断できる参考となるでしょう。

後述するインターンシップに参加するメリットと合わせてインターンに参加する意味を考えてみましょう。

会社説明

基本的に会社説明からインターンシップが始まる企業が多いです。

会社の大事にしていることや商材の特徴などを説明することでそれ以降のワークに繋げていくのです。

企業にとって会社に興味を持ってもらえる絶好のチャンスですから、まずは早い段階で企業の特色をアピールすることが多いのです。

業界の概要を説明

企業の説明に加えて、業界の概要についても簡単に説明されます。

業界内の企業の立ち位置をしめし、学生により理解を深めてもらうことが目的です。

企業の概要を理解してワークに打ち込めます。

簡単なワーク

インターンシップの主な目的といえるのが、ワークです。

企業ごとに内容は異なりますが、基本的にはグループワークが多い印象を受けます。

企業の事業を簡略化してグループワークに落とし込まれていることが多いため、社会人としての予習となります。

自己紹介に始まり、グループごとの発表などもあるため、他の学生との結束力も強まります。

企業からのフィードバック

ワークを行った後は、企業からのフィードバックを受けます。

フィードバックはグループ単位の場合もあれば学生一人一人受ける場合もあります。

いずれにしろ、企業からの印象をうかがえる貴重な機会なのでよく聞いておきましょう。

今後の案内

企業のインターンシップに参加すると、企業のそれ以降の案内を受けます。

インターンシップ参加者限定のイベント案内や、早期選考の案内もこのタイミングで聞くことになります。

インターンシップに参加しないと不利?

ここまで、インターンシップの概要についてお話してきました。

ここでは実際、インターンシップに参加しないと不利になるのかについてお話します。

インターンシップが無駄かどうかはこれ以降の内容を踏まえて自分の目的と合わせて考えてみてください。

参加しなくても支障はない

インターンシップに参加することで目に見える問題が起こることはありません。

そのため、他の予定が忙しくてインターンシップに参加できない方や、面倒だからできるだけインターンに時間を割きたくないという方も安心してください。

インターンシップに参加しなくてもマイナスはありません。

インターンシップに参加することでプラスになるという捉え方が正しいです。

先述の通り、インターンシップに参加することで早期選考につながったり、今後のイベントに招待されたり、直接的に恩恵を受けることができます。

インターンシップ参加は無駄ではない

インターンシップに参加しなくても就活には差し支えないです。

そのため、インターンシップに参加すること自体が無駄なのではないかと思う方もいるでしょう。

しかし、インターンシップに参加することは決して無駄とは言えません。

インターンシップに参加することにより就活で差がつくことは明確です。

就活でインターンシップに参加する義務はないにしろ、自分へのメリットもよく理解しておく必要があります。

インターンシップに参加するメリット

インターンシップに参加するメリットとして、たくさんのポイントがあげられます。

自分に合ったメリットを見つけて、目的をもってインターンに参加しましょう。

企業研究や業界研究が進められる

インターンシップに参加する大きなメリットの一つとして、自分で企業研究や業界研究をする必要がなくなる点があります。

本来、インターンシップに参加しなければ自発的に企業のことを調べたり、業界のことを調べたりする時間をとらなければなりません。

しかし、インターンシップで企業から企業の社風や業界の概要を聞くことでその手間が省けるのです。

他のメリットともあわせると、自分で企業研究をすすめるよりも効率的といえるのではないでしょうか。

企業とのつながりを持てる

インターンシップに参加することで、企業とのつながりを持てることもメリットの一つです。

企業の社員と仲良くなると、より気兼ねなく質問できたり、不安を解消できたりします。

本選考時に、ゼロから関係構築するよりも、インターンから知っている学生の方が企業の印象に残りやすい上、マッチ度の低さなどのリスクも軽減されます。

そのため、本選考の前にある程度企業との関係性を築いておくのは大切なのです。

早期選考につながる場合も

多くの企業は、インターンシップに参加した学生を早期選考枠に案内します。

早期選考は、大学入試でいうAO入試や推薦に近いイメージです。

必ず内定をもらえるわけではありませんが、本来本選考の始まる時期よりもはやく選考が進むため、実際の倍率よりも内定を獲得しやすい傾向にあります。

企業目線でいえば、何度か自社に興味をもってインターンシップに参加してくれた学生は、企業との相性がいいはずなのです。

さらに、インターンシップに参加する学生は早く就活を始める傾向にあり、優秀な学生をいち早く獲得したいという意図もあります。

インターンシップのメリットを知って就活に活かそう

いかがでしたか?

インターンシップを無駄だと思う方もいるかもしれませんが、インターンシップに参加するかどうかを選択するにはまず理解を深めなければいけません。

自分なりにメリットや目的を探して、インターンシップを有意義な時間にしましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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