いつも就活市場の記事をご覧いただき、ありがとうございます!
本記事では、就活市場で運営している公式LINEによくある質問に回答していきます。
今回は「一度落ちた企業に再応募することはできるの?」という質問に答えていきます!
- 一度落ちた企業に際、応募が可能かということ
- 再応募する前に確認すべきこと
- 企業が採用活動で学生のどこを評価しているのか
- 就活を成功させるコツ
- 落ちた理由がまだ分析できていない人
- 志望企業を諦められないでいる人
- 選考に落ちた経験を次に生かしたいと思っている人
- ESで落選しない方法を知りたい人
目次[目次を全て表示する]
【落ちた企業に再応募したい】結論、再応募はできる場合が多い
実は一度落ちた場合にも、再応募できる企業は多いです。
求人票や募集要項などに「再応募不可」と明記されていなければ、再応募しても問題ないでしょう。
また、職種を変える必要も全くありません。
例えば、一度営業職を受けて落ちたからといって、「どうしてもその企業に入りたいから、仕方なく事務職に応募しよう」という選択をとる必要はありません。
その企業の営業職として働きたいならば、もう一度営業職として応募しましょう。
ただし、すぐ再応募するのはNG
ただし、すぐに再要望するのはNGです。
再応募ができるからといって、すぐに応募してしまっては「何の対策もしてきていない、ただ何も考えずに何度も採用試験を受けようとしているだけの人材」であると思われてしまう可能性が非常に高いのです。
そこで、詳しくは後ほど説明しますが、下記の3つの対策を行うことが重要です。
まず、再要望したい理由を明確化しましょう。
なぜその企業にどうしても入りたいのか、客観的に納得できる理由を説明することが重要です。
続いて、再応募したい企業への問い合わせを行う必要があります。
「再応募したい」という旨を伝えた上で、許可を得て応募することが重要です。
そして、落ちた理由の分析についても行う必要があります。
客観的に考えてみて、あなたの何が問題になったのか、なぜ採用に至らなかったのかについて詳しく分析することが非常に重要です。
いずれについても、詳しくは後ほど解説していきます。
【落ちた企業に再応募したい】再応募をする前に確認すべきこと
一部の企業では再応募が可能な場合があります。
例えば、選考を進めて行った結果、採用人数に至らなかったことも考えられます。
どうしても志望企業を諦められないという場合は、企業のホームページを確認したり電話やメールで問い合わせしても良いかもしれません。
また、再応募をする企業には特徴があり、それは社風や理念に現れている場合が多いです。
再応募をする条件が設定されている場合もありますのでよく確認をしましょう。
再応募に条件がある場合がある
再応募を受け付ける企業でも、再応募の条件が明示されている場合があります。
例えば応募から一定の期間を経ているかや同年度での応募は不可、他の職種や部署であれば再応募可能などです。
これは、短期間では応募者のスキルが変わらないという企業の考えがあります。
同年度での応募が不可の場合は、就職浪人や就職留年などの手段を取ることになります。
他には、他の企業に一度就職してスキルをつけた上で転職という方法もあります。
落ちてしまった原因の分析が重要
なぜ選考に落ちてしまったのか原因の分析が重要です。
原因が把握できていないと再応募しても同じ結果になりかねません。
例えば、企業の求める人物像ではなかったとも考えられ、その場合は再応募しても採用される可能性は低いです。
再応募する場合は前回落選した理由を聞かれることも想定できますので、具体的な理由とそれを補う熱意をアピールすることが大切です。
その際、前回の選考からの成長を示せると高評価を得られます。
本当に再応募すべきか見つめなおそう
第1志望に落ちてしまった人は、その企業でなければいけないという考えに陥ってしまい「その志望に就職できないことは就活失敗」と思い込んでしまいがちです。
なぜその企業に惹かれるのかや、なぜその企業以外は考えられないのかをもう一度よく整理してみましょう。
その際には、就活の軸に照らし合わせながら、単に知名度や福利厚生に惹かれていないかに注意します。
そうすれば、違った視点で志望企業を見つめ直すことができます。
【落ちた企業に再応募したい】再応募したい時にまずやること
落ちた企業であっても、どうしてもその企業に入りたい、再挑戦したいという就活生は少なくありません。
最初の応募時よりも可能性は少ないかもしれませんが、どうしてもその企業に入りたいと思っているならば、応募するのも良いでしょう。
落ちた企業に再応募する時にまずやるべきことを3つ解説していきます。
1.なぜ再応募したいのかを明確にする
あなたがなぜその企業にどうしても入りたいのか、再応募したいと思ったのかについて理由を明確にしていく必要があります。
再応募したい理由が明確でないと、たとえ再応募が可能だったとしても、同じ結末をたどるだけです。
まずは、なぜそこまでの熱意を持って再応募に臨むのか、自分自身に言い聞かせる意味でも、必ず明確にしていかなければなりません。
また、再応募をした場合は必ずと言っていいほど「なぜもう一度受けるのか」について聞かれる可能性が高いので、なぜ再応募したいのか、誰が聞いても納得できる説明をすることが重要と言えます。
2.再応募したい企業に問い合わせをする
再応募したい企業に、再応募が可能か問い合わせをすることも非常に重要です。
募集の条件欄などに「再応募」という文字が無い限り、再応募ができる可能性はあります。
ただし、メールなどでで問い合わせてみることが大切です。
何も確認もせずに再応募してくる人材は、何も考えていない、もしくはそもそも落とされたことすら覚えていない、適当に企業を受けている人材であるとみなされてしまう可能性があるからです。
よって、なぜ再応募したいのかを明確にしつつ問い合わせを行うことで、熱意を伝えられることでしょう。
3.自分がなぜ落ちたのかを分析する
再応募する際には、自分がなぜ落ちたのかについてもしっかりと分析を行う必要があります。
再応募の可否に関わらず、必ず行うようにしましょう。
なぜならば、その企業を受けられないとしても、どこかしらの企業を受ける必要はあるからです。
自分の落ちた理由を分析することで、次の就活に活かせる可能性が高いでしょう。
反対に、この自分が落ちた理由について改善できていない場合、また落とされてしまう可能性もあります。
よって、自分がなぜ落ちたのかしっかりと分析し、言語化することで改善を目指していきましょう。
【落ちた企業に再応募したい】再応募する時のポイント
続いては再応募する際のポイントについて紹介していきます。
下記の3つ押さえた上で再応募をすれば、一度落ちてしまった企業相手にも強い印象を与えられる可能性は高いです。
1.再応募をアピールポイントにする
2.再応募できた=採用ではない
3.熱意を丁寧に伝える
1.再応募をアピールポイントにする
再応募をしていることをアピールポイントにしてしまうのも選択肢の一つでしょう。
一度落ちたが再応募するほどに志望度が高いというアピールは、企業の採用担当者に強く響くはずです。
しかし、最初に応募してきた時と何が変わったのか全く伝わらない文章を提出してしまうと、企業の人事も変化が分からず、再び落とされるだけです。
よって高い志望度をアピールしつつ、前回の応募の際とは何が変わったのか、しっかりとアピールしていくことが重要であると言えるでしょう。
「なぜ落とされたのか、しっかりと分析した」などと正直に述べることも選択肢の一つです。
「自分の悪いところを把握した上で、それを改善し、どうしても貴社に入社したいと思い、再度応募させていただきました」と述べることができれば、良い印象を与えられるはずです。
2.再応募できた=採用ではない
当然ながら、再び応募できたからといって、採用されるとは限らないということも忘れないようにしましょう。
確かに再応募することで、「どうしてもうちに入りたいのだな」と熱意が伝わり、企業の採用担当者も今までとは違った目であなたのESを読んでくれるようになるかもしれません。
しかし、再応募するだけで合格できるならば、どの就活生も落とされた企業を再び受けることでしょう。
「前回落ちた理由になった点を克服できているか」という目線で選考が進むためむしろハードルが高くなっている場合もあります。
よって、前回落ちた理由を必ず分析して、再応募に活かすようにしましょう。
3.熱意を丁寧に伝える
熱意を丁寧に伝えることも、再応募する際に非常に重要なポイントです。
再応募だからといって、勢いに任せて入社への熱意を話しても、通るわけがありません。
ここまで何度も解説してきている通り、丁寧に志望動機を再構築し、なぜ再応募に至ったのかを説明することが大切です。
確かに、就活において熱意というものは非常に重要です。
熱意がなければ、就職した後も活躍してくれませんし、すぐに退社してしまうと企業の採用担当者が思う可能性もあります。
しかし、「やる気やモチベーション、熱意があるだけでスキルが無い」「企業についてもよくわかっていない」「活躍できそうにない」と思われてしまっては、何度受けても合格はできません。
よって、熱意もアピールしつつ、丁寧に「企業のどのような点に魅力を感じているのか」についても分かりやすく説明していくことが重要であると言えるのです。
【落ちた企業に再応募したい】落ちた理由を分析しよう
さて、ESは企業の選考に必要であり、またESの通過率は50%前後であることをお伝えしてきましたが、ESが通らないことにはしっかりと理由があります。
ここからはESが通らない理由を3つに絞ってお伝えしていきます!
自分が通らなかったESがどこかに当てはまっていないかチェックしながら読んでみてください!
- 企業・業界研究が足りていないから
- 企業が求める学生像とあっていないから
- 文章構成がうまくいっていないから
- 印象が悪かったから
- 質問の意図を押さえられていなかったから
- 熱意が伝わらなかった
企業・業界研究が足りていないから
選考に落ちてしまう理由として「企業・業界研究が足りていない」が挙げられます。
どの業界、どの企業にもあてはまる志望動機を使ってしまっている方も、実は多いのではないでしょうか?
企業は学生の志望度を見ているということを上述しましたが、「自社でなくてもいいのでは?」「死者出ないといけない理由が薄いな」と判断されてしまうと、お見送りになってしまう可能性が高いです。
選考に通過するには、本当にその企業に入社したい、という意思が伝わってくる志望動機や熱意をアピールする必要があるのです。
選考前に事前によく調べ上げ、その企業のビジョンや採用したい学生像を把握していることが伝わらなければ、倍率が高くなってくる本選考では通らなくなっていきます!
企業が求める学生像とあっていないから
選考に落ちてしまう理由として、「企業が求める学生像とあっていない」という原因も挙げられます。
各企業ごとに「採用したい学生像」というものが定まっています。
どれほどアピールが素晴らしく、優秀そうな学生であろうと、その企業が採用したいと思っている学生像に合っていなければ通過することは難しくなっていきます。
例えば、協調性のある学生を採用したいと思っている企業に、上昇志向の強い自立できる学生がエントリーしてきても、「うちには合わない」と判断されてしまいますよね。
ここまでも何度か触れていますが、企業はあなたのアピールから、あなたが入社後どのように活躍してくれるかを想像します。
そのときに「自社で活躍できそう」と思ってもらえなければ、選考を通過できないのです。
ESの文章構成がうまくいっていないから
選考で落ちてしまう理由として「ESの文章構成がうまくいっていない」も含まれます。
ESは大前提、伝えたいことが漏れなく伝わらなければいけません。
どれだけ良い経験をしていて、どれだけ志望度が高くとも、それが伝わらなければ正しく評価されず、ESを通過できないということになってしまいます!
伝わりやすいESを制作するためには、いくつかポイントがありますが、通過できなかったESを見ると、結論ファーストになっていない、質問に対する回答がずれている、内容が薄い、添削をしてもらっていない、といった状態であることが多いです!
印象が悪かった
面接の際、身だしなみやビジネスマナー、話し方や聞く姿勢が悪いと評価されると選考に落ちる要因になります。
身だしなみは、華美になり過ぎず清潔感を保つ必要があります。
そして、入退室の方法や着席のタイミングなど基本的なことを遵守します。
また、自信がある態度と自信過剰な態度とは異なり、面接担当者の印象を悪くします。
そしてESに限らず企業に提出する書類は、説明会でのアンケートなどでも丁寧な文字を心がけましょう。
質問の意図を押さえられていなかった
就活では志望動機や自己PR、ガクチカのような頻出質問に加えて、企業独自の想定外な質問などにも直面することがあります。
その際、企業が質問する意図を理解した回答が重要です。
質問の意図を汲み取れず質問と回答に齟齬があると、理解力が低くコミュニケーション力が欠けている、企業が求める最低限の要素が欠けていると評価を下げてしまいます。
自己分析と企業研究に取り組み、想定外の質問への対策を準備しましょう。
熱意が伝わらなかった
特に最終面接で落ちた人に多い理由です。
二次面接を通過したらもう内定もらえるものと思い込み、緊張感を失ってしまうことがあります。
最終面接の面接官は、社長や役員が担当する重要な面接です。
そのような多忙な方がわざわざ就活生に合い最終判断をする面接が、顔合わせである訳がありません。
最後まで気を緩めずに企業研究をもう一度行い、逆質問をするなど志望度の高さと熱意のアピールが求められます。
【落ちた企業に再応募したい】これからどうしたらいい?就活を成功させるコツ5選!
最後に、これからどうすれば就活を成功させることができるか、1万人以上の就活生とお話ししてきた筆者がおすすめする方法を5選ピックアップしてご紹介します!
へこみすぎない
まずはメンタル面です!
「へこみすぎない」ことは、就活において大切です。
なぜなら、どれだけいい企業から内定をもらっている人であろうと、選考に通らない数のほうが圧倒的に多いからです!
選考に落ちてしまっていちいちへこんでいては、メンタルが持ちません。
また、選考に落ちたからといって、自分の就活軸をブレさせてしまうこともNGです!
自分の探している条件に合う企業は見つからないんじゃないか、などとマイナス思考になってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですが、就活軸のところがぶれてしまっては、どの企業を受けようと、志望動機が薄くなってしまったり、働くことへの意欲が伝わらなくなったりしてしまいます!
へこみすぎず、メンタルを保つことが就活における一つのコツとなってきます。
また、同じ業界の中にも、様々な職種や業務があるため、自分が興味を持っているのはその中のどれなのか、他の業種を比べてどこが違うのか、という点まで細分化してみましょう!
もう一度業界研究をし直す
2つ目は「もう一度業界研究をし直す」ことです!
選考に通過できない原因として「業界・企業研究が足りていない」という点を先ほど記述しました。
その業界でないといけない理由やその企業でないといけない理由を答えられないと選考を通過することはできません。
また、業界研究を進めることで自分の知らなかった側面が見えてきたり、自分がその業界で活かせそうな強みが見えて来たりします。
これまでよりも、さらに深ぼって調べてみることが選考を通過する上で重要となります。
自分の就活軸を見直す
3つ目のコツとしてご紹介するのが「自分の就活軸を見直す」ことです!
就活軸とは、就活において譲らないこと、大切にしたいこと、業界や企業選びの基準となる軸のことを指します。
自己分析や、適職診断、就活相談などを活用して定めていくものになりますが、自分が受けている業界や企業が、自分が将来やりたいこと、自分に向いていること、自分が生きていくうえで大切にしたいことに合っているかを確認することは、とても大切なことです!
就活軸に合った業界や企業でなければ、就職してからも自分に合わずミスマッチに繋がりますし、企業側からも、この子にはこの企業は合っていないのではないか、と思われる可能性が高くなってしまいます!
書いたESを添削してもらう
4つ目のコツは「書いたESを添削してもらう」ことです!
年々上がっている就活生のレベル。
各企業の人事も、レベルの高いESに目が慣れてきています。
そんな中で勝ち抜いていくためには、ESのブラッシュアップは不可欠。
自分で書いたESを誰かに添削してもらうことが必須級となっています!
添削してくれる人を探すのには、学校のキャリアセンター、就活エージェント、OB・OG訪問がおすすめです!
学校のキャリアセンターであれば、学校での経験に関する内容はとても上手な文章に添削してくれますし、就活エージェントであれば、各企業ごとに通りやすいESの形を教えてくれます。
OB・OG訪問とは、自分の大学からその企業に進んだ先輩に会いに行くことです。
実際にESを通ってきている先輩、ということになりますので、どんなことを書いて通ったのか、という実例を聴くことができます。
ESは、様々な視点で、形式・文法・内容のすべての観点から見直していくことが大切です!
面接練習を行う
面接練習を積み重ねて自分の弱点を克服する取り組みをしましょう。
練習を通じて話し方や聞く姿勢の改善、質問の意図にあった回答、面接の場面に慣れることができます。
まず、声の大きさやテンポ、適切な相槌を打ち話を聞くことが大切です。
また、想定質問を繰り返し行い得たフィードバックは質問の意図を正確に捉える能力を養います。
就活生の多くにとって、社会人と面接する経験はほとんどないことなので慣れる必要があります。
POINT:就活を成功させるコツ3選!
①メンタルを強く保つべし!
②業界研究をし直すべし!
③就活の軸を見直すべし!
④書いたEESを添削してもらうべし!
⑤面接練習を行うべし!
【落ちた企業に再応募したい】まとめ
本記事では、ESで落ちてしまった企業に再応募することは可能なのかについて解説しました。
結論をまとめると、一度落ちた企業に再応募することは推奨しませんが、第一志望の企業のESは通らなかったからといって落ち込まず、次の選考のための一手を考えていくことが大切です。
自分のESを再度丁寧に見直してみて、落ちてしまった理由を分析し、それに合った対処法を考えていただければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!